JPH0729514Y2 - 電子時計用回路基板及び電子時計 - Google Patents
電子時計用回路基板及び電子時計Info
- Publication number
- JPH0729514Y2 JPH0729514Y2 JP1989129771U JP12977189U JPH0729514Y2 JP H0729514 Y2 JPH0729514 Y2 JP H0729514Y2 JP 1989129771 U JP1989129771 U JP 1989129771U JP 12977189 U JP12977189 U JP 12977189U JP H0729514 Y2 JPH0729514 Y2 JP H0729514Y2
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- JP
- Japan
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- circuit board
- electronic timepiece
- crystal unit
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- wiring
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Links
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Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子時計用回路基板の水晶振動子用配線パタ
ーンのレイアウトに関する。
ーンのレイアウトに関する。
[従来の技術] 従来の電子時計用回路基板に於いては、第5図に一例を
示したように、ICチップ1と水晶振動子2を接続するた
めの2本の配線パターンは、お互いがほぼ平行に隣接し
て配置されており、両パターンの間には空隙部はなかっ
た。
示したように、ICチップ1と水晶振動子2を接続するた
めの2本の配線パターンは、お互いがほぼ平行に隣接し
て配置されており、両パターンの間には空隙部はなかっ
た。
[考案が解決しようとする課題] しかし前述の回路基板に於いては、水晶振動子用の配線
パターンが隣接しているため、回路基板に配線パターン
を形成する際に銅箔を接着するための接着剤や、回路基
板へのICチップの固定力を高めるためのモールド剤が誘
電体となり、両配線パターンの間に比較的大きな浮遊容
量が形成されてしまい、湿度変化に伴う浮遊容量値の変
化に起因する歩度変化量が大きくなるという問題点を有
していた。このときの歩度変化量は配線パターンの長さ
によっても異なるが、温度20℃で湿度を40%から90%に
変化した場合0.05〜0.07sec/day程度となり、年差10秒
といった高精度時計にとっては致命的な値になってしま
う。
パターンが隣接しているため、回路基板に配線パターン
を形成する際に銅箔を接着するための接着剤や、回路基
板へのICチップの固定力を高めるためのモールド剤が誘
電体となり、両配線パターンの間に比較的大きな浮遊容
量が形成されてしまい、湿度変化に伴う浮遊容量値の変
化に起因する歩度変化量が大きくなるという問題点を有
していた。このときの歩度変化量は配線パターンの長さ
によっても異なるが、温度20℃で湿度を40%から90%に
変化した場合0.05〜0.07sec/day程度となり、年差10秒
といった高精度時計にとっては致命的な値になってしま
う。
本考案は上述の問題点を解決するためのもので、その目
的は、湿度変化に伴う浮遊容量値の変化に起因する歩度
変化を抑え、年差10秒といった高精度時計の精度保証率
を高めることにある。
的は、湿度変化に伴う浮遊容量値の変化に起因する歩度
変化を抑え、年差10秒といった高精度時計の精度保証率
を高めることにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の電子時計用回路基板は、水晶振動子に導電接続
される2本の配線パターンのうち、一方を基板上に形成
し、他方を基板から離してオーバーハングさせたもので
ある。
される2本の配線パターンのうち、一方を基板上に形成
し、他方を基板から離してオーバーハングさせたもので
ある。
[作用] 本考案の上記構成によれば、水晶振動子用の2本の配線
パターンのうち一方を基板上に形成し、他方を基板から
離してオーバーハングさせたことにより、2本の配線パ
ターンの間に空気が存在することとなるために両者間の
浮遊容量を小さくすることができ、結果として湿度変化
に伴う浮遊容量値の変化に起因する歩度変化量を低減す
ることができる。また、一方を基板上に配線したことに
より水晶振動子と配線接続先との間の回路基板の剛性を
高めることができ、水晶振動子の取付位置の変位を低減
させることができる。しかも、この水晶振動子の位置変
位の低減とともに一方の配線パターンが回路基板上に形
成され固定されているので、回路基板の取付時における
配線パターン間の距離変化を低減することができ、配線
間距離の変化に伴う配線容量のばらつきをも低減するこ
とができる。
パターンのうち一方を基板上に形成し、他方を基板から
離してオーバーハングさせたことにより、2本の配線パ
ターンの間に空気が存在することとなるために両者間の
浮遊容量を小さくすることができ、結果として湿度変化
に伴う浮遊容量値の変化に起因する歩度変化量を低減す
ることができる。また、一方を基板上に配線したことに
より水晶振動子と配線接続先との間の回路基板の剛性を
高めることができ、水晶振動子の取付位置の変位を低減
させることができる。しかも、この水晶振動子の位置変
位の低減とともに一方の配線パターンが回路基板上に形
成され固定されているので、回路基板の取付時における
配線パターン間の距離変化を低減することができ、配線
