JPH0729307Y2 - 摩擦クラッチ - Google Patents
摩擦クラッチInfo
- Publication number
- JPH0729307Y2 JPH0729307Y2 JP1989053864U JP5386489U JPH0729307Y2 JP H0729307 Y2 JPH0729307 Y2 JP H0729307Y2 JP 1989053864 U JP1989053864 U JP 1989053864U JP 5386489 U JP5386489 U JP 5386489U JP H0729307 Y2 JPH0729307 Y2 JP H0729307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction
- friction clutch
- flywheel
- pressure plate
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、耐ジャダ性を向上させた摩擦クラッチに関す
るものである。
るものである。
(従来技術及びその問題点) 摩擦クラッチにおいては、クラッチ接続の際に動力伝達
系に異常振動が生じるという問題があった。この異常振
動現象即ち「ジャダ」は、摩擦フェーシングと、フライ
ホイール及びプレッシャプレートとの摩擦摺動面に生じ
る摩擦振動に起因すると考えられているが、技術的に解
決困難な問題であった。
系に異常振動が生じるという問題があった。この異常振
動現象即ち「ジャダ」は、摩擦フェーシングと、フライ
ホイール及びプレッシャプレートとの摩擦摺動面に生じ
る摩擦振動に起因すると考えられているが、技術的に解
決困難な問題であった。
(考案の目的) 本考案は、ジャダの発生を低減することのできる、即ち
耐ジャダ性を向上させることのできる摩擦クラッチを得
ることを目的とする。
耐ジャダ性を向上させることのできる摩擦クラッチを得
ることを目的とする。
(目的を達成するための手段) 本考案者は、摩擦摺動面の摩擦特性がジャダの発生に関
与することに着目し、フライホイール及びプレッシャプ
レートの摩擦特性について調査した。その結果、従来の
フライホイール及びプレッシャプレートでは、鋳鉄(例
えばFC25等)で形成されているために摩擦特性が不安定
であり、ジャダが発生しやすいという知見を得た。本考
案は、上記のような着目及び調査結果に基づき、鋳鉄に
代わる材料を鋭意研究して求めた結果なされたものであ
る。
与することに着目し、フライホイール及びプレッシャプ
レートの摩擦特性について調査した。その結果、従来の
フライホイール及びプレッシャプレートでは、鋳鉄(例
えばFC25等)で形成されているために摩擦特性が不安定
であり、ジャダが発生しやすいという知見を得た。本考
案は、上記のような着目及び調査結果に基づき、鋳鉄に
代わる材料を鋭意研究して求めた結果なされたものであ
る。
即ち本考案は、摩擦フェーシングを有するクラッチディ
スクをフライホイールとプレッシャプレートとの間に備
えた摩擦クラッチにおいて、フライホイール及びプレッ
シャプレートを、硬度がHRC25〜30である鋼鉄で形成し
たことを特徴とする摩擦クラッチである。
スクをフライホイールとプレッシャプレートとの間に備
えた摩擦クラッチにおいて、フライホイール及びプレッ
シャプレートを、硬度がHRC25〜30である鋼鉄で形成し
たことを特徴とする摩擦クラッチである。
(実施例) 第1図は本考案の摩擦クラッチを示す縦断面部分図であ
る。クラッチディスク1の外周部の両面には摩擦フェー
シング2が取付けられており、摩擦フェーシング2はフ
ライホイール3とプレッシャプレート4との間に配置さ
れている。そしてプレッシャプレート4により摩擦フェ
ーシング2がフライホイール3に押圧されることによっ
て、クラッチが接続するようになっている。
る。クラッチディスク1の外周部の両面には摩擦フェー
シング2が取付けられており、摩擦フェーシング2はフ
ライホイール3とプレッシャプレート4との間に配置さ
れている。そしてプレッシャプレート4により摩擦フェ
ーシング2がフライホイール3に押圧されることによっ
て、クラッチが接続するようになっている。
フライホイール3及びプレッシャプレート4は鋼鉄で形
成されている。鋼鉄としては、硬度がHRC25〜30であるS
45Cが用いられている。
成されている。鋼鉄としては、硬度がHRC25〜30であるS
45Cが用いられている。
本考案では、フライホイール3及びプレッシャプレート
4の形成材料として、上記のような鋼鉄を用いているの
で、第2図、第3図に示すように、フライホイール3及
びプレッシャプレート4の各摩擦摺動面の摩擦特性は鋳
鉄で形成した場合に比して安定したものとなり、従って
第4図に示すように、摩擦クラッチのジャダ発生指数は
低減することとなる。
4の形成材料として、上記のような鋼鉄を用いているの
で、第2図、第3図に示すように、フライホイール3及
びプレッシャプレート4の各摩擦摺動面の摩擦特性は鋳
鉄で形成した場合に比して安定したものとなり、従って
第4図に示すように、摩擦クラッチのジャダ発生指数は
低減することとなる。
第2図、第3図はともに速度v(m/s)(横軸に示す)
に対する摩擦係数μ(縦軸に示す)の変化を上記鋼鉄の
場合と従来の鋳鉄の場合の両方について示しており、第
2図は面圧が1Kg/cm2の場合を、第3図は面圧が2Kg/cm2
の場合を示している。図中実線が鋼鉄の場合を示し、破
線が鋳鉄の場合を示している。これからわかるように、
鋼鉄の場合は鋳鉄の場合に比して、速度vに対する摩擦
係数μの変動が小さく、即ち安定しており、また摩擦係
数μの値も大きい。
に対する摩擦係数μ(縦軸に示す)の変化を上記鋼鉄の
場合と従来の鋳鉄の場合の両方について示しており、第
2図は面圧が1Kg/cm2の場合を、第3図は面圧が2Kg/cm2
の場合を示している。図中実線が鋼鉄の場合を示し、破
線が鋳鉄の場合を示している。これからわかるように、
鋼鉄の場合は鋳鉄の場合に比して、速度vに対する摩擦
係数μの変動が小さく、即ち安定しており、また摩擦係
数μの値も大きい。
第4図は上記鋼鉄を用いた摩擦クラッチ、即ち本考案の
摩擦クラッチのジャダ発生指数を他の材料を用いた場合
と比較して示している。横軸には用いた材質及びその硬
度を、縦軸にはジャダ発生指数を示している。他の材料
としては、硬度がHRC6〜20であるFC25(鋳鉄)、及び硬
度がHRC42〜47であるS70CM相等(鋼鉄)が用いられてい
る。これからわかるように、本考案の摩擦クラッチでは
ジャダ発生指数が著しく低くなっている。即ち耐ジャダ
性が向上している。
摩擦クラッチのジャダ発生指数を他の材料を用いた場合
と比較して示している。横軸には用いた材質及びその硬
度を、縦軸にはジャダ発生指数を示している。他の材料
としては、硬度がHRC6〜20であるFC25(鋳鉄)、及び硬
度がHRC42〜47であるS70CM相等(鋼鉄)が用いられてい
る。これからわかるように、本考案の摩擦クラッチでは
ジャダ発生指数が著しく低くなっている。即ち耐ジャダ
性が向上している。
(考案の効果) 以上のように本考案の摩擦クラッチによれば、フライホ
イール及びプレッシャプレートを、硬度がHRC25〜30で
ある鋼鉄(S45C)で形成したので、フライホイール及び
プレッシャプレートの摩擦摺動面の摩擦係数を、鋳鉄で
形成した場合に比して安定且つ大きなものにでき、耐ジ
ャダ性を向上させることができる。
イール及びプレッシャプレートを、硬度がHRC25〜30で
ある鋼鉄(S45C)で形成したので、フライホイール及び
プレッシャプレートの摩擦摺動面の摩擦係数を、鋳鉄で
形成した場合に比して安定且つ大きなものにでき、耐ジ
ャダ性を向上させることができる。
第1図は本考案の摩擦クラッチを示す縦断面図、第2
図、第3図は鋼鉄と鋳鉄の摩擦特性を比較して示す図、
第4図は本考案の摩擦クラッチのジャダ発生指数を他の
材料を用いた場合と比較して示す図である。 1……クラッチディスク、2……摩擦フェーシング、3
……フライホイール、4……プレッシャプレート
図、第3図は鋼鉄と鋳鉄の摩擦特性を比較して示す図、
第4図は本考案の摩擦クラッチのジャダ発生指数を他の
材料を用いた場合と比較して示す図である。 1……クラッチディスク、2……摩擦フェーシング、3
……フライホイール、4……プレッシャプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 弘中 和夫 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)考案者 北山 一郎 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)考案者 坂本 春雄 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 実公 昭57−30499(JP,Y2) 実公 昭46−26483(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】摩擦フェーシングを有するクラッチディス
クをフライホイールとプレッシャプレートとの間に備え
た摩擦クラッチにおいて、フライホイール及びプレッシ
ャプレートを、硬度がHRC25〜30である鋼鉄で形成した
ことを特徴とする摩擦クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989053864U JPH0729307Y2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 摩擦クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989053864U JPH0729307Y2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 摩擦クラッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02143525U JPH02143525U (ja) | 1990-12-05 |
| JPH0729307Y2 true JPH0729307Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31575419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989053864U Expired - Lifetime JPH0729307Y2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 摩擦クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729307Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5730499U (ja) * | 1980-07-29 | 1982-02-17 |
-
1989
- 1989-05-09 JP JP1989053864U patent/JPH0729307Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02143525U (ja) | 1990-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |