JPH07295182A - ハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤補充装置 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤補充装置

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JPH07295182A
JPH07295182A JP6090040A JP9004094A JPH07295182A JP H07295182 A JPH07295182 A JP H07295182A JP 6090040 A JP6090040 A JP 6090040A JP 9004094 A JP9004094 A JP 9004094A JP H07295182 A JPH07295182 A JP H07295182A
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processing agent
solid processing
tank
granular solid
silver halide
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JP6090040A
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Masao Ishikawa
政雄 石川
Takeshi Haraguchi
剛 原口
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の顆粒の混合物から成る固体処理剤を収
納した個包装体から、所定量ずつ分割秤量して分包した
顆粒状固体処理剤を排出して処理槽に補充するとき、高
湿度の環境下においても、複数の顆粒同士の相互作用を
防止し、ブロッキングの発生を解消して、正確な補給量
を全量補給可能な固体処理剤補充装置を提供する。 【構成】 ハロゲン化銀写真感光材料を処理する処理装
置の処理液を収容する処理槽2の近傍に設置された供給
装置に、包装材料に予め分割秤量された顆粒状固体処理
剤Kを密封した個包装体Mを供給し、個包装体Mを開封
して、個包装体M内の顆粒状固体処理剤Kを処理槽2内
に補充するハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤補充
装置において、個包装体M内に顆粒状固体処理剤Kが予
め単位補充供給量当たり0.5〜50gに分割秤量して密封
収容され、且つ個包装体M内の顆粒状固体処理剤Kは、
粒径149μm未満の顆粒状固体処理剤Kが20重量%以下で
あるハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤補充装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料用の自動現像機に関し、更に詳しくは自動現像機のコ
ンパクト化及び溶解作業をなくし大幅に作業性の改善が
はかられた感光材料処理装置の固体処理剤による補充装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀カラー写真感光材料(以
下、感光材料と称することもある)は、露光後、現像、
脱銀、洗浄、安定化等の工程により処理される。又黒白
ハロゲン化銀写真感光材料は露光後現像、定着処理され
る。
【0003】このような処理は通常自動現像機(以下、
自現機とも称する)等で上記の各処理工程により順次自
動的に感光材料を搬送させることによって行われる。
【0004】さて、このような自動現像機で処理する場
合、処理液槽内の処理液の活性度を一定に保つために処
理剤を補充する方式が一般に広く採られている。
【0005】具体的には、補充用タンク(以下、補充槽
とも称する)から、補充液を適時処理液槽内に供給しつ
つ処理作業を行うようにしている。
【0006】この場合、補充用タンクに貯溜される補充
液自体は一般には別の場所で調整され作成されたもので
あるが近年急増しているミニラボと呼ばれる自動現像機
等では現像機内に近接して設置された補充タンクにて補
充液がなくなった時点で一定量一度に作製されるのが普
通であり、その作製に当っては、手作業による溶解また
はミキサーによる溶解混合が行われてきた。
【0007】すなわち、ハロゲン化銀写真感光材料用処
理剤(以下、写真処理剤と称することもある)は粉末状
あるいは液体状で市販されており、使用にあたっては、
粉末の場合は一定量の水に手作業で溶解することにより
調液され、又、液体状の場合も濃縮されているから一定
量の水を加え手作業で撹拌し希釈調液して用いられる。
【0008】一方、近年地球環境保護の観点から、前記
写真処理剤の固体処理剤化の開発が行われてきており、
例えば特開平2-109042号、同2-109043号、同3-39379
号、同3-39735号、同4-19655号、同4-230748号の各公報
等に、前記固体処理剤の開示がなされている。
【0009】しかし、上記固体処理剤を用いて、補充液
を作製する場合、液体状の場合に比較して、その溶解時
間が増大し、粉塵の発生など著しく作業効率を悪化させ
ることとなり、この問題の解決が望まれている。
【0010】しかしながら、これらの技術は、すべて補
充液使用を前提としたものであり、補充液使用は以下の
欠点を有する。
【0011】(1)補充液溶解度を越した濃度にはでき
ない(溶解度を超過すると結晶が析出するため)から、
迅速処理や低補充化に限界をもたらしている (2)補充液溶解混合が繁雑で面倒である (3)液体処理剤の輸送上の危険や、取り扱い上の危険
を伴う (4)ユーザー自身の手作業による濃縮キットの溶解作
業は、完全自動化補充が困難である (5)多くの内蔵補充タンクを備えることにより、自動
現像機のコンパクト化が困難である (6)液体補充液の長期貯蔵時には酸化により成分変動
が発生する (7)液体用ポリボトルを使用した場合は、廃棄ボトル
処理によるプラスチック公害が発生する。
【0012】これら補充液使用の問題を解決するため
に、固体処理剤を処理槽に直接投入し溶解する方法が特
開平5-119454号、同5-188533号等の各公報に提案されて
いる。確かに上記公報に開示された技術を使用すること
で補充液を使用する上での問題点が解決されるものの、
固体処理剤を投入する溶解部の上部は高湿度になってお
り、また地域によっては高湿度の環境下に固体処理剤が
おかれる為に錠剤同士が付着したり、場合によっては溶
解する等の問題に派生する安定補充する上での問題や、
溶解に時間がかかり、処理性能が不安定になるという問
題がある。
【0013】特に、顆粒状や粉体状や丸薬状をなす固体
処理剤を収納容器内から定量的に切り出して補給すると
き、固体処理剤補給量に誤差があると、感光材料を安定
して処理することは困難である。従って固体処理剤の補
給に精度が要求される。
【0014】通常、顆粒状固体処理剤や粉体状固体処理
剤の補給時の秤量は、容積を計量する方式が一般的であ
り、補給装置も安価である。しかしハロゲン化銀写真感
光材料処理用固体処理剤の場合、複数種の造粒物があ
り、それぞれ別々に供給する方式が知られている(実開
平1-179729号公報他)。しかしこのような補給装置で
は、1品種の処理槽に対して複数台の補給装置が必要に
なり、かつ各補充装置毎の供給制御手段を要し、機器が
複雑化しコスト高となるばかりでなく、該補給装置のス
ペース増によりこれを内蔵する自現機が大型化する欠点
がある。
【0015】そこで、複数種の顆粒または粉体の混合物
を作製し、この混合物収納容器から所定量を切り出して
秤量供給することが有利となる。ところで上記混合物を
秤量供給しようとすると、各顆粒または粉体同士が相互
作用を起し、ブロッキングを起し易くなる。特に、自現
機内処理液の温度は通常20℃〜50℃となっており、固体
処理剤を投入する溶解部の上部は、高湿度になってい
る。このような湿度の高い環境下では、上述の現象が強
調され、補給不良を発生しやすい。
【0016】上記問題点を回避するため、固体処理剤の
搬送部と排出口を密閉された防湿空間として防湿する技
術が開示されている(特開平4-213454号)。しかし、密閉
された防湿空間のスペースを必要とするため、コスト高
や搬送機構部への固体処理剤付着といった問題点があ
る。
【0017】一方、固体処理剤の定量をフィルム状シー
ト等の袋内に収納する分包供給方式は、固体処理剤の秤
量精度が高く、各分包は防湿性が付与され、保存性、安
定性に優れている利点がある。
【0018】しかし、従来の顆粒状固体処理剤の分包供
給方式においては、包装材料内に分割秤量個包装された
顆粒状固体処理剤の粒径は一定せず、大小雑多の粒径の
ものが収容されている。特に顆粒状固体処理剤中に粉体
状の固体処理剤が多く含まれていると、補充装置に個包
装体を装填して包装材料を開封して内包された固体処理
剤を処理槽に供給するとき、この粉体状固体処理剤が個
包装体内から排出し難く、全量投入ができず結果として
秤量精度が悪くなったり周辺に粉体が飛散するという問
題がある。これを改善するためには複雑な装置が必要と
なる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記諸
問題を解決するため種々検討した結果、以下の改良され
た顆粒状固体処理剤補充装置を提供するものである。
【0020】(i)環境湿度によって顆粒状固体処理剤
が形状,容積,重量,成分の偏り等の変化や、ブロッキ
ングを起こさず、精度の良い秤量供給が行われる。
【0021】(ii)顆粒状固体処理剤投入時の供給量誤
差や飛散を解消し、安定した組成の処理液が得られる。
【0022】(iii)複雑,精密な補充装置を要せず、
安価な補充装置で安定した固体処理剤供給を行うことが
できる。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明者等は以下の構成により上記問題が解決でき達
成されることを見いだした。
【0024】上記目的は、ハロゲン化銀写真感光材料を
処理する処理装置の処理液を収容する処理槽の近傍に設
置された供給装置に、包装材料に予め分割秤量された顆
粒状固体処理剤を密封した個包装体を供給し、該個包装
体を開封して、該個包装体内の顆粒状固体処理剤を前記
処理槽内に補充するハロゲン化銀写真感光材料用固体処
理剤補充装置において、前記個包装体内に顆粒状固体処
理剤が予め単位補充供給量当たり0.5〜50gに分割秤量
して密封収容され、且つ該個包装体内の顆粒状固体処理
剤は、粒径149μm未満の顆粒状固体処理剤が20重量%以
下であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用
固体処理剤補充装置によって達成される。
【0025】また、上記目的を達成する本発明の顆粒状
固体処理剤が、粒径149μm未満の顆粒状固体処理剤が10
重量%以下であることを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の供給装置が発色現像槽、
漂白槽、定着槽、漂白定着槽、安定槽の溶解部の少なく
とも1つに設けられたことを特徴とする。
【0027】さらにまた、本発明の顆粒状固体処理剤が
結合剤を含有していることを特徴とする。
【0028】以下、本発明について詳しく説明すると、
本発明の固体処理剤は顆粒状処理剤であってJIS規格に
よる粒径が149μm未満の粒子が20重量%以下である事を
特徴とする。顆粒は粉末に造粒工程を加える等した粒径
50〜5000μmの粒状物の事を言う。
【0029】本発明でいうJIS規格による粒径とは、JIS
-Z8801の篩を用い、篩分け法により前記篩を通過する又
は通過しない顆粒又は粉体の重量を測定することにより
求めることが出来るが、粒径149μm未満の粒径が20重量
%を超える場合、個包装体からの顆粒状処理剤の処理槽
