JPH0729557Y2 - 電磁継電器のコイル端子取付構造 - Google Patents

電磁継電器のコイル端子取付構造

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JPH0729557Y2
JPH0729557Y2 JP9834889U JP9834889U JPH0729557Y2 JP H0729557 Y2 JPH0729557 Y2 JP H0729557Y2 JP 9834889 U JP9834889 U JP 9834889U JP 9834889 U JP9834889 U JP 9834889U JP H0729557 Y2 JPH0729557 Y2 JP H0729557Y2
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coil
hole
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terminal
electromagnetic relay
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電磁継電器に係わり、特に、コイルの導線を外
部へ導出するコイル端子の取付構造の改良に関する。
[従来の技術] 一般の電磁継電器は例えば第4図(a)のように構成さ
れている。すなわち、コイルボビン1にはコイル2が巻
装されており、このコイル2に外部から励磁電流を供給
するためのコイル端子3,4が設けられている。各コイル
端子3,4は、第4図(b)に示すように、細長い板状形
状を有しており、上端にコイル2の導線が巻付けられる
巻付部5が形成されている。また下方部7は細く形成さ
れている。
そして、第5図(a)に示すように、電磁継電器を組立
てた場合に、コイル端子3,4は、コイルボビン1および
接点構成ブロック6に穿設された貫通孔8を上方から下
方へ貫通して、電磁継電器の下方に前記下方部7が露出
する。そして、貫通孔8内に挿入した状態で各巻付部5
に導線が巻付けらて、はんだ等によってその導線が固着
されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記のように構成された電磁継電器にお
いてもまだ解消すべ次のような課題があった。すなわ
ち、コイル端子3,4は一般に弾性を有した導電板材料を
プレス加工することによって形成されているので、高度
な寸法精度を得ることは困難である。したがって、第5
図(a)に示すように、長尺なコイル端子3,4を各貫通
孔8に挿入した状態においては、コイル端子3,4の側面
と貫通孔8の内面との間には微小間隔が生じる。その結
果、第4図(a)に示すように、電磁継電器に組込んだ
場合にコイル端子3,4が安定せずに、下方部7相互間の
距離の寸法精度が低下する。また、上下方向の取付位置
精度も低下する。
なお、コイル端子3,4が上下方向に簡単に移動すると、
上端部に形成された巻付部5に巻付けられてはんだ等に
よって固着されたコイル2の導線2aが図示するように切
断される懸念がある。したがって、コイル端子3,4を装
着したのちに、このコイル端子3,4が上下方向に移動す
るのを抑制する必要がある。
この寸法精度向上の対策として、第5図(b)に示すよ
うに、コイル端子3,4の長尺方向の中途位置にくさび形
状を有した突状部9を形成して、このくさび状の突状部
9が形成された状態で、このコイル端子3,4を貫通孔8
内へ圧入することが考えられる。この場合、コイル端子
3,4は、上方から貫通孔8内へ挿入する過程で突状部9
の先端で貫通孔8の内壁を削っていく。
したがって、コイル端子3,4は常時貫通孔8内の一方の
内壁に圧接された状態となるので、水平方向(横方向)
の取付位置精度が向上する。
しかし、コイル端子3,4を一旦上方から貫通孔8内へ挿
入すると、くさび状の突状部9の存在により、コイル端
子3,4は上方へ移動することはないが、下方へは簡単に
移動する。したがって、たとえ最初にコイル端子3,4の
上下方向位置を正確に設定したとしても、振動を与えた
り、コイル端子3,4の先端部を手で触れたりすると、簡
