JPH07333601A - カラー液晶表示素子 - Google Patents
カラー液晶表示素子Info
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- JPH07333601A JPH07333601A JP6152671A JP15267194A JPH07333601A JP H07333601 A JPH07333601 A JP H07333601A JP 6152671 A JP6152671 A JP 6152671A JP 15267194 A JP15267194 A JP 15267194A JP H07333601 A JPH07333601 A JP H07333601A
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- liquid crystal
- refractive index
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 純度の高い色を表示できる複屈折制御方式の
カラー液晶表示素子を提供することである。 【構成】 複屈折制御型のカラー液晶表示素子は、一対
の基板13、14間にツイスト配向している液晶層20
を封止した液晶セル12と液晶セル12を挟んで配置さ
れた一対の偏光板23、24から構成される。偏光板2
3、24の間には、その屈折率が複素数で表される複素
屈折素子21、22が配置される。複素屈折素子の屈折
率の虚数項の係数kは波長が長くなるに従って小さくな
る特性を有する。
カラー液晶表示素子を提供することである。 【構成】 複屈折制御型のカラー液晶表示素子は、一対
の基板13、14間にツイスト配向している液晶層20
を封止した液晶セル12と液晶セル12を挟んで配置さ
れた一対の偏光板23、24から構成される。偏光板2
3、24の間には、その屈折率が複素数で表される複素
屈折素子21、22が配置される。複素屈折素子の屈折
率の虚数項の係数kは波長が長くなるに従って小さくな
る特性を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印加電圧を変化させ
ることにより複屈折を制御してカラー画像を表示するカ
ラー液晶表示素子に関し、特に、複素屈折素子を用いて
純度の高い三原色を表示できるカラー液晶表示素子に関
する。
ることにより複屈折を制御してカラー画像を表示するカ
ラー液晶表示素子に関し、特に、複素屈折素子を用いて
純度の高い三原色を表示できるカラー液晶表示素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶に電界を印加して液晶分子の
配列を変形し、その際に生ずる複屈折性の変化を利用し
て画素単位で任意の色を表示してカラー画像を表示する
複屈折制御方式のカラー液晶表示素子が知られている。
配列を変形し、その際に生ずる複屈折性の変化を利用し
て画素単位で任意の色を表示してカラー画像を表示する
複屈折制御方式のカラー液晶表示素子が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の複屈折
制御方式のカラー液晶表示素子は、表示色の色純度が低
く、美しいカラー画像を表示できないという問題があ
る。特に、波長の長い赤色の光を波長の短い緑や青の光
から分離することが難しく、混色が起こり、色純度の低
い赤又は赤に近い色しか表示できないという問題があ
る。より詳細に説明すると、印加電界の変化に対し、各
色の光の透過光強度は周期的に変化するが、波長の長い
赤の光の強度変化の周期は、緑や青の強度変化よりも長
い。このため、赤の光の透過率が高い電圧範囲において
は、青や緑の光強度にもピークが発生し、赤の光を青や
緑の光から分離しにくい。
制御方式のカラー液晶表示素子は、表示色の色純度が低
く、美しいカラー画像を表示できないという問題があ
る。特に、波長の長い赤色の光を波長の短い緑や青の光
から分離することが難しく、混色が起こり、色純度の低
い赤又は赤に近い色しか表示できないという問題があ
る。より詳細に説明すると、印加電界の変化に対し、各
色の光の透過光強度は周期的に変化するが、波長の長い
赤の光の強度変化の周期は、緑や青の強度変化よりも長
い。このため、赤の光の透過率が高い電圧範囲において
は、青や緑の光強度にもピークが発生し、赤の光を青や
緑の光から分離しにくい。
【0004】また、従来の複屈折制御方式のカラー液晶
表示素子は視野角が狭く、見る方向により表示色が容易
に変化するという欠点がある。さらに、従来の複屈折制
御方式のカラー液晶表示素子では、温度変化等による液
晶層のリタデーションの変化により複屈折性が変化し、
表示色が変化してしまうという問題がある。
表示素子は視野角が狭く、見る方向により表示色が容易
に変化するという欠点がある。さらに、従来の複屈折制
御方式のカラー液晶表示素子では、温度変化等による液
晶層のリタデーションの変化により複屈折性が変化し、
表示色が変化してしまうという問題がある。
【0005】カラー液晶表示素子としては、各画素に
赤、青又は緑のフィルタを配置し、各画素の輝度を制御
することにより、カラー画像を表示する素子も知られて
いる。しかし、この種のカラー液晶表示素子は、3つの
画素で実質的な1つのドットを表現するため、多くの画
素が必要となり、その多数の画素にフィルタを配置する
ために素子が高密度化し、製造が困難である。また、カ
ラーフィルタの光透過率が低いため、バックライト等の
専用光源を用いない反射型では、表示が暗くなるという
問題を備えている。
赤、青又は緑のフィルタを配置し、各画素の輝度を制御
することにより、カラー画像を表示する素子も知られて
いる。しかし、この種のカラー液晶表示素子は、3つの
画素で実質的な1つのドットを表現するため、多くの画
素が必要となり、その多数の画素にフィルタを配置する
ために素子が高密度化し、製造が困難である。また、カ
ラーフィルタの光透過率が低いため、バックライト等の
専用光源を用いない反射型では、表示が暗くなるという
問題を備えている。
【0006】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、色の純度が高く、反射型でも明るいカラー表示を可
能とする複屈折制御方式のカラー液晶表示素子を提供す
ることを目的とする。また、この発明は、視野角が広
く、温度による表示色の変化の小さい複屈折制御方式の
カラー液晶表示素子を提供することを他の目的とする。
で、色の純度が高く、反射型でも明るいカラー表示を可
能とする複屈折制御方式のカラー液晶表示素子を提供す
ることを目的とする。また、この発明は、視野角が広
く、温度による表示色の変化の小さい複屈折制御方式の
カラー液晶表示素子を提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るカラー液晶表示素子
は、対向して配置された第1と第2の基板と、前記第1
と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第1と第2
の電極と、前記第1の電極と前記第1の基板上に形成さ
れ、第1の配向方向に配向処理が施された第1の配向膜
と、前記第2の電極と前記第2の基板上に形成され、第
2の配向方向に配向処理が施された第2の配向膜と、前
記第1と第2の配向膜の間に封止され、その分子が前記
第1と第2の配向膜の配向処理に従ってツイストして配
向され、前記第1と第2の電極間に印加される電圧に応
じて分子の配向状態が変化し、この分子の配向状態に応
じて透過する光の偏光状態を変化させる液晶と、前記第
1の基板の外側に配置された第1の偏光板と、前記第2
の基板の外側に配置された第2の偏光板と、前記第1の
偏光板と前記第2の偏光板の間に配置され、複屈折性を
備えると共にその屈折率をn、光吸収係数をkとした場
合に、数式12の複素数で表される複素屈折率Nを備
え、光吸収係数kが波長が長くなるに従って小さくなる
特性を有する光学素子と、
め、この発明の第1の観点に係るカラー液晶表示素子
は、対向して配置された第1と第2の基板と、前記第1
と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第1と第2
の電極と、前記第1の電極と前記第1の基板上に形成さ
れ、第1の配向方向に配向処理が施された第1の配向膜
と、前記第2の電極と前記第2の基板上に形成され、第
2の配向方向に配向処理が施された第2の配向膜と、前
記第1と第2の配向膜の間に封止され、その分子が前記
第1と第2の配向膜の配向処理に従ってツイストして配
向され、前記第1と第2の電極間に印加される電圧に応
じて分子の配向状態が変化し、この分子の配向状態に応
じて透過する光の偏光状態を変化させる液晶と、前記第
1の基板の外側に配置された第1の偏光板と、前記第2
の基板の外側に配置された第2の偏光板と、前記第1の
偏光板と前記第2の偏光板の間に配置され、複屈折性を
備えると共にその屈折率をn、光吸収係数をkとした場
合に、数式12の複素数で表される複素屈折率Nを備
え、光吸収係数kが波長が長くなるに従って小さくなる
特性を有する光学素子と、
【数12】N=n−ik(iは虚数) より構成されることを特徴とする。
【0008】また、この発明の第2の観点に係るカラー
液晶表示素子は、対向して配置された第1と第2の基板
と、前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成され
た第1と第2の電極と、前記第1と第2の基板間に封止
され、前記第1と第2の電極間に印加される電圧に応じ
て配向状態が変化する液晶と、前記第1の基板の外側に
配置された第1の偏光板と、前記第2の基板の外側に配
置された第2の偏光板と、前記第1の偏光板と前記第2
の偏光板の間に配置され、複屈折性を備えると共にその
屈折率をn、光吸収係数をkとした場合に、数式13の
複素数で表される複素屈折率Nを備え、光吸収係数kが
波長が長くなるに従って小さくなる特性を有する光学素
子と、
液晶表示素子は、対向して配置された第1と第2の基板
と、前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成され
た第1と第2の電極と、前記第1と第2の基板間に封止
され、前記第1と第2の電極間に印加される電圧に応じ
て配向状態が変化する液晶と、前記第1の基板の外側に
配置された第1の偏光板と、前記第2の基板の外側に配
置された第2の偏光板と、前記第1の偏光板と前記第2
の偏光板の間に配置され、複屈折性を備えると共にその
屈折率をn、光吸収係数をkとした場合に、数式13の
複素数で表される複素屈折率Nを備え、光吸収係数kが
波長が長くなるに従って小さくなる特性を有する光学素
子と、
【数13】N=n−ik(iは虚数) より構成されることを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明のカラー液晶表示素子は複素屈折率を
有する光学素子(以下、複素屈折素子という)を備えて
おり、その複素屈折率N(=n−ik)の虚数項の係数
k(光吸収係数)が波長に対し負の傾きを有する(波長
が長くなるに従って小さくなる)。従って、波長の長い
光程この液晶表示素子を透過し易い。このため、赤の波
長域の光が一定の強度を維持する印加電界の範囲におい
て、緑や青の波長域の光の強度は従来より弱くなる。こ
のため、赤の光に対する緑や青の光の混入を低減し、色
純度の高い赤を表示できる。
有する光学素子(以下、複素屈折素子という)を備えて
おり、その複素屈折率N(=n−ik)の虚数項の係数
k(光吸収係数)が波長に対し負の傾きを有する(波長
が長くなるに従って小さくなる)。従って、波長の長い
光程この液晶表示素子を透過し易い。このため、赤の波
長域の光が一定の強度を維持する印加電界の範囲におい
て、緑や青の波長域の光の強度は従来より弱くなる。こ
のため、赤の光に対する緑や青の光の混入を低減し、色
純度の高い赤を表示できる。
【0010】また、厚さ方向の屈折率とこれに直交する
平面方向の屈折率とが互いに異なる複素屈折素子を用い
ることにより、光が液晶層を垂直に透過したときと斜め
に透過したときとの位相差が補償され、視野角が広くな
る。また、表示色は液晶層の複屈折作用だけでなく、こ
れと複素屈折素子の複屈折作用が加わって得られるもの
であり、温度変化により液晶層のリタデーションが変化
しても、その影響は相対的に小さい。従って、温度変化
に起因する表示色の変動を低減できる。
平面方向の屈折率とが互いに異なる複素屈折素子を用い
ることにより、光が液晶層を垂直に透過したときと斜め
に透過したときとの位相差が補償され、視野角が広くな
る。また、表示色は液晶層の複屈折作用だけでなく、こ
れと複素屈折素子の複屈折作用が加わって得られるもの
であり、温度変化により液晶層のリタデーションが変化
しても、その影響は相対的に小さい。従って、温度変化
に起因する表示色の変動を低減できる。
【0011】
【実施例】以下、複素屈折素子を用いたカラー液晶表示
素子の実施例を図面を参照して説明する。 (第1実施例)まず、この発明の第1実施例に係る単純
マトリクス型で複屈折制御方式の反射型カラー液晶表示
素子の構成を図1及び図2を参照して説明する。
素子の実施例を図面を参照して説明する。 (第1実施例)まず、この発明の第1実施例に係る単純
マトリクス型で複屈折制御方式の反射型カラー液晶表示
素子の構成を図1及び図2を参照して説明する。
【0012】図1は本実施例のカラー液晶表示素子11
の構成を示す断面図、図2はカラー液晶表示素子11の
各光学軸の配置を示す平面図である。図1において、液
晶セル12は、第1の基板(以下、上ガラス基板)13
と第2の基板(以下、下ガラス基板)14とが液晶層を
封入する微細間隙、例えば、6.8μm隔てて対向配置
されて構成される。ガラス基板13、14の対向面に
は、ITO(インジウムとスズの酸化物)等の透明導電
材料からなる複数の走査電極15と複数の信号電極16
とが交差した状態でそれぞれ配設されている。
の構成を示す断面図、図2はカラー液晶表示素子11の
各光学軸の配置を示す平面図である。図1において、液
晶セル12は、第1の基板(以下、上ガラス基板)13
