JPH07294166A - 蓄熱体内蔵型ループ式ヒートパイプ - Google Patents
蓄熱体内蔵型ループ式ヒートパイプInfo
- Publication number
- JPH07294166A JPH07294166A JP10593294A JP10593294A JPH07294166A JP H07294166 A JPH07294166 A JP H07294166A JP 10593294 A JP10593294 A JP 10593294A JP 10593294 A JP10593294 A JP 10593294A JP H07294166 A JPH07294166 A JP H07294166A
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- JP
- Japan
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- pipe
- evaporation
- heat
- heat storage
- storage body
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0266—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓄熱体を備えたループ式ヒートパイプの耐久
性や蒸発効率等を向上させる。 【構成】 蒸発部2が蒸気Bを導く蒸気管6を介して凝
縮部3に接続し、その凝縮部3が作動液Aを導く液戻し
管7を介し蒸発部2に接続して閉ループに構成されてい
るループ式ヒートパイプ1であって、蒸発部2が、上下
に平行配置される蒸気管6と液戻し管7との間に蒸発管
20を並列接続し、その蒸気管6に蓄熱体10を作動液
Aと直接熱交換するように内蔵して構成されている。
性や蒸発効率等を向上させる。 【構成】 蒸発部2が蒸気Bを導く蒸気管6を介して凝
縮部3に接続し、その凝縮部3が作動液Aを導く液戻し
管7を介し蒸発部2に接続して閉ループに構成されてい
るループ式ヒートパイプ1であって、蒸発部2が、上下
に平行配置される蒸気管6と液戻し管7との間に蒸発管
20を並列接続し、その蒸気管6に蓄熱体10を作動液
Aと直接熱交換するように内蔵して構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、閉ループに形成され
るヒートパイプであって、蒸発部に蓄熱体を内蔵した蓄
熱体内蔵型ループ式ヒートパイプに関するものである。
るヒートパイプであって、蒸発部に蓄熱体を内蔵した蓄
熱体内蔵型ループ式ヒートパイプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば家庭用の小規模な給湯装置とし
て、閉ループに形成されるループ式ヒートパイプを用い
る例が知られている。そしてヒートパイプの蒸発部に、
深夜電力を利用して高温の熱を安定して蓄える蓄熱体を
備え、必要時に蓄熱体の熱を任意に取り出して給湯する
方式が、既に本件出願人により開発して提案されてい
る。この場合に、蓄熱体自体が優れた顕熱蓄熱の特性を
有することは勿論のこと、蓄熱体の熱を取り出す際にヒ
ートパイプの蒸発部の蒸発管に良好に熱伝達して、作動
液を蒸発するように構成することが要求される。
て、閉ループに形成されるループ式ヒートパイプを用い
る例が知られている。そしてヒートパイプの蒸発部に、
深夜電力を利用して高温の熱を安定して蓄える蓄熱体を
備え、必要時に蓄熱体の熱を任意に取り出して給湯する
方式が、既に本件出願人により開発して提案されてい
る。この場合に、蓄熱体自体が優れた顕熱蓄熱の特性を
有することは勿論のこと、蓄熱体の熱を取り出す際にヒ
ートパイプの蒸発部の蒸発管に良好に熱伝達して、作動
液を蒸発するように構成することが要求される。
【0003】この種の蓄熱体を備えた従来のループ式ヒ
ートパイプを示すと、図3のようになっている。即ち、
このヒートパイプ1は、閉ループを構成するコンテナ内
に、真空脱気した状態でフロン等の凝縮性の作動液Aを
封入したものであって、その蒸発部2には蓄熱体10
が、また凝縮部3には水を温水に熱交換する熱交換器4
がそれぞれ配設されている。蒸発部2はステンレス等の
金属の蒸発管群5として、平行配置される上部ヘッダー
管5aと下部ヘッダー管5bを有し、これらヘッダー管
5a,5bの間に多数本の蒸発管5cが格子状に接続さ
れている。そして上部ヘッダー管5aが蒸気管6を介し
て熱交換器4に接続され、また熱交換器4が液戻し管7
を介して下部ヘッダー管5bに接続されて、全体として
閉ループに構成されている。
ートパイプを示すと、図3のようになっている。即ち、
このヒートパイプ1は、閉ループを構成するコンテナ内
に、真空脱気した状態でフロン等の凝縮性の作動液Aを
封入したものであって、その蒸発部2には蓄熱体10
が、また凝縮部3には水を温水に熱交換する熱交換器4
がそれぞれ配設されている。蒸発部2はステンレス等の
金属の蒸発管群5として、平行配置される上部ヘッダー
管5aと下部ヘッダー管5bを有し、これらヘッダー管
5a,5bの間に多数本の蒸発管5cが格子状に接続さ
れている。そして上部ヘッダー管5aが蒸気管6を介し
て熱交換器4に接続され、また熱交換器4が液戻し管7
を介して下部ヘッダー管5bに接続されて、全体として
閉ループに構成されている。
【0004】蓄熱体10は、ヒートパイプ1の蒸発部2
の外側に装着されている。即ち、アルミ合金等の融点の
低い金属の蒸発ブロック11にヒートパイプ1の蒸発部
2のヘッダー管5a,5bと蒸発管5cを鋳包んで一体
化され、この蒸発ブロック11に電熱ヒータ12が挿入
されている。また蒸発ブロック11の左右にはセラミッ
ク等の蓄熱ブロック13を密着させて、複合ブロック接
合一体化構造になっている。
の外側に装着されている。即ち、アルミ合金等の融点の
低い金属の蒸発ブロック11にヒートパイプ1の蒸発部
2のヘッダー管5a,5bと蒸発管5cを鋳包んで一体
化され、この蒸発ブロック11に電熱ヒータ12が挿入
されている。また蒸発ブロック11の左右にはセラミッ
ク等の蓄熱ブロック13を密着させて、複合ブロック接
合一体化構造になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術のものにあっては、蓄熱体10がヒートパイプ1の蒸
発部2の外側に装着されるものの、蒸発部2が蓄熱体1
0の蒸発ブロック11に一体的に鋳包んで収納されるこ
とで、蓄熱と共に熱伝達の特性が良好になるが、以下の
ような不具合を生じる。即ち、高温蓄熱時や作動液が蒸
発管に流入する際には、蒸発部2のステンレス等の金属
の蒸発管群5がアルミ合金等の金属の蒸発ブロック11
と同一に加熱されるため、両者の熱膨張差により蒸発管
群5に熱応力がかかる。そのため長期使用すると、蒸発
管群5が変形・劣化し、耐久性に劣る不都合があった。
また蒸発部2では蓄熱体10が蒸発管群5を介して作動
液と熱交換され、蓄熱体10の熱の一部が蒸発管群5の
加熱に消費されるので、蒸発効率が劣る不都合があっ
た。更に、ヒートパイプ1の蒸発部2の管構造が複雑で
ある等の問題があった。
術のものにあっては、蓄熱体10がヒートパイプ1の蒸
発部2の外側に装着されるものの、蒸発部2が蓄熱体1
0の蒸発ブロック11に一体的に鋳包んで収納されるこ
とで、蓄熱と共に熱伝達の特性が良好になるが、以下の
ような不具合を生じる。即ち、高温蓄熱時や作動液が蒸
発管に流入する際には、蒸発部2のステンレス等の金属
の蒸発管群5がアルミ合金等の金属の蒸発ブロック11
と同一に加熱されるため、両者の熱膨張差により蒸発管
群5に熱応力がかかる。そのため長期使用すると、蒸発
管群5が変形・劣化し、耐久性に劣る不都合があった。
また蒸発部2では蓄熱体10が蒸発管群5を介して作動
液と熱交換され、蓄熱体10の熱の一部が蒸発管群5の
加熱に消費されるので、蒸発効率が劣る不都合があっ
た。更に、ヒートパイプ1の蒸発部2の管構造が複雑で
ある等の問題があった。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、蒸発効率や耐久性に優れたループ式ヒートパイ
プを提供することを目的とするものである。
もので、蒸発効率や耐久性に優れたループ式ヒートパイ
プを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
この発明は、蒸発部が蒸気を導く蒸気管を介して凝縮部
に接続され、その凝縮部が作動液を導く液戻し管を介し
蒸発部に接続されて閉ループに構成されているループ式
ヒートパイプにおいて、前記蒸発部が、上下に平行配置
される前記蒸気管と前記液戻し管との間に蒸発管を並列
接続し、その蒸気管に蓄熱体を作動液と直接熱交換する
ように内蔵して構成されていることを特徴とするもので
ある。
この発明は、蒸発部が蒸気を導く蒸気管を介して凝縮部
に接続され、その凝縮部が作動液を導く液戻し管を介し
蒸発部に接続されて閉ループに構成されているループ式
ヒートパイプにおいて、前記蒸発部が、上下に平行配置
される前記蒸気管と前記液戻し管との間に蒸発管を並列
接続し、その蒸気管に蓄熱体を作動液と直接熱交換する
ように内蔵して構成されていることを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】この発明のループ式ヒートパイプでは、蒸発部
において作動流体が加熱され、その蒸気が凝縮部に流れ
て放熱し、かつ凝縮することにより、作動流体の潜熱と
して熱輸送が行われる。凝縮した作動液は液戻し管を経
て蒸発部に還流する。この蒸発部を構成している蒸気管
の内部には、蓄熱材が配置されているので、ここに還流
した作動流体は、その蓄熱体によって加熱されて蒸発す
る。その場合、作動流体が蓄熱体に直接接触するから、
両者の間の熱伝達が良好に行われる。また蒸発管と蓄熱
体とはほぼ同じ温度になるが、蓄熱体は蒸発管の内部に
あり、蒸発管の熱膨張を制止する部材が特にはないの
で、蒸発管に過度な熱応力が作用したり、そのために耐
久性が低下したりすることがない。
において作動流体が加熱され、その蒸気が凝縮部に流れ
て放熱し、かつ凝縮することにより、作動流体の潜熱と
して熱輸送が行われる。凝縮した作動液は液戻し管を経
て蒸発部に還流する。この蒸発部を構成している蒸気管
の内部には、蓄熱材が配置されているので、ここに還流
した作動流体は、その蓄熱体によって加熱されて蒸発す
る。その場合、作動流体が蓄熱体に直接接触するから、
両者の間の熱伝達が良好に行われる。また蒸発管と蓄熱
体とはほぼ同じ温度になるが、蓄熱体は蒸発管の内部に
あり、蒸発管の熱膨張を制止する部材が特にはないの
で、蒸発管に過度な熱応力が作用したり、そのために耐
久性が低下したりすることがない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1および図2において、蓄熱体内蔵型ループ
式ヒートパイプを給湯装置に適応した実施例について説
明する。符号1はループ式ヒートパイプであり、パイプ
内部に真空脱気した状態で凝縮性の作動液Aが封入され
ている。ヒートパイプ1は、蒸発部2からの蒸気管6が
凝縮部3の水Wを温水Cに熱交換する熱交換器4に接続
され、熱交換器4からの液戻し管7が蒸発部2に接続さ
れて、全体として閉ループに構成されている。そして液
戻し管7には、必要時にヒートパイプ1を作動させるた
めの開閉弁8が設けられている。
明する。図1および図2において、蓄熱体内蔵型ループ
式ヒートパイプを給湯装置に適応した実施例について説
明する。符号1はループ式ヒートパイプであり、パイプ
内部に真空脱気した状態で凝縮性の作動液Aが封入され
ている。ヒートパイプ1は、蒸発部2からの蒸気管6が
凝縮部3の水Wを温水Cに熱交換する熱交換器4に接続
され、熱交換器4からの液戻し管7が蒸発部2に接続さ
れて、全体として閉ループに構成されている。そして液
戻し管7には、必要時にヒートパイプ1を作動させるた
めの開閉弁8が設けられている。
【0010】蒸発部2は、蒸気管6と液戻し管7との一
部が上下に平行配置され、これら蒸気管6と液戻し管7
との間に蓄熱体内蔵型蒸発管20が接続されて構成され
ている。蒸発管20は、図2のような大径の円筒部21
を有し、その両端に小径の接続部22,23を突設して
形成され、接続部22,23を上下の蒸気管6と液戻し
管7とに、相互に接続した状態で結合して垂直に取付け
られている。また蓄熱体10は、セラミック等で円形中
実状に形成され、この蓄熱体10の内部中心に外部から
電熱ヒータ12が挿入されている。そして蓄熱体10が
大径の円筒部21の内部に蓄熱可能に設置されている。
部が上下に平行配置され、これら蒸気管6と液戻し管7
との間に蓄熱体内蔵型蒸発管20が接続されて構成され
ている。蒸発管20は、図2のような大径の円筒部21
を有し、その両端に小径の接続部22,23を突設して
形成され、接続部22,23を上下の蒸気管6と液戻し
管7とに、相互に接続した状態で結合して垂直に取付け
られている。また蓄熱体10は、セラミック等で円形中
実状に形成され、この蓄熱体10の内部中心に外部から
電熱ヒータ12が挿入されている。そして蓄熱体10が
大径の円筒部21の内部に蓄熱可能に設置されている。
【0011】蓄熱体10は、外径と長さが円筒部21の
内面より所定量小さく形成されて、円筒部21の内部に
浮いた状態で設置されている。これにより円筒部21の
内部において蓄熱体10の外周面との間に幅の狭い円筒
状の蒸発通路21aが垂直に形成され、蓄熱体10の両
端面との間に同様に幅の狭い板状の蒸発通路21b,2
1cが形成され、これら蒸発通路21a〜21cで作動
液Aが蓄熱体10と直接熱交換することが可能になって
いる。また下端の蒸発通路21cは接続部23を介して
液戻し管7に作動液Aの流入が可能に接続され、上端の
蒸発通路21bは接続部22を介して蒸気管6に蒸気B
の流出が可能に接続されている。
内面より所定量小さく形成されて、円筒部21の内部に
浮いた状態で設置されている。これにより円筒部21の
内部において蓄熱体10の外周面との間に幅の狭い円筒
状の蒸発通路21aが垂直に形成され、蓄熱体10の両
端面との間に同様に幅の狭い板状の蒸発通路21b,2
1cが形成され、これら蒸発通路21a〜21cで作動
液Aが蓄熱体10と直接熱交換することが可能になって
いる。また下端の蒸発通路21cは接続部23を介して
液戻し管7に作動液Aの流入が可能に接続され、上端の
蒸発通路21bは接続部22を介して蒸気管6に蒸気B
の流出が可能に接続されている。
【0012】こうして蓄熱体内蔵型蒸発管20は蓄熱と
蒸発との機能を有しており、その蒸発管20の1個当た
りの蓄熱容量や蒸発能力が自ら決まっているので、給湯
装置に適応する場合には、この蒸発管20の個数が給湯
能力等を満たすように定められている。そしてこの蒸発
管20を複数個、蒸気管6と液戻し管7との間に並列的
に接続して給湯装置に構成されている。
蒸発との機能を有しており、その蒸発管20の1個当た
りの蓄熱容量や蒸発能力が自ら決まっているので、給湯
装置に適応する場合には、この蒸発管20の個数が給湯
能力等を満たすように定められている。そしてこの蒸発
管20を複数個、蒸気管6と液戻し管7との間に並列的
に接続して給湯装置に構成されている。
【0013】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、電力需要の比較的少ない夜間の電力を利用し
て電熱ヒータ12に通電することで、ヒートパイプ1の
蒸発部2では、複数個の各蒸発管20に内蔵される蓄熱
体10が加熱される。そしてセラミックの蓄熱体10に
数百度の高温の熱が、熱変形することなく安定して均一
に蓄熱される。
る。先ず、電力需要の比較的少ない夜間の電力を利用し
て電熱ヒータ12に通電することで、ヒートパイプ1の
蒸発部2では、複数個の各蒸発管20に内蔵される蓄熱
体10が加熱される。そしてセラミックの蓄熱体10に
数百度の高温の熱が、熱変形することなく安定して均一
に蓄熱される。
【0014】そこで給湯時にヒートパイプ1の開閉弁8
を開くと、液状の作動液Aが液戻し管7により蒸発部2
の各蒸発管20の下部の接続部23、蒸発通路21cを
介して内部の円筒状の蒸発通路21aの所定の高さに流
入する。このため作動液Aは蓄熱体10の外周面の広範
囲に直接触れるようになり、蓄熱体10の全周でその熱
により直接的に熱交換して、熱的ロスの無い状態で多量
の蒸気Bを効率良く発生するように蒸発する。この場合
に、作動液Aが蓄熱体10により直接熱交換されること
で、外側の蒸発管20は加熱や温度上昇することが抑制
され、このため蒸発管20に熱応力がかかることが回避
される。
を開くと、液状の作動液Aが液戻し管7により蒸発部2
の各蒸発管20の下部の接続部23、蒸発通路21cを
介して内部の円筒状の蒸発通路21aの所定の高さに流
入する。このため作動液Aは蓄熱体10の外周面の広範
囲に直接触れるようになり、蓄熱体10の全周でその熱
により直接的に熱交換して、熱的ロスの無い状態で多量
の蒸気Bを効率良く発生するように蒸発する。この場合
に、作動液Aが蓄熱体10により直接熱交換されること
で、外側の蒸発管20は加熱や温度上昇することが抑制
され、このため蒸発管20に熱応力がかかることが回避
される。
【0015】各蒸発管20の蒸発通路21aの蒸気B
は、上部の蒸発通路21bと接続部22により1本の蒸
気管6に流入して集合される。そして蒸気管6の蒸気B
は、温度の低い凝縮部3の熱交換器4に流れて良好に熱
輸送され、かつ熱交換器4でこの熱により水Wが温水C
に熱交換して給湯される。また熱交換器4では蒸気Bが
凝縮して液化し、この液状の作動液Aが液戻し管7によ
り再び蒸発部2の各蒸発管20に戻り、このようなサイ
クルを繰返すことで、蓄熱体10の熱を取り出して連続
して給湯される。
は、上部の蒸発通路21bと接続部22により1本の蒸
気管6に流入して集合される。そして蒸気管6の蒸気B
は、温度の低い凝縮部3の熱交換器4に流れて良好に熱
輸送され、かつ熱交換器4でこの熱により水Wが温水C
に熱交換して給湯される。また熱交換器4では蒸気Bが
凝縮して液化し、この液状の作動液Aが液戻し管7によ
り再び蒸発部2の各蒸発管20に戻り、このようなサイ
クルを繰返すことで、蓄熱体10の熱を取り出して連続
して給湯される。
【0016】以上、この発明の実施例について説明した
が、この発明では、蒸発管に内蔵される蓄熱体の外周の
みならず、内部にも蒸発通路を設けることができる。ま
たヒータの設置位置は任意に選択してよい。さらにこの
発明のヒートパイプは、給湯装置以外にも使用すること
ができる。
が、この発明では、蒸発管に内蔵される蓄熱体の外周の
みならず、内部にも蒸発通路を設けることができる。ま
たヒータの設置位置は任意に選択してよい。さらにこの
発明のヒートパイプは、給湯装置以外にも使用すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ループ式ヒートパイプにおいて、蒸発部が、上下に平行
配置される蒸気管と液戻し管との間に蒸発管を並列接続
し、その蒸気管に蓄熱体を作動液と直接熱交換するよう
に内蔵して構成されているので、作動液は蓄熱体と直接
熱交換して熱的ロスが無くなり、このため蒸発効率が向
上する。また作動液が蓄熱体と直接熱交換して蒸発管の
加熱が抑えられ、同時に蒸発管の熱膨張を制止する部材
が特にはないので、蒸発管にかかる熱応力を大幅に低減
できる。さらに蒸発部は蓄熱体を内蔵した蒸発管だけで
あるから、構造が簡単になる。そしてこの発明では、蒸
発管自体が所定の容量の蓄熱と蒸発の機能を有するの
で、ヒートパイプの種々の用途や能力に対して蒸発管の
個数を定めることで、容易に対応できる。
ループ式ヒートパイプにおいて、蒸発部が、上下に平行
配置される蒸気管と液戻し管との間に蒸発管を並列接続
し、その蒸気管に蓄熱体を作動液と直接熱交換するよう
に内蔵して構成されているので、作動液は蓄熱体と直接
熱交換して熱的ロスが無くなり、このため蒸発効率が向
上する。また作動液が蓄熱体と直接熱交換して蒸発管の
加熱が抑えられ、同時に蒸発管の熱膨張を制止する部材
が特にはないので、蒸発管にかかる熱応力を大幅に低減
できる。さらに蒸発部は蓄熱体を内蔵した蒸発管だけで
あるから、構造が簡単になる。そしてこの発明では、蒸
発管自体が所定の容量の蓄熱と蒸発の機能を有するの
で、ヒートパイプの種々の用途や能力に対して蒸発管の
個数を定めることで、容易に対応できる。
【図1】この発明に係る蓄熱体内蔵型ループ式ヒートパ
イプの実施例を一部断面して示す系統図である。
イプの実施例を一部断面して示す系統図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】従来のループ式ヒートパイプの特に蒸発部と蓄
熱体を示す系統図である。
熱体を示す系統図である。
1…ヒートパイプ、 2…蒸発部、 3…凝縮部、 6
…蒸気管、 7…液戻し管、 10…蓄熱体、 20…
蒸発管。
…蒸気管、 7…液戻し管、 10…蓄熱体、 20…
蒸発管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 正孝 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 益子 耕一 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内
Claims (1)
- 【請求項1】 蒸発部が蒸気を導く蒸気管を介して凝縮
部に接続され、その凝縮部が作動液を導く液戻し管を介
し蒸発部に接続されて閉ループに構成されているループ
式ヒートパイプにおいて、 前記蒸発部が、上下に平行配置される前記蒸気管と前記
液戻し管との間に蒸発管を並列接続し、その蒸気管に蓄
熱体を作動液と直接熱交換するように内蔵して構成され
ていることを特徴とする蓄熱体内蔵型ループ式ヒートパ
イプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10593294A JPH07294166A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 蓄熱体内蔵型ループ式ヒートパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10593294A JPH07294166A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 蓄熱体内蔵型ループ式ヒートパイプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294166A true JPH07294166A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14420633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10593294A Pending JPH07294166A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 蓄熱体内蔵型ループ式ヒートパイプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07294166A (ja) |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP10593294A patent/JPH07294166A/ja active Pending
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