間距離の変化に伴う配線容量のばらつきをも低減するこ
とができる。
[実施例] 以下、実施例により本考案を詳細に説明する。本考案の
一実施例によるアナログウォッチ用回路ブロックの平面
図を第1図に断面図を第2図に示す。第1図及び第2図
に於いて1は1a部に内蔵している半導体温度センサーの
情報に基づいて水晶振動子2の二次温度特性を補償する
機能を持つアナログ電子時計用のCMOS-ICチップ、2は3
2768Hzで発振し二次温度特性を有する音叉形水晶振動
子、3はフレキシブルテープに接着された銅箔からエッ
チングにより形成した配線パターンを備えた回路基板で
あり、ICチップ1はフェイスダウンボンディングで、ま
た水晶振動子2ははんだ付けで回路基板3に装着されて
いる。またICチップ1の回路基板3への固定力を高める
ために、穴3dよりエポキシ系のモールド剤4が流し込ま
れている。また回路基板3の各配線パターン間には、銅
箔を接着するための接着剤や、ICチップ装着部よりはみ
出したモールド剤4によって、浮遊容量が形成されてい
る。
一実施例によるアナログウォッチ用回路ブロックの平面
図を第1図に断面図を第2図に示す。第1図及び第2図
に於いて1は1a部に内蔵している半導体温度センサーの
情報に基づいて水晶振動子2の二次温度特性を補償する
機能を持つアナログ電子時計用のCMOS-ICチップ、2は3
2768Hzで発振し二次温度特性を有する音叉形水晶振動
子、3はフレキシブルテープに接着された銅箔からエッ
チングにより形成した配線パターンを備えた回路基板で
あり、ICチップ1はフェイスダウンボンディングで、ま
た水晶振動子2ははんだ付けで回路基板3に装着されて
いる。またICチップ1の回路基板3への固定力を高める
ために、穴3dよりエポキシ系のモールド剤4が流し込ま
れている。また回路基板3の各配線パターン間には、銅
箔を接着するための接着剤や、ICチップ装着部よりはみ
出したモールド剤4によって、浮遊容量が形成されてい
る。
第1図に示したように、本実施例の回路基板3は、水晶
振動子用の2本の配線パターン3a及び3bのうち、3aをほ
ぼ回路基板3の外形形状に沿わせてオーバーハングさせ
ている。このため、両パターン間に接着剤やモールド剤
により形成される浮遊容量値が小さくなり、湿度変化に
伴う浮遊容量値の変化に起因する歩度変化が小さくな
る。
振動子用の2本の配線パターン3a及び3bのうち、3aをほ
ぼ回路基板3の外形形状に沿わせてオーバーハングさせ
ている。このため、両パターン間に接着剤やモールド剤
により形成される浮遊容量値が小さくなり、湿度変化に
伴う浮遊容量値の変化に起因する歩度変化が小さくな
る。
第3図に、第1図の回路ブロックAと第5図の回路ブロ
ックBの20℃中に於ける歩度の湿度特性を示す。
ックBの20℃中に於ける歩度の湿度特性を示す。
第3図から明らかなように、回路基板3の水晶振動子用
の2本の配線パターンのうち3aを回路基板3の外形形状
に沿わせてオーバーハングさせることにより、湿度変化
により生じる歩度変化を1/2以下にすることができる。
の2本の配線パターンのうち3aを回路基板3の外形形状
に沿わせてオーバーハングさせることにより、湿度変化
により生じる歩度変化を1/2以下にすることができる。
このようにして本実施例では年差10秒といった高精度時
計の精度保証率を高めることができる。
計の精度保証率を高めることができる。
ここで、配線パターン3a,3bを共に回路基板3から離し
てオーバーハングさせた場合に較べると、歩度変化量は
同様に低減させることができる上に、第1図に示すよう
に配線パターン3bを回路基板3上に形成したことによ
り、ICチップ1と水晶振動子2との間の回路基板3の剛
性を高めることができるので、水晶振動子の取付位置の
変化(ふらつき)を低減させることができる。
てオーバーハングさせた場合に較べると、歩度変化量は
同様に低減させることができる上に、第1図に示すよう
に配線パターン3bを回路基板3上に形成したことによ
り、ICチップ1と水晶振動子2との間の回路基板3の剛
性を高めることができるので、水晶振動子の取付位置の
変化(ふらつき)を低減させることができる。
また、水晶振動子の取付位置の変化が低減されるととも
に配線パターン3bが回路基板3上に形成され固定されて
いることから、回路基板の取付後における配線パターン
3aと3bの間の配線容量のばらつきを低減することもでき
る。
に配線パターン3bが回路基板3上に形成され固定されて
いることから、回路基板の取付後における配線パターン
3aと3bの間の配線容量のばらつきを低減することもでき
る。
さらに、本実施例によれば水晶振動子用の2本の配線パ
ターンが多少長くなっても回路基板の剛性を確保できる
とともに湿度変化に伴う歩度変化を少なくすることがで
きるため、水晶振動子とICチップの平面レイアウト上の
自由度が格段に向上し、小型の高精度電子時計が製造可
能となる。
ターンが多少長くなっても回路基板の剛性を確保できる
とともに湿度変化に伴う歩度変化を少なくすることがで
きるため、水晶振動子とICチップの平面レイアウト上の
自由度が格段に向上し、小型の高精度電子時計が製造可
能となる。
第4図に本考案の他の実施例を示す。第4図に於いては
回路基板3の内に長穴3cを設けて配線パターン3aをオー
バーハングさせているが、この場合にも第1図の実施例
と同様の効果が得られる。
回路基板3の内に長穴3cを設けて配線パターン3aをオー
バーハングさせているが、この場合にも第1図の実施例
と同様の効果が得られる。
この場合、回路基板3には長孔3cが形成されているだけ
であるので、ICチップ1と水晶振動子2との間の回路基
板3の剛性を第1図に示す実施例よりもさらに高めるこ
とができる。
であるので、ICチップ1と水晶振動子2との間の回路基
板3の剛性を第1図に示す実施例よりもさらに高めるこ
とができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案の電子時計用回路基板は、水晶
振動子用の2本の配線パターンのうち一方を基板上に形
成し、他方を基板から離してオーバーハングさせたこと
により、両配線パターン間の浮遊容量を小さくすること
ができるので、結果として湿度変化に伴う浮遊容量値の
変化に起因する歩度変化量を低減することができる。
振動子用の2本の配線パターンのうち一方を基板上に形
成し、他方を基板から離してオーバーハングさせたこと
により、両配線パターン間の浮遊容量を小さくすること
ができるので、結果として湿度変化に伴う浮遊容量値の
変化に起因する歩度変化量を低減することができる。
また、一方を基板上に配線したことにより水晶振動子と
配線接続先との間の回路基板の剛性を高めることがで
き、水晶振動子の取付位置の変位を低減させることがで
きる。
配線接続先との間の回路基板の剛性を高めることがで
き、水晶振動子の取付位置の変位を低減させることがで
きる。
しかも、この水晶振動子の位置変位の低減とともに一方
の配線パターンが回路基板上に形成され固定されている
ことから、回路基板の取付時における配線パターン間の
距離変化を低減することができ、配線間距離の変化に伴
う配線容量のばらつきをも低減することができる。
の配線パターンが回路基板上に形成され固定されている
ことから、回路基板の取付時における配線パターン間の
距離変化を低減することができ、配線間距離の変化に伴
う配線容量のばらつきをも低減することができる。
さらに、本考案によれば水晶振動子用の2本の配線パタ
ーンが多少長くなっても回路基板の剛性を確保できると
ともに湿度変化に伴う歩度変化を少なくすることができ
るため、水晶振動子及びその配線パターン等の平面レイ
アウト上の自由度が格段に向上し、小型の高精度電子時
計が製造可能となる。
ーンが多少長くなっても回路基板の剛性を確保できると
ともに湿度変化に伴う歩度変化を少なくすることができ
るため、水晶振動子及びその配線パターン等の平面レイ
アウト上の自由度が格段に向上し、小型の高精度電子時
計が製造可能となる。
第1図は本考案の電子時計用回路ブロックの実施例を示
す平面図。 第2図は第1図の断面図。 第3図は第1図の回路ブロックAと第5図の回路ブロッ
クBの歩度の湿度特性を示すグラフ。 第4図は本考案の電子時計用回路ブロックの他の実施例
を示す平面図。 第5図は従来の電子時計用回路ブロックの実施例を示す
平面図。 1……ICチップ 2……水晶振動子 3……フレキシブル回路基板 3a,3b……水晶振動子用配線パターン 3c……回路基板3に設けられた穴 4……モールド剤
す平面図。 第2図は第1図の断面図。 第3図は第1図の回路ブロックAと第5図の回路ブロッ
クBの歩度の湿度特性を示すグラフ。 第4図は本考案の電子時計用回路ブロックの他の実施例
を示す平面図。 第5図は従来の電子時計用回路ブロックの実施例を示す
平面図。 1……ICチップ 2……水晶振動子 3……フレキシブル回路基板 3a,3b……水晶振動子用配線パターン 3c……回路基板3に設けられた穴 4……モールド剤
Claims (2)
- 【請求項1】水晶振動子に導電接続される2本の配線パ
ターンのうち、一方を基板上に形成し、他方を基板から
離してオーバーハングさせたことを特徴とする電子時計
用回路基板。 - 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電
子時計用回路基板を搭載したことを特徴とする電子時
計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989129771U JPH0729514Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 電子時計用回路基板及び電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989129771U JPH0729514Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 電子時計用回路基板及び電子時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0368099U JPH0368099U (ja) | 1991-07-03 |
| JPH0729514Y2 true JPH0729514Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31677377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989129771U Expired - Lifetime JPH0729514Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 電子時計用回路基板及び電子時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729514Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0743672Y2 (ja) * | 1987-03-05 | 1995-10-09 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計 |
-
1989
- 1989-11-07 JP JP1989129771U patent/JPH0729514Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0368099U (ja) | 1991-07-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |