JPH0729368U - ダイヤフラム弁 - Google Patents

ダイヤフラム弁

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JPH0729368U
JPH0729368U JP6524193U JP6524193U JPH0729368U JP H0729368 U JPH0729368 U JP H0729368U JP 6524193 U JP6524193 U JP 6524193U JP 6524193 U JP6524193 U JP 6524193U JP H0729368 U JPH0729368 U JP H0729368U
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load
retainer
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代喜 佐原
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大野ベロー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ダイヤフラムの復元力を大きくしてリフトを
大きく取り、流過抵抗を小さくすることができ、また、
形状等のばらつきがある場合でも、均一に復元力を大き
くしてリフトを大きく取り、流過抵抗のばらつきを抑え
ることができる。 【構成】 本体1に環状の受けリブ14を形成する。ダ
イヤフラム押さえ8に外縁側から内縁側に至るに従い、
次第に負荷手段側に傾斜された押さえ面15と、逃げ面
16と、受け面17を形成する。ダイヤフラム9の周縁
部を受けリブ14と押さえ面15とで挟持し、ダイヤフ
ラム9を強制的に負荷手段側へ膨出させ、膨出部におけ
る外周部を受け面17により受ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体の劣化および漏れを嫌う真空工業、ガス工業、原子力工業、電 子工業、医療、分析などの各分野で用い、特に、小口径に適するダイヤフラム弁 、更に詳しくはダイヤフラムの挟持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のダイヤフラム弁としては、ダイヤフラムの周縁部を本体とダイ ヤフラム押さえとで挟持してダイヤフラムを弁座に対向させ、負荷手段により負 荷を加えることにより、ダイヤフラムを弾性変形させて弁座に当接させ、負荷手 段の負荷を解除することにより、ダイヤフラムを自身の反撥力により復元させて 弁座を開放するようにした構成が知られている。
【0003】 そして、図5に示すように膨出部9bの外周に扁平な周縁部9aを有するダイ ヤフラム9の場合においても、または図6に示すように全体を膨出形状に形成し たダイヤフラム9の場合においても、ダイヤフラム9の外周部が、本体1の環状 のリブ52と、ダイヤフラム押さえ53の外周部にダイヤフラム9の外周部に適 合する形状に形成された押さえ面54とで挟持されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例のようにダイヤフラム押さえの押さえ面54をダイ ヤフラム9の外周部の形状に適合させると、その荷重(kgf)一変位特性(δ mm)は図4のBで示すようになり、特に、弁内が高真空、または負荷手段側か ら圧力が少々加わる場合には、極小値の所で使用した場合、リフトの確保が困難 となり、弁として機能を果たすことができなくなる恐れがあった。その一因とし てダイヤフラム9の成形時の形状のばらつきを挙げることができる。
【0005】 例えば、膨出部9bの外周に扁平な周縁部9aを有するダイヤフラム9の場合 、成形に際し、図3(a)に示すように、周縁部9aの水平面に対する傾斜角θ 0 が0であり、高さがh0 である正常な形状のダイヤフラム9に対し、図3(b ),(c)に示すように、周縁部9aが水平面に対してθ1,またはθ2 の角度で 水平面に対していずれかの方向に傾斜し、更には高さh1 ,h2 においても異な り、形状等にばらつきを生じる場合がある。このようにばらつきのあるダイヤフ ラム9を上記のようにリブ52と正常な形状に適合する押さえ面54とで挟持す ると、膨出量にばらつきを生じ、予定のリフトを確保することができないばかり でなく、弁の流過抵抗のばらつきとして表われ、品質の安定さを欠くことになる 。
【0006】 本考案は、上記のような従来の問題を解決するものであり、ダイヤフラムの復 元力を大きくしてリフトを大きく取ることができ、しかも、弁内が高真空、また は負荷手段側から圧力が少々加わる場合でも、ダイヤフラムの変形を抑えること ができ、したがって、流過抵抗を小さくすることができ、また、ダイヤフラムに 形状等のばらつきがある場合でも、均一に復元力を大きくしてリフトを大きく取 ることができ、したがって、流過抵抗のばらつきを抑え、品質を安定させること ができるようにしたダイヤフラム弁を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の技術的手段は、負荷手段により負荷を加え ることにより、ダイヤフラムを弾性変形させて弁座に当接させ、上記負荷手段の 負荷を解除することにより、ダイヤフラムを自身の反撥力により復元させて弁座 を開放するようにしたダイヤフラム弁において、上記ダイヤフラムの周縁部が、 本体に形成された受けリブと、ダイヤフラム押さえに形成され、外縁側から内縁 側に至るに従い、上記負荷手段側に次第に傾斜する押さえ面とで挟持され、上記 ダイヤフラムが強制的に上記負荷手段側に膨出された状態で、この膨出部におけ る外周部が上記ダイヤフラム押さえに形成された受け面により受けられたことを 特徴とするものである。
【0008】
【作用】
上記のように本考案によれば、ダイヤフラムの周縁部を、本体に形成された受 けリブと、ダイヤフラム押さえに形成され、外縁側から内縁側に至るに従い、負 荷手段側に次第に傾斜する押さえ面とで挟持し、ダイヤフラムを強制的に負荷手 段側に膨出させた状態で、膨出部における外周部をダイヤフラム押さえに形成さ れた受け面により受けるようにしているので、ダイヤフラムの復元力を大きくし てリフトを大きく取ることができ、しかも、弁内が高真空、または負荷手段側か ら圧力が少々加わる場合でも、ダイヤフラムの変形を抑えることができ、また、 ダイヤフラムに形状のばらつきがある場合でも、均一に復元力を大きくしてリフ トを大きく取ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の一実施例におけるダイヤフラム弁を示す弁開時の縦断面図、図 2(a),(b)は図1のX部を示し、(a)はダイヤフラムの周縁部を挟持す る前の状態の拡大図、(b)はダイヤフラムの周縁部を挟持した状態の拡大図で ある。
【0010】 図1に示すように、本体1の両側に流入口2と流出口3が形成され、本体1の 中間部で流入口2と流出口3にはそれぞれ直角方向に形成された流路4と5が連 通されている。流路4の出口である上端部には弁座6が形成されている。本体1 の上部に形成された筒状部7の内側に筒状のダイヤフラム押さえ8の下部が螺合 され、弁座6の反対側への膨出部9bを有する薄い金属から成るダイヤフラム9 の周縁部9aが後述するように本体1の受けリブ14とダイヤフラム押さえ8の 押さえ面15とで挟持され、ダイヤフラム9の下側に形成された流体室10によ り流路4と5が連通されるようになっている。ダイヤフラム押さえ8の内側には 弁棒11がシール状態で進退可能に螺合され、弁棒11の基部にハンドル12が 離脱可能に取り付けられている。
【0011】 そして、ハンドル12を一方に回転させることにより、弁棒11を下方へ前進 させ、弁棒11の先端面によりダイヤフラム9の膨出部9bにおける中央部を押 圧し、弾性変形させて弁座6に圧接させ、流路4を遮断して弁閉状態とすること ができる。ハンドル12を他方に回転させることにより、弁棒11を上方へ後退 させ、ダイヤフラム9を自身の反撥力により復元させ、流路4を開放して弁開状 態とすることができる。
【0012】 ダイヤフラム9の周縁部9aを挟持する構造について詳しく説明すると、図2 (a)に示すように、本体1の内側周囲の平面状段部13に環状の受けリブ14 が一体に突設され、この受けリブ14は断面において、先端側に至るに従い、次 第に狭くなるように形成されている。ダイヤフラム押さえ8の外周部には押さえ 面15が形成され、この押さえ面15は外縁側から内縁側に至るに従い、平面状 段部13から離隔する側、すなわち、ハンドル12等の負荷手段側に次第に傾斜 され、押さえ面15の内周に押さえ面15より負荷手段側に急な角度で傾斜され た逃げ面16が形成され、逃げ面16の内周に押さえ面15より緩やかで逃げ面 16より急な角度で負荷手段側に傾斜された受け面17が形成されている。そし て、上記のようにダイヤフラム押さえ8が本体1に螺合されることにより、図2 (b)に示すように、ダイヤフラム9の周縁部9aが本体1の受けリブ14とダ イヤフラム押さえ8の押さえ面15とで挟持される。このとき、上記のように押 さえ面15は外縁側から内縁側に至るに従い、上方の負荷手段側へ傾斜されてい るので、ダイヤフラム9を強制的に負荷手段側へ膨出させ、膨出部9bにおける 外縁部を受け面17で受けることができる。
【0013】 このようにダイヤフラム9の周縁部9aを本体1の受けリブ14とダイヤフラ ム押さえ8の傾斜した押さえ面15とで挟持することにより、ダイヤフラム9を 負荷手段側へ強制的に膨出させ、受け面17で均一な膨出状態に規制するので、 ダイヤフラム9の成形に際し、図3(a)に示すように、正常な形状に成形され ている場合でも、また、図3(b),(c)に示すように、周縁部9aの形状や 膨出部9bの高さにばらつきがある場合でも、形状を均一にすることができると ともに、図2(a),(b)に示すように、ダイヤフラム9自身に成形時の高さ hよりもリフトHを大きく取ることができる。
【0014】 本考案において、受けリブ14と傾斜した押さえ面15とで周縁部9aが挟持 されたダイヤフラム9と、従来例のようにリブ52とダイヤフラム9の外周部の 形状に適合する押さえ面54とで外周部が挟持されたダイヤフラム9とを弁棒1 1で押圧した場合の荷重P(kgf)とダイヤフラム9の変位量δ(mm)の関 係を図4に示す。図4において、Aは本考案において挟持されたダイヤフラム9 を示し、Bは従来例で挟持されたダイヤフラム9を示す。これからも本考案によ り挟持されたダイヤフラム9の方が従来例で挟持されたダイヤフラム9よりも復 元力およびリフトを大きく取ることができることが明らかである。
【0015】 以上の構成において、以下、その動作について説明すると、ハンドル12を一 方に回転させることにより、弁棒11を下方へ前進させ、弁棒11の先端面によ りダイヤフラム9の膨出部9bにおける中央部を押圧し、弾性変形させて弁座6 に圧接させ、流路4を遮断して弁閉状態とすることができる。ハンドル12を他 方に回転させることにより、弁棒11を上方へ後退させ、ダイヤフラム9自身の 反撥力により復元させて流路4を開放し、流入口2を流路4、流体室10、流路 5を介して流出口3に連通させることができる。このとき、上記のようにダイヤ フラム9の復元力を大きくしてリフトを大きく取ることができるようにしている ので、流過抵抗を小さくすることができ、また、弁内が高真空である場合、また は負荷手段側から圧力が少々加わる場合でも、高リフトを維持して弁開閉を行う ことができる。
【0016】 なお、上記実施例では、ダイヤフラム9はあらかじめ負荷手段側に膨出部9b を有しているが、扁平形状である場合にも有効である。また、上記実施例では、 負荷を与える手段としてハンドル12を用い、弁棒11を回転させるようにして いるが、この他の方式のダイヤフラム弁にも適用することができる。このほか、 本考案は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することができ る。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ダイヤフラムの周縁部を、本体に形成さ れた受けリブと、ダイヤフラム押さえに形成され、外縁側から内縁側に至るに従 い、負荷手段側に次第に傾斜する押さえ面とで挟持し、ダイヤフラムを強制的に 負荷手段側に膨出させた状態で、膨出部における外周部をダイヤフラム押さえに 形成された受け面により受けるようにしているので、ダイヤフラムの復元力を大 きくしてリフトを大きく取ることができ、しかも、弁内が高真空、または負荷手 段側から圧力が少々加わる場合でも、ダイヤフラムの変形を抑えることができ、 したがって、流過抵抗を小さくすることができる。また、ダイヤフラムに形状の ばらつきがある場合でも、均一に復元力を大きくしてリフトを大きく取ることが でき、したがって、流過抵抗のばらつきを抑え、品質を安定させることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるダイヤフラム弁を示
す弁開時の縦断面図である。
【図2】(a)は図1のX部を示し、ダイヤフラムの周
縁部を挟持する前の状態の拡大図である。(b)は図1
のX部を示し、ダイヤフラムの周縁部を挟持した状態の
拡大図である。
【図3】(a)は正常な形状に成形されたダイヤフラム
の断面図である。(b),(c)は形状にばらつきがあ
るダイヤフラムの断面図である。
【図4】本考案の一実施例におけるダイヤフラム弁のダ
イヤフラムと従来例におけるダイヤフラム弁のダイヤフ
ラムとの荷重と変形量の関係を表わす図である。
【図5】従来の一例におけるダイヤフラム弁の要部を示
す拡大断面図である。
【図6】従来の他の例におけるダイヤフラム弁の要部を
示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体 8 ダイヤフラム押さえ 9 ダイヤフラム 9a 周縁部 9b 膨出部 11 弁棒 12 ハンドル 14 受けリブ 15 押さえ面 16 逃げ面 17 受け面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷手段により負荷を加えることによ
    り、ダイヤフラムを弾性変形させて弁座に当接させ、上
    記負荷手段の負荷を解除することにより、ダイヤフラム
    を自身の反撥力により復元させて弁座を開放するように
    したダイヤフラム弁において、上記ダイヤフラムの周縁
    部が、本体に形成された受けリブと、ダイヤフラム押さ
    えに形成され、外縁側から内縁側に至るに従い、上記負
    荷手段側に次第に傾斜する押さえ面とで挟持され、上記
    ダイヤフラムが強制的に上記負荷手段側に膨出された状
    態で、この膨出部における外周部が上記ダイヤフラム押
    さえに形成された受け面により受けられたことを特徴と
    するダイヤフラム弁。
JP1993065241U 1993-11-12 1993-11-12 ダイヤフラム弁 Expired - Lifetime JP2547590Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014009765A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Fujikin Inc ダイヤフラム弁
JP2022026468A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 株式会社キッツエスシーティー ダイヤフラムバルブ

Citations (1)

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JPH0229361U (ja) * 1988-08-12 1990-02-26

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