JPH07292720A - 支軸の固定構造 - Google Patents

支軸の固定構造

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JPH07292720A
JPH07292720A JP8867794A JP8867794A JPH07292720A JP H07292720 A JPH07292720 A JP H07292720A JP 8867794 A JP8867794 A JP 8867794A JP 8867794 A JP8867794 A JP 8867794A JP H07292720 A JPH07292720 A JP H07292720A
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JP
Japan
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bolt
support
support shaft
shaft
collar
Prior art date
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Application number
JP8867794A
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English (en)
Inventor
Takeshi Aoki
剛 青木
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支軸20と固定金具40との溶接部分の破損
を防止する。 【構成】 回動体35を回動自在に支持する支軸20
が、支持部36に形成された軸保持孔38に挿通され、
支軸20に固定金具40が溶接固定されており、固定金
具40にボルト孔43が形成され、ボルト孔43を貫通
するボルト45が支持部36に締結された支軸の固定構
造において、ボルト孔43に、軸方向一端が支持部36
に当接しかつ軸方向他端がボルト孔43を貫通して外方
に突出するカラー44を内嵌し、ボルト45をカラー4
4に挿通し、ボルト45に装着されたワッシャ46を、
カラー44の軸方向他端に当接させて、ボルト45の締
付応力をカラー44にのみ作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支軸を支持部に回動不
能に固定するための支軸の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実願平4−4301号の願書に
最初に添付した明細書及び図面に記載されたトラクタと
バックホーとの連結構造において、トラクタのフレーム
に連結された枠体に、回動支軸(縦軸)を介してバック
ホーの旋回フレームを枢着するために、回動支軸を旋回
フレームに対して固定する必要がある。
【0003】かかる固定作業を容易、迅速かつ確実に行
うべく、従来より、回動支軸に予め側面視略L字状の固
定金具を溶接固定しておき、この固定金具を旋回フレー
ムに対しボルトにより締結固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にボルトにより固定金具を旋回フレームに締結すると、
締付による内部応力が固定金具及び溶接部に残留する。
一方、固定金具と回動支軸との溶接部には、溶接による
残留応力が生じている。しかし、これらの内部応力及び
残留応力が生じている状態で、枠体に対して旋回フレー
ムが旋回する際に、回動支軸に連れ回り荷重や抜け出し
荷重などの繰り返し荷重が作用すると、きわめて溶接部
が破損しやすかった。
【0005】そこで、本発明は、迅速かつ確実に固定で
きる支軸の固定構造において、上記の締付による内部応
力が固定金具に生じないようにして、溶接部の破損を防
止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、第1支持部を相対回動自在に支持する支軸
が、第2支持部に形成された軸保持孔に挿通され、前記
支軸に固定金具が固定されており、該固定金具にボルト
孔が形成され、該ボルト孔を貫通するボルトが前記第2
支持部に締結された支軸の固定構造において、前記ボル
ト孔には、軸方向一端が前記第2支持部に当接しかつ軸
方向他端が前記ボルト孔を貫通して外方に突出するカラ
ーが内嵌され、前記ボルトのボルト頭が前記カラーの軸
方向他端に当接されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】ボルトを支持部に締結しても、ボルト頭は、固
定金具よりも外方に突出するカラーの他端に、直接又は
ワッシャ等を介して間接的に当接されているので、ボル
トの締付応力はカラーにのみ作用し、該応力が固定金具
には作用しない。したがって、従来に比して、支軸と固
定金具とを溶接していても、かかる溶接部分に作用する
応力は低減して、よって破損が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図4に示すトラクタ10は、前部にフロントロ
ーダ(図示せず)を装着し、後部にバックホー11を装
着して、トラクタ・ローダ・バックホー(TLB)とし
て構成されている。
【0009】このトラクタ10は、後輪12、フェンダ
13、ロプス14、運転席15等を備えている。運転席
15は、シートサスペンション(図示せず)等によって
トラクタ10を運転する前向き姿勢と、バックホー11
を操作する後向き姿勢とに前後向変更自在とするか、或
