JPH0729302Y2 - 磁性粒子式トルクリミッタ - Google Patents
磁性粒子式トルクリミッタInfo
- Publication number
- JPH0729302Y2 JPH0729302Y2 JP1986201586U JP20158686U JPH0729302Y2 JP H0729302 Y2 JPH0729302 Y2 JP H0729302Y2 JP 1986201586 U JP1986201586 U JP 1986201586U JP 20158686 U JP20158686 U JP 20158686U JP H0729302 Y2 JPH0729302 Y2 JP H0729302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic particle
- particle type
- torque limiter
- type torque
- rotary shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、一対の連結主体間の伝達トルクの限界を磁
性粒子による結合力によつて定めるようにした磁性粒子
式トルクリミツタの改良に関するものである。
性粒子による結合力によつて定めるようにした磁性粒子
式トルクリミツタの改良に関するものである。
従来の磁性粒子式トルクリミツタを第2図に示し説明す
る。第2図において、1は磁性材よりなる第1の連結主
体であるドライブメンバ、2はこのドライブメンバ1の
内側に同心的に配置された永久磁石よりなる第2の連結
主体であるドリブンメンバ、3は上記ドライブメンバ1
とドリブンメンバ2の間隙に充填された磁性粒子、4は
上記ドリブンメンバ2の内周部に固着され非磁性金属
(例えばステンレス鋼)でなるシヤフト、5は上記ドラ
イブメンバ1の両側に固着され上記シヤフト4と摺動回
転可能に配置されたブラケツトで、外部とトルク伝達可
能な凸部5aと一体的に合成樹脂にて形成されている。
る。第2図において、1は磁性材よりなる第1の連結主
体であるドライブメンバ、2はこのドライブメンバ1の
内側に同心的に配置された永久磁石よりなる第2の連結
主体であるドリブンメンバ、3は上記ドライブメンバ1
とドリブンメンバ2の間隙に充填された磁性粒子、4は
上記ドリブンメンバ2の内周部に固着され非磁性金属
(例えばステンレス鋼)でなるシヤフト、5は上記ドラ
イブメンバ1の両側に固着され上記シヤフト4と摺動回
転可能に配置されたブラケツトで、外部とトルク伝達可
能な凸部5aと一体的に合成樹脂にて形成されている。
次に動作について説明する。上記のように構成されたも
のにおいては、ドリブンメンバ2による磁束Φが図中破
線で示す磁路に発生し、磁化された磁性粒子3を介して
ドライブメンバ1とドリブンメンバ2とが連結される。
こゝでドライブメンバ1とドリブンメンバ2との間に限
界値以上のトルクが加えられると、磁性粒子3とドライ
ブメンバ1あるいはドリブンメンバ2とがスリツプして
伝達トルクを一定値に制限する。
のにおいては、ドリブンメンバ2による磁束Φが図中破
線で示す磁路に発生し、磁化された磁性粒子3を介して
ドライブメンバ1とドリブンメンバ2とが連結される。
こゝでドライブメンバ1とドリブンメンバ2との間に限
界値以上のトルクが加えられると、磁性粒子3とドライ
ブメンバ1あるいはドリブンメンバ2とがスリツプして
伝達トルクを一定値に制限する。
従来の磁性粒子式トルクリミツタは以上のように構成さ
れており、合成樹脂製のブラケツト5とステンレス製の
シヤフト4が摺動回転するが、この両者の熱膨張係数は
ブラケツト5の方が1桁大きく、温度により摺動部の隙
間が大きく変化する。つまり、低温になると、摺動部隙
間が所定の値より小さくなり、高温になると大きくな
る。ここで、摺動部隙間が小さくなると、ブラケツト5
とシヤフト4の摩擦抵抗が増加し、伝達トルクの限界値
がその分付加されて増大し、このため設定した所定の伝
達トルクが得られなくなる。また隙間が零となる温度よ
り更に低温となると、ブラケツト5に応力が発生し、著
しく摩耗したり、破損する恐れがあるという問題点があ
つた。
れており、合成樹脂製のブラケツト5とステンレス製の
シヤフト4が摺動回転するが、この両者の熱膨張係数は
ブラケツト5の方が1桁大きく、温度により摺動部の隙
間が大きく変化する。つまり、低温になると、摺動部隙
間が所定の値より小さくなり、高温になると大きくな
る。ここで、摺動部隙間が小さくなると、ブラケツト5
とシヤフト4の摩擦抵抗が増加し、伝達トルクの限界値
がその分付加されて増大し、このため設定した所定の伝
達トルクが得られなくなる。また隙間が零となる温度よ
り更に低温となると、ブラケツト5に応力が発生し、著
しく摩耗したり、破損する恐れがあるという問題点があ
つた。
また逆に摺動部隙間が大きくなり、つまり高温となる
と、ドライブメンバ1とドリブンメンバ2との間隙が不
均一となり、トルクリツプルを生じ、1回転中に大きく
トルク変動が起こるという問題点もあつた。
と、ドライブメンバ1とドリブンメンバ2との間隙が不
均一となり、トルクリツプルを生じ、1回転中に大きく
トルク変動が起こるという問題点もあつた。
さらに、シヤフト4は磁気回路の構成上非磁性材とする
必要があり、ステンレス鋼がよく使われているが、この
ステンレス鋼は、比重が大きく、また材料費が高いた
め、装置全体の重量が大となつたり、高価になるという
問題点もあつた。
必要があり、ステンレス鋼がよく使われているが、この
ステンレス鋼は、比重が大きく、また材料費が高いた
め、装置全体の重量が大となつたり、高価になるという
問題点もあつた。
この考案は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、温度が変化しても、トルク変動がなく、耐久
性に優れ、かつ軽量で安価な磁性粒子式トルクリミツタ
を得ることを目的とする。
たもので、温度が変化しても、トルク変動がなく、耐久
性に優れ、かつ軽量で安価な磁性粒子式トルクリミツタ
を得ることを目的とする。
この考案に係る磁性粒子式トルクリミツタは、第2の連
結主体の内周部に固着される回転軸を合成樹脂で形成し
たものである。
結主体の内周部に固着される回転軸を合成樹脂で形成し
たものである。
この考案においては、第2の連結主体と固着される回転
軸を合成樹脂で形成したので、温度変化によるトルク変
動がなく、耐久性も向上し、また装置全体が軽量とな
る。
軸を合成樹脂で形成したので、温度変化によるトルク変
動がなく、耐久性も向上し、また装置全体が軽量とな
る。
以下この考案の一実施例を第1図について説明する。図
において、6は第2の連結主体であるドリブンメンバ2
の内周部に固着された合成樹脂よりなるシヤフトで、ブ
ラケツト5と摺動可能に配置されている。なお、このシ
ヤフト6は、例えばポリアセタール樹脂からなる。その
他の構造は従来装置と同様につき説明は省略する。
において、6は第2の連結主体であるドリブンメンバ2
の内周部に固着された合成樹脂よりなるシヤフトで、ブ
ラケツト5と摺動可能に配置されている。なお、このシ
ヤフト6は、例えばポリアセタール樹脂からなる。その
他の構造は従来装置と同様につき説明は省略する。
上記のように構成されたものにおいては、ドリブンメン
バ2の内周部に固着される回転軸6を合成樹脂で形成
し、同じく合成樹脂で形成されるブラケツト5と摺動可
能に配置したので、温度が変化しても、シヤフト6とブ
ラケツト5の熱膨張係数が同一のため、両者間の摺動部
隙間は変化しない。従つて、トルク変動は発生せず、安
定したトルクが得られる。また、シヤフト6は合成樹脂
により形成されるので、従来のステンレス鋼に比べ、比
重が1/5以下となり、装置全体が軽量となる。
バ2の内周部に固着される回転軸6を合成樹脂で形成
し、同じく合成樹脂で形成されるブラケツト5と摺動可
能に配置したので、温度が変化しても、シヤフト6とブ
ラケツト5の熱膨張係数が同一のため、両者間の摺動部
隙間は変化しない。従つて、トルク変動は発生せず、安
定したトルクが得られる。また、シヤフト6は合成樹脂
により形成されるので、従来のステンレス鋼に比べ、比
重が1/5以下となり、装置全体が軽量となる。
なお上記実施例では、ドリブンメンバ2が永久磁石より
なるものを示したが、ドライブメンバ1のみを永久磁石
で形成してもよく、また、ドライブメンバ1、ドリブン
メンバ2の両者を永久磁石で形成してもよい。
なるものを示したが、ドライブメンバ1のみを永久磁石
で形成してもよく、また、ドライブメンバ1、ドリブン
メンバ2の両者を永久磁石で形成してもよい。
また上記実施例では、動作面は径方向に対向しているも
のについて示したが、軸方向に対向したものでもよい。
のについて示したが、軸方向に対向したものでもよい。
またシヤフト6は、ドリブン2をインサートして一体的
に成形して固着してもよく、この場合、固着のための特
別な手段を必要とせず、作業工程が簡略化される。
に成形して固着してもよく、この場合、固着のための特
別な手段を必要とせず、作業工程が簡略化される。
以上のようにこの考案によれば、第2の連結主体の内周
部に固着される回転軸及びこの回転軸を支承するブラケ
ットを共に合成樹脂で形成したので、温度変化によるト
ルク変動がなく、安定したトルクが長期間にわたり得ら
れ、軽量で安価な磁性粒子式トルクリミツタが得られる
効果がある。
部に固着される回転軸及びこの回転軸を支承するブラケ
ットを共に合成樹脂で形成したので、温度変化によるト
ルク変動がなく、安定したトルクが長期間にわたり得ら
れ、軽量で安価な磁性粒子式トルクリミツタが得られる
