JPH07294399A - ミニプレーン - Google Patents

ミニプレーン

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JPH07294399A
JPH07294399A JP6090110A JP9011094A JPH07294399A JP H07294399 A JPH07294399 A JP H07294399A JP 6090110 A JP6090110 A JP 6090110A JP 9011094 A JP9011094 A JP 9011094A JP H07294399 A JPH07294399 A JP H07294399A
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cutting
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hole
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Takao Nakagawa
孝郎 中川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D9/00Hand-operated planing devices; Portable planing apparatus

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Knives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固体材料から一定厚さの顕微分析用試料を容
易に削り出せるようにすること。 【構成】 ミニプレーン1は、鉛筆と同様に持つことが
可能な棒状把持部2と、その先端部に固着された切削刃
装着ホルダ3と、このホルダ3に着脱自在に装着される
切削刃7とから構成されている。前記切削刃7は、平坦
な被装着面16と、その反対側の外表面18と、この外
表面18の一端部に斜めに形成された傾斜刃面19と、
この傾斜刃面19の刃先に垂直な被位置決め側面17
と、前記被装着面16およびその反対側の外表面18と
の間に設けられた固定用ねじ貫通孔21とを有する。前
記切削刃装着ホルダ3は、前記切削刃7の被装着面16
が装着される装着面8と、前記被位置決め側面17に当
接する位置決め側面10と、前記装着面8に形成され前
記固定用ねじ貫通孔21を貫通する固定用ねじ26の先
端部が螺合する固定用ねじ孔9とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は顕微分析用試料を作成す
るのに使用するミニプレーン(mini plane、すなわ
ち、小型切削器)に関する。前記ミニプレーンは、金
属、プラスチック、ゴム、等の固体材料の顕微分析を行
う場合、その固体表面を薄く切削して、顕微分析用試料
となる切削片を得るのに使用される。前記ミニプレーン
の切削刃にダイヤモンドを使用すれば、ステンレス等の
硬度の高い固体材料でも、それを切削して容易に顕微分
析用試料を作成することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、固体材料の顕微分析用試料を作成
する方法としては次の(J01)の技術が知られている。 (J01)固体材料の表面をナイフにより切削して、顕微
分析用試料となる切削片を得る方法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術(J01)
では次の問題点がある。 (J01)の問題点 この方法では固体材料の平坦な面から一定厚さの顕微分
析用試料を削り出すのが容易でないという問題点があ
る。特に、固体材料の硬度が高い場合には、前記問題点
はさらに大きくなる。
【0004】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容(O01)を課題とする。(O01)固体材料から一定
厚さの顕微分析用試料を容易に削り出せるようにするこ
と。
【0005】
【課題を解するための手段】次に、前記課題を解決する
ために案出した本発明の構成を説明するが、本発明の構
成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易に
するため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだも
のを付記している。なお、本発明を後述の実施例の符号
と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にす
るためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためで
はない。
【0006】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明のミニプレーン(1,31)は下記の要件を備えて
いる、(Y01)片手で鉛筆と同様に持つことが可能な棒
状把持部(2,32)、(Y02)前記棒状把持部(2,
32)の先端部に固着された切削刃装着ホルダ(3,3
3)、(Y03)前記切削刃装着ホルダ(3,33)に着
脱自在に装着される切削刃(7,37)、(Y04)前記
切削刃(7,37)は、平坦な被装着面(16,46)
と、この被装着面(16,46)と反対側の外表面(1
8,48)と、この外表面(18,48)の一端部に斜
めに形成されて先端縁が前記被装着面(16,46)の
外端縁に一致する傾斜刃面(19,49)と、この傾斜
刃面(19,49)の刃先に垂直な被位置決め側面(1
7,47)と、前記被装着面(16,46)およびその
反対側の外表面(18,48)との間に設けられた固定
用ねじ貫通孔(21,51)とを有すること、(Y05)
前記切削刃装着ホルダ(3,33)は、前記切削刃
(7,37)の被装着面(16,46)が装着される装
着面(8,38)と、前記被位置決め側面(17,4
7)に当接する位置決め側面(10,40)と、前記装
着面(8,38)に形成され前記固定用ねじ貫通孔(2
1,51)を貫通する固定用ねじ(26,56)の先端
部が螺合する固定用ねじ孔(9,39)とを有するこ
と、(Y06)前記切削刃装着ホルダ(3,33)には、
前記切削刃(7,37)で切削された切削片(T1)が
存在可能な空間を形成するための切削片存在用空間形成
面(11,41)が設けられたこと。
【0007】(本発明の実施態様1)本発明の実施態様
1のミニプレーン(1)は、前記本発明のミニプレーン
(1)において下記の要件を備えている、(Y001)前
記切削刃(7)の固定用ねじ貫通孔(21)はその内径
が前記固定用ねじ(26)の外径より所定寸法だけ大き
く形成されたこと、(Y002)前記切削刃(7)には、
その刃先側とは反対側の側面から前記固定用ねじ貫通孔
(21)に達する調整用ねじ孔(22)が形成されたこ
と、(Y003)前記調整用ねじ孔(22)に螺合して先
端が前記固定用ねじ貫通孔(21)内部に到達する位置
調整用ねじ(27)。
【0008】(本発明の実施態様2)本発明の実施態様
2のミニプレーン(1)は、前記本発明および本発明の
実施態様1のミニプレーン(1)において下記の要件を
備えている、(Y004)前記切削刃(7)の前記被位置
決め側面(17)は、切削刃(7)の刃先の一端側に刃
先と垂直に形成された外側面により構成されたこと。
【0009】(本発明の実施態様3)本発明の実施態様
3のミニプレーン(1)は、前記本発明の実施態様2の
ミニプレーン(1)において下記の要件を備えている、
(Y005)前記切削刃(7)の被装着面(16)の刃先
に平行な幅は前記切削刃装着ホルダ(3)の装着面
(8)の幅よりも大きく設定され、切削刃(7)の前記
被位置決め側面(17)と反対側の側部が前記装着面
(8)からはみ出て配置されたこと、(Y006)前記切
削刃装着ホルダ(3)の前記切削片存在用空間形成面
(11)は、前記装着面(8)からはみ出た切削刃
(7)の側部に対応して形成されたこと。
【0010】(本発明の実施態様4)本発明の実施態様
4のミニプレーン(1)は、前記本発明の実施態様3の
ミニプレーン(1)において下記の要件を備えている、
(Y007)前記切削刃(7)の前記装着面(8)からは
み出て配置された部分の刃先部分(19a)は、超高硬
度金属により形成されたこと。
【0011】(本発明の実施態様5)本発明の実施態様
5のミニプレーン(1)は、前記本発明の実施態様3の
ミニプレーン(1)において下記の要件を備えている、
(Y008)前記切削刃(7)の前記装着面(8)からは
