JPH07294910A - カラー液晶表示素子 - Google Patents
カラー液晶表示素子Info
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- JPH07294910A JPH07294910A JP6111792A JP11179294A JPH07294910A JP H07294910 A JPH07294910 A JP H07294910A JP 6111792 A JP6111792 A JP 6111792A JP 11179294 A JP11179294 A JP 11179294A JP H07294910 A JPH07294910 A JP H07294910A
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- crystal cell
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- refractive index
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 視野角が広く、明るく多彩なカラー画像を表
示でき、温度変化等に起因する表示色の変化が小さい液
晶表示素子を提供することである。 【構成】 表示色制御用の液晶セル12と補色生成用の
液晶セル32との間にNz値が0.45で、Δn・dが
1600nmの2枚の2軸性位相差板21、22を配置
する。液晶層20のツイスト角を250°、Δn・dを
1350nmとし、液晶層40のツイスト角を90°、
Δn・dを480nmとする。液晶セル12の配向膜1
8の配向処理方向に対し、偏光板23の透過軸を40
°、偏光板24の透過軸を45°、位相差板21の延伸
軸を25°、位相差板22の延伸軸を15°、それぞれ
傾けて配置する。第1の液晶セル12に電圧を印加して
表示色を制御し、第2の液晶セル32の印加電圧を切り
換えて補色を表示させる。
示でき、温度変化等に起因する表示色の変化が小さい液
晶表示素子を提供することである。 【構成】 表示色制御用の液晶セル12と補色生成用の
液晶セル32との間にNz値が0.45で、Δn・dが
1600nmの2枚の2軸性位相差板21、22を配置
する。液晶層20のツイスト角を250°、Δn・dを
1350nmとし、液晶層40のツイスト角を90°、
Δn・dを480nmとする。液晶セル12の配向膜1
8の配向処理方向に対し、偏光板23の透過軸を40
°、偏光板24の透過軸を45°、位相差板21の延伸
軸を25°、位相差板22の延伸軸を15°、それぞれ
傾けて配置する。第1の液晶セル12に電圧を印加して
表示色を制御し、第2の液晶セル32の印加電圧を切り
換えて補色を表示させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印加電圧を制御する
ことにより複屈折を制御してカラー画像を表示するカラ
ー液晶表示素子に関する。
ことにより複屈折を制御してカラー画像を表示するカラ
ー液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶に電界を印加して液晶分子の
配列を変形し、その際に生ずる複屈折性の変化を利用し
てカラー画像を表示する複屈折制御方式のカラー液晶表
示素子が知られている。
配列を変形し、その際に生ずる複屈折性の変化を利用し
てカラー画像を表示する複屈折制御方式のカラー液晶表
示素子が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の複屈折
制御方式のカラー液晶表示素子は、表示できる色が限ら
れており、表示色の色純度も低く、美しいカラー画像を
表示できないという問題がある。また、従来の複屈折制
御方式のカラー液晶表示素子は視野角が狭く、見る方向
により表示色が容易に変化するという欠点がある。更
に、従来の複屈折制御方式のカラー液晶表示素子では、
温度変化等による液晶層のリタデーションの変化により
複屈折性が変化し、表示色が変化してしまうという問題
がある。一方、カラーフィルタを用いるカラー液晶表示
素子も知られているが、カラーフィルタの光透過率が低
いため、バックライト等の専用光源を用いなければ表示
が暗くなるという問題を備えている。
制御方式のカラー液晶表示素子は、表示できる色が限ら
れており、表示色の色純度も低く、美しいカラー画像を
表示できないという問題がある。また、従来の複屈折制
御方式のカラー液晶表示素子は視野角が狭く、見る方向
により表示色が容易に変化するという欠点がある。更
に、従来の複屈折制御方式のカラー液晶表示素子では、
温度変化等による液晶層のリタデーションの変化により
複屈折性が変化し、表示色が変化してしまうという問題
がある。一方、カラーフィルタを用いるカラー液晶表示
素子も知られているが、カラーフィルタの光透過率が低
いため、バックライト等の専用光源を用いなければ表示
が暗くなるという問題を備えている。
【0004】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、カラーフィルタ用いずに多くの色を専用光源を用い
なくとも明るく表示できるカラー液晶表示素子を提供す
ることを目的とする。また、この発明は、視野角の広い
カラー液晶表示素子を提供することを目的とする。さら
に、この発明は、温度変化等に起因する表示色の変化が
小さいカラー液晶表示素子を提供することを他の目的と
する。
で、カラーフィルタ用いずに多くの色を専用光源を用い
なくとも明るく表示できるカラー液晶表示素子を提供す
ることを目的とする。また、この発明は、視野角の広い
カラー液晶表示素子を提供することを目的とする。さら
に、この発明は、温度変化等に起因する表示色の変化が
小さいカラー液晶表示素子を提供することを他の目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるカラー液晶表示素子
は、対向して配置された第1と第2の基板と、前記第1
と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第1と第2
の電極と、前記第1の電極と前記第1の基板上に形成さ
れ、第1の配向処理方向に配向処理が施された第1の配
向膜と、前記第2の電極と前記第2の基板上に形成さ
れ、第2の配向処理方向に配向処理が施された第2の配
向膜と、前記第1と第2の配向膜の間に封止され、前記
第1と第2の配向膜の配向処理に従って230°〜27
0°ツイストして配向され、その光学異方性Δnと厚さ
dの積Δn・dが1250nm〜1450nmの値を有
する液晶と、より構成される第1の液晶セルと、対向面
に電極が形成され、対向して配置された第3と第4の基
板と、前記第3と第4の基板間に70°〜110°ツイ
スト配向して封止され、Δn・dが380nm〜580
nmの値を有する液晶と、より構成され、前記第1の液
晶セルに積層された第2の液晶セルと、前記第2の液晶
セルの外側に配置され、その透過軸が第2の配向処理方
向を基準として時計回り方向へ30°〜50°又は反時
計回り方向へ40°〜60°傾いた方向で交差するよう
に配置された第1の偏光板と、前記第1の液晶セルの外
側に配置され、その透過軸が第2の配向処理方向に対し
35°〜55°で交差するように配置された第2の偏光
板と、前記第1の液晶セルと前記第2の液晶セルの間に
配置され、その延伸軸方向の屈折率をnx,延伸軸に直
交する方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnzと
した場合に、nx>nz>nyの関係を満たし、前記延
伸軸が前記第2の配向処理方向に対し15°〜35°で
交差するように配置された2軸性の第1の位相差板と、
前記第1の液晶セルと前記第1の位相差板の間に配置さ
れ、その延伸軸方向の屈折率をnx,延伸軸に直交する
方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnzとした場
合に、nx>nz>nyの関係を満たし、前記延伸軸が
前記第2の配向処理方向に対し5°〜25°で交差する
ように配置された2軸性の第2の位相差板と、より構成
