JPH07292505A - 水着用カップ - Google Patents

水着用カップ

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JPH07292505A
JPH07292505A JP10489994A JP10489994A JPH07292505A JP H07292505 A JPH07292505 A JP H07292505A JP 10489994 A JP10489994 A JP 10489994A JP 10489994 A JP10489994 A JP 10489994A JP H07292505 A JPH07292505 A JP H07292505A
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JP
Japan
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cup
silicone rubber
antibacterial
cloth
wearing
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JP10489994A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Tomaru
一彦 都丸
Tsutomu Yoneyama
勉 米山
Ryuichi Handa
隆一 半田
Shogo Sudo
彰吾 須藤
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FUREKISHIII KK
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
FUREKISHIII KK
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シリコーンゴム(2)又はシリコーンゴム
(2)の表裏面のいずれか一方又は両方に布(3)を積
層した複合体をバストカップ形状に成型してなる水着用
カップ(1)を提供する。この場合、シリコーンゴムに
抗菌剤を配合することが有効である。 【効果】 本発明の水着用カップは、耐熱性、耐候性、
耐久性、耐薬品性に優れ、またシリコーンゴムの持つ弾
力性、伸縮性により、フィット感に優れ、しかも安全性
の高いものであると共に、抗菌性セラミックス等の抗菌
剤の配合により、カビ、雑菌がつかず、異臭もないもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水着着用時においてバ
ストを保護するために用いる水着用カップに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
水着着用時にバストを保護するために用いる水着用カッ
プとしては、種々の材質、形状、構造のものが提案及び
市販されている。例えば、EVAのようなサーモプラス
チックエラストマーのフィルムを布で被覆したバストカ
ップ形状のもの、ポリエチレンフォームのようなプラス
チック発泡体を使用したもの、ポリウレタンフォームを
使用したものなどが挙げられるが、これらのものは、耐
熱性、耐候性がなく、温水による洗濯や温風乾燥器にか
けると型くずれや物性劣化などの不具合が発生したり、
海水浴や塩素水使用のプールなどで長期間使用すると型
くずれや物性劣化などの不具合が発生していた。
【0003】更に、上記のものは、抗菌性がなく、雑菌
やカビの繁殖があったり、それに伴い異臭がするなどの
不具合があった。また、不織布を使用したものもある
が、このものは水中で型くずれしてしまうという不具合
があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、耐熱性、耐候性、耐久性、耐薬品性に優れ、容易に
型くずれや変色することのない水着用カップ、また特に
抗菌性に優れた水着用カップを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
目的を達成するため、シリコーンゴム又はシリコーンゴ
ムの表裏面のいずれか一方もしくは両方に布を積層した
複合体をバストカップ形状に成型した水着用カップを提
供する。この場合、シリコーンゴム中に抗菌性セラミッ
クス等の抗菌剤を配合したものが好適である。
【0006】本発明の水着用カップは、シリコーンゴム
から形成されるので、以下の作用を有する。 1.抗菌性セラミック等の抗菌剤を配合したものは、抗
菌性に優れ、カビ、雑菌などが繁殖せず、異臭がするこ
とがない。 2.耐熱性に優れ、洗濯時に温水を使用したり、乾燥時
に温風を使用しても型くずれがなく、しわも発生しな
い。 3.耐候性、耐久性に優れ、海水、プールの塩素水、サ
ンオイルに長期間浸漬されても、型くずれ、変色、物性
劣化がなく、日光や、日焼けサロンの紫外線に長期間さ
らされても、型くずれ、変色、物性劣化がない。 4.弾力性及び伸縮性に優れるので、人体へのフィット
性がよく、フィット感がよい。また、バスト整型性にも
優れる。 5.生理的不活性なので、人体に直接接触してもかぶれ
等が発生することがなく、安全性が高い。 6.ドライクリーニングなどの溶剤に対してカップが変
形することがなく、ドライクリーニングできる。 7.バストカップに貫通孔を少なくとも1個以上有する
ものは、通気性に優れ、汗や水を効率よく飛散させるこ
とができるのでむれることがない。また、排水性も良
く、プールの水や海水が滞留することがない。さらに着
用時にシワなどの不具合が発生せず見栄えが良い。
【0007】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の水着用カップは、シリコーンゴム又はシリ
コーンゴムの表裏面のいずれか一方もしくは双方に布を
積層してなる複合体をバストカップ状に成型してなるも
のである。
【0008】この場合、シリコーンゴムとしては、公知
の種々のものを使用することができるが、特に下記組成
の硬化性オルガノポリシロキサン組成物を硬化すること
によって得られるものが好適である。 (A)下記平均組成式(1)で示され、平均重合度が3
00以上のオルガノポリシロキサン RnSiO(4-n)/2 …(1) (式中、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基、nは
1.95〜2.05の正数を表す。) (B)マイクロバルーン (C)抗菌剤 (D)硬化触媒
【0009】ここで、(A)成分の平均重合度300以
上のオルガノポリシロキサンは、下記平均組成式(1) RnSiO(4-n)/2 …(1) で示されるものであるが、式中Rは非置換又は置換の一
価炭化水素基を表し、特に炭素数1〜10、より好まし
くは1〜8のものが好ましい。具体的にはメチル基,エ
チル基,プロピル基等のアルキル基、ビニル基,アリル
基等のアルケニル基、フェニル基,トリル基等のアリー
ル基及びこれらの基の水素原子の一部又は全部を塩素原
子,フッ素原子等のハロゲン原子、シアノ基等で置換し
たクロロメチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエ
チル基などが挙げられる。この場合、Rの0.001〜
20モル%がアルケニル基であることが好ましい。一般
的にはオルガノポリシロキサンの主鎖がジメチルシロキ
サン単位からなるもの又はこのオルガノポリシロキサン
の主鎖にビニル基、フェニル基、トリフルオロプロピル
基等を導入したものが好適に用いられる。また、nは
1.95〜2.05の正数である。
【0010】このオルガノポリシロキサンの平均重合度
は、液状タイプの場合は300〜2,000、ゴム状タ
イプの場合は6,000〜12,000であることが好
ましい。
【0011】また、(B)成分のマイクロバルーンとし
ては、硬化物の比重を軽くする目的で配合するもので、
無機系のシリカバルーン、ガラスバルーン、シラスバル
ーンが好適であり、平均粒径は1〜500μm、比重は
0.1〜0.7のものが好ましい。このようなものとし
ては、スリーエム(株)製のグラスバブルス、旭硝子
(株)製のセルスターなどが挙げられる。マイクロバル
ーンの配合量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン
100部(重量部、以下同じ)に対して0〜50部、好
ましくは1〜50部、より好ましくは1〜20部であ
る。50部より多く配合すると硬化物がもろくなる。
【0012】次に、(C)成分の抗菌剤は、水着用カッ
プに抗菌性及び防カビ性を付与する目的で配合する。こ
の抗菌剤としては、各種のものを使用し得るが、特に抗
菌性セラミックスが好ましい。この抗菌性セラミックス
の例としては、リン酸塩セラミックスに銀イオンを結合
させた銀系無機抗菌剤、例えば新東工業(株)製の抗菌
多孔質ビーズや、ゼオライトに銀イオン、銅イオン、亜
鉛イオン等を結合させたもの、例えばシナネンゼオミッ
ク製のゼオミック(商品名)等が挙げられる。(C)成
分の配合量は、上記(A)成分100部に対し0.5〜
10部が好ましく、0.5部未満では抗菌性が不十分で
あり、10部を超えても効果は変わらず、コスト的に不
利となる。
【0013】(D)成分の硬化剤は、通常シリコーンゴ
ムの硬化に用いられる公知のものでよく、例えばラジカ
ル反応に使用されるジ−t−ブチルパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド等の有機過酸化物、付加
反応硬化剤としてのケイ素原子に結合した水素原子を1
分子中に少なくとも2個以上含有するオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサンと白金系触媒とからなるものなど
が挙げられる。付加反応硬化剤を用いる場合は、(A)
成分のオルガノポリシロキサン中にアルケニル基が含ま
れていることが必要であり、また、白金又は白金化合物
が多量に添加されているときはメチルビニルシクロテト
ラシロキサン等のビニル基含有オルガノポリシロキサ
ン、トリアリルイソシアヌレート、アセチレンアルコー
ル及びそのシラン変性物又はシロキサン変性物等の反応
制御剤を添加することが好ましい。なお、硬化剤の添加
量は有機過酸化物の場合、オルガノポリシロキサン10
0重量部に対して0.1〜5重量部が好ましく、付加反
応硬化剤はオルガノポリシロキサンのアルケニル基に対
してSiH/アルケニル基=0.5〜2となる量のオル
ガノハイドロジェンポリシロキサン、1〜1000pp
mの白金又は白金化合物を用いることが好ましい。
【0014】上記オルガノポリシロキサン組成物には、
上記(A)〜(D)成分の他、必要に応じてシリカヒド
ロゲル(含水ケイ酸)、シリカエアロゲル(無水ケイ
酸)などの補強性シリカ充填剤、クレイ、炭酸カルシウ
ム、けいそう土、二酸化チタン等の充填剤、低分子シロ
キサンエステル、シラノール等の分散剤、酸化鉄、酸化
セリウム、オクチル酸鉄等の耐熱性向上剤、無機顔料、
有機顔料等の着色剤、ゴムのグリーン強度を上げるため
のポリテトラフルオロエチレン粒子、シランカップリン
グ剤、チタンカップリング剤等の接着付与剤などを添加
してもよい。
【0015】本発明の水着用カップは、上記シリコーン
ゴムのみにより形成できるが、シリコーンゴムシートの
表裏面のいずれか一方、好ましくは両方に布を積層した
複合シート、特にシリコーンゴムを布で被覆したものに
て形成することができる。この場合、布としては、織
布、メリヤス(ニット)、組物、レース、ネック、フエ
ルト、フリース不織布など、平面上の繊維製品であれ
ば、いずれも使用することができる。また、布に使用す
る繊維としては、特に限定されるものではないが、例え
ば綿、麻、絹、羊毛、レーヨン、キュプラ、アセテー
ト、トリアセテート、プロミックス、ビニロン、ナイロ
ン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、アク
リル、ポリプロピレン、ポリウレタン、ベンゾエート、
ポリクラールなどが例示される。
【0016】なお、上記硬化性オルガノポリシロキサン
組成物をバストカップ形状に成型硬化する方法として
は、公知のシリコーンゴムの加工方法が応用できるが、
オルガノポリシロキサンの平均重合度が6,000〜1
2,000のゴム状タイプのものを使用した通称ミラブ
ルゴムの場合には、例えばカレンダー成形により硬化性
オルガノポリシロキサン組成物を連続シート状にプレフ
ォーム成形した後、型成形によりバストカップ形状に圧
縮成形すればよい。このとき、布を硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物のシート状物の上下に配置すれば、布
で被覆されたバストカップ形状の水着用カップが得られ
る。また、オルガノポリシロキサンの平均重合度が30
0〜2,000の液状タイプのものを使用した通称液状
ゴムの場合には、例えば射出成形(LIMS=Liqu
id Injection Molding Syst
em)により硬化性オルガノポリシロキサン組成物をバ
ストカップ形状に成型すればよい。
【0017】上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化
条件は、硬化触媒の種類によって相違するが、通常室温
〜200℃で5秒〜2時間(成型圧0.1kgf/cm
2〜1000kgf/cm2)とすることができる。
【0018】また、通気性の点から本発明の水着用カッ
プは、そのシリコーンゴム又はシリコーンゴムと布との
積層複合体にその表裏面を貫通する貫通孔を形成するこ
とができる。この場合、この貫通孔はその1個当りの面
積が0.01〜2cm2、特に0.03〜0.5cm2
範囲にあることが好ましく、またその総面積がカップ表
面の1〜80%、特に5〜30%であることが好まし
い。
【0019】更に、水着は体にフィットさせるために伸
縮性の布で作られているが、体を締め付けて体型を整え
るなどの工夫がなされている。水着を着用した場合、バ
スト部分は上下左右に伸ばされ、大きな応力がかかる。
この応力によりカップが変形しないためには、JIS−
L−1096 C法において、曲げ反撥性のうち、ルー
プ硬さが200gf以上が必要であり、それより小さい
とカップが変形してしまい、見栄えが悪いと同時にバス
ト整形性が悪くなる場合が生じる。また、4000gf
を越えるとカップが硬くなりすぎ、感触が悪くバストへ
の圧迫感が大きく、好ましくない。より好ましくは20
0〜2000gfである。更にカップが外力により変形
した場合の復元性の目安となるループ反撥率は30%以
上が好ましく、それより小さい場合、変形した部分の復
元性が悪く、見栄えが悪いと同時にバスト整形性が悪く
なる場合かある。
【0020】
【発明の効果】本発明の水着用カップは、耐熱性、耐候
性、耐久性、耐ドライクリーニング性、耐サンオイル性
に優れ、またシリコーンゴムの持つ弾力性、伸縮性によ
り、フィット感に優れ、しかも安全性の高いものである
と共に、抗菌性セラミックス等の抗菌剤の配合により、
カビ、雑菌がつかず、異臭もないものである。
【0021】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0022】〔実施例1〜10、比較例1〜3〕表1,
2に示す組成のミラブルタイプ硬化性オルガノポリシロ
キサン組成物をカレンダーロールを使用したカレンダー
加工により、表1に示す厚さのシートを成型した。この
場合、実施例4,5,9,10のものは、ポリエステル
系のトリコット布2枚でオルガノポリシロキサン組成物
を挟んでラミネートし、複合シートを成型した。
【0023】次に、図1に示す雄型1aと雌型1bとか
らなる金型1を使用して、165℃,5分,10kgf
/cm2の条件で熱プレスすることにより、Cカップ9
0(JIS−L−4006)のバストカップ形状の水着
用カップを成型した。得られた水着用カップの断面図を
図2,3に示す。なお、図中2は水着用カップで、3は
上記オルガノポリシロキサン組成物のシート(シリコー
ンゴムシート)、4はトリコット布である。
【0024】比較のため、市販のEVAフィルムを使用
したカップ、ポリエチレンフォームを使用したカップ、
ポリウレタンフォームを使用したカップを成型した。
【0025】得られた水着用カップの抗菌性、耐熱性、
耐候性、耐久性、耐ドライクリーニング性を下記方法で
評価した。結果を表3に示す。耐熱性 カップを90℃温水に1時間浸漬した後、風乾してカッ
プの変形を下記基準で評価した。 ◎ 変形なし ○ 変形殆んどなし △ わずかに変形あり × はげしい変形あり耐候性 JIS−B−7752に準拠して評価した。結果は引張
強度保持率(%)で示す。また、JIS−B−7752
試験後のカップの変色を下記基準にて評価した。 ◎ 変色なし ○ 変色殆んどなし △ わずかに変色あり × 黄変あり抗菌性 試験菌としてAspergillus niger I
FO4414を使用し、ASTM−G21試験法に準じ
て行った。寒天平板上に置いた試験片(30×30m
m)にカビ胞子懸濁液を一定量噴霧し、温度25℃,湿
度85%RH以上で培養し、1か月後のカビの発育状態
を実体顕微鏡で観察し、下記基準で評価した。 ◎ 菌の繁殖なし ○ 菌の繁殖殆んどなし △ わずかに菌の繁殖あり × 菌の繁殖がはげしい耐久性 海水に480時間浸漬した後の耐久性、25℃の塩素水
(有効塩素量20mg/リットル)を用い、洗濯試験機
JIS−L−0821での30分間洗濯を5回繰り返し
た後の耐久性、及びサンオイルに96時間浸漬した後の
耐久性につき、カップの変形(型くずれ)及び変色を上
記と同様な基準によりそれぞれ評価することにより試験
した。 〈耐ドライクリーニング性〉試験方法 洗剤:バイオクリン(ツー・エム化成製) 溶剤:ブライトソル(シェルジャパン製) バイオクリン40ccをブライトソル60リットルに入
れ、洗濯機にて8分間洗濯した後に5分間脱水し、その
後40℃で10分間乾燥機にて乾燥した。評価 型くずれ:耐熱性の場合と同じ 変色:耐候性の場合と同じ
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】 架橋剤No.1組成 2,5−ジメチル2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)
ヘキサン架橋剤No.2組成 塩化白金酸の2重量%2−エチルへキサノール溶液 10部 オルガノハイドロジェンポリシロキサン* 100〃 アセチレンアルコール 1〃
【0028】
【化1】 抗菌剤 ゼオミックZAW、品川燃料社製マイクロバルーン 住友スリーエム社製グラスバブルス硬化物物性 各組成物を150℃で30分間硬化した後の試料をJI
S−K−6301に準拠して測定した。
【0029】
【表3】
【0030】〔実施例11〜13〕表4,5に示す組成
の液状タイプ硬化性オルガノポリシロキサン組成物を
(株)山城精機製作所製の液状シリコーンゴム射出成形
機LIM−100−52V型を使用して、射出圧力50
0kgf/cm2、金型温度150℃の条件でCカップ
90(JIS−L−4006)のバストカップ形状に射
出成形することにより、水着用カップを製造した。
【0031】得られたカップについて上記実施例と同様
の方法でその特性を評価した。結果を表6に示す。
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】次に、実施例3,5,10,13及び比較
例2,3において、トップの厚みの1/2の厚みで、2
0×50mmのシート状の試験片を作成し、JIS−L
−1096の曲げ反撥性測定を行った。結果を図7及び
表7に示す。
【0036】
【表7】
【0037】〔実施例14〜16〕実施例1〜3と同様
の組成物を押出し加工した後、打抜きによりそれぞれ直
径1mm、2mm、3mmの貫通孔を縦横5mm間隔で
全面に形成した。その後、上記実施例と同様に図4に示
すカップを成型した。なお、図中5は貫通孔である。
【0038】〔実施例17〕実施例1と同様の組成物か
らなるシートに直径1mmの貫通孔を打抜きにより縦横
3mm間隔で全面に形成した後、このシートの両面をポ
リエステル系のメリヤス布でラミネートし、複合シート
を成型した。その後、上記実施例と同様に図5に示すカ
ップを成型した。
【0039】〔実施例18〕実施例5と同様の複合シー
トを成型した後、熱プレス成形にてバストカップ形状に
成型し、更に打抜きにより直径1mmの貫通孔を縦横4
mm間隔で全面に形成し、図6に示すカップを得た。上
記カップの厚み、重量を表8に示す。
【0040】
【表8】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の水着用カップの成形に用いたプレス金
型の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る水着用カップの断
面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る水着用カップの断
面図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係る水着用カップの断
面図である。
【図5】本発明の第4の実施例に係る水着用カップの断
面図である。
【図6】本発明の第5の実施例に係る水着用カップの断
面図である。
【図7】実施例、比較例のJIS−L−1096の曲げ
反撥性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 金型 2 水着用カップ 3 シリコーンゴム 4 トリコット布 5 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米山 勉 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 半田 隆一 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 須藤 彰吾 東京都杉並区宮前5丁目4番25号 フレキ シィー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーンゴムをバストカップ形状に成
    型してなる水着用カップ。
  2. 【請求項2】 シリコーンゴムの表裏面のいずれか一方
    又は両方に布を積層した複合体をバストカップ形状に成
    型してなる水着用カップ。
  3. 【請求項3】 シリコーンゴム又はシリコーンゴムと布
    との積層複合体が、その表裏面を貫通する貫通孔を1個
    以上有しており、該貫通孔の1個あたりの面積が0.0
    1〜2cm2の範囲であり、その総面積がカップ表面の
    面積の1〜80%の範囲であることを特徴とする請求項
    1又は2記載の水着用カップ。
  4. 【請求項4】 シリコーンゴム中に抗菌剤が配合されて
    なる請求項1,2又は3記載の水着用カップ。
  5. 【請求項5】 抗菌剤が抗菌性セラミックスである請求
    項4記載の水着用カップ。
  6. 【請求項6】 シリコーンゴム又はシリコーンゴムと布
    との積層複合体が、JIS−L−1096による曲げ反
    撥性において、C法(ループ圧縮法)でのループ硬さが
    200〜4000gfであって、かつ、50%圧縮での
    ループ反撥率が30%以上であるシリコーンゴムよりな
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載の水着用カップ。
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