み出て配置された部分の刃先部分(19a)は、ダイヤ
モンドにより形成されたこと。
【0012】
【作用】
(本発明の作用)前述の特徴を備えたミニプレーン
(1,31)は、先端部に切削刃装着ホルダ(3,3
3)を固着した棒状把持部(2,32)が使用者により
片手で鉛筆と同様に持って使用される。前記切削刃装着
ホルダ(3,33)に切削刃(7,37)を装着する
際、切削刃(7,37)の被装着面(16,46)およ
び被位置決め側面(17,47)をそれぞれ切削刃装着
ホルダ(3,33)の装着面(8,38)および位置決
め側面(10,40)に当接させる。前記位置決め側面
(10,40)に切削刃(7,37)の被位置決め側面
(17,47)を当接させることにより、切削刃装着ホ
ルダ(3,33)に対する切削刃(7,37)の、刃先
に平行な方向の位置決めが行われる。この状態で、固定
用ねじ(26,56)を前記切削刃(7,37)の固定
用ねじ貫通孔(21,51)に挿入し、固定用ねじ(2
6,56)の先端部を切削刃装着ホルダ(3,33)の
固定用ねじ孔(9,39)に螺合させて締め付ける。こ
れで、切削刃装着ホルダ(3,33)の所定の位置に切
削刃(7,37)を装着することができる。また、前記
固定用ねじ(26,56)を外すことにより切削刃装着
ホルダ(3,33)から切削刃(7,37)を離脱させ
ることができる。したがって、切削刃(7,37)は切
削刃装着ホルダ(3,33)に対して着脱自在であり、
切削刃(7,37)の交換を容易に行うことができる。
前記切削刃装着ホルダ(3,33)に切削刃(7,3
7)が装着された状態で、前記傾斜刃面(19,49)
を固体材料の表面に押し付けて、切削刃(7,37)の
刃先で固体材料の表面を擦ると、固体材料表面が切削さ
れる。この切削片(T1)は、前記切削刃装着ホルダ
(3,33)の切削片存在用空間形成面(11,41)
により形成される切削片存在空間(切削片(T1)が存
在可能な空間)に収容される。前記切削片(T1)は顕
微分析用試料として使用される。
【0013】(本発明の実施態様1の作用)本発明の実
施態様1のミニプレーン(1)では、前記切削刃(7)
の固定用ねじ貫通孔(21)はその内径が前記固定用ね
じ(26)の外径より所定寸法だけ大きく形成されてい
るので、切削刃(7)の被装着面(16)および被位置
決め側面(17)をそれぞれ切削刃装着ホルダ(3)の
装着面(8)および位置決め側面(10)に当接させ
て、固定用ねじ(26)を前記切削刃(7)の固定用ね
じ貫通孔(21)に挿入し、固定用ねじ(26)の先端
部を切削刃装着ホルダ(3)の固定用ねじ孔(9)に螺
合させて緩く締め付けた状態では、固定用ねじ(26)
の外径とそれより大きな固定用ねじ貫通孔(21)の内
径との隙間によって、切削刃装着ホルダ(3)に対する
切削刃(7)の位置の調節が可能である。この状態で、
前記切削刃(7)の刃先側とは反対側の側面に形成され
た調整用ねじ孔(22)から位置調整用ねじ(27)を
螺入させてその先端を前記固定用ねじ貫通孔(21)内
の固定用ねじ(26)側面に押し付けると、切削刃
(7)は前記刃先側とは反対側に移動して位置調節され
る。
【0014】(本発明の実施態様2の作用)本発明の実
施態様2のミニプレーン(1)では、前記切削刃(7)
の前記被位置決め側面(17)が、切削刃(7)の刃先
の一端側に刃先と垂直に形成された外側面により構成さ
れているので、切削刃(7)の外側面そのものを被位置
決め側面(17)として使用することになる。このた
め、別途被位置決め面を設ける必要がなくなる。
【0015】(本発明の実施態様3の作用)本発明の実
施態様3のミニプレーン(1)では、前記切削刃(7)
の被装着面(16)の刃先に平行な幅は前記切削刃装着
ホルダ(3)の装着面(8)の幅よりも大きく設定され
ているので、切削刃(7)の前記被位置決め側面(1
7)を切削刃装着ホルダ(3)の位置決め側面(10)
に当接させると、切削刃(7)の前記被位置決め側面
(17)と反対側の側部が前記装着面(8)からはみ出
て配置される。前記切削刃装着ホルダ(3)には、前記
装着面(8)からはみ出た切削刃(7)の側部に対応し
て切削片存在用空間形成面(11)が形成されているの
で、前記はみ出た切削刃(7)の側部で切削された切削
片(T1)は、切削片存在用空間に削り出される。
