JPH0729257Y2 - 高粘性流体ポンプの輸送シリンダ貫入不良防止装置 - Google Patents
高粘性流体ポンプの輸送シリンダ貫入不良防止装置Info
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- JPH0729257Y2 JPH0729257Y2 JP1848789U JP1848789U JPH0729257Y2 JP H0729257 Y2 JPH0729257 Y2 JP H0729257Y2 JP 1848789 U JP1848789 U JP 1848789U JP 1848789 U JP1848789 U JP 1848789U JP H0729257 Y2 JPH0729257 Y2 JP H0729257Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコンクリートの如き高粘性流体をホッパ内から
吸入して吐出させるために用いる高粘性流体圧送ポンプ
のうち、特に、ホッパ内に輸送シリンダを貫入させて該
輸送シリンダ内に高粘性流体を取り込む形式のポンプに
おいて輸送シリンダのホッパ内への貫入不良を未然に防
止するための高粘性流体ポンプの輸送シリンダ貫入不良
防止装置に関するものである。
吸入して吐出させるために用いる高粘性流体圧送ポンプ
のうち、特に、ホッパ内に輸送シリンダを貫入させて該
輸送シリンダ内に高粘性流体を取り込む形式のポンプに
おいて輸送シリンダのホッパ内への貫入不良を未然に防
止するための高粘性流体ポンプの輸送シリンダ貫入不良
防止装置に関するものである。
[従来の技術] コンクリートの如き高粘性流体を扱うポンプとしては、
第3図に示す如く、ホッパ1内に2本の輸送シリンダ2
と3を、その軸心方向へ移動自在に且つ平行に貫入し、
該各輸送シリンダ2,3をNo.1の2本の貫入シリンダ4,5と
No.2の2本の貫入シリンダ6,7により交互に前進、後退
させるようにし、輸送シリンダ2又は3がホッパ1内に
貫入されるとき(前進させられるとき)ホッパ1内の高
粘性流体が輸送シリンダ2又は3の前端より内部に入
り、貫入された輸送シリンダ2又は3が受管8に嵌合す
ると、次に輸送シリンダ2又は3内の圧送ピストン10又
は11が圧送シリンダ12又は13により前進させられて輸送
シリンダ2又は3内に入っている高粘性流体を揺動管9
内を通して吐出させるようにしてあり、上記揺動管9を
揺動シリンダ14,15により左右へ揺動させながら輸送シ
リンダ2又は3を交互に貫入(前進)させることにより
順次流体を吐出させるようにした形式のものが提案され
ている。
第3図に示す如く、ホッパ1内に2本の輸送シリンダ2
と3を、その軸心方向へ移動自在に且つ平行に貫入し、
該各輸送シリンダ2,3をNo.1の2本の貫入シリンダ4,5と
No.2の2本の貫入シリンダ6,7により交互に前進、後退
させるようにし、輸送シリンダ2又は3がホッパ1内に
貫入されるとき(前進させられるとき)ホッパ1内の高
粘性流体が輸送シリンダ2又は3の前端より内部に入
り、貫入された輸送シリンダ2又は3が受管8に嵌合す
ると、次に輸送シリンダ2又は3内の圧送ピストン10又
は11が圧送シリンダ12又は13により前進させられて輸送
シリンダ2又は3内に入っている高粘性流体を揺動管9
内を通して吐出させるようにしてあり、上記揺動管9を
揺動シリンダ14,15により左右へ揺動させながら輸送シ
リンダ2又は3を交互に貫入(前進)させることにより
順次流体を吐出させるようにした形式のものが提案され
ている。
かかる輸送シリンダ貫入式のポンプでは、ホッパ1の底
部に設けられた半円筒状の凹溝内に沿わせて輸送シリン
ダ2,3を嵌合させるようにして貫入させてあり、輸送シ
リンダ2,3を交互に前進させるとき、各輸送シリンダ2,3
が各凹溝内の高粘性流体中を移動してホッパ1前面の受
管8の部分まで貫入させられるようにしてあり、又、各
輸送シリンダ2,3の先端形状は、第4図に一例を示す如
く斜めに切断された形状のものが多く、これに対応させ
て受管8部に斜めに切断された受リング8aが輸送シリン
ダ嵌合部8bの内側に備えられており、輸送シリンダ2,3