効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す半部断面図、第2図
は従来装置を示す半部断面図である。 図中、1はドライブメンバ、2はドリブンメンバ、3は
磁性粒子、5はブラケツト、6はシヤフトである。 尚、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
は従来装置を示す半部断面図である。 図中、1はドライブメンバ、2はドリブンメンバ、3は
磁性粒子、5はブラケツト、6はシヤフトである。 尚、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 雅也 兵庫県姫路市千代田町840番地 菱電エン ジニアリング株式会社姫路事業所内 (56)参考文献 実開 昭60−99334(JP,U) 特公 昭48−40615(JP,B1) 実公 昭55−26863(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも一方には永久磁石を有し、かつ
所定の間隙を介して互いに対向する連結面を有する第1
と第2の連結主体、上記連結面間の間隙に充填された磁
性粒子、上記第2の連結主体の内周部に固着された回転
軸、この回転軸を回転自在に軸承するとともに上記第1
の連結主体を保持するブラケツトを備えたものにおい
て、上記ブラケツト及び上記回転軸を共に合成樹脂で構
成したことを特徴とする磁性粒子式トルクリミツタ。 - 【請求項2】第2の連結主体と回転軸を、インサート成
形にて一体的に構成したことを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載の磁性粒子式トルクリミッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986201586U JPH0729302Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 磁性粒子式トルクリミッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986201586U JPH0729302Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 磁性粒子式トルクリミッタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63104729U JPS63104729U (ja) | 1988-07-07 |
| JPH0729302Y2 true JPH0729302Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31165181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986201586U Expired - Lifetime JPH0729302Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 磁性粒子式トルクリミッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729302Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023011159A (ja) * | 2021-07-12 | 2023-01-24 | 株式会社アイシン福井 | トルクリミッタおよびトルク変動吸収装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2147518C3 (de) * | 1971-09-23 | 1974-02-07 | Aeg-Elotherm Gmbh, 5630 Remscheidhasten | Vorrichtung zum induktiven Oberflächenhärten von zumindest angenähert rotationssymmetrischen Werkstücken im Umlaufverfahren |
| JPS6099334U (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-06 | 小倉クラツチ株式会社 | トルクリミツタ |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP1986201586U patent/JPH0729302Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63104729U (ja) | 1988-07-07 |
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