と第2の基板(以下、下ガラス基板)14とが液晶層を
封入する微細間隙、例えば、6.8μm隔てて対向配置
されて構成される。ガラス基板13、14の対向面に
は、ITO(インジウムとスズの酸化物)等の透明導電
材料からなる複数の走査電極15と複数の信号電極16
とが交差した状態でそれぞれ配設されている。
【0013】配向膜17、18は、液晶セル12のガラ
ス基板13、14の内面に配設された走査電極15及び
信号電極16の表面に設けられ、液晶分子の配向方向を
規制するためのものである。配向膜17、18は、ラビ
ング等の配向処理が施されており、近接する液晶分子の
長軸方向をその配向処理方向に沿わせる。シール材19
は、上下のガラス基板13、14の間の周辺部に配設さ
れ、ガラス基板13と14の間を所定間隔に保持すると
ともに、その領域に液晶を封止するものである。
ス基板13、14の内面に配設された走査電極15及び
信号電極16の表面に設けられ、液晶分子の配向方向を
規制するためのものである。配向膜17、18は、ラビ
ング等の配向処理が施されており、近接する液晶分子の
長軸方向をその配向処理方向に沿わせる。シール材19
は、上下のガラス基板13、14の間の周辺部に配設さ
れ、ガラス基板13と14の間を所定間隔に保持すると
ともに、その領域に液晶を封止するものである。
【0014】液晶層20は、カイラル液晶が添加された
ネマティック液晶等から構成され、配向膜17、18の
配向規制力に従って、液晶分子が250°±20°(望
ましくは、±10°)のツイスト角でねじれ配向した状
態となっている。液晶の光学異方性Δnは約0.2、液
晶層20の層厚dは約6.8μmに設定される。即ち、
Δn・d=1360nm±100nmに設定される。
ネマティック液晶等から構成され、配向膜17、18の
配向規制力に従って、液晶分子が250°±20°(望
ましくは、±10°)のツイスト角でねじれ配向した状
態となっている。液晶の光学異方性Δnは約0.2、液
晶層20の層厚dは約6.8μmに設定される。即ち、
Δn・d=1360nm±100nmに設定される。
【0015】複素屈折素子21はその屈折率が複素数で
定義されるものであり、その厚さ方向に直交する平面上
で屈折率が最大となる方向(面内延伸方向)をx方向、
その平面上でx方向に直交する方向をy方向、厚み方向
をz方向とした場合に、各方向の複素屈折率Nx、Ny、
Nzは数式14〜数式16で示される。
定義されるものであり、その厚さ方向に直交する平面上
で屈折率が最大となる方向(面内延伸方向)をx方向、
その平面上でx方向に直交する方向をy方向、厚み方向
をz方向とした場合に、各方向の複素屈折率Nx、Ny、
Nzは数式14〜数式16で示される。
【数14】N=nx−ikx
【数15】Ny=ny−iky
【数16】Nz=nz−ikz ここで、nx、ny、nzは屈折率を表し、iは虚数を表
し、kx、ky、kzは光吸収係数を表す。
し、kx、ky、kzは光吸収係数を表す。
【0016】屈折率nx、ny、nzは、nx>nz>nyの
関係を満たす。また、その屈折率異方性Δn=nx−ny
と厚さtの積Δn・tが1600nm±30nm、Rz
係数が0.3〜0.7、望ましくは、0.45±0.1
のものである。なお、Rz係数は数式17のように定義
される。
関係を満たす。また、その屈折率異方性Δn=nx−ny
と厚さtの積Δn・tが1600nm±30nm、Rz
係数が0.3〜0.7、望ましくは、0.45±0.1
のものである。なお、Rz係数は数式17のように定義
される。
【数17】Rz=(nx−nz)/(nx−ny)
【0017】光吸収係数kx、ky、kzは、波長λの関
数であり、kx(λ)、ky(λ)、kz(λ)と表すこ
とができる。ここで、光吸収係数kx(λ)、k
y(λ)、kz(λ)は、図3に示すように、波長λが長
くなるに従ってその値が小さくなる負の傾き、即ち、負
の波長依存性を有する。
数であり、kx(λ)、ky(λ)、kz(λ)と表すこ
とができる。ここで、光吸収係数kx(λ)、k
y(λ)、kz(λ)は、図3に示すように、波長λが長
くなるに従ってその値が小さくなる負の傾き、即ち、負
の波長依存性を有する。
【0018】通常の屈折率と複素屈折率の違いを説明す
ると、光を波動として考えた場合、通常の屈折率を有す
る光学素子(例えば、位相差板)の入射光の強度振幅を
Iiとするとその出射光の振幅Ioは数式18で表され、
複素屈折率を有する複素屈折素子の入射光の強度振幅を
Iiとするとその出射光の振幅Ioは数式19で表され
る。
ると、光を波動として考えた場合、通常の屈折率を有す
る光学素子(例えば、位相差板)の入射光の強度振幅を
Iiとするとその出射光の振幅Ioは数式18で表され、
複素屈折率を有する複素屈折素子の入射光の強度振幅を
Iiとするとその出射光の振幅Ioは数式19で表され
る。
【数18】
【数19】 ここで、tは位相差板又は複素屈折素子の厚さを表し、
数式19におけるexp(−2πkt/λ)は吸収項を
表す。
数式19におけるexp(−2πkt/λ)は吸収項を
表す。
【0019】また、これらの通常の光学素子又は複素屈
折素子を通過する光の偏光状態を求めるために使用され
るジョーンズ行列は、通常の光学素子については数式2
0で表され、複素屈折素子については数式21で表され
る。
折素子を通過する光の偏光状態を求めるために使用され
るジョーンズ行列は、通常の光学素子については数式2
0で表され、複素屈折素子については数式21で表され
る。
【数20】
【0020】
【数21】
【0021】ここで、Δnはnxとnyの差(nx−ny)
であり、Δkはkxとkyの差(kx−ky)である。本実
施例では、Δkはほぼ0、即ち、kxとkyはほぼ等しい
値(より正確にはほぼ等しい関数)であり、kzもほぼ
等しい値を有する。
であり、Δkはkxとkyの差(kx−ky)である。本実
施例では、Δkはほぼ0、即ち、kxとkyはほぼ等しい
値(より正確にはほぼ等しい関数)であり、kzもほぼ
等しい値を有する。
【0022】他方の複素屈折素子22も複素数で定義さ
れる複素屈折率を有し、光吸収係数は負の傾きを有し、
Δn・dが1550nm±30nm、Rz係数が0.3
〜0.7、望ましくは、0.45±0.1のものであ
る。
れる複素屈折率を有し、光吸収係数は負の傾きを有し、
Δn・dが1550nm±30nm、Rz係数が0.3
〜0.7、望ましくは、0.45±0.1のものであ
る。
【0023】上偏光板23と下偏光板24は、入射光の
うち、吸収軸方向の偏光成分を遮断(吸収)し、それと
直交する偏光成分を透過させるものである。反射板25
は、下偏光板24の下面に設けられ、上偏光板23から
入射し、液晶セル12と下偏光板24を透過した光を液
晶セル12側に反射するものである。
うち、吸収軸方向の偏光成分を遮断(吸収)し、それと
直交する偏光成分を透過させるものである。反射板25
は、下偏光板24の下面に設けられ、上偏光板23から
入射し、液晶セル12と下偏光板24を透過した光を液
晶セル12側に反射するものである。
【0024】図2(A)〜(E)は、液晶セル12の配
向処理方向と複素屈折素子21、22の光学軸(面内延
伸軸)と偏光板23、24の透過軸の組み合わせの一例
を、各構成要素毎の平面図で模式的に示した図である。
なお、図2(D)中の一点鎖線Sは表示面の左右方向に
沿う基準線であり、理解を容易にするためのものであ
る。
向処理方向と複素屈折素子21、22の光学軸(面内延
伸軸)と偏光板23、24の透過軸の組み合わせの一例
を、各構成要素毎の平面図で模式的に示した図である。
なお、図2(D)中の一点鎖線Sは表示面の左右方向に
沿う基準線であり、理解を容易にするためのものであ
る。
【0025】図2(D)に示すように、液晶セル12の
下配向膜18に施された配向処理の方向18aは、基準
線Sに対して35°±10°傾いており、下配向膜18
近傍の液晶分子はこの配向処理方向18aに沿って配列
する。液晶セル12の上配向膜17に施された配向処理
の方向17aは、下配向膜18の配向処理方向18aを
基準として、70°±10°で交差する方向に設定され
ており、上配向膜17近傍の液晶分子はこの配向処理方
向17aに沿って配列する。これにより液晶分子は、下
ガラス基板14側から上ガラス基板13側に向かって時
計回り方向に250°±20°(望ましくは±10°)
ツイストした配向状態となる。
下配向膜18に施された配向処理の方向18aは、基準
線Sに対して35°±10°傾いており、下配向膜18
近傍の液晶分子はこの配向処理方向18aに沿って配列
する。液晶セル12の上配向膜17に施された配向処理
の方向17aは、下配向膜18の配向処理方向18aを
基準として、70°±10°で交差する方向に設定され
ており、上配向膜17近傍の液晶分子はこの配向処理方
向17aに沿って配列する。これにより液晶分子は、下
ガラス基板14側から上ガラス基板13側に向かって時
計回り方向に250°±20°(望ましくは±10°)
ツイストした配向状態となる。
【0026】図2(A)に示すように、上偏光板23の
透過軸23aは、下配向膜18の配向処理方向18aに
対して50°±10°(基準線Sに対して85°±10
°)で交差するように設定されている。図2(B)に示
すように、複素屈折素子21の延伸軸(平面上で屈折率
が最も大きくなる軸)21aは、下配向膜18の配向処
理方向18aに対して25°±10°(基準線Sに対し
て10°±10°)で交差するように設定されている。
図2(C)に示すように、複素屈折素子22の延伸軸2
2aは、下配向膜18の配向処理方向18aに対して1
5°±10°(基準線Sに対して50°±10°)で交
差するように設定されている。図2(E)に示すよう
に、下偏光板24の透過軸24aは、下配向膜18の配
向処理方向18aに対して45°±10°(基準線Sに
対して10°±10°)で交差するように設定されてい
る。
透過軸23aは、下配向膜18の配向処理方向18aに
対して50°±10°(基準線Sに対して85°±10
°)で交差するように設定されている。図2(B)に示
すように、複素屈折素子21の延伸軸(平面上で屈折率
が最も大きくなる軸)21aは、下配向膜18の配向処
理方向18aに対して25°±10°(基準線Sに対し
て10°±10°)で交差するように設定されている。
図2(C)に示すように、複素屈折素子22の延伸軸2
2aは、下配向膜18の配向処理方向18aに対して1
5°±10°(基準線Sに対して50°±10°)で交
差するように設定されている。図2(E)に示すよう
に、下偏光板24の透過軸24aは、下配向膜18の配
向処理方向18aに対して45°±10°(基準線Sに
対して10°±10°)で交差するように設定されてい
る。
【0027】次に、上記構成の複屈折制御方式のカラー
液晶表示素子の着色原理について説明する。図1の上方
からカラー液晶表示素子11に入射する光は、上偏光板
23を透過することにより直線偏光となり、さらに、複
素屈折素子21、22を透過する過程で、複素屈折素子
21、22の延伸軸21a、22aの位置等の光学的配
置条件とリタデーション値に応じた複屈折作用を受けて
波長毎に偏光状態が異なる楕円偏光となる。これらの波
長毎の楕円偏光は、液晶セル12を通る過程で、液晶セ
ル12の光学的配置条件とリタデーション値に応じた複
屈折作用を受けて、さらにその偏光状態が変化する。複
素屈折素子21、22及び液晶セル12による複屈折作
用を受けた偏光状態が各々異なる各波長毎の楕円偏光が
下偏光板24に入射すると、下偏光板24の透過軸24
aに一致する偏光成分の光が下偏光板24を透過する。
液晶表示素子の着色原理について説明する。図1の上方
からカラー液晶表示素子11に入射する光は、上偏光板
23を透過することにより直線偏光となり、さらに、複
素屈折素子21、22を透過する過程で、複素屈折素子
21、22の延伸軸21a、22aの位置等の光学的配
置条件とリタデーション値に応じた複屈折作用を受けて
波長毎に偏光状態が異なる楕円偏光となる。これらの波
長毎の楕円偏光は、液晶セル12を通る過程で、液晶セ
ル12の光学的配置条件とリタデーション値に応じた複
屈折作用を受けて、さらにその偏光状態が変化する。複
素屈折素子21、22及び液晶セル12による複屈折作
用を受けた偏光状態が各々異なる各波長毎の楕円偏光が
下偏光板24に入射すると、下偏光板24の透過軸24
aに一致する偏光成分の光が下偏光板24を透過する。
【0028】下偏光板24を透過した光は、反射板25
で反射され、上述した光経路と逆の経路でカラー液晶表
示素子11の上面側に出射し、この出射光の色が表示色
となる。複素屈折素子21、22のリタデーションは、
複素屈折素子21、22の屈折率異方性Δnと厚さtと
の積Δn・tにより定まるほぼ一定値であり、液晶セル
12のリタデーションは、液晶分子の配向状態により定
まる。従って、通常の複屈折制御方式のカラー液晶表示
素子と同様に、対向する電極15と16間に印加する電
圧値を変えて液晶分子の配向状態を変化させ、液晶セル
12の偏光作用を変化させ、表示色の色相及び輝度を変
化させることができる。
で反射され、上述した光経路と逆の経路でカラー液晶表
示素子11の上面側に出射し、この出射光の色が表示色
となる。複素屈折素子21、22のリタデーションは、
複素屈折素子21、22の屈折率異方性Δnと厚さtと
の積Δn・tにより定まるほぼ一定値であり、液晶セル
12のリタデーションは、液晶分子の配向状態により定
まる。従って、通常の複屈折制御方式のカラー液晶表示
素子と同様に、対向する電極15と16間に印加する電
圧値を変えて液晶分子の配向状態を変化させ、液晶セル
12の偏光作用を変化させ、表示色の色相及び輝度を変
化させることができる。
【0029】ここで、仮に、複素屈折素子21、22の
複素屈折率の虚数項、即ち、光吸収係数kx、ky、kz
が波長によらず、一定値であるとすると、電極15と1
6の間に印加する電圧Vに対する赤(610nm)、緑
(550nm)、青(450nm)の光の出射強度は図4
(A)のように変化する。即ち、波長の長い赤の光は、
電圧Vの変化に対し、その強度変化の周期が長い。一
方、波長の短い緑或いは青の光は、電圧Vの変化に対し
その強度がより短い周期で変化する。このため、赤の光
が一定値以上の強度を有する電圧範囲においても、緑或
いは青の光がある程度の強度を有する。即ち、図4
(A)に示す特性では、赤の出射光の強度が強い領域
に、緑又は青の光の強度が比較的強い領域が位置する。
このため、赤の光と共に緑及び/又は青の光が出射され
てしまい、色純度の高い赤を取り出すことが困難であ
る。なお、赤の出射光の強度が比較的弱い電圧領域が広
いので、この電圧領域で、緑又は青の出射光を混色なく
取り出すことが可能である。
複素屈折率の虚数項、即ち、光吸収係数kx、ky、kz
が波長によらず、一定値であるとすると、電極15と1
6の間に印加する電圧Vに対する赤(610nm)、緑
(550nm)、青(450nm)の光の出射強度は図4
(A)のように変化する。即ち、波長の長い赤の光は、
電圧Vの変化に対し、その強度変化の周期が長い。一
方、波長の短い緑或いは青の光は、電圧Vの変化に対し
その強度がより短い周期で変化する。このため、赤の光
が一定値以上の強度を有する電圧範囲においても、緑或
いは青の光がある程度の強度を有する。即ち、図4
(A)に示す特性では、赤の出射光の強度が強い領域
に、緑又は青の光の強度が比較的強い領域が位置する。
このため、赤の光と共に緑及び/又は青の光が出射され
てしまい、色純度の高い赤を取り出すことが困難であ
る。なお、赤の出射光の強度が比較的弱い電圧領域が広
いので、この電圧領域で、緑又は青の出射光を混色なく
取り出すことが可能である。
【0030】一方、光吸収係数k(λ)が図3に示すよ
うに、負の波長依存性(波長が長くなるに従って値が小
さくなる)を有する場合、長波長の光ほど吸収される割
合が小さくなる。このため、図4(B)に示すように、
赤の光の強度に対する緑及び青の光の強度が相対的に弱
くなる。このため、赤の光と緑及び/又は青の光が同時
に出射され、混色が発生しても、緑及び/又は青の光の
強度が小さいので、その影響が小さくなり、色純度の高
い赤を表示できる。一方、緑及び青の表示は、赤の出射
光の強度が弱い比較的広い電圧領域で、選定でき、しか
も、緑と青は比較的短い周期で変化するので、緑と青の
分離は容易であり、色純度の高い緑及び青も表示可能で
ある。
うに、負の波長依存性(波長が長くなるに従って値が小
さくなる)を有する場合、長波長の光ほど吸収される割
合が小さくなる。このため、図4(B)に示すように、
赤の光の強度に対する緑及び青の光の強度が相対的に弱
くなる。このため、赤の光と緑及び/又は青の光が同時
に出射され、混色が発生しても、緑及び/又は青の光の
強度が小さいので、その影響が小さくなり、色純度の高
い赤を表示できる。一方、緑及び青の表示は、赤の出射
光の強度が弱い比較的広い電圧領域で、選定でき、しか
も、緑と青は比較的短い周期で変化するので、緑と青の
分離は容易であり、色純度の高い緑及び青も表示可能で
ある。
【0031】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、走査電極15と信号電極16の間に印加する電圧を
制御して液晶層20に印加する電界(実効電圧)を制御
することにより、液晶層20の複屈折性を制御して所望
の色、特に、色純度の高い三原色を表示することができ
る。また、上記構成によれば、厚さ方向にも位相差を有
する複素屈折素子21、22を使用しているので、光が
液晶層20を垂直に透過したときと斜めに透過したとき
との位相差が複素屈折素子21、22を透過することに
より補償され、視野角が広くなる。
ば、走査電極15と信号電極16の間に印加する電圧を
制御して液晶層20に印加する電界(実効電圧)を制御
することにより、液晶層20の複屈折性を制御して所望
の色、特に、色純度の高い三原色を表示することができ
る。また、上記構成によれば、厚さ方向にも位相差を有
する複素屈折素子21、22を使用しているので、光が
液晶層20を垂直に透過したときと斜めに透過したとき
との位相差が複素屈折素子21、22を透過することに
より補償され、視野角が広くなる。
【0032】また、表示色は液晶層20の複屈折作用だ
けでなく、これと複素屈折素子21、22の各複屈折作
用が加わって得られるものである。複屈折作用の温度依
存性が液晶層20の複屈折作用の温度依存性よりも小さ
い複素屈折素子21、22を2枚使用しているから、温
度変化により液晶層20のリタデーションが変化して
も、その影響は相対的に小さい。従って、温度変化に起
因する表示色の変動を低減できる。また、液晶層20へ
の印加電圧(実効電圧)の上昇に伴って、表示色が白→
赤→青→緑と変化し、三原色と白が表示可能となり、実
用上十分なカラー画像が表示できる。
けでなく、これと複素屈折素子21、22の各複屈折作
用が加わって得られるものである。複屈折作用の温度依
存性が液晶層20の複屈折作用の温度依存性よりも小さ
い複素屈折素子21、22を2枚使用しているから、温
度変化により液晶層20のリタデーションが変化して
も、その影響は相対的に小さい。従って、温度変化に起
因する表示色の変動を低減できる。また、液晶層20へ
の印加電圧(実効電圧)の上昇に伴って、表示色が白→
赤→青→緑と変化し、三原色と白が表示可能となり、実
用上十分なカラー画像が表示できる。
【0033】具体例 第1実施例の具体例として、配向膜17、18の配向処
理方向17a、18a、複素屈折素子21、22の延伸
軸21a、22a、及び偏光板23、24の透過軸23
a、24aの配置角度を図2(A)〜(E)に示す各角
度の中心角度に設定し、液晶層20の厚さdを6.8μ
mに設定し、Δn・dを1390nm、複素屈折素子2
1、22の波長610nmにおける光吸収係数を0.0
5、波長550nmにおける光吸収係数を0.09、波長
450nmにおける光吸収係数を0.12としたカラー液
晶表示素子を作成し、走査電極15と信号電極16に供
給する信号を制御して、スタティック駆動した。
理方向17a、18a、複素屈折素子21、22の延伸
軸21a、22a、及び偏光板23、24の透過軸23
a、24aの配置角度を図2(A)〜(E)に示す各角
度の中心角度に設定し、液晶層20の厚さdを6.8μ
mに設定し、Δn・dを1390nm、複素屈折素子2
1、22の波長610nmにおける光吸収係数を0.0
5、波長550nmにおける光吸収係数を0.09、波長
450nmにおける光吸収係数を0.12としたカラー液
晶表示素子を作成し、走査電極15と信号電極16に供
給する信号を制御して、スタティック駆動した。
【0034】この場合、図5に示すように、スタティッ
ク電圧、即ち、印加電圧の実効値が2.04V未満で
は、このカラー液晶表示素子の表示色は白となり、印加
電圧の実効値が2.12V〜2.18Vではその表示色
は赤となり、印加電圧の実効値が2.19V〜2.21
Vではその表示色は青となり、印加電圧の実効値が2.
27V以上ではその表示色は緑となった。そして、各表
示色は図6のCIE色度図に示すように、その色純度が
高かった。
ク電圧、即ち、印加電圧の実効値が2.04V未満で
は、このカラー液晶表示素子の表示色は白となり、印加
電圧の実効値が2.12V〜2.18Vではその表示色
は赤となり、印加電圧の実効値が2.19V〜2.21
Vではその表示色は青となり、印加電圧の実効値が2.
27V以上ではその表示色は緑となった。そして、各表
示色は図6のCIE色度図に示すように、その色純度が
高かった。
【0035】比較例 比較例として、複素屈折素子21、22の波長610n
m、550nm、及び450nmにおける光吸収係数をほぼ
0.10とし、他の構成を具体例1と実質的に同一とし
たカラー液晶表示素子を作成し、走査電極15と信号電
極16に供給する信号を制御して、スタティック駆動し
た。この場合、スタティック電圧、即ち、印加電圧の実
効値が2.04V未満では、このカラー液晶表示素子の
表示色は白となり、印加電圧の実効値が2.15V〜
2.17Vではその表示色は黄色(赤みがかった黄色)
となり、印加電圧の実効値が2.18V〜2.22Vで
はその表示色は青となり、印加電圧の実効値が2.26
V以上ではその表示色は緑となり、赤の色純度が低かっ
た。
m、550nm、及び450nmにおける光吸収係数をほぼ
0.10とし、他の構成を具体例1と実質的に同一とし
たカラー液晶表示素子を作成し、走査電極15と信号電
極16に供給する信号を制御して、スタティック駆動し
た。この場合、スタティック電圧、即ち、印加電圧の実
効値が2.04V未満では、このカラー液晶表示素子の
表示色は白となり、印加電圧の実効値が2.15V〜
2.17Vではその表示色は黄色(赤みがかった黄色)
となり、印加電圧の実効値が2.18V〜2.22Vで
はその表示色は青となり、印加電圧の実効値が2.26
V以上ではその表示色は緑となり、赤の色純度が低かっ
た。
【0036】この具体例及び比較例からも明らかなよう
に、この実施例によれば、色純度の高い三原色、特に、
色純度の高い赤を表示できる。また、この具体例のカラ
ー液晶表示素子は、温度変化に伴う表示色の変動が小さ
く、視野角が広かった。
に、この実施例によれば、色純度の高い三原色、特に、
色純度の高い赤を表示できる。また、この具体例のカラ
ー液晶表示素子は、温度変化に伴う表示色の変動が小さ
く、視野角が広かった。
【0037】(第2実施例)上記実施例においては、2
枚の複素屈折素子21、22を上ガラス基板13と上偏
光板23の間に配置したが、複素屈折素子の位置は任意
である。例えば、図7に示すように、一方の複素屈折素
子21を上ガラス基板13と上偏光板23の間に配置
し、他方の複素屈折素子22を下ガラス基板14と下偏
光板24の間に配置するようにしてもよい。このように
複素屈折素子21、22を配置した場合の、配向膜1
7、18の配向処理方向17a、18a、複素屈折素子
21、22の延伸軸21a、22a、及び偏光板23、
24の透過軸23a、24aの配置を図8(A)〜
(E)に示す。
枚の複素屈折素子21、22を上ガラス基板13と上偏
光板23の間に配置したが、複素屈折素子の位置は任意
である。例えば、図7に示すように、一方の複素屈折素
子21を上ガラス基板13と上偏光板23の間に配置
し、他方の複素屈折素子22を下ガラス基板14と下偏
光板24の間に配置するようにしてもよい。このように
複素屈折素子21、22を配置した場合の、配向膜1
7、18の配向処理方向17a、18a、複素屈折素子
21、22の延伸軸21a、22a、及び偏光板23、
24の透過軸23a、24aの配置を図8(A)〜
(E)に示す。
【0038】図8(C)に示すように、下配向膜18に
施された配向処理の方向18aは、基準線Sに対して3
5°±10°傾いており、上配向膜17に施された配向
処理の方向17aは、配向膜18の配向処理方向18a
を基準として、70°±10°で交差する方向に設定さ
れており、液晶分子は、下ガラス基板14側から上ガラ
ス基板13側に向かって時計回り方向に250°±20
°(望ましくは、±10°)ツイストした配向状態とな
る。
施された配向処理の方向18aは、基準線Sに対して3
5°±10°傾いており、上配向膜17に施された配向
処理の方向17aは、配向膜18の配向処理方向18a
を基準として、70°±10°で交差する方向に設定さ
れており、液晶分子は、下ガラス基板14側から上ガラ
ス基板13側に向かって時計回り方向に250°±20
°(望ましくは、±10°)ツイストした配向状態とな
る。
【0039】図8(A)に示すように、上偏光板23の
透過軸23aは、下配向膜18の配向処理方向18aに
対して80°±10°(基準線Sに対して45°±10
°)で交差するように設定されている。図8(B)に示
すように、複素屈折素子21の延伸軸(平面上で屈折率
が最大となる方向)21aは、下配向膜18の配向処理
方向18aに対して35°±10°(基準線Sに対して
0°±10°)で交差するように設定されている。図8
(D)に示すように、複素屈折素子22の延伸軸(平面
上で屈折率が最大となる方向)22aは、下配向膜18
の配向処理方向18aに対して10°±10°(基準線
Sに対して45°±10°)で交差するように設定され
ている。図8(E)に示すように、下偏光板24の透過
軸24aは、下配向膜18の配向処理方向18aに対し
て45°±10°(基準線Sに対して10°±10°)
で交差するように設定されている。
透過軸23aは、下配向膜18の配向処理方向18aに
対して80°±10°(基準線Sに対して45°±10
°)で交差するように設定されている。図8(B)に示
すように、複素屈折素子21の延伸軸(平面上で屈折率
が最大となる方向)21aは、下配向膜18の配向処理
方向18aに対して35°±10°(基準線Sに対して
0°±10°)で交差するように設定されている。図8
(D)に示すように、複素屈折素子22の延伸軸(平面
上で屈折率が最大となる方向)22aは、下配向膜18
の配向処理方向18aに対して10°±10°(基準線
Sに対して45°±10°)で交差するように設定され
ている。図8(E)に示すように、下偏光板24の透過
軸24aは、下配向膜18の配向処理方向18aに対し
て45°±10°(基準線Sに対して10°±10°)
で交差するように設定されている。
【0040】複素屈折素子21のΔn・tは1600n
m±30nm、Rz係数は0.3〜0.7(望ましくは
0.45±0.1)であり、液晶層20のΔn・dは1
350nm±100nmであり、複素屈折素子22のΔ
n・tは1600nm±30nm、Rz係数は0.3〜
0.7(望ましくは0.45±0.1)である。
m±30nm、Rz係数は0.3〜0.7(望ましくは
0.45±0.1)であり、液晶層20のΔn・dは1
350nm±100nmであり、複素屈折素子22のΔ
n・tは1600nm±30nm、Rz係数は0.3〜
0.7(望ましくは0.45±0.1)である。
【0041】このような構成によっても、液晶層20の
実効印加電圧を制御し、表示色を制御してカラー画像を
表示することができ、特に、色純度の高い三原色が表示
可能となる。また、複素屈折素子21、22として厚さ
方向にも屈折率を有するものを使用しているので、光が
液晶層20を垂直に透過したときと斜めに透過したとき
との位相差が複素屈折素子21、22を透過することに
より補償され、視野角が改善される。
実効印加電圧を制御し、表示色を制御してカラー画像を
表示することができ、特に、色純度の高い三原色が表示
可能となる。また、複素屈折素子21、22として厚さ
方向にも屈折率を有するものを使用しているので、光が
液晶層20を垂直に透過したときと斜めに透過したとき
との位相差が複素屈折素子21、22を透過することに
より補償され、視野角が改善される。
【0042】以上説明したように、この発明の複屈折制
御方式のカラー液晶表示素子によれば、純度の高い三原
色を表示できる。また、視野角が大きくなり、さらに、
温度変化による色ずれ等を低減できる。
御方式のカラー液晶表示素子によれば、純度の高い三原
色を表示できる。また、視野角が大きくなり、さらに、
温度変化による色ずれ等を低減できる。
【0043】上記実施例では、単純マトリクス方式のね
じれ角の大きいツイステッドネマティックカラー液晶表
示素子を例に本願発明を説明したが、本発明は、例え
ば、TFT(薄膜トランジスタ)等をアクティブ素子と
して用いたアクティブマトリクス方式のカラー液晶表示
素子に適用してもよい。
じれ角の大きいツイステッドネマティックカラー液晶表
示素子を例に本願発明を説明したが、本発明は、例え
ば、TFT(薄膜トランジスタ)等をアクティブ素子と
して用いたアクティブマトリクス方式のカラー液晶表示
素子に適用してもよい。
【0044】上記第1及び第2実施例では、複素屈折素
子21、22を偏光板23と25の間に配置する例を示
したが、例えば、1枚又は3枚以上の複素屈折素子を偏
光板23、25の間に配置するようにしてもよい。ま
た、上記第1及び第2実施例では、複素屈折素子21、
22として、互いに直交する3方向の屈折率が互いに異
なっているものを使用したが、これにかぎられるもので
はない。さらに、複素屈折率の虚数項の光吸収係数
kx、ky、kzをほぼ同一の値として説明したが、これ
らの値は異なっていてもよい。また、図3では、複素屈
折率の虚数項の光吸収係数kx、ky、kzが波長λが長
くなるに従ってほぼ一様に小さくなる例を示したが、赤
の波長領域での光吸収係数が緑及び青の波長領域での光
吸収係数よりも小さいならば、変化の様子及び程度は任
意である。
子21、22を偏光板23と25の間に配置する例を示
したが、例えば、1枚又は3枚以上の複素屈折素子を偏
光板23、25の間に配置するようにしてもよい。ま
た、上記第1及び第2実施例では、複素屈折素子21、
22として、互いに直交する3方向の屈折率が互いに異
なっているものを使用したが、これにかぎられるもので
はない。さらに、複素屈折率の虚数項の光吸収係数
kx、ky、kzをほぼ同一の値として説明したが、これ
らの値は異なっていてもよい。また、図3では、複素屈
折率の虚数項の光吸収係数kx、ky、kzが波長λが長
くなるに従ってほぼ一様に小さくなる例を示したが、赤
の波長領域での光吸収係数が緑及び青の波長領域での光
吸収係数よりも小さいならば、変化の様子及び程度は任
意である。
【0045】上記実施例では、反射板25を下偏光板2
4側に有する反射型のカラー液晶表示素子について説明
したが、反射板25を上偏光板23側に配置しても同様
の効果を得ることができる。また、上記実施例では、反
射板25を備えた反射型のカラー液晶表示素子について
説明したが、この発明は透過型のカラー液晶表示素子に
も適用可能である。
4側に有する反射型のカラー液晶表示素子について説明
したが、反射板25を上偏光板23側に配置しても同様
の効果を得ることができる。また、上記実施例では、反
射板25を備えた反射型のカラー液晶表示素子について
説明したが、この発明は透過型のカラー液晶表示素子に
も適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、色純度の高い三原色を表示でき、視野角が大きく、
且つ、温度変化による色ずれが低減されたカラー液晶表
示素子を提供することができる。
ば、色純度の高い三原色を表示でき、視野角が大きく、
且つ、温度変化による色ずれが低減されたカラー液晶表
示素子を提供することができる。
【図1】この発明の第1実施例に係る複屈折制御方式の
カラー液晶表示素子の断面図である。
カラー液晶表示素子の断面図である。
【図2】第1実施例に係るカラー液晶表示素子における
液晶分子の配向方向と、偏光板の透過軸の方向と、複素
屈折素子の面延伸軸の位置関係を示す平面図である。
液晶分子の配向方向と、偏光板の透過軸の方向と、複素
屈折素子の面延伸軸の位置関係を示す平面図である。
【図3】複素屈折素子の複素屈折率の虚数部を構成する
光吸収係数kの波長依存性を示す図である。
光吸収係数kの波長依存性を示す図である。
【図4】対向する電極間に印加する電圧と赤、緑、青の
各出射光の強度の関係を示す図であり、(A)は複素屈
折素子の複素屈折率の虚数項の光吸収係数を波長によら
ず一定とした場合の例、(B)は複素屈折素子の複素屈
折率の虚数項の光吸収係数を波長が長くなるに従って小
さくなるようにした場合(第1実施例の場合)の例を示
す。
各出射光の強度の関係を示す図であり、(A)は複素屈
折素子の複素屈折率の虚数項の光吸収係数を波長によら
ず一定とした場合の例、(B)は複素屈折素子の複素屈
折率の虚数項の光吸収係数を波長が長くなるに従って小
さくなるようにした場合(第1実施例の場合)の例を示
す。
【図5】第1実施例に係るカラー液晶表示素子の印加電
圧と表示色の関係を示す図である。
圧と表示色の関係を示す図である。
【図6】第1実施例の具体例に係るカラー液晶表示素子
の色度図である。
の色度図である。
【図7】この発明の第2実施例に係るカラー液晶表示素
子の断面図である。
子の断面図である。
【図8】第2実施例に係るカラー液晶表示素子における
液晶分子の配向方向と、偏光板の透過軸の方向と、複素
屈折素子の延伸軸の位置の関係を示す平面図である。
液晶分子の配向方向と、偏光板の透過軸の方向と、複素
屈折素子の延伸軸の位置の関係を示す平面図である。
11・・・カラー液晶表示素子、12・・・液晶セル、13・・
・上ガラス基板、14・・・下ガラス基板、15・・・走査電
極、16・・・信号電極、17・・・配向膜、18・・・配向
膜、19・・・シール材、20・・・液晶層、21・・・複素屈
折素子、22・・・複素屈折素子、23・・・上偏光板、24
・・・下偏光板、25・・・反射板
・上ガラス基板、14・・・下ガラス基板、15・・・走査電
極、16・・・信号電極、17・・・配向膜、18・・・配向
膜、19・・・シール材、20・・・液晶層、21・・・複素屈
折素子、22・・・複素屈折素子、23・・・上偏光板、24
・・・下偏光板、25・・・反射板
Claims (4)
- 【請求項1】対向して配置された第1と第2の基板と、 前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第
1と第2の電極と、 前記第1の電極と前記第1の基板上に形成され、第1の
配向方向に配向処理が施された第1の配向膜と、 前記第2の電極と前記第2の基板上に形成され、第2の
配向方向に配向処理が施された第2の配向膜と、 前記第1と第2の配向膜の間に封止され、その分子が前
記第1と第2の配向膜の配向処理に従ってツイストして
配向され、前記第1と第2の電極間に印加される電圧に
応じて分子の配向状態が変化し、この分子の配向状態に
応じて透過する光の偏光状態を変化させる液晶と、 前記第1の基板の外側に配置された第1の偏光板と、 前記第2の基板の外側に配置された第2の偏光板と、 前記第1の偏光板と前記第2の偏光板の間に配置され、
複屈折性を備えると共にその屈折率をn、光吸収係数を
kとした場合に、数式1の複素数で表される複素屈折率
Nを備え、光吸収係数kが波長が長くなるに従って小さ
くなる特性を有する光学素子と、 【数1】N=n−ik(iは虚数) より構成されることを特徴とするカラー液晶表示素子。 - 【請求項2】対向して配置された第1と第2の基板と、 前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第
1と第2の電極と、 前記第1と第2の基板間に封止され、前記第1と第2の
電極間に印加される電圧に応じて配向状態が変化する液
晶と、 前記第1の基板の外側に配置された第1の偏光板と、 前記第2の基板の外側に配置された第2の偏光板と、 前記第1の偏光板と前記第2の偏光板の間に配置され、
複屈折性を備えると共にその屈折率をn、光吸収係数を
kとした場合に、数式2の複素数で表される複素屈折率
Nを備え、光吸収係数kが波長が長くなるに従って小さ
くなる特性を有する光学素子と、 【数2】N=n−ik(iは虚数) より構成されることを特徴とするカラー液晶表示素子。 - 【請求項3】対向して配置された第1と第2の基板と、 前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第
1と第2の電極と、 前記第1の電極と前記第1の基板上に形成され、第1の
配向方向に配向処理が施された第1の配向膜と、 前記第2の電極と前記第2の基板上に形成され、第2の
配向方向に配向処理が施された第2の配向膜と、 前記第1と第2の配向膜の間に封止され、その分子が前
記第1と第2の配向膜の配向処理に従ってツイストして
配向され、前記第1と第2の電極間に印加される電圧に
応じて分子の配向状態が変化し、この分子の配向状態に
応じて透過する光の偏光状態を変化させる液晶と、 前記第1の基板の外側に配置された第1の偏光板と、 前記第2の基板の外側に配置された第2の偏光板と、 前記第1の偏光板と前記第2の偏光板の間に配置され、
複屈折性を備えると共にその屈折率をn、光吸収係数を
kとした場合に、数式3の複素数で表される複素屈折率
Nを備え、赤の光に対する光吸収係数kが波長が緑及び
青の光に対する光吸収係数kよりも小さい特性を有する
光学素子と、 【数3】N=n−ik(iは虚数) より構成されることを特徴とするカラー液晶表示素子。 - 【請求項4】対向して配置された第1と第2の基板と、 前記第1と第2の基板の対向面にそれぞれ形成された第
1と第2の電極と、 前記第1の電極と前記第1の基板上に形成され、第1の
配向方向に配向処理が施された第1の配向膜と、 前記第2の電極と前記第2の基板上に形成され、第2の
配向方向に配向処理が施された第2の配向膜と、 前記第1と第2の配向膜の間に封止され、その分子が前
記第1と第2の配向膜の配向処理に従って230°〜2
70°ツイストして配向され、その光学異方性Δnと厚
さdの積Δn・dが1250nm〜1450nmの値を
有する液晶と、 前記第1の基板の外側に配置され、その光学軸を第2の
配向処理方向に対し40°〜60°で交差させて配置さ
れた第1の偏光板と、 前記第2の基板の外側に配置され、その光学軸を前記第
2の配向処理方向に対し35°〜55°で交差させて配
置された第2の偏光板と、 前記第1の基板と前記第1の偏光板の間に配置され、複
屈折性を備えると共に、その屈折率をn、光吸収係数を
kとした場合に、数式4の複素数で表される複素屈折率
Nを備え、厚さ方向と直交する平面内における屈折率n
が最も大きい方向の複素屈折率Nx1を数式5で表し、最
大屈折率方向と前記平面内で直交する方向の複素屈折率
Ny1を数式6で表し、前記厚さ方向の複素屈折率Nz1を
数式7で表すと、nx1>nz1>ny1の関係を満たし、光
吸収係数kx1、ky1、kz1が波長が長くなるに従って小
さくなる特性を有し、前記最大屈折率方向を前記第2の
配向処理方向に対し15°乃至35°で交差させて配置
された第1の光学素子と、 【数4】N=n−ik(iは虚数) 【数5】Nx1=nx1−ikx1(iは虚数) 【数6】Ny1=ny1−iky1(iは虚数) 【数7】Nz1=nz1−ikz1(iは虚数) 前記第1の基板と前記第1の光学素子の間に配置され、
複屈折性を備えると共に数式8の複素数で表される複素
屈折率Nを備え、厚さ方向と直交する平面内における屈
折率nが最も大きい方向の複素屈折率Nx2を数式9で表
し、最大屈折率方向と前記平面内で直交する方向の複素
屈折率Ny2を数式10で表し、前記厚さ方向の複素屈折
率Nz2を数式11で表すと、nx2>nz2>ny2の関係を
満たし、光吸収係数kx2、ky2、kz2が波長が大きくな
るに従って小さくなる特性を有し、前記最大屈折率方向
を前記第2の配向処理方向に対し5°乃至25°で交差
させて配置された第2の光学素子と、 【数8】N=n−ik(iは虚数) 【数9】Nx2=nx2−ikx2(iは虚数) 【数10】Ny2=ny2−iky2(iは虚数) 【数11】Nz2=nz2−ikz2(iは虚数) より構成されることを特徴とするカラー液晶表示素子。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6152671A JPH07333601A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | カラー液晶表示素子 |
| US08/419,470 US5680184A (en) | 1994-04-12 | 1995-04-10 | Color liquid crystal display device |
| KR1019950008549A KR0158072B1 (ko) | 1994-04-12 | 1995-04-12 | 컬러액정표시장치 |
| CN95104366A CN1116316A (zh) | 1994-04-12 | 1995-04-12 | 彩色液晶显示装置 |
| TW084103648A TW464776B (en) | 1994-04-12 | 1995-04-12 | Color liquid crystal display device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6152671A JPH07333601A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | カラー液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07333601A true JPH07333601A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15545562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6152671A Pending JPH07333601A (ja) | 1994-04-12 | 1994-06-10 | カラー液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07333601A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5838408A (en) * | 1994-10-26 | 1998-11-17 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal device and electronic equipment using the same |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP6152671A patent/JPH07333601A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5838408A (en) * | 1994-10-26 | 1998-11-17 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal device and electronic equipment using the same |
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