JPH07293444A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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Publication number
JPH07293444A
JPH07293444A JP8667494A JP8667494A JPH07293444A JP H07293444 A JPH07293444 A JP H07293444A JP 8667494 A JP8667494 A JP 8667494A JP 8667494 A JP8667494 A JP 8667494A JP H07293444 A JPH07293444 A JP H07293444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
oil
end hole
oil supply
small end
Prior art date
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Pending
Application number
JP8667494A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yagi
章夫 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Publication of JPH07293444A publication Critical patent/JPH07293444A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は密閉型圧縮機のピストンピンとコン
ロッドの摩耗を防ぎ信頼性の高い密閉型圧縮機とするこ
とを目的とする。 【構成】 コンロッド21と、コンロッド21内を通
り、小端穴8と大端穴9を連通する給油孔22と、給油
孔22の小端穴8側の開口部A23と、給油孔22の開
口部A23の下端より鉛直方向上側に給油孔22の開口
部の下端を有する大端穴9側の開口部B24とから構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵装置等に使用
される往復式密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵装置等に使用される密閉型圧縮
機は密閉容器内に電動圧縮要素が収納されており、密閉
容器内のメンテナンスや修理ができないため、信頼性の
高いものが強く望まれている。なかでも往復型圧縮機の
ピストンピンとコンロッド小端穴との摺動部は圧縮によ
り大きな面圧を受け、厳しい摺動状態にある。
【0003】そのため、ピストンピンとコンロッド小端
穴の摺動部の潤滑不良を防ぎ、信頼性を高める方法が従
来から考案されている。コンロッド小端穴への給油方法
については、例えば実公昭47−16836号公報に示
されているような密閉型電動圧縮機がある。
【0004】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の密閉型電動圧縮機の一例について説明する。
【0005】図3は従来の密閉型電動圧縮機を示す断面
図である。図3において、1は内部をピストン2が往復
動するシリンダである。3はクランク軸4を軸支する軸
受である。前記ピストン2は中空部5と、軸方向と直交
する方向に貫通孔6を有している。7は一端に小端穴8
を他端に大端穴9を有するコンロッドである。
【0006】10は前記コンロッド7内を通り、前記小
端穴8と前記大端穴9とを連通し、かつ前記小端穴8の
軸心と前記大端穴9の軸心とを通る平面上に両端が開口
する給油孔であり、11は小端穴8とコンロッド7外部
とを連通する排油孔である。12は前記クランク軸4に
形成された偏心部である。
【0007】13はクランク軸4内に明けられたシャフ
ト給油孔であり、14は前記シャフト給油孔13に交差
連通した偏心部給油孔であり、偏心部12表面に設けら
れたオイル溜まり15に開口している。
【0008】16はクランク偏心部12に固定された給
油管であり、前記シャフト給油孔13に連通しており、
先端は密閉容器(図示せず)底部に貯溜したオイル17
に浸かっている。前記コンロッド7の小端穴8はピスト
ン2の中空部5に挿入され、かつ貫通穴6及び小端穴8
にピストンピン18が挿入されると共に、偏心部12が
大端穴9に挿入されることにより、ピストン2とクラン
ク軸4が連結されている。
【0009】19はピストンピン18表面の円周方向に
設けられた円周溝であり、20はピストンピン18をピ
ストン2に固定するロッキングピンである。
【0010】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。クランク軸が回転する
ことにより給油管16でオイル17に油圧が発生し、オ
イル17は給油管16内及びシャフト給油孔13を上昇
する。上げられたオイル17の一部は偏心部給油孔14
を通ってオイル溜まり15に流出し、大端穴9と偏心部
12との摺動部を潤滑する。さらに、オイル溜まり15
のオイルの一部は給油孔10を通って小端穴8まで流
れ、ピストンピン18と小端穴8の摺動部を潤滑し、円
周溝19を通り、さらに排油孔11を通ってピストン2
の中空部5に流出することにより、摺動部にオイルを供
給することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、コンロッドが往復運動と回転運動が重なっ
た複雑な動きをするため、偏心部12のオイル溜まり1
5から給油孔10内に送り込まれたオイルは、小端穴8
部に全て流れ込むことなく、その一部はオイルの慣性力
によって、再び大端穴9部に流れ出てしまい小端穴8部
への給油が不十分となり、オイルによる冷却効果が減少
し、小端穴8摺動部の温度上昇によってオイル粘度の低
下等の潤滑不良が起こりやすいという欠点があった。
【0012】また、上記従来の構成では、運転停止中に
給油孔10内のオイルが小端穴8部や大端穴9部から流
出してしまい、起動初期の給油管16からオイルが上が
ってくるまでの間、小端穴8部や大端穴9部の摺動部へ
の給油が行われず、摺動部の油膜形成が困難となり金属
接触によって摺動部が摩耗してしまうという欠点があっ
た。
【0013】本発明は従来の課題を解決するもので、摺
動部への十分な給油量を確保することによって、摺動部
の温度上昇によるオイル粘度の低下等の潤滑不良を防止
し、信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することを目的と
する。
【0014】本発明の他の目的は起動初期からコンロッ
ドの小端穴部や大端穴部の摺動部に給油を行い、油膜の
形成を行い易くし、摺動部の摩耗を防ぐことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の密閉型圧縮機は、ピストンと、一端に小端穴を
他端に大端穴を有するコンロッドと、コンロッド内を通
り、小端穴側に開口部Aを有し、大端穴側に開口部Bを
有し、かつ小端穴側開口部Aの下端より鉛直方向上側に
大端穴側開口部Bの下端を有する給油孔と、小端穴に摺
動自在に収納され、かつピストンに固定されたピストン
ピンとから構成されている。
【0016】また、ピストンと、一端に小端穴を他端に
大端穴を有するコンロッドと、コンロッド内を通り、小
端穴と大端穴とを連通する給油孔と、給油孔途中の鉛直
方向下側に窪んだ給油孔オイル溜まりと、小端穴に摺動
自在に収納され、かつピストンに固定されたピストンピ
ンとを備えた構成となっている。
【0017】
【作用】本発明の密閉型圧縮機は上記した構成によっ
て、開口部Bから給油孔に流れ込んだオイルは、再び大
端穴部に逆流することなく、小端穴摺動部に流出するの
で、小端穴摺動部への十分な給油量を確保することがで
き、摺動部の温度上昇によるオイル粘度の低下等の潤滑
不良を防止し、信頼性が高くなる。
【0018】また、給油孔途中の鉛直方向下側に窪んだ
給油孔オイル溜まりを備えているので、起動初期からコ
ンロッドの小端穴部や大端穴部の摺動部に給油を行い、
油膜の形成を行い易くできるので、摺動部の摩耗が起こ
りにくくなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の密閉型圧縮機の第1の実施例
について図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0020】図1は本発明の第1の実施例による密閉型
圧縮機の縦断面図である。図1において、21はコンロ
ッドで、22はコンロッド21内を通り、小端穴8と大
端穴9を連通する給油孔で、23は給油孔22の小端穴
8側の開口部Aで、24は給油孔22の開口部A23の
下端より鉛直方向上側に給油孔22の開口部の下端を有
する大端穴9側の開口部Bである。
【0021】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。給油管16より上昇し
たオイルの一部は、偏心部給油孔14を通りオイル溜ま
り15に流出し、大端穴9と偏心部12との摺動部を潤
滑する。さらに、オイル溜まり15のオイルの一部は給
油孔22を通り、小端穴8摺動部に流出する。
【0022】この時、給油孔22の開口部B24が開口
部A23より上側にあるため、開口部B24から給油孔
22に流れ込んだオイルは、再び大端穴9部に逆流する
ことなく、小端穴8摺動部に流出する。従って、小端穴
8摺動部への十分な給油量を確保することができるの
で、小端穴8摺動部の温度上昇によるオイル粘度の低下
等の潤滑不良を防止し、信頼性が高くなる。
【0023】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
コンロッド21と、コンロッド21内を通り、小端穴8
と大端穴9を連通する給油孔22と、給油孔22の小端
穴8側の開口部A23と、給油孔22の開口部A23の
下端より鉛直方向上側に給油孔22の開口部の下端を有
する大端穴9側の開口部B24とから構成されているの
で、開口部B24から給油孔22に流れ込んだオイル
は、再び大端穴9部に逆流することなく、小端穴8摺動
部に流出することができ、小端穴8摺動部への十分な給
油量を確保することができるため、小端穴8摺動部の温
度上昇によるオイル粘度の低下等の潤滑不良を防止し、
信頼性を上げることができる。
【0024】次に、本発明による密閉型圧縮機の第2の
実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、
第1の実施例と同一構成については、同一符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0025】図2は、本発明の第2の実施例による密閉
型圧縮機の縦断面図である。図2において、25はコン
ロッドで、26はコンロッド25内を通り、小端穴8と
大端穴9とを連通する給油孔で、27は給油孔26途中
の鉛直方向下側に窪んだ給油孔オイル溜まりである。
【0026】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。密閉型圧縮機運転中に
ついては、給油管16より上昇したオイルの一部は、偏
心部給油孔14を通りオイル溜まり15に流出し、大端
穴9と偏心部12との摺動部を潤滑する。
【0027】さらに、オイル溜まり15のオイルの一部
は給油孔26の大端穴9側から流れ込み、給油孔オイル
溜まり27に溜まった後、給油孔26の小端穴8側から
小端穴8摺動面に流出する。
【0028】また、密閉型圧縮機停止後については、給
油管16からのオイルの供給が止まるため、コンロッド
25内の給油孔26のオイルは、小端穴8や大端穴9か
ら流出してしまう。この時、給油孔オイル溜まり27は
給油孔26の下部に設けられた窪みのため、給油孔オイ
ル溜まり27内のオイルは小端穴8や大端穴9から流れ
出ることがなく溜められる。従って、起動初期の給油管
16から給油孔26内にオイルが上がってくるまでの
間、給油孔オイル溜まり27内のオイルが小端穴8部や
大端穴9部の摺動部への給油を行い、油膜の形成を行い
易くできるので、摺動部の摩耗が起こりにくくなる。
【0029】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
コンロッド25と、コンロッド25内を通り、小端穴8
と大端穴9とを連通する給油孔26と、給油孔26途中
の鉛直方向下側に窪んだ給油孔オイル溜まり27で構成
されているので、起動初期の給油管16から給油孔26
内にオイルが上がってくるまでの間、給油孔オイル溜ま
り27内のオイルが小端穴8部や大端穴9部の摺動部へ
の給油を行い、油膜の形成を行い易くできるので、摺動
部の摩耗が起こりにくくすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コンロッ
ドと、コンロッド内を通り、小端穴と大端穴を連通する
給油孔と、給油孔の小端穴側の開口部Aと、給油孔の開
口部Aの下端より鉛直方向上側に給油孔の開口部の下端
を有する大端穴側の開口部Bとから構成されているの
で、開口部Bから給油孔に流れ込んだオイルは、再び大
端穴部に逆流することなく、小端穴摺動部に流出するこ
とができ、小端穴摺動部への十分な給油量を確保するこ
とができるので、小端穴摺動部の温度上昇によるオイル
粘度の低下等の潤滑不良を防止し、信頼性を上げること
ができる。
【0031】また、コンロッドと、コンロッド内を通
り、小端穴と大端穴とを連通する給油孔と、給油孔途中
の鉛直方向下側に窪んだ給油孔オイル溜まりで構成され
ているので、起動初期の給油管から給油孔内にオイルが
上がってくるまでの間、給油孔オイル溜まり内のオイル
が小端穴部や大端穴部の摺動部への給油を行い、油膜の
形成を行い易くできるので、摺動部の摩耗が起こりにく
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す密閉型圧縮機のピ
ストン装置の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例を示す密閉型圧縮機のピ
ストン装置の縦断面図
【図3】従来の密閉型圧縮機のピストン装置の縦断面図
【符号の説明】
2 ピストン 8 小端穴 9 大端穴 18 ピストンピン 21 コンロッド 22 給油孔 23 開口部A 24 開口部B 25 コンロッド 26 給油孔 27 給油孔オイル溜まり

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンと、一端に小端穴を他端に大端
    穴を有するコンロッドと、前記コンロッド内を通り、前
    記小端穴側に開口部Aを有し、前記大端穴側に開口部B
    を有し、かつ前記小端穴側開口部Aの下端より鉛直方向
    上側に前記大端穴側開口部Bの下端を有する給油孔と、
    前記小端穴に摺動自在に収納され、かつ前記ピストンに
    固定されたピストンピンとからなる密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 ピストンと、一端に小端穴を他端に大端
    穴を有するコンロッドと、前記コンロッド内を通り、前
    記小端穴と前記大端穴とを連通する給油孔と、前記給油
    孔途中の鉛直方向下側に窪んだ給油孔オイル溜まりと、
    前記小端穴に摺動自在に収納され、かつ前記ピストンに
    固定されたピストンピンとからなる密閉型圧縮機。
JP8667494A 1994-04-25 1994-04-25 密閉型圧縮機 Pending JPH07293444A (ja)

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JP8667494A JPH07293444A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 密閉型圧縮機

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JP8667494A JPH07293444A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 密閉型圧縮機

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JPH07293444A true JPH07293444A (ja) 1995-11-07

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ID=13893583

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JP8667494A Pending JPH07293444A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 密閉型圧縮機

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