JPH07291013A - カップホルダ - Google Patents

カップホルダ

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JPH07291013A
JPH07291013A JP9251294A JP9251294A JPH07291013A JP H07291013 A JPH07291013 A JP H07291013A JP 9251294 A JP9251294 A JP 9251294A JP 9251294 A JP9251294 A JP 9251294A JP H07291013 A JPH07291013 A JP H07291013A
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Akira Azumi
彰 安積
Kazuo Fujiwara
和夫 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑な矯正作業を要することなく、ホルダ本
体の引き出し動作時における傾きやがたつきを抑制す
る。 【構成】 収納ケース2内には開口部3より入出可能な
ホルダ本体5が収納されている。ホルダ本体5には、同
ホルダ本体5の引き出し方向に駆動する駆動ギア31が
設けられている。駆動ギア31の横方には、左右一対で
構成されるガイド40が前後2か所に設けられている。
収納ケース2には、同ケース2の前後方向に延びる突条
41が設けられており、同突条41にはラック34が一
体成形されている。突条41は、収納ケース2の左右両
側壁に対してほぼ中央の位置(ホルダ本体5のほぼ中央
に相当する位置)に設けられ、前記一対のガイド40間
に挟まれるようにして案内されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車の車室
内に設置されるカップホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカップホルダを図6に示す。カッ
プホルダ51において、合成樹脂製の収納ケース52は
四角箱状をなし、同収納ケース52にはホルダ本体53
が入出可能に収納されている。収納ケース52の両側壁
内面には、ホルダ本体53の移動方向に延びるラック5
4,55が設けられている。ホルダ本体53には、同ホ
ルダ本体53を引き出し方向に駆動するための駆動ギア
56が配設されており、この駆動ギア56は前記収納ケ
ース52の一方のラック54に噛み合っている。駆動ギ
ア56は渦巻ばね57を有しており、ホルダ本体53を
収納ケース52に押し込む際、この渦巻ばね57が巻か
れて弾性エネルギが蓄えられるようになっている。ま
た、ホルダ本体53には、同ホルダ本体53の移動の際
にその移動を制動するシリコンダンパ58が配設されて
おり、このシリコンダンパ58は前記収納ケース52の
他方のラック55に噛み合っている。
【0003】つまり、ホルダ本体53を収納ケース52
に押し込んだ状態では、渦巻ばね57に弾性エネルギが
蓄えられて保持され、ホルダ本体53を引き出す際、渦
巻ばね57の弾性エネルギの開放によりホルダ本体53
が収納ケース52から飛び出すようになっている。
【0004】また、ホルダ本体53の引き出し動作時に
おいて、駆動ギア56が収納ケース52の側壁のラック
54に沿って駆動すると、シリコンダンパ58のダンパ
作用によりホルダ本体53の引き出し動作が抑制される
ため、ホルダ本体53の左右両側の動きが異なる。その
結果、ホルダ本体53が所定方向(図6に矢印で示す方
向)に負荷を受けて傾いたり、がたついたりする。そこ
で、この傾きやがたつきを矯正するために、収納ケース
52のシリコンダンパ58側の開口部52a付近には突
起59が設けられており、同突起59はホルダ本体53
の側面に摺接している。なお、合成樹脂製の収納ケース
52は成形時における収縮にばらつきが生じるため、収
納ケース52の成形用金型は突起59に相当する部位が
その都度、調整(チューニング)される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
カップホルダ51では、ホルダ本体53の傾きやがたつ
きを駆動ギア56の反対側にて矯正するため、僅かな矯
正ずれにより傾きやがたつきが顕著になるという問題が
ある。つまり、収納ケース52の成形時における収縮量
が異なると、駆動ギア56側とシリコンダンパ58側と
の間において、寸法差が大きくなり、その都度、煩雑な
矯正作業が強いられる。
【0006】この発明は上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、煩雑な矯正作業
を要することなく、ホルダ本体の引き出し動作時におけ
る傾きやがたつきを抑制することができるカップホルダ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のカップホルダは、所定の取付位置
に固定される収納ケースに、該収納ケースの開口部から
入出可能なホルダ本体を収納し、前記収納ケース及び前
記ホルダ本体のいずれか一方に、ホルダ本体の移動方向
に延び且つラックを一体成形する突条を設け、前記両部
材の他方に、前記ラックに噛み合い前記ホルダ本体の引
き出し方向に駆動する駆動ギアと、前記突条を両側から
挟み込むように案内するガイドとを設けたことを要旨と
している。
【0008】請求項2に記載のカップホルダでは、前記
ホルダ本体のほぼ中央に相当する位置に、前記突条を延
設している。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、ホルダ本体が
移動する際、突条はガイドに案内される。また、ホルダ
本体の引き出し動作時において、駆動ギアはラックに噛
み合いながら駆動する。この場合、駆動ギア及びラック
による駆動部位と、突条及びガイドによる案内部位とが
近接すると共に、突条がガイドにて挟まれて案内される
ことにより、ホルダ本体の傾きやがたつきが抑制され
る。また、突条を案内するガイド幅を狭くするほど、収
納ケースの寸法差による矯正が容易になり、ラフな調整
で適切なる矯正が実現できる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、駆動ギア
及びラックによる駆動部位と、突条及びガイドによる案
内部位とがホルダ本体のほぼ中央に相当する位置となる
ため、請求項1よりもさらにホルダ本体の傾きやがたつ
きが抑制される。
【0011】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例につい
て図面に従って説明する。なお、本実施例におけるカッ
プホルダは、例えば自動車のセンタークラスターやアー
ムレスト等に、埋め込むようにして取り付けられる。図
2はカップホルダ1の全体構成を示しており、便宜上、
以下の説明では、図2の左手前方を同ホルダ1の前方、
図2の右奥方を同ホルダ1の後方とする。
【0012】先ず図2を用いてカップホルダ1の全体の
構成について説明する。カップホルダ1において、所定
の取付位置(ここでは、アームレスト)に固定される収
納ケース2は合成樹脂(例えば、ABS)にて四角箱状
に成形され、その前面には開口部3が設けられている。
同開口部3の周囲には縦枠状の意匠面4が設けられてい
る。
【0013】収納ケース2内には開口部3より入出可能
なホルダ本体5が収納されている。同ホルダ本体5には
左右一対のカップ挿入孔6,7が形成され、各カップ挿
入孔6,7にはサポート片8,9が取り付けられてい
る。同サポート片8,9は、カップ挿入孔6,7の中心
に向けて起立するべくスプリング(図示しない)により
付勢され、その先端は図の下方向にのみ回動可能となっ
ている。また、ホルダ本体5の上面には左右一対の突部
10,11が形成されており、ホルダ本体5が収納ケー
ス2から引き出された際、前記意匠面4の後縁部12に
突部10,11が当接することでホルダ本体5の引き出
し位置が規制される。
【0014】カップトレイ13は、前後2つのアーム1
4,15(以下、前側アーム14,後側アーム15とす
る)を介してホルダ本体5に連結されている。詳しく
は、前側アーム14の上端はホルダ本体5の上板裏面に
軸支され、下端はカップトレイ13の前方中央部を軸支
している。後側アーム15の上端はホルダ本体5の側板
に軸支され、下端はカップトレイ13の後方両縁部を軸
支している。そして、カップトレイ13はホルダ本体5
の引き出し動作に伴い降下し、逆に、ホルダ本体5の押
し入れ動作に伴い引き上げられるようになっている。
【0015】カップトレイ13には、左右一対の円形凹
部16,17が設けられており、この円形凹部16,1
7は図2の状態でホルダ本体5のカップ挿入孔6,7の
真下に位置している。そして、図2の状態でホルダ本体
5のカップ挿入孔6,7にカップ(紙コップや缶等)C
が挿入され、同カップ挿入孔6,7とカップトレイ13
の円形凹部16,17とによりカップCが保持される。
【0016】次いで、本実施例のカップホルダ1におけ
るホルダ駆動機構について、図1,図3,図4を用いて
説明する。なお、本カップホルダ1においては、ホルダ
本体5を押し込むことにより同ホルダ本体5が収納ケー
ス2内に収納状態で保持され、その状態でもう一度ホル
ダ本体5を押すと自動的にホルダ本体5が飛び出す、所
謂、プッシュオープン機構が構成されている。
【0017】詳しくは、図3に示すようにホルダ本体5
には、ホルダ駆動部30が配設されている。ホルダ駆動
部30は、駆動ギア31と、同駆動ギア31を一回動方
向に付勢する渦巻ばね32と、駆動ギア31と噛み合う
シリコンダンパ33(図1に示す)とを有している。駆
動ギア31は、渦巻ばね32の付勢力によりホルダ本体
5を引き出し方向に駆動する。シリコンダンパ33はホ
ルダ本体5の移動の際にその移動が急激にならないよう
に制動する。また、駆動ギア31の横方には、左右一対
で構成されるガイド40が前後2か所に設けられてい
る。さらに、ホルダ本体5には係止具35が設けられて
いる。係止具35は回動軸36により回動自在に配設さ
れ、その回動側先端にピン37を有している。
【0018】一方、図4に示すように収納ケース2に
は、同ケース2の前後方向に延びる突条41が設けられ
ており、同突条41にはラック34が一体成形されてい
る。突条41は、収納ケース2の左右両側壁に対してほ
ぼ中央の位置(ホルダ本体5のほぼ中央に相当する位
置)に設けられている。また、収納ケース2には、前記
係止具35のピン37を保持するためのリテーナ部38
が設けられており、同リテーナ部38には係止溝39が
形成されている。
【0019】そして、収納ケース2内にホルダ本体5が
収納された状態では、図1に示すように、駆動ギア31
とラック34とが、収納ケース2の左右両側壁に対して
ほぼ中央の位置で噛み合っている。また、ホルダ本体5
側の一対のガイド40の間に挟み込むようにして収納ケ
ース2側の突条41が案内されている。本実施例の場
合、突条41の幅は収納ケース2の幅に対して十分に狭
く、ガイド40の幅も同様に狭くなっている。
【0020】次に、上記構成を有するカップホルダ1の
作用について、その要点を中心に説明する。収納ケース
2内にホルダ本体5を押し込むと、収納ケース2の突条
41に対してホルダ本体5のガイド40が摺接しながら
後方に移動する。また、ホルダ駆動部30の駆動ギア3
1がラック34に噛み合いながら回動し、渦巻ばね32
が巻かれて弾性エネルギが蓄えられる。このとき、図5
に示すように、係止具35のピン37が位置P1から矢
印Q1方向に移動する。そして、ホルダ本体5が奥まで
押し込まれると、係止具35のピン37が係止溝39の
位置P2に係止状態で保持される。
【0021】その後、もう一度ホルダ本体5を押し込む
と、ピン37の係止が解除され渦巻ばね32に蓄えられ
た弾性エネルギの開放により、ホルダ本体5の引き出し
方向に駆動ギア31が回動する。このとき、収納ケース
2の突条41に対してホルダ本体5のガイド40が摺接
しながら前方に移動する。また、ピン37が位置P2か
ら矢印Q2方向に移動し、ホルダ本体5が自動的に収納
ケース2から飛び出す。
【0022】そして、以上詳述した本実施例のカップホ
ルダ1によれば、以下に示す効果を得ることができる。
つまり、本実施例のカップホルダ1では、ラック34と
突条41とを一体成形し、そのラック34に駆動ギア3
1を噛み合わせると共に、ガイド40間に挟み込むよう
にして突条41を案内した。従って、駆動ギア31及び
ラック34による駆動部位と、突条41及びガイド40
による案内部位とが近接すると共に、突条41がガイド
40に挟まれ案内されることにより、ホルダ本体5の傾
きやがたつきが抑制される。また、突条41を案内する
ガイド40の幅を狭くするほど、収納ケース2の寸法差
による矯正が容易になり、収納ケース2の成形時におけ
る収縮量のばらつきが生じても、ラフな調整で適切なる
矯正が実現できる。
【0023】さらに、駆動ギア31及びラック34によ
る駆動部位と、突条41及びガイド40による案内部位
とをホルダ本体5のほぼ中央に相当する位置としたこと
で、ホルダ本体5の傾きやがたつきをさらに抑制するこ
とができる。即ち、収納ケースの側壁にて駆動ギアとラ
ックとを噛み合わせた従来技術と比較した場合、ホルダ
本体5が一方向のみに負荷を受けることはなく、ホルダ
本体5の傾きやがたつきが生じにくくなる。
【0024】なお、上記実施例は次のように変形して具
体化することもできる。上記実施例では、収納ケース2
にラック34及び突条41を設け、ホルダ本体5に駆動
ギア31及びガイド40を設けたが、逆に、収納ケース
2に駆動ギア31及びガイド40を設け、ホルダ本体5
にラック34及び突条41を設ける構成としてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、煩雑な
矯正作業を要することなく、ホルダ本体の引き出し動作
時における傾きやがたつきを抑制することができるとい
う優れた効果を発揮する。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明よりもさらに、ホルダ本体の傾きやがたつきが抑
制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップホルダにおける要部を示す断面
図である。
【図2】カップホルダの全体構成を示す斜視図である。
【図3】ホルダ本体の構成を示す下面斜視図である。
【図4】収納ケースの構成を示す斜視図である。
【図5】係止具の動作及び係止溝との係止状態を説明す
るための平面図である。
【図6】従来のカップホルダを説明するための断面図で
ある。
【符号の説明】
1…カップホルダ、2…収納ケース、3…開口部、5…
ホルダ本体、31…駆動ギア、34…ラック、40…ガ
イド、41…突条。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の取付位置に固定される収納ケース
    に、該収納ケースの開口部から入出可能なホルダ本体を
    収納し、前記収納ケース及び前記ホルダ本体のいずれか
    一方に、ホルダ本体の移動方向に延び且つラックを一体
    成形する突条を設け、前記両部材の他方に、前記ラック
    に噛み合い前記ホルダ本体の引き出し方向に駆動する駆
    動ギアと、前記突条を両側から挟み込むように案内する
    ガイドとを設けたことを特徴とするカップホルダ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ本体のほぼ中央に相当する位
    置に、前記突条を延設した請求項1に記載のカップホル
    ダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2384166A (en) * 2001-11-22 2003-07-23 Nifco Inc Vehicle drinks container holder
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WO2010103981A1 (ja) * 2009-03-09 2010-09-16 株式会社ニフコ 容器ホルダ装置
CN106240426A (zh) * 2015-06-09 2016-12-21 丰田合成株式会社 拉出装置

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