JPH07295373A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07295373A
JPH07295373A JP10912494A JP10912494A JPH07295373A JP H07295373 A JPH07295373 A JP H07295373A JP 10912494 A JP10912494 A JP 10912494A JP 10912494 A JP10912494 A JP 10912494A JP H07295373 A JPH07295373 A JP H07295373A
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JP
Japan
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developer
toner
developing
image
electric field
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JP10912494A
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English (en)
Inventor
Masami Izumizaki
昌巳 泉崎
Yuji Sakami
裕二 酒見
Takeshi Menjo
健 校條
Masahiro Inoue
雅博 井上
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー濃度の変動に伴う画像濃度の変動を防
止し、全濃度に亙り安定して高画質画像を得ることので
きる画像形成装置を提供する。 【構成】 黒現像剤の場合には、直流成分に対し1周期
の交番電界を重畳した現像バイアスを用い、色現像剤の
場合には直流成分に対し2周期の交番電界を所定の周期
で重畳した現像バイアスを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリンタや複写
機などとされる電子写真方式や静電記録方式の画像形成
装置に関し、特に、像担持体上に潜像を形成し、この潜
像をトナーとキャリアとを有する2成分現像剤にてトナ
ー像とする画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式のカラーレーザビー
ムプリンタの一例を図7に示す。このカラープリンタは
プリンタ本体内に第1、第2、第3及び第7の画像形成
ステーションPM 、PC 、PY 、PK を備え、又その一
側、即ち図7上における右側には給紙カセット30が、
その反対側、即ち図4上における左側には定着部(図示
せず)がそれぞれ配設されている。又、プリンタ本体内
の給紙部から定着部に至る経路の下側には、転写材を搬
送する無端状の転写材搬送手段、例えば転写ベルト16
が周知の態様で複数のローラ間に架張されている。この
転写ベルト16は図示矢印で示す方向に駆動され、上記
給紙部を通じて送給される転写材を担持し、前述した各
画像形成ステーションPM 、PC 、PY 、PK へと順次
搬送する。
【0003】各画像形成ステーションPM 、PC 、P
Y 、PK は実質的に同一の構成を有し、通常のように図
示矢印方向に回転駆動される像担持体である感光ドラム
4M、4C、4Y、4Kを含み、各感光ドラムの周辺に
は、感光ドラムを一様に帯電する一次帯電器22M、2
2C、22Y、22K、感光ドラム上に形成された静電
潜像を現像する現像器9M、9C、9Y、9K、現像さ
れた可視画像を転写材へ転写する転写帯電器17M、1
7C、17Y、17K、感光ドラム上に残存するトナー
を除去するドラムクリーナ25M、25C、25Y、2
5Kがドラム回転方向に順次配設されている。又、各感
光ドラム4M、4C、4Y、4Kの上方には像露光装置
23M、23C、23Y、23Kがそれぞれ設けられて
いる。
【0004】現像器9Mにはマゼンタ色のトナーが、現
像器9Cにはシアン色のトナーが、現像器9Yにはイエ
ロー色のトナーが、現像器9Kには黒色のトナーがそれ
ぞれ収容されている。像露光装置23M、23C、23
Y、23Kは、半導体レーザ、ポリゴンミラー、fθレ
ンズ等からなり、電気ディジタル画素信号の入力を受け