への投入精度が著しく低下し、個包装体に残存する処理
剤が多くなり、結果として処理安定性が不安定になると
いう問題がある。
【0030】好ましくは粒径149μm未満の顆粒状又は粉
体処理剤が10重量%以下である方が本発明の効果が顕著
に表れる。
【0031】本発明に係わる顆粒形成の為の造粒方法
は、転動造粒、押し出し造粒、圧縮造粒、解砕造粒、撹
拌造粒、流動層造粒、噴霧乾燥造粒等の公知の方法を用
いることができる。また、本発明において、造粒時、結
合剤として水溶性ポリマー又は糖類を単独又は併用して
0.1〜15重量%添加混合して顆粒化する事により、より
本発明の効果を顕著に奏することができる。
【0032】水溶性ポリマー又は糖類としてはヒドロキ
シプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
メチルセルロース等のセルロース類、パインフロー、パ
インデックス(ともに松谷化学工業(株)製)等のデキス
トリン類、マンニトール、エリスリトール等の糖アルコ
ール類、ポリアルキレングリコール類、α,β又はγの
シクロデキストリンヒドロキシプロピルシクロデキスト
リン等のシクロデキストリン類等が挙げられるが、前記
のうち処理液への溶解性処理性の点からデキストリン
類、糖アルコール類、シクロデキストリン類が好まし
い。
【0033】本発明の顆粒状固体処理剤は、ハロゲン化
銀写真感光材料用処理剤である公知の発色現像用成分、
漂白用成分、定着用成分、漂白定着用成分、安定用成
分、白黒現像用成分等に用いられ、発色現像用成分とし
てはパラフェニレンジアミン系発色現像主薬,ハイドロ
キノン,メトール,フェニドン及びその誘導体等の白黒
現像主薬、亜硫酸塩又はその付加物等の公知の保恒剤、
可溶化剤、水酸化アルカリ金属等のアルカリ剤、炭酸
塩、ホウ酸塩、リン酸塩等のバッファー剤、アミノポリ
カルボン酸、有機ホスホン酸に代表されるキレート剤、
蛍光増白剤、界面活性剤、ハロゲン化物等が挙げられ
る。漂白用成分としては、公知の有機酸第2鉄塩、ハロ
ゲン化物、キレート剤、防錆剤、漂白促進剤等があり、
定着用成分としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオ
エーテル及びその誘導体等の公知の定着主剤、亜硫酸塩
及びその付加物等の公知の保恒剤、キレート剤等があ
り、安定用成分としては、防バイ剤、キレート剤、種々
の金属塩、保恒剤、可溶化剤、ホルムアルデヒド誘導
体、活性剤等の公知の成分があり、各成分毎に1ないし
は複数の成分を造粒していても良く、複数の成分を造粒
して顆粒化する方法が本発明を実施する上で好ましい態
様である。
【0034】本発明において、顆粒状処理剤は単位補充
供給量当たり0.5〜50gに分割秤量されている。単位補
充供給量当たりとは、ある一定量のハロゲン化銀写真感
光材料が処理された場合に投入される顆粒状処理剤の単
位当たりの補充総重量のことを言い、顆粒状処理剤の単
位補充供給量が多すぎると顆粒状処理剤の溶解不良が生
じ易くなり、単位補充供給量が少ないとある一定量の顆
粒状処理剤を供給する為の投入回数が増え、投入精度や
供給手段の耐久性が問題となる。好ましくは単位補充供
給量当たり1g〜30gである。
【0035】本発明に用いられる包装材料は、透湿度が
50g/m2・24hr(40℃−90%RH)以下であるポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスレチン、ポ
リカーボネート、ビニロン、エバール、ポリエチレンテ
レフタレート等の合成樹脂が挙げられ、単一材料ないし
は2種以上の複合材料又はフィルム間にアルミ箔等を用
いたフィルムを用いても良く、又紙をベースに上記合成
樹脂をコーティングしたものでもよい。好ましくは透湿
度は20g/m2・24hr以下特に好ましくは10g/m2・24hr
以下の包装材料である。
【0036】包装材料の膜厚としては使い勝手や、包装
材料の廃棄性、摩擦性、透湿度等の観点から1〜2000μ
m、より好ましくは10〜500μmであることが好ましい。
【0037】固形処理剤を包装する方法としては4方シ
ール、3方シール、スティック(ピロー包装、ガゼット
包装)、PTP(ベリスター包装),カートリッヂ等があ
るが、本発明の効果を顕著に奏するのは4方シール、3
方シール、スティック包装であり4方シール、3方シー
ル、スティック包装は形態の違いであり前記材料が用い
られる。ただし、ピールオープン方式を使用する場合
は、シーラント剤をラミネートしピールオープン適性を
もたせることができる。
【0038】固形処理剤を処理槽に供給する方法として
は、感光材料の処理量に応じて投入する方法であるが好
ましくは包装体を開封、取出す方式等であり、開封に際
し、接着面を分離する方法、シール包装の一部に切りこ
みを入れ、引き裂くことにより開封する方法、カッター
等外力により切断する方法、強制的に固形処理剤を押し
出す方法等が好ましく用いられる。
【0039】本発明に用いられる顆粒状固体処理剤はあ
る処理剤の1部の成分のみ固体化することも本発明の範
囲に入るが、好ましくは該処理剤の全成分が固体化され
ていることである。各成分は別々の顆粒状固体処理剤と
して成型され、同一個装されていることが望ましい。又
別々の成分が定期的に包装でくり返し投入される順番に
包装されていることも本発明に包含される。
【0040】本発明においては、処理量情報に応じて各
処理液槽に補充する処理剤全てを顆粒状固体処理剤とし
て投入することが好ましい。補充水の補充は、蒸発量情
報処理量情報又は別の補充水制御情報にもとづき補充水
が補充される。本発明においては、該補充水は、通常の
水以外に防バイ処理を施してある水やイオン交換水定着
能を有する処理液槽に引き続く処理液、またはオーバー
フロー廃液を意味する。
【0041】次に本発明の固体処理剤補充装置を用いた
実施例について説明する。
【0042】定着処理用顆粒状試料の作製を下記の様に
行った。
【0043】 チオ硫酸アンモニウム 2300g チオ硫酸ナトリウム 230g 亜硫酸ナトリウム 1850g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 200g 炭酸カリウム 200g 上記化合物をそれぞれ市販のハンマーミル中で平均粒径
50μm以下になるまで粉砕した。
【0044】得られた粉体に表1の結合剤を2.5重量%
添加してクロスロータリー式混合機により混合し、次い
で市販の撹拌造粒機で約15分間、水を600ml添加しなが
ら造粒し、次いで市販の流動層乾燥機で55℃にて1時間
乾燥し、整粒及び/又は分級を適宜行い、粒径149μm未
満の粒子が表1になるように調整した。
【0045】なお、粒度の測定はJIS-Z8801の篩を用
い、篩分け法により残留又は通過する粉体の重量を測定
することにより行った。
【0046】次に、表1記載の粒度をもつ顆粒を各々5
gずつとり図7の(A)に示す4方シール(ポリエチレン
100μm)に封入し、図16に示す、ロータリーカッター方
式の開封手段を有する補充装置を用いて5分包処理し、
その時の1分包当たりの薬品残量(薬品残量/5g×10
0%)を表1に示す。薬品残量が少なければ少ない程補
充精度が良い事を示す。
【0047】
【表1】
【0048】表1より明らかな様に粒径149μm未満の粒
径の重量%が20以下である場合、薬品残は2.0%以下で
好ましいが、20重量%を超えると薬品残が多くなり、写
真処理性能に影響を与えることが判った。
【0049】
【実施例】次に、この発明の一実施例を添付図面に基づ
いて説明するが、本発明は、これに限定されるものでは
ない。
【0050】図1(A)はシート上印画紙現像処理用の自
現機APの構成図である。自現機APでは、シート状印画紙
pは、発色現像槽1A、漂白定着槽1B、安定槽1C,1D,1E
内の各処理液により処理されたのち乾燥される。図1
(A)において、液面レベルとして漂白定着槽1Bに対し、
安定槽1C,1D,1Eが順次高くなっている。従って1Eから
のオーバーフロー液は重力により1D,1C,1Bと流れこむ
ような構造(カウンターカレント方式)となっている。こ
の場合、ポンプ等の機械的供給手段が不用であるため、
本発明の好ましい実施例といえる。
【0051】図1(B)はネガフィルム現像処理用の自現
機AFの構成図である。該自現機AFでは、ネガフィルムf
は、発色現像槽7A、漂白槽7B、定着槽7C,7D、安定槽7
E,7F,7G内の各処理液により処理されたのち乾燥され
る。上記発色現像槽7A、漂白槽7B、定着槽7Dも安定槽7G
の各処理槽には、それぞれ固体処理剤を供給する固体処
理剤供給装置8A,8B,8D,8Gが設けてある。なお、補充
水タンク4は、図1(A)とほぼ同じ構成であるから、同
一符号を付してある。
【0052】さらに、処理液槽のオーバーフロー液を該
処理液槽の前浴処理液槽の補充水として利用すれば、感
光材料を処理することにより持ち出された前浴処理液槽
の有効成分もオーバーフロー液に含まれるため、顆粒状
固体処理剤の必要量も減少することが可能となり、又該
処理液槽の補水量も減少できるなどの効果もある。
【0053】図2(A)は、自現機APと写真焼付機Bとを
一体的に構成したハロゲン化銀写真感光材料処理装置
(プリンタープロセッサ)の全体構成図である。
【0054】図2(A)において、写真焼付機Bの左下部
には、未露光のハロゲン化銀写真感光材料である印画紙
(カラーペーパー)をロール状に収納したマガジンMがセ
ットされる。マガジンから引き出された印画紙pは、送
りローラR1及びカッター部Ctを介して所定のサイズに
切断され、シート状印画紙pとなる。このシート状印画
紙pは、ベルト搬送手段Beによって搬送され、露光部E
において光源およびレンズLにより、原画Oの画像を露
光される。露光されたシート状印画紙pはさらに複数対
の送りローラR2,R3,R4により搬送され、自現機AP内に
導入される。自現機APでは、シート状印画紙pは、処理
液槽であるそれぞれ発色現像槽1A、漂白定着槽1B、安定
槽1C,1D,1E内(実質的に3槽構成の処理液槽1)をロー
ラ搬送手段(参照記号ナシ)により順次搬送され、それぞ
れ、発色現像処理、漂白定着処理、安定化処理がなされ
る。前記各処理がなされたシート状印画紙pは、乾燥部
6において乾燥されて機外に排出される。
【0055】なお、図中の一点鎖線は、印画紙pの搬送
経路を示す。また、実施例においては、印画紙pはカッ
トされた状態で自現機AP内に導かれるものであるが、帯
状で自現機AP内に導かれるものであってもよい。
【0056】また、本願発明に係る自現機APは、写真焼
付機Bと一体的に構成しても、自現機AP単体だけでもよ
いことは言うまでもない。また、本発明の説明として、
発色現像槽1A、漂白定着槽1B、安定槽1C,1D,1Eを有す
る実質的に3槽構成の処理液槽1を有する自現機APにつ
いて行うが、これに限られるものではなく、露光済みの
ネガフィルムfを処理する発色現像槽、漂白槽、定着
槽、安定槽を有する実質的に4槽または、それ以上の処
理液槽を有する構成の自現機AF(図4,図5参照)であっ
ても本発明は適用できるものである。
【0057】図2(B)は自現機APの平面構成図である。
上記発色現像槽1A、漂白定着槽1B、安定槽1Eの各処理液
槽には、溶解槽2A,2B,2E、循環槽2C,2D及び顆粒状処
理剤を供給する固体処理剤供給装置3A,3B,3Eが設けて
ある。4は発色現像槽1A、漂白定着槽1C、安定槽1Eに補
充水を供給する補充水タンクであるが、前記したように
安定槽のオーバーフロー液を漂白定着層1Cに流入させる
ことによって漂白定着槽1Cへの補充水の供給をしなくて
も済む。
【0058】図3は、図2の自現機APのI−I断面にお
ける処理液槽である漂白定着槽1Bの処理剤投入部と処理
剤供給手段との断面図である。なお、図には、構成をわ
かりやすくするために、感光材料を搬送する搬送手段等
は省略してある。また、本例においては、固体処理剤と
して顆粒状固体処理剤Kを用いた場合について説明す
る。
【0059】感光材料を処理する漂白定着槽1Bは、該漂
白定着槽1Bを形成する仕切壁21の外側に一体的に設けた
溶解槽2Bを有する。漂白定着槽1Bと溶解槽2Bとは連通窓
21Aが形成された仕切壁21により仕切られており、処理
液(漂白定着液)は流通できるようになっている。
【0060】筒状のフィルター22は、溶解槽2Bの内部に
交換可能に設けられ、処理液中の不溶物を除去する機能
を果たす。このフィルター22の中は、溶解槽2Bの下方壁
を貫通して設けられた循環パイプ23Aを介して循環ポン
プ24(循環手段)の吸引側に連通している。
【0061】循環系は、液の循環通路を形成する循環パ
イプ23A,23B、循環ポンプ24等で構成されている。前記
循環ポンプ24の吐出側に連通した循環パイプ23Bの他端
は漂白定着槽1Bの外壁を貫通し、該漂白定着槽1Bに連通
している。このような構成により、循環ポンプ24が作動
すると処理液は溶解槽2Bから吸い込まれ、漂白定着槽1B
に吐出されて、処理液は漂白定着槽1B内の処理液と混じ
り合い、再び溶解槽2Bへと入り循環を繰り返すことに
なる。処理液の循環方向は、図3に示した方向に限られ
る必要はなく、逆方向であってもよい。
【0062】廃液管11Bは、漂白定着槽1B内の処理液を
オーバーフローさせるためのものであり、液面レベルを
一定に保つとともに、他の処理液槽から感光材料に付着
して持ち込まれる成分や、感光材料から溶け出す成分が
貯留し、増加することを防ぐのに役立つ。
【0063】棒状のヒータ25は、溶解槽2Bの上方壁を貫
通して溶解槽2B内の処理液中に浸漬するよう配設されて
いる。このヒータ25は、溶解槽2Bおよび漂白定着槽1B内
の処理液を加温するものであり、換言すると漂白定着槽
1B内の処理液を処理に適した温度範囲(例えば20〜55℃)
に保持する温度調整手段である。
【0064】前記溶解槽2Bに固体処理剤を供給する手段
は、固体処理剤供給手段30、補充水供給手段40とから構
成されている。
【0065】処理量情報検出手段31は、自現機APの感光
材料搬送入口付近に設けられ、処理される感光材料の処
理量を検出するために用いられる。この処理量情報検出
手段31は、左右方向に複数の検出部材を配してなり、感
光材料の幅を検出するとともに、検出されている時間を
カウントするための要素として機能する。感光材料の搬
送速度は機械的に予め設定されているので、幅情報と時
間情報とから感光材料の処理面積が算出できる。なお、
この処理量情報検出手段31は、赤外線センサ、マイクロ
スイッチ、超音波センサ等の感光材料の幅および搬送時
間を検出できるものであればよい。また、間接的に感光
材料の処理面積が検出できるもの、例えば図2のような
プリンタープロセッサの場合、焼付を行った感光材料の
量、あるいは、予め決まっている面積を有する感光材料
の処理数を検出するものでもよい。さらに、検出するタ
イミングは、本例では処理される前であるが、処理した
後、あるいは処理液中に浸漬されている間でも良い(こ
のような場合は、処理量情報検出手段31を設ける位置を
処理後に検出できる位置や処理中に検出できる位置に適
宜変更することによりできる)。また、処理量情報検出
手段31は、各処理液槽1A,1B,1C,1D,1E毎に設ける必
要はなく、1台の自現機APに対して1つ設けることが好
ましい。供給制御手段32は前記処理量情報検出手段31に
よる信号を受けて固体処理剤の処理量供給を制御する処
理剤供給制御手段及び補充水の供給量を制御する補充水
量供給制御手段である。
【0066】本発明に用いることのできる固体処理剤供
給手段30は、顆粒型固体処理剤Kを収容する収納容器3
3、供給手段である供給装置本体34、駆動手段から構成
されている。自現機APの上部カバー102は、前記漂白定
着槽1Bおよび溶解槽2Bを収容する本体101と本体背部の
支軸103により揺動自在に結合されていて、該上部カバ
ー102は、図3の図示一点鎖線A方向に持ち上げて、操
作者側の前面および上面を大きく開放することにより、
固体処理剤供給手段30の点検や、前記フィルター22の交
換作業をすることができる。
【0067】また、上記上部カバー102の上面の一部に
は、蓋104が揺動自在に結合されていて、該蓋104を図示
一点鎖線B方向に開放して、前記収納容器33の顆粒状固
体処理剤Kの補充を行う。
【0068】図4は、本発明を適用したカラーネガフィ
ルム用自現機AFの正面側全体構成図、図5は該自現機AF
の側断面図である。該自現機AFは、発色現像槽7A、漂白
槽7B、定着槽7C,7D、安定槽7E,7F,7Gの実質的4槽の
処理液槽構成である。
【0069】前記各処理液槽7A,7B,7D,7Gは、それぞ
れ溶解槽9A,9B,9D,9Gが連通していて、循環ポンプ24
A,24B,24D,24Gにより処理液が循環撹拌される。ま
た、該各溶解槽9A,9B,9D,9Gの各上方には、前述の固
体処理剤供給装置8A,8B,8D,8Gが設置され、対応する
適量の固体処理剤が制御供給される。9C,9E,9Fは循環
槽である。
【0070】一方、共通の補充水タンク41内の補充水W
は、ベローズポンプ42、吸水管43、送小管44によって、
各溶解槽9A,9B,9D,9Gに供給される。
【0071】図4において一点鎖線はフィルムfの搬送
経路を示す。操作部内の装填手段に装着されたパトロー
ネからフィルムfが引き出され、発色現像槽7A、漂白槽
7B、定着槽7C,7D、安定槽7E,7F,7Gで処理されたの
ち、乾燥部6のファンヒータ61により乾燥されて機外に
排出される。
【0072】図5において、12はオーバーフロー液を貯
溜する廃液タンク、26はサーモスタット、27は液面セン
サである。なお、図3と同一機能を有する部分には同一
符号を付した。
【0073】図6は固体処理剤と補充水とを供給制御す
るブロック図である。前記自現機APへ送り込まれる感光
材料(印画紙p)の処理量情報が、検知手段31により検知
