JPH07294740A - 防眩性シート - Google Patents
防眩性シートInfo
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- JPH07294740A JPH07294740A JP6111801A JP11180194A JPH07294740A JP H07294740 A JPH07294740 A JP H07294740A JP 6111801 A JP6111801 A JP 6111801A JP 11180194 A JP11180194 A JP 11180194A JP H07294740 A JPH07294740 A JP H07294740A
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Abstract
眩性塗布層2が、シリカの大量混入により、高ヘイズの
緻密な形状をもつ偏光板用の、耐擦傷性、及び接着力が
ある防眩性シート10を得る。 【構成】 防眩性シートの基材シートとなる、セルロー
ストリアセテート・シート1の一方の面に設ける、防眩
性塗布層2が、3官能アクリレートモノマー、セルロー
ス誘導体、及びモノマーに対して10〜30重量部のシ
リカより構成する。
Description
る、防眩性、及び耐擦傷性に優れた防眩性シートの塗布
層を形成する組成物に係わり、更に詳しくは、微粉末シ
リカの含有量を多くして形成する、高ヘイズの防眩性シ
ートに関する。
プレィなど表示体の進展はめざましく、特に、LCDの
高精細化と相俟って、その防眩処理面は、より緻密な形
状、及び高ヘイズをもつ偏光板が必要となってきた。偏
光板の表面は、透明な、ポリエステルフィルム、ポリメ
チルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエーテルサ
ルフォン、セルローストリアセテートなどのシートの一
方の面に、防眩性の塗布層が設けられていた。これらの
シートのなかでは、光透過度が高く、光に対しての歪み
もない等の点から、セルローストリアセテート・シート
が優れたものである。
拡散剤として、シリカ、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バ
リウム等の無機粉末、ポリエチレン粒子、ポリメチルメ
タクリレート粒子、ポリカーボネート粒子などの有機微
粒子等の中から適宜に選択して使用され、特にシリカ粉
末は紫外線に対して透過度が高く、バインダーとして多
用される紫外線硬化性樹脂の硬化を阻害することもない
優れたものである。そして、分散性を向上するために粒
子表面を有機物による処理を施したものが好んで用いら
れている。
ートに対する接着、表面強度、特に耐擦傷性をもたせる
ために、反応型のワニスが用いられ、電離放射線硬化性
樹脂のなかから、設備的な面から取扱いが容易な紫外線
硬化性樹脂を用いることが一般的である。更に、必要に
よっては、接着性を改善するためにウレタン系プライマ
ーの面に設けられることも行われていた。
た偏光板の防眩性塗布層は、LCDのカラー化、高精細
化に伴い、防眩処理面は、高ヘイズであると同時に緻密
な形状が求められるようになってきた。そして、光拡散
剤としては、最適のシリカ粉末を従来はバインダー10
0部に対して10部以下であったのに対し、10部以
上、場合によっては30部に相当する多量のものを含有
させる必要が生じた。従来のバインダーに単に、シリカ
粉末を増量したものは、塗布層と基材シートであるセル
ローストリアセテート・シートとの接着力が低下し、防
眩性を満たしても、接着力や耐擦傷性に劣るという問題
点があった。
歪みもないセルローストリアセテート・シートに使用し
て、上記の目的に合致した、高ヘイズ性に形成した防眩
シートの要件を満たすととともに、接着力、耐擦傷性の
低下のない優れた防眩性シートの提供を目的としてい
る。
に、本発明は、防眩性シート基材となるセルローストリ
アセテート・シートの一方の面に設ける防眩性塗布層
を、3官能アクリレートモノマー、セルロース誘導体、
及びモノマーに対して10〜30重量部のシリカよりな
るものから構成したものである。
10及び偏光板11は、図1、図2に示すとおりの基材
シート1の一方の面に防眩性塗布層2を設けた防眩性シ
ート10に、粘着剤5を介してポリビニールアルコール
よりなる偏光子3、粘着剤5、透明基材4とを順に積層
したものである。
明の基材シートは、光透過度に優れ、光に対しての歪み
もないセルローストリアセテート・シートが、高ヘイズ
性に形成した防眩シートの要件を満たすものとして好ん
で用いられる。そして、精密な、高ヘイズの防眩処理面
を形成するために、シリカを多量に含む塗布層を設けて
構成するものである。
もたせると同時に、表面の状態を維持する耐擦傷性を与
えるために設けるものである。高ヘイズの防眩性は、分
散性のよい、微粉末シリカをバインダー樹脂に対して1
0部以上加えることにより得られる。所望の高ヘイズを
得るには、モノマー100部に対して、10〜30部の
シリカを混入する必要がある。塗布液の粘度上昇を防い
で、分散性向上するためには、粒子表面を化学的に−C
H3 基で覆って有機物処理を施して疎水化したものが好
んで用いられるる。
傷性の優れた紫外線硬化性樹脂を用いるが、本発明のよ
うにシリカを多量に添加するときは、基材シートである
セルローストリアセテート・シート面に対する接着が阻
害されるので下記のとおりのモノマー、セルロース誘導
体、反応開始剤、シリコーンよりなる樹脂組成物に所定
量のシリカを混入してと塗布液を構成する。
量体は、比較的に低密度の構造を形成することと、過剰
の官能基をもたないため基材シートとの反応性に劣り、
充分な接着を示さないことがあり、また、塗膜の硬度が
充分でないため、耐擦傷性に劣ることがある。したがっ
て、反応性に富む3官能以上のアクリレート系単量体を
用い高架橋密度の構造とするのが好ましい。例えば、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリ
レート等が挙げられる。
エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロー
ス、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酪酸セルロース等
から選択して使用する。セルロース誘導体は、塗布層が
セルローストリアセテート・シートに対する接着性の向
上には寄与するが、量が多いと電離放射線硬化性樹脂の
特徴である、塗布層の硬度が低下する原因となるから5
部以下にすることが好ましい。
含むために,粘度が上昇することは避けられない。流動
性の改善と、形成した防眩性塗布層の耐擦傷性を維持す
るためにシリコーンワニスを添加することが好ましい。
トにセルローストリアセテート・シートを使用している
ので、ポリビニルアルコールより形成される偏光子との
接着を改善するためのプライマー層を特別に施す必要も
なく、シート面に直接粘着剤を介して偏光子を設けるこ
とができ光学的、及び耐久性の点からも有利に作用す
る。また、高ヘイズ性を得るためにシリカを多量に含む
にもかかわらず、セルローストリアセテート・シートに
親和性がつよいセルロース系誘導体と、反応性の強い3
官能のアクリレートとよりなる樹脂組成物は、紫外線硬
化反応が阻害されることもなく進行する。そして、構成
されたシリカを多量に含む防眩性塗布層は、シートに対
する接着もよく、高ヘイズの、緻密な形状と、耐擦傷性
をもつ防眩性シートを維持するように働く。
と、図1において、基材シート1としてセルローストリ
アセテート・シート80μmに下記組成の(防眩性塗布
液1)を、ロールコートで4 g/m2 (固形分)塗布
し、溶剤を蒸発後、(80W×10m/min.×4p
ass)の紫外線を照射して硬化し、防眩性塗布層2を
設けた防眩性シート10を形成した。 (防眩性塗布液 1) ・シリカ (表面有機物処理 平均粒径1.5μm) 20部 ・3官能モノマー(ペンタエリスリトールトリアクリレート) 100部 ・セルロース誘導体(酢酸プロピオン酸セルロース) 1.5部 ・重合開始剤 (ベンゾフェノン) 3部 (イルガキュア184) 3部 ・シリコーンワニス 0.1部 ・トルエン 120部
で、シリカの混入量を7部とした防眩性塗布液2を用い
て比較例1を作成した。すなわち、基材シート1として
セルローストリアセテート・シート80μmに下記組成
の(防眩性塗布液2)を、ロールコートで4g/m
2 (固形分)塗布し、溶剤を蒸発後、(80W×10m
/min.×4pass)の紫外線を照射して硬化し、
防眩性塗布層2を設けた比較例1の防眩性シート10を
形成した。 (防眩性塗布液2) ・シリカ (表面有機物処理 平均粒径1.5μm) 7部 ・3官能モノマー(ペンタエリスリトールトリアクリレート) 100部 ・セルロース誘導体(酢酸プロピオン酸セルロース) 1.5部 ・重合開始剤 (ベンゾフェノン) 3部 (イルガキュア184) 3部 ・シリコーンワニス 0.1部 ・トルエン 120部
を同量とし、樹脂組成物を従来のものである、防眩性塗
布液3を用いて比較例2を作成した。すなわち、基材シ