単に下方へ移動してしまう懸念があった。
もちろん、第5図(b)に示すくさび状の突状部9の高
さΔHを高くすれば水平方向位置および上下方向位置の
取付位置精度は上昇するが、くさび状の突状部9の高さ
ΔHを高くすれば、このコイル端子3,4を貫通孔8内へ
圧入するのに多大の力が必要となり、第4図(a)の電
磁継電器を組立てる作業の作業能率が大幅に低下する。
また、大きな力をコイル端子3,4の上端に印加する必要
があるので、コイル端子3,4が変形する懸念もある。
さらに、くさび状の突状部9の高さΔHを高くすれば、
この突状部9の先端で切削される量が大きくなり、貫通
孔8内面が大きく損傷を受ける懸念がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
コイル端子の中途位置にくさび状の突状部を設けるとと
もに、上端部に貫通孔上方位置に設けられた係止ブロッ
クに係止される突起部を形成することによって、水平方
向位置および上下方向位置の取付け精度を大幅に向上で
き、かつ少ない圧力で貫通孔に挿入でき、電磁継電器の
組立作業能率を大幅に向上できる電磁継電器のコイル端
子取付構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解消するために本考案は、コイルが巻装され
たコイルボビンの一方の側板の外側に貫通孔が穿設され
た端子保持ブロックを形成し、貫通孔にコイルの導線を
外部へ導出するための長尺なコイル端子を貫通固定して
なる電磁継電器において、 コイル端子の上端部に軸心と直交する方向に突設された
突起部と、突起部の下端が貫通孔の上端縁に当接するま
でコイル端子が貫通孔へ挿入された状態で、突起部の上
端に下面が当接するように側板に突設された係止ブロッ
クと、この係止ブロックの上面に形成され、コイル端子
を貫通孔に挿入する過程で突起部の下端が揩動する揩動
傾斜面と、コイル端子の軸方向の中途位置に形成され、
このコイル端子を貫通孔に挿入する過程でこの貫通孔の
内面に沿って圧入されるくさび状の突状部とを備えたも
のである。
[作用] このように構成された電磁継電器のコイル端子取付構造
では、コイル端子が貫通孔内の規定位置まで挿入された
状態においては、水平方向位置は中途位置に形成された
くさび状の突状部で規制され、上下方向位置はコイル端
子上端部に形成された突起部の上端が係止ブロックの下
面に当接するとともに突起部の下端が貫通孔の上端縁に
当接することで規制される。
また、このコイル端子を貫通孔に挿入する過程で突起部
の下端が係止ブロックの上面に形成された揩動傾斜面を
揩動する。また、上下方向位置は係止ブロックにて規制
されるので、中途位置に形成されたくさび状の突状部の
高さを低くすることが可能となる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例の電磁継電器に組込まれるコイル端子を
示す図であり、第1図(a)は斜視図,同図(b)は同
図(a)をX-X′線で切断した場合の断面図であり、同
図(c)は側面図である。
すなわち、このコイル端子11は長尺な幅Wを有した弾性
を有した導電性板材料をプレス加工したものであり、上
端部11a近傍に軸心と直交する方向に幅Lを有した矩形
状の突起部12が形成されている。なお、突起部12の下端
には図示するような傾斜部12aが形成されている。さら
に、突起部12の上方位置にはコイルの導線を巻付けて、
はんだ等で固着するための巻付部12cが形成されてい
る。またコイル端子11の中途位置には突起部12と同一方
向に突出するくさび状の突状部13が形成されている。そ
して、このくさび状の突状部13の高さΔhは第5図
(b)に示した従来の高さΔHより低く設定されてい
る。
また、このくさび状の突状部13を含む中途部分には長手
方向にコラーゲーション14が形成されている。このコラ
ーゲーション14は、同図(b)に示すように、コイル端
子11の一方面15a側に突起すると共に他方面15bにおいて
は窪むようにプレス加工されている。
第2図はコイルが巻装されるボビン16を示す斜視図であ
る。このボビン16は図示しないコイルが巻装される筒体
17とこの筒体17の両側に取付けられた側板18,19とで構
成されている。一方の側板18の外側には一対の端子保持
ブロック20a,20bが一体形成されている。そして、各端
子保持ブロック20a.20bには上方から下方へ貫通する貫
通孔21a,21bが穿設されている。この貫通孔21a,21bの水
平断面の長尺方向の長さは前記コイル端子11の幅Wにく
さび状の突状部13の高さΔhを加算した幅(W+Δh)
より若干短く設定されており、各貫通孔21a,21bの水平
断面の短尺方向の長さは前記コイル端子11の厚みにコラ
ーゲーション14の厚みを加算した値より若干短い値に設
定されている。
さらに側板18の外面における前記各貫通孔21a,21bの上
方に位置する部分にはそれぞれ係止ブロック22a,22bが
やはり一体形成されている。
そして、各係止ブロック22a,22bの下面は各端子保持ブ
ロック20a,20bの上面と平行に形成され、各係止ブロッ
ク22a,22bの上面には図示方向に傾斜する揩動傾斜面23
a,23bが形成されている。そして、各係止ブロック22a,2
2bの下面と各端子保持ブロック20a,20bの上面との間の
距離は前記コイル端子11の突起部12の幅Lと同一値に設
定されている。
次に、このように構成された電磁継電器のコイル端子取
付構造において、コイル端子11を、突起部12が係止ブロ
ック22a側を向くようにして、下端部11bから貫通孔21a
へ挿入していく。コイル端子11は、最初は貫通孔21a内
へ円滑に挿入される。そして、くさび状の突状部13が貫
通孔21a内に挿入された時点で圧力を加えてさらに下方
へ挿入する。すると、くさび状の突状部13が貫通孔21a
内の内壁を切削しながら下方へ移動する。
さらにコイル端子11を貫通孔21a内の下方へ圧入する
と、コイル端子11の突起部12の下端が係止ブロック22a
の揩動傾斜面23aに当接する。さらに、コイル端子11を
下方へ圧入すると、突起部12の下端が揩動傾斜面23aに
沿って揩動しながらコイル端子11はさらに下方へ移動す
る。したがって、コイル端子11は、全体が揩動傾斜面23
aに対して反対側へ曲がりながら下方へ移動する。
なお、突起部12の下端に傾斜部12aが形成されているの
で、揩動傾斜面23aと下端との間の揩動動作が円滑に行
われ、コイル端子11に印加する圧力を小さくできる。
コイル端子11の突起部12の下端が端子保持ブロック20a
の上面に当接すると、コイル端子11はそれ以上下方へ移
動しない。また、突起部12の下端が端子保持ブロック20
aの上面に当接すると同時に、コイル端子11の上端が係
止ブロック22a下面より下側に移動するので、コイル端
子11の曲りが弾性復元力によって元に戻り、突起部12の
上端が係止ブロック22aの下方に入り、突起部12の上端
と係止ブロック22aの下面が接触する。
前記端子保持ブロック20aの上面と係止ブロック22aの下
面との間の距離は、前述したように、コイル端子11の突
起部12の幅Lに等しく設定されているので、突起部12は
第3図(a)に示すように、端子保持ブロック20aの上
面と保持ブロック22aの下面とで挟持される。
第3図(a)は上述した手順でコイル端子11を端子保持
ブロック20aの貫通孔21a内の正規位置まで挿入した状態
の縦断面図であり、第3図(b)は水平断面図であ
る。。図示するように、コイル端子11が正規位置まで挿
入されると、くさび状の突状部13が存在するので、貫通
孔21a内のコイル端子11は図中A方向の内壁に圧接され
る。また、コイル端子11の中途位置にはコラーゲーショ
ン14が形成されているので、コイル端子11は貫通孔21a
内の図中B方向の内壁へ圧接される。
したがって、コイル端子11は貫通孔21a内で水平方向の
移動が規制され、常時同一内壁に圧接されるので、水平
方向の取取付位置精度が向上する。
また、コイル端子11の図中Cで示す下方向の移動は、前
述したように端子保持ブロック20aの上面と係止ブロッ
ク22aの下面とで規制されているので、上下方向の取付
位置精度も向上する。
また、上下方向移動は端子保持ブロック20aと係止ブロ
ック22aで規制されているので、コイル端子11の中途位
置に形成されたくさび状の突状部13は、コイル端子11の
水平方向移動のみを規制すればよく、第5図(b)に示
した従来コイル端子3,4におけるくさび状の突状部9の
ように水平方向移動に加えて上下方向移動をも規制する
必要がない。その結果、突状部13の高さΔhは従来突状
部9の高さΔHに比較して大幅に低くできる。
よって、コイル端子11を貫通孔21a内に挿入する場合に
コイル端子11に印加する圧力を大幅に低下できる。その
結果、電磁継電器の組立作業能率を大幅に向上できる。
なお、突起部12の下端が係止ブロック22aの揩動傾斜面2
3aを揩動する時にコイル端子11が曲がるが、その曲げる
ための力は、くさび状の突状部13が貫通孔21aの内壁を
切削する場合の力に比較すればほとんど無視できる値で
ある。
また、くさび状の突状部13の高さΔhが低くなると、貫
通孔21a内の内壁を削除する量が低減され、端子保持ブ
ロック20aが損傷する確率が小さくなり、電磁継電器全
体の信頼性を向上できる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の電磁継電器のコイル端子取
付構造によれば、コイル端子の中途位置にくさび状の突
状部を設けるとともに、上端部に貫通孔外に設けられた
係止ブロックに係止される突起部を形成することによっ
て、水平方向位置精度はくさび状の突状部の機能で維持
でき、また、上下方向位置精度は上端の突起部の機能で
維持される。したがって、コイル端子の取付位置精度を
大幅に向上でき、かつ、突状部の高さを低下することに
よって、少ない圧力でコイル端子を貫通孔に挿入でき、
電磁継電器の組立作業能率を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の電磁継電器のコイル端子取
付構造を示すものであり、第1図(a)はコイル端子の
斜視図、同図(b)は同コイル端子の水平断面図、同図
(c)は同コイル端子の側面図、第2図はコイルボビン
を示す斜視図、第3図(a)(b)は効果を説明するた
めの断面図であり、第4図(a)は一般的な電磁継電器
を示す斜視図、同図(b)は従来のコイル端子を示す斜
視図、第5図(a)(b)はそれぞれ従来のコイル端子
取付構造の問題点を説明するための断面図である。 11……コイル端子、12……突起部、13……くさび状の突
状部、14……コラーゲーション、16……コイルボビン、
18,19……側板、20a,20b……端子保持ブロック、21a,21
b……貫通孔、22a,22b……係止ブロック、23a,23b……
揩動傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルが巻装されたコイルボビンの一方の
    側板の外側に貫通孔が穿設された端子保持ブロックを形
    成し、前記貫通孔に前記コイルの導線を外部へ導出する
    ための長尺なコイル端子を貫通固定してなる電磁継電器
    において、 前記コイル端子の上端部に軸心と直交する方向に突設さ
    れた突起部と、この突起部の下端が前記貫通孔の上端縁
    に当接するまで前記コイル端子が前記貫通孔へ挿入され
    た状態で、前記突起部の上端に下面が当接するように前
    記側板に突設された係止ブロックと、この係止ブロック
    の上面に形成され、前記コイル端子を前記貫通孔に挿入
    する過程で前記突起部の下端が揩動する揩動傾斜面と、
    前記コイル端子の軸方向の中途位置に形成され、このコ
    イル端子を前記貫通孔に挿入する過程でこの貫通孔の内
    面に沿って圧入されるくさび状の突状部とを備えた電磁
    継電器のコイル端子取付構造。
JP9834889U 1989-08-23 1989-08-23 電磁継電器のコイル端子取付構造 Expired - Lifetime JPH0729557Y2 (ja)

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JPH0337737U JPH0337737U (ja) 1991-04-11
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