がストロークエンドに達して貫入を終えたときに該輸送
シリンダ2,3の先端面と上記受リング8aの後端面が密着
して一連の通路が形成され、この一連の通路を通して輸
送シリンダ2,3内の高粘性流体が吐出されるようにして
ある。16は受リング8aと揺動管9とを連通させるために
受管8部の内側に設けたリングである。
部に設けられた半円筒状の凹溝内に沿わせて輸送シリン
ダ2,3を嵌合させるようにして貫入させてあり、輸送シ
リンダ2,3を交互に前進させるとき、各輸送シリンダ2,3
が各凹溝内の高粘性流体中を移動してホッパ1前面の受
管8の部分まで貫入させられるようにしてあり、又、各
輸送シリンダ2,3の先端形状は、第4図に一例を示す如
く斜めに切断された形状のものが多く、これに対応させ
て受管8部に斜めに切断された受リング8aが輸送シリン
ダ嵌合部8bの内側に備えられており、輸送シリンダ2,3
がストロークエンドに達して貫入を終えたときに該輸送
シリンダ2,3の先端面と上記受リング8aの後端面が密着
して一連の通路が形成され、この一連の通路を通して輸
送シリンダ2,3内の高粘性流体が吐出されるようにして
ある。16は受リング8aと揺動管9とを連通させるために
受管8部の内側に設けたリングである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、ホッパ1内の高粘性流体中には大砂利や脱水
塊等が混入している場合が多く、輸送シリンダ2又は3
がホッパ内を前進して貫入されるときに、ストロークエ
ンド近くで受リング8aとの間に高粘性流体がかみ込まれ
た状態となり、輸送シリンダ2又は3は貫入直前で大き
な抵抗を受けて貫入し難くなり、又、第4図における輸
送シリンダ2又は3の先端と受リング8aの後端との間に
ある高粘性流体が、輸送シリンダ2又は3と受リング8a
の傾斜面に沿って外部へ流出する速度vが大きくなって
輸送シリンダ2又は3の先端が受管8の輸送シリンダ嵌
合部8bに貫入しずらくなり、貫入不良を引き起こすこと
になる。輸送シリンダ2又は3が貫入不良を引き起こす
と、復旧させるために、第4図に示す輸送シリンダ2又
は3の先端と受リング8aの後端との間の高粘性流体を取
り除くときに、ホッパ1内の他の高粘性流体をすべてホ
ッパ1外へ出さなければならないため、高粘性流体を無
駄にする量が多くなる、という問題があった。
塊等が混入している場合が多く、輸送シリンダ2又は3
がホッパ内を前進して貫入されるときに、ストロークエ
ンド近くで受リング8aとの間に高粘性流体がかみ込まれ
た状態となり、輸送シリンダ2又は3は貫入直前で大き
な抵抗を受けて貫入し難くなり、又、第4図における輸
送シリンダ2又は3の先端と受リング8aの後端との間に
ある高粘性流体が、輸送シリンダ2又は3と受リング8a
の傾斜面に沿って外部へ流出する速度vが大きくなって
輸送シリンダ2又は3の先端が受管8の輸送シリンダ嵌
合部8bに貫入しずらくなり、貫入不良を引き起こすこと
になる。輸送シリンダ2又は3が貫入不良を引き起こす
と、復旧させるために、第4図に示す輸送シリンダ2又
は3の先端と受リング8aの後端との間の高粘性流体を取
り除くときに、ホッパ1内の他の高粘性流体をすべてホ
ッパ1外へ出さなければならないため、高粘性流体を無
駄にする量が多くなる、という問題があった。
そこで、本考案は、輸送シリンダが貫入不良を生ずるス
トロークエンド近くに来ると、該輸送シリンダの先端と
受リングの後端との間の高粘性流体を輸送シリンダ内に
逃がすようにして貫入不良を未然に防止できるようしよ
うとするものである。
トロークエンド近くに来ると、該輸送シリンダの先端と
受リングの後端との間の高粘性流体を輸送シリンダ内に
逃がすようにして貫入不良を未然に防止できるようしよ
うとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記課題を解決するために、ホッパ内に2本
の輸送シリンダをその軸心方向へ移動自在に貫入して、
該2本の輸送シリンダを交互に前進させるときに該前進
する輸送シリンダ内部にホッパ内の高粘性流体を取り込
むようにし、該輸送シリンダの先端をホッパ前側の受管
に嵌合させて貫入が終了した時点で第1リミットスイッ
チが作動して上記圧送シリンダを作動させて該輸送シリ
ンダ内の圧送ピストンを圧送シリンダにより前進させる
ことにより上記輸送シリンダ内に取り込んだ高粘性流体
を圧送するようにしてある高粘性流体ポンプにおいて、
上記輸送シリンダの先端が貫入直前位置に来たとき検出
する第2リミットスイッチを設け、且つ上記圧送シリン
ダのヘッド側及びロッド側の圧力室に圧油を給排するラ
インの途中に、該圧送シリンダのロッド側の圧力室に圧
油を供給し且つヘッド側の圧力室の圧油をタンクへ逃が
すように切り換える切換弁を設け、該切換弁を上記第2
リミットスイッチの作動で切り換えて、該圧送シリンダ
を後退動作させることにより貫入中の輸送シリンダ内の
圧送ピストンを後方へ移動させるようにする。
の輸送シリンダをその軸心方向へ移動自在に貫入して、
該2本の輸送シリンダを交互に前進させるときに該前進
する輸送シリンダ内部にホッパ内の高粘性流体を取り込
むようにし、該輸送シリンダの先端をホッパ前側の受管
に嵌合させて貫入が終了した時点で第1リミットスイッ
チが作動して上記圧送シリンダを作動させて該輸送シリ
ンダ内の圧送ピストンを圧送シリンダにより前進させる
ことにより上記輸送シリンダ内に取り込んだ高粘性流体
を圧送するようにしてある高粘性流体ポンプにおいて、
上記輸送シリンダの先端が貫入直前位置に来たとき検出
する第2リミットスイッチを設け、且つ上記圧送シリン
ダのヘッド側及びロッド側の圧力室に圧油を給排するラ
インの途中に、該圧送シリンダのロッド側の圧力室に圧
油を供給し且つヘッド側の圧力室の圧油をタンクへ逃が
すように切り換える切換弁を設け、該切換弁を上記第2
リミットスイッチの作動で切り換えて、該圧送シリンダ
を後退動作させることにより貫入中の輸送シリンダ内の
圧送ピストンを後方へ移動させるようにする。
[作用] 輸送シリンダが前進してその先端が受管に嵌合するスト
ロークエンド近くに来たとき、第2リミットスイッチが
作動すると、圧送シリンダのヘッド側及びロッド側の圧
力室への圧油の給排ラインの途中に設けられた切換弁が
切り換えられて、圧油を圧送シリンダのロッド側の圧力
室へ供給するようにするので、該第2リミットスイッチ
の作動で圧送シリンダが後退動作させられることになっ
て、輸送シリンダ内の圧送ピストンが積極的に後退させ
られて輸送シリンダの先端側を負圧にすることができ
る。これにより該輸送シリンダの先端と受管との間の高
粘性流体を輸送シリンダ内に吸入できて輸送シリンダを
先端が受管に嵌合するまで円滑に貫入させることがで
き、貫入不良は生じない。
ロークエンド近くに来たとき、第2リミットスイッチが
作動すると、圧送シリンダのヘッド側及びロッド側の圧
力室への圧油の給排ラインの途中に設けられた切換弁が
切り換えられて、圧油を圧送シリンダのロッド側の圧力
室へ供給するようにするので、該第2リミットスイッチ
の作動で圧送シリンダが後退動作させられることになっ
て、輸送シリンダ内の圧送ピストンが積極的に後退させ
られて輸送シリンダの先端側を負圧にすることができ
る。これにより該輸送シリンダの先端と受管との間の高
粘性流体を輸送シリンダ内に吸入できて輸送シリンダを
先端が受管に嵌合するまで円滑に貫入させることがで
き、貫入不良は生じない。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、ホ
ッパ1の底部に設けた2本の凹溝に各々2本の輸送シリ
ンダ2,3を沿わせて、その軸心方向に前進させることに
よりホッパ1内に貫入できるようにし、該2本の輸送シ
リンダ2,3を、No.1の2本の貫入シリンダ4,5とNo.2の2
本の貫入シリンダ6,7によりホッパ1内にて交互に前
進、後退できるようにし、且つ上記輸送シリンダ2又は
3の先端が、ホッパ1の前面の受管8の輸送シリンダ嵌
合部8bに嵌合する前進限(貫入終了位置)に達すると、
第1リミットスイッチLS1が作動して圧送シリンダ12又
は13を作動させ、輸送シリンダ2又は3内の圧送ピスト
ン10又は13を前進させて、輸送シリンダ2又は3の貫入
動作で内部に取り込まれた高粘性流体を吐出させるよう
にしてある構成において、上記輸送シリンダ2,3が交互
に前進して貫入が完了するストロークエンドに達する手
前の位置に、上記輸送シリンダ2又は3の先端位置を検
出する第2リミットスイッチLS2を設置し、該第2リミ
ットスイッチLS2が作動すると、輸送シリンダ2又は3
内にある圧送ピストン10又は11を後退させるようにする
ために、圧送シリンダ12又は13のヘッド側及びロッド側
の圧力室に圧油を給排するラインの途中に該圧送シリン
ダ12又は13のロッド側の圧力室に圧油を供給させるよう
にするための切換弁17,18を設けて、該切換弁17又は18
を第2リミットスイッチLS2の作動で切り換え、圧送ピ
ストン10又は11を第2図においてλだけ積極的に後退さ
せて輸送シリンダ2又は3の先端部を負圧の状態にする
ようにし、更に、上記圧送シリンダ12,13の各ヘッド側
の圧力室を従来方式に比して容積大とし、圧送ピストン
10,11が後退できる余裕を持たせておくようにする。図
中、第3図及び第4図と同一のものには同一符号が付し
てあり、又、第2図中、δは輸送シリンダ2又は3の先
端が受管8の嵌合部8bに嵌合する直前の状態におけると
きの輸送シリンダ2又は3の先端と受管8との間隔であ
り、この間隔δが或る値に達するときに第2リミットス
イッチLS2により検出されるようにしてある。
ッパ1の底部に設けた2本の凹溝に各々2本の輸送シリ
ンダ2,3を沿わせて、その軸心方向に前進させることに
よりホッパ1内に貫入できるようにし、該2本の輸送シ
リンダ2,3を、No.1の2本の貫入シリンダ4,5とNo.2の2
本の貫入シリンダ6,7によりホッパ1内にて交互に前
進、後退できるようにし、且つ上記輸送シリンダ2又は
3の先端が、ホッパ1の前面の受管8の輸送シリンダ嵌
合部8bに嵌合する前進限(貫入終了位置)に達すると、
第1リミットスイッチLS1が作動して圧送シリンダ12又
は13を作動させ、輸送シリンダ2又は3内の圧送ピスト
ン10又は13を前進させて、輸送シリンダ2又は3の貫入
動作で内部に取り込まれた高粘性流体を吐出させるよう
にしてある構成において、上記輸送シリンダ2,3が交互
に前進して貫入が完了するストロークエンドに達する手
前の位置に、上記輸送シリンダ2又は3の先端位置を検
出する第2リミットスイッチLS2を設置し、該第2リミ
ットスイッチLS2が作動すると、輸送シリンダ2又は3
内にある圧送ピストン10又は11を後退させるようにする
ために、圧送シリンダ12又は13のヘッド側及びロッド側
の圧力室に圧油を給排するラインの途中に該圧送シリン
ダ12又は13のロッド側の圧力室に圧油を供給させるよう
にするための切換弁17,18を設けて、該切換弁17又は18
を第2リミットスイッチLS2の作動で切り換え、圧送ピ
ストン10又は11を第2図においてλだけ積極的に後退さ
せて輸送シリンダ2又は3の先端部を負圧の状態にする
ようにし、更に、上記圧送シリンダ12,13の各ヘッド側
の圧力室を従来方式に比して容積大とし、圧送ピストン
10,11が後退できる余裕を持たせておくようにする。図
中、第3図及び第4図と同一のものには同一符号が付し
てあり、又、第2図中、δは輸送シリンダ2又は3の先
端が受管8の嵌合部8bに嵌合する直前の状態におけると
きの輸送シリンダ2又は3の先端と受管8との間隔であ
り、この間隔δが或る値に達するときに第2リミットス
イッチLS2により検出されるようにしてある。
今、輸送シリンダ2又は3がNo.1又はNo.2の貫入シリン
ダ4,5又は6,7によりホッパ1内の凹溝に沿い前進させら
れると、この前進に伴ないホッパ1内の高粘性流体が輸
送シリンダ2又は3内に取り込まれる。
ダ4,5又は6,7によりホッパ1内の凹溝に沿い前進させら
れると、この前進に伴ないホッパ1内の高粘性流体が輸
送シリンダ2又は3内に取り込まれる。
輸送シリンダ2又は3の先端が受管8の輸送シリンダ嵌
合部8bに嵌合する直前の位置まで来ると、斜めに切断さ
れている受リング8a後端部と輸送シリンダ2又は3の先
端との間にある高粘性流体が外部へ斜め方向に流出する
速度vが大きくなることから輸送シリンダ2又は3の先
端が嵌合部8b内へ入りづらくなり、貫入不良を引き起こ
すことになるが、この点、本考案では、上記間隔δが或
る値になると、第2リミットスイッチLS2の作動により
圧送シリンダ12又は13への圧油給排ライン途中の切換弁
17又は18が切り換えられて圧油が圧送シリンダ12又は13
のロッド側の圧力室に供給されることになり、圧送シリ
ンダ12又は13が後退動作させられて輸送シリンダ2又は
3内の圧送ピストン10又は11が積極的に後退させられる
ことになるので、輸送シリンダ2又は3の先端部は負圧
の状態になり、この負圧による吸引作用により上記受リ
ング8aと輸送シリンダ2又は3の先端との間にある高粘
性流体を輸送シリンダ2又は3の内部へ取り入れること
が可能となる。すなわち、圧送ピストン10又は11を第2
図において実線位置から二点鎖線位置へλだけ積極的に
後退させて輸送シリンダ2又は3の先端部を負圧の状態
にするようにし、この負圧による吸引作用により受リン
グ8aの後方にある高粘性流体が輸送シリンダ2又は3内
へ入ることになる。これにより輸送シリンダ2又は3の
先端が容易に輸送シリンダ嵌合部8bへ嵌合できて、輸送
シリンダ2又は3の貫入が円滑に行われることになり、
貫入不良とこれに伴うホッパ内の高粘性流体の無駄をな
くすことができることになる。
合部8bに嵌合する直前の位置まで来ると、斜めに切断さ
れている受リング8a後端部と輸送シリンダ2又は3の先
端との間にある高粘性流体が外部へ斜め方向に流出する
速度vが大きくなることから輸送シリンダ2又は3の先
端が嵌合部8b内へ入りづらくなり、貫入不良を引き起こ
すことになるが、この点、本考案では、上記間隔δが或
る値になると、第2リミットスイッチLS2の作動により
圧送シリンダ12又は13への圧油給排ライン途中の切換弁
17又は18が切り換えられて圧油が圧送シリンダ12又は13
のロッド側の圧力室に供給されることになり、圧送シリ
ンダ12又は13が後退動作させられて輸送シリンダ2又は
3内の圧送ピストン10又は11が積極的に後退させられる
ことになるので、輸送シリンダ2又は3の先端部は負圧
の状態になり、この負圧による吸引作用により上記受リ
ング8aと輸送シリンダ2又は3の先端との間にある高粘
性流体を輸送シリンダ2又は3の内部へ取り入れること
が可能となる。すなわち、圧送ピストン10又は11を第2
図において実線位置から二点鎖線位置へλだけ積極的に
後退させて輸送シリンダ2又は3の先端部を負圧の状態
にするようにし、この負圧による吸引作用により受リン
グ8aの後方にある高粘性流体が輸送シリンダ2又は3内
へ入ることになる。これにより輸送シリンダ2又は3の
先端が容易に輸送シリンダ嵌合部8bへ嵌合できて、輸送
シリンダ2又は3の貫入が円滑に行われることになり、
貫入不良とこれに伴うホッパ内の高粘性流体の無駄をな
くすことができることになる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるものではな
く、たとえば、上記実施例では、間隔δが或る値に達す
ると、第2リミットスイッチLS2が作動して輸送シリン
ダ2又は3内の圧送ピストン10又は11を積極的に後退さ
せることにより、輸送シリンダ2又は3の先端部を負圧
の状態にして受リング8aと輸送シリンダ2又は3の先端
との間にある高粘性流体が輸送シリンダ2又は3内に取
り入れられるようにした場合を示したが、上記圧送ピス
トン10又は11を後方へ移動させて輸送シリンダ2又は3
の先端部を負圧の状態にすることに代え、圧送シリンダ
12又は13のヘッド側及びロッド側の圧力室に圧油を給排
するラインの途中に、輸送シリンダ2又は3内の圧送ピ
ストン12又は13をフリーにするための切換弁を設け、該
切換弁を第2リミットスイッチLS2が作動したときに切
り換えるようにして圧送シリンダ12又は13のロッド側と
ヘッド側の圧力室を連通させて圧送ピストン10又は11を
フリーの状態にし、第2図で外部へ速度Vで流出しよう
とする高粘性流体の圧力により上記圧送ピストン10又は
11が後退させられることによって受リング8aの後方にあ
る高粘性流体が輸送シリンダ2又は3内へ入るようにす
ることもできる。この場合でも圧送シリンダ12又は13の
ヘッド側圧力室は容積が大きくしてあるので、圧送ピス
トン10又は11の後退は支障なく行われる。
く、たとえば、上記実施例では、間隔δが或る値に達す
ると、第2リミットスイッチLS2が作動して輸送シリン
ダ2又は3内の圧送ピストン10又は11を積極的に後退さ
せることにより、輸送シリンダ2又は3の先端部を負圧
の状態にして受リング8aと輸送シリンダ2又は3の先端
との間にある高粘性流体が輸送シリンダ2又は3内に取
り入れられるようにした場合を示したが、上記圧送ピス
トン10又は11を後方へ移動させて輸送シリンダ2又は3
の先端部を負圧の状態にすることに代え、圧送シリンダ
12又は13のヘッド側及びロッド側の圧力室に圧油を給排
するラインの途中に、輸送シリンダ2又は3内の圧送ピ
ストン12又は13をフリーにするための切換弁を設け、該
切換弁を第2リミットスイッチLS2が作動したときに切
り換えるようにして圧送シリンダ12又は13のロッド側と
ヘッド側の圧力室を連通させて圧送ピストン10又は11を
フリーの状態にし、第2図で外部へ速度Vで流出しよう
とする高粘性流体の圧力により上記圧送ピストン10又は
11が後退させられることによって受リング8aの後方にあ
る高粘性流体が輸送シリンダ2又は3内へ入るようにす
ることもできる。この場合でも圧送シリンダ12又は13の
ヘッド側圧力室は容積が大きくしてあるので、圧送ピス
トン10又は11の後退は支障なく行われる。
又、上記輸送シリンダ2又は3の先端と受管8との間隔
δが或る値に達すると、上述したように圧送ピストン10
又は11を後方へ移動させるが、この際、輸送シリンダ2
又は3の先端部分の内部が高粘性流体で満たされればよ
いが、輸送シリンダ2又は3の内部に空間が生じるよう
では容積効率が落ちるので、間隔δは流体の種類によっ
て変える必要があることは勿論である。
δが或る値に達すると、上述したように圧送ピストン10
又は11を後方へ移動させるが、この際、輸送シリンダ2
又は3の先端部分の内部が高粘性流体で満たされればよ
いが、輸送シリンダ2又は3の内部に空間が生じるよう
では容積効率が落ちるので、間隔δは流体の種類によっ
て変える必要があることは勿論である。
[考案の効果] 以上述べた如く、本考案の高粘性流体ポンプの輸送シリ
ンダ貫入不良防止装置によれば、ホッパ内に2本の輸送
シリンダを軸心方向へ前進後退できるように貫入させ、
該輸送シリンダがホッパ内を前進するときに内部に取り
込んだ高粘性流体を、輸送シリンダ内の圧送ピストンを
前進させることにより圧送させるようにしてある高粘性
流体圧送ポンプにおいて、上記輸送シリンダの先端がホ
ッパ前面の受管に達する直前位置に来ると、輸送シリン
ダ内の圧送ピストンを所定量後方へ移動できるようにし
てあるので、輸送シリンダ先端と受管との間にある高粘
性流体を輸送シリンダ内に逃がすことができて、輸送シ
リンダをその先端が受管に嵌合するまで容易に貫入させ
ることができ、貫入不良を未然に防止できて、貫入不良
に伴う復旧作業も防止でき、高粘性流体を無駄にするこ
となく作業ができる、という優れた効果を奏し得る。
ンダ貫入不良防止装置によれば、ホッパ内に2本の輸送
シリンダを軸心方向へ前進後退できるように貫入させ、
該輸送シリンダがホッパ内を前進するときに内部に取り
込んだ高粘性流体を、輸送シリンダ内の圧送ピストンを
前進させることにより圧送させるようにしてある高粘性
流体圧送ポンプにおいて、上記輸送シリンダの先端がホ
ッパ前面の受管に達する直前位置に来ると、輸送シリン
ダ内の圧送ピストンを所定量後方へ移動できるようにし
てあるので、輸送シリンダ先端と受管との間にある高粘
性流体を輸送シリンダ内に逃がすことができて、輸送シ
リンダをその先端が受管に嵌合するまで容易に貫入させ
ることができ、貫入不良を未然に防止できて、貫入不良
に伴う復旧作業も防止でき、高粘性流体を無駄にするこ
となく作業ができる、という優れた効果を奏し得る。
第1図は本考案の一実施例を示す切断平面図、第2図は
輸送シリンダが貫入を終える直前の状態を示す切断平面
図、第3図は従来の高粘性流体圧送ポンプの切断平面
図、第4図は輸送シリンダの貫入不良を生じる状態を示
す図である。 1……ホッパ、2,3……輸送シリンダ、4,5……No.1貫入
シリンダ、6,7……No.2貫入シリンダ、8……受管、10,
11……圧送ピストン、12,13……圧送シリンダ、17,18…
…切換弁、LS1……第1リミットスイッチ、LS2……第2
リミットスイッチ。
輸送シリンダが貫入を終える直前の状態を示す切断平面
図、第3図は従来の高粘性流体圧送ポンプの切断平面
図、第4図は輸送シリンダの貫入不良を生じる状態を示
す図である。 1……ホッパ、2,3……輸送シリンダ、4,5……No.1貫入
シリンダ、6,7……No.2貫入シリンダ、8……受管、10,
11……圧送ピストン、12,13……圧送シリンダ、17,18…
…切換弁、LS1……第1リミットスイッチ、LS2……第2
リミットスイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】ホッパ内に2本の輸送シリンダをその軸心
方向へ移動自在に貫入して、該2本の輸送シリンダを交
互に前進させるときに該前進する輸送シリンダ内部にホ
ッパ内の高粘性流体を取り込むようにし、該輸送シリン
ダの先端をホッパ前側の受管に嵌合させて貫入が終了し
た時点で第1リミットスイッチが作動して上記圧送シリ
ンダを作動させて該輸送シリンダ内の圧送ピストンを圧
送シリンダにより前進させることにより上記輸送シリン
ダ内に取り込んだ高粘性流体を圧送するようにしてある
高粘性流体ポンプにおいて、上記輸送シリンダの先端が
貫入直前位置に来たとき検出する第2リミットスイッチ
を設け、且つ上記圧送シリンダのヘッド側及びロッド側
の圧力室に圧油を給排するラインの途中に、該圧送シリ
ンダのロッド側の圧力室に圧油を供給し且つヘッド側の
圧力室の圧油をタンクへ逃がすように切り換える切換弁
を設け、該切換弁を上記第2リミットスイッチの作動で
切り換えて、該圧送シリンダを後退動作させることによ
り貫入中の輸送シリンダ内の圧送ピストンを後方へ移動
させるようにしてなることを特徴とする高粘性流体ポン
プの輸送シリンダ貫入不良防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1848789U JPH0729257Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 高粘性流体ポンプの輸送シリンダ貫入不良防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1848789U JPH0729257Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 高粘性流体ポンプの輸送シリンダ貫入不良防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02110268U JPH02110268U (ja) | 1990-09-04 |
| JPH0729257Y2 true JPH0729257Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31233182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1848789U Expired - Fee Related JPH0729257Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 高粘性流体ポンプの輸送シリンダ貫入不良防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729257Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1848789U patent/JPH0729257Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02110268U (ja) | 1990-09-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |