JPH07293816A - 流動層ボイラの制御装置及び方法 - Google Patents
流動層ボイラの制御装置及び方法Info
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- JPH07293816A JPH07293816A JP8444394A JP8444394A JPH07293816A JP H07293816 A JPH07293816 A JP H07293816A JP 8444394 A JP8444394 A JP 8444394A JP 8444394 A JP8444394 A JP 8444394A JP H07293816 A JPH07293816 A JP H07293816A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 負荷変化時の流動層高さ制御の遅れを解消
し、負荷追従性を向上させることにある。 【構成】 1は負荷上昇時と負荷降下時のそれぞれにオ
フセット量を出力するオフセット量演算要素、2は流動
層高の目標値とオフセット量演算要素1の出力を加算す
る加算要素、3は加算要素2の出力から図示せざる流動
層高検出要素の検出値を減算して制御偏差を出力を加算
する減算要素、8は制御偏差により流動媒体の供給量を
調整する空気弁、9は制御偏差により流動媒体の排出量
を調整する空気弁である。
し、負荷追従性を向上させることにある。 【構成】 1は負荷上昇時と負荷降下時のそれぞれにオ
フセット量を出力するオフセット量演算要素、2は流動
層高の目標値とオフセット量演算要素1の出力を加算す
る加算要素、3は加算要素2の出力から図示せざる流動
層高検出要素の検出値を減算して制御偏差を出力を加算
する減算要素、8は制御偏差により流動媒体の供給量を
調整する空気弁、9は制御偏差により流動媒体の排出量
を調整する空気弁である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流動層ボイラの流動層高
制御に係り、負荷変化中の流動層高追従性を向上させる
のに好適な流動層ボイラの制御装置及び方法に関する。
制御に係り、負荷変化中の流動層高追従性を向上させる
のに好適な流動層ボイラの制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】初めに一般的な流動層ボイラについて説
明する。
明する。
【0003】図3は一般的な流動層ボイラの火炉を示す
説明図である。
説明図である。
【0004】本図に示すように10は流動層を有する火
炉、11は珪砂等の流動媒体が流動する流動層、12は
流動媒体の流動用空気及び燃焼用空気、13は固形燃料
例えば石炭と石灰石の混合燃料、14は燃焼ガス、15
は流動媒体の供給系、16は流動媒体の排出系である。
炉、11は珪砂等の流動媒体が流動する流動層、12は
流動媒体の流動用空気及び燃焼用空気、13は固形燃料
例えば石炭と石灰石の混合燃料、14は燃焼ガス、15
は流動媒体の供給系、16は流動媒体の排出系である。
【0005】流動層11の容積は、混合燃料のうちの燃
料の燃焼により生成する灰分、混合燃料のうちの石灰石
と硫黄酸化物との脱硫反応により生成する化合物が累積
して増加する要因と、流動媒体や灰分及び脱硫反応によ
る化合物が燃焼ガス14中に同伴して排出されて減少す
る要因とがある。流動層11の高さhは容積が増減する
要因間のバランスが崩れると変化し、制御目標値との間
に偏差が生じる。また、流動層ボイラの負荷変化をさせ
る場合に、流動層高を変えて伝熱面積を変化させ蒸気発
生量を制御するために制御目標値そのものが負荷変化に
応じて変化する。流動層ボイラの流動層高制御は基本的
に流動媒体を流動層11へ供給して流動層高hを高くす
る操作と、流動媒体、灰分及び化合物を流動層11から
排出して流動層高hを低くする操作とにより行う。混合
燃料、流動媒体の流動層11への供給は間歇的な気体搬
送により行う。
料の燃焼により生成する灰分、混合燃料のうちの石灰石
と硫黄酸化物との脱硫反応により生成する化合物が累積