てこの信号に対応して変調されたレーザビームを一次帯
電器22M、22C、22Y、22Kと現像器9M、9
C、9Y、9Kとの間でドラム母線方向に走査してドラ
ム面を露光して対応する色の静電潜像を形成するように
なっている。像露光装置23Mにはカラー画像のマゼン
タ成分像に対応する画素信号が、像露光装置23Cには
シアン成分像に対応する画素信号が、像露光装置23Y
にはイエロー成分像に対応する画素信号が、そして像露
光装置23Kには黒成分像に対応する画素信号がそれぞ
れ入力される。
【0005】また、第1の画像形成ステーションPM
給紙部との間には転写材吸着手段を構成する図示しない
吸着帯電器と接地された金属製のローラが転写ベルト1
6を挟んで対向設置されており、給紙部から供給される
転写材を転写ベルト16に確実に吸着させるためにコロ
ナ放電及び電荷の注入を行う。一方、第4の画像形成ス
テーションPK と定着部との間には除電用帯電器(図示
せず)が設けられており、この除電用帯電器には転写ベ
ルト16に吸着されている転写材を分離するために交流
電圧が印加される。
【0006】上記構成のカラープリンタにおいて、転写
材が給紙カセット30より転写ベルト16上に給紙され
ると、上述の吸着帯電器及びローラの作用により転写材
は転写ベルト16上に確実に吸着される。転写ベルト1
6の図示矢印方向への移動に伴って、第1の画像形成ス
テーションPM の感光ドラム4Mにはマゼンタ画像が、
第2の画像形成ステーションPC の感光ドラム4Cには
シアン画像が、第3の画像形成ステーションPY の感光
ドラム4Yにはイエロー画像が、そして第4の画像形成
ステーションPK の感光ドラム4Kには黒色画像がそれ
ぞれ分担されて形成される。
【0007】これら画像は、転写ベルト16の移動によ
って転写材が第1〜第4の画像形成ステーションPM
K の感光ドラム4M〜4Kの下部を順次に通過して定
着部の方向へと搬送される間に、各画像形成ステーショ
ンの転写帯電器17M、17C、17Y及び17Kによ
り転写材上に順次重ねて転写されてカラー画像が合成さ
れる。転写材は、第4の画像形成ステーションPK を通
過した後、交流電圧が印加された上記除電用帯電器によ
り除電され、転写ベルト16から分離される。転写ベル
ト16から分離された転写材は定着部に送られ、この定
着部内で転写された画像が定着された後、転写材排出口
からトレイへと排出され、かくして一つの複写サイクル
が終了する。
【0008】ところで、電子写真方式のカラーレーザー
ビームプリンタや複写機等のフルカラーやマルチ画像を
形成するカラー画像形成装置の現像装置には、画像の色
味等の観点から、2成分現像剤が多く用いられている。
周知のように、この2成分現像剤のトナー濃度(即ち、
キャリア粒子及びトナー粒子の合計重量に対するトナー
粒子重量の割合、T/(T+C)比)は画像品質を安定
化させる上で極めて重要な要素になっている。トナー濃
度は、現像剤のトナー粒子が現像時に消費されることに
より変化する。このため、現像剤濃度制御装置(AT
R)を使用して適時現像剤のトナー濃度を正確に検出
し、その変化に応じてトナー補給を行ない、トナー濃度
を常に一定にして制御し、画像の品位を保持する必要が
ある。
【0009】上述の電子写真方式のカラーレーザービー
ムプリンタの各画像形成ステーションに使用されている
従来の現像剤濃度制御装置を備えた現像器の例を図8及
び9に示す。図8にはマゼンタ画像を形成する第1の画
像形成ステーションの現像器9Mを図示するが、第2〜
第3の画像形成ステーションにも同一構成の現像器が使
用されている。また図9には黒画像を形成する第4の画
像形成ステーションの現像器9Kを図示する。
【0010】図8に示すように、現像器9Mは、感光ド
ラム4Mに対向して配置されており、その内部は垂直方
向に延在する隔壁10によって第1室(現像室)11と
第2室(撹拌室)12とに区画されている。第1室11
の開口部には矢印方向に回転する非磁性の現像スリーブ
3が感光ドラム4Mに対向して配置されており、この現
像スリーブ3内に磁石13が固定配置されている。現像
スリーブ3はブレード14によって層厚規制された2成
分現像剤(磁性キャリアと非磁性トナーを含む)の層を
担持搬送し、感光ドラム4Mと対向する現像領域で現像
剤を感光ドラム4Mに供給して静電潜像を現像する。現
像効率、即ち潜像へのトナーの付与率を向上させるため
に、現像スリーブ3には電源15から直流電圧を交流電
圧に重畳した図10に示すような波形を有する現像バイ
アス電圧が印加されている。
【0011】第1室11及び第2室12にはそれぞれ現
像剤撹拌スクリュー41及び42が配置されている。ス
クリュー41は第1室11中の現像剤を撹拌搬送し、ま
た、スクリュー42は、図示しないトナー補給槽のトナ
ー排出口から搬送スクリュー43の回転によって供給さ
れたトナーと既に現像器9M内にある現像剤44とを撹
拌搬送し、トナー濃度を均一化する。隔壁10には図8
における手前側と奥側の端部において第1室11と第2
室12とを相互に連通させる現像剤通路(図示せず)が
形成されており、上記スクリュー41、42の搬送力に
より、現像によってトナーが消費されてトナー濃度の低
下した第1室11内の現像剤が一方通路から第2室12
内へ移動し、第2室12内でトナー濃度の回復した現像
剤が他方の通路から第1室11内へ移動するように構成
されている。
【0012】一方、現像剤濃度制御装置はいわゆる反射
光量検知方式と呼ばれるものであり、所定のタイミング
で作動されたときに、第1〜第3ステーションに相当す
る現像器の代表例である図8に示したマゼンタ現像器9
Mにおいては、現像剤中に双方向発光型の近赤外域に発
光ピークを有するLED(発光ダイオード)1から光を
照射し、その反射光をフォトダイオード2で受光し、こ
の反射光量から現時点でのトナー濃度を検出し、これを
基準濃度に対応する基準レベルの信号と比較し、トナー
が過補給であったのか、補給不足であったのかを判断
し、この判断に基づいて現像器9Mに適当量のトナーを
補給し、トナー濃度を適正に制御するようにしたもので
ある。
【0013】また、図9に示す第4ステーションに相当
する現像器9Kにおいては、感光ドラム4K上に形成さ
れた所定のパッチ状の静電潜像を、一定条件下で現像器
9Kにより現像することにより形成されたパッチ状の基
準濃度の参照画像20に、双方向発光型のLED(発光
ダイオード)1’から光を照射し、その反射光をフォト
ダイオード2’で受光し、この反射光量から現時点での
トナー濃度を検出し、これを基準濃度に対応する基準レ
ベルの信号と比較し、上記マゼンタ現像器9Mと同様な
制御を行なう。
【0014】このようにマゼンタ、シアン、イエローの
ようなカラー現像剤と黒現像剤でATR方式を変えるの
は黒トナーの成分がカーボンブラックを使用しているた
め現像器内でキャリアと混合した場合、反射光量を得ら
れないためである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のカラー
画像形成装置により画像を出力したところ、反射濃度に
して0.3以下のハーフトーン領域において、がさつき
が生じた。このがさつきは文字原稿等においてはあまり
発生せず、写真画像等の濃度の薄い領域にて多く発生し
た。
【0016】そこで、がさつきの発生原因について検討
を行ったところ以下のことがわかった。通常ドット潜像
によりハイライト部に潜像を形成する場合、ミクロに見
ると感光体上の潜像は、アナログ潜像のようなブロード
な潜像ではなく局所的な潜像となっている。更により低
濃度を再現しようとすると、感光体の膜厚の影響から潜
像がなまる。例えば、反射濃度0.2程度の画像を再現
しようとすると、そのときの潜像の最大コントラストV
0 は、150〜250V程度となる。
【0017】また、反転現像の場合、かぶりをとるため
に非画像部の表面電位は、現像バイアスのDC成分より
も100〜200V高く設定されているため、V0 が1
50〜250Vの場合の現像バイアスのDC成分との電
位差Vcontは、0〜100V程度になる。この電位差V
contが0〜100V程度というのは、トナーが感光体側
につくかスリーブ側につくか非常に不安定なコントラス
トである。そのために、2成分現像剤によって上記潜像
を現像する際、磁気ブラシの接触状態が現像効率に大き
な影響を与え、磁気ブラシの穂のムラに対応したドット
の欠落等によるがさつきが発生し易くなる。
【0018】さらにそのがさつきをなくす目的で現像バ
イアスに図10に示す波形の交番電圧を重畳させると、
トナーがスリーブ−感光体間(以下S−Dと呼ぶ)を十
分に往復運動する。その結果、高いトリボ(トナーの有
する電荷)のトナーは良好に現像できたが、低いトリボ
のトナーは現像せず、やはりがさつきが発生し易かっ
た。
【0019】そこで、この現像バイアスを高周波化し、
1パルスでトナーが往復しないようにする方法が提案さ
れている。この方法によると、トナーはS−D間を往復
しきらないような振動運動をする。感光ドラムの表面電
位と現像バイアスのDC成分との電位差VcontがVcont
<0の場合にはDC成分がスリーブ側にトナーを引き付
けるように働き、トナーがスリーブ側に偏り、Vcont
cont>0の場合においては、DC成分が潜像電位に応
じて、ドラム側にトナーを引き付けるように働き、潜像
電位に見合った量のトナーが感光ドラム側に偏る。
【0020】この傾向は図11の波形図に示すように交
番電圧を断続的に印加することにより更に顕著になる。
またこのような条件下で現像すると感光ドラムに到達し
たトナーは感光ドラム上で振動を繰り返し潜像部へ集中
してくる。このためドット形状が均一化されてムラのな
い良好な画像を得ることが可能となった。
【0021】しかしながら、この現像方法はトリボが一
定範囲内のトナーしか現像に供しないという欠点があ
り、トリボの高いトナーはキャリアやスリーブから飛び
出しにくく、トリボの低いトナーは飛び出しても潜像に
至る前に引き戻されてしまい、結果的に、トナー濃度、
即ちT/(T+C)比に依存して濃度が大きく変化する
という欠点があった。
【0022】現像部に供給されているトナーは、通常現
像に使用されるトナーの2〜3倍の量であるが、総ての
トナーが現像部で潜像とバイアスによる往復運動を行な
い現像に関与すれば、潜像の状態により現像条件が決定
され、現像剤のT/(T+C)比による変動は少なくな
ると考えられる。
【0023】しかしながら、図11に示すような現像バ
イアスでは上述したようにT/(T+C)比に依存して
濃度が大きく変化する。これは、トリボが一定範囲内の
トナーしか現像に関与しておらず、従ってT/(T+
C)比の変動に従い、現像に関与するトナーの量が変わ
り、それが現像濃度を変化させるためと考えられる。こ
のため図11に示す波形の現像バイアスによって0.2
〜0.3の濃度のがさつきは低減するが、トナー濃度、
即ちT/(T+C)比による画像濃度変動が特に低濃度
側で大きくなるという問題があった。
【0024】従って、本発明の目的は、トナー濃度の変
動に伴う画像濃度の変動を防止し、全濃度に亙り安定し
て高画質画像を得ることのできる画像形成装置を提供す
ることである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
静電潜像が形成される像担持体と、静電潜像と対向する
現像部に現像剤を搬送し、振動電界を含む現像バイアス
電界を用いて現像を行う複数の現像装置とを有する画像
形成装置において、前記現像剤特性により現像バイアス
電界の条件を決定することを特徴とする画像形成装置で
ある。
【0026】好ましくは、現像剤が二成分現像剤であ
り、現像剤特性が前記現像剤がカーボンブラックを含有
するか否かに関するものであり、前記現像剤がカーボン
ブラックを含有するトナーとキャリアからなる場合に
は、現像バイアス電界が直流成分に対し単周期の交番電
界を所定の周期で重畳したものであり、前記現像剤がカ
ーボンブラックを含有しないトナーとキャリアからなる
場合には、前記現像バイアス電界が直流成分に対し複数
周期の交番電界を所定の周期で重畳させたものである。
【0027】前記単周期は6ないし16Hzであり、且
つ前記複数周期は単周期当たり8ないし16Hzを複数
有することが好ましい。
【0028】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。
【0029】実施例1 本発明による画像形成装置の第1実施例について図1な
いし図6を参照して説明する。本実施例の画像形成装置
及びその現像器は図7乃至図9に示して説明した従来の
画像形成装置及びその現像器と略同様な構成を備えてい
るので同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略
する。
【0030】なお本実施例の画像形成装置は、電子写真
方式のカラーレーザービームプリンタとして説明される
が、本発明が、例えば感光体、誘電体等の像担持体上に
電子写真方式、静電記録方式等によって形成された潜像
を現像器にて現像することにより可視画像が形成され、
この可視画像を転写材搬送手段にて担持、搬送される紙
等の転写し、定着手段にて定着し永久像とする種々の形
式の画像形成装置に等しく適用できることは言うまでも
ない。
【0031】図1に示す画像形成装置において、マゼン
タ、シアン、イエローの各画像形成ステーションPM
C 、PY で形成された静電潜像は、現像バイアス電源
15aによりシーケンス的に現像されトナー像とされ
る。このとき、現像剤は(−)に帯電する非磁性トナー
と(+)に帯電する磁性キャリア粒子とからなる2成分
現像剤である。またこの現像剤の混合比は重量比で非磁
性トナーが約5%となるようにした。尚、非磁性トナー
は約8μmの体積平均粒径を有する。又、磁性キャリア
粒子は樹脂コーティングされたフェライト粒子(最大磁
化60emu/g)からなり、その重量平均粒径は50
μmであり、その抵抗値は108 Ωcm以上の値を示
す。又、磁性キャリア粒子の透磁率は約5.0である。
【0032】現像器9M、9C、9Y、9Kの感光ドラ
ム4M、4C、4Y、4Kに近接する部位には開口部が
設けられ、図8及び9に示したように該開口部から現像
スリーブ3が外部に露出している。現像スリーブ3は現
像器9M、9C、9Y、9K内に回転可能に組込まれて
いる。現像スリーブ3の外径寸法は32mmであり、そ
の周速は280mm/secである。現像スリーブ3は
それと感光ドラム4M、4C、4Y、4Kとの間隔が5
00μmになるように配置されている。現像スリーブ3
は非磁性材料からなり、その内部には磁界発生手段であ
る磁石13が固定されている。
【0033】磁石13は現像磁極N1とその下流に位置
する磁極S3と現像剤を搬送するための磁極S2、N
2、S1とを有する。磁石13は、現像磁極N1が各感
光ドラム4M、4C、4Y、4Kに対向するように現像
スリーブ3内に配置されている。現像磁極N1は、現像
スリーブ3と各感光ドラム4M、4C、4Y、4Kとの
間の現像部の近傍に磁界を形成し、該磁界によって磁気
ブラシが形成される。
【0034】現像スリーブ3の上方にはブレード14が
該現像スリーブと所定の間隔をおいて配置されている。
現像スリーブ3とブレードの間隔は800μmである。
ブレード14は現像器9M、9C、9Y、9Kに固定さ
れている。ブレード14はアルミニウム、SUS316
などの非磁性材からなり、現像スリーブ3上の現像剤の
層厚を規制する。
【0035】現像室11内には搬送スクリュー41が収
容されている。搬送スクリュー41は図中の矢印方向に
回転され、搬送スクリュー41の回転駆動によって現像
室41内の現像剤は現像スリーブ3の長手方向に向けて
搬送される。
【0036】撹拌室12内には搬送スクリュー42が収
容されている。搬送スクリュー42はその回転によって
トナーを現像スリーブ3の長手方向に沿って搬送し、そ
のトナーは図に示さないトナー補給槽から搬送スクリュ
ー43により搬送され補給口から撹拌室12内に自由落
下する。
【0037】現像スリーブ3は磁極S2近傍の位置で現
像剤を担持し、その回転に伴い現像剤を現像部に向けて
搬送する。現像剤が現像部近傍に到達すると現像剤の磁
性キャリア粒子が磁極N1の磁気力によって連なりなが
ら現像スリーブ3から立ち上がり、現像剤の磁気ブラシ
が形成される。磁気ブラシの先端は各感光ドラム4M、
4C、4Y、4K表面を摺擦し、現像スリーブ3と感光
ドラム4M、4C、4Y、4Kとの間に直流電圧500
Vに次に説明する現像バイアスを印加させることにより
ハイライト部がなめらかでT/(T+C)比変動による
影響の少ない画像を得ることができる。
【0038】次にトナーの動きを説明しながら本実施例
の現像バイアスについて説明する。図2は本実施例にお
けるマゼンタ、シアン、イエローの各現像器で用いた現
像バイアス波形を示す波形図である。(a)の部分では
先ず感光ドラム4M、4C、4Y、に対し現像スリーブ
3に(+)の高電界が高周波(28kHz)でかかる。
そのとき、(−)で帯電しているトナーはキャリアから
離れずそのままの状態を維持する。次に(b)の部分で
は現像スリーブ3に(−)の高電界が高周波(28kH
z)でかかる。その時(−)に帯電しているトナーはキ
ャリアから離れて感光ドラム面に向かう。
【0039】次に(c)の部分ではトナーは再び(a)
と同様の戻し電界により現像スリーブ側へ戻されるがD
C電界の分だけ(b)の飛翔電界よりも距離的には短く
完全には現像スリーブ3へ戻ることはない。次に(d)
の部分では再び(b)と同様の飛翔電界より感光ドラム
面に向かう。その後(e)の部分ではDC電界によりト
ナーは等速運動を行ない、感光ドラム上の潜像に到達す
る。つまり複数回交番電界を印加する間に、トリボが高
くキャリアに付着していたトナーも電界による振動を受
け現像に関与するようになる。
【0040】また、実験の結果から上記高電界高周波は
28kHzにとどまらず16〜32kHzで有効であっ
た。
【0041】その結果、T/(T+C)比変動による画
像濃度変動が少なく、ハイライト再現性の良い画像が得
られる。又、この現像バイアスを用いるマゼンタ、シア
ン、イエローの各現像器は、T/(T+C)比変動によ
る画像濃度変動が少ないため図8を参照して説明した、
現像器内に設けられたトナー濃度センサーによる現像剤
濃度制御(ATR)方式を用いている。
【0042】一方、黒の画像形成ステーションPK で形
成された静電潜像は現像バイアス電源15bによりシー
ケンス的に現像されトナー像となる。
【0043】黒現像剤はカーボンブラックを顔料した
(−)に帯電する非磁性トナーと(+)に帯電する磁性
粒子であるキャリアからなる2成分現像剤である。その
他基本的な材料及び現像器構成はマゼンタ、シアン、イ
エローに準ずる。黒現像で用いられる現像バイアスは図
11に示したような1周期の交番電界を、所定の間隔を
おいてDC電界に重畳させる従来型のものを用いる。こ
の現像バイアスを用いる黒現像器はT/(T+C)比変
動による画像濃度変動が多いため、ART方式として、
図9を参照して説明した感光ドラム4K上にパッチ状の
基準濃度パターンを作成して行なう方式をとる。なお黒
の画像濃度変動はグレーバランスに関わらないため問題
はない。
【0044】マゼンタ、シアン、イエロー用の現像バイ
アス電源15aは、交流(AC)成分として7KHz、
2KVppの矩形波を出力し、現像バイアスとしては前
記AC成分に直流(DC)成分を重畳させたものが使用
される。斯る条件下における現像特性を図3及び4に示
す。
【0045】図3は、上記カラー現像剤の入力画像濃度
に対する出力画像濃度を示すグラフであり、図4は、そ
の時の濃度検知センサー50の出力を示すグラフであ
る。図4のグラフから分かるように、現像剤濃度を検知
する感度は約200mV/wt%である。
【0046】黒現像剤用の現像バイアス電源15bは、
図11に示すように、単周期の交番電界が断続的に形成
されるバイアス波形を出力する。つまり、本実施例で、
現像バイアス波形は、 全体周波数 2.66KHz 矩形部 8KHz ブランク部 250μSec ピークトゥピーク 2KVpp とされた。
【0047】この現像バイアス波形にて、現像効率が増
し、低コントラストでの現像が可能となった。即ち、通
常の矩形波(2KHz、2KVpp)で最大濃度1.5
を得るために必要なコントラスト電位より100Vほど
低い値で、この最大濃度1.5を得ることができた。
【0048】また、実験の結果から上記矩形部は8kH
zにとどまらず6〜16kHzで有効であった。
【0049】又、図5は黒現像剤の入力画像濃度に対す
る出力画像濃度特性に関するグラフであり、図6はその
時の濃度センサー出力を表すグラフである。図3及び4
と比較して分かるように、現像剤濃度に対して出力画像
濃度の変動が大きい。即ち、現像剤濃度変動1wt%に
対しての画像濃度変動量(感度)が約300mV/wt
%と良く、この感度はマゼンタ、シアン、イエローの現
像剤からの反射光を用いるATRと同様の感度である。
【0050】以上のように、カラー現像器に対しては直
流成分に2周期の交番電界を重畳した現像バイアスを印
加し、黒現像器に対しては直流成分に単周期の交番電界
を重畳した現像バイアスを印加することにより、トナー
濃度の変動に画像濃度が依存することがないので、安定
して高画質画像を得ることができた。
【0051】実施例2 第1の実施例ではマゼンタ、シアン、イエローの現像バ
イアス波形として、図2に示すような矩形部を2周期設
け、直流(DC)成分に重畳させた形状を用いた。本実
施例では矩形部を3周期以上設けることが特徴である。
これによっても第1実施例と同様な効果を得ることがで
きる。尚、現像バイアス波形としてDC成分が存在すれ
ば基本的に上記のような矩形部の数はいくつでもよい。
さらにいえば、第1の実施例を含め矩形部が複数周期分
DC成分に重畳した現像バイアスはカーボンブラックを
用いた現像剤以外の現像剤中のトナー濃度を検出するA
TR方式の現像剤に適用できる。
【0052】尚、磁性もしくは非磁性1成分現像剤を用
いる場合には、ATRを用いる必要はない。この場合、
トナー濃度(T/(T+C比)変動による画像濃度変動
を抑えることができる複数周期の矩形部とDC成分を有
する現像バイアス波形を用いるのが好ましい。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は、現像剤特性により現像バイアス
電界の条件を決定することにより、トナー濃度の変動に
伴う画像濃度の変動を防止し、全濃度に亙り安定して高
画質画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が具現化できるカラー画像形成装置の構
成図である。
【図2】カラー現像剤用の現像バイアスを示す波形図で
ある。
【図3】カラー現像剤の入力画像濃度と出力画像濃度と
の関係を示すグラフである。
【図4】カラー現像剤の出力画像濃度と濃度検知センサ
ーの出力との関係を示すグラフである。
【図5】黒現像剤の現像バイアスを用いた入力画像濃度
と出力画像濃度との関係を示すグラフである。
【図6】黒現像剤の出力画像濃度と濃度検知センサーの
出力との関係を示すグラフである。
【図7】従来の画像形成装置を示す構成図である。
【図8】図7の画像形成装置のカラー現像用現像器の構
成図である。
【図9】図7の画像形成装置の黒現像用現像器の構成図
である。
【図10】従来の現像バイアスを示す波形図である。
【図11】従来の改良タイプの現像バイアスを示す波形
図である。
【符号の説明】
4 感光ドラム(像担持体) 9 現像器 15a カラー現像剤用現像バイアス電源 15b 黒現像剤用現像バイアス電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 雅博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される像担持体と、静電
    潜像と対向する現像部に現像剤を搬送し、振動電界を含
    む現像バイアス電界により現像を行う複数の現像装置と
    を有する画像形成装置において、 前記現像剤の特性により現像バイアス電界の条件を決定
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤が二成分現像剤であり、前記
    現像剤特性が前記現像剤がカーボンブラックを含有する
    か否かに関するものであり、前記現像剤がカーボンブラ
    ックを含有するトナーとキャリアからなる場合には、前
    記現像バイアス電界が直流成分に対し単周期の交番電界
    を所定の周期で重畳したものであり、前記現像剤がカー
    ボンブラックを含有しないトナーとキャリアからなる場
    合には、前記現像バイアス電界が直流成分に対し複数周
    期の交番電界を所定の周期で重畳させたものであること
    を特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記単周期は6ないし16Hzであり、
    且つ前記複数周期は単周期当たり8ないし16Hzを複
    数有することを特徴とする請求項2の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6285841B1 (en) 1998-07-21 2001-09-04 Konica Corporation Image forming apparatus using an asymmetric wave pattern of developing bias voltage
US20110255887A1 (en) * 2010-04-16 2011-10-20 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

Cited By (3)

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