JPH07290946A - 自動車用ウインドモール - Google Patents

自動車用ウインドモール

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JPH07290946A
JPH07290946A JP9080494A JP9080494A JPH07290946A JP H07290946 A JPH07290946 A JP H07290946A JP 9080494 A JP9080494 A JP 9080494A JP 9080494 A JP9080494 A JP 9080494A JP H07290946 A JPH07290946 A JP H07290946A
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JP
Japan
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automobile
head
molding
piece
windshield
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JP9080494A
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English (en)
Inventor
Isao Ito
勇夫 伊藤
Shinichi Goto
新一 後藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右側領域と上側領域との間のコーナに装填
されても、中心線よりも内側の頭部の表面に皺が発生す
ることがない。 【構成】 左右側領域10から上側領域20の間の高さ
が徐変する両方のコーナ領域30を、その頭部15を内
側として彎曲させ、頭部15の上面は通常の肉厚に対
し、補強部33で肉厚部分を形成しているから、その肉
厚が厚くなり、彎曲による圧縮力を加えても、その表面
が圧縮されない圧縮力に抗するだけの弾性力を持ちなが
らも彎曲を行なう。頭部15の表面に皺を発生させるこ
とがなく、勿論、外側のシール側片16にも皺を発生さ
せることがなくなり、結果として、自動車用ウインドモ
ールの意匠性を維持できる。また、自動車用ウインドモ
ールの装着には細心の注意を払う必要性がなくなり、そ
の取付け作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚み変化を有する自動
車用ウインドモールに関するものであり、特に、左右側
領域と上側領域を異にする断面形状とした厚み変化を有
する自動車用ウインドモールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の厚み変化を有する自動車
用ウインドモールとして図5乃至図7に示すものがあ
る。図5は厚み変化を有する自動車用ウインドモールの
使用状態を示す正面図、図6は従来例の厚み変化を有す
る自動車用ウインドモールの製造方法により製造された
厚み変化を有する自動車用ウインドモールの左右側領域
を示す断面図、図7は従来例の厚み変化を有する自動車
用ウインドモールの製造方法により製造された厚み変化
を有する自動車用ウインドモールの上側領域を示す断面
図である。
【0003】この厚み変化を有する自動車用ウインドモ
ール100は、図5に示すように、自動車のフロントガ
ラス1の左右両側縁と窓枠2との隙間に装着される左右
側領域10及び上側縁と窓枠2との隙間に装着される上
側領域20からなる長尺状に成形されている。
【0004】左右側領域10は、図6に示すように、フ
ロントガラス1の左右両側縁と窓枠2との隙間に挿入さ
れる脚部11を有している。脚部11には、フロントガ
ラス1の周縁部裏面を支持する支持片12と、窓枠2の
内面に弾接する保持片13とが突設されるとともに、支
持片12と対向してフロントガラス1の表面に接合する
接合片14が形成されている。脚部11は接着剤5を介
して車体の左右両側に設けた窓枠2に固着される。更
に、脚部11の接合片14と対向離間する位置には頭部
15が一体形成され、頭部15の窓枠2側には窓枠2の
外面に弾接するシール側片16が突出形成されている。
接合片14の先端と頭部15の先端との間には、内方に
屈曲する断面略く字状の折曲片17が連続して一体形成
されている。脚部11の上部、頭部15、折曲片17及
び接合片14に囲まれる空間により、所定の断面形状の
密閉された中空部18が構成されている。
【0005】一方、上側領域20は、合成樹脂を左右側
領域10と同一断面形状に押出した後、左右側領域10
の頭部15を加圧ローラ等で厚さ方向に圧潰して変形頭
部21とし、折曲片17を内方に屈曲重合させて変形折
曲片22とすることにより図7に示す断面形状に形成さ
れる。脚部11の上部、変形頭部21、変形折曲片22
及び接合片14に囲まれる空間により、左右側領域の中
空部18よりも小断面積で異なる断面形状の密閉された
変形中空部23が形成されている。なお、上側領域20
のその他の構成は左右側領域10と同一である。また、
図6及び図7において、6は補強及び伸縮防止用にイン
サートされた金属ワイヤ、7は接着剤5を封止するダム
である。
【0006】次に、上記のように構成された従来の厚み
変化を有する自動車用ウインドモール100の製造方法
を説明する。
【0007】厚み変化を有する自動車用ウインドモール
100を成形するには、例えば、ポリ塩化ビニル等の合
成樹脂材料を押出成形機から左右側領域10と同一の断
面形状に押出す。そして、押出した合成樹脂の上側領域
20に対応する部分の頭部15を加圧ローラにより厚さ
方向に圧潰して、折曲片17を屈曲部にて内方に屈曲さ
せ、接合片14上に変形折曲片22及び変形頭部21を
重合する。その後、押出した合成樹脂を冷却固化して、
所定長さに切断し、厚み変化を有する自動車用ウインド
モール100が完成する。かかる厚み変化を有する自動
車用ウインドモール100を自動車のフロントガラス1
の周縁に装着することにより、左右側領域10の頭部1
5がフロントガラス1から高く突出して、レインガータ
として機能させ、その折曲片17の外面がワイパ3に払
拭された雨水の窓枠2側への流出を防止して、フロント
ガラス1の左右両側縁に沿って下方へと排水案内すると
ともに、上側領域20の変形頭部21がフロントガラス
1から低く突出して、走行時の空力特性を向上する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の厚
み変化を有する自動車用ウインドモール100は、左右
側領域10を押出した後、その頭部15を押圧して上側
領域20を形成し、左右側領域10から上側領域20の
間にその高さが徐変する両方のコーナ領域30は、図8
のコーナ領域30での皺Aの状態を示す要部正面図に示
すように、その内周が自動車用ウインドモール100の
長さ方向の中心線よりも内側の頭部15で圧縮され、ま
た、中心線よりも外側のシール側片16で膨脹が行なわ
れる。
【0009】その結果として、自動車用ウインドモール
100の長さ方向の中心線よりも内側に皺Aが発生する
確率が高くなる。したがって、その意匠性を維持するた
めに、自動車用ウインドモール100の装着には細心の
注意を払う必要性があり、その取付け作業性が良くなか
った。
【0010】そこで、本発明は、左右側領域と上側領域
との間のコーナに装填されても、中心線よりも内側の頭
部の表面に皺が発生することのない自動車用ウインドモ
ールの提供を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる自動車
用ウインドモールは、表面に露出する頭部とフロントガ
ラスの表面に接合する接合片との間に位置し、成形直後
に外部からの押圧力により折曲自在な折曲片を有し、前
記頭部と接合片と折曲片で形成された中空部を具備する
自動車用ウインドモールにおいて、前記自動車用ウイン
ドモールが装着された状態で彎曲個所に位置する中空部
には、材料を注入し、当該彎曲個所に該当する位置の前
記頭部の柔軟性を硬化させたものである。
【0012】請求項2にかかる自動車用ウインドモール
は、表面に露出する頭部とフロントガラスの表面に接合
する接合片とを具備する自動車用ウインドモールにおい
て、前記自動車用ウインドモールが装着された状態で彎
曲個所に位置する前記頭部と接合片との間に、前記頭部
の柔軟性を硬化させる材料を一体化したものである。
【0013】
【作用】請求項1においては、自動車用ウインドモール
が装着された状態で彎曲個所に位置する中空部には、材
料を注入し、当該彎曲個所に該当する位置の表面に露出
する頭部の柔軟性を硬化させ、自動車用ウインドモール
の長さ方向の中心線よりも内側の頭部で圧縮力が作用し
ても、その圧縮力で変化しない剛性を持たせ、曲げに対
する自動車用ウインドモールの長さ方向の中心線を頭部
側に偏らせる。
【0014】請求項2においては、自動車用ウインドモ
ールが装着された状態で彎曲個所に位置する頭部と接合
片との間に、前記頭部の柔軟性を硬化させる材料を一体
化し、自動車用ウインドモールの長さ方向の中心線より
も内側の頭部で圧縮力が作用しても、その圧縮力で変化
しない剛性を持たせ、曲げに対する自動車用ウインドモ
ールの長さ方向の中心線を頭部側に偏らせる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0016】図1は本発明の第一実施例の自動車用ウイ
ンドモールのコーナ領域の断面図、図2は図1の実施例
の自動車用ウインドモールの製造方法を示す説明図であ
る。なお、図中、従来例と同一符号及び同一記号は、従
来例の構成部分と同一または相当部分を示すものである
から、ここでは、重複する説明を省略する。
【0017】本実施例によって製造した自動車用ウイン
ドモール100の概略構成は、従来例の自動車用ウイン
ドモール100と同様、左右側領域10及び上側領域2
0、コーナ領域30からなる(図5参照)。
【0018】左右側領域10(図6参照)は従来例と同
一の構成を有し、脚部11の上部で、表面に露出して意
匠部となる頭部15、成形直後に外部からの押圧力によ
り折曲自在な折曲片17及びフロントガラス1の表面に
接合する接合片14の肉厚も、図6に示すように、従来
例の左右側領域10と同様、必要な剛性を有してフロン
トガラス1への装着時にその形状を維持するように、所
定の肉厚に押出成形されている。頭部15、折曲片17
及び接合片14によって形成される溝はレインガータと
して機能する。
【0019】また、上側領域20は、基本的には従来例
の左右側領域10と同様の構成を有するが、押出成形し
た左右側領域10の折曲片17を押圧し、圧潰後の上側
領域20は、図7に示すように、頭部15を下方に屈曲
させて接合片14上に接合し、内部に縮小された変形中
空部23を形成されている。
【0020】即ち、上側領域20は、合成樹脂を左右側
領域10と同一断面形状に押出した後、左右側領域10
の頭部15を加圧ローラ等で厚さ方向に圧潰して変形頭
部21とし、折曲片17を内方に屈曲重合させて変形折
曲片22とする。脚部11の上部、変形頭部21、変形
折曲片22及び接合片14に囲まれる空間により、左右
側領域の中空部18よりも小断面積で異なる断面形状の
密閉された変形中空部23が形成されている。なお、上
側領域20のその他の構成は左右側領域10と同一であ
る。
【0021】次に、本実施例の自動車用ウインドモール
100を製造する場合について説明する。
【0022】図2に示すように、コーナ領域30は図5
に示す左右側領域10及び上側領域20、コーナ領域3
0を全長とする自動車用ウインドモール100を形成し
ておき、その装着状態の下端の開口部10R,10Lを
上部とし、適量の樹脂を得ることができる押出成形機或
いは射出成形機からなる注入手段50のノズル51R,
51Lによって熱可塑性エラストマーをコーナ領域30
附近に所定量注入し、その後、頭部15及び頭部21を
下方に載置して硬化させ、図1の断面形状の自動車用ウ
インドモール100を得る。なお、このノズル51R,
51Lによって注入した熱可塑性エラストマーは、コー
ナ領域30附近から開口部10R,10Lの方向に若干
流動するが、その移動量は僅かであり、開口部10R,
10L附近或いは開口部10R,10Lから流出するも
のではない。このとき、頭部15,21を下方に載置し
て補強部33を硬化させているから、脚部11の上部に
左右側領域10の中空部18よりも断面積が狭い中空部
34が形成される。しかし、この中空部34は、何等、
本実施例に悪影響を及すものでない。
【0023】図1に示す自動車用ウインドモール100
のコーナ領域30は、合成樹脂を左右側領域10と同一
断面形状に押出した後、図6に示す左右側領域10の頭
部15を加圧ローラ等で厚さ方向に圧潰して徐変頭部3
1とし、また、折曲片17を内方に屈曲重合させて変形
折曲片32となっている。そこで、前述の熱可塑性エラ
ストマーがコーナ領域30附近に所定量注入され、しか
も、頭部15を下方に載置して硬化させられているか
ら、頭部15側に接着した補強部33を形成したもので
ある。
【0024】なお、頭部15,21,31の上面及びシ
ール側片16の上面は全体として意匠面を形成する。
【0025】このように成形された自動車用ウインドモ
ール100は、自動車製造ラインに搬入されて、車体の
窓枠2とフロントガラス1との隙間に装着される。この
場合、左右側領域10及び上側領域20の脚部11はフ
ロントガラス1(図5参照)の左右側縁及び上側縁と窓
枠2(図5参照)との隙間に連続して挿着され、接着剤
により窓枠に固着される。そして、図3及び図4に示す
が如く、左右側領域10の頭部31が、フロントガラス
1の表面から高く突出した状態で、フロントガラス1の
左右側縁と窓枠2との隙間を覆うとともに、上側領域2
0の頭部31が、フロントガラス1の表面から低く突出
した状態で、フロントガラス1の上側縁と窓枠2との隙
間を閉塞する。
【0026】この実施例の自動車用ウインドモール10
0は、従来例で説明した図5に示すように、左右側領域
10、上側領域20、左右側領域10から上側領域20
の間の高さが徐変する両方のコーナ領域30を、その頭
部31を内側として彎曲させる。このとき、頭部31の
上面は通常の肉厚に対し、更に、補強部33の肉厚部分
を形成しているから、その肉厚が厚くなり、彎曲による
圧縮力を加えても、その表面が圧縮されず、圧縮力に抗
するだけの弾性力を持ちながらも彎曲を行なう。即ち、
頭部31の弾性力が増加し、結果的に、自動車用ウイン
ドモール100の長さ方向の中心線よりも内側に中心が
移動し、中心線及び中心線よりも外側のシール側片16
で大きな膨脹が行なわれることになる。したがって、頭
部31の表面に皺Aを発生させることがなく、勿論、外
側のシール側片16にも皺Aを発生させることがなくな
り、その結果として、自動車用ウインドモール100の
意匠性を維持できる。また、自動車用ウインドモール1
00の装着には細心の注意を払う必要性がなくなり、そ
れだけ取付け作業性が向上する。
【0027】なお、本実施例では補強部33を形成する
熱可塑性エラストマーを押出成形機或いは射出成形機で
注入する実施例で説明したが、本発明を実施する場合に
は、左右側領域10の中空部18と上側領域20の変形
中空部23との境界付近に注入すればよいことであるか
ら、その注入を行なう装置を特定するものではない。ま
た、本実施例では補強部33を形成する熱可塑性エラス
トマーを、自動車用ウインドモール100の装着状態に
おける下端の開口部10R,10Lから注入するもので
あるが、本発明を実施する場合には、変形折曲片32に
ノズル51R,51Lを挿入し、変形折曲片32を貫通
して熱可塑性エラストマーを注入してもよい。更に、本
実施例の補強部33は熱可塑性エラストマーを使用する
場合について説明したが、本発明を実施する場合には、
所定の接着性、弾性等を有するものであればよく、結果
的に、頭部31の弾性を高めればよいから、エラストマ
ー、発泡性樹脂、或いは合成ゴムの使用が可能である。
【0028】勿論、本発明を実施する場合の補強部33
は、左右側領域10の中空部18と上側領域20の変形
中空部23との境界付近を充満させる形体とし、更に、
徐変させてもよい。この種の実施例では、補強部33の
強度を最大に設定できる。
【0029】図3は本発明の第二実施例の自動車用ウイ
ンドモール100の左右側領域(a)及び上側領域
(b)の断面図、また、図4は本発明の第二実施例の自
動車用ウインドモール100のコーナ領域30の断面図
である。なお、図中、従来例及び第一実施例と同一符号
及び同一記号は、従来例及び第一実施例の構成部分と同
一または相当部分を示すものであるから、ここでは、重
複する説明を省略する。
【0030】本実施例の自動車用ウインドモール100
の左右側領域10及び上側領域20の形状は、従来例の
自動車用ウインドモール100と同様、左右側領域10
及び上側領域20、コーナ領域30からなる(図5参
照)。
【0031】図3(a)に示す左右側領域10は、図6
の従来例の構成から折曲片17を切削除去した断面形状
を有し、脚部11の上部で、表面に露出して意匠部とな
る頭部45、図示しないフロントガラス1の表面に接合
する接合片44の肉厚も、必要な剛性を有し、図示しな
いフロントガラスへの装着時にその形状を維持するよう
に、所定の肉厚に押出成形されている。頭部45と接合
片44との間は、横転した略V字状の溝47となってお
り、この溝47はレインガータとして機能する。また、
頭部45の反対側には図示しない窓枠の外面に弾接する
シール側片46が突出形成されている。
【0032】上側領域20は、基本的には従来例の左右
側領域10と同様の構成を有するが、押出成形した左右
側領域10の頭部45を押圧し、押圧後の上側領域20
は図3に示すように、頭部45を下方に屈曲させて接合
片44上に接合し、内部に縮小中空部48を形成してい
る。
【0033】また、コーナ領域30は図3に示す左右側
領域10及び上側領域20、コーナ領域30を全長とす
る自動車用ウインドモール100を形成しておき、その
コーナ領域30附近に合成樹脂テープ等からなる補強部
40を設けたものである。即ち、補強部40を頭部45
が徐変されているコーナ領域30に対応して横転した略
V字状の溝47となっている頭部45の裏面に接着した
ものである。
【0034】本実施例の自動車用ウインドモール100
は、表面に露出する頭部15,21,31とフロントガ
ラス1の表面に接合する接合片14との間に位置し、成
形直後に外部からの押圧力により折曲される折曲片17
を有し、前記頭部15,21,31と接合片14と折曲
片17で形成された中空部18,23を具備し、自動車
用ウインドモール100が装着された状態で彎曲個所に
位置する前記中空部18,23には、柔軟性に富む材料
を注入し、当該彎曲個所に該当する位置の前記頭部の柔
軟性を硬化させた補強部33としたもので、これを請求
項1の実施例とすることができる。
【0035】なお、本実施例においては、補強部40を
合成樹脂テープとしたものであるが、本発明を実施する
場合には、所定長の自動車用ウインドモール100のコ
ーナ領域30附近に射出成形によって所定の肉厚形状の
補強部40を形成してもよい。これら頭部45の上面及
びシール側片46の上面は全体として意匠面を形成す
る。
【0036】本実施例の自動車用ウインドモール100
は、表面に露出する頭部45とフロントガラス1の表面
に接合する接合片46具備し、前記自動車用ウインドモ
ール100が装着された状態で彎曲個所に位置する前記
頭部45と接合片44との間に、前記頭部45の柔軟性
を硬化させる材料を一体化して補強部40としたもの
で、これを請求項2の実施例とすることができる。
【0037】このように成形された自動車用ウインドモ
ール100は、自動車製造ラインに搬入されて、車体の
窓枠2とフロントガラス1との隙間に装着される。この
場合、左右側領域10及び上側領域20の脚部11はフ
ロントガラス1(図5参照)の左右側縁及び上側縁と窓
枠2(図5参照)との隙間に連続して挿着され、接着剤
により窓枠2に固着される。そして、図3及び図4に示
すように、左右側領域10の頭部45が、フロントガラ
ス1の表面から高く突出した状態で、フロントガラス1
の左右側縁と窓枠2との隙間を覆うとともに、上側領域
20の頭部45が、フロントガラス1の表面から低く突
出した状態で、フロントガラス1の上側縁と窓枠2との
隙間を閉塞する。
【0038】この実施例の自動車用ウインドモール10
0は、従来例で説明した図5に示すように、左右側領域
10、上側領域20、左右側領域10から上側領域20
の間の高さが徐変する両方のコーナ領域30を、その頭
部45を内側として彎曲させる。このとき、頭部45の
上面は通常の肉厚に対し、更に、補強部40で肉厚部分
を形成しているから、その肉厚が厚くなり、彎曲による
圧縮力を加えても、その表面が圧縮されない圧縮力に抗
するだけの弾性力を持ちながらも彎曲を行なう。即ち、
頭部45の弾性力が増加し、結果的に、自動車用ウイン
ドモール100の長さ方向の中心線よりも内側に中心が
移動し、中心線及び中心線よりも外側のシール側片46
で大きな膨脹が行なわれることになる。したがって、頭
部45の表面に皺Aを発生させることがなく、勿論、外
側のシール側片46にも皺Aを発生させることがなくな
り、その結果として、自動車用ウインドモール100の
意匠性を維持できる。また、自動車用ウインドモール1
00の装着には細心の注意を払う必要性がなくなり、そ
の取付け作業性が向上する。
【0039】なお、本実施例では補強部40を形成する
合成樹脂テープを接着する実施例で説明したが、本発明
を実施する場合には、溝47を形成する頭部45の裏面
の弾性力を増加させればよいことであるから、その補強
部40の形状及び材料を特定するものではない。更に、
本実施例の補強部40は合成樹脂テープを使用する場合
について説明したが、本発明を実施する場合には、所定
の接着性、弾性等を有するものであればよく、結果的
に、頭部45の弾性を高めればよいから、エラストマ
ー、発泡性樹脂、或いは合成ゴムの使用が可能である。
【0040】勿論、本発明を実施する場合の補強部40
は、左右側領域10の溝47と上側領域20の溝48と
の境界付近を頭部45の端部と接合片44の端部を結ぶ
直線の範囲以内に充満させる形体とし、更に、それを徐
変させてもよい。この種の実施例では、補強部40の強
度を大きく設定できる。
【0041】ところで、上記実施例では、長さ方向の位
置に応じて高さを変更する自動車用ウインドモール10
0に使用するものであり、保持片13及びシール側片1
6,46が脚部11及び頭部15,21,31,45と
同一の材料により成形されているが、これらを硬度を変
えた軟質の合成樹脂材料により共押出成形することも可
能である。
【0042】また、上記実施例では、自動車用ウインド
モールの折曲片17,32の肉厚を上側領域20でゼロ
としたものであるが、本発明を実施する場合には、その
厚みを変化させればよいのであって、必ずしも、上側領
域20でその肉厚をゼロとする必要はない。例えば、上
側領域20で折曲片17,32の肉厚をゼロとしたもの
では、その高さを低くすることができるが、また、左右
側領域10の折曲片17の内部の中空部18を樋として
使用できる。一方、上側領域20で折曲片17の肉厚を
薄くして存在させたものでは、接合面積を大きくするこ
とができ、そして、中空部18に埃が入り込むことがな
いから、雨水によってそれらの汚れが流れでることがな
い。
【0043】そして、上記実施例の表面に露出する頭部
15,31,45とフロントガラス1の表面に接合する
接合片14,44との接合は直接融合しているが、この
際、接着剤を使用してもよい。
【0044】なお、本実施例では、折曲片17,32が
くの字状に折曲した事例で説明したが、本発明を実施す
る場合の折曲片は、表面に露出する頭部15,31,4
5とフロントガラス1の表面に接合する接合片14との
間に位置し、成形直後に外部からの押圧力により折曲自
在であればよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1の自動車用ウイ
ンドモールは、自動車用ウインドモールが装着された状
態で彎曲個所に位置する中空部には、材料を注入し、当
該彎曲個所に該当する位置の表面に露出する頭部の柔軟
性を硬化させ、自動車用ウインドモールの長さ方向の中
心線よりも内側の頭部で圧縮力が作用しても、その圧縮
力で変化しない剛性を持たせ、曲げに対する自動車用ウ
インドモールの長さ方向の中心線を頭部側に偏らせる。
【0046】したがって、頭部の上面は通常の肉厚に対
し補強部の肉厚部分が加算されるから、その肉厚が厚く
なり、彎曲による圧縮力を加えても、その表面が圧縮さ
れない圧縮力に抗するだけの弾性力を持ちながらも彎曲
を行なう。結果的に、自動車用ウインドモールの長さ方
向の中心線よりも内側に中心が移動し、中心線及び中心
線よりも外側のシール側片で大きな膨脹が行なわれるこ
とになる。したがって、頭部の表面に皺を発生させるこ
とがなく、勿論、外側のシール側片にも皺を発生させる
ことがなくなり、その結果として、自動車用ウインドモ
ールの意匠性を維持できる。また、自動車用ウインドモ
ールの装着には細心の注意を払う必要性がなくなり、そ
の取付け作業性が向上する。
【0047】請求項2の自動車用ウインドモールは、自
動車用ウインドモールが装着された状態で彎曲個所に位
置する頭部と接合片との間に、前記頭部の柔軟性を硬化
させる材料を一体化し、自動車用ウインドモールの長さ
方向の中心線よりも内側の頭部で圧縮力が作用しても、
その圧縮力で変化しない剛性を持たせ、曲げに対する自
動車用ウインドモールの長さ方向の中心線を頭部側に偏
らせる。
【0048】したがって、頭部の上面は通常の肉厚に対
し、補強部によって肉厚を付加して形成しているから、
その肉厚が厚くなり、彎曲による圧縮力を加えても、そ
の表面が圧縮されない圧縮力に抗するだけの弾性力を持
ちながらも彎曲を行なうことになる。結果的に、自動車
用ウインドモールの長さ方向の中心線よりも内側に中心
が移動し、中心線及び中心線よりも外側のシール側片で
大きな膨脹が行なわれることになる。したがって、頭部
の表面に皺を発生させることがなく、勿論、外側のシー
ル側片にも皺を発生させることがなくなり、その結果と
して、自動車用ウインドモールの意匠性を維持できる。
また、自動車用ウインドモールの装着には細心の注意を
払う必要性がなくなり、その取付け作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例の自動車用ウインド
モールのコーナ領域の断面図である。
【図2】図2は本発明の第一実施例の自動車用ウインド
モールの製造方法を示す説明図である。
【図3】図3は本発明の第二実施例の自動車用ウインド
モールの左右側領域(a)及び上側領域(b)の断面図
である。
【図4】図4は本発明の第二実施例の自動車用ウインド
モールのコーナ領域の断面図である。
【図5】図5は厚み変化を有する自動車用ウインドモー
ルの使用状態を示す正面図である。
【図6】図6は従来の自動車用ウインドモールの製造方
法により製造された自動車用ウインドモールの左右側領
域を示す断面図である。
【図7】図7は従来の自動車用ウインドモールの製造方
法により製造された自動車用ウインドモールの上側領域
を示す断面図である。
【図8】図8はコーナ領域での皺の状態を示す要部正面
図である。
【符号の説明】
10 左右側領域 15,21,31,45 頭部 17,22,32 折曲片 20 上側領域 30 コーナ領域 33,40 補強部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に露出する頭部とフロントガラスの
    表面に接合する接合片との間に位置し、成形直後に外部
    からの押圧力により折曲される折曲片を有し、前記頭部
    と接合片と折曲片で形成された中空部を具備する自動車
    用ウインドモールにおいて、 前記自動車用ウインドモールが装着された状態で彎曲個
    所に位置する前記中空部には、材料を注入し、当該彎曲
    個所に該当する位置の前記頭部の柔軟性を硬化させたこ
    とを特徴とする自動車用ウインドモール。
  2. 【請求項2】 表面に露出する頭部とフロントガラスの
    表面に接合する接合片とを具備する自動車用ウインドモ
    ールにおいて、 前記自動車用ウインドモールが装着された状態で彎曲個
    所に位置する前記頭部と接合片との間に、前記頭部の柔
    軟性を硬化させる材料を一体化したことを特徴とする自
    動車用ウインドモール。
JP9080494A 1994-04-28 1994-04-28 自動車用ウインドモール Pending JPH07290946A (ja)

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