JPH07294231A - 光学式表面粗度計 - Google Patents

光学式表面粗度計

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JPH07294231A
JPH07294231A JP10761494A JP10761494A JPH07294231A JP H07294231 A JPH07294231 A JP H07294231A JP 10761494 A JP10761494 A JP 10761494A JP 10761494 A JP10761494 A JP 10761494A JP H07294231 A JPH07294231 A JP H07294231A
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JP
Japan
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light
surface roughness
measured
objective lens
knife edge
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JP10761494A
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Inventor
Teruyuki Tamaki
輝幸 玉木
Masahiro Daimon
正博 大門
Takao Tawaraguchi
隆雄 俵口
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焦点誤差検出光学系を用いた表面粗度や表面
形状の非接触測定において、測定範囲および分解能を簡
単にかつ任意に選択することが可能である光学式表面粗
度計を提供する。 【構成】 焦点誤差検出光学系を用いた表面粗度や表面
形状を非接触で測定する光学式表面粗度計の、計測光を
被測定対象に集光するための対物レンズの実効的な開口
数(N.A.)を調整する機構を設け、対物レンズの実
効的な開口数(N.A.)を調整することにより、被測
定対象の表面の凹凸の大きさに合わせた測定範囲および
分解能を簡単にかつ任意に選択することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光計測分野に係わり、
表面粗度や表面形状を非接触で測定する光学式表面粗度
計に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定対象の表面形状や表面粗度を非接
触で測定するには、特開平4−65615号公報に開示
されているように、被測定対象の表面と平行な方向に被
測定対象を移動させながら、焦点誤差検出光学系を用い
て、被測定対象の表面の凹凸による反射または散乱位置
の変化を測定する。焦点誤差検出光学系では、被測定対
象の表面に計測光をほぼ集光させ、被測定対象の表面で
反射または散乱された光の収束発散状態を検出すること
により、被測定対象の表面位置を測定する。焦点誤差検
出光学系としては、ナイフエッジ法やフーコー法などが
知られている。
【0003】ナイフエッジ法について、図4を参照にし
て具体的に説明する。点Bは対物レンズ6の焦点位置で
ある。図4(a)に示すように、点Bからの光60は、
対物レンズ6によって平行光61になり、さらに集光レ
ンズ7によって収束光62となった後、光軸上に頂点が
位置するように配置されたナイフエッジ20により、収
束光62のナイフエッジ20と同じ側の半分64は遮断
され、収束光62のナイフエッジ20と反対側の半分6
3は2分割光検出器21の中心に集光される。2分割光
検出器21は、集光レンズ7の焦点位置に配置され、2
分割光検出器21の中心は光軸上に位置している。この
とき、2分割光検出器21の中心を境にした2つの受光
部22a、および22bからの出力の差動信号はゼロと
なる。ここで、図4において、15は差動増幅器であ
る。
【0004】ところが、図4(b)に示すように、対物
レンズ6の焦点位置より対物レンズ6に近い位置である
点Aから光60’が発せられる場合、光60’は対物レ
ンズ6を透過した後発散光61’となるため、さらに集
光レンズ7を透過した後の収束光62’の集光位置(ビ
ームウェスト位置)は、点Bからの光の場合に比べて集
光レンズ7から遠くなる。このため、収束光62’のナ
イフエッジ20と反対側の半分63’により、2分割光
検出器21のナイフエッジ20と反対側の受光部22a
におもに光が照射されることになる。すなわち、2分割
光検出器21の2つの受光部22a、および22bから
の出力の差動信号はプラスとなる。逆に、図4(c)に
示すように、対物レンズ6の焦点位置より対物レンズ6
から遠い位置である点Cから光60”が発せられる場
合、光60”は対物レンズ6を透過した後収束光61”
となるため、さらに集光レンズ7を透過した後の収束光
62”の集光位置(ビームウェスト位置)は、点Bから
の光の場合に比べて集光レンズ7に近くなる。このた
め、収束光62”のナイフエッジ20と反対側の半分6
3”により、2分割光検出器21のナイフエッジ20と
同じ側の受光部22bにおもに光が照射されることにな
る。すなわち、2分割光検出器21の2つの受光部22
a、および22bからの出力の差動信号はマイナスとな
る。
【0005】したがって、この差動信号により光の出射
点の位置を検知することができる。ナイフエッジ法は、
このように光の収束発散状態を検出することにより、光
の出射位置を検出する方法である。一方、フーコー法
は、ナイフエッジの代わりに分割プリズムを用いた方法
で、2分割光検出器の位置が異なるが、基本的な原理は
ナイフエッジ法と同じである。
【0006】ナイフエッジ法を利用して表面の凹凸を測
定する方法の一例を、図5に示す。レーザ1から発せら
れるレーザ光50は、コリメートレンズ2で円形の平行
光51にされた後、偏光ビームスプリッタ4に入射す
る。このとき、レーザ光50、51は直線偏光で、その
偏光方向は反射面と平行(p偏光)、つまり紙面と平行
となるようにレーザ1の向きは設定されているので、偏
光ビームスプリッタ4に入射したレーザ光51は偏光ビ
ームスプリッタ4を透過し、さらにλ/4板5と対物レ
ンズ6を透過し、被測定対象30の表面31にほぼ集光
される。ほぼ集光されたレーザ光53は被測定対象30
の表面31で反射または散乱され、再び対物レンズ6と
λ/4板5を透過する。λ/4板5の光学軸は、レーザ
光51の偏光方向に対して45゜になるように設定して
おくと、λ/4板5を2回透過したレーザ光54の偏光
方向はλ/4板5を一度も透過していないレーザ光51
に対して90゜回転し、反射面と垂直(s偏光)、つま
り紙面と垂直になる。偏光がs偏光となり、さらに再度
偏光ビームスプリッタ4に入射したレーザ光54は今度
は偏光ビームスプリッタ4で反射され、集光レンズ7で
収束光55となった後、光軸上に頂点が位置するように
配置された直角ナイフエッジミラー8で2方向に反射さ
れ、それぞれの反射光56、および57はそれぞれの2
分割光検出器11、および12の中心に集光され、それ
ぞれの2分割光検出器11、および12の受光部13
a、13b、および受光部14a、14bに受光され
る。それぞれの2分割光検出器11、および12は直角
ナイフエッジミラー8でそれぞれ折り返された集光レン
ズ7の焦点位置に配置され、それぞれの2分割光検出器
11、および12の中心は直角ナイフエッジミラー8で
それぞれ折り返された光軸上に位置している。直角ナイ
フエッジミラー8で反射されたそれぞれの反射光56、
および57は両者とも、前記図4の収束光62のナイフ
エッジ20と反対側の半分63に相当することになる。
すなわち、反射光56に対しては、直角ナイフエッジミ
ラー8の頂点より左側のミラー部分10が遮蔽として働
き、逆に反射光57に対しては、直角ナイフエッジミラ
ー8の頂点より右側のミラー部分9が遮蔽として働くこ
とになる。したがって、それぞれの2分割光検出器1
1、および12の受光部13a、13b、および受光部
14a、14bに受光される光量は、光が反射または散
乱される位置、つまり被測定対象30の表面31の位置
にしたがって変化するので、それぞれの2分割光検出器
11、および12の同じ位置関係にある受光部13a、
14aからの出力70aと受光部13b、14bからの
出力70bの差動信号により、前記図4の差動信号と同
様に、出射位置を検知することができる。このとき、2
つの2分割光検出器11、および12からの出力の差動
信号は、前記図4の出力差動信号の2倍になる。
【0007】一方、被測定対象30は、レーザ光51と
垂直な方向に動く移動ステージ32上に固定され、駆動
装置33によりレーザ光51と垂直な方向に移動する。
このとき、被測定対象30の表面31上に集光されるレ
ーザ光53の反射または散乱される位置は、被測定対象
30の表面31の凹凸に対応して光軸方向に変位するの
で、この変位に伴い、前記図4の原理に従ってそれぞれ
の2分割光検出器11、および12の同じ位置関係にあ
る受光部13a、14aからの出力70aと受光部13
b、14bからの出力70bの差動信号71が変化し、
被測定対象30の表面31の凹凸を求めることができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来の光学式表面粗度計においては、測定範囲と分解能
が固定されているという問題点があった。すなわち、測
定範囲が広いが低分解能であるものと、測定範囲は狭い
が高分解能のものを、一つの装置で満たすことができ
ず、それぞれの仕様を満たす装置が必要であった。
【0009】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、測定範囲および分解能を簡単にかつ任意に選択
することが可能である光学式表面粗度計を提供すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる光学式表
面粗度計は、上記課題を解決するために、焦点誤差検出
光学系を用いた表面粗度や表面形状を非接触で測定する
光学式表面粗度計において、計測光を被測定対象に集光
するための対物レンズの実効的な開口数(N.A.)を
調整する機構を備えたことを特徴とするものであり、特
に、焦点誤差検出光学系として、ナイフエッジ法または
フーコー法を用いた光学系であること、計測光を被測定
対象に集光するための対物レンズの実効的な開口数
(N.A.)を調整する機構として、計測光のビーム径
を調整する機構であることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】前記のナイフエッジ法またはフーコー法を用い
た焦点誤差検出光学系において、測定範囲および分解能
は、被測定対象に計測光を集光する対物レンズの開口数
(N.A.)で決まることが、Japanese Journal of
Applied Physics, Vol.26 (1987) Supplement 26
-4 pp183-186 に示されている。このことは定性的に
は、次のように説明できる。開口数の大きい対物レンズ
で集光される光の焦点深度は小さいために、光の出射位
置、つまり光が反射または散乱される位置が焦点位置か
ら少しでもずれると、計測光の発散収束条件が大きく変
化することになるので、測定範囲が狭くなり、その結果
分解能は高くなることになる。一方、開口数の小さい対
物レンズで集光される光の焦点深度は大きいために、光
の出射位置、つまり光が反射または散乱される位置が焦
点位置から少しぐらいずれても、計測光の発散収束条件
はあまり変化しないので、測定範囲が広くなり、その結
果分解能は低くなることになる。このとき、2分割光検
出器が集光レンズの焦点位置に配置され、収差の影響を
無視することができるならば、集光レンズの開口数は、
測定範囲および分解能に影響を与えないというのが特徴
である。
【0012】本発明においては、この特徴を利用し、被
測定対象に計測光を集光する対物レンズの実効的な開口
数を変えることで、測定範囲および分解能をある範囲内
で任意に選択することができるようにしたものである。
レンズの開口数は、レンズの有効径と焦点距離で決まる
が、光学系としての開口数、つまりレンズの実効的な開
口数は、レンズに入射する光のビーム径がレンズの有効
径より大きい場合には、レンズの開口数と等しくなる
が、レンズに入射する光のビーム径がレンズの有効径よ
り小さい場合には、光のビーム径とレンズの焦点距離で
決まることになる。つまり、光のビーム径をレンズの有
効径より小さくなるまで絞るか、またはレンズの焦点距
離を変えることにより、光学系としての開口数、つまり
レンズの実効的な開口数を変えることができる。したが
って、前記のナイフエッジ法またはフーコー法を用いた
焦点誤差検出光学系において、一つの方法としては、対
物レンズに入射する計測光のビーム径を調整する機構を
設け、計測光のビーム径を調整して、光学系としての開
口数、つまり対物レンズの実効的な開口数を任意に変え
ることによって、測定範囲および分解能を簡単にかつ任
意に選択することができる。また、もう一つの方法とし
ては、焦点距離が異なり実効的な開口数が異なる対物レ
ンズを入れ換える機構を設け、これらの対物レンズを入
れ換えて、光学系としての開口数を任意に変えることに
よっても、測定範囲および分解能を簡単にかつ任意に選
択することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら説明する。図1は、本発明におけるナイフエッジ法
を用いた光学式表面粗度計の一実施例を示す模式図であ
る。
【0014】出力30mW、波長830nmの半導体レ
ーザ1より発せられる発散レーザ光50は、半導体レー
ザ1から20mm離れた位置に置かれた、焦点距離20
mm、有効径φ5mmのコリメートレンズ2でビーム径
φ5mmの円形の平行レーザ光51にされた後、有効径
が可変であるアパーチャー3を通過することにより、さ
らにビーム径が任意の大きさに変えられた平行レーザ光
52になり、10mm×10mm×10mmの偏光ビー
ムスプリッタ4に入射する。半導体レーザ1は、He−
Neレーザ等のレーザでもよく、計測に必要な光量が得
られればよい。また、波長も1〜2μm程度以下のもの
であれば、特に問題はない。レーザ光50、51、52
は直線偏光で、その偏光方向は反射面と平行(p偏
光)、つまり紙面と平行となるように半導体レーザ1の
向きは設定されているので、偏光ビームスプリッタ4に
入射したレーザ光52は偏光ビームスプリッタ4を透過
し、さらにλ/4板5と焦点距離10mm、有効径3m
mの対物レンズ6を透過し、被測定対象である鋼板30
の表面31にほぼ集光される。被測定対象は鋼板のよう
に粗面であるものでも、アルミミラーのように鏡面であ
るものでもよい。ほぼ集光されたレーザ光53は被測定
対象である鋼板30の表面31で反射または散乱され、
再び対物レンズ6とλ/4板5を透過する。λ/4板5
の光学軸は、レーザ光52の偏光方向に対して45゜に
なるように設定しておくと、λ/4板5を2回透過した
レーザ光54の偏光方向はλ/4板5を一度も透過して
いないレーザ光52に対して90゜回転し、反射面と垂
直(s偏光)、つまり紙面と垂直になる。偏光がs偏光
となり、さらに再度偏光ビームスプリッタ4に入射した
レーザ光54は今度は偏光ビームスプリッタ4で反射さ
れ、焦点距離100mm、有効径10mmの集光レンズ
7で収束光55となった後、光軸上に頂点が位置するよ
うに配置された、各反射面がそれぞれ10mm×14.
1mmの直角ナイフエッジミラー8で2方向に反射さ
れ、それぞれの反射光56、および57はそれぞれの2
分割光検出器11、および12の中心に集光され、それ
ぞれの2分割光検出器11、および12の受光部13
a、13b、および受光部14a、14bに受光され
る。2分割光検出器11、および12の感度は波長83
0nm付近で0.5mA/mWで、受光部13a、13
b、および受光部14a、14bの大きさはそれぞれ約
0.3mm×1.2mmで、受光部13aと13b、お
よび受光部14aと14bの間には10μmのデッドゾ
ーンがある。それぞれの2分割光検出器11、および1
2は直角ナイフエッジミラー8でそれぞれ折り返された
集光レンズ7の焦点位置に配置され、それぞれの2分割
光検出器11、および12の中心は直角ナイフエッジミ
ラー8でそれぞれ折り返された光軸上に位置している。
したがって、それぞれの2分割光検出器11、および1
2の受光部13a、13b、および受光部14a、14
bに受光される光量は、光が反射または散乱される位
置、つまり被測定対象である鋼板30の表面31の位置
にしたがって変化するので、それぞれの2分割光検出器
11、および12の同じ位置関係にある受光部13a、
14aからの出力70aと受光部13b、14bからの
出力70bを差動増幅器15で差動増幅した差動信号7
1により、被測定対象である鋼板30の表面31の位置
を検知することができる。
【0015】一方、被測定対象である鋼板30は、レー
ザ光52と垂直な方向に動く移動ステージ32上に固定
され、駆動装置33によりレーザ光52と垂直な方向に
移動する。このとき、被測定対象30の表面31上に集
光されるレーザ光53の反射または散乱される位置は、
被測定対象30の表面31の凹凸に対応して光軸方向に
変位するので、この変位に伴い、それぞれの2分割光検
出器11、および12の同じ位置関係にある受光部13
a、14aからの出力70aと受光部13b、14bか
らの出力70bの差動信号が変化し、被測定対象である
鋼板30の表面31の凹凸を求めることができる。
【0016】このときに、半導体レーザ1からのレーザ
光50を円形の平行光にコリメートするコリメートレン
ズ2と、被測定対象である鋼板30の表面31にレーザ
光52を集光する対物レンズ6の間の、円形の平行光に
コリメートされたレーザ光51のビーム径を調整するた
めのアパーチャー3により、レーザ光51のビーム径を
調整して、被測定対象である鋼板30の表面31にレー
ザ光52を集光する対物レンズ6の実効的な開口数を任
意に変えることによって、測定範囲および分解能を簡単
にかつ任意に選択して、被測定対象である鋼板30の表
面31の凹凸を測定する。アパーチャー3の有効径がφ
3mm以上のときは、対物レンズの実効的な開口数は、
対物レンズの実際の開口数になり、測定範囲および分解
能はほとんど固定されるが、アパーチャー3の有効径が
φ3mm以下のときは、対物レンズの実効的な開口数
は、アパーチャー3の有効径で決められることになる。
例えば、アパーチャー3の有効径がφ3mm以上の場
合、対物レンズの焦点距離は10mmなので対物レンズ
の実効的な開口数は0.15となり、レーザ光53が反
射または散乱される位置、つまり被測定対象である鋼板
30の表面31の位置の変位に対する、2分割光検出器
11、および12からの差動信号71は、焦点位置に対
して±50μmの範囲で単調増加を示し、図2の曲線9
0のようになる。また、アパーチャー3の有効径がφ1
mmの場合、対物レンズの焦点距離は10mmなので対
物レンズの実効的な開口数は0.05となり、レーザ光
53が反射または散乱される位置、つまり被測定対象で
ある鋼板30の表面31の位置の変位に対する、2分割
光検出器11、および12からの差動信号71は、焦点
位置に対して±150μmの範囲で単調増加を示し、図
2の曲線91のようになる。したがって、被測定対象で
ある鋼板30の表面31の凹凸の大きさに合わせた測定
範囲および分解能になるように、アパーチャー3の有効
径を調整して測定することにより、感度のよい測定をす
ることができる。
【0017】また、アパーチャー3の代わりに対物レン
ズを入れ換えるレボルバを設け、焦点距離が異なり実効
的な開口数が異なる対物レンズを入れ換えて、光学系と
しての開口数を任意に変えることによっても、測定範囲
および分解能を簡単にかつ任意に選択することができる
ので、感度のよい測定をすることができる。
【0018】図3は、本発明におけるもう一つの方法で
あるフーコー法を用いた光学式表面粗度計の一実施例を
示す模式図である。半導体レーザ1、コリメートレンズ
2、アパーチャー3、偏光ビームスプリッタ4、λ/4
板5、対物レンズ6、集光レンズ7、2分割光検出器1
1、および12、2分割光検出器11の受光部13a、
および13b、2分割光検出器12の受光部14a、お
よび14b、差動増幅器15、被測定対象30、被測定
対象30の表面31、移動ステージ32、駆動装置3
3、レーザ光50、51、52、53、54、および5
5、2分割光検出器11の受光部13aと2分割光検出
器12の受光部14aからの出力信号70a、2分割光
検出器11の受光部13bと2分割光検出器12の受光
部14bからの出力信号70b、出力信号70aと出力
信号70bの差動信号71は、図1に示すナイフエッジ
法を用いた光学式表面粗度計と同様であるが、2分割光
検出器11、および12の位置はプリズム16でそれぞ
れ曲げられた集光レンズ7の焦点に配置され、それぞれ
の2分割光検出器11、および12の中心がプリズム1
6でそれぞれ曲げられた光軸上に位置している。図3に
示すフーコー法を用いた光学式表面粗度計では、集光レ
ンズ7を透過した収束光55は、図1に示すナイフエッ
ジ法を用いた光学式表面粗度計の直角ナイフエッジプリ
ズム8の代わりに、光軸上に頂点が位置するように配置
されたプリズム16を透過して2方向に分離され、それ
ぞれの透過光58、および59はそれぞれの2分割光検
出器11、および12の中心に集光される。以下、ナイ
フエッジ法を用いた光学式表面粗度計と同様にして、被
測定対象である鋼板30の表面31の凹凸を測定し、開
口数調整機構により、感度のよい測定をすることができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、実効的な開口数を調整
する機構により、測定範囲および分解能を簡単にかつ任
意に選択することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するナイフエッジ法を用いた光学式
表面粗度計の一実施例を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例において、被測定対象30の
表面31の位置の変位に対する、2分割光検出器11、
および12からの差動信号71を示す図である。
【図3】本発明に関するフーコー法を用いた光学式表面
粗度計の一実施例を示す模式図である。
【図4】ナイフエッジ法による焦点誤差検出法を説明す
る図である。
【図5】従来の光学式表面粗度計の一実施例を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 コリメートレンズ 3 アパーチャー 4 偏光ビームスプリッタ 5 λ/4板 6 対物レンズ 7 集光レンズ 8 直角ナイフエッジミラー 9、10 直角ナイフエッジミラー8のミラー部分 11、12 2分割光検出器 13a、13b 2分割光検出器11の受光部 14a、14b 2分割光検出器12の受光部 15 差動増幅器 16 プリズム 20 ナイフエッジ 21 2分割光検出器 22a 2分割光検出器21のナイフエッジと反対側
の受光部 22b 2分割光検出器21のナイフエッジと同じ側
の受光部 30 被測定対象 31 被測定対象30の表面 32 移動ステージ 33 駆動装置 50、51、52、53、54、55、56、57、5
8、59 レーザ光 60、60’、60” 発散光 61 平行光 61’ 平行光に近い発散光 61” 平行光に近い収束光 62、62’、62” 収束光 63 レーザ光62のナイフエッジと反対側の半分 63’ レーザ光62’のナイフエッジと反対側の半
分 63” レーザ光62”のナイフエッジと反対側の半
分 64 レーザ光62のナイフエッジと同じ側の半分 64’ レーザ光62’のナイフエッジと同じ側の半
分 64” レーザ光62”のナイフエッジと同じ側の半
分 70a 2分割光検出器11の受光部13aと、2分
割光検出器12の受光部14aからの出力信号 70b 2分割光検出器11の受光部13bと、2分
割光検出器12の受光部14bからの出力信号 71 出力信号70aと出力信号70bの差動信号 90 アパーチャー3の有効径がφ3mm以上の場合
の、被測定対象30の表面31の位置の変位に対する、
2分割光検出器11、および12からの差動信号71 91 アパーチャー3の有効径がφ1mmの場合の、
被測定対象30の表面31の位置の変位に対する、2分
割光検出器11、および12からの差動信号71 A 対物レンズ6の焦点位置より対物レンズ6に近い
位置 B 対物レンズ6の焦点位置 C 対物レンズ6の焦点位置より対物レンズ6から遠
い位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 俵口 隆雄 神奈川県相模原市淵野辺5丁目10番1号 新日本製鐵株式会社エレクトロニクス研究 所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点誤差検出光学系を用いた表面粗度や
    表面形状を非接触で測定する光学式表面粗度計におい
    て、計測光を被測定対象に集光するための対物レンズの
    実効的な開口数(N.A.)を調整する機構を備えたこ
    とを特徴とする光学式表面粗度計。
  2. 【請求項2】 前記焦点誤差検出光学系として、ナイフ
    エッジ法またはフーコー法を用いた光学系であることを
    特徴とする、請求項1記載の光学式表面粗度計。
  3. 【請求項3】 前記計測光を被測定対象に集光するため
    の対物レンズの実効的な開口数(N.A.)を調整する
    機構として、計測光のビーム径を調整する機構であるこ
    とを特徴とする、請求項1または請求項2記載の光学式
    表面粗度計。
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