ート1としてセルローストリアセテート・シート80μ
mに下記組成の(防眩性塗布液3)を、ロールコートで
4 g/m2 (固形分)塗布し、溶剤を蒸発後、(80W
×10m/min.×4pass)の紫外線を照射して
硬化し、防眩性塗布層2を設けた比較例2の防眩性シー
ト10を形成した。 (防眩性塗布液 3) ・シリカ (表面有機物処理 平均粒径1.5μm) 20部 ・オリゴエステルアクリレート 50部 ・トリメチロールプロパントリアクリレート 50部 ・重合開始剤 (2ーヒドロキシー2ーメチルー1ーフェニル ー1ープロパンー1ーオン) 9部 ・シリコーンワニス 0.1部 ・トルエン 120部
化カリウム水溶液に5分浸漬処理後60〜80℃の熱風
乾燥により脱水乾燥を行い、図2に示すように、図1に
示した(防眩性塗布層2)を設けた防眩性シート10
を、粘着剤5、ポリビニールアルコール偏光子20μm
3、粘着剤5、及び透明基材としてセルローストリアセ
テート・シート80μm4の順に積層した偏光板11を
構成した。この偏光板について次の評価方法によって行
った結果を下記に示す。
よる) 中心線平均粗さ Ra(μm) JISによる 十点平均粗さ Rz(μm) JISによる でこぼこの平均間隔 Sm(μm) JISによる (株)小坂製作所製 表面粗さ解析装置 サーフコーダーAY−31により測定 (2) ヘイズ :(JIS K6714による) (株)東洋精機製作所製 直読ヘイズメータにより測定 (3) 鉛筆硬度:(JIS K5400による) 1Kg荷重による。 (4) セロテープ剥離試験: セロテープに碁盤目剥離試験 目視で評価。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
ト・シートに、電離放射線硬化性樹脂のうち、官能基の
多い3官能アクリレートモノマー、セルロース誘導体よ
りなる樹脂組成物をバインダーとし、そのモノマーに対
して、10〜30重量部のシリカ含む防眩性塗布層を構
成した防眩性シートは、高ヘイズの、緻密な形状をも
ち、コート層の接着は、初期のみならず、アルカリ処理
後においても低下することはなく、耐擦傷性の優れるも
のである。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 防眩性シートの基材となるセルロースト
リアセテート・シートの一方の面に設ける防眩性塗布層
が、3官能アクリレートモノマー、セルロース誘導体、
及びモノマーに対して10〜30重量部のシリカよりな
ることを特徴とする防眩性シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11180194A JP3465085B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 防眩性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11180194A JP3465085B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 防眩性シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294740A true JPH07294740A (ja) | 1995-11-10 |
| JP3465085B2 JP3465085B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=14570507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11180194A Expired - Lifetime JP3465085B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 防眩性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3465085B2 (ja) |
Cited By (9)
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1994
- 1994-04-28 JP JP11180194A patent/JP3465085B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3465085B2 (ja) | 2003-11-10 |
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