して増加する要因と、流動媒体や灰分及び脱硫反応によ
る化合物が燃焼ガス14中に同伴して排出されて減少す
る要因とがある。流動層11の高さhは容積が増減する
要因間のバランスが崩れると変化し、制御目標値との間
に偏差が生じる。また、流動層ボイラの負荷変化をさせ
る場合に、流動層高を変えて伝熱面積を変化させ蒸気発
生量を制御するために制御目標値そのものが負荷変化に
応じて変化する。流動層ボイラの流動層高制御は基本的
に流動媒体を流動層11へ供給して流動層高hを高くす
る操作と、流動媒体、灰分及び化合物を流動層11から
排出して流動層高hを低くする操作とにより行う。混合
燃料、流動媒体の流動層11への供給は間歇的な気体搬
送により行う。
【0006】図4は従来技術による流動層ボイラの流動
層高制御を説明する説明図である。本図に示すように、
負荷上昇時には流動層高を高くする操作を行うが流動層
高が目標値−α以下で流動媒体の供給操作を開始し、流
動層高が目標値−βまで上昇した時点で供給操作を停止
させる。一方、負荷降下時には流動層高を低くする操作
を行うが流動層高が目標値+α以上で流動媒体の排出操
作を開始し、流動層高が目標値+βまで低下した時点で
排出操作を停止させる。
層高制御を説明する説明図である。本図に示すように、
負荷上昇時には流動層高を高くする操作を行うが流動層
高が目標値−α以下で流動媒体の供給操作を開始し、流
動層高が目標値−βまで上昇した時点で供給操作を停止
させる。一方、負荷降下時には流動層高を低くする操作
を行うが流動層高が目標値+α以上で流動媒体の排出操
作を開始し、流動層高が目標値+βまで低下した時点で
排出操作を停止させる。
【0007】流動層ボイラの流動層高制御において比例
制御を行わず、操作開始と操作停止を行う流動層高が異
なるオン、オフ制御を行うのは制御対象が他のプラント
のように液体では無く流動が不安定な粒体であり、流動
層高が絶えず変動し安定したプロセス値を検出できない
ためである。また、供給操作、排出操作それぞれの操作
を停止させる流動層高が目標値からβだけ離れているの
は、操作動作が行き過ぎて目標値を越える流動層ボイラ
に特有の現象に配慮したものである。
制御を行わず、操作開始と操作停止を行う流動層高が異
なるオン、オフ制御を行うのは制御対象が他のプラント
のように液体では無く流動が不安定な粒体であり、流動
層高が絶えず変動し安定したプロセス値を検出できない
ためである。また、供給操作、排出操作それぞれの操作
を停止させる流動層高が目標値からβだけ離れているの
は、操作動作が行き過ぎて目標値を越える流動層ボイラ
に特有の現象に配慮したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記流動層高の制御技
術は、負荷変化時における流動層高の挙動変化におい
て、負荷上昇時に流動層高目標値が増加する場合、流動
層高制御は供給操作のみであり、流動層高は概ね目標値
−αから目標値−βの間で制御される。また負荷降下時
に流動層高目標値が減少する場合、流動層高制御は排出
操作のみであり、流動層高は概ね目標値+βから目標値
+αの間で制御される。
術は、負荷変化時における流動層高の挙動変化におい
て、負荷上昇時に流動層高目標値が増加する場合、流動
層高制御は供給操作のみであり、流動層高は概ね目標値
−αから目標値−βの間で制御される。また負荷降下時
に流動層高目標値が減少する場合、流動層高制御は排出
操作のみであり、流動層高は概ね目標値+βから目標値
+αの間で制御される。
【0009】図5は従来の負荷変化時における流動層ボ
イラの時間と流動層高の関係を説明する図表である。
イラの時間と流動層高の関係を説明する図表である。
【0010】負荷変化時の負荷上昇、負荷降下の何れの
場合も、図5に示すように平均して流動層高が(α+
β)/2の遅れが生じることとなり、結果として負荷追
従性、制御安定性を阻害する要因となる。
場合も、図5に示すように平均して流動層高が(α+
β)/2の遅れが生じることとなり、結果として負荷追
従性、制御安定性を阻害する要因となる。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を改
善し、負荷変化時の流動層高さ制御の遅れを解消し、負
荷追従性を向上させることにある。
善し、負荷変化時の流動層高さ制御の遅れを解消し、負
荷追従性を向上させることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、流動層の流
動層高さを検出する流動層高検出手段と、負荷に応じて
定められる流動層高さを目標値として設定する流動層高
目標設定手段と、該流動層高目標設定手段が出力する目
標値と前記流動層高検出手段が出力する流動層高さとを
入力し制御偏差を出力する第1の加算手段と、負荷上昇
時に該制御偏差を入力し前記流動層へ供給する流動媒体
を制御する流動媒体供給制御手段と、負荷降下時に前記
制御偏差を入力し前記流動層から排出する流動媒体を制
御する流動媒体排出制御手段とを備えた流動層ボイラの
制御装置において、負荷上昇時に流動媒体の供給を開始
する流動層高と前記目標値からの流動層高差をα、流動
媒体の供給を停止する流動層高と前記目標値からの流動
層高差をβとし(α+β)/2で表されるオフセット
量、負荷降下時に流動媒体の排出を開始する流動層高と
前記目標値からの流動層高差をα、流動媒体の排出を停
止する流動層高と前記目標値からの流動層高差をβとし
−(α+β)/2で表されるオフセット量を出力するオ
フセット量出力手段と、該オフセット出力手段が出力す
るオフセット量と前記流動層高目標設定手段が出力する
目標値とを加算して前記第1の加算手段へ出力する第2
の加算手段とを設けたことにより達成される。
動層高さを検出する流動層高検出手段と、負荷に応じて
定められる流動層高さを目標値として設定する流動層高
目標設定手段と、該流動層高目標設定手段が出力する目
標値と前記流動層高検出手段が出力する流動層高さとを
入力し制御偏差を出力する第1の加算手段と、負荷上昇
時に該制御偏差を入力し前記流動層へ供給する流動媒体
を制御する流動媒体供給制御手段と、負荷降下時に前記
制御偏差を入力し前記流動層から排出する流動媒体を制
御する流動媒体排出制御手段とを備えた流動層ボイラの
制御装置において、負荷上昇時に流動媒体の供給を開始
する流動層高と前記目標値からの流動層高差をα、流動
媒体の供給を停止する流動層高と前記目標値からの流動
層高差をβとし(α+β)/2で表されるオフセット
量、負荷降下時に流動媒体の排出を開始する流動層高と
前記目標値からの流動層高差をα、流動媒体の排出を停
止する流動層高と前記目標値からの流動層高差をβとし
−(α+β)/2で表されるオフセット量を出力するオ
フセット量出力手段と、該オフセット出力手段が出力す
るオフセット量と前記流動層高目標設定手段が出力する
目標値とを加算して前記第1の加算手段へ出力する第2
の加算手段とを設けたことにより達成される。
【0013】上記目的は、流動層の流動層高さを検出す
る流動層高検出手段と、負荷上昇時に流動媒体の供給を
開始する流動層高と前記目標値からの流動層高差をα、
流動媒体の供給を停止する流動層高と前記目標値からの
流動層高差をβとし(α+β)/2で表されるオフセッ
ト量、負荷降下時に流動媒体の排出を開始する流動層高
と前記目標値からの流動層高差をα、流動媒体の排出を
停止する流動層高と前記目標値からの流動層高差をβと
し−(α+β)/2で表されるオフセット量を出力する
オフセット量出力手段と、該オフセット出力手段が出力
するオフセット量と前記流動層高検出手段が出力する流
動層高さとを加算する第1の加算手段と、負荷に応じて
定められる流動層高さを目標値として設定する流動層高
目標設定手段と、該流動層高目標設定手段が出力する目
標値と前記第1の加算手段が出力するオフセット量と流
動層高検出値の和を入力し制御偏差を出力する第2の加
算手段と、負荷上昇時に該第2の加算手段が出力する制
御偏差を入力し前記流動層へ供給する流動媒体を制御す
る流動媒体供給制御手段と、負荷降下時に前記第2の加
算手段が出力する制御偏差を入力し前記流動層から排出
する流動媒体を制御する流動媒体排出制御手段とを備え
たことにより達成される。
る流動層高検出手段と、負荷上昇時に流動媒体の供給を
開始する流動層高と前記目標値からの流動層高差をα、
流動媒体の供給を停止する流動層高と前記目標値からの
流動層高差をβとし(α+β)/2で表されるオフセッ
ト量、負荷降下時に流動媒体の排出を開始する流動層高
と前記目標値からの流動層高差をα、流動媒体の排出を
停止する流動層高と前記目標値からの流動層高差をβと
し−(α+β)/2で表されるオフセット量を出力する
オフセット量出力手段と、該オフセット出力手段が出力
するオフセット量と前記流動層高検出手段が出力する流
動層高さとを加算する第1の加算手段と、負荷に応じて
定められる流動層高さを目標値として設定する流動層高
目標設定手段と、該流動層高目標設定手段が出力する目
標値と前記第1の加算手段が出力するオフセット量と流
動層高検出値の和を入力し制御偏差を出力する第2の加
算手段と、負荷上昇時に該第2の加算手段が出力する制
御偏差を入力し前記流動層へ供給する流動媒体を制御す
る流動媒体供給制御手段と、負荷降下時に前記第2の加
算手段が出力する制御偏差を入力し前記流動層から排出
する流動媒体を制御する流動媒体排出制御手段とを備え
たことにより達成される。
【0014】上記目的は、負荷要求に応じた流動層高を
目標値として設定し、流動層内の流動媒体を排出または
流動層へ流動媒体を供給することで流動層高を制御する
流動層ボイラの制御方法において、負荷上昇時には流動
媒体の供給を開始する流動層高と停止する流動層の平均
値であるオフセット量を前記流動層高の目標値に加算
し、負荷降下時には前記流動層高の目標値から流動媒体
の排出を開始する流動層高と停止する流動層高との平均
値であるオフセット量を減算することにより達成され
る。
目標値として設定し、流動層内の流動媒体を排出または
流動層へ流動媒体を供給することで流動層高を制御する
流動層ボイラの制御方法において、負荷上昇時には流動
媒体の供給を開始する流動層高と停止する流動層の平均
値であるオフセット量を前記流動層高の目標値に加算
し、負荷降下時には前記流動層高の目標値から流動媒体
の排出を開始する流動層高と停止する流動層高との平均
値であるオフセット量を減算することにより達成され
る。
【0015】
【作用】上記構成によれば、流動層高の目標値にオフセ
ット量を加えることにより、負荷上昇中においては、
(α+β)/2がバイアスされた目標値に対し偏差−α
から−βの間で供給操作が行われ、目標値±(α−β)
/2の偏差内に制御される。負荷降下時も同様に、−
(α+β)/2がバイアスされた目標値に対し偏差αか
らβの間で排出操作が行われ、目標値±(α−β)/2
の偏差内に制御される。 従って、流動層高の偏差は目
標値を中心にして生じることから、流動層高は平均して
目標値に対し遅れなく制御される。
ット量を加えることにより、負荷上昇中においては、
(α+β)/2がバイアスされた目標値に対し偏差−α
から−βの間で供給操作が行われ、目標値±(α−β)
/2の偏差内に制御される。負荷降下時も同様に、−
(α+β)/2がバイアスされた目標値に対し偏差αか
らβの間で排出操作が行われ、目標値±(α−β)/2
の偏差内に制御される。 従って、流動層高の偏差は目
標値を中心にして生じることから、流動層高は平均して
目標値に対し遅れなく制御される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0017】図1は本発明の実施例の流動層高制御系を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【0018】まず、本実施例の構成を説明する。
【0019】1は負荷上昇時と負荷降下時のそれぞれに
オフセット量を出力するオフセット量演算要素、2は流
動層高の目標値とオフセット量演算要素1の出力を加算
する加算要素、3は加算要素2の出力から図示せざる流
動層高検出要素の検出値を減算して制御偏差を出力を加
算する減算要素、4は負荷上昇時に流動層高が目標値−
αでオン、目標値−βでオフを出力するヒステリシス要
素、5は負荷降下時に流動層高が目標値+αでオン、目
標値+βでオフを出力するヒステリシス要素、6はヒス
テリシス要素の出力により比例制御またはオン、オフ制
御モードの弁操作量を出力する弁操作量制御要素、7は
ヒステリシス要素の出力により比例制御またはオン、オ
フ制御モードの弁操作量を出力する弁操作量制御要素、
8は弁操作量制御要素6が出力する弁操作量により流動
媒体の供給量を調整する空気弁、9は弁操作量制御要素
7が出力する弁操作量により流動媒体の排出量を調整す
る空気弁である。
オフセット量を出力するオフセット量演算要素、2は流
動層高の目標値とオフセット量演算要素1の出力を加算
する加算要素、3は加算要素2の出力から図示せざる流
動層高検出要素の検出値を減算して制御偏差を出力を加
算する減算要素、4は負荷上昇時に流動層高が目標値−
αでオン、目標値−βでオフを出力するヒステリシス要
素、5は負荷降下時に流動層高が目標値+αでオン、目
標値+βでオフを出力するヒステリシス要素、6はヒス
テリシス要素の出力により比例制御またはオン、オフ制
御モードの弁操作量を出力する弁操作量制御要素、7は
ヒステリシス要素の出力により比例制御またはオン、オ
フ制御モードの弁操作量を出力する弁操作量制御要素、
8は弁操作量制御要素6が出力する弁操作量により流動
媒体の供給量を調整する空気弁、9は弁操作量制御要素
7が出力する弁操作量により流動媒体の排出量を調整す
る空気弁である。
【0020】次に、本実施例の動作を説明する。
【0021】図2は本発明の実施例の動作を説明する時
間と流動層高の相関を示す図表である。
間と流動層高の相関を示す図表である。
【0022】目標値に負荷上昇時に流動媒体の供給を開
始する流動層高と目標値からの流動層高差をα、流動媒
体の供給を停止する流動層高と目標値からの流動層高差
をβとし(α+β)/2で表されるオフセット量、負荷
降下時に流動媒体の排出を開始する流動層高と目標値か
らの流動層高差をα、流動媒体の排出を停止する流動層
高と目標値からの流動層高差をβとし−(α+β)/2
で表されるオフセット量を加えることで、図2に示すよ
うに、負荷上昇中においては、オフセット量(α+β)
/2を加えた目標値に対し、流動層高偏差−αから−β
の範囲で流動媒体供給開始・停止操作が繰返され、元の
目標値に対し±(α−β)/2の範囲で制御動作する。
始する流動層高と目標値からの流動層高差をα、流動媒
体の供給を停止する流動層高と目標値からの流動層高差
をβとし(α+β)/2で表されるオフセット量、負荷
降下時に流動媒体の排出を開始する流動層高と目標値か
らの流動層高差をα、流動媒体の排出を停止する流動層
高と目標値からの流動層高差をβとし−(α+β)/2
で表されるオフセット量を加えることで、図2に示すよ
うに、負荷上昇中においては、オフセット量(α+β)
/2を加えた目標値に対し、流動層高偏差−αから−β
の範囲で流動媒体供給開始・停止操作が繰返され、元の
目標値に対し±(α−β)/2の範囲で制御動作する。
【0023】また、負荷降下中においては、−(α+
β)/2で表されるオフセット量を加えた目標値に対
し、流動層高偏差+αから+βの範囲で流動媒体排出開
始・停止操作が繰返され、元の目標値に対し、±(α−
β)/2の範囲で制御動作する。
β)/2で表されるオフセット量を加えた目標値に対
し、流動層高偏差+αから+βの範囲で流動媒体排出開
始・停止操作が繰返され、元の目標値に対し、±(α−
β)/2の範囲で制御動作する。
【0024】さらに、負荷変化終了時点における流動層
高偏差は、従来技術では図7に示すように負荷上昇終了
時で−α〜−β、負荷降下終了時で+α〜+βであるの
に対し、本実施例では図2に示すように負荷上昇時、降
下時ともに±(α−β)/2の範囲にあり、負荷変化終
了時の流動層高偏差も低減される。
高偏差は、従来技術では図7に示すように負荷上昇終了
時で−α〜−β、負荷降下終了時で+α〜+βであるの
に対し、本実施例では図2に示すように負荷上昇時、降
下時ともに±(α−β)/2の範囲にあり、負荷変化終
了時の流動層高偏差も低減される。
【0025】上記実施例ではオフセット量1を±(α+
β)/2としたが、供給側、排出側それぞれのヒステリ
シス要素4,5の設定値や、供給、排出特性及び層高偏
差がプラント出力に与える影響等を考慮し、個別に任意
のオフセット量を与えることで、最適制御が得られる。
β)/2としたが、供給側、排出側それぞれのヒステリ
シス要素4,5の設定値や、供給、排出特性及び層高偏
差がプラント出力に与える影響等を考慮し、個別に任意
のオフセット量を与えることで、最適制御が得られる。
【0026】また、オフセット量を加算する相手とし
て、上記実施例では目標値に加えて制御偏差を求めた
が、計測した流動層高値に加え目標値との差で制御偏差
を求める例、制御偏差に加えてヒステリシス要素4,5
の入力とすることも可能である。
て、上記実施例では目標値に加えて制御偏差を求めた
が、計測した流動層高値に加え目標値との差で制御偏差
を求める例、制御偏差に加えてヒステリシス要素4,5
の入力とすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、流動層高の目標値にオ
フセット量を加えることにより、負荷変化中の流動層高
の遅れ動作が無くなり、出力偏差が低減できるので、負
荷追従性が向上する。また、他の制御系への外乱要素が
軽減され、制御安定性も向上する。
フセット量を加えることにより、負荷変化中の流動層高
の遅れ動作が無くなり、出力偏差が低減できるので、負
荷追従性が向上する。また、他の制御系への外乱要素が
軽減され、制御安定性も向上する。
【図1】本発明の実施例の流動層高制御系を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の実施例の動作を説明する時間と流動層
高の相関を示す図表である。
高の相関を示す図表である。
【図3】一般的な流動層ボイラの火炉を示す説明図であ
る。
る。
【図4】従来技術による流動層ボイラの流動層高制御を
説明する説明図である。
説明する説明図である。
【図5】従来の負荷変化時における流動層ボイラの時間
と流動層高の関係を説明する図表である。
と流動層高の関係を説明する図表である。
1 オフセット量演算要素 2 加算要素 3 減算要素 4 ステリシス要素 5 ステリシス要素 6 弁操作量制御要素 7 弁操作量制御要素 8 流動媒体供給量調整空気弁 9 流動媒体排出量調整空気弁 10 火炉 11 流動層 12 空気 13 混合燃料 14 燃焼ガス 15 供給系 16 排出系
Claims (3)
- 【請求項1】 流動層の流動層高さを検出する流動層高
検出手段と、負荷に応じて定められる流動層高さを目標
値として設定する流動層高目標設定手段と、該流動層高
目標設定手段が出力する目標値と前記流動層高検出手段
が出力する流動層高さとを入力し制御偏差を出力する第
1の加算手段と、負荷上昇時に該制御偏差を入力し前記
流動層へ供給する流動媒体を制御する流動媒体供給制御
手段と、負荷降下時に前記制御偏差を入力し前記流動層
から排出する流動媒体を制御する流動媒体排出制御手段
とを備えた流動層ボイラの制御装置において、 負荷上昇時に流動媒体の供給を開始する流動層高と前記
目標値からの流動層高差をα、流動媒体の供給を停止す
る流動層高と前記目標値からの流動層高差をβとし(α
+β)/2で表されるオフセット量、負荷降下時に流動
媒体の排出を開始する流動層高と前記目標値からの流動
層高差をα、流動媒体の排出を停止する流動層高と前記
目標値からの流動層高差をβとし−(α+β)/2で表
されるオフセット量を出力するオフセット量出力手段
と、該オフセット出力手段が出力するオフセット量と前
記流動層高目標設定手段が出力する目標値とを加算して
前記第1の加算手段へ出力する第2の加算手段とを設け
たことを特徴とする流動層ボイラの制御装置。 - 【請求項2】 流動層の流動層高さを検出する流動層高
検出手段と、負荷上昇時に流動媒体の供給を開始する流
動層高と前記目標値からの流動層高差をα、流動媒体の
供給を停止する流動層高と前記目標値からの流動層高差
をβとし(α+β)/2で表されるオフセット量、負荷
降下時に流動媒体の排出を開始する流動層高と前記目標
値からの流動層高差をα、流動媒体の排出を停止する流
動層高と前記目標値からの流動層高差をβとし−(α+
β)/2で表されるオフセット量を出力するオフセット
量出力手段と、該オフセット出力手段が出力するオフセ
ット量と前記流動層高検出手段が出力する流動層高さと
を加算する第1の加算手段と、負荷に応じて定められる
流動層高さを目標値として設定する流動層高目標設定手
段と、該流動層高目標設定手段が出力する目標値と前記
第1の加算手段が出力するオフセット量と流動層高検出
値の和を入力し制御偏差を出力する第2の加算手段と、
負荷上昇時に該第2の加算手段が出力する制御偏差を入
力し前記流動層へ供給する流動媒体を制御する流動媒体
供給制御手段と、負荷降下時に前記第2の加算手段が出
力する制御偏差を入力し前記流動層から排出する流動媒
体を制御する流動媒体排出制御手段とを備えたことを特
徴とする流動層ボイラの制御装置。 - 【請求項3】 負荷要求に応じた流動層高を目標値とし
て設定し、流動層内の流動媒体を排出または流動層へ流
動媒体を供給することで流動層高を制御する流動層ボイ
ラの制御方法において、 負荷上昇時には流動媒体の供給を開始する流動層高と停
止する流動層の平均値であるオフセット量を前記流動層
高の目標値に加算し、負荷降下時には前記流動層高の目
標値から流動媒体の排出を開始する流動層高と停止する
流動層高との平均値であるオフセット量を減算すること
を特徴とする流動層ボイラの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8444394A JPH07293816A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 流動層ボイラの制御装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8444394A JPH07293816A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 流動層ボイラの制御装置及び方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07293816A true JPH07293816A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13830748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8444394A Pending JPH07293816A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 流動層ボイラの制御装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07293816A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112856398A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-05-28 | 神华神东电力有限责任公司 | 一种双床循环流化床锅炉的一次风控制装置 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP8444394A patent/JPH07293816A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112856398A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-05-28 | 神华神东电力有限责任公司 | 一种双床循环流化床锅炉的一次风控制装置 |
| CN112856398B (zh) * | 2021-01-04 | 2023-08-04 | 神华神东电力有限责任公司 | 一种双床循环流化床锅炉的一次风控制装置 |
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