いは、各姿勢専用に2台設けている。また、バックホー
11の枠体18は、トラクタ10側に固定の取付枠(図
示せず)に着脱自在に連結されている。
【0010】バックホー11は、図3及び図4に示すよ
うに、枠体18に回動支軸20(縦軸)を介して枢着さ
れた旋回フレーム21、旋回フレーム21を回動支軸2
0回りに旋回させる左右一対の旋回シリンダ22、旋回
フレーム21に横軸23を介して上下回動自在に枢支さ
れたブーム24、ブーム24を昇降させるためのブーム
シリンダ25、ブーム24の先端に前後回動自在に枢支
されたアーム26、アーム26を屈伸させるためのアー
ムシリンダ27、アーム26の先端に掬い回動自在に枢
支されたバケット28、バケット28を回動させるため
のバケットシリンダ29、枠体18に取り付けられたコ
ントロールボックス30、枠体18の左右に張り出して
いて上方へ折り畳み自在なアウトリガ31、アウトリガ
31を進退させるアウトリガシリンダ32等から構成さ
れている。
【0011】次に、枠体18と旋回フレーム21との連
結構造を詳述する。枠体18には、上下一対の支持アー
ム35が後方延出状に設けられている。一方、旋回フレ
ーム21は、各支持アーム35の上下方に位置して各支
持アーム35を挟持状に支持する上下支持部36を有
し、前記回動支軸20は、これら上下支持部36に支持
固定されており、この回動支軸20に枠体18の支持ア
ーム35が回動自在に支持されている。なお上下支持部
36間の間隙は支持アーム35の上下方向幅よりも若干
大きくされ、支持アーム35と上下支持部36との間に
は、それぞれ回動支軸20に外嵌されたスラストワッシ
ャ39が介在されている。
【0012】以下、本実施例に係る支軸20の固定構造
について詳述する。図1及び図2に示すように、上下支
持部36には上下方向に貫通する軸保持孔38がそれぞ
れ形成されており、これら上下支持部36の軸保持孔3
8に回動支軸20が挿通保持されている。回動支軸20
の軸方向一端側には、回動支軸20を上下支持部36に
対し回動不能としかつ軸保持孔38からの抜け止めをす
るための固定金具40が溶接固定されている。
【0013】固定金具40は断面略L字状に折曲形成さ
れており、この固定金具40の一片40aが回動支軸2
0に溶接固定されている。本実施例では、固定金具40
の一片40aに半円状に切り欠かれた形状の切欠部41
が形成されており、この切欠部41が回動支軸20の外
周面に沿って当接されて溶着されている。なお、本実施
例とは異なる他の実施例として、固定金具の一片に円形
状の通孔を形成し、この通孔に回動支軸を挿通して、回
動支軸の外周面と固定金具の一片とを溶着することもで
きる。
【0014】また、この固定金具40の一片40aは、
支持部36の上面又は下面に面一状に当接されている。
この一片40aの法線方向は、回動支軸20の軸線方向
と同方向とされているが、傾斜状とされていてもよい。
固定金具40の他片40bは、一片40aの側縁に折曲
部42を介して一体形成され、これら一片40aと他片
40bのそれぞれの法線方向は略直交している。この他
片40bは、本実施例では支持部36の側面に面一状に
当接されているが、支持部36に当接していなくともよ
い。
【0015】また、固定金具40の他片40bには円形
状のボルト孔43が形成されており、このボルト孔43
には円筒状のカラー44が着脱自在に内嵌されている。
なお、このカラー44は、断面リング状のもの、断面C
形状のもの等を含む。また、カラー44のボルト孔43
に対するハメアイは、スキマバメとするのが好ましい
が、シマリバメとしてもよい。すなわち、カラー44に
軸力が作用するとき、固定金具40に対して軸方向に変
位して固定金具40に軸力を伝達しないようにしてお
く。
【0016】このカラー44の軸方向長さは、固定金具
40の他片40bの肉厚よりも大きくされており、カラ
ー44の軸方向一端は支持部36の側面に当接され、軸
方向他端はボルト孔43を貫通して外方に突出されてい
る。そして、回動支軸20を支持部36に対し回動不能
としかつ抜けを阻止するべく、カラー44に挿通された
ボルト45が支持部36に対して締結固定されている。
【0017】このボルト45にはワッシャ46が装着さ
れており、このワッシャ46を介してボルト45のボル
ト頭45aがカラー44の軸方向他端に当接されてい
る。したがって、ボルト45を支持部36に対して締付
けたときに、その締付け力はカラー44にのみ作用し、
固定金具40には作用せず、したがって、固定金具40
の折曲部42及び固定金具40と支軸20との溶接部分
には、締め付けによる内部応力が生じることがない。な
お、ワッシャ46は装着しなくてもよく、その場合には
ボルト45のボルト頭45aが直接カラー44の軸方向
他端に当接される。また、ボルト45のボルト頭45a
とカラー44との間にブッシュ等を装着することもでき
る。
【0018】なお、本実施例においては、本発明におけ
る第2支持部は、支持部36により構成されており、ま
た、本発明における第1支持部は、支持部36に対して
相対回動する枠体18の支持アーム35により構成され
ている。本実施例に係る支軸の固定構造によれば、ボル
ト45の締付応力が固定金具40には作用しないので、
固定金具40の折曲部42、および、固定金具40と回
動支軸20との溶接部分にはボルト45の締め付けによ
る内部応力が残留することがなく、これら各部には実作
業による繰り返し応力と溶接による残留応力のみが作用
することとなり、よって、疲労強度が向上される。
【0019】また、固定金具40の他片40bは支持部
36に当接してなくともよいので、固定金具40の寸法
精度をラフに設定することが許容され、よって、加工容
易となる。上記実施例では、本発明の支軸の固定構造
を、トラクタ10におけるブーム24の旋回フレーム2
1の回動支軸20に適用した例を示したが、本発明はこ
れに限定されないことはいうまでもない。
【0020】なお、図5は、ブーム24を旋回フレーム
21に対し上下回動不能に固定するブームロックピン5
0の抜け止め構造を示している。すなわち、ブーム24
は図3に示すように旋回フレーム21に横軸23を介し
て上下回動自在に枢支されているが、図5に示すよう
に、ブーム24及び旋回フレーム21にそれぞれ形成し
た通孔51,52を左右方向貫通状として、該通孔5
1,52に上記ロックピン50を挿通することにより上
下回動不能とされており、このロックピン50は抜け止
めピン53により通孔51,52からの抜けが阻止され
ているとともに回動が阻止されている。
【0021】さらに詳述すれば、ブーム24の左右両壁
24aには、それぞれ円筒状の保持筒54が溶接固定さ
れ、この左右の保持筒54に、直棒状のロックピン50
が挿通保持されている。ロックピン50の軸方向一端側
には、軸方向と直交状に貫通孔55が形成されており、
該貫通孔55に抜け止めピン53が摺動自在に挿通され
ている。一方、ブーム24にはピン挿通筒49が溶接固
定されており、前記抜け止めピン53は軸方向往復移動
することによりピン挿通筒49に挿通・離脱自在とされ
ている。
【0022】また、ロックピン50には、貫通孔55に
開口するボール案内孔56が軸方向一端から開設されて
いる。このボール案内孔56には、軸方向摺動自在に球
状のボール57が内挿されているとともに、このボール
57を貫通孔55に突出する方向に付勢するコイルスプ
リング58が内嵌されている。さらに、これらボール5
7及びスプリング58の案内孔56からの抜け落ちを阻
止するべく、案内孔56には、ロックピン50の軸方向
一端からボルト59が螺着されている。
【0023】抜け止めピン53の軸方向中途部の少なく
とも2ヵ所には、該ピン53の軸方向移動を防止するべ
くボール57が嵌合する周溝53aが形成されており、
一つの周溝53aにボール57が嵌合しているとき抜け
止めピン53の先端部がピン挿通筒49に挿通され(図
5に実線で示す)、他の一つの周溝53aにボール57
が嵌合しているとき抜け止めピン53がピン挿通筒49
から離脱する(図5に二点鎖線で示す)ように設定され
ている。
【0024】なお、抜け止めピン53の一端は、取手と
しても使用できるように半円状に屈曲されている。この
ようなブームロックピン50の抜け止め構造によれば、
抜け止めピン53をピン挿通筒49に挿通しておけば、
不慮にブームロックピン50が外れてしまうことを防止
できる。また、ブームロックピン50の取り外しは、抜
け止めピン53を軸方向にスライドすることによりピン
挿通筒49から離脱させた後、ブームロックピン50を
引き抜くことにより容易かつ迅速に行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の支軸の固
定構造では、ボルト孔には、軸方向一端が支持部に当接
しかつ軸方向他端がボルト孔を貫通して外方に突出する
カラーが内嵌され、ボルトのボルト頭がカラーの軸方向
他端に当接されているので、ボルトの締付応力はカラー
にのみ作用し、該応力が固定金具には作用せず、よっ
て、固定金具の残留応力を低減することができる。した
がって、例えば、支軸と固定金具とを溶接しているとき
には、かかる溶接部分に作用する応力を低減させること
ができ、よってかかる溶接部分の破損を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1支持部と支持部との連結構造を示す側断面
図である。
【図2】図1の半断面底面図である。
【図3】旋回フレームとブームとの連結構造を示す側面
図である。
【図4】トラクタの斜視図である。
【図5】旋回フレームとブームとのロック構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
20 支軸 35 第1支持部 36 第2支持部 38 軸保持孔 40 固定金具 43 ボルト孔 44 カラー 45 ボルト 45a ボルト頭 46 ワッシャ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1支持部(35)を相対回動自在に支
    持する支軸(20)が、第2支持部(36)に形成され
    た軸保持孔(38)に挿通され、前記支軸(20)に固
    定金具(40)が固定されており、該固定金具(40)
    にボルト孔(43)が形成され、該ボルト孔(43)を
    貫通するボルト(45)が前記第2支持部(36)に締
    結された支軸の固定構造において、 前記ボルト孔(43)には、軸方向一端が前記第2支持
    部(36)に当接しかつ軸方向他端が前記ボルト孔(4
    3)を貫通して外方に突出するカラー(44)が内嵌さ
    れ、前記ボルト(45)のボルト頭(45a)が前記カ
    ラー(44)の軸方向他端に当接されていることを特徴
    とする支軸の固定構造。
JP8867794A 1994-04-26 1994-04-26 支軸の固定構造 Pending JPH07292720A (ja)

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