JPH07295700A - Scsiバス終端装置 - Google Patents

Scsiバス終端装置

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JPH07295700A
JPH07295700A JP7113639A JP11363995A JPH07295700A JP H07295700 A JPH07295700 A JP H07295700A JP 7113639 A JP7113639 A JP 7113639A JP 11363995 A JP11363995 A JP 11363995A JP H07295700 A JPH07295700 A JP H07295700A
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voltage
current
signal line
input
circuit
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JP7113639A
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Inventor
Francis M Samela
エム サメーラ フランシス
William L Zuckerman
エル ズッカーマン ウイリアム
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Methode Electronics Inc
Original Assignee
Methode Electronics Inc
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    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current 
    • G05F1/46Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is DC
    • G05F1/56Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is DC using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/565Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is DC using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor
    • G05F1/569Regulating voltage or current  wherein the variable actually regulated by the final control device is DC using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
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    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling
    • G06F13/4086Bus impedance matching, e.g. termination
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/0298Arrangement for terminating transmission lines

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスラインの過電流を未然に防止し、ノイズ
スパイクを除去する。 【構成】 SCSIバスライン終端装置であって、AD
R回路、SLIM回路およびSLICK回路の少なくと
も2つの組合わせを含む。ADR回路では、電流引出し
回路が、一本の信号ラインの能動デアサートによる信号
ラインの共通ノードの電圧増加を検出したとき、アサー
トされた信号ラインまたはすぐにアサートされる予定の
信号ラインの過電流状態を防ぐために、電流引出し回路
が各信号ラインから十分な電流を引出す。SLIM回路
は、信号ラインに生じる可能性のある電圧を或る範囲に
制限してトランジェント電圧を除去する。SLICK回
路は、ラインがデアサートされると、信号ラインの信号
に生じるノッチの電圧レベルを上昇させる電流を与える
ように電流切換え装置を制御し、この電流切換え装置
は、アサート後に所定時間が経過すると監視回路に応じ
電流を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として終端装置に関
し、特にSCSI(small computer s
ystem interface)バスに使用される終
端装置に関する。なお、この出願は、1992年12月
10日出願で、現時点で許可されている米国特許出願番
号第07/988,908号および1993年5月4日
出願で、現時点で許可されている米国特許出願番号第0
7/883,303号の両出願の一部継続出願である。
これらの出願の開示事項は参考に本明細書に含まれてい
る。
【0002】
【従来の技術】信頼性のあるデータ伝送が重要になって
きている1つの応用で、小規模コンピュータにおける複
数のデータトランシーバと中央処理装置(CPU)との
間の通信のための完全に負荷されたSCSIバスライン
上でのデータ伝送の分野がある。SCSIシステムは伝
送ラインを備え、この伝送ラインに接続された複数の装
置がラインを介し通信可能となっている。インフォメー
ション・システム用アメリカン・ナショナル・スタンダ
ードX3T9.2/82―2(ANSI規格)に述べら
れてる基準によると、安定化された終端装置が伝送ライ
ンの物理的な二端に接続される。
【0003】このようなSCSIシステムは、伝送ライ
ンの個々のラインを駆動するドライバを備えている。1
つの信号線は3状態の1つをとり得る。1つは、ドライ
バが或る信号ラインをグランドに駆動した場合に、信号
ラインは「アサートされた(asserted)」と称
される。2番目に、アサートされた状態から解放された
信号ライン群は、「デアサートされた(deasser
ted)」と称される。3番目に、アサートされた状態
から或るドライバにより駆動されたライン群は、「能動
的にデアサートされた(actively deass
erted)」と称される。
【0004】ANSI規格は、アサートされた信号ライ
ンに24ミリアンペア(mA)以下の電流を流すことを
要求している。不可能ではないにしても、能動的にデア
サートされた状態が使用されているときは、この規格に
従うことは以前は困難であった。
【0005】ANSI規格に従って製造された安定化終
端装置は、デアサートライン群を2.85ボルトに引き
上げる2.856ボルト電圧レギュレータを持っている
ので、デアサートされた信号ラインは、2.85ボルト
である。他の信号ライン群がアサートされた(即ち、接
地された)場合、各信号ラインの110オームの抵抗に
より、これらにはANSI規格によって許容された24
mA以下の電流が流れる[(2.85 ― ドライバの
Vol)/110オーム]。
【0006】しかし、或る信号ラインが能動的にデアサ
ートされた場合、概ね3.0〜5ボルトになる。安定化
された終端装置のレギュレータが電流を引く(sin
k)ことができないと、この能動デアサートされた信号
ラインの高い電圧は、2.85ボルトに安定化されな
い。このため信号ラインがアサートされると、24mA
以上の電流が流れる(例えば、4.0ボルト/110オ
ーム=36mA)。するとドライバが壊れるか、動作不
良となる。
【0007】ドライバの破壊および/または動作不良に
対処する種々の試みがなされているが、満足した解決に
達していない。例えば、テキサスインスツルメントは、
他の信号ラインが能動デアサートされている場合であっ
ても、アサートされた信号ラインにSNSI規格以下の
量の電流を流せるように電流を引ける部品番号TL14
31を、他の素子と共に使用することができると主張し
ている。しかしテキサスインスツルメントの公式見解で
はTL1431は、制限された数の信号ラインのみが能
動デアサートされるような応用に限られている。
【0008】典型的には、要求(request)およ
び肯定応答(acknowledge)の各信号ライン
の制御信号REQおよびACKは、ターゲット(例えば
ディスクドライブ)とイニシエータ(例えばホストコン
ピュータ)との間でデータを行き来させる「ハンドシェ
イク」を行うために利用される。個々の制御信号REQ
およびACKは、高論理値および低論理値の何れかをと
る。制御信号REQまたはACKがアサートされると、
それは低論理値となる。また制御信号REQまたはAC
Kがデアサートされると、それは高論理値となる。
【0009】動作では、要求信号ラインの制御信号RE
Qにアサート状態からデアサート状態への変化が生じた
場合(即ち、低から高ヘの遷移)、データ化けを引き起
こす可能性のあるSCSIバスラインの或る状態が存在
する。制御信号REQの立上がりにおいて、「ノッチ」
と称される状態が生じる。このノッチは典型的にはスタ
ブ駆動式ケーブルの反射に付随して起こる。このノッチ
とスタブ反射との競合作用が制御信号REQの立上がり
エッジの方向を反転させ、デアサートレベル(即ち、+
2.0ボルト)に達する前に“ダブル・バック”を生じ
させる。この反転する制御信号REQが、+1.5ボル
トのレベル以下となると、“二重トリガー”となり、有
効な要求信号(即ち、もう一つのアサート)と解釈され
てしまう。これにより誤データが伝送される。
【0010】コンピュータ装置の製造技術において一般
に知られているように、終端装置は、典型的には所定の
インピーダンスで固定の供給電圧を供給するためにオア
結線のSCSIバスラインの各端に接続される。一本の
バスラインは、バスの複数の信号ラインの内の1つであ
る。
【0011】図1において、従来の終端回路10、12
が示されている。このような回路は、220/330型
終端装置と称されることがある。各終端回路10、12
は、直列接続された抵抗T1、T2からなる分圧器を含
む。抵抗T1の一端は、典型的には+4.75ボルトの
入力電源電圧TERMPWRに接続される。抵抗T2の
一端は、典型的にはゼロボルトの接地電位GNDに接続
される。終端回路10の抵抗T1とT2の接続点J1
は、バスライン14の一端に接続され、終端回路12の
抵抗T1とT2の接続点J2は、バスライン14の他端
に接続される。SCSIバスでは、バスライン14がア
クティブでないとき接続点J1、J2に約+2.85ボ
ルトを与えるように、抵抗T1、T2の値は220Ωお
よび330Ωと示されている。
【0012】オア結線のSCSIバス14は、各信号ラ
イン18a、18b、18cによってバス14に接続さ
れた複数のトランシーバ16a、16b、16cを有す
る。各トランシーバ16a―16cの夫々は、オープン
コレクタ出力(即ち、7438形NAND論理ゲート)
を有するコントローラドライバ20および受信素子22
(即ち、7414形シュミットトリガ入力)を含む。コ
ントローラドライバ20がオフしたとき、信号ライン
(即ち、ライン18a)は、約+2.85ボルトの電圧
値を有する高論理レベルである。コントローラドライバ
20がオンしたとき、オープンコレクタ出力装置が信号
ラインの電圧値を約ゼロボルトに引き下げるので、信号
ラインは低論理レベルである(即ち、ドライバトランジ
スタQ1の通過で0.2ボルト)。
【0013】図2において、終端回路10aの別の従来
技術が示されている。この図2の代替え構成は110型
安定化終端装置と称されることがある。終端回路10a
は、ラインVinに電圧TERMOWRを受け、DB
(0)―DB(7)、DB(P)、ATN、BSY、A
CK、RST、MSG、SEL、C/D、REQおよび
I/Oの18本の各信号ラインに対する110オームの
抵抗付きのラインVoutに+2.85ボルトの安定化
電圧を形成する電圧レギュレータ24を含む。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の終端回路10ま
たは10aの主たる未解決の問題は、何れも臨界的(c
ritical)な“二重トリガ”領域(+1.5ボル
トと+2.0ボルトの間)より上にノッチを上昇させる
ことができないことであった。図5のカーブAに示され
るように、220/330型終端装置の信号ラインは、
+1.0ボルトの近傍で生じるノッチN1を有してい
る。同様に図5のカーブBで示されるように、110型
安定化終端装置の信号ラインは、+1.4ボルトの近傍
で生じるノッチN2を有している。このように従来の終
端回路は、如何にしてノッチを危険領域の上に上げるこ
とができるかについて示唆していない。
【0015】更に、図1の従来の終端装置を再び参照す
ると、ノッチの電圧レベルは、ケーブルのインピーダン
スと、バスライン14aが対応のコントローラドライバ
20により解放またはデアサートされたときのバスライ
ンに流れている電流量とにより定まるということを、一
般的に知ることができる。
【0016】SCSI仕様では、ケーブルインピーダン
スは90オーム以上とされているが、ツイストペアまた
は丸ケーブルのインピーダンスは、90オームを超える
ことがほとんどなく、せいぜい45オーム程度である。
【0017】これらのコントローラドライバ20がより
多くの電流を引くことができるとしても、大電流を長時
間にわたって引いているとメタルマイグレーション(m
etal migration:金属移動)というもう
一つの問題が生じる。この状況は、要求信号(REQ)
がアサート(低論理レベル)されたときにシステムが関
連の肯定応答信号(ACK)で以て応答することができ
ない場合に生じる。換言すると、制御信号REQのアサ
ートが継続し、それ自身をデアサートにすることができ
なくなる。従って、制御信号REQをデアサートにする
ことによりこの誤動作を解消するまで、システムのハン
グアップを引き起こす。もしも無人のシステムが延長さ
れた週末祝日にハングアップすると、この状況は修正さ
れずに数日間続くこともある。
【0018】24mAを超える電流を与えることにより
ノッチのレベルを上昇させるようにしたダイオードクラ
ンプ技術利用の終端装置の着想も従来から知られてい
る。しかしこの従来技術は、この超過電流が制御不能に
なり、しかも24mAから45mAの間で変動するとい
う問題を有している。更に、システムがハングアップす
ると超過電流が無制限にコントローラドライバに流れ、
高価なコントローラドライバの破損をまねくこともあ
る。
【0019】従って、高信頼で高精度のデータ伝送を得
るために、SCSIバスラインのデータおよび/または
制御信号に生じるノッチのレベルを高めた改良終端装置
に対する要求がコンピュータ装置業界に起こっている。
更に、このような終端装置は、従来の終端回路に内部的
に組入れることができるか、或いは従来の終端回路を持
つシステムに外部的に接続することができると便利であ
る。
【0020】更に、高信頼で高精度のデータ伝送を得る
ために、SCSIバスラインの制御信号REQおよびA
CKに生じる雑音スパイクまたはトランジェントを除去
するようにした改良終端装置に対する要求がコンピュー
タ装置業界に起こっている。そしてこのような終端装置
は、SCSIケーブルのインピーダンスの範囲に適合す
るよう容易に修正できると便利である。
【0021】更に、許容最大数の信号ラインが能動アサ
ートされた場合に、規格仕様以上の電流をアサートされ
た信号ラインに流さないというANSI規格に従う装置
および装置の使用方法についての要求もある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のSCSIバス終端装置は、安定化された電
源電圧を与える電圧レギュレータと、夫々が第1、第2
の端を有する複数のプルアップ終端抵抗であって、各プ
ルアップ終端抵抗の第1の端が上記安定化出力電圧に接
続され、バスラインに各他端が接続されているデータお
よび/または制御信号ラインの対応する各一端に各プル
アップ終端抵抗の第2の端が接続され、上記信号ライン
が活性化されたとき、供給される最大電流を制限する複
数のプルアップ終端抵抗と、電流切換え装置とプログラ
ムされた監視回路を含み、電流切換え装置は、制御入力
を有し、上記電源電圧と少なくとも1つの上記信号ライ
ンとの間に接続され、信号ラインに電流を生じさせると
共に、上記プログラムされた監視回路は、上記電流切換
え装置の制御入力と上記信号ラインとの間に接続され
て、上記電流を生じさせるプログラムされた時間を制御
し、上記プログラムされた時間の経過後に上記電流切換
え装置が上記監視回路に応答して上記電流を切断するよ
うにし、誤データが伝送されるのを防止するために、上
記電流が、上記信号ラインがデアサートされた時に上記
信号ラインで伝送される信号に生じるノッチの電圧レベ
ルを上昇させるように作用する構成の、信号ライン増強
電流キッカー回路と、複数の信号ラインに定電圧出力を
与える安定化終端器のための能動デアサート回路であっ
て、(a)入力と出力を有する基準電圧を与える手段
と、(b)第1、第2の入力および出力を有し、第1の
入力が上記基準電圧を与える手段の出力に接続され、第
2の入力が上記安定化終端器の定電圧出力に接続された
電流引出し手段とからなる、能動デアサート回路とを夫
々具備し、上記電流引出し手段は、その第1と第2の入
力を比較することができ、上記複数の信号ラインの少な
くとも1つの能動デアサートによって上記第2の入力の
電圧が上記第1の入力の電圧を一時的に超えたとき、上
記定電圧を維持するために、アサートされたまたはアサ
ートされようとしている他の信号ラインの過電流を防止
するように電流を引出すことを特徴とする。
【0023】また、別の態様によると、安定化された電
源電圧を与える電圧レギュレータと、夫々が第1、第2
の端を有する複数のプルアップ終端抵抗であって、各プ
ルアップ終端抵抗の第1の端が上記安定化出力電圧に接
続され、バスラインに各他端が接続されているデータお
よび/または制御信号ラインの対応する各一端に各プル
アップ終端抵抗の第2の端が接続され、上記信号ライン
が活性化されたとき、供給される最大電流を制限する複
数のプルアップ終端抵抗と、電流切換え装置とプログラ
ムされた監視回路を含み、電流切換え装置は、制御入力
を有し、上記電源電圧と少なくとも1つの上記信号ライ
ンとの間に接続され、信号ラインに電流を生じさせると
共に、上記プログラムされた監視回路は、上記電流切換
え装置の制御入力と上記信号ラインとの間に接続され
て、上記電流を生じさせるプログラムされた時間を制御
し、これによって上記プログラムされた時間の経過後に
上記電流切換え装置が上記監視回路に応答して上記電流
を切断するようにし、誤データが伝送されるのを防止す
るために、上記電流が、上記信号ラインがデアサートさ
れた時に上記信号ラインで伝送される信号に生じるノッ
チの電圧レベルを上昇させるように作用する構成の、信
号ライン増強電流キッカー回路と、SCSIバスライン
の夫々に接続され、バスラインで受けたデータおよび/
または制御信号からノイズスパイクまたはトランジェン
トを除去するようにした信号ラインインピーダンス整合
終端装置とを夫々具備し、上記各整合終端装置が、所定
値の安定化出力電圧を形成するために入力終端電源電圧
に応答する電圧レギュレータ手段と、基準電圧を形成す
るために上記安定化出力電圧に応答する低電圧安定化回
路と、上記複数のデータおよび/または信号ラインの少
なくとも1つと上記基準電圧との間に接続され、信号ラ
インに生じる上限電圧と下限電圧の範囲を制限すること
により、データおよび/または制御信号からトランジェ
ントを除去する抑止回路手段とを具備することを特徴と
する。
【0024】また、別の態様によると、安定化された電
源電圧を与える電圧レギュレータと、夫々が第1、第2
の端を有する複数のプルアップ終端抵抗であって、各プ
ルアップ終端抵抗の第1の端が上記安定化出力電圧に接
続され、バスラインに各他端が接続されているデータお
よび/または制御信号ラインの対応する各一端に各プル
アップ終端抵抗の第2の端が接続され、上記信号ライン
が活性化されたとき、供給される最大電流を制限するよ
うにした複数のプルアップ終端抵抗と、複数の信号ライ
ンに定電圧出力を与える安定化終端器のための能動デア
サート回路であって、(a)入力と出力を有する基準電
圧を与える手段と、(b)第1、第2の入力および出力
を有し、第1の入力が上記基準電圧を与える手段の出力
に接続され、第2の入力が上記安定化終端器の定電圧出
力に接続された電流引出し手段とからなり、上記電流引
出し手段は、その第1と第2の入力を比較することがで
き、上記複数の信号ラインの少なくとも1つの能動デア
サートによって上記第2の入力の電圧が上記第1の入力
の電圧を一時的に超えたとき、上記定電圧を維持するた
めに、アサートされたまたはアサートされようとしてい
る他の信号ラインの過電流を防止するように電流を引出
す構成の、能動デアサート回路と、SCSIバスライン
の夫々に接続され、バスラインで受けたデータおよび/
または制御信号からノイズスパイクまたはトランジェン
トを除去するようにした信号ラインインピーダンス整合
終端装置であって、上記各整合終端装置が、所定値の安
定化出力電圧を形成するために入力終端電源電圧に応答
する電圧レギュレータ手段と、基準電圧を形成するため
に上記安定化出力電圧に応答する低電圧安定化回路と、
上記複数のデータおよび/または信号ラインの少なくと
も1つと上記基準電圧との間に接続され、信号ラインに
生じる上限電圧と下限電圧の範囲を制限することによ
り、データおよび/または制御信号からトランジェント
を除去する抑止回路手段とを具備する構成の、信号ライ
ンインピーダンス整合終端装置と、を夫々具備すること
を特徴とする。
【0025】また、別の態様によると、安定化された電
源電圧を与える電圧レギュレータと、夫々が第1、第2
の端を有する複数のプルアップ終端抵抗であって、各プ
ルアップ終端抵抗の第1の端が上記安定化出力電圧に接
続され、バスラインに各他端が接続されているデータお
よび/または制御信号ラインの対応する各一端に各プル
アップ終端抵抗の第2の端が接続され、上記信号ライン
が活性化されたとき、供給される最大電流を制限するよ
うにした複数のプルアップ終端抵抗と、電流切換え装置
とプログラムされた監視回路を含み、電流切換え装置
は、制御入力を有し、上記電源電圧と少なくとも1つの
上記信号ラインとの間に接続され、信号ラインに電流を
生じさせると共に、上記プログラムされた監視回路は、
上記電流切換え装置の制御入力と上記信号ラインとの間
に接続されて、上記電流を生じさせるプログラムされた
時間を制御し、上記プログラムされた時間の経過後に上
記電流切換え装置が上記監視回路に応答して上記電流を
切断するようにし、誤データが伝送されるのを防止する
ために、上記電流が、上記信号ラインがデアサートされ
た時に上記信号ラインで伝送される信号に生じるノッチ
の電圧レベルを上昇させるように作用する構成の、信号
ライン増強電流キッカー回路と、複数の信号ラインに定
電圧出力を与える安定化終端器のための能動デアサート
回路であって、(a)入力と出力を有する基準電圧を与
える手段と、(b)第1、第2の入および出力を有し、
第1の入力が上記基準電圧を与える手段の出力に接続さ
れ、第2の入力が上記安定化終端器の定電圧出力に接続
された電流引出し手段とからなり、上記電流引出し手段
は、その第1と第2の入力を比較することができ、上記
複数の信号ラインの少なくとも1つの能動デアサートに
よって上記第2の入力の電圧が上記第1の入力の電圧を
一時的に超えたとき、上記定電圧を維持するために、ア
サートされたまたはアサートされようとしている他の信
号ラインの過電流を防止するように電流を引出す構成
の、能動デアサート回路と、SCSIバスラインの夫々
に接続され、バスラインで受けたデータおよび/または
制御信号からノイズスパイクまたはトランジェントを除
去するようにした信号ラインインピーダンス整合終端装
置であって、上記各整合終端装置が、所定値の安定化出
力電圧を形成するために入力終端電源電圧に応答する電
圧レギュレータ手段と、基準電圧を形成するために上記
安定化出力電圧に応答する低電圧安定化回路と、上記複
数のデータおよび/または信号ラインの少なくとも1つ
と上記基準電圧との間に接続され、信号ラインに生じる
上限電圧と下限電圧の範囲を制限することにより、デー
タおよび/または制御信号からトランジェントを除去す
る抑止回路手段とを具備する、信号ラインインピーダン
ス整合終端装置と、を夫々具備することを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明は、能動デアサート(ADR)回路、信
号ラインインピーダンス整合(SLIM)回路および信
号ライン増強電流キッカー(SLICK)回路の何れか
の少なくとも2つの組合わせを含むSCSIバスライン
装置を提供する。ADR回路では、電流引出し回路が、
一本の信号ラインの能動デアサートによる信号ラインの
共通ノードの電圧増加を検出したとき、アサートされた
信号ラインまたはすぐにアサートされる予定の信号ライ
ンの過電流状態を防ぐために、電流引出し回路は各信号
ラインから十分な電流を引出す。SLIM回路では、信
号ラインに生じる可能性のある電圧を或る範囲に制限す
ることによりトランジェント電圧が除去される。SLI
CK回路では、ラインがデアサートされたとき、信号ラ
イン上の信号に生じるノッチの電圧レベルを上昇させる
電流を与えるように電流切換え装置が制御され、またこ
の電流切換え装置は、アサートの後にプログラムされた
時間長が経過したとき、監視回路に応答して電流を切断
する。
【0027】また、本発明は、一態様において、バスラ
インに生じるノッチの電圧レベルを制御するためにSC
SIバスに使用される終端装置を提供する。このような
終端装置は、終端回路と、電流切換え装置と、プログラ
ムされた監視回路を含む。終端回路は、第1の電流を形
成するために、入力終端電源電圧とバスラインに接続さ
れた複数のデータおよび/または制御信号ラインとの間
に接続される。電流切換え装置は、第2の電流を形成す
るために、電源電圧と終端されるべき各複数のデータお
よび/または信号ラインとの間に接続される。
【0028】プログラムされた監視回路は、第2の電流
が形成される時間を制御するために、電流切換え装置の
制御入力と、複数のデータおよび/または制御信号ライ
ンの少なくとも1つとの間に接続される。電流切換え回
路は、監視回路に応答してプログラムされた時間長が経
過したとき第2の電流を切断する。第2の電流は、少な
くとも1つのデータおよび/または制御信号ラインがデ
アサートされた時に生じるノッチの電圧レベルを上昇さ
せるように作用して、誤データが伝送されないようにす
る。
【0029】一態様では、本発明は、能動デアサート回
路とそれを使用する方法を提供する。能動デアサート回
路は、入力と出力を有する基準電圧を与える手段を備え
る。また能動デアサート回路は、第1、第2の入力、出
力を有する電流引出し手段を有する。この手段の第1の
入力は基準電圧を与える手段の出力に接続される。電流
引出し手段は、第1入力と第2入力とを比較する。複数
の信号ラインの少なくとも1つの能動デアサートによっ
て上記第2の入力の電圧が上記第1の入力の電圧より高
いとき、上記定電圧を維持するために、アサートされた
またはアサートされようとしている他の信号ラインが過
電流状態にならないように十分な電流を引出す。
【0030】一態様において、本発明は、バスラインで
受けたデータおよび/または制御信号からノイズスパイ
クまたはトランジェントを除去するために、SCSIバ
スに使用される終端方法および終端装置を提供する。こ
の終端装置は、所定値の安定化出力電圧を形成するため
に入力終端電源電圧に応答する電圧レギュレータを含
む。低電圧安定化回路が、上記安定化出力電圧に応答し
て基準電圧を形成する。終端インピーダンスを形成する
ために、安定化出力電圧と、バスラインに接続された複
数のデータおよび/または制御信号ラインとの間に抵抗
が接続される。抑止回路が、複数のデータおよび/また
は信号ラインの少なくとも1つと上記基準電圧との間に
接続され、信号ラインに生じる上限電圧と下限電圧の範
囲を制限することにより、少なくとも1つのデータおよ
び/または制御信号ラインからトランジェントを除去す
る。
【0031】本発明の1つの利点は、終端回路、電流切
換え装置およびプログラムされた監視回路を含む改良さ
れた終端装置を提供できることである。
【0032】本発明のもう一つの利点は、バスラインで
伝送されたデータおよび/または制御信号に生じるノッ
チの電圧レベルを制御するために、SCSIバスライン
に使用される終端方法および終端装置を提供できること
である。
【0033】本発明の更に別の利点は、データおよび/
または制御信号に生じるトランジェントを除去する、比
較的簡単で、安価に製造および組み立てできる改良され
た終端方法および終端装置を提供できることである。
【0034】本発明の更に別の利点は、SCSIバスラ
インの制御および/またはデータ信号に生じるノイズス
パイクまたはトランジェントを除去して高信頼で高精度
のデータ伝送を与える改良された終端装置を提供できる
ことである。
【0035】更に、本発明の別の利点は、電圧レギュレ
ータ、低電圧安定化回路、複数のプルアップ終端抵抗お
よびトランジェント抑止回路を含む改良された終端装置
を提供できることである。
【0036】本発明の他の利点は、バスラインで伝送さ
れたデータおよび/または制御信号からノイズスパイク
を除去するためにSCSIバスラインに使用される終端
方法を提供できることである。
【0037】本発明の更に別の利点は、信号ラインの能
動デアサートによりバスに生じる電流を引出す回路を含
み、これによりアサートされたか或いはアサートされよ
うとする信号ラインの過電流状態を防止するようにした
終端装置を提供できることである。
【0038】本発明の更なる特長、利点は、現時点の好
ましい実施例の詳細な説明および図面に記載され、これ
らから明確となる。
【0039】
【実施例】最初に、或るSCSIバスとの関連において
示された本発明は、その範囲または示唆を限定すること
を意図するものでなく、その応用の一例を示すだけであ
ることを、明確に理解されるべきである。本発明は、デ
ータおよび/または制御信号に生じるノッチの電圧レベ
ルを制御する目的の終端装置に関するものであるから、
本発明は他の分野および装置における数々の応用を有し
ている。
【0040】詳細に図を参照して、本発明の原理に従っ
て構成された改良型の信号ライン増強電流キッカー式
(SLICK:signal line increa
sedcurrent kicker)終端装置110
のブロック図を図3に示す。この終端装置110は、バ
スラインを通じて伝送されるデータおよび/または制御
信号に生じるノッチの電圧レベルを上昇させるような目
的でSCSIバスライン14a(図1のバスライン14
と同じもの)にまたはその各端に接続して使用されるも
のである。例えば、図1のトランシーバ16aは、制御
信号REQの要求信号ラインとして示される信号ライン
18aを介して図3のバスライン14aに接続すること
ができる。この終端装置110は、従来の終端回路11
2(図1の終端回路10または12のような)と、電流
切換え装置114と、プログラムされた監視回路116
を備える。
【0041】図4において、図3のSLICK終端装置
110の詳細回路が示されている。説明と議論を簡単に
するために、従来の終端回路112は、図1の終端回路
10または12と同様な220/330型終端回路を備
えているとする。この220/330型終端回路112
は、直列接続された二つの抵抗T1、T2から成る電圧
分圧器を含む。抵抗T1の一端は、典型的には+4.7
5ボルトの入力終端電源電圧TERMPWRに接続され
る。抵抗T2の一端は、典型的にはゼロボルトの接地電
位GNDに接続される。終端回路112の抵抗T1、T
2の接続点は、バスライン14aの一端に接続される。
【0042】電流切換え装置114は、PNP導電型の
バイポーラトランジスタQ1と電流制限抵抗R1を含
む。トランジスタQ1は、電源電圧TERMPWRに接
続されたエミッタと、抵抗R1の一端に接続されたコレ
クタを有する。抵抗R1の一端はバスライン14aに接
続される。
【0043】プログラムされた監視回路116は、抵抗
R2、R3と、NPN導電形バイポーラトランジスタQ
2と、コンデンサC1とを備える。トランジスタQ2
は、抵抗R2の一端に接続されたベースと、コンデンサ
C1の一端に接続されたコレクタと、接地電位に接続さ
れたエミッタとを有する。抵抗R2の他端は、バスライ
ン14aに接続され、コンデンサC1の他端は、接地電
位に接続される。抵抗R3の他端は、トランジスタQ1
はトランジスタQ1のベースに接続される。
【0044】114、116と同様な追加の電流切換え
装置およびプログラムされた監視回路を残りの信号ライ
ンの夫々に接続することで、生じるノッチの電圧レベル
を上昇させることが可能であることは、当技術に詳しい
者には明確に理解されるべきである。しかし、コスト削
減のために通常は、電流切換え装置とプログラムされた
監視回路は、ノッチに敏感な信号ラインにのみ組込まれ
る。換言すると、高信頼と高精度のデータ伝送に対し最
も危険である少なくとも制御信号ライン(REQ)にそ
のような回路が組込まれることになる。
【0045】図4のSLICK終端装置110の動作を
図5、図6、図7のグラフを参照して説明する。即ち、
図5のカーブAは、図1の従来の220/330型終端
装置の要求信号ラインの制御信号REQの電圧レベルを
示す。図示されるように、制御信号REQが、アサート
状態(低論理レベル)からデアサート状態(高論理レベ
ル)に切り替わったとき、ノッチN1が+1.0ボルト
の近傍で生じる。同様に、図5のカーブBは、図2の従
来の110型安定化終端装置の要求信号ラインの制御信
号REQの電圧レベルを示す。図示されるように、制御
信号REQが、アサート状態(低論理レベル)からデア
サート状態(高論理レベル)に切り替わったとき、ノッ
チN2が+1.4ボルトの近傍で生じる。従って、ノッ
チN1、N2は、SCSIバスライン14aに接続され
た受信装置によって有効な信号として解釈される。この
結果、このようなノッチは、不良データの伝送を引き起
こす。
【0046】図4に示す本発明の改良された終端装置1
10は、図5のカーブCを成すように制御信号REQに
生じるノッチの電圧レベルを制御または上昇させるもの
である。制御信号REQがアサート状態からデアサート
状態に遷移したとき、カーブCのノッチN3は、“二重
トリガ”領域の上に上昇し、+1.8ボルトの近傍に現
れるようになる。
【0047】ここで図4を更に参照すると、制御信号R
EQがデアサート(高論理レベル)となったとき、抵抗
R2を介するベース駆動電流により監視回路116のト
ランジスタQ2はオンする。コンデンサC1に生じる残
留電圧は、トランジスタQ2を介して対地放電される。
更に、トランジスタQ1のベースは、抵抗R3を介して
接地電位に置かれる。この結果、トランジスタQ1は導
通状態となる。このため抵抗R1は、トランジスタQ1
を介し電源電圧TERMPWRに接続される。この安定
状態は、抵抗R1を介して電源電圧を要求信号ライン1
4aに接続させる。
【0048】ライン18aの制御信号REQがアサート
されたとき(低論理レベル)、抵抗R1は、信号ライン
14aを介する電源電圧TERMPWRからの一時的な
第2電流通路を提供する。抵抗R1を流れるこの電流
は、終端回路112において抵抗T1を介する第1電流
通路によって与えられる電流に対する加算となる。アサ
ートに先立ってトランジスタQ1が既にオンとなってい
るので、アサートの際に要求信号ライン18aにおいて
トランジェントは生じない。この加算分の電流量は、抵
抗R1の値によって制御して選択することができ、ケー
ブルインピーダンスの要求に合せて所定値に設定するこ
とができる。
【0049】時監視回路116は、要求信号がアサート
されている時間を計測する。更に、アサートの期間が所
定時間長より長いと、第2電流通路によって供給された
追加電流は解消される。従って、信号ライン18aを介
してトランシーバ16aのコントローラドライバに供給
された電流は、終端回路112により供給される電流に
制限される。
【0050】即ち、アサートの期間、トランジスタQ2
はオフとなっている。このためコンデンサC1は、抵抗
R3およびトランジスタQ1のエミッタ―ベース接合を
通じて電源電圧TERMPWRに向って充電される。シ
ステムのハングアップ時のように、要求信号ラインがア
サートされ続けると、コンデンサC1は、トランジスタ
Q1が導通できない点まで充電される。この条件は、エ
ミッタ―ベース電圧が約+0.7ボルト以下となったと
き生じる。
【0051】代表的なSCSI電圧に対し、この時間長
は約2つの時定数(即ち、TC=R3×C1)である。
“タイムアウト”期間の終わりで、トランジスタQ1は
オフとなる。従って、抵抗R1を介する第2の電流通路
によって要求信号ライン18aに加算されていた電流は
解消され、終端回路112からの電流のみとなる。
【0052】図8は、終端回路が110オーム電圧安定
化終端装置からなる場合の図3の終端装置の他の実施例
200を示す。図示するように、データまたは制御ライ
ン202、例えばREQまたはACK信号ライン、が1
10オーム抵抗204を通じてバス206に接続され
る。適当な電圧レギュレータ208が終端電源(TER
MPWR)とバス206との間に接続される。
【0053】また図示するように、電流スイッチ212
のPNPトランジスタQ1が抵抗214を介してライン
202に接続される。トランジスタQ1のベースは、直
列接続された抵抗216とコンデンサ218を介して接
地されている。NPNトランジスタQ2のベースは、抵
抗222を介してライン202に接続され、一方トラン
ジスタQ2のコレクタは抵抗216とコンデンサ218
との間に接続される。
【0054】図4において述べられたのと同様に、信号
ライン202がデアサート(高論理レベル)となったと
き、抵抗R222を介するベース駆動電流により監視回
路220のトランジスタQ2はオンする。コンデンサC
218に生じる残留電圧は、トランジスタQ2を介して
対地放電される。更に、トランジスタQ1のベースは、
抵抗R216を介して接地電位に置かれる。この結果、
トランジスタQ1は導通状態となる。このため抵抗R2
14は、トランジスタQ1を介し安定化電源電圧出力V
outに接続される。この安定状態は、抵抗R214を
介して電源電圧出力Voutを信号ライン202に接続
させる。そしてトランジスタQ1、Q2および監視回路
220は、図4に関して言及したように作動する。
【0055】図6において、カーブ118は、信号ライ
ンが最初アサートレベルの+0.5ボルト以下でゼロボ
ルトまでに引き下げられたときの、従来の終端回路10
の信号ラインに流れる電流量を示している。同様にカー
ブ120は、信号ラインが+0.5ボルトからゼロボル
トの間に引き下げられたときの、従来の終端回路10a
の信号ラインに流れる電流量を示している。しかしこの
場合、著しい量の電流増加はなく、従って図5の各ノッ
チN1、N2が生じることが分かる。一方、カーブ12
2は、信号ラインが+0.5ボルトからゼロボルトの間
に引き下げられたときの、本終端回路110の信号ライ
ンに流れる電流量を示している。この場合、電流が十分
制御された状態で増加して、ノッチN3(図5)が上昇
し、関連するスタブ反射が“二重トリガ”の臨界領域よ
り十分上に上昇することが分かる。
【0056】図7において、本終端装置110の信号ラ
インに流れる電流量を時間関数として示す。図示される
ように、プログラムされた時間長(即ち、40ms)が
経過すると、電流は約41mAから24mAに徐々に変
化する。このゆっくりした変化は、コンデンサC1とト
ランジスタQ1によって制御され、このため重ねてトラ
ンジェントの発生を防ぐことになる。
【0057】典型的な状況では、制御信号REQは、プ
ログラムされた時間長が経過する前にデアサート(高論
理レベル)とされる。このデアサートが生じると、トラ
ンジスタQ2が再度オンとなり、コンデンサC1が放電
する。この結果、終端装置110はその初期状態にリセ
ットされ、新しいサイクルが繰り返される。要求信号が
デアサートになると、終端装置は常にリセットされるこ
とは、理解されるべきである。換言すると、システムが
ハングアップした後にエラー解消が行われるたびに、終
端装置は自動的に元の状態に戻る。
【0058】以上の詳細説明により、バスライン上で伝
送されるデータおよび/または制御信号に生じるノッチ
の電圧レベルを制御するために、本発明はSCSIバス
ラインに使用される改良された終端装置を提供するもの
であることが分かる。この終端装置は、終端回路と、電
流切換え装置と、プログラムされた監視回路から成る。
本終端装置は、臨界的な“二重トリガ”領域より上にノ
ッチの電圧レベルを上昇させることにより、誤データが
伝送されることを防止するのである。
【0059】ここで図9を参照して、本発明の原理に基
づいて構成された改良型信号ラインインピーダンスマッ
チング式(SLIM)終端装置310を説明する。
【0060】またこのようなSLIM終端装置が開示さ
れていて、参考のためその開示事項がここに組入れられ
ている米国特許第5,239,559号を引用する。
【0061】この終端装置310は、バスライン上で受
信するデータおよび/または制御信号に生じる雑音スパ
イクまたはトランジェントを除去する目的で、SCSI
バスライン(バスライン214のような)に或いはその
両端に結合されで使用されるものである。この終端装置
310は、LT1086CTのような調整可能な3端子
ICの低電圧降下レギュレータ312からなる電圧レギ
ュレータ311、低電圧安定化回路314、複数のプル
アップ終端抵抗R1―R18およびトランジェントまた
は雑音スパイクを除去または減衰させるためのトランジ
ェント抑止回路TS1およびTS2を備える。
【0062】低電圧降下電圧レギュレータ312は、入
力終端電源電圧TERMPWR(Vin)を受けるため
の入力端子316に接続された入力ピン3を備える。電
源電圧TERMPWRは、典型的には+4.5ボルトで
あるが、ANSI仕様X3T9.2/86―109RE
V10cに従って+4.75ボルト〜5.25ボルトの
範囲で変更できる。電圧レギュレータ312は、典型的
には2.85ボルトの安定化出力電圧(Vout)を形
成する出力ピン2を備える。しかしこの出力電圧は、出
力ピン2と接地電位GNDとの間に接続された直列接続
抵抗R19、R20の値を選択することにより、+4.
25ボルト以下の任意の値に調整できる。抵抗R19と
R20の接続点は、電圧レギュレータの調整ピン1に接
続される。
【0063】コンデンサC1が入力端子316と接地電
位GNDとの間に接続され、入力終端電源電圧TERM
PWRに生じる低周波ノイズが接地電位に分路されるよ
うにしている。またコンデンサC3が電圧レギュレータ
の出力ピン2と接地電位との間に接続され、出力電圧V
outに生じる低周波ノイズが接地電位に分路されるよ
うにしている。さらにコンデンサC2が出力ピン2と接
地電位との間に接続され、出力電圧Voutに生じる高
周波ノイズが接地電位に分路されるようにしている。
【0064】低電圧安定化回路314は、電流制限抵抗
R21、ダイオードD9、D10およびコンデンサC4
を備える。抵抗R21の一端は、電圧レギュレータのピ
ン2の安定化出力電圧に接続され、抵抗R21の他端
は、コンデンサC4の一端、ダイオードD10のアノー
ドおよび基準ライン318に夫々接続される。ダイオー
ドD10のカソードは、ダイオードD9のアノードに接
続され、ダイオードD9のカソードは、コンデンサC4
の一端および接地電位GNDに夫々接続される。基準ラ
イン318は、抑止回路TS1、TS2に基準電圧VR
EFを供給する。ダイオードD9、D10の各々の順方
向電圧降下を0.75ボルトとすると、基準電圧VRE
Fは約+1.5ボルトである。従って抵抗R21は、基
準Vにおいて+1.5ボルトの基準電圧を形成する電流
を各ダイオードに流すような値に選択される。
【0065】複数のプルアップ用抵抗R1―R18の夫
々の一端は、共通接続され、ライン320の安定化出力
電圧に接続される。抵抗R1―R18の夫々の他端は、
各データおよび/または制御信号ラインACK、RE
Q、DB(0)―DB(7)、DB(P)、ANT、B
SY、RST、MSG、SEL、C/DおよびI/Oの
各々の一端に接続される。プルアップ抵抗R1―R18
は、従来の図2の抵抗P1―P18と同様な機能を有
し、SCSIバスラインに接続された対応の伝送装置内
に形成されているオープンコレクタトランジスタに電流
を供給するよう機能する。即ち、各データおよび/また
は制御信号ラインに連結されたオープンコレクタ・トラ
ンジスタ装置がオフしたとき、その信号ラインは高論理
レベルとなり、対応のプルアップ抵抗を介して電流は流
れない。また各データおよび/または制御信号ラインに
連結されたオープンコレクタ・トランジスタ装置がオン
したとき(信号ラインが能動)、その信号ラインは低論
理レベルとなり、オープンコレクタ・トランジスタ装置
を流れる最大電流は対応のプルアップ抵抗により制限さ
れることになる。
【0066】トランジェント抑止回路TS1は、制御信
号ライン(ACK)と基準ライン318との間に接続さ
れる。このトランジェント抑止回路TS1は、ダイオー
ドD1―D4から成るダイオードアレイである。ダイオ
ードD1のアノードは、ダイオードD3のカソードおよ
び制御信号ライン(ACK)に接続される。ダイオード
D1のカソードは、ダイオードD2のアノードに接続さ
れ、ダイオードD3のアノードは、ダイオードD4のカ
ソードに接続される。ダイオードD2のカソードは、ダ
イオードD4のアノードおよびライン318の基準電圧
VREFに接続される。このトランジェント抑止回路T
S1は、そこに流れる電流量に依存してそのインピーダ
ンスを動的に変化させる可変抵抗として機能する。
【0067】同様に、トランジェント抑止回路TS2
は、制御信号ライン(REQ)と基準ライン318との
間に接続される。このトランジェント抑止回路TS2
は、ダイオードD5―D8から成るダイオードアレイで
ある。ダイオードD5のアノードは、ダイオードD7の
カソードおよび制御信号ライン(REQ)に接続され
る。ダイオードD5のカソードは、ダイオードD6のア
ノードに接続され、ダイオードD7のアノードは、ダイ
オードD8のカソードに接続される。ダイオードD6の
カソードは、ダイオードD8のアノードおよびライン3
18の基準電圧VREFに接続される。このトランジェ
ント抑止回路TS2は、同じくそこに流れる電流量に依
存してそのインピーダンスを動的に変化させる可変抵抗
として機能する。
【0068】この技術分野の知識を有するものであれ
ば、トランジェントを抑止するためにTS1と同様なト
ランジェント抑止回路を他の信号ラインと基準ラインと
の間に追加できることは明らかである。しかし、コスト
削減のため、通常はトランジェントの影響を受けやすい
信号ラインにのみトランジェント抑止回路は入れられ
る。即ち、高信頼、高精度のデータ伝送に対し最も危険
性のある少なくとも制御信号ライン(ACK)と(RE
Q)にこのようなトランジェント抑止回路を入れてあ
る。
【0069】図9に示した本終端装置310の動作を図
10(a)、(b)を参照して説明する。図示するよう
に、信号ラインが高論理レベルであるとき(即ち、±
2.5ボルトから±3.0ボルトの間)、高論理レベル
より上に伸びる正のスパイクが点Aにおいて生じる。同
様に、信号ラインが低論理レベルであるとき(即ち、
0.0ボルトから±0.5ボルトの間)、低論理レベル
より下に伸びる負ののスパイクが点Bにおいて生じる。
このような点AおよびBに生じるトランジェントが時間
的にかなり長く、しかもかなり大きい振幅を有している
と、SCSIバスに結合された受信素子がこれらのトラ
ンジェントを有効信号と解釈してしまう可能性がある。
このため、このようなトランジェントが不良データの伝
送を引き起こすことがある。
【0070】図9に示した本発明の改良終端装置310
は、図10(b)の波形122を生じるような制御信号
ラインREQおよびACKに現れるトランジェントを除
去または減衰させる。信号ライン(即ち、制御信号ライ
ンREQ)が高論理レベルで、点A(図10(b))の
ような高論理レベルを超えるトランジェントが生じた場
合、ダイオードD5、D6が導通し、基準電圧VREF
よりダイオード2つの降下分だけ高い電圧または約+
3.0ボルトに等しい電圧まで制御信号REQをクラン
プし、これによりトランジェントを効果的に除去する。
即ち、ダイオードD5、D6が制御信号REQの上側電
圧レベルを制限する。
【0071】制御信号ラインREQが低論理レベルで、
点B(図10(b))のような低論理レベルをより下に
落ちるトランジェントが生じた場合、ダイオードD7、
D8が導通し、低論理レベルまたは約ゼロボルトに等し
い電圧まで制御信号REQをクランプする。即ち、ダイ
オードD7、D8が制御信号REQの下側電圧レベルを
制限する。
【0072】限定の目的でなく、上述の終端装置の開示
を完全にするため、以下に代表的値と部品番号を示す。
これらの値と部品は、組み立てられ試験されて高性能を
示した終端装置において使用されたものである。この技
術分野の知識を有するものであれば、本発明による回路
を構成する際に多くの代替部品および値を使用すること
ができる。
【0073】 部 品 型または値 C1 4.7μF C2 .1μF C3 22 μF C4 2.2μF R19 121 オーム R1―R18 110 オーム R20 154 オーム D1―D10 BAV 99
【0074】従って、上述の値を使用すると、本発明の
終端装置310は、最大電流仕様に適合する、終端イン
ピーダンスが110オームで+2.85ボルトの安定化
出力電圧を概ね与える。更に、抑止回路TS1、TS2
は、制御信号REQおよびACKの上側および下側電圧
レベルを制限することにより、トランジェントを除去す
る。
【0075】しかし、コンピュータ装置工業において、
多くののSCSIケーブルは110オーム以下の低イン
ピーダンス或いはもっと低い80オーム代となる可能性
があるので、異なるインピーダンスに適合するように終
端装置110を簡単に修正できるようにするのが望まし
い。それには終端インピーダンスZ(R1―R18)が
80オームに低下した場合にも最大電流の要求仕様に適
合するように、安定化出力電圧を引き下げることが必要
になるだけである。このため80オーム終端インピーダ
ンスを駆動するときには、出力電圧が約+2.5ボルト
に下げられなければならない、ということが分ってい
る。従って、この技術分野における知識のあるものであ
れば、SCSIケーブルの多くの異なるインピーダンス
に適合するように、更に出力電圧を所望の値に容易に調
整できることは明らかである。
【0076】以上の詳細な説明により、本発明は、バス
ライン上で受信するデータおよび/または制御信号に生
じる雑音スパイクまたはトランジェントを除去する目的
で、SCSIバスラインに使用される改良終端装置を提
供するものである。この終端装置は、電圧レギュレー
タ、低電圧電圧安定化回路、複数のプルアップ抵抗およ
び抑止回路から成る。この抑止回路は、制御信号の上側
および下側電圧レベルの範囲を制限することにより、制
御信号ラインからトランジェントを除去するよう機能す
る。
【0077】図11は能動デアサート回路(ADR)4
22をブロック図の形式で示す。この能動デアサート回
路422は、基準電圧を与える手段424および電流引
出し(sinking)手段426を備える。基準電圧
を与える手段424は、入力428および出力430を
備える。電流引出し手段426は、基準電圧を与える手
段424の出力430に接続された第1入力423を備
える。また電流引出しの手段426は、第2入力434
および出力436を備える。
【0078】図12は、能動デアサート回路422と参
照番号420で示されるSCSIシステム内でのその回
路の置き換えを示す。安定化終端装置418は、2.8
5ボルト電圧レギュレータ438を備え、その出力44
0は、伝送ライン414の各信号ライン416a―41
6rに接続される。電圧レギュレータ438は、共通電
圧444に接続される。安定化終端装置418の他の構
成である、入力445、コンデンサ446、448およ
び450などは、図のように結合されている。能動デア
サート回路422の電流引出し手段426は、その第2
の入力434を介して、各信号ライン416a―416
rおよび電圧レギュレータ438の出力440に接続さ
れる。これらはSCSIシステム420と能動デアサー
ト回路422の間で必要な唯一の接続である。しかし、
好ましくは、基準電圧を与える手段424の入力428
は、安定化終端装置418の入力445と接続される。
これは安定化終端装置418と能動デアサート回路42
2の双方を同一の電源手段(図示せず)と切離して作動
することを可能とする。
【0079】再び図12を参照すると、基準電圧を与え
る手段424または基準電圧回路は、好ましくは電圧レ
ギュレータ452、コンデンサ454および分圧回路4
56を備える。電圧レギュレータ452は、基準電圧を
与える手段424の入力428とと同じ入力を備える。
この電圧レギュレータは、共通電圧、好ましくは接地電
圧を備える。好ましくは、電圧レギュレータは、リニア
テクノロジー社で製造された部品LT1172.85で
ある。コンデンサ454は、電圧レギュレータ452と
共通電圧444との間に入れられた、好ましくは22マ
イクロファラッドの容量である。分圧回路456は、電
圧レギュレータ452の出力458と共通電圧444と
の間に入れられる。この分圧回路456は、基準電圧を
与える手段424の出力としての接合466においてイ
ンピーダンス手段464に直列接続されたダイオード手
段464を備える。好ましくは、ダイオード手段462
は、フィリップス社によって製造された部品番号BAV
99である。このためコンデンサ454と分圧回路45
6は、互いに並列である。好ましくは、ダイオード手段
462は、電圧レギュレータ452の出力458と基準
電圧を与える手段424の出力430、または接合46
との間に挿入された一対のダイオード468、470を
備えている。同様に、インピーダンス手段464は、好
ましくは、接合466と共通電圧444との間に接続さ
れた3.3kオームの抵抗472である。
【0080】再び図12を参照すると、電流引出し手段
426または電流シンクは、ベース476、エミッタ4
78、コレクタ480を有するトランジスタ手段474
を備える。ベース476は、電流引出し手段426の第
1入力432となり、接合466に結合される。好まし
くは、トランジスタ手段474は、2つのPNP型トラ
ンジスタ484、486で構成されたダーリントントラ
ンジスタ482からなる。好ましくは、ダーリントント
ランジスタ482は、ゼテックス社製部品番号FTZ7
05である。この構成において、トランジスタ486の
エミッタ488、従ってトランジスタ474のエミッタ
478は、それに結合された好ましくは0.22オーム
の抵抗490を有する。抵抗490は、電流引出し手段
426の第2の入力434となる。更に、この構成で
は、トランジスタ484、486のコレクタ492、4
94は、電流引出し手段426およびトランジスタ47
4のコレクタ480の出力436となる。好ましくは、
図示されるように、出力436は、共通電圧444に接
続される。
【0081】再び図12を参照して、ダーリントントラ
ンジスタ482の静的動作点は、当然であるが、能動デ
アサート回路422が作動するような周囲温度の全範囲
において、安定ではない。しかしダイオード手段462
の温度係数とエミッタ478−ベース476の接合の温
度係数を合わせることで、この問題が解消される。この
ため例えば基準電圧を与える手段424としてツェナー
ダイオード(図示せず)を使用して本発明を実施するこ
とができるが、ツェナーダイオードは好ましい構造でな
い。
【0082】更に図12を参照すると、第2の入力43
4は、安定化終端装置418の電圧レギュレータ438
の出力440およびノード469において信号ライン4
16a−416rに接続される。能動的にデアサートさ
れた信号ライン416a−416rがない場合には、電
圧レギュレータ438は、第2出力に2.85ボルトの
電圧を供給する。しかし信号ライン416a−416r
が能動的にデアサートされた場合には、ノード469
は、ドライバ(図示せず)の特性により2.85ボルト
高くなる。各信号ライン416a−416rが、110
オームの抵抗を持っているので、能動デアサート回路4
22がなければ、アサートされたラインには、通常24
mA以上(ANSI規格外であるが)の電流が流れる。
実際、アサートされた信号ライン416a−416rが
増えると、信号ライン416a−416rを流れる全電
流の増加により各アサートされた信号ライン416a−
416rを流れる電流は、ANSI規格で許容された電
流を更に超えてしまう。
【0083】能動デアサート回路422の構造とそのS
CSIシステムとの接続について説明したが、当分野の
技術知識のある者であれば、能動デアサート回路の使用
方法は明らかである。この方法は、信号ライン416a
−416rの過電流が、他の少なくとも1つの信号ライ
ン416a−416rの能動デアサートにより生じるの
を阻止するものである。最初に、出力440を持つ安定
化終端器418を与える必要がある。次に、複数の信号
ライン416a−416rを安定化終端装置418の出
力に接続する必要がある。次に、能動デアサート回路4
22の第2入力434を安定化終端装置418の出力4
40に接続する必要がある。次に、複数の信号ライン4
16a−416rの少なくとも1つを能動デアサートに
する必要がある。次に、電流引出し手段426の第1入
力と電流引出し手段426の第2入力とを比較する必要
がある。最後に、通信プロトコルで許容されている値を
超える電流をアサートされた複数の信号ライン416a
−416rのどれにも流れなくなるまで、電流引出し手
段426を介して電流引出しさせる必要がある。
【0084】基準電圧を与える手段424および電流引
出し手段426から成る能動デアサート回路422を特
に示して本発明の詳細を述べたが、当技術分野の知識の
あるものは本発明に多くの変形、変更があることを理解
できる。例えば、先に説明したように、基準電圧を与え
る手段424としてツェナーダイオードを本発明は使用
することができ、これは依然として請求範囲内である。
また基準電圧の代りに、温度補償基準電圧を使用するこ
とができる。
【0085】通常の終端回路に加えてSLICK回路、
ADR回路およびSLIMK回路を設けた終端装置の詳
細な実例を図13に示す。図から分るように、SLIC
K回路は実際には2つのSLICK回路から成る。夫々
SCSIバスのREQおよびACK信号ライン用であ
る。同様に、SLIM回路は、夫々REQおよびACK
信号ライン用である2つの抑止回路を含む。個々の信号
ラインではなく、安定化電源の出力ノードに接続される
ため、ADR回路には1つの電流引出し手段のみが必要
である。
【0086】ここで説明した実施例に対し、種々の変
形、変更が可能であることは、当技術分野の知識を有す
る者には明らかである。本発明の思想および範囲を離れ
ることなく、また付随する効果を減ずることなく、この
ような変形、変更が可能である。従って、付帯の請求の
範囲によりこのような変形、変更が包含されるよう意図
している。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
終端回路、電流切換え装置およびプログラムされた監視
回路を含む改良された終端装置を得ることができ、バス
ラインで伝送されたデータおよび/または制御信号に生
じるノッチの電圧レベルを制御するために、SCSIバ
スラインに使用される終端方法および終端装置を得るこ
とができる。また、データおよび/または制御信号に生
じるトランジェントを除去する、比較的簡単で、安価に
製造および組み立てできる改良された終端装置を得るこ
とができる。また、SCSIバスラインの制御および/
またはデータ信号に生じるノイズスパイクまたはトラン
ジェントを除去して高信頼で高精度のデータ伝送を与え
る改良された終端装置を得ることができる。また、電圧
レギュレータ、低電圧安定化回路、複数のプルアップ終
端抵抗およびトランジェント抑止回路からなる改良され
た終端装置を得ることができる。また、バスラインで伝
送されたデータおよび/または制御信号からノイズスパ
イクを除去するためにSCSIバスラインに使用される
終端装置を得ることができる。また、能動デアサートに
よりバスに生じる電流を引出す回路を含み、これにより
アサートされたか或いはアサートされようとする信号ラ
インの過電流状態を防止するようにした終端装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オア結線式SCSIバスラインの両端に連結さ
れた終端回路の従来技術を示す図である。
【図2】終端回路の他の従来例を示す図である。
【図3】本発明の原理に従って構成された改良終端装置
の実施例のブロック回路図である。
【図4】図3の終端装置の実施例の詳細を示す概略回路
図である。
【図5】本発明の動作を理解するのに有用な、各信号ラ
インに生じる波形を示す図である。
【図6】各信号ラインに生じる電流のカーブを示す図で
ある。
【図7】本発明の終端装置の信号ラインに生じる電流の
時間関数のカーブを示す図である。
【図8】図3の終端装置の他の実施例を示す回路図であ
る。
【図9】本発明の原理に従って構成された改良終端装置
の概略回路図である。
【図10】雑音スパイクまたはトランジェントが改善さ
れた、本発明の終端装置の信号ラインに生じる波形を示
す図である。
【図11】本発明により構成された能動デアサート回路
のブロック図である。
【図12】図11の能動デアサート回路の詳細回路とS
CSIシステムの一部分におけるその回路の置き換えを
示す図である。
【図13】本発明による第1終端装置、第2終端装置お
よび能動アサート回路と結合された終端回路の詳細回路
図である。
【符号の説明】
14a SCSIバスライン 16a トランシーバ 18a 信号ライン 110 信号ライン増強電流キッカー式(SLICK)
終端装置 112 終端回路 114 電流切換え装置 116 プログラムされた監視回路 202 データまたは制御ライン 208 電圧レギュレータ 212 電流スイッチ 310 信号ラインインピーダンスマッチング式(SL
IM)終端装置 311 電圧レギュレータ 312 低電圧降下レギュレータ 314 低電圧安定化回路 418 安定化終端装置 422 能動デアサート(ADR)回路 424 基準電圧を与える手段 426 電流引出し手段 438 電圧レギュレータ TERMPWR 終端電源 R1―R18 プルアップ終端抵抗 TS1、TS2 トランジェント抑止回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図7】
【図4】
【図5】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム エル ズッカーマン アメリカ合衆国 イリノイ州 60076 ス コーキー クローフォード 8942

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安定化された電源電圧を与える電圧レギ
    ュレータと、 夫々が第1、第2の端を有する複数のプルアップ終端抵
    抗であって、各プルアップ終端抵抗の第1の端が上記電
    圧レギュレータの安定化出力電圧に接続され、各プルア
    ップ終端抵抗の第2の端がバスラインに各一端が接続さ
    れている複数のデータおよび/または制御信号ラインの
    対応する各他端に接続され、上記信号ラインが活性化さ
    れたときに供給される最大電流を制限する複数のプルア
    ップ終端抵抗と、 電流切換え装置とプログラムされた監視回路を含む信号
    ライン増強電流キッカー回路であって、 上記電流切換え装置は、制御入力を有し、上記電源電圧
    と少なくとも1つの上記信号ラインとの間に接続され、
    この信号ラインに電流を生成すると共に、 上記プログラムされた監視回路は、上記電流切換え装置
    の上記制御入力と上記信号ラインとの間に接続されて、
    上記電流が生成されるプログラムされた時間を制御し、
    これによって上記プログラムされた時間の経過後に上記
    電流切換え装置が上記監視回路に応答して上記電流を切
    断するようにし、上記電流が、上記信号ラインがデアサ
    ートされた時に上記信号ラインで伝送される信号に生じ
    るノッチの電圧レベルを上昇させるように作用して誤デ
    ータが伝送されるのを防止するように構成されている信
    号ライン増強電流キッカー回路と、 複数の信号ラインに定電圧の出力を与える安定化終端器
    のための能動デアサート回路であって、この能動デアサ
    ート回路は、 (a)入力と出力を有する基準電圧を与える手段と、 (b)第1の入力、第2の入力および出力を有し、上記
    第1の入力が上記基準電圧を与える手段の上記出力に接
    続され、上記第2の入力が上記安定化終端器の上記定電
    圧の出力に接続された電流引出し手段とを有し、 上記電流引出し手段は、上記第1の入力と上記第2の入
    力とを比較することができ、また上記複数の信号ライン
    のうちの少なくとも1つの能動デアサートによって上記
    第2の入力の電圧が上記第1の入力の電圧を一時的に超
    えたとき、上記定電圧を維持すべく、アサートされたま
    たはアサートされようとしている他の上記信号ラインの
    過電流を防止するように電流を引出すことができるよう
    に構成された能動デアサート回路とを具備することを特
    徴とするSCSIバス終端装置。
  2. 【請求項2】 安定化された電源電圧を与える電圧レギ
    ュレータと、 夫々が第1、第2の端を有する複数のプルアップ終端抵
    抗であって、各プルアップ終端抵抗の第1の端が上記電
    圧レギュレータの安定化出力電圧に接続され、各プルア
    ップ終端抵抗の第2の端がバスラインに各一端が接続さ
    れている複数のデータおよび/または制御信号ラインの
    対応する各他端に接続され、上記信号ラインが活性化さ
    れたときに供給される最大電流を制限する複数のプルア
    ップ終端抵抗と、 電流切換え装置とプログラムされた監視回路を含む信号
    ライン増強電流キッカー回路であって、 上記電流切換え装置は、制御入力を有し、上記電源電圧
    と少なくとも1つの上記信号ラインとの間に接続され、
    この信号ラインに電流を生成すると共に、 上記プログラムされた監視回路は、上記電流切換え装置
    の上記制御入力と上記信号ラインとの間に接続されて、
    上記電流が生成されるプログラムされた時間を制御し、
    これによって上記プログラムされた時間の経過後に上記
    電流切換え装置が上記監視回路に応答して上記電流を切
    断するようにし、上記電流が、上記信号ラインがデアサ
    ートされた時に上記信号ラインで伝送される信号に生じ
    るノッチの電圧レベルを上昇させるように作用して誤デ
    ータが伝送されるのを防止するように構成されている信
    号ライン増強電流キッカー回路と、 SCSIバスラインの夫々に接続され、上記バスライン
    で受けたデータおよび/または制御信号からノイズスパ
    イクまたはトランジェントを除去するようにした信号ラ
    インインピーダンス整合終端装置であって、 入力終端電源電圧に応答して所定値の安定化出力電圧を
    形成する電圧レギュレータ手段、 上記安定化出力電圧に応答して基準電圧を形成する低電
    圧安定化回路手段、および、 上記複数のデータおよび/または信号ラインの少なくと
    も1つと上記基準電圧との間に接続され、上記データお
    よび/または制御信号からトランジェントを除去するた
    めに、そのラインに生じる上限電圧と下限電圧の範囲を
    制限する抑止回路手段を夫々有する信号ラインインピー
    ダンス整合終端装置とを具備することを特徴とするSC
    SIバス終端装置。
  3. 【請求項3】 安定化された電源電圧を与える電圧レギ
    ュレータと、 夫々が第1、第2の端を有する複数のプルアップ終端抵
    抗であって、各プルアップ終端抵抗の第1の端が上記電
    圧レギュレータの安定化出力電圧に接続され、各プルア
    ップ終端抵抗の第2の端がバスラインに各一端が接続さ
    れている複数のデータおよび/または制御信号ラインの
    対応する各他端に接続され、上記信号ラインが活性化さ
    れたときに供給される最大電流を制限する複数のプルア
    ップ終端抵抗と、 複数の信号ラインに定電圧出力を与える安定化終端器の
    ための能動デアサート回路であって、この能動デアサー
    ト回路は、 (a)入力と出力を有する基準電圧を与える手段と、 (b)第1の入力、第2の入力および出力を有し、上記
    第1の入力が上記基準電圧を与える手段の上記出力に接
    続され、上記第2の入力が上記安定化終端器の上記定電
    圧出力に接続された電流引出し手段とを有し、 上記電流引出し手段は、上記第1の入力と上記第2の入
    力とを比較することができ、また上記複数の信号ライン
    のうちの少なくとも1つの能動デアサートによって上記
    第2の入力の電圧が上記第1の入力の電圧を一時的に超
    えたとき、上記定電圧を維持すべく、アサートされたま
    たはアサートされようとしている他の上記信号ラインの
    過電流を防止するように電流を引出すことができるよう
    に構成された能動デアサート回路と、 SCSIバスラインの夫々に接続され、上記バスライン
    で受けたデータおよび/または制御信号からノイズスパ
    イクまたはトランジェントを除去するようにした信号ラ
    インインピーダンス整合終端装置であって、 入力終端電源電圧に応答して所定値の安定化出力電圧を
    形成する電圧レギュレータ手段、 上記安定化出力電圧に応答して基準電圧を形成する低電
    圧安定化回路手段、および、 上記複数のデータおよび/または信号ラインの少なくと
    も1つと上記基準電圧との間に接続され、上記データお
    よび/または制御信号からトランジェントを除去するた
    めに、そのラインに生じる上限電圧と下限電圧の範囲を
    制限する抑止回路手段を夫々有する信号ラインインピー
    ダンス整合終端装置とを具備することを特徴とするSC
    SIバス終端装置。
  4. 【請求項4】 安定化された電源電圧を与える電圧レギ
    ュレータと、 夫々が第1、第2の端を有する複数のプルアップ終端抵
    抗であって、各プルアップ終端抵抗の第1の端が上記電
    圧レギュレータの安定化出力電圧に接続され、各プルア
    ップ終端抵抗の第2の端がバスラインに各一端が接続さ
    れている複数のデータおよび/または制御信号ラインの
    対応する各他端に接続され、上記信号ラインが活性化さ
    れたときに供給される最大電流を制限する複数のプルア
    ップ終端抵抗と、 電流切換え装置とプログラムされた監視回路を含む信号
    ライン増強電流キッカー回路であって、 上記電流切換え装置は、制御入力を有し、上記電源電圧
    と少なくとも1つの上記信号ラインとの間に接続され、
    この信号ラインに電流を生成すると共に、 上記プログラムされた監視回路は、上記電流切換え装置
    の上記制御入力と上記信号ラインとの間に接続されて、
    上記電流が生成されるプログラムされた時間を制御し、
    これによって上記プログラムされた時間の経過後に上記
    電流切換え装置が上記監視回路に応答して上記電流を切
    断するようにし、上記電流が、上記信号ラインがデアサ
    ートされた時に上記信号ラインで伝送される信号に生じ
    るノッチの電圧レベルを上昇させるように作用して誤デ
    ータが伝送されるのを防止するように構成されている信
    号ライン増強電流キッカー回路と、 複数の信号ラインに定電圧出力を与える安定化終端器の
    ための能動デアサート回路であって、この能動デアサー
    ト回路は、 (a)入力と出力を有する基準電圧を与える手段と、 (b)第1の入力、第2の入力および出力を有し、上記
    第1の入力が上記基準電圧を与える手段の上記出力に接
    続され、上記第2の入力が上記安定化終端器の上記定電
    圧出力に接続された電流引出し手段とを有し、 上記電流引出し手段は、上記第1の入力と上記第2の入
    力とを比較することができ、また上記複数の信号ライン
    のうちの少なくとも1つの能動デアサートによって上記
    第2の入力の電圧が上記第1の入力の電圧を一時的に超
    えたとき、上記定電圧を維持すべく、アサートされたま
    たはアサートされようとしている他の上記信号ラインの
    過電流を防止するように電流を引出すことができるよう
    に構成された能動デアサート回路と、 SCSIバスラインの夫々に接続され、上記バスライン
    で受けたデータおよび/または制御信号からノイズスパ
    イクまたはトランジェントを除去するようにした信号ラ
    インインピーダンス整合終端装置であって、 入力終端電源電圧に応答して所定値の安定化出力電圧を
    形成する電圧レギュレータ手段、 上記安定化出力電圧に応答して基準電圧を形成する低電
    圧安定化回路手段、および、 上記複数のデータおよび/または信号ラインの少なくと
    も1つと上記基準電圧との間に接続され、上記データお
    よび/または制御信号からトランジェントを除去するた
    めに、そのラインに生じる上限電圧と下限電圧の範囲を
    制限する抑止回路手段を夫々有する信号ラインインピー
    ダンス整合終端装置とを具備することを特徴とするSC
    SIバス終端装置。
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