【0016】(本発明の実施態様4の作用)本発明の実
施態様4のミニプレーン(1)では、前記切削刃(7)
の前記装着面(8)からはみ出て配置された部分の刃先
部分(19a)は、超高硬度金属により形成されている
ので、前記はみ出て配置された刃先部分(19a)によ
って、固体材料が切削される。
【0017】(本発明の実施態様5の作用)本発明の実
施態様5のミニプレーン(1)では、前記切削刃(7)
の前記装着面(8)からはみ出て配置された部分の刃先
部分(19a)は、ダイヤモンドにより形成されている
ので、固体材料がステンレスのような固い固体材料であ
っても、前記はみ出て配置されたダイヤモンドの刃先部
分(19a)によって、切削することができる。
【0018】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明のミニプレ
ーンの実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限
定されるものではない。 (実施例1)図1は本発明のミニプレーンの実施例1の
全体斜視図である。図2は同実施例1の分解側面図であ
る。図3は同実施例1の切削刃の斜視図である。図4は
同実施例1のミニプレーンの上面図である。図5は前記
図4の矢印Vから見た図である。図6は同実施例1の作
用説明図である。
【0019】図1〜5において、ミニプレーン1は、片
手で鉛筆と同様に持つことが可能な棒状把持部2を有し
ている。この棒状把持部2は本実施例1では木材により
構成されているが、プラスチック材料により構成するこ
とが可能である。図2において、棒状把持部2の先端部
には小径の突出部分2aが設けられている。ミニプレー
ン1の構成要素である切削刃装着ホルダ3は、前記棒状
把持部2の突出部分2aと嵌合する嵌合孔4および、こ
の嵌合孔4と切削刃装着ホルダ3の上側面との間に形成
された固着用ねじ孔5を有している。この固着用ねじ孔
5には固着用ねじ6が外側からねじ込まれて、その先端
が嵌合孔4内に挿入された前記突出部分2aに押し付け
られている。なお、前記固着用ねじ6は頭部に6角形の
穴6aが形成されており、その穴6aに嵌合する6角柱ド
ライバにより回転されるようになっている。このような
固着用ねじ6を用いると、固着用ねじ6の頭部が切削刃
装着ホルダ3の外側面に突出しないようにすることがで
きる。なお、固着用ねじ6としては通常のプラスねじま
たはマイナスねじ等を使用することが可能である。
【0020】前記切削刃装着ホルダ3は、後で詳述する
切削刃7を着脱自在に装着する装着面8と、この装着面
8に形成された固定用ねじ孔9と、前記装着面8の一側
端に設けられた位置決め側面10とを有している。この
位置決め側面10は、この位置決め側面に垂直な方向の
切削刃7の位置決めを行う機能を有している。また、こ
の位置決め側面は、切削刃7の回転防止機能を有してい
る。これについては後述する。また、前記切削刃装着ホ
ルダ3には、前記切削刃7で切削された切削片T1(図
6参照)が存在可能な空間を形成するための切削片存在
用空間形成面11が設けられている。
【0021】図3において、前記切削刃装着ホルダ3に
着脱自在に装着される前記切削刃7は、前記切削刃装着
ホルダ3の装着面8および位置決め側面10にそれぞれ
当接される被装着面16および被位置決め側面17を有
している。この切削刃7の前記被装着面16と反対側の
外表面18の一端部には、斜めに形成されて先端縁が前
記被装着面16の外端縁に一致する傾斜刃面19が形成
されている。前記切削刃7の被位置決め側面17は、こ
の実施例では前記傾斜刃面19の外端縁(すなわち、刃
先)の一端側に刃先と垂直に形成された外側面により構
成されている。また、前記被装着面16およびその反対
側の外表面18との間には、固定用ねじ貫通孔21が設
けられている。また、前記切削刃7には、その刃先側と
は反対側の側面から前記固定用ねじ貫通孔21に達する
調整用ねじ孔22が形成されている。
【0022】前記切削刃7は、その被装着面16および
被位置決め側面17を前記切削刃装着ホルダ3の装着面
8および位置決め側面10に当接させた状態で、固定用
ねじ26を用いて切削刃装着ホルダ3に固定される。前
記位置決め側面10に切削刃7の被位置決め側面17を
当接させた状態では、固定用ねじ26回りの切削刃7の
回転が防止されるので、1本の固定用ねじ26によって
切削刃7を切削刃装着ホルダ3に確実に固定することが
可能となる。なお、前記固定用ねじ26の外径よりも前
記固定用ねじ貫通孔21の内径は所定寸法だけ大きく設
定されており、切削刃7の固定用ねじ貫通孔21を貫通
する固定用ねじ26の先端部を切削刃装着ホルダ3の固
定用ねじ孔9に緩く螺合させた状態では、固定用ねじ2
6に対して切削刃7の位置を調整できるようになってい
る。また、切削刃装着ホルダ3の位置決め側面10に沿
った切削刃7の位置は、前記調整用ねじ孔22に螺合す
る位置調整用ねじ27によって調節される。この固定用
ねじ26および位置調整用ねじ27の作用については後
で詳述する。
【0023】前記切削刃7の被装着面16の刃先に平行
な幅は前記切削刃装着ホルダ3の装着面8の幅よりも大
きく設定され、切削刃7の前記被位置決め側面17と反
対側の側部が前記装着面8からはみ出て配置されるよう
になっている。前記装着面8からはみ出た切削刃7の側
部に対応して、前記切削刃装着ホルダ3の前記切削片存
在用空間形成面11が設けられている。前記切削刃7の
前記装着面8からはみ出て配置された部分の刃先部分1
9aは、超高硬度金属により形成されている。なお、前
記刃先部分19aには、前記超高硬度金属の代わりにダ
イヤモンドを使用することが可能である。
【0024】(実施例1の作用)次に、前述の特徴を備
えた本発明のミニプレーンの実施例1の作用を説明す
る。前述の特徴を備えたミニプレーン1は、先端部に切
削刃装着ホルダ3を固着した棒状把持部2が使用者によ
り片手で鉛筆と同様に持って使用される。前記切削刃装
着ホルダ3に切削刃7を装着する際、切削刃7の被装着
面16および被位置決め側面17をそれぞれ切削刃装着
ホルダ3の装着面8および位置決め側面10に当接させ
る。前記位置決め側面10に切削刃7の被位置決め側面
17を当接させることにより、切削刃装着ホルダ3に対
する切削刃7の、刃先に平行な方向の位置決めが行われ
る。この実施例1では、前記切削刃7の前記被位置決め
側面17が、切削刃7の刃先の一端側に刃先と垂直に形
成された外側面により構成されているので、切削刃7の
外側面そのものを被位置決め側面17として使用するこ
とになる。このため、別途被位置決め面を設ける必要が
ない。
【0025】この状態で、固定用ねじ26を前記切削刃
7の固定用ねじ貫通孔21に挿入し、固定用ねじ26の
先端部を切削刃装着ホルダ3の固定用ねじ孔9に螺合さ
せて最初は緩く締め付ける。前記切削刃7の固定用ねじ
貫通孔21はその内径が前記固定用ねじ26の外径より
所定寸法だけ大きく形成されているので、前記緩く締め
付けた状態では、固定用ねじ26の外径とそれより大き
な固定用ねじ貫通孔21の内径との隙間によって、切削
刃装着ホルダ3に対する切削刃7の位置の調節が可能で
ある。この状態で、前記切削刃7の刃先側と反対側の側
面に形成された調整用ねじ孔22から位置調整用ねじ2
7を螺入させてその先端を前記固定用ねじ貫通孔21内
の固定用ねじ26側面に押し付けると、切削刃7は前記
刃先側と反対側に移動して位置調節される。これで、切
削刃装着ホルダ3の所定の位置に切削刃7を装着するこ
とができる。また、前記固定用ねじ26を外すことによ
り切削刃装着ホルダ3から切削刃7を離脱させることが
できる。したがって、切削刃7は切削刃装着ホルダ3に
対して着脱自在であり、切削刃7の交換を容易に行うこ
とができる。
【0026】前記切削刃7の被装着面16の刃先に平行
な幅は前記切削刃装着ホルダ3の装着面8の幅よりも大
きく設定されているので、切削刃7の前記被位置決め側
面17を切削刃装着ホルダ3の位置決め側面10に当接
させると、切削刃7の前記被位置決め側面17と反対側
の側部が前記装着面8からはみ出て配置される。前記切
削刃装着ホルダ3には、前記装着面8からはみ出た切削
刃7の側部に対応して切削片存在用空間形成面11が設
けられているので、前記はみ出た切削刃7の側部で切削
された切削片T1(図6参照)は、切削片T1存在用空間
に削り出されることになる。また、前記切削刃7の前記
装着面8からはみ出て配置された部分の刃先部分19a
は、超高硬度金属により形成されているので、前記はみ
出て配置された刃先部分19aによって、固体材料Tが
切削されることになる。
【0027】図6において、前記切削刃装着ホルダ3に
切削刃7が装着された状態で、前記傾斜刃面19を固体
材料Tの表面に押し付けて、切削刃7の刃先で固体材料
Tの表面を擦ると、固体材料T表面が切削される。この
切削片T1は、前記切削刃装着ホルダ3の切削片存在用
空間形成面11により形成される切削片T1存在空間
(切削片T1が存在可能な空間)に収容される。前記切
削片T1は顕微分析用試料として使用される。
【0028】(実施例2)次に、図7〜11により本発
明のミニプレーンの実施例2について説明する。図7は
本発明のミニプレーンの実施例2の全体側面図である。
図8は同実施例2の拡大分解側面図である。図9は同実
施例2の切削刃の拡大斜視図である。図10は同実施例
2のミニプレーンの上面拡大図で前記図7の矢印Xから
見た図である。図11は同実施例2の下面拡大図で前記
図7の矢印XIから見た図である。
【0029】図7〜11において、ミニプレーン31
は、片手で鉛筆と同様に持つことが可能な棒状把持部3
2を有している。この棒状把持部32は本実施例2では
木材により構成されているが、プラスチック材料により
構成することが可能である。図7において、棒状把持部
32の先端部には小径の突出部分32aが設けられてい
る。ミニプレーン31の構成要素である切削刃装着ホル
ダ33は、前記棒状把持部32の突出部分32aと嵌合
する嵌合孔34および、この嵌合孔34と切削刃装着ホ
ルダ33の下側面との間に形成された固着用ねじ孔35
を有している。この固着用ねじ孔35には固着用ねじ3
6が下側からねじ込まれて、その先端が嵌合孔34内に
挿入された前記突出部分32a(図8参照)に押し付け
られている。なお、前記固着用ねじ36は頭部に6角形
の穴36aが形成されており、その穴36aに嵌合する6
角柱ドライバにより回転されるようになっている。
【0030】前記切削刃装着ホルダ33は、後で詳述す
る切削刃37を着脱自在に装着する装着面38と、この
装着面38に形成された固定用ねじ孔39と、前記装着
面38の両側端に設けられた位置決め側面40とを有し
ている。また、前記切削刃装着ホルダ33には、前記切
削刃37で切削された切削片が存在可能な空間を形成す
るための切削片存在用空間形成面41が設けられてい
る。この切削片存在用空間形成面41は、図8,11か
ら分かるように、切削刃装着ホルダ33の下面先端側部
分に斜めに形成されている。そして、この切削片存在用
空間形成面41によって形成される切削片存在用空間
は、凹状の溝である。
【0031】前記切削刃装着ホルダ33に着脱自在に装
着される前記切削刃37は、前記切削刃装着ホルダ33
の装着面38および位置決め側面40にそれぞれ当接さ
れる被装着面46および被位置決め側面47を有してい
る。この切削刃47の前記被装着面46と反対側の外表
面48の一端部(下端部)には、斜めに形成されて外端
縁(下端縁)が前記被装着面46の外端縁(下端縁)に
一致する傾斜刃面49が形成されている。前記切削刃3
7の被位置決め側面47は、この実施例では前記傾斜刃
面49の外端縁(すなわち、刃先)の両端側に刃先と垂
直に形成された外側面により構成されている。また、前
記被装着面46およびその反対側の外表面48との間に
は、固定用ねじ貫通孔51(図9参照)が設けられてい
る。
【0032】前記切削刃37は、その被装着面46およ
び被位置決め側面47を前記切削刃装着ホルダ33の装
着面38および位置決め側面40に当接させた状態で、
固定用ねじ56を用いて切削刃装着ホルダ33に固定さ
れる。前記位置決め側面40に切削刃37の被位置決め
側面47を当接させた状態では、固定用ねじ56回りの
切削刃37の回転が防止されるので、1本の固定用ねじ
56によって切削刃37を切削刃装着ホルダ33に確実
に固定することが可能となる。また、切削刃装着ホルダ
33の位置決め側面40に沿った切削刃37の位置は、
前記切削刃装着ホルダ33の固定用ねじ孔39の位置お
よび切削刃37の固定用ネジ貫通孔51の位置によって
定まる。したがって、それらは位置精度を出すために高
精度に製作されている。図9において、前記切削刃37
の前記傾斜刃面49の幅方向の中央部分の刃先部分49
aは、超高硬度金属により形成されている。
【0033】(実施例2の作用)次に、前述の特徴を備
えた本発明のミニプレーンの実施例2の作用を説明す
る。前述の特徴を備えたミニプレーン31は、前記実施
例1と同様に、棒状把持部32が使用者により片手で鉛
筆と同様に持って使用される。この実施例2では、前記
切削刃37の前記被位置決め側面47が、切削刃37の
刃先の両側に刃先と垂直に形成された外側面により構成
されているので、切削刃37の外側面そのものを被位置
決め側面47として使用することになる。このため、別
途被位置決め面を設ける必要がない。
【0034】前記固定用ねじ56によって切削刃装着ホ
ルダ33に切削刃37を着脱自在に装着することができ
るので、切削刃37の交換を容易に行うことができる。
前記切削刃装着ホルダ33に切削刃37が装着された状
態で、前記傾斜刃面49を固体材料の表面に押し付け
て、切削刃37の刃先で固体材料の表面を擦ると、固体
材料表面が切削される。この切削片は、前記切削刃装着
ホルダ33の切削片存在用空間形成面41により形成さ
れる凹溝状の切削片存在空間(切削片が存在可能な空
間)に収容される。前記切削片は顕微分析用試料として
使用される。
【0035】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)切削刃の被位置決め側面は、切削刃の外側面に
より構成する代わりに、突条、凹溝等を設けてそれらの
側面を利用することが可能である。 (H02)切削刃を切削刃装着ホルダに固定するための固
定用ねじは1本使用する代わりに2本使用することも可
能である。
【0036】
【発明の効果】本発明のミニプレーンは下記の効果を奏
する。 (O01)固体材料から一定厚さの顕微分析用試料を容易
に削り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明のミニプレーンの実施例1の全
体斜視図である。
【図2】 図2は同実施例1の拡大分解側面図である。
【図3】 図3は同実施例1の切削刃の拡大斜視図であ
る。
【図4】 図4は同実施例1のミニプレーンの上面図で
ある。
【図5】 図5は前記図4の矢印Vから見た図である。
【図6】 図6は同実施例1の作用説明図である。
【図7】 図7は本発明のミニプレーンの実施例2の全
体側面図である。
【図8】 図8は同実施例2の拡大分解側面図である。
【図9】 図9は同実施例2の切削刃の拡大斜視図であ
る。
【図10】 図10は同実施例2のミニプレーンの上面
拡大図で前記図7の矢印Xから見た図である。
【図11】 図11は同実施例2の下面拡大図で前記図
7の矢印XIから見た図である。
【符号の説明】
T1…切削片、1,31…ミニプレーン、2,32…棒
状把持部、3,33…切削刃装着ホルダ、7,37…切
削刃、8,38…装着面、9,39…固定用ねじ孔、1
0,40…位置決め側面、11,41…切削片存在用空
間形成面、16,46…被装着面、17,47…被位置
決め側面、18,48…外表面、19,49…傾斜刃
面、21,51…固定用ねじ貫通孔、19a…刃先部
分、22…調整用ねじ孔、26,56…固定用ねじ、2
7…位置調整用ねじ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたミニプレーン、(Y
    01)片手で鉛筆と同様に持つことが可能な棒状把持部、
    (Y02)前記棒状把持部の先端部に固着された切削刃装
    着ホルダ、(Y03)前記切削刃装着ホルダに着脱自在に
    装着される切削刃、(Y04)前記切削刃は、平坦な被装
    着面と、この被装着面と反対側の外表面と、この外表面
    の一端部に斜めに形成されて先端縁が前記被装着面の外
    端縁に一致する傾斜刃面と、この傾斜刃面の刃先に垂直
    な被位置決め側面と、前記被装着面およびその反対側の
    外表面との間に設けられた固定用ねじ貫通孔とを有する
    こと、(Y05)前記切削刃装着ホルダは、前記切削刃の
    被装着面が装着される装着面と、前記被位置決め側面に
    当接する位置決め側面と、前記装着面に形成され前記固
    定用ねじ貫通孔を貫通する固定用ねじの先端部が螺合す
    る固定用ねじ孔とを有すること、(Y06)前記切削刃装
    着ホルダには、前記切削刃で切削された切削片が存在可
    能な空間を形成するための切削片存在用空間形成面が設
    けられたこと。
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