JPH0729138Y2 - 塔状構造物解体用足場 - Google Patents
塔状構造物解体用足場Info
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- JPH0729138Y2 JPH0729138Y2 JP5350188U JP5350188U JPH0729138Y2 JP H0729138 Y2 JPH0729138 Y2 JP H0729138Y2 JP 5350188 U JP5350188 U JP 5350188U JP 5350188 U JP5350188 U JP 5350188U JP H0729138 Y2 JPH0729138 Y2 JP H0729138Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、塔状構造物解体用足場に関し、特に安全かつ
経済的に解体工事を行うことのできる塔状構造物解体用
足場に関するものである。
経済的に解体工事を行うことのできる塔状構造物解体用
足場に関するものである。
《従来の技術》 煙突等の塔状構造物を解体する技術として、従来種々な
手段が開発されており、例えば第5図に示すようなもの
があった。
手段が開発されており、例えば第5図に示すようなもの
があった。
すなわち、第5図(A)に示すように、地上1から塔状
構造物(例えば煙突2)の上方外周面にバンド3を巻付
け、このバンド3の締付けによる摩擦力で作業足場4の
固定反力を生じさせ、このバンド3を少くとも2本使用
して反力の盛替えを行いながら作業足場4を徐々に上昇
させる。そして、煙突2を上方から解体しながら、作業
足場4を、上記と同様にバンド3を少くとも2本使用し
て反力の盛替えを行いながら、徐々に下降させて行く。
そして、この作業足場4は、煙突2の外周囲より一まわ
り大きな内径を有する、平面略ドーナッツ状に一体形成
され、一体に上下移動するようになっている。
構造物(例えば煙突2)の上方外周面にバンド3を巻付
け、このバンド3の締付けによる摩擦力で作業足場4の
固定反力を生じさせ、このバンド3を少くとも2本使用
して反力の盛替えを行いながら作業足場4を徐々に上昇
させる。そして、煙突2を上方から解体しながら、作業
足場4を、上記と同様にバンド3を少くとも2本使用し
て反力の盛替えを行いながら、徐々に下降させて行く。
そして、この作業足場4は、煙突2の外周囲より一まわ
り大きな内径を有する、平面略ドーナッツ状に一体形成
され、一体に上下移動するようになっている。
また、上記したバンド3の反力のかわりに第5図(B)
に示すように、煙突2の上端縁にフック5を取付け、こ
のフック5にワイヤ6を介して上記した平面略ドーナッ
ツ状の作業足場4を接続したものもある。そして、この
例ではワイヤ6の中間部に昇降装置7を配設し、この昇
降装置7を作動させることにより、作業足場4を上下移
動させるようになっている。
に示すように、煙突2の上端縁にフック5を取付け、こ
のフック5にワイヤ6を介して上記した平面略ドーナッ
ツ状の作業足場4を接続したものもある。そして、この
例ではワイヤ6の中間部に昇降装置7を配設し、この昇
降装置7を作動させることにより、作業足場4を上下移
動させるようになっている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記した従来の手段では作業足場4の固
定及び上昇のための反力をバンド3の締付けによる摩擦
力に頼るため、バンド3はこれに応じ得る装備としなけ
ればならず、バンド3の設備費がアップする。
定及び上昇のための反力をバンド3の締付けによる摩擦
力に頼るため、バンド3はこれに応じ得る装備としなけ
ればならず、バンド3の設備費がアップする。
また、作業足場4の上昇・下降は、作業足場4上に乗っ
ている作業員が行わねばならず、墜落の危険がある。
ている作業員が行わねばならず、墜落の危険がある。
更に、作業足場4の上昇・下降は、反力を盛替えながら
行うため、工期が長くなる等の種々の問題を有する。
行うため、工期が長くなる等の種々の問題を有する。
また、作業足場4をフック5を介して煙突2に取り付け
た場合でも、やはり昇降装置7を操作する人は作業足場
4上に乗ったまま上下移動させなければならず、上記し
た同様の問題を有していた。
