JPH0729149U - 軒樋カバー - Google Patents

軒樋カバー

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JPH0729149U
JPH0729149U JP3825693U JP3825693U JPH0729149U JP H0729149 U JPH0729149 U JP H0729149U JP 3825693 U JP3825693 U JP 3825693U JP 3825693 U JP3825693 U JP 3825693U JP H0729149 U JPH0729149 U JP H0729149U
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gutter
rainwater
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誠一 武田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軒樋に落ち葉等が溜まることを抑制して雨水
の流水性を良好に保つ。 【構成】 軒樋カバー20は、軒樋10の開放口11の
端部より上側から軒樋10の一端部よりやや下側の内周
壁面に傾斜して配置され軒樋10の開放口11を覆う基
体21と、基体21の下端部が切り欠かかれて形成され
雨水を軒樋10の水路部12内に流下する排水口21a
と、基体21に固定され軒樋10の一端部と係合するこ
とにより軒樋10に基体21を保持する保持部材22と
から構成されている。基体21に流れ落ちた雨水は、排
水口21aから軒樋10の水路部12に流下する。基体
21上に落ち葉等が付着しても、風力を利用してそれら
を飛散させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、屋根から流れ落ちる雨水を集めて流す軒樋の水路部内への通水阻 害物の侵入を抑制する軒樋カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の軒樋の一例の構成を示す斜視図であり、実開昭57−1686 29号公報に開示されたものである。図5に示すように、軒樋は、断面が略凹状 に形成された外樋2と、断面が略V字状に形成され外樋2に内設されている内樋 1とから構成されている。内樋1の表面には、細長く開口した多数の孔4が形成 されている。
【0003】 また、例えば実開昭52−147932号公報に開示された軒樋のように、外 樋2および内樋1のそれぞれの断面が略円弧状に形成されたものもある。さらに 、内樋1の表面に形成された孔4は、略円形状に形成したものもある。
【0004】 図5に示した従来の軒樋においては、内樋1に流れ落ちた雨水は、孔4から外 樋2に流下し、外樋2内を所定の方向に流れて排水される。 落ち葉等が内樋1に侵入すると、内樋1の底部5に溜められ、外樋2側には侵 入しない。 このために、このような軒樋においては、落ち葉等の侵入によっても流水性が 阻害されないというメリットを有する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の軒樋では、多量の落ち葉等が内樋1内に溜まると、孔 4を塞いでしまい、雨水が孔4から外樋2に流下せずに内樋1から溢れ出してし まうことがあった。
【0006】 従って、定期的に内樋1に溜まった落ち葉等を除去し、軒樋の清掃を行わなけ ればならなかった。しかし、内樋1に溜まった落ち葉等は、例えば屋根上に登っ て箒等で除去する方法等しかなく、危険を伴う難儀な作業を行わなければならな かった。
【0007】 なお、上述した実開昭52−147932号公報に開示された軒樋においては 、内樋1が外樋2の一方の外縁部を支点として回動可能に取り付けられており、 内樋1を回動させて外樋2の外側に配置させることができるので、内樋1に溜ま った落ち葉等を除去することができる。しかし、このような機構を軒樋に設ける ことは、コスト高であった。
【0008】 この考案は、上述のような課題を解消するためになされたものであって、軒樋 に落ち葉等が溜まることを抑制して雨水の流水性を良好に保つとことができる軒 樋カバーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案による軒樋カバーの第1の解決手段は、上 方に開放口が形成された水路部を有する軒樋(10)を覆い、その水路部内への 通水阻害物の侵入を抑制する軒樋カバー(20)であって、前記開放口の端部よ り上側から前記軒樋の水路部の一方の端部の内周壁面の下側近傍に傾斜して配置 される雨水を受容する雨水受容面を有し、前記軒樋の開放口を覆う基体(21) と、前記基体の下端またはその近傍に形成され、前記雨水受容面上の雨水を前記 軒樋の水路部内に流下する排水口(21a)とを備えることを特徴とする。
【0010】 軒樋カバーの第2の解決手段は、前記基体に固定され、前記軒樋の少なくとも 一方の開放口の端部と係合することにより前記軒樋に前記基体を保持する保持部 材(22)を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】 軒樋カバーの第1の解決手段においては、基体は、軒樋の開放口の上部を覆う ように配置される。雨水は、基体の雨水受容面上に落ちると、雨水受容面上を流 れて基体の排水口から軒樋の水路部に流下される。従って、軒樋への通水阻害物 の侵入を抑制することができる。また、基体のほとんどの部分は、軒樋の上端部 より高い位置に配置されているので、基体21上の通風性が良く、基体上(雨水 受容面上)に通水阻害物が溜まっても、風力を利用してそれらのものを飛散させ ることができる。
【0012】 軒樋カバーの第2の解決手段においては、基体は、保持部材により軒樋に取り 付けられる。従って、既存の軒樋に対しても基体を着脱自在に取り付けることが できる。
【0013】
【実施例】
以下、図面等を参照して、本考案による軒樋カバーの一実施例について説明す る。図1は、軒樋に取り付けられた本考案による軒樋カバーの一実施例の構成を 示す斜視図である。図2は、図1の平面図(図中(a))および側面図(図中( b))を示している。ここで、実施例において示す軒樋は、従来の軒樋の一例で ある。
【0014】 図1に示すように、軒樋10は、上方に開放口11が形成され、断面が略円弧 状の水路部12を有している。軒樋10は、例えば厚さが0.5mm程度の板状 部材等から形成されている。また、軒樋10の開放口11の両端部は、略中空円 筒状に形成されている。
【0015】 軒樋カバー20は、基体21と、保持部材22とから構成されている。 基体21は、例えば厚さが0.5mm程度の鋼板,好ましくは耐食性に優れた ステンレス鋼板等、あるいは、プラスチック部材等から形成されている。基体2 1の長手方向の長さは、例えば1.2m程度に形成されている。図1および図2 (b)に示すように、基体21は、略L字状または略く字状に形成されている。 また、図2(a)に示すように、その一端部には、略円弧状に切り欠かれた排水 口21aが、所定の間隔を有して並設されている。
【0016】 保持部材22は、例えば厚さが0.7mm程度の弾性を有するステンレス鋼板 や、プラスチック部材等から形成されている。保持部材22は、図2(b)に示 すように、中央部が略中空円筒状に形成され、その両側は、略垂直な方向に延長 されている。保持部材22の一方の端面は、基体21に固定されている。基体2 1に保持部材22を固定する方法は、例えば溶接や、接着、ネジによる螺合等、 いかなる方法を用いても良い。 図2(a)において、保持部材22は、基体21に1つのみ設けられているが 、例えば基体21の長手方向に所定の間隔を隔てて複数個設けても良い。
【0017】 次に、軒樋カバー20が軒樋10に取り付けられたときの様子を説明する。図 2(b)に示すように、保持部材22の略中空円筒状に形成された部分を、軒樋 10の一端部(図2(b)中左側)の略円筒状に形成された部分に嵌合させる。 これにより、保持部材22の図2(b)中下側に延長する端面は、軒樋10の外 壁面に当接または圧接される。これにより、軒樋10に基体21が保持される。
【0018】 このときには、基体21の一端部(図2(b)中右側)は、軒樋10の図中右 側上端部と当接する。さらに、基体21の他端部(図2(b)中左側)は、軒樋 10の水路部12の内周壁面であって図中左上端部よりやや下側の部分と当接す る。このように、軒樋10の開放口11の上方から軒樋10の水路部12の図中 左上端部側に傾斜するように配置された基体21の表面が、雨水を受容する雨水 受容面となる。基体21は、長手方向に例えば10mm程度オーバラップさせて 軒樋10に複数個のものが連設される。
【0019】 図3は、上述した軒樋10に取り付けられた軒樋カバー20の雨水の流れを示 す側面図である。図3に示すように、軒樋カバー20は、基体21の雨水受容面 が建物の屋根等30の端部の下側に位置し、かつ、基体21の雨水受容面の下り 方向が屋根等30の外側の方向(図3中左方向)となるように配置されている。
【0020】 屋根等30から雨水が流れ落ちると、雨水は、図中A方向に流れ落ち、基体2 1の雨水受容面上に落ちるので、軒樋10の水路部12内へは直接流下しない。 雨水は、基体21の雨水受容面の下り勾配の作用により、図中左下側(図中B方 向)に流れ落ちる。基体21の図中左下側端部には、排水口21aが形成されて いるので、雨水は、この排水口21aを通り抜け、軒樋10の水路部12内へと 流下する(図中C方向)。
【0021】 軒樋10の開放口11の上部は、基体21により覆われているので、例えば落 ち葉等の通水阻害物は、排水口21aを通り抜けることができる大きさのもので なければ、軒樋10の水路部12内へは侵入しない。また、土や埃、檜の葉程度 の大きさのものは、この排水口21aを通り抜けることができるが、それらは雨 水とともに軒樋10の水路部21を流れて排水され、水路部12の通水を阻害す ることはない。
【0022】 また、基体21のほとんどの部分が軒樋10の開放口11の上部に配置されて いるので、落ち葉等が基体21の雨水受容面上に付着した場合には、風が吹いた ときの風力を利用して、これらのものを自然に飛散させることができる。また、 落ち葉等が基体21に張り付いてしまい、飛散されない場合には、噴射機等を利 用して、水または空気等を基体21の雨水受容面に噴射することにより、これら のものを容易に飛散させることができる。このときには、建物の屋根上から上記 噴射を行わなくともこれらのものを飛散させることができる。
【0023】 次に、本考案による軒樋カバー20の具体的設計例を示す。 図4は、図1に示した軒樋10と軒樋カバー20の一設計例を表示する図であ る。図4(b)に示すように、軒樋10は、その厚みT1が0.5mm,水路部 を形成する内側の半径R1が45mm,横幅L1が90mm,両端部の中空円筒 形状部分の外径D1が8mmに設定されている。
【0024】 このときに、軒樋カバー20は、図4(a)に示すように、排水口21aを形 成する間隔L11を15mm,半円状の切り欠き半径R11を2.5mmに設定 した。 また、図4(b)に示すように、基体21の厚みT11を0.5mm,雨水受 容面を構成する部分の長さL12を83mm,他方の長さL13を22mmに設 定した。また、基体21の軒樋10の上端部(すなわち、軒樋10の水路部の半 径R1の中心)からの高さH11を17mm,保持部材22の基体21との密着 面から軒樋10の上端部までの高さH12を10mmに設定した。
【0025】 以上、本考案による軒樋カバーの一実施例について説明したが、本考案は、上 述した実施例に限定されることなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の 変形が可能である。例えば、保持部材22は、基体21の一方の端部に取り付け たが、両端部に取り付け、軒樋10の両端部と係合させても良い。また、基体2 1の軒樋10への取付は、保持部材22のみにより行ったが、軒樋10への基体 21の取り付け後に、さらに針金等を巻き付ければ、より確実に固定することが できる。
【0026】 排水口21aは、基体21の外縁部を略円弧状に切り欠いて形成したが、これ に限らず、基体21の外縁部の近傍を略円状,略角形状等に開口して形成しても 良い。また、実施例では、基体21は、動かないように軒樋10に取り付けたが 、基体21が軒樋10の一端部を支点として回動可能に保持部材22を形成する こともできる。基体21の雨水受容面の軒樋からの高さ,傾斜角度,面積の広さ 、および排水口21aの数、形状、面積等は、降水量等の環境の相違に応じて適 宜の寸法に設定することができ、本考案においてこれらを寸法を限定するもので はない。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の軒樋カバーによれば、軒樋の開放口の 上部を雨水受容面を有する基体により覆うようにしたので、軒樋への通水阻害物 の侵入を抑制することができる。さらに、本考案による軒樋カバーは、軒樋の開 放口の上部に配置されるので、たとえ通水阻害物が付着しても、風力を利用して 自然に飛散させることができ、自然浄化を行うことができる。 また、噴射機等を用いて雨水受容面の清掃を効率的に行うこともできる。
【0028】 請求項2に記載の軒樋カバーによれば、保持部材により軒樋に基体を取り付け たので、既存の軒樋に対しても基体を取り付けることができる。また、軒樋と軒 樋カバーとの再分解が可能となるので、保守作業の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】軒樋に取り付けられた本考案による軒樋カバー
の一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の平面図および側面図である。
【図3】軒樋に取り付けられた軒樋カバーの雨水の流れ
を示す側面図である。
【図4】本考案による軒樋カバーの一設計例を示す図で
ある。
【図5】従来の軒樋の一例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 軒樋 11 開放口 12 水路部 20 軒樋カバー 21 基体 21a 排水口 22 保持部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開放口が形成された水路部を有す
    る軒樋を覆い、前記水路部内への通水阻害物の侵入を抑
    制する軒樋カバーであって、 前記開放口の端部より上側から前記軒樋の水路部の一方
    の端部の内周壁面の下側近傍に傾斜して配置される雨水
    を受容する雨水受容面を有し、前記軒樋の開放口を覆う
    基体と、 前記基体の下端またはその近傍に形成され、前記雨水受
    容面上の雨水を前記軒樋の水路部内に流下する排水口と
    を備えることを特徴とする軒樋カバー。
  2. 【請求項2】 前記基体に固定され、前記軒樋の少なく
    とも一方の開放口の端部と係合することにより前記軒樋
    に前記基体を保持する保持部材を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の軒樋カバー。
JP1993038256U 1993-06-18 1993-06-18 軒樋カバ― Expired - Lifetime JP2508559Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6142333A (en) * 1996-05-31 2000-11-07 Piolax Inc. Bi-directional lid opening apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447024U (ja) * 1990-08-28 1992-04-21
JPH0649625U (ja) * 1992-10-14 1994-07-08 孝雄 穂積 雨樋用カバー

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