されることを特徴とする。
め、この発明の第1の観点にかかるカラー液晶表示素子
は、対向して配置された第1と第2の基板と、前記第1
と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第1と第2
の電極と、前記第1の電極と前記第1の基板上に形成さ
れ、第1の配向処理方向に配向処理が施された第1の配
向膜と、前記第2の電極と前記第2の基板上に形成さ
れ、第2の配向処理方向に配向処理が施された第2の配
向膜と、前記第1と第2の配向膜の間に封止され、前記
第1と第2の配向膜の配向処理に従って230°〜27
0°ツイストして配向され、その光学異方性Δnと厚さ
dの積Δn・dが1250nm〜1450nmの値を有
する液晶と、より構成される第1の液晶セルと、対向面
に電極が形成され、対向して配置された第3と第4の基
板と、前記第3と第4の基板間に70°〜110°ツイ
スト配向して封止され、Δn・dが380nm〜580
nmの値を有する液晶と、より構成され、前記第1の液
晶セルに積層された第2の液晶セルと、前記第2の液晶
セルの外側に配置され、その透過軸が第2の配向処理方
向を基準として時計回り方向へ30°〜50°又は反時
計回り方向へ40°〜60°傾いた方向で交差するよう
に配置された第1の偏光板と、前記第1の液晶セルの外
側に配置され、その透過軸が第2の配向処理方向に対し
35°〜55°で交差するように配置された第2の偏光
板と、前記第1の液晶セルと前記第2の液晶セルの間に
配置され、その延伸軸方向の屈折率をnx,延伸軸に直
交する方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnzと
した場合に、nx>nz>nyの関係を満たし、前記延
伸軸が前記第2の配向処理方向に対し15°〜35°で
交差するように配置された2軸性の第1の位相差板と、
前記第1の液晶セルと前記第1の位相差板の間に配置さ
れ、その延伸軸方向の屈折率をnx,延伸軸に直交する
方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnzとした場
合に、nx>nz>nyの関係を満たし、前記延伸軸が
前記第2の配向処理方向に対し5°〜25°で交差する
ように配置された2軸性の第2の位相差板と、より構成
されることを特徴とする。
【0006】また、この発明の第2の観点にかかるカラ
ー液晶表示素子は、対向して配置された第1と第2の基
板と、前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成さ
れた第1と第2の電極と、前記第1の電極と前記第1の
基板上に形成され、第1の配向処理方向に配向処理が施
された第1の配向膜と、前記第2の電極と前記第2の基
板上に形成され、第2の配向処理方向に配向処理が施さ
れた第2の配向膜と、前記第1と第2の配向膜の間に封
止され、前記第1と第2の配向膜の配向処理に従って2
30°〜270°ツイストして配向され、その光学異方
性Δnと厚さdの積Δn・dが実質的に1250nm〜
1450nmの値を有する液晶と、より構成される第1
の液晶セルと、対向面に電極が形成され、対向して配置
された第3と第4の基板と、前記第3と第4の基板間に
70°〜110°ツイスト配向して封止され、Δn・d
が380nm〜580nmの値を有する液晶と、より構
成され、前記第1の液晶セルに積層された第2の液晶セ
ルと、前記第2の液晶セルの外側に配置され、その透過
軸が第2の配向処理方向を基準として反時計回り方向へ
0°〜20°又は時計回り方向へ70°〜90°傾いた
方向で交差するように配置された第1の偏光板と、前記
第1の液晶セルの外側に配置され、その透過軸が第2の
配向処理方向に対し35°〜55°で交差するように配
置された第2の偏光板と、前記第1の液晶セルと前記第
2の液晶セルの間に配置され、その延伸軸方向の屈折率
をnx,延伸軸に直交する方向の屈折率をny,厚さ方
向の屈折率をnzとした場合に、nx>nz>nyの関
係を満たし、前記延伸軸が前記第2の配向処理方向に対
し25°〜45°で交差するように配置された2軸性の
第1の位相差板と、前記第1の液晶セルと前記第2の偏
光板の間に配置され、その延伸軸方向の屈折率をnx,
延伸軸に直交する方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折
率をnzとした場合に、nx>nz>nyの関係を満た
し、前記延伸軸が前記第2の配向処理方向に対し0°〜
20°で交差するように配置された2軸性の第2の位相
差板と、より構成されることを特徴とする。
ー液晶表示素子は、対向して配置された第1と第2の基
板と、前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成さ
れた第1と第2の電極と、前記第1の電極と前記第1の
基板上に形成され、第1の配向処理方向に配向処理が施
された第1の配向膜と、前記第2の電極と前記第2の基
板上に形成され、第2の配向処理方向に配向処理が施さ
れた第2の配向膜と、前記第1と第2の配向膜の間に封
止され、前記第1と第2の配向膜の配向処理に従って2
30°〜270°ツイストして配向され、その光学異方
性Δnと厚さdの積Δn・dが実質的に1250nm〜
1450nmの値を有する液晶と、より構成される第1
の液晶セルと、対向面に電極が形成され、対向して配置
された第3と第4の基板と、前記第3と第4の基板間に
70°〜110°ツイスト配向して封止され、Δn・d
が380nm〜580nmの値を有する液晶と、より構
成され、前記第1の液晶セルに積層された第2の液晶セ
ルと、前記第2の液晶セルの外側に配置され、その透過
軸が第2の配向処理方向を基準として反時計回り方向へ
0°〜20°又は時計回り方向へ70°〜90°傾いた
方向で交差するように配置された第1の偏光板と、前記
第1の液晶セルの外側に配置され、その透過軸が第2の
配向処理方向に対し35°〜55°で交差するように配
置された第2の偏光板と、前記第1の液晶セルと前記第
2の液晶セルの間に配置され、その延伸軸方向の屈折率
をnx,延伸軸に直交する方向の屈折率をny,厚さ方
向の屈折率をnzとした場合に、nx>nz>nyの関
係を満たし、前記延伸軸が前記第2の配向処理方向に対
し25°〜45°で交差するように配置された2軸性の
第1の位相差板と、前記第1の液晶セルと前記第2の偏
光板の間に配置され、その延伸軸方向の屈折率をnx,
延伸軸に直交する方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折
率をnzとした場合に、nx>nz>nyの関係を満た
し、前記延伸軸が前記第2の配向処理方向に対し0°〜
20°で交差するように配置された2軸性の第2の位相
差板と、より構成されることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、第2の液晶セルの配向状態
を切り換えることにより、表示色の補色も表示でき表示
色が倍増し、多彩なカラー画像を表示できる。また、厚
さ方向にも位相差を有し光学的に2軸性の位相差板を2
枚使用しているので、光が液晶層を垂直に透過したとき
と斜めに透過したときとの位相差が2枚の2軸性位相差
板を透過することにより補償され、視野角が広くなる。
更に、表示色は液晶層の複屈折作用だけでなく、これと
2枚の2軸性位相差板の各複屈折作用が加わって得られ
るものであり、複屈折作用の温度依存性が液晶層の複屈
折作用の温度依存性よりも小さい2軸性位相差板を2枚
使用しているから、温度変化により液晶層のリタデーシ
ョンが変化しても、その影響は相対的に小さい。従っ
て、温度変化に起因する表示色の変動を低減できる。
を切り換えることにより、表示色の補色も表示でき表示
色が倍増し、多彩なカラー画像を表示できる。また、厚
さ方向にも位相差を有し光学的に2軸性の位相差板を2
枚使用しているので、光が液晶層を垂直に透過したとき
と斜めに透過したときとの位相差が2枚の2軸性位相差
板を透過することにより補償され、視野角が広くなる。
更に、表示色は液晶層の複屈折作用だけでなく、これと
2枚の2軸性位相差板の各複屈折作用が加わって得られ
るものであり、複屈折作用の温度依存性が液晶層の複屈