た場合でも、やはり昇降装置7を操作する人は作業足場
4上に乗ったまま上下移動させなければならず、上記し
た同様の問題を有していた。
本考案は、以上の諸点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、安全性,経済性,工期等の全てを満
足して解体工事を行うことのできる塔状構造物解体用作
業足場を提供することにある。
的とするところは、安全性,経済性,工期等の全てを満
足して解体工事を行うことのできる塔状構造物解体用作
業足場を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、塔状構造物の外
周囲に沿って設けられ、該塔状構造物を解体するための
作業足場であって、該作業足場が複数に分割された足場
ユニットから構成されるとともに該足場ユニットが夫々
独立して上下移動可能とされ、かつ、該足場ユニットの
移動が静止状態の他の足場ユニット上に移った作業員、
または別の場所にいる作業員の操作により行えるように
したことを特徴とするものである。
周囲に沿って設けられ、該塔状構造物を解体するための
作業足場であって、該作業足場が複数に分割された足場
ユニットから構成されるとともに該足場ユニットが夫々
独立して上下移動可能とされ、かつ、該足場ユニットの
移動が静止状態の他の足場ユニット上に移った作業員、
または別の場所にいる作業員の操作により行えるように
したことを特徴とするものである。
また、好ましくは本考案に係る塔状構造物解体用足場
(以下、足場)は、複数に分割された各ユニットの各足
場ユニットの塔状構造物側の少くとも作業床近傍部に設
けられた該塔状構造物の外周に接する摺動板と、該摺動
板設置個所近傍部の足場ユニット構成材に設けられた滑
車と、全足場ユニットの該滑車を介して全足場ユニット
の円周方向に設けられたロープからなる前記塔状構造物
外周側への足場締付装置を具備させることである。
(以下、足場)は、複数に分割された各ユニットの各足
場ユニットの塔状構造物側の少くとも作業床近傍部に設
けられた該塔状構造物の外周に接する摺動板と、該摺動
板設置個所近傍部の足場ユニット構成材に設けられた滑
車と、全足場ユニットの該滑車を介して全足場ユニット
の円周方向に設けられたロープからなる前記塔状構造物
外周側への足場締付装置を具備させることである。
《作用》 本考案に係る塔状構造物解体用足場では、解体作業を行
うための作業足場を複数の足場ユニットから構成すると
ともに、遠隔操作により各足場ユニットを夫々独立して
上下移動させることができる。
うための作業足場を複数の足場ユニットから構成すると
ともに、遠隔操作により各足場ユニットを夫々独立して
上下移動させることができる。
従って、解体作業が進み、作業足場を下降させる場合に
は、1つの足場ユニット上に乗った作業員が遠隔操作に
より他の足場ユニットを所定量下降させる(このとき、
複数あるいは全ての足場ユニットを下降させてもよ
い)。
は、1つの足場ユニット上に乗った作業員が遠隔操作に
より他の足場ユニットを所定量下降させる(このとき、
複数あるいは全ての足場ユニットを下降させてもよ
い)。
次に作業員は前工程で下降させた足場ユニット上に乗り
移り、更に他の足場ユニット(前工程で乗っていたもの
も含む)を下降する。このようにして、順次足場ユニッ
トを下降移動させる。
移り、更に他の足場ユニット(前工程で乗っていたもの
も含む)を下降する。このようにして、順次足場ユニッ
トを下降移動させる。
このとき、作業員は遠隔操作しているため、移動中の足
場ユニット上には人がいなくてもよいため安全である。
場ユニット上には人がいなくてもよいため安全である。
本考案では、更に、安全を確保するために、足場締付装
置を用い、この装置の摺動板を塔状構造物外周面に接触
させ、滑車を介して全足場ユニットの円周方向に設けら
れたロープを締付け、全足場ユニットを塔状構造物外周
面に固定してもよい。
置を用い、この装置の摺動板を塔状構造物外周面に接触
させ、滑車を介して全足場ユニットの円周方向に設けら
れたロープを締付け、全足場ユニットを塔状構造物外周
面に固定してもよい。
《実施例》 以下、本考案に係る塔状構造物解体用足場の好適な実施
例を、添附図面に基づいて詳述する。
例を、添附図面に基づいて詳述する。
第1図は、本考案の一実施例を示す基本構成図であり、
同図に示すように、塔状構造物(例えば煙突)Tの上端
縁に着脱自在に昇降反力材31を取付け、この昇降反力材
31の外側端に上端が接続されたワイヤ33を介して作業足
場16が吊設されている。そして、このワイヤ33の中間部
に昇降装置32が配設されている。
同図に示すように、塔状構造物(例えば煙突)Tの上端
縁に着脱自在に昇降反力材31を取付け、この昇降反力材
31の外側端に上端が接続されたワイヤ33を介して作業足
場16が吊設されている。そして、このワイヤ33の中間部
に昇降装置32が配設されている。
ここで本考案では、作業足場16が複数に分割された足場
ユニット16a,b,c……により構成されている。
ユニット16a,b,c……により構成されている。
次に各部について第2図を基にして詳述すると、本実施
例では、本考案に係る作業足場を3つの足場ユニット16
a〜cに分割して構成している。そして、これら3つの
足場ユニット16a〜cをつなぎ合せれば、塔状構造物T
の外周に沿う横断面形状が概略ドーナッツ状、縦断面形
状が概略長方形の箱体からなる足場となる。
例では、本考案に係る作業足場を3つの足場ユニット16
a〜cに分割して構成している。そして、これら3つの
足場ユニット16a〜cをつなぎ合せれば、塔状構造物T
の外周に沿う横断面形状が概略ドーナッツ状、縦断面形
状が概略長方形の箱体からなる足場となる。
また、これら3つの足場ユニット16a〜cは、各々縦方
向の略中央に作業床20a〜cを有し、この作業床20a〜c
の塔状構造物T側の両端近傍に外側吊り点21を有し、こ
の外側吊り点21から作業床の塔状構造物T側に沿って内
側に内側吊り点22を有している。
向の略中央に作業床20a〜cを有し、この作業床20a〜c
の塔状構造物T側の両端近傍に外側吊り点21を有し、こ
の外側吊り点21から作業床の塔状構造物T側に沿って内
側に内側吊り点22を有している。
さらに上記の外側吊り点21と内側吊り点22を作業床の塔
状構造物側に沿って結ぶ線の略中央の作業床の下方に昇
降装置取付点24を有している。
状構造物側に沿って結ぶ線の略中央の作業床の下方に昇
降装置取付点24を有している。
そして、上記の内・外側吊り点(第2図には外側吊り点
21の場合を示す)は、解体途上の塔状構造物Tの頂部に
設けられる第1の固定反力材12aと吊り材14及びターン
バックル26を介して連結できるようにされている。
21の場合を示す)は、解体途上の塔状構造物Tの頂部に
設けられる第1の固定反力材12aと吊り材14及びターン
バックル26を介して連結できるようにされている。
ここで、第1の固定反力材12aは、塔状構造物Tの頂部
において、この構造物Tの外側から内側に掛け渡される
断面略コ字状のフック型構造としている。そして、その
上辺部を例えばスライド方式として塔状構造物Tの壁厚
の変化に応じてその長さが調整できるようにし、かつ落
下防止のために対面の固定反力材と連結材30を介して接
続されている。
において、この構造物Tの外側から内側に掛け渡される
断面略コ字状のフック型構造としている。そして、その
上辺部を例えばスライド方式として塔状構造物Tの壁厚
の変化に応じてその長さが調整できるようにし、かつ落
下防止のために対面の固定反力材と連結材30を介して接
続されている。
尚、吊り材14としては、例えばワイヤロープやチェーン
等が使用できる。
等が使用できる。
一方、上記の昇降装置取付点24には、解体途上の塔状構
造物Tの頂部に設けられる昇降反力材31と昇降装置32及
びワイヤ33を介して連結できるようにされている。
造物Tの頂部に設けられる昇降反力材31と昇降装置32及
びワイヤ33を介して連結できるようにされている。
そして、この昇降反力材31は上記の第1の固定反力材12
aと略同じ構造のものであり、昇降装置32としては、遠
隔操作する場合は、ゴンドラ用ワインダ,モーターブロ
ック,油圧チルホール,モーターウィンチ等が使用さ
れ、昇降させる足場ユニットに作業員が乗って操作する
場合は、レバーブロック,チェーンブロック,手動ウィ
ンチ等が使用される。
aと略同じ構造のものであり、昇降装置32としては、遠
隔操作する場合は、ゴンドラ用ワインダ,モーターブロ
ック,油圧チルホール,モーターウィンチ等が使用さ
れ、昇降させる足場ユニットに作業員が乗って操作する
場合は、レバーブロック,チェーンブロック,手動ウィ
ンチ等が使用される。
さらに、各足場ユニット16a〜c間は落下防止のために
ロープ34で連結できるようにされている。そして、各足
場ユニット16a〜c間の隙間lは、本例の足場を円錐形
の塔状構造物の外周に沿って昇降させる際に、この円錐
形塔状構造物の径の変化に追随できるようにしてある。
ロープ34で連結できるようにされている。そして、各足
場ユニット16a〜c間の隙間lは、本例の足場を円錐形
の塔状構造物の外周に沿って昇降させる際に、この円錐
形塔状構造物の径の変化に追随できるようにしてある。
また、本例の足場は、作業床20a〜c近傍部と各ユニッ
トの下部との2個所に足場の安定化等を図るための足場
締付装置Rを備えている。
トの下部との2個所に足場の安定化等を図るための足場
締付装置Rを備えている。
この足場締付装置Rの一実施例を第3図を用いて説明す
る。
る。
同図において、36は塔状構造物Tの外周に接する摺動板
であり、この摺動板36の近傍部の足場ユニット16a〜c
構成材(本例では作業床20a〜c)上面に軸38が起立形
成され、この軸38に滑車39が軸着されている。
であり、この摺動板36の近傍部の足場ユニット16a〜c
構成材(本例では作業床20a〜c)上面に軸38が起立形
成され、この軸38に滑車39が軸着されている。
そしてこの滑車39を介して全足場ユニット16a〜cの円
周方向にロープ40が設けられている。尚、本実施例で
は、ロープ40が滑車39から外れるのを防止するために、
断面が概略コ字状のガイド板42を滑車39に対面させて設
けている。
周方向にロープ40が設けられている。尚、本実施例で
は、ロープ40が滑車39から外れるのを防止するために、
断面が概略コ字状のガイド板42を滑車39に対面させて設
けている。
次に、本例の足場を用いて塔状構造物Tを解体する作業
手順を第4図(A)〜(J)により説明する。
手順を第4図(A)〜(J)により説明する。
まず、第4図(A)に示すように、解体対象の塔状構造
物(本例では煙突)Tの周囲に地上で第1,2図に示す足
場を組立てるとともに、煙突Tの頂部に昇降反力材31を
設ける。
物(本例では煙突)Tの周囲に地上で第1,2図に示す足
場を組立てるとともに、煙突Tの頂部に昇降反力材31を
設ける。
そして、各足場ユニット16a〜cの昇降装置取付点24と
上記の昇降反力材31とを昇降装置32及びワイヤ33を介し
て連結する(第3図(B)及び(G)参照)。
上記の昇降反力材31とを昇降装置32及びワイヤ33を介し
て連結する(第3図(B)及び(G)参照)。
連結後、まず、足場ユニット16aの作業床20a上に乗った
作業員が他の足場ユニット16bを一定の高さ(作業員が
足場ユニット16aの作業床20aから足場ユニット16bの作
業床20b上に安全に乗り移れる程度の高さ、ここでは0.5
mとする)まで遠隔操作により上昇させる。次に、作業
床20a上から作業床20bに乗り移った作業員が足場ユニッ
ト16aを一定の高さ(作業員が作業床20bから作業床20a
に安全に乗り移れる程度の高さ、すなわち、0.5×2=1
m)まで遠隔操作により上昇させる。
作業員が他の足場ユニット16bを一定の高さ(作業員が
足場ユニット16aの作業床20aから足場ユニット16bの作
業床20b上に安全に乗り移れる程度の高さ、ここでは0.5
mとする)まで遠隔操作により上昇させる。次に、作業
床20a上から作業床20bに乗り移った作業員が足場ユニッ
ト16aを一定の高さ(作業員が作業床20bから作業床20a
に安全に乗り移れる程度の高さ、すなわち、0.5×2=1
m)まで遠隔操作により上昇させる。
尚、作業床20aから作業床20bへの乗り移りを安全に行う
ために、足場ユニット16aと足場ユニット16bとの間で着
脱容易なハシゴ,橋,その他適宜の手段を使用すること
もできる。
ために、足場ユニット16aと足場ユニット16bとの間で着
脱容易なハシゴ,橋,その他適宜の手段を使用すること
もできる。
そしてこの操作を繰返し、第4図(B)に示すように、
足場ユニット16bを最上部まで上昇させ、次いでその作
業床20bに乗り移った作業員が足場ユニット16aを足場ユ
ニット16bと同じ高さまで上昇させる。
足場ユニット16bを最上部まで上昇させ、次いでその作
業床20bに乗り移った作業員が足場ユニット16aを足場ユ
ニット16bと同じ高さまで上昇させる。
この後、作業床20a又は20b上で作業員が遠隔操作し、足
場ユニット16cを地上から一挙に上昇させ、第4図
(C)に示すように足場ユニット16a〜cを同一高さに
位置させる。
場ユニット16cを地上から一挙に上昇させ、第4図
(C)に示すように足場ユニット16a〜cを同一高さに
位置させる。
次に、煙突Tの頂部に第1の固定反力材12aを設置し、
この第1の固定反力材12aと各足場ユニット16a〜cの外
側吊り点21を吊り材14及びターンバックル26を介して連
結するとともに、各足場ユニット16a〜c間を落下防止
のためのロープ34でつなぐ(第4図(C)及び第2図
(B),(C)参照)。この後、作業床20a〜b近傍と
各足場ユニット16a〜cの各部の2個所に設けられてい
る第3図に示す足場締付装置Rのロープ40を締付け、各
足場ユニット16a〜cを煙突Tの外周囲に摺動板36を介
して固定させる。そして、上記の昇降反力材31及びワイ
ヤ33を取除く。
この第1の固定反力材12aと各足場ユニット16a〜cの外
側吊り点21を吊り材14及びターンバックル26を介して連
結するとともに、各足場ユニット16a〜c間を落下防止
のためのロープ34でつなぐ(第4図(C)及び第2図
(B),(C)参照)。この後、作業床20a〜b近傍と
各足場ユニット16a〜cの各部の2個所に設けられてい
る第3図に示す足場締付装置Rのロープ40を締付け、各
足場ユニット16a〜cを煙突Tの外周囲に摺動板36を介
して固定させる。そして、上記の昇降反力材31及びワイ
ヤ33を取除く。
尚、各足場ユニット16a〜cには、第4図(A)の地上
での足場組立時に、シート等(第2図(A)のS)を各
足場ユニット16a〜cの外周に張付けておき、防音防塵
処理をしておくことが好ましい。そして、第4図(C)
の状態のときに、各足場ユニット16a〜c間及び屋根部
分にもシート等を設置し、防音防塵処理を完全なものと
するのが望ましい。
での足場組立時に、シート等(第2図(A)のS)を各
足場ユニット16a〜cの外周に張付けておき、防音防塵
処理をしておくことが好ましい。そして、第4図(C)
の状態のときに、各足場ユニット16a〜c間及び屋根部
分にもシート等を設置し、防音防塵処理を完全なものと
するのが望ましい。
しかる後、第4図(D)に示すように、作業床20a〜c
上に乗った作業員や、第1の固定反力材12aを設置して
いる箇所を残して煙突Tを所要高さ(例えば、約1m)ま
で解体する(例えば、斫り壊し、破片を煙突T内部へ落
下させる)。
上に乗った作業員や、第1の固定反力材12aを設置して
いる箇所を残して煙突Tを所要高さ(例えば、約1m)ま
で解体する(例えば、斫り壊し、破片を煙突T内部へ落
下させる)。
そして、第4図(E)に示すように、上記の第1の固定
反力材12aとは別の第2の固定反力材12bを上記工程で解
体した部分の頂部に設け、この第2の固定反力材12bを
吊り材14を介して内側吊り点22に連結する。この後、第
1の固定反力材12aに取付けられた吊り材14に設けられ
たターンバックル26を緩め、各足場ユニット16a〜cの
荷重を上記の内側吊り点22に盛替えた後に第1の固定反
力材12a,吊り材14を取除く。
反力材12aとは別の第2の固定反力材12bを上記工程で解
体した部分の頂部に設け、この第2の固定反力材12bを
吊り材14を介して内側吊り点22に連結する。この後、第
1の固定反力材12aに取付けられた吊り材14に設けられ
たターンバックル26を緩め、各足場ユニット16a〜cの
荷重を上記の内側吊り点22に盛替えた後に第1の固定反
力材12a,吊り材14を取除く。
この状態で、第4図(F)に示すように、先に解体し残
した部分を上記と同じ要領で解体する。
した部分を上記と同じ要領で解体する。
尚、以上のように初めに外側吊り点21に各足場ユニット
16a〜cの荷重をかけて解体し、次に内側吊り点22に各
足場ユニット16a〜cの荷重盛替を行って残りの部分を
解体するという順序に制限されずその逆にしてもよい。
16a〜cの荷重をかけて解体し、次に内側吊り点22に各
足場ユニット16a〜cの荷重盛替を行って残りの部分を
解体するという順序に制限されずその逆にしてもよい。
以上のようにして、第1段目の解体を終了した後、第4
図(G)に示すように、解体された部分の頂部に昇降反
力材31を設け、この昇降反力材31と各足場ユニット16a
〜cの昇降装置取付点24とを昇降装置32及びワイヤ33を
介して連結し、第2の固定反力材12bの吊り材14が緩む
程度に昇降装置32を少し作動させ、各足場ユニット16a
〜cの荷重を昇降装置取付点24に盛替えるとともに第2
の固定反力材12b及び吊り材14を取除く。そして、同時
に、第1の固定反力材12aを設け、この第1の固定反力
材12aと外側吊り点21とを吊り材14及びターンバックル2
6を介して連結する。このとき、吊り材14は、たるんだ
状態となっている。
図(G)に示すように、解体された部分の頂部に昇降反
力材31を設け、この昇降反力材31と各足場ユニット16a
〜cの昇降装置取付点24とを昇降装置32及びワイヤ33を
介して連結し、第2の固定反力材12bの吊り材14が緩む
程度に昇降装置32を少し作動させ、各足場ユニット16a
〜cの荷重を昇降装置取付点24に盛替えるとともに第2
の固定反力材12b及び吊り材14を取除く。そして、同時
に、第1の固定反力材12aを設け、この第1の固定反力
材12aと外側吊り点21とを吊り材14及びターンバックル2
6を介して連結する。このとき、吊り材14は、たるんだ
状態となっている。
そして、足場締付装置Rのロープ40を解き、各足場ユニ
ット16a〜cの煙突T外周面への固定を外す。
ット16a〜cの煙突T外周面への固定を外す。
この状態で、まず、第4図(H)に示すように、例えば
足場ユニット16bの作業床20b上に乗った作業員が別の足
場ユニット16aを一定高さ(防音防塵のためのシート等
を外さないで各足場ユニット16a〜cの下降ができる程
度の高さで、例えば数cm〜数10cm程度)まで遠隔操作に
より下降させる。次に、作業員は作業床20bから別の作
業床20cに乗り移り、第3図(I)に示すように、前工
程で作業員が移っていた足場ユニット16bを先に下降し
た足場ユニット16aと同じ高さまで下降させる。更に、
作業員は作業床20cから既に下降している足場ユニット1
6a(又は16b)の作業床20a(又は20b)に乗り移るが、
上記したように足場ユニット16aの下降高さは数cm〜数1
0cm程度なので、前記のハシゴ等を使用せずとも安全に
乗り移れる(もちろん使用するのはかまわない)。そし
て、足場ユニット16cを第4図(J)に示すように、先
に下降した足場ユニット16a,bと同じ高さまで下降させ
る。
足場ユニット16bの作業床20b上に乗った作業員が別の足
場ユニット16aを一定高さ(防音防塵のためのシート等
を外さないで各足場ユニット16a〜cの下降ができる程
度の高さで、例えば数cm〜数10cm程度)まで遠隔操作に
より下降させる。次に、作業員は作業床20bから別の作
業床20cに乗り移り、第3図(I)に示すように、前工
程で作業員が移っていた足場ユニット16bを先に下降し
た足場ユニット16aと同じ高さまで下降させる。更に、
作業員は作業床20cから既に下降している足場ユニット1
6a(又は16b)の作業床20a(又は20b)に乗り移るが、
上記したように足場ユニット16aの下降高さは数cm〜数1
0cm程度なので、前記のハシゴ等を使用せずとも安全に
乗り移れる(もちろん使用するのはかまわない)。そし
て、足場ユニット16cを第4図(J)に示すように、先
に下降した足場ユニット16a,bと同じ高さまで下降させ
る。
以上の操作を繰返し、各足場ユニット16a〜cを所定の
高さ、すなわち上記の吊り材14が緊張し、各足場ユニッ
ト16a〜cの荷重が外側吊り点21に移るまで下降させ
る。
高さ、すなわち上記の吊り材14が緊張し、各足場ユニッ
ト16a〜cの荷重が外側吊り点21に移るまで下降させ
る。
しかる後、上記第1段目と同様にして第2段目の解体を
行う。そして、第2段目の解体が終了したなら、上記の
ようにして再度各足場ユニット16a〜cを所定高さまで
下降し、第3段目の解体に移る。この操作を繰返し、煙
突T全体を解体する。
行う。そして、第2段目の解体が終了したなら、上記の
ようにして再度各足場ユニット16a〜cを所定高さまで
下降し、第3段目の解体に移る。この操作を繰返し、煙
突T全体を解体する。
尚、本考案においては、以上のように1ユニットづつの
下降に限らず、数ユニット(例えば、足場ユニット16c
の作業床20c上で足場ユニット16a及び足場ユニット16
b)を同時に下降させることもできる。
下降に限らず、数ユニット(例えば、足場ユニット16c
の作業床20c上で足場ユニット16a及び足場ユニット16
b)を同時に下降させることもできる。
また、労働基準監督署から許可された場合は、足場ユニ
ット16a〜cのいずれかの作業床20a〜c上で全足場ユニ
ット16a〜cを同時に下降させることもできる。
ット16a〜cのいずれかの作業床20a〜c上で全足場ユニ
ット16a〜cを同時に下降させることもできる。
更に、防音防塵のためのシート等の隣接する足場ユニッ
トとの取合部等の取外し、復旧等が不要の場合は、各足
場ユニットを徐々に下降させる必要がないので、各足場
ユニットを1回の操作で所定の高さまで一挙に下降させ
ることもできる。但し、最後に下降させる足場ユニット
の作業床から既に下降されている足場ユニットの作業床
へ作業員がハシゴ等を使用して安全に乗り移れる程度と
する。また防音防塵のためのシート等の隣接する足場ユ
ニットとの取合部等の取外し,復旧等が必要な場合で
も、手間は増えるが、各ユニットを1回の操作で所定高
さまで一挙に下降させても良いことはもちろんである。
トとの取合部等の取外し、復旧等が不要の場合は、各足
場ユニットを徐々に下降させる必要がないので、各足場
ユニットを1回の操作で所定の高さまで一挙に下降させ
ることもできる。但し、最後に下降させる足場ユニット
の作業床から既に下降されている足場ユニットの作業床
へ作業員がハシゴ等を使用して安全に乗り移れる程度と
する。また防音防塵のためのシート等の隣接する足場ユ
ニットとの取合部等の取外し,復旧等が必要な場合で
も、手間は増えるが、各ユニットを1回の操作で所定高
さまで一挙に下降させても良いことはもちろんである。
更に、一つの足場ユニットの下降が終了すれば、前記の
ようにその足場ユニットの荷重は外側吊り点に移るの
で、昇降装置,昇降反力材及びワイヤは不要となる。従
って、昇降装置,昇降反力材及びワイヤを一つの足場ユ
ニット分のみ用意し、これを各足場ユニットに転用して
以上の下降操作を行ってもよい。
ようにその足場ユニットの荷重は外側吊り点に移るの
で、昇降装置,昇降反力材及びワイヤは不要となる。従
って、昇降装置,昇降反力材及びワイヤを一つの足場ユ
ニット分のみ用意し、これを各足場ユニットに転用して
以上の下降操作を行ってもよい。
以上は、3つの足場ユニットに分割した場合について説
明したが、これに限らず2つ、あるいは4つ以上の足場
ユニットに分割してもよいことはもちろんである。但
し、余り多くしても移り替え等の作業が煩雑となるた
め,適宜決定される。
明したが、これに限らず2つ、あるいは4つ以上の足場
ユニットに分割してもよいことはもちろんである。但
し、余り多くしても移り替え等の作業が煩雑となるた
め,適宜決定される。
また、1つのユニットの大きさは、昇降装置の能力や、
固定及び昇降の際の反力の取り方等で適宜選定される。
固定及び昇降の際の反力の取り方等で適宜選定される。
《考案の効果》 以上詳述したように本考案に係る足場による解体作業の
場合、従来の解体方式に比し、次のような効果がある。
場合、従来の解体方式に比し、次のような効果がある。
(1)足場ユニットの固定や昇降のための反力は解体途
上の塔状構造物の頂部に設ける反力材と吊り材等にて行
うため、ユニットの固定,昇降のための設備費は安い。
上の塔状構造物の頂部に設ける反力材と吊り材等にて行
うため、ユニットの固定,昇降のための設備費は安い。
(2)昇降させるユニット以外のユニットの作業床上等
で、遠隔操作によりユニットの昇降を行うため、昇降中
のユニットから作業員が墜落する危険はなく、安全であ
る。
で、遠隔操作によりユニットの昇降を行うため、昇降中
のユニットから作業員が墜落する危険はなく、安全であ
る。
(3)ユニットの昇降のための装置等の設置は極めて容
易であり、ユニットの昇降操作を短時間で行える。
易であり、ユニットの昇降操作を短時間で行える。
第1図は本考案に係る一実施例を示す基本構成図、第2
図(A)〜(C)は本考案に係る足場の一実施例を示す
図で、第2図(A)が平面図、第2図(B)が第2図
(A)のI−I線断面図、第2図(C)が展開図、第3
図は本考案に係る足場に使用される足場締付装置の一実
施例を示す図、第4図(A)〜(J)は本考案に係る足
場を用いて塔状構造物を解体する手順を示す図、第5図
は塔状構造物の従来の解体方式を示す図である。 T……塔状構造物 16a,b,c……足場ユニット 24……昇降装置取付点 31……昇降反力材、32……昇降装置 33……ワイヤ、36……摺動板 39……滑車、40……ロープ
図(A)〜(C)は本考案に係る足場の一実施例を示す
図で、第2図(A)が平面図、第2図(B)が第2図
(A)のI−I線断面図、第2図(C)が展開図、第3
図は本考案に係る足場に使用される足場締付装置の一実
施例を示す図、第4図(A)〜(J)は本考案に係る足
場を用いて塔状構造物を解体する手順を示す図、第5図
は塔状構造物の従来の解体方式を示す図である。 T……塔状構造物 16a,b,c……足場ユニット 24……昇降装置取付点 31……昇降反力材、32……昇降装置 33……ワイヤ、36……摺動板 39……滑車、40……ロープ
Claims (2)
- 【請求項1】塔状構造物の外周囲に沿って設けられ、該
塔状構造物を解体するための作業足場であって、該作業
足場が複数に分割された足場ユニットから構成されると
ともに該足場ユニットが夫々独立して上下移動可能とさ
れ、かつ、該足場ユニットの移動が静止状態の他の足場
ユニット上に移った作業員、または別の場所にいる作業
員の操作により行えるようにしたことを特徴とする塔状
構造物解体用足場。 - 【請求項2】各足場ユニットの塔状構造物側の少くとも
作業床近傍部に設けられた該塔状構造物の外周に接する
摺動板と、該摺動板設置個所近傍部の足場ユニット構成
材に設けられた滑車と、全足場ユニットの該滑車を介し
て全足場ユニットの円周方向に設けられたロープからな
る前記塔状構造物外周側への足場締付装置を具備するこ
とを特徴とする請求項1記載の塔状構造物解体用足場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5350188U JPH0729138Y2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 塔状構造物解体用足場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5350188U JPH0729138Y2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 塔状構造物解体用足場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01157841U JPH01157841U (ja) | 1989-10-31 |
| JPH0729138Y2 true JPH0729138Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31279474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5350188U Expired - Lifetime JPH0729138Y2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 塔状構造物解体用足場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729138Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7186432B2 (ja) * | 2018-12-21 | 2022-12-09 | 中日装業株式会社 | 作業用ゴンドラ装置 |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP5350188U patent/JPH0729138Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01157841U (ja) | 1989-10-31 |
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