されて供給制御手段32に送られると、所定量の固体処理
剤Kおよび補充水Wが、各供給手段30,40により溶解槽
2に投入補給される。この固体処理剤Kおよび補充水W
の補給は、検知手段31の信号発生毎、複数回にわたって
間欠的に行われる。
【0074】上記供給制御は、固体処理剤補充条件設定
入力手段39によって予め設定された設定値、すなわち固
体処理剤Kの投入時間間隔、1回の投入量、投入回数等
が各補充剤毎に設定され、供給制御手段32に入力されて
いる。
【0075】固体処理剤Kの投入回数が予め設定された
上記理論投入回数に達したとき、または残留検知手段に
よる収納容器33内に残存する固体処理剤Kの排出完了を
検知したとき、収納容器33の1セット分の補給を終了す
る。このようにして収納容器33内の固体処理剤全量排出
終了後に、収納容器変換のアラームを発生させ、容器交
換操作が行われる。
【0076】本発明において、固体処理剤は単位補充供
給量当たり0.5〜50gに分割秤量されている。単位補充
供給量当たりというのは、ある一定量のハロゲン化銀写
真感光材料が処理された場合に投入される固体処理剤の
総重量のことを言い、固体処理剤の単位補充供給量が多
すぎると固体処理剤の溶解不良が生じ易くなり、単位供
給量が少ないとある一定量の固体処理剤を供給する為の
投入回数が増え、投入精度や供給手段の耐久性が問題と
なる。
【0077】包装材料は、本発明の固体処理剤表面との
包装内摩擦係数が1.5以下であることが本発明を実施す
る上での好ましい態様である。ここで包装内摩擦係数と
言うのは下記の方法により求めた値である。
【0078】固体処理剤を包装材料に入れシールし密封
する。温度25℃相対温度40%で包装材料の両端を切断
し、HEIDON社製「Static Friction Tester HEIDON−1
0」を用い、包装材料を固定し、固体処理剤の80%以上
が包材からスベリ落ちるtanθを測定する。このtanθを
固体処理剤と包装材料の包装内摩擦係数とする。この包
装内摩擦係数は、固体処理剤の表面性、成分、大きさ、
形や包装材料の材質、表面あらさ、更には保存状態によ
り包装内摩擦係数は変動するが、要は固体処理剤と包装
材料間の包装内摩擦係数が使用時に1.5以下であれば良
い。
【0079】本発明に使用される包装材料は、合成樹脂
の素材が好ましく用いられ、具体的にはポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ナ
イロン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリカー
ボネート、ビニロン、エバール、ポリエチレンテレフタ
レート等が挙げられ、単一フィルムであってもあるいは
2種類以上のフィルムで積層してもよいし、フィルム間
にアルミ箔等を用いても良く、又紙をベースに上記合成
樹脂をコーティングしたものでも良い。
【0080】更に包装材料の透湿度が50g/m2・24hr(4
0℃・90%RH)以下である場合に、効果がより顕著とな
る。すなわち、透湿性が高い場合に包装材料を通過する
水分量が多くなる為に潮解性を示す固体処理剤が一部潮
解し、他の写真成分との好ましからぬ反応を生じる為で
ある。好ましくは20g/m2・24hr以下の透湿度をもつ包
装材料が本発明の実施態様に好ましく用いられる。
【0081】包装材料の膜厚としては使い勝手や、包装
材料の廃棄性、摩擦性、透湿効果の点から1〜2000μ
m、より好ましく10〜1000μmであることが好ましい。
【0082】固体処理剤を包装する方法としては4方シ
ール、3方シール、スティック(ピロー包装、ガゼット
包装)、PTP(ベリスター包装)、カートリッヂ等がある
が、本発明の効果を顕著に奏するのは4方シール、3方
シール、スティック包装は形態の違いであり前記材料が
用いられる。ただし、ピールオープン方式を使用する場
合は、シーラント剤をラミネートしピールオープン適性
をもたせることができる。
【0083】固体処理剤を処理槽に供給する方法として
は、予め一定量に秤量分割包装された固体処理剤を感光
材料の処理量に応じて投入する方法であるが好ましくは
包装体を開封、取出す方式であり、開封に際し、接着面
と分離する方法、シール包装に一部に切りこみを入れ、
引き裂くことにより開封する方法、カッター等外力によ
り切断する方法、強制的に固体処理剤を押し出す方法等
が好ましく用いられる。
【0084】次に本発明に用いられる包装形態について
説明する。
【0085】図7はシール包装体を示し、図7(A),
(B),(C)は四方シール個包装体Mの例を示す平面図お
よび断面図である。図7(D)は三方シール包装体の例を
示す。図8(A),(B)はスティック包装体(ピロー包装
体)の具体例を示し、(A)はスティック包装体の切断時
の斜視図、(B)は切断後に折り曲げて切断開口を下向き
にして内包された固体処理Kを排出する状態を示す斜視
図である。
【0086】図9はPTP包装体の具体例を示す。図9
(A)は顆粒が入っている包装材料を浅絞りにして縦列配
置したブリスター断面図である。図9(B)は該ブリスタ
ーの斜視図である。
【0087】図10は、各種分包形態の平面図である。
【0088】図10(A),(B),(C)は、一連の包装体に
顆粒状固体処理剤Kがパート毎に分包された例であり、
図10(D)は分包毎に分離された例を示す。例えば、発色
現像補充用顆粒であれば、アルカリパート(A)、主薬パ
ート(B)、保恒剤パート(C)毎になったものが、1つの
供給単位として1分包に入っていて、上記各種配列を形
成している。
【0089】図11は、顆粒状固体処理剤Kを分割秤量し
て包装材料をヒートシールして分包を形成して個包装体
Mに形成し、該個包装体Mをつづら折り(Z字状折り曲
げ)にして容器300内に収容した状態を示す断面図であ
る。
【0090】図12〜図17は顆粒状固体処理剤Kを内包す
る個包装体の切断開封手段の各種例を示す図である。
【0091】図12(a),(b)は「コの字」形半抜きパン
チ方式の補充装置を表す断面図である。
【0092】図13(a)は該補充装置の斜視図、図13(b)
は切断開封後の個包装体の平面図である。
【0093】感光材料が処理されると処理量情報検出手
段によって検知し、ある一定量に達したときに、処理剤
供給制御手段31により信号が送られ搬送ローラ301が回
転し、固体処理剤Kの入った個包装体Mを図12(a)の様
な位置まで移動させ停止する。個包装体を移動させる方
法は個包装体Mに予め設けられたノッチを検出する方
法、印刷柄又はアイマークの検出、個包装体M内の固体
処理剤Kの検出等どんな方法でも良いが要は必要量の固
体処理剤Kを精度良く検出すれば良い。次に図12(b)の
様にパンチ雄型302が下方に動きパンチ雌型303との剪断
作用により、個包装体Mを切断し、内包された固体処理
剤Kは自動現像機の溶解槽2に投入される。パンチ雄型
302とパンチ雌型303とで切断された切り口は図13(b)に
示すようにパンチ切断形状306の様にコの字となる。308
はしごきローラである。
【0094】使用済み個包装体Mは廃棄箱304に入りま
とめて廃棄することができる。使用済みの個包装体収納
箱305は再使用することが好ましい。
【0095】図14,15は個包装体Mの切り落とし方法の
他の実施例を表す断面図および斜視図である。
【0096】なお、図中、前記実施例と同じ機能を有す
る部分には同番号を付している。
【0097】感光材料が処理されると処理量情報検出手
段31によって検知し、ある一定量に達したときに、処理
剤供給制御手段32により信号が送られ搬送ローラ301,3
07が回転し、固体処理剤Kの入った個包装体Mを固体処
理剤Kを溶解槽2の上部の位置まで移動させ停止する。
このとき個包装体Mの先端はしごきローラ308に入って
いる。
【0098】次にセラミック製カッター309が個包装体
Mを切断する。切断が終了するとしごきローラ308及び
搬送ローラ301,307が回転し固体処理剤Kはしごきロー
ラ308によりしごかれ排出口を通過し自動現像機の溶解
槽2に投入される。カットされた廃棄個包装体Mは搬送
ローラ301により排出され廃棄箱304に入る。
【0099】図16で収納箱310は、固体処理剤個包装体
Mを、帯部を蛇行させた状態で収納していて、処理剤個
包装体Mの先端は、ローラ311aと、ローラ311bと駆動
手段とよりなる第1の搬送手段により送り出し、又は蓋
312を開けて案内し、ローラ313aと、ローラ313bと駆
動手段とよりなる第2の搬送手段にかけ渡し、蓋312を
閉じることにより、第1の搬送手段と第2の搬送手段に
係合する。なお第2の搬送手段に係合させる前に切断手
段(ロータリーカッター)314により、上下両側のシール
部を切り離し矢印A方向へ案内し排除する。
【0100】図17および図18は顆粒状固体処理剤Kを分
包する個包装体Mの切断開封手段の他の実施例を示す斜
視図である。
【0101】図17において、帯状の個包装体Mは供給量
制御手段32および駆動手段により制御されて駆動回転す
るドラム321の円周面に巻回されている。該ドラム321の
下方には、ロータリーカッター322が定位量で駆動回転
する。固体処理剤Kの供給信号が入ると、ドラム321お
よびロータリーカッター322が回転して、個包装体Mの
下辺を切断して、分包内の顆粒状固体処理剤Kを排出し
て溶解槽2に補給する。
【0102】図18において、帯状の個包装体Mはカート
リッジ331内、に巻き込まれていて、巻き取りローラ332
の駆動回転により個包装体Mを巻き取り、下方のロータ
リーカッター333の回転により、個包装体Mの下辺は切
断されて分包内の顆粒状固体処理剤Kは排出される。
【0103】図19,図20,図21は、個包装体Mを開封し
て分包内の顆粒状固体処理剤を補給するピールオープン
方式の補充装置の他の実施例を示す斜視図であり、何れ
も包装材料(シート)の巻き取り接着面を引き剥がして分
離する方式である。
【0104】図19は本発明の固体処理剤補充装置の1例
を示す斜視図であり、個包装体Mに入った固体処理剤の
個包装体Mの接着面を引き剥がすことによって固体処理
剤Kを処理槽2に投入するものである。
【0105】固体処理剤を四方シールで包装した個包装
体M(図7(A),(B),(C)参照)を収容箱341から引き
出し、個包装体Mの先端部をローラ342を介して巻き取
り軸343,344にセットし、感光材料が処理されると処理
量情報検出手段31によって検知し、ある一定量に達した
時に処理剤供給制御手段32により信号が送られ処理剤供
給手段でもある巻き取り軸343,344のモータを動かすこ
とで、固体処理剤の入った個包装体Mをある一定の長さ
だけ移動させ、分包内の固体処理剤を投入する。個包装
体Mを移動させる方法は個包装体Mに予め設けられたノ
ッチ345を検出する方法、印刷柄の検出、包装体の処理
剤検出等どんな方法でも良いが要は個包装体Mの分包開
封位置を制度よく検出し、ローラ342や巻き取り軸343,
344によって移動させるものである。ローラ342は個包装
体Mを固定する、位置決めするなどの目的で設置してお
り、2つの巻き取り軸343,344により剥離され(M1,M
2)、固体処理剤Kが投入される。
【0106】巻き取り終了後は、別離された個包装体M
1,M2を巻き取り軸343,344から直接取ってもよく、又
巻き戻して個包装体M1,M2を収容箱341ごと廃棄する
こともできる。
【0107】図20は個包装体Mの接着面を1軸の巻き取
り軸354で引き剥がす方式の補充装置である。個包装体
Mは、浅絞り形状の包装材料M1に所定量の顆粒状固体
処理剤Kを分割秤量して収容したのち、シート状の包装
材料M2を接着して密封したブリスタ方式の包装体であ
る。収容箱351内に収容された帯状の個包装体Mはロー
ラ352,353によって引き出され、さらに巻き取り軸354
の駆動回転により一方の包装材料M2が巻きとられて、
他方の包装材料M1の接着面から別離することにより、
浅絞り部内の顆粒状固体処理剤Kは放出されて下方の溶
解槽2へ補給される。
【0108】図21は1軸巻き取り方式の他の実施例を示
す補充装置である。回転ドラム361の円周面に巻回固定
された個包装体Mは図7(A),(B),(C)に示す四方シ
ール包装体であり、一方の包装材料M2の先端部は巻き
取り軸363に固定され、他方の包装材料M1は回転ドラム
361に固定されている。巻き取りローラ363の駆動回転に
より、一方の包装材料M2の先端部は巻き上げられて、
個包装体Mはローラ362の位置で分岐別離されて、分包
内の顆粒状固体処理剤Kは落下して溶解槽2内へ補給さ
れる。回転ドラム361が1回転すると、新規の個包装体
Mを巻回した回転ドラム361を交換操作するか、新規の
個包装体Mを回転ドラム361に巻装する。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のハロゲ
ン化銀写真感光材料用固体処理剤補充装置は、下記の効
果を奏する。
【0110】(i)環境湿度により顆粒状固体処理剤が
形状,容積,重量,成分の変化を発生せず、補給量誤差
を生じない。
【0111】(ii)特にパラフェニレンジアミン系の発
色現像主薬を含有する顆粒状固体処理剤の補給に効果が
大きい。
【0112】(iii)複雑,精密な補充装置を要せず、
安価な補充装置で補給制度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動現像機の構成図。
【図2】ハロゲン化銀写真感光材料処理装置の全体構成
図。
【図3】この発明に係る自動現像機の断面図。
【図4】ネガフィルム用自現機の正面全体構成図。
【図5】上記ネガフィルム用自現機の側断面図。
【図6】固体処理剤と補充水とを供給制御する供給手段
のブロック図。
【図7】シール個包装体の平面図および断面図。
【図8】スティック包装体の斜視図。
【図9】PTP包装体の断面図および斜視図。
【図10】各種分包形態の平面図。
【図11】個包装体を容器内に収容した状態を示す断面
図。
【図12】個包装体のパンチ剪断開封手段を示す断面
図。
【図13】上記パンチ剪断開封手段を有する補充装置の
斜視図。
【図14】個包装体のカッタ切り落とし方式を示す断面
図。
【図15】上記カッタ切り落し方式を有する補充装置の
斜視図。
【図16】ロータリーカッター方式の開封手段を有する
補充装置の斜視図。
【図17】ロータリーカッター方式の開封手段を有する
ドラム式補充装置の斜視図。
【図18】ロータリーカッター方式の開封手段を有する
カートリッジ式補充装置の斜視図。
【図19】2軸巻き取りピールオープン方式の開封手段
を有する補充装置の斜視図。
【図20】1軸巻き取りピールオープン方式の開封手段
を有する補充装置の斜視図。
【図21】上記1軸巻き取りピールオープン方式の開封
手段の他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 処理液槽 1A,7A 発色現像槽 1B 漂白定着槽 1C,1D,1E,7E,7F,7G 安定槽 2A,2B,2E,9A,9B,9D,9G 溶解槽 3A,3B,3E 固体処理剤供給装置 4 補充水タンク 5 補充水供給手段 7B 漂白槽 7C,7D 定着槽 30 固体処理剤供給手段 305,310,341,351,361 収容箱 301,307 搬送ローラ 302 パンチ雄型 303 パンチ雌型 308 しごきローラ 309 カッター 314,322,333 ロータリーカッター 342,352,362 ローラ 343,344,354,363 巻き取り軸 31 処理量情報検出手段 32 供給制御手段 40 補充水供給手段 AP,AF 自現機 K 顆粒状固体処理剤 M 個包装体 p 印画紙(感光材料) f フィルム(感光材料)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン化銀写真感光材料を処理する処
    理装置の処理液を収容する処理槽の近傍に設置された供
    給装置に、包装材料に予め分割秤量された顆粒状固体処
    理剤を密封した個包装体を供給し、該個包装体を開封し
    て、該個包装体内の顆粒状固体処理剤を前記処理槽内に
    補充するハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤補充装
    置において、前記個包装体内に顆粒状固体処理剤が予め
    単位補充供給量当たり0.5〜50gに分割秤量して密封収
    容され、且つ該個包装体内の顆粒状固体処理剤は、粒径
    149μm未満の顆粒状固体処理剤が20重量%以下であるこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤
    補充装置。
  2. 【請求項2】 前記顆粒状固体処理剤が、粒径149μm未
    満の顆粒状固体処理剤が10重量%以下であることを特徴
    とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料用固体
    処理剤補充装置。
  3. 【請求項3】 前記供給装置が発色現像槽、漂白槽、定
    着槽、漂白定着槽、安定槽の溶解部の少なくとも1つに
    設けられたことを特徴とする請求項1または2記載のハ
    ロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤補充装置。
  4. 【請求項4】 前記顆粒状固体処理剤が結合剤を含有し
    ていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    項記載のハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤補充装
    置。
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