折作用の温度依存性よりも小さい2軸性位相差板を2枚
使用しているから、温度変化により液晶層のリタデーシ
ョンが変化しても、その影響は相対的に小さい。従っ
て、温度変化に起因する表示色の変動を低減できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかる単純マトリク
ス駆動方式の液晶表示素子を図面を参照して説明する。 (第1実施例)まず、この発明の第1実施例にかかる単
純マトリクス駆動方式の反射型カラー液晶表示素子の構
成を図1及び図2を参照して説明する。
ス駆動方式の液晶表示素子を図面を参照して説明する。 (第1実施例)まず、この発明の第1実施例にかかる単
純マトリクス駆動方式の反射型カラー液晶表示素子の構
成を図1及び図2を参照して説明する。
【0009】図1は本実施例の液晶表示素子11の断面
構成を示す。図1において、符号12は第1の液晶セ
ル、32は第2の液晶セル、21、22は位相差板、2
3、24は偏光板、25は反射板をそれぞれ示す。
構成を示す。図1において、符号12は第1の液晶セ
ル、32は第2の液晶セル、21、22は位相差板、2
3、24は偏光板、25は反射板をそれぞれ示す。
【0010】第1の液晶セル12は、表示色を制御する
ためのものであり、ガラス基板(第1の基板)13とガ
ラス基板(第2の基板)14とが液晶を封入する微細間
隙(数μm間隔)を隔てて対向配置されて構成される。
両ガラス基板13、14の対向面には、ITO(インジ
ウムとスズの酸化物)等の透明導電材料からなる複数の
走査電極15と複数の信号電極16とが交差した状態で
それぞれ配設されている。
ためのものであり、ガラス基板(第1の基板)13とガ
ラス基板(第2の基板)14とが液晶を封入する微細間
隙(数μm間隔)を隔てて対向配置されて構成される。
両ガラス基板13、14の対向面には、ITO(インジ
ウムとスズの酸化物)等の透明導電材料からなる複数の
走査電極15と複数の信号電極16とが交差した状態で
それぞれ配設されている。
【0011】配向膜17、18は、ガラス基板13、1
4の内面に配設された走査電極15及び信号電極16の
表面に設けられ、液晶分子の配向方向を規制するための
ものである。配向膜17、18の表面には、ラビング処
理等の配向処理が施されており、近接する液晶分子の長
軸方向を配向処理方向に沿わせる。シール材19は、ガ
ラス基板13、14の間の周辺部に配設され、ガラス基
板13と14の間を所定間隔に保持すると共に液晶を封
止する。
4の内面に配設された走査電極15及び信号電極16の
表面に設けられ、液晶分子の配向方向を規制するための
ものである。配向膜17、18の表面には、ラビング処
理等の配向処理が施されており、近接する液晶分子の長
軸方向を配向処理方向に沿わせる。シール材19は、ガ
ラス基板13、14の間の周辺部に配設され、ガラス基
板13と14の間を所定間隔に保持すると共に液晶を封
止する。
【0012】液晶層20は、カイラル液晶が添加された
ネマティック液晶等から構成され、配向膜17、18の
配向規制力に従って、液晶分子が250°±20°(望
ましくは±10°)のツイスト角でねじれ配向した状態
となっている。液晶の光学異方性Δnと液晶層20の層
厚dの積Δn・dは1350nm±100nmに設定さ
れる。
ネマティック液晶等から構成され、配向膜17、18の
配向規制力に従って、液晶分子が250°±20°(望
ましくは±10°)のツイスト角でねじれ配向した状態
となっている。液晶の光学異方性Δnと液晶層20の層
厚dの積Δn・dは1350nm±100nmに設定さ
れる。
【0013】第2の液晶セル32は、補色を表示させる
ためのもので、液晶分子のツイスト角が90°±20°
のツイステッドネマティック型セルである。第2の液晶
セル32は、ガラス基板(第3の基板)33とガラス基
板(第4の基板)34とが液晶を封入する微細間隙(数
μm間隔、例えば、6.8μm)を隔てて対向配置され
て構成される。ガラス基板33、34の対向面には、透
明導電材料からなる複数の走査電極35と複数の信号電
極36とが交差した状態でそれぞれ配設されている。配
向膜37、38は、ガラス基板33、34の内面に配設
された走査電極35及び信号電極36の表面に設けら
れ、配向処理が施されている。シール材39は、ガラス
基板33、34の間の周辺部に配設され、ガラス基板3
3と34の間を所定間隔に保持すると共に液晶を封止す
る。液晶層40は、カイラル液晶が添加されたネマティ
ック液晶等から構成され、配向膜37、38の配向規制
力に従って、液晶分子が90°±20°(望ましくは±
10°)のツイスト角でねじれ配向した状態となってい
る。液晶層40のΔn・dは480nm±100nmに
設定される。
ためのもので、液晶分子のツイスト角が90°±20°
のツイステッドネマティック型セルである。第2の液晶
セル32は、ガラス基板(第3の基板)33とガラス基
板(第4の基板)34とが液晶を封入する微細間隙(数
μm間隔、例えば、6.8μm)を隔てて対向配置され
て構成される。ガラス基板33、34の対向面には、透
明導電材料からなる複数の走査電極35と複数の信号電
極36とが交差した状態でそれぞれ配設されている。配
向膜37、38は、ガラス基板33、34の内面に配設
された走査電極35及び信号電極36の表面に設けら
れ、配向処理が施されている。シール材39は、ガラス
基板33、34の間の周辺部に配設され、ガラス基板3
3と34の間を所定間隔に保持すると共に液晶を封止す
る。液晶層40は、カイラル液晶が添加されたネマティ
ック液晶等から構成され、配向膜37、38の配向規制
力に従って、液晶分子が90°±20°(望ましくは±
10°)のツイスト角でねじれ配向した状態となってい
る。液晶層40のΔn・dは480nm±100nmに
設定される。
【0014】位相差板21は、その平面上の延伸軸方向
(最大屈折率方向)の屈折率をnx,平面上で延伸軸に
直交する方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnz
とした場合に、nx>nz>nyの関係を満たし、厚み
方向にも位相差を有する2軸性の位相差板であり、その
屈折率異方性Δn=nx−nyと厚さdの積Δn・dが
1600nm±30nm、Nz値が0.3〜0.7、望
ましくは、0.45±0.1のものである。なお、Nz
値は次式のように定義される。 Nz=(nx−nz)/(nx−ny) ここで、nxは平面上で最大の屈折率、nyは平面上で
屈折率が最大の方向に直交する方向の屈折率、nzは厚
さ方向の屈折率である。位相差板22も2軸性の位相差
板であり、そのΔn・dが1550nm±30nm、N
z値が0.3〜0.7、望ましくは、0.45±0.1
のものである。
(最大屈折率方向)の屈折率をnx,平面上で延伸軸に
直交する方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnz
とした場合に、nx>nz>nyの関係を満たし、厚み
方向にも位相差を有する2軸性の位相差板であり、その
屈折率異方性Δn=nx−nyと厚さdの積Δn・dが
1600nm±30nm、Nz値が0.3〜0.7、望
ましくは、0.45±0.1のものである。なお、Nz
値は次式のように定義される。 Nz=(nx−nz)/(nx−ny) ここで、nxは平面上で最大の屈折率、nyは平面上で
屈折率が最大の方向に直交する方向の屈折率、nzは厚
さ方向の屈折率である。位相差板22も2軸性の位相差
板であり、そのΔn・dが1550nm±30nm、N
z値が0.3〜0.7、望ましくは、0.45±0.1
のものである。
【0015】偏光板23、24は、入射光のうち、吸収
軸方向の偏光成分を遮断(吸収)し、それと直交する偏
光成分を透過させるものである。反射板25は、偏光板
24の下面に設けられ、偏光板24を透過した光を第1
の液晶セル12側に反射するものである。
軸方向の偏光成分を遮断(吸収)し、それと直交する偏
光成分を透過させるものである。反射板25は、偏光板
24の下面に設けられ、偏光板24を透過した光を第1
の液晶セル12側に反射するものである。
【0016】図2(A)〜(F)は、液晶セル12、3
2の配向処理方向と位相差板21、22の光軸と偏光板
23、24の透過軸の組み合わせの一例を、各構成要素
毎の平面図で模式的に示した図である。なお、図2
(E)中の一点鎖線Sは表示面の左右方向に沿う基準線
であり、説明の便宜上設けたものである。
2の配向処理方向と位相差板21、22の光軸と偏光板
23、24の透過軸の組み合わせの一例を、各構成要素
毎の平面図で模式的に示した図である。なお、図2
(E)中の一点鎖線Sは表示面の左右方向に沿う基準線
であり、説明の便宜上設けたものである。
【0017】図2(E)に示すように、第1の液晶セル
12の下側の配向膜18に施された配向処理の方向(配
向処理方向)18aは、基準線Sに対して35°±10
°傾いて設定されている。上側の配向膜17の配向処理
方向17aは、配向膜18の配向処理方向18aを基準
として、70°±10°傾いた方向に設定されている。
液晶層20の液晶分子は、下側のガラス基板14から上
側のガラス基板13に向かって時計回りに250°±2
0°(望ましくは、±10°)ツイストした配向状態と
なる。
12の下側の配向膜18に施された配向処理の方向(配
向処理方向)18aは、基準線Sに対して35°±10
°傾いて設定されている。上側の配向膜17の配向処理
方向17aは、配向膜18の配向処理方向18aを基準
として、70°±10°傾いた方向に設定されている。
液晶層20の液晶分子は、下側のガラス基板14から上
側のガラス基板13に向かって時計回りに250°±2
0°(望ましくは、±10°)ツイストした配向状態と
なる。
【0018】図2(A)に示すように、偏光板23の透
過軸23aは、配向膜18の配向処理方向18aに対し
て40°±10°(基準線Sに対して5°±10°)で
交差するように設定されている。図2(B)に示すよう
に、第2の液晶セル32の下側の配向膜38に施された
配向処理方向38aは、配向膜18の配向処理方向18
aに対して40°±10°で交差するように、即ち、偏
光板23の透過軸23aに平行となるように設定されて
いる。第2の液晶セル32の配向膜37に施された配向
処理方向37aは、配向膜38の配向処理方向38aを
基準として、90°±10°で交差する方向に設定され
ている。これにより液晶分子は、下側のガラス基板34
から上側のガラス基板33側に向かって時計回りに90
°±20°ツイストした配向状態となる。
過軸23aは、配向膜18の配向処理方向18aに対し
て40°±10°(基準線Sに対して5°±10°)で
交差するように設定されている。図2(B)に示すよう
に、第2の液晶セル32の下側の配向膜38に施された
配向処理方向38aは、配向膜18の配向処理方向18
aに対して40°±10°で交差するように、即ち、偏
光板23の透過軸23aに平行となるように設定されて
いる。第2の液晶セル32の配向膜37に施された配向
処理方向37aは、配向膜38の配向処理方向38aを
基準として、90°±10°で交差する方向に設定され
ている。これにより液晶分子は、下側のガラス基板34
から上側のガラス基板33側に向かって時計回りに90
°±20°ツイストした配向状態となる。
【0019】図2(C)に示すように、位相差板21
は、平面上で屈折率が最も大きくなる軸(延伸軸)21
aが、配向膜18の配向処理方向18aに対して25°
±10°(基準線Sに対して10°±10°)で交差す
るように設定されている。図2(D)に示すように、位
相差板22は、平面上で屈折率が最も大きくなる軸22
aが配向膜18の配向処理方向18aに対して15°±
10°(基準線Sに対して50°±10°)で交差する
ように設定されている。図2(F)に示すように、偏光
板24は、その透過軸24aが配向膜18の配向処理方
向18aに対して45°±10°(基準線Sに対して1
0°±10°)で交差するように設定されている。
は、平面上で屈折率が最も大きくなる軸(延伸軸)21
aが、配向膜18の配向処理方向18aに対して25°
±10°(基準線Sに対して10°±10°)で交差す
るように設定されている。図2(D)に示すように、位
相差板22は、平面上で屈折率が最も大きくなる軸22
aが配向膜18の配向処理方向18aに対して15°±
10°(基準線Sに対して50°±10°)で交差する
ように設定されている。図2(F)に示すように、偏光
板24は、その透過軸24aが配向膜18の配向処理方
向18aに対して45°±10°(基準線Sに対して1
0°±10°)で交差するように設定されている。
【0020】次に、上記構成の液晶表示素子の着色原理
について説明する。初めに、第2の液晶セル32が配置
されていない場合を仮定する。この場合、図1の上方か
ら液晶表示素子11に入射する光は、偏光板23を透過
することにより直線偏光となり、さらに、位相差板2
1、22を透過する過程で、位相差板21、22の光学
的配置条件とリタデーション値に応じた偏光作用を受け
て波長毎に偏光状態が異なる楕円偏光となる。これらの
波長毎の楕円偏光は、第1の液晶セル12を通る過程
で、第1の液晶セル12の光学的配置条件とリタデーシ
ョン値に応じた偏光作用を受けて、さらに偏光状態が変
化する。位相差板21、22及び第1の液晶セル12に
よる偏光作用を受けた偏光状態が各々異なる各波長毎の
楕円偏光が偏光板24に入射すると、偏光板24の透過
軸24aに一致する偏光成分の光が偏光板24を透過す
る。
について説明する。初めに、第2の液晶セル32が配置
されていない場合を仮定する。この場合、図1の上方か
ら液晶表示素子11に入射する光は、偏光板23を透過
することにより直線偏光となり、さらに、位相差板2
1、22を透過する過程で、位相差板21、22の光学
的配置条件とリタデーション値に応じた偏光作用を受け
て波長毎に偏光状態が異なる楕円偏光となる。これらの
波長毎の楕円偏光は、第1の液晶セル12を通る過程
で、第1の液晶セル12の光学的配置条件とリタデーシ
ョン値に応じた偏光作用を受けて、さらに偏光状態が変
化する。位相差板21、22及び第1の液晶セル12に
よる偏光作用を受けた偏光状態が各々異なる各波長毎の
楕円偏光が偏光板24に入射すると、偏光板24の透過
軸24aに一致する偏光成分の光が偏光板24を透過す
る。
【0021】偏光板24を透過した光は、反射板25で
反射され、上述した光経路と逆の経路で液晶表示素子1
1の上面側に出射し、この出射光の分光強度がピークを
示す波長の表示色が得られる。位相差板21、22のリ
タデーションは固定値であり、第1の液晶セル12のリ
タデーションは、液晶分子の配向状態により定まる。従
って、第1の液晶セル12に印加する電圧値を変えて液
晶分子の配向状態を変化させることにより、第1の液晶
セル12における偏光作用を変化させ、表示色の色相及
び/又は輝度を変化させることができる。
反射され、上述した光経路と逆の経路で液晶表示素子1
1の上面側に出射し、この出射光の分光強度がピークを
示す波長の表示色が得られる。位相差板21、22のリ
タデーションは固定値であり、第1の液晶セル12のリ
タデーションは、液晶分子の配向状態により定まる。従
って、第1の液晶セル12に印加する電圧値を変えて液
晶分子の配向状態を変化させることにより、第1の液晶
セル12における偏光作用を変化させ、表示色の色相及
び/又は輝度を変化させることができる。
【0022】具体的に説明すると、走査電極15と信号
電極16の間に電圧を印加していない時には、液晶表示
素子11に入射した光は、位相差板21、22の偏光作
用と、液晶分子の初期配向に応じた偏光作用とを受け、
それに応じ、波長毎に偏光状態が異なる楕円偏光とな
る。そして、偏光板24を透過し、反射板25で反射さ
れ、逆の経路を経て液晶表示素子11の上面側に出射す
る際の出射光の色は、位相差板21、22のリタデーシ
ョンと初期配向状態の液晶層20のリタデーションに応
じた色となる。
電極16の間に電圧を印加していない時には、液晶表示
素子11に入射した光は、位相差板21、22の偏光作
用と、液晶分子の初期配向に応じた偏光作用とを受け、
それに応じ、波長毎に偏光状態が異なる楕円偏光とな
る。そして、偏光板24を透過し、反射板25で反射さ
れ、逆の経路を経て液晶表示素子11の上面側に出射す
る際の出射光の色は、位相差板21、22のリタデーシ
ョンと初期配向状態の液晶層20のリタデーションに応
じた色となる。
【0023】第1の液晶セル12の走査電極15と信号
電極16間に電圧を印加し、その実効電圧値を上昇させ
ると液晶分子が初期ツイスト状態から徐々に立ち上が
る。立ち上がった配向状態に応じて第1の液晶セル12
のリタデーションが変化し、液晶表示素子11に入射し
た光は、位相差板21、22の偏光作用と、第1の液晶
セル12の変化したリタデーションに応じた偏光作用と
を受け、それに応じた楕円偏光となる。そのため、その
時の表示色は、第1の液晶セル12に電圧を印加してい
ない時の表示色とは異なる。
電極16間に電圧を印加し、その実効電圧値を上昇させ
ると液晶分子が初期ツイスト状態から徐々に立ち上が
る。立ち上がった配向状態に応じて第1の液晶セル12
のリタデーションが変化し、液晶表示素子11に入射し
た光は、位相差板21、22の偏光作用と、第1の液晶
セル12の変化したリタデーションに応じた偏光作用と
を受け、それに応じた楕円偏光となる。そのため、その
時の表示色は、第1の液晶セル12に電圧を印加してい
ない時の表示色とは異なる。
【0024】第1の液晶セル12に液晶分子がほぼ垂直
配向する大きさの電圧を印加したときには、第1の液晶
セル12のリタデーションはほぼ”0”となる。よっ
て、第1の液晶セル12による偏光作用がほとんどなく
なり、液晶表示素子11に入射した光は、位相差板2
1、22の偏光作用のみによる楕円偏光となる。この楕
円偏光は、偏光板24、反射板25、及びその逆の経路
を経て液晶表示素子11から出射し、位相差板21、2
2のリタデーションに応じた色に着色される。
配向する大きさの電圧を印加したときには、第1の液晶
セル12のリタデーションはほぼ”0”となる。よっ
て、第1の液晶セル12による偏光作用がほとんどなく
なり、液晶表示素子11に入射した光は、位相差板2
1、22の偏光作用のみによる楕円偏光となる。この楕
円偏光は、偏光板24、反射板25、及びその逆の経路
を経て液晶表示素子11から出射し、位相差板21、2
2のリタデーションに応じた色に着色される。
【0025】次に、第2の液晶セル32の機能について
考える。第2の液晶セル32の液晶層40の液晶分子が
全て基板面に対し垂直に配向した状態では、第2の液晶
セル32は通過する光に対し、偏光作用を及ぼさない。
従って、液晶表示素子11の表示色は第2の液晶セル3
2が存在しない場合と同一になる。
考える。第2の液晶セル32の液晶層40の液晶分子が
全て基板面に対し垂直に配向した状態では、第2の液晶
セル32は通過する光に対し、偏光作用を及ぼさない。
従って、液晶表示素子11の表示色は第2の液晶セル3
2が存在しない場合と同一になる。
【0026】一方、第2の液晶セル32の液晶分子が初
期配向状態にある状態では、液晶分子は90°ツイスト
しており、第2の液晶セル32を通過する光を90°偏
光させる。このため、液晶表示素子11の表示色は第2
の液晶セル32が存在しない場合の表示色の補色とな
る。
期配向状態にある状態では、液晶分子は90°ツイスト
しており、第2の液晶セル32を通過する光を90°偏
光させる。このため、液晶表示素子11の表示色は第2
の液晶セル32が存在しない場合の表示色の補色とな
る。
【0027】従って、第1の液晶セル12の走査電極1
5と信号電極16間に印加する信号を制御して液晶層2
0に印加する実効電圧を制御することにより、液晶層2
0の複屈折性を制御して所望の色を表示することができ
る。さらに、第2の液晶セル32の走査電極35と信号
電極36間に印加する信号を制御して液晶層40に印加
する実効電圧を制御することにより、液晶層40の旋光
性を制御して、表示色をその補色に切り換えることでき
る。
5と信号電極16間に印加する信号を制御して液晶層2
0に印加する実効電圧を制御することにより、液晶層2
0の複屈折性を制御して所望の色を表示することができ
る。さらに、第2の液晶セル32の走査電極35と信号
電極36間に印加する信号を制御して液晶層40に印加
する実効電圧を制御することにより、液晶層40の旋光
性を制御して、表示色をその補色に切り換えることでき
る。
【0028】具体的に説明すると、第2の液晶セル32
に電圧を印加しない状態では、液晶層20への印加電圧
(実効電圧)の上昇に伴って、液晶表示素子11の表示
色は白→赤→青→緑と変化する。一方、第2の液晶セル
32に電圧を印加することにより、白をその補色である
黒に、赤をその補色であるシアンに、青をその補色であ
る黄色に、緑をその補色であるマゼンタに変換できる。
従って、図3に例示するように、外部から供給される画
像データが指示する色に応じて第1の液晶セル12の信
号電極15に印加する電圧(又はパルス幅)と第2の液
晶セル32の信号電極36に印加する電圧(又はパルス
幅)とを信号電極ドライバで制御することにより、画像
データにより指示された任意の色を表示できる。
に電圧を印加しない状態では、液晶層20への印加電圧
(実効電圧)の上昇に伴って、液晶表示素子11の表示
色は白→赤→青→緑と変化する。一方、第2の液晶セル
32に電圧を印加することにより、白をその補色である
黒に、赤をその補色であるシアンに、青をその補色であ
る黄色に、緑をその補色であるマゼンタに変換できる。
従って、図3に例示するように、外部から供給される画
像データが指示する色に応じて第1の液晶セル12の信
号電極15に印加する電圧(又はパルス幅)と第2の液
晶セル32の信号電極36に印加する電圧(又はパルス
幅)とを信号電極ドライバで制御することにより、画像
データにより指示された任意の色を表示できる。
【0029】上記構成によれば、厚さ方向にも位相差を
有し光学的に2軸性の位相差板21、22を使用してい
るので、光が液晶層20を垂直に透過したときと斜めに
透過したときとの位相差が2軸性の位相差板21、22
を透過することにより補償され、視野角が広くなる。ま
た、表示色は液晶層20、40の複屈折作用だけでな
く、これと2枚の2軸性の位相差板21、22の各複屈
折作用が加わって得られるものであり、複屈折作用の温
度依存性が液晶層20、40の複屈折作用の温度依存性
よりも小さい2軸性の位相差板21、22を2枚使用し
ているから、温度変化により液晶層20、40のリタデ
ーションが変化しても、その影響は相対的に小さい。従
って、温度変化に起因する表示色の変動を低減できる。
有し光学的に2軸性の位相差板21、22を使用してい
るので、光が液晶層20を垂直に透過したときと斜めに
透過したときとの位相差が2軸性の位相差板21、22
を透過することにより補償され、視野角が広くなる。ま
た、表示色は液晶層20、40の複屈折作用だけでな
く、これと2枚の2軸性の位相差板21、22の各複屈
折作用が加わって得られるものであり、複屈折作用の温
度依存性が液晶層20、40の複屈折作用の温度依存性
よりも小さい2軸性の位相差板21、22を2枚使用し
ているから、温度変化により液晶層20、40のリタデ
ーションが変化しても、その影響は相対的に小さい。従
って、温度変化に起因する表示色の変動を低減できる。
【0030】具体例 第1実施例の具体例として、配向膜17、18、37、
38の配向処理方向17a,18a、37a、38a、
位相差板21、22の延伸軸21a,22a、及び偏光
板23、24の透過軸23a,24aの配置角度を図2
(A)〜(F)示す各角度に設定し、液晶層20のΔn
・dを1390nmとし、液晶層40のΔn・dを48
0nmとしたカラー液晶表示素子を作成し、走査電極1
5、35と信号電極16、36に供給する信号を制御し
て、スタティック駆動した。
38の配向処理方向17a,18a、37a、38a、
位相差板21、22の延伸軸21a,22a、及び偏光
板23、24の透過軸23a,24aの配置角度を図2
(A)〜(F)示す各角度に設定し、液晶層20のΔn
・dを1390nmとし、液晶層40のΔn・dを48
0nmとしたカラー液晶表示素子を作成し、走査電極1
5、35と信号電極16、36に供給する信号を制御し
て、スタティック駆動した。
【0031】図4に示すように、液晶層40の印加実効
電圧が1.0V未満の状態(液晶がほぼ初期配向状態)
では、液晶層20の印加電圧の実効値が2.04V未満
では、この液晶表示素子11の表示色は白となり、2.
15V〜2.17Vでは赤となり、2.18V〜2.2
2Vでは青となり、2.26V以上ではその表示色は緑
となる。そして、各表示色は図5のCIE色度図に示す
ように、その色純度が高い。一方、液晶層40の印加実
効電圧が1.5V以上の状態(液晶分子がほぼ垂直配向
状態)では、液晶層20の印加電圧の実効値が2.04
V未満では、液晶表示素子11の表示色は黒となり、
2.15V〜2.17Vではシアンとなり、2.18V
〜2.22Vでは黄となり、2.26V以上ではその表
示色はマゼンタとなる。また、この具体例の液晶表示素
子は、温度変化に伴う表示色の変動が小さく、視野角が
広かった。
電圧が1.0V未満の状態(液晶がほぼ初期配向状態)
では、液晶層20の印加電圧の実効値が2.04V未満
では、この液晶表示素子11の表示色は白となり、2.
15V〜2.17Vでは赤となり、2.18V〜2.2
2Vでは青となり、2.26V以上ではその表示色は緑
となる。そして、各表示色は図5のCIE色度図に示す
ように、その色純度が高い。一方、液晶層40の印加実
効電圧が1.5V以上の状態(液晶分子がほぼ垂直配向
状態)では、液晶層20の印加電圧の実効値が2.04
V未満では、液晶表示素子11の表示色は黒となり、
2.15V〜2.17Vではシアンとなり、2.18V
〜2.22Vでは黄となり、2.26V以上ではその表
示色はマゼンタとなる。また、この具体例の液晶表示素
子は、温度変化に伴う表示色の変動が小さく、視野角が
広かった。
【0032】(第2実施例)上記実施例においては、2
枚の位相差板21、22を第1の液晶セル12と第2の
液晶セル32の間に配置したが、位相差板の位置は任意
であり、例えば、図5に示すように、位相差板21を第
1の液晶セル12と第2の液晶セル32の間に配置し、
位相差板22を第1の液晶セル12と偏光板24の間に
配置するようにしてもよい。このように位相差板21、
22を配置した場合の、配向膜17、18、37、38
の配向処理方向17a,18a、37a、38a、位相
差板21、22の延伸軸21a,22a、及び偏光板2
3、24の透過軸23a,24aの配置を図7(A)〜
(F)に示す。
枚の位相差板21、22を第1の液晶セル12と第2の
液晶セル32の間に配置したが、位相差板の位置は任意
であり、例えば、図5に示すように、位相差板21を第
1の液晶セル12と第2の液晶セル32の間に配置し、
位相差板22を第1の液晶セル12と偏光板24の間に
配置するようにしてもよい。このように位相差板21、
22を配置した場合の、配向膜17、18、37、38
の配向処理方向17a,18a、37a、38a、位相
差板21、22の延伸軸21a,22a、及び偏光板2
3、24の透過軸23a,24aの配置を図7(A)〜
(F)に示す。
【0033】図7(E)に示すように、第1の液晶セル
12の下側の配向膜18の配向処理方向18aは、基準
線Sに対してほぼ35°±10°で交差するように設定
されている。一方、第1の液晶セル12の上側の配向膜
17に施された配向処理方向17aは、配向膜18の配
向処理方向18aを基準として、70°±10°で交差
するように設定され、液晶層20の液晶分子は、下側の
ガラス基板14から上側のガラス基板13に向かって時
計回りに250°±20°(望ましくは±10°)ツイ
ストした配向状態となる。
12の下側の配向膜18の配向処理方向18aは、基準
線Sに対してほぼ35°±10°で交差するように設定
されている。一方、第1の液晶セル12の上側の配向膜
17に施された配向処理方向17aは、配向膜18の配
向処理方向18aを基準として、70°±10°で交差
するように設定され、液晶層20の液晶分子は、下側の
ガラス基板14から上側のガラス基板13に向かって時
計回りに250°±20°(望ましくは±10°)ツイ
ストした配向状態となる。
【0034】図7(A)に示すように、偏光板23の透
過軸23aは、第1の液晶セル12の配向膜18の配向
処理方向18aに対して10°±10°(基準線Sに対
して45°±10°)で交差するように設定されてい
る。図7(B)に示すように、第2の液晶セル32の下
側の配向膜38の配向処理方向38aは、配向膜18の
配向処理方向18aに対して10°±10°で交差する
ように、即ち、偏光板23の透過軸23aに平行に設定
されている。第2の液晶セル32の上側の配向膜37の
配向処理方向37aは、配向膜38の配向処理方向38
aを基準として、90°±10°で交差する方向に設定
されている。これにより液晶分子は、下側のガラス基板
34から上側のガラス基板33側に向かって時計回りに
90°±20°ツイストした配向状態となる。
過軸23aは、第1の液晶セル12の配向膜18の配向
処理方向18aに対して10°±10°(基準線Sに対
して45°±10°)で交差するように設定されてい
る。図7(B)に示すように、第2の液晶セル32の下
側の配向膜38の配向処理方向38aは、配向膜18の
配向処理方向18aに対して10°±10°で交差する
ように、即ち、偏光板23の透過軸23aに平行に設定
されている。第2の液晶セル32の上側の配向膜37の
配向処理方向37aは、配向膜38の配向処理方向38
aを基準として、90°±10°で交差する方向に設定
されている。これにより液晶分子は、下側のガラス基板
34から上側のガラス基板33側に向かって時計回りに
90°±20°ツイストした配向状態となる。
【0035】図7(C)に示すように、位相差板21
の、屈折率が最も大きくなる軸(延伸軸)21aは、配
向膜18の配向処理方向18aに対して35°±10°
(基準線Sに対して0°±10°)で交差するように設
定されている。図7(E)に示すように、位相差板22
の延伸軸22aは、配向膜18の配向処理方向18aに
対して10°±10°(基準線Sに対して45°±10
°)で交差するように設定されている。図7(F)に示
すように、偏光板24の透過軸24aは、配向膜18の
配向処理方向18aに対して45°±10°(基準線S
に対して10°±10°)で交差するように設定されて
いる。
の、屈折率が最も大きくなる軸(延伸軸)21aは、配
向膜18の配向処理方向18aに対して35°±10°
(基準線Sに対して0°±10°)で交差するように設
定されている。図7(E)に示すように、位相差板22
の延伸軸22aは、配向膜18の配向処理方向18aに
対して10°±10°(基準線Sに対して45°±10
°)で交差するように設定されている。図7(F)に示
すように、偏光板24の透過軸24aは、配向膜18の
配向処理方向18aに対して45°±10°(基準線S
に対して10°±10°)で交差するように設定されて
いる。
【0036】液晶層40のΔn・dは480nm±10
0nm、位相差板21のΔn・dは1600nm±30
nm、Nz値は0.3〜0.7(望ましくは0.45±
0.1)であり、液晶層20のΔn・dは1350nm
±100nmであり、位相差板22のΔn・dは160
0nm±30nm、Nz値は0.3〜0.7(望ましく
は0.45±0.1)である。
0nm、位相差板21のΔn・dは1600nm±30
nm、Nz値は0.3〜0.7(望ましくは0.45±
0.1)であり、液晶層20のΔn・dは1350nm
±100nmであり、位相差板22のΔn・dは160
0nm±30nm、Nz値は0.3〜0.7(望ましく
は0.45±0.1)である。
【0037】このような構成によれば、液晶層40に電
圧を印加しない状態で、液晶層20に電圧を印加すると
印加電圧の実効値の上昇に伴って表示色が赤紫、白、青
紫、黒と変化する。一方、液晶層40に閾値以上の電圧
を印加した状態では、これらの補色が表示される。従っ
て、走査電極15、35と信号電極16、36に印加す
る信号を印加することにより、表示色を制御してカラー
画像を表示することが可能となり、その表示色の数を通
常の2倍にすることができる。また、位相差板21、2
2として2軸性の位相差板を使用しているので、液晶セ
ルの厚み方向の位相差が大きくなり、視野角が改善され
る。さらに、表示色の温度による色ずれが低減される。
圧を印加しない状態で、液晶層20に電圧を印加すると
印加電圧の実効値の上昇に伴って表示色が赤紫、白、青
紫、黒と変化する。一方、液晶層40に閾値以上の電圧
を印加した状態では、これらの補色が表示される。従っ
て、走査電極15、35と信号電極16、36に印加す
る信号を印加することにより、表示色を制御してカラー
画像を表示することが可能となり、その表示色の数を通
常の2倍にすることができる。また、位相差板21、2
2として2軸性の位相差板を使用しているので、液晶セ
ルの厚み方向の位相差が大きくなり、視野角が改善され
る。さらに、表示色の温度による色ずれが低減される。
【0038】以上説明したように、この発明の第1及び
第2実施例の液晶表示素子によれば、液晶セル12と3
2の印加電圧を制御して表示色を制御し、任意のカラー
画像を表示できる。また、視野角が大きくなり、さら
に、温度変化による色ずれ等を低減できる。
第2実施例の液晶表示素子によれば、液晶セル12と3
2の印加電圧を制御して表示色を制御し、任意のカラー
画像を表示できる。また、視野角が大きくなり、さら
に、温度変化による色ずれ等を低減できる。
【0039】なお、この発明は上記第1及び第2実施例
に限定されない。例えば、第1実施例において、図8に
示すように、偏光板23の偏光軸23aを第1の液晶セ
ル12の配向膜18の配向処理方向18aに対して反時
計方向へ50°±10°(基準線Sに対して85°±1
0°)傾けて交差させ、第2実施例において、図9に示
すように、偏光板23の偏光軸23aを液晶セル12の
配向膜18の配向処理方向18aに対して時計方向へ8
0°±10°(基準線Sに対して45°±10°)傾け
て交差させことにより、図4に示す液晶40への印加電
圧と表示色の関係を逆にすることも可能である。このよ
うな配置とすることにより、液晶40が初期配向状態
(ほぼ90°ねじれ状態)の時に、黒、シアン、黄色、
マゼンタの各色を表示するようにできる。
に限定されない。例えば、第1実施例において、図8に
示すように、偏光板23の偏光軸23aを第1の液晶セ
ル12の配向膜18の配向処理方向18aに対して反時
計方向へ50°±10°(基準線Sに対して85°±1
0°)傾けて交差させ、第2実施例において、図9に示
すように、偏光板23の偏光軸23aを液晶セル12の
配向膜18の配向処理方向18aに対して時計方向へ8
0°±10°(基準線Sに対して45°±10°)傾け
て交差させことにより、図4に示す液晶40への印加電
圧と表示色の関係を逆にすることも可能である。このよ
うな配置とすることにより、液晶40が初期配向状態
(ほぼ90°ねじれ状態)の時に、黒、シアン、黄色、
マゼンタの各色を表示するようにできる。
【0040】また、上記実施例では、単純マトリクス方
式の液晶表示素子を例に本願発明を説明したが、本願発
明は、TFT(薄膜トランジスタ)等をアクティブ素子
として用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示素子
にも適用可能である。
式の液晶表示素子を例に本願発明を説明したが、本願発
明は、TFT(薄膜トランジスタ)等をアクティブ素子
として用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示素子
にも適用可能である。
【0041】上記実施例では、反射板25を偏光板24
側に有する反射型の液晶表示素子について説明したが、
反射板25を偏光板23側に配置しても同様の効果を得
ることができる。また、上記実施例では、反射板25を
備えた反射型の液晶表示素子について説明したが、この
発明は透過型の液晶表示素子にも適用可能である。
側に有する反射型の液晶表示素子について説明したが、
反射板25を偏光板23側に配置しても同様の効果を得
ることができる。また、上記実施例では、反射板25を
備えた反射型の液晶表示素子について説明したが、この
発明は透過型の液晶表示素子にも適用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、色純度の高い三原色と白及び黒を表示できフルカラ
ーで画像を表示でき、視野角を広くし、さらに、温度変
化に伴う色ずれを低減できる。
ば、色純度の高い三原色と白及び黒を表示できフルカラ
ーで画像を表示でき、視野角を広くし、さらに、温度変
化に伴う色ずれを低減できる。
【図1】この発明の第1実施例にかかる液晶表示素子の
断面図である。
断面図である。
【図2】第1実施例にかかる液晶表示素子における配向
処理の方向と、偏光板の透過軸と、位相差板の延伸軸の
位置関係を示す平面図である。
処理の方向と、偏光板の透過軸と、位相差板の延伸軸の
位置関係を示す平面図である。
【図3】第1と第2の液晶表示セルの駆動部の構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】第1実施例に係る液晶表示素子の印加電圧と表
示色の関係を示す図である。
示色の関係を示す図である。
【図5】第1実施例に係る液晶表示素子の色度図の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】この発明の第2実施例にかかる液晶表示素子の
断面図である。
断面図である。
【図7】第2実施例にかかる液晶表示素子における配向
処理の方向と、偏光板の透過軸と、位相差板の延伸軸の
位置関係を示す平面図である。
処理の方向と、偏光板の透過軸と、位相差板の延伸軸の
位置関係を示す平面図である。
【図8】第1実施例にかかる液晶表示素子における配向
処理の方向と、偏光板の透過軸の位置関係の変形例を示
す図である。
処理の方向と、偏光板の透過軸の位置関係の変形例を示
す図である。
【図9】第2実施例にかかる液晶表示素子における配向
処理の方向と、偏光板の透過軸の位置関係の変形例を示
す図である。
処理の方向と、偏光板の透過軸の位置関係の変形例を示
す図である。
11・・・液晶表示素子、12・・・第1の液晶セル、13・・
・ガラス基板、14・・・ガラス基板、15・・・走査電極、
16・・・信号電極、17・・・配向膜、18・・・配向膜、1
9・・・シール材、20・・・液晶層、21・・・位相差板、2
2・・・位相差板、23・・・偏光板、24・・・偏光板、25・
・・反射板、32・・・第2の液晶セル、33・・・ガラス基
板、34・・・ガラス基板、35・・・走査電極、36・・・信
号電極、37・・・配向膜、38・・・配向膜、39・・・シー
ル材、40・・・液晶層
・ガラス基板、14・・・ガラス基板、15・・・走査電極、
16・・・信号電極、17・・・配向膜、18・・・配向膜、1
9・・・シール材、20・・・液晶層、21・・・位相差板、2
2・・・位相差板、23・・・偏光板、24・・・偏光板、25・
・・反射板、32・・・第2の液晶セル、33・・・ガラス基
板、34・・・ガラス基板、35・・・走査電極、36・・・信
号電極、37・・・配向膜、38・・・配向膜、39・・・シー
ル材、40・・・液晶層
Claims (5)
- 【請求項1】対向して配置された第1と第2の基板と、
前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第
1と第2の電極と、前記第1の電極と前記第1の基板上
に形成され、第1の配向処理方向に配向処理が施された
第1の配向膜と、前記第2の電極と前記第2の基板上に
形成され、第2の配向処理方向に配向処理が施された第
2の配向膜と、前記第1と第2の配向膜の間に封止さ
れ、前記第1と第2の配向膜の配向処理に従って230
°〜270°ツイストして配向され、その光学異方性Δ
nと厚さdの積Δn・dが1250nm〜1450nm
の値を有する液晶と、より構成される第1の液晶セル
と、 対向面に電極が形成され、対向して配置された第3と第
4の基板と、前記第3と第4の基板間に70°〜110
°ツイスト配向して封止され、Δn・dが380nm〜
580nmの値を有する液晶と、より構成され、前記第
1の液晶セルに積層された第2の液晶セルと、 前記第2の液晶セルの外側に配置され、その透過軸が第
2の配向処理方向を基準として時計回り方向へ30°〜
50°又は反時計回り方向へ40°〜60°傾いた方向
で交差するように配置された第1の偏光板と、 前記第1の液晶セルの外側に配置され、その透過軸が第
2の配向処理方向に対し35°〜55°で交差するよう
に配置された第2の偏光板と、 前記第1の液晶セルと前記第2の液晶セルの間に配置さ
れ、その延伸軸方向の屈折率をnx,延伸軸に直交する
方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnzとした場
合に、nx>nz>nyの関係を満たし、前記延伸軸が
前記第2の配向処理方向に対し15°〜35°で交差す
るように配置された2軸性の第1の位相差板と、 前記第1の液晶セルと前記第1の位相差板の間に配置さ
れ、その延伸軸方向の屈折率をnx,延伸軸に直交する
方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnzとした場
合に、nx>nz>nyの関係を満たし、前記延伸軸が
前記第2の配向処理方向に対し5°〜25°で交差する
ように配置された2軸性の第2の位相差板と、 より構成されることを特徴とするカラー液晶表示素子。 - 【請求項2】前記第1の位相差板はΔn・dが1600
nm±30nm、Nz値が0.3〜0.7の2軸性の位
相差板であり、 前記第2の位相差板はΔn・dが1550nm±30n
m、Nz値が0.3〜0.7の2軸性の位相差板であ
る、ことを特徴とする請求項1に記載のカラー液晶表示
素子。 - 【請求項3】対向して配置された第1と第2の基板と、
前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第
1と第2の電極と、前記第1の電極と前記第1の基板上
に形成され、第1の配向処理方向に配向処理が施された
第1の配向膜と、前記第2の電極と前記第2の基板上に
形成され、第2の配向処理方向に配向処理が施された第
2の配向膜と、前記第1と第2の配向膜の間に封止さ
れ、前記第1と第2の配向膜の配向処理に従って230
°〜270°ツイストして配向され、その光学異方性Δ
nと厚さdの積Δn・dが実質的に1250nm〜14
50nmの値を有する液晶と、より構成される第1の液
晶セルと、 対向面に電極が形成され、対向して配置された第3と第
4の基板と、前記第3と第4の基板間に70°〜110
°ツイスト配向して封止され、Δn・dが380nm〜
580nmの値を有する液晶と、より構成され、前記第
1の液晶セルに積層された第2の液晶セルと、 前記第2の液晶セルの外側に配置され、その透過軸が第
2の配向処理方向を基準として反時計回り方向へ0°〜
20°又は時計回り方向へ70°〜90°傾いた方向で
交差するように配置された第1の偏光板と、 前記第1の液晶セルの外側に配置され、その透過軸が第
2の配向処理方向に対し35°〜55°で交差するよう
に配置された第2の偏光板と、 前記第1の液晶セルと前記第2の液晶セルの間に配置さ
れ、その延伸軸方向の屈折率をnx,延伸軸に直交する
方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnzとした場
合に、nx>nz>nyの関係を満たし、前記延伸軸が
前記第2の配向処理方向に対し25°〜45°で交差す
るように配置された2軸性の第1の位相差板と、 前記第1の液晶セルと前記第2の偏光板の間に配置さ
れ、その延伸軸方向の屈折率をnx,延伸軸に直交する
方向の屈折率をny,厚さ方向の屈折率をnzとした場
合に、nx>nz>nyの関係を満たし、前記延伸軸が
前記第2の配向処理方向に対し0°〜20°で交差する
ように配置された2軸性の第2の位相差板と、 より構成されることを特徴とするカラー液晶表示素子。 - 【請求項4】前記第1と第2の位相差板はΔn・dが1
600nm±30nm、Nz値が0.3〜0.7の2軸
性の位相差板であることを特徴とする請求項3に記載の
カラー液晶表示素子。 - 【請求項5】前記第1と第2の偏光板の一方の外側に反
射板を備え、反射型であることを特徴とする請求項1乃
至4のいずれか1つに記載のカラー液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111792A JPH07294910A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | カラー液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111792A JPH07294910A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | カラー液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294910A true JPH07294910A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14570275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6111792A Pending JPH07294910A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | カラー液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07294910A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5838408A (en) * | 1994-10-26 | 1998-11-17 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal device and electronic equipment using the same |
| CN103033985A (zh) * | 2012-12-10 | 2013-04-10 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种液晶显示装置及其制备方法 |
| CN110168435A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-08-23 | 松下知识产权经营株式会社 | 图像显示装置 |
| JP2024057442A (ja) * | 2022-10-12 | 2024-04-24 | シャープディスプレイテクノロジー株式会社 | 表示装置 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6111792A patent/JPH07294910A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5838408A (en) * | 1994-10-26 | 1998-11-17 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal device and electronic equipment using the same |
| CN103033985A (zh) * | 2012-12-10 | 2013-04-10 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种液晶显示装置及其制备方法 |
| CN110168435A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-08-23 | 松下知识产权经营株式会社 | 图像显示装置 |
| JP2024057442A (ja) * | 2022-10-12 | 2024-04-24 | シャープディスプレイテクノロジー株式会社 | 表示装置 |
| US12158658B2 (en) | 2022-10-12 | 2024-12-03 | Sharp Display Technology Corporation | Display device comprising a transflective layer disposed between a design layer having a first design and an inverted design layer having a second design overlaid with the first design |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |