JPH07297444A - 光電変換装置およびその製造方法 - Google Patents

光電変換装置およびその製造方法

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JPH07297444A
JPH07297444A JP6089715A JP8971594A JPH07297444A JP H07297444 A JPH07297444 A JP H07297444A JP 6089715 A JP6089715 A JP 6089715A JP 8971594 A JP8971594 A JP 8971594A JP H07297444 A JPH07297444 A JP H07297444A
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JP
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conductivity type
region
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JP6089715A
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Inventor
Noboru Kumano
暢 熊野
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな面積で大きな出力電流を得ることがで
きるフォトダイオードを提供する。 【構成】 P型の半導体基板2には、N型の第2導電型
領域6が設けられている。この第2導電型領域6には、
P型のくい込み部4が設けられている。くい込み部4
は、第2導電型領域6内に、半導体基板2表面とほぼ平
行なPN接合面11、12を上下に形成する。したがっ
て、同じ平面的範囲にて、より多くのPN接合面を得る
ことができる。これにより、出力電流の大きな光電変換
装置を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光電変換装置に関す
るものであり、特に、出力電流の増大化に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】図7に示すように、フォトダ
イオード51は、P型半導体基板2内にPN結合が形成
されるようN型領域53が形成されている。フォトダイ
オード51の表面に光が照射されると、前記PN結合面
の空乏層内にて正孔、電子対が生成され、カソード
(K)からアノード(A)に出力電流が流れる。
【0003】この出力電流の大きさは、前記PN接合の
面積に比例するので、大きな出力電流を得る為には、前
記N型領域53の面積を大きくする必要がある。しかし
このようにN型領域53の面積を大きくすることは、全
体として、大きなフォトダイオードとなる。
【0004】このような問題は、フォトトランジスタ、
フォトIC、太陽電池等の全ての光電変換装置について
生ずる。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決
し、小さな面積で大きな出力電流を得ることができる光
電変換装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の光電変換装置
においては、第1導電型領域を有する半導体基板、前記
第1導電型領域内に形成される第2導電型の第2導電型
領域、前記第1導電型領域と接続される以下のくい込み
部を有すること、前記第2導電型領域に、くい込むよう
に設けられた第1導電型のくい込み部であって、前記第
2導電型領域との間に、前記半導体基板表面とほぼ平行
なPN接合面が上下に形成されるくい込み部、を備えた
ことを特徴とする。
【0007】請求項2の光電変換装置においては、前記
第2導電型領域の表面に、前記第1導電型領域と接続さ
れた第1導電型の表面領域を有しており、前記第2導電
型領域と絶縁状態で隣接して、前記表面領域とほぼ同じ
深さのベース層を有する2重拡散トランジスタを備えた
こと、を特徴とする。
【0008】請求項3の光電変換装置の製造方法におい
ては、 A)第1導電型領域を有する半導体基板における前記第
1導電型領域の表面一部に、ともに第1導電型の第1の
下種部および第2の下種部を形成する下種部形成ステッ
プ、 B)前記第1の下種部、前記第2の下種部および前記第
1導電型領域の上に、第2導電型の第1エピタキシャル
層を成長させる第1エピタキシャル成長ステップ、 C)前記第1エピタキシャル層の表面に、以下のc1)第
2の中種部およびc2)中間層を形成するステップ、 c1)前記第2の下種部の上方に位置する第1導電型の第
2の中種部、 c2)前記第1の下種部の上方から前記第2の中種部に至
る手前の領域に位置する中間層、 D)前記第2の中種部、前記中間層および前記第1エピ
タキシャル層の上に、第2導電型の第2エピタキシャル
層を成長させる第2エピタキシャル成長ステップ、 E)前記第2エピタキシャル層の表面に、以下のe1)第
1の上種部およびe2)第2の上種部を形成するステッ
プ、 e1)前記第1の下種部の上方に位置する第1導電型の第
1の上種部、 e2)前記第2の下種部の上方に位置する第1導電型の第
2の上種部、 F)前記第1の下種部と前記第1の上種部とを接続する
とともに、前記第2の下種部と前記第2の上種部とを接
続することにより、素子分離領域を形成する素子分離領
域形成ステップ、 を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項4の光電変換装置の製造方法におい
ては、 A)第1導電型領域を有する半導体基板における前記第
1導電型領域の表面一部に、ともに第1導電型の第1〜
第3の下種部を形成する下種部形成ステップ、 B)前記第1〜第3の下種部および前記第1導電型領域
の上に、第2導電型の第1エピタキシャル層を成長させ
る第1エピタキシャル成長ステップ、 C)前記第1エピタキシャル層の表面に、以下のc1)第
2の中種部、c2)第3の中種部、c3)中間層、およびc4)
中間接続層を形成するステップ、 c1)前記第2の下種部の上方に位置する第1導電型の第
2の中種部、 c2)前記第3の下種部の上方に位置する第1導電型の第
3の中種部、 c3)前記第1の下種部の上方から前記第2の中種部に至
る手前の領域に位置する中間層、 c4)前記第2の下種部と前記第3の下種部の間の領域の
上方に位置する中間接続層、 D)前記第2〜第3の中種部、前記中間層、前記中間接
続層および前記第1エピタキシャル層の上に、第2導電
型の第2エピタキシャル層を成長させる第2エピタキシ
ャル成長ステップ、 E)前記第2エピタキシャル層の表面に、以下のe1)第
1の上種部、e2)第2の上種部、e3)第3の上種部、およ
びe4)上接続部を形成するステップ、 e1)前記第1の下種部の上方に位置する第1導電型の第
1の上種部、 e2)前記第2の下種部の上方に位置する第1導電型の第
2の上種部、 e3)前記第3の下種部の上方に位置する第1導電型の第
3の上種部、 e4)前記中間接続層とほぼ同じ平面的範囲に渡って位置
する第1導電型の上接続部、 F)前記各下種部と対応する上種部とを接続するととも
に前記中間接続層と前記上接続部とを接続することによ
り、素子分離領域を形成する素子分離領域形成ステッ
プ、 G)以下のg1)表面領域およびg2)ベース層を形成する表
面領域形成ステップ、 g1)前記第1の下種部と前記第2の下種部とで定義され
る領域を前記光電変換素子形成部として、この光電変換
素子形成部に、前記中間層に達しない深さまで、前記中
間層の上方の前記第2エピタキシャル層表面に、前記第
1の上種部とつながるよう位置する第1導電型の表面領
域、 g2)前記第2の下種部と前記第3の下種部とで定義され
る領域を前記制御素子形成部として、この制御素子形成
部に、前記表面領域と同じ深さで位置するベース層、 H)前記ベース層内にエミッタ領域を形成するエミッタ
領域形成ステップ、 を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の光電変換装置においては、前記第2
導電型領域に、くい込むように設けられた第1導電型の
くい込み部であって、前記第2導電型領域との間に、前
記半導体基板表面とほぼ平行なPN接合面が上下に形成
されるくい込み部を有する。したがって、同じ平面的範
囲にて、より多くのPN接合面を得ることができる。こ
れにより、出力電流の大きな光電変換装置を得ることが
できる。
【0011】請求項2の光電変換装置においては、前記
第2導電型領域の表面に、前記第1導電型領域と接続さ
れた第1導電型の表面領域を有している。また、前記第
2導電型領域と絶縁状態で隣接して、前記表面領域とほ
ぼ同じ深さのベース層を有する2重拡散トランジスタを
備えている。したがって、前記ベース層を製造する工程
で前記表面領域を形成することができる。
【0012】請求項3の光電変換装置の製造方法におい
ては、前記第1導電型領域の表面一部に、ともに第1導
電型の第1の下種部および第2の下種部が形成される。
この上に第2導電型の第1エピタキシャル層を成長させ
る。つぎに、前記第1エピタキシャル層の表面に、前記
第2の中種部および前記中間層が形成される。前記第2
の中種部、前記中間層および前記第1エピタキシャル層
の上に、第2導電型の第2エピタキシャル層を成長させ
ることにより、前記第1の下種部と前記中間層がつなが
る。また、前記第2の下種部と前記第2の中種部がつな
がる。
【0013】前記第2エピタキシャル層の表面に、前記
第1の上種部および前記第2の上種部を形成し、前記第
1の下種部と前記第1の上種部とを接続するとともに、
前記第2の下種部と前記第2の上種部とを接続すること
により、素子分離領域が形成される。また、前記第1の
上種部と前記中間層がつながる。すなわち、前記第1の
上種部と前記第1の下種部がつながる。
【0014】このようにして、前記半導体基板表面とほ
ぼ平行な第1導電型の領域に隣接する第2導電型の領域
が上下に形成される。これにより、PN接合面の面積が
増えるので、出力電流の大きな光電変換装置を得ること
ができる。
【0015】請求項4の光電変換装置の製造方法におい
ては、前記第1導電型領域の表面一部に、第1導電型の
第1〜第3の下種部を形成し、その上に、第2導電型の
第1エピタキシャル層を成長させる。この第1エピタキ
シャル層の表面に、前記第2の中種部、前記第3の中種
部、前記中間層、および前記中間接続層が形成される。
【0016】この上に前記第2エピタキシャル層を成長
させることより、前記第1の下種部と前記中間層がつな
がり、前記第2の下種部と前記第2の中種部がつなが
る。また、前記第2の下種部と前記第2の中種部がつな
がる。
【0017】前記第2エピタキシャル層の表面に、前記
第1の上種部、前記第2の上種部、前記第3の上種部、
および前記上接続部を形成して、前記各下種部と対応す
る上種部とを接続することにより、素子分離領域が形成
される。また、前記第1の上種部と前記中間層がつなが
る。すなわち、前記第1の上種部と前記第1の下種部が
つながる。このようにして、前記半導体基板表面とほぼ
平行な第1導電型の領域に隣接する第2導電型の領域が
上下に形成される。これにより、PN接合面の面積が増
えるので、出力電流の大きな光電変換装置を得ることが
できる。さらに、前記中間接続層と前記上接続部とを接
続することにより、制御素子形成部が形成される。
【0018】前記光電変換素子形成部に、前記中間層に
達しない深さまで、前記中間層の上方の前記第2エピタ
キシャル層表面に、前記第1の上種部とつながるよう位
置する第1導電型の表面領域が形成される。また、前記
制御素子形成部に前記表面領域と同じ深さでベース層が
形成される。その後、前記ベース層内にエミッタ領域が
形成される。
【0019】このようにして、前記光電変換素子形成部
に光電変換素子を形成しつつ、前記制御素子形成部に制
御素子を形成することができる。
【0020】
【実施例】
[フォトダイオード1の構造]本発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。図1に、本発明にかかる光電変換
装置であるフォトダイオード1の要部断面図を示す。
【0021】フォトダイオード1は、図1に示すよう
に、第1導電型領域であるP型の半導体基板2内に、第
2導電型領域(N型)6が形成されている。第2導電型
領域6のまわりには、素子分離領域であるP型のローア
イソレーションL/IおよびアイソレーションISOが
形成されている。
【0022】第2導電型領域6には、半導体基板2表面
とほぼ平行なPN接合面11、12が上下に形成される
ようなP型のくい込み部4が設けられている。また、く
い込み部4の上方の半導体基板2表面には、アイソレー
ションISOと接続されたP型の表面領域9が、形成さ
れている。
【0023】本実施例においては、ローアイソレーショ
ンL/I、アイソレーションISO、および半導体基板
2で、第1導電型領域を構成している。
【0024】このように、フォトダイオード1において
は、第2導電型領域6には、P型のくい込み部4が設け
られており、このくい込み部4によって、第2導電型領
域6内に、半導体基板2表面とほぼ平行なPN接合面1
1、12が上下に形成される。したがって、同じ平面的
範囲にて、より多くのPN接合面を得ることができる。
これにより、出力電流の大きな光電変換装置を得ること
ができる。なお、本明細書において平面的範囲とは、半
導体基板表面から見た平面における範囲をいう。
【0025】このフォトダイオード1においては、PN
接合面11、12が形成されている。したがって、従来
のフォトダイオードとおなじ平面的範囲で、約5/3倍
の電流を得ることができた。5/3倍の電流が得られる
根拠について、発明者は、次の様に考えた。従来のフォ
トダイオードは、上下に各1面づつ、側面に1面の計3
面のPN接合を有する。これに対して、フォトダイオー
ド1においては、さらに、上下に各1面づつ、側面に1
面の計3面分多くPN接合面を有する。したがって、計
算上は(3+3)/3倍の電流が得られることになる。
しかし、光の透過効率は、表面からの距離が大きくなる
につれて低下するので、結局5/3倍の電流が得られ
る。
【0026】[フォトダイオード1の製造方法]図2、
図3を用いて、フォトダイオード1の製造方法について
説明する。この実施例では、フォトダイオード1は光電
変換素子形成部に形成され、制御素子形成部に2重拡散
トランジスタが形成される。
【0027】フォトレジストを用いて、図2Aに示すよ
うに、第1導電型であるP型半導体基板2の表面一部
に、ともにP型の第1の下種部16、第2の下種部1
7、および第3の下種部18を拡散形成する。なお、本
実施例においては、第1の下種部16、第2の下種部1
7、および第3の下種部18は相互に連結されている。
【0028】つぎに、図2Aの状態からN型の第1エピ
タキシャル層21をエピタキシャル成長させる。これに
より、図2Bに示す様に、第1の下種部16、第2の下
種部17、第3の下種部18およびP型半導体基板2の
上に、第2導電型であるN型の第1エピタキシャル層2
1が堆積される。これに同時に、第1の下種部16〜第
3の下種部18には、P型領域が成長する。
【0029】つぎに、第1エピタキシャル層21の表面
に、フォトレジストを用いて、ともにP型の第2の中種
部27、第3の中種部28、中間層31、および中間接
続層32を拡散形成する。図2Cに示す様に、第2の中
種部27は、第2の下種部17の上方に形成され、第3
の中種部28は、第3の下種部18の上方に形成され
る。中間層31は、第1の下種部17の上方から前記第
2の中種部18に至る手前の領域に形成され、中間接続
層32は、第2の下種部17と第3の下種部18の間の
領域19の上方に形成される。なお、この中間層31
が、図1に示すフォトダイオード1のくい込み部4を構
成する。
【0030】つぎに、図2Cの状態からN型の第2エピ
タキシャル層22をエピタキシャル成長させる。これに
より、図2Dに示すように、第2の中種部17、第3の
中種部18、中間層31、中間接続層32および第1エ
ピタキシャル層の上に、第2エピタキシャル層22が堆
積される。これと同時に、P型領域である第1の下種部
16〜第3の下種部18、第2の中種部17、第3の中
種部18、中間層31、および中間接続層32も成長
し、これにより、第2の下種部17は第2の中種部27
とがつながり、第3の下種部18は第3の中種部28と
がつながり、中間層31は、第1の下種部16とつなが
る。なお、中間接続層32は、第2の中種部17と第3
の中種部18との間の領域19の上方に形成されている
ので、第2の中種部17および第3の中種部18ともつ
ながることはない。
【0031】つぎに、第2エピタキシャル層22表面
に、フォトレジストを用いて、ともにP型の第1の上種
部36、第2の上種部37、第3の上種部38、および
上接続部42を拡散形成する。図3Aに示すように、第
1の上種部36は第1の下種部16の上方に形成され、
第2の上種部37は第2の下種部17の上方に形成さ
れ、第3の上種部38は、第3の下種部18の上方に形
成される。また、上接続部42は、中間接続層32とほ
ぼ同じ平面的範囲に渡って形成される。
【0032】つぎに、熱処理を行う。これにより、各下
種部と対応する上種部とが接続される。具体的には、第
1の下種部16と第1の上種部36が接続され、第2の
下種部17と第2の上種部37が接続され、第3の下種
部18と第3の上種部38が接続され、素子分離領域4
4a〜44cが形成される。また、この熱処理により、
中間接続層32と上接続部42とが接続され、P型のコ
レクタ領域34が形成される。なお、図3Aに示す製造
工程にて、第1の下種部16は中間層31と接続されて
いる。したがって、中間層31と素子分離領域44aと
が接続される。
【0033】つぎに、フォトレジストを用いて、ともに
N型の表面領域41およびベース層35を拡散形成す
る。第1の下種部16と前記第2の下種部17とで定義
される領域を光電変換素子形成部Q1とすると、表面領
域41は、図3Cに示す様に、この光電変換素子形成部
Q1に、中間層31に達しない深さで、中間層31の上
方の第2エピタキシャル層表面22に形成される。な
お、表面領域41は第1の上種部36とつながるよう形
成される。また、第2の下種部17と第3の下種部18
とで定義される領域を制御素子形成部Q2として、ベー
ス層35が表面領域41と同じ深さで形成される。
【0034】つぎに、フォトレジストを用いて、図3D
に示す様に、ベース層35内にエミッタ領域36を拡散
形成する。その後、フォトレジストを用いて、コレクタ
層34およびベース層35にそれぞれコンタクトの為の
P+領域34a、N+領域35aを拡散形成する。
【0035】このようにして、本実施例においては、2
重拡散トランジスタTrの製造工程にてフォトダイオー
ド1を形成することができる。すなわち複雑な工程を必
要とせず、フォトダイオード1のくい込み部4を形成す
ることができる。
【0036】なお、この製造方法においては、前記各種
部等をフォトレジストを用いて拡散形成したが、イオン
注入で行ってもよい。
【0037】[他の応用例]図4に、2つのくい込み部
4を形成したフォトダイオードを示す。この実施例で
は、従来のフォトダイオードに比べて、約7/3倍の電
流を得ることができた。なお、製造方法は図2、図3の
該当部分の工程を複数行えばよい。
【0038】図5に、本発明に係る光電変換装置をフォ
トトランジスタに応用した場合の実施例を示す。図5に
示す様に、フォトトランジスタ48は、N型ウェル領域
46内にP型の第2導電型領域6が形成されている。第
2導電型領域6のまわりには、素子分離領域であるN型
のローアイソレーションL/Iおよびアイソレーション
ISOが形成されている。第2導電型領域6には、N型
のくい込み部4が設けられている。このくい込み部4に
よって、第2導電型領域6内には、半導体基板2表面と
ほぼ平行なPN接合面11、12が上下に形成される。
また、第2導電型領域6には、エミッタ領域47が形成
されている。
【0039】図6に、本発明に係る光電変換装置をフォ
トICに応用した場合の実施例を示す。図6に示す様
に、フォトIC49は、P型半導体基板にN型ウェル領
域34を形成し、このNウェル領域34内にP型の第2
導電型領域6が形成されている。このNウェル領域34
はコレクタとして機能する。P型の第2導電型領域6に
はエミッタ47が形成されている。くい込み部4につい
ては同様であるので、説明は省略する。
【0040】このように、上記実施例(フォトダイオー
ド1、フォトトランジスタ46)においては、半導体基
板2が全て第1導電型領域(P型)で構成されている
が、この実施例の様にN型ウェル領域を形成して、この
N型ウェル領域内に光電変換装置を形成してもよい。
【0041】なお、上記実施例においては、くい込み部
を1または2としたが、それ以上設けてもよい。
【0042】また、上記各実施例では、本発明に係る光
電変換装置をフォトダイオード、フォトトランジスタ、
フォトICに応用した場合について説明したが、太陽電
池に応用することもできる。
【0043】なお、上記実施例(フォトダイオード1、
フォトトランジスタ46)においては、第1導電型をP
型とし、第2導電型をN型としたが、図6に示すフォト
IC49に示すように、第1導電型をN型とし、第2導
電型をP型としてもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1の光電変換装置においては、前
記第2導電型領域に、くい込むように設けられた第1導
電型のくい込み部であって、前記第2導電型領域との間
に、前記半導体基板表面とほぼ平行なPN接合面が上下
に形成されるくい込み部を有する。したがって、同じ平
面的範囲にて、より多くのPN接合面を得ることができ
る。これにより、小さな面積で大きな出力電流を得るこ
とができる光電変換装置を提供することができる。
【0045】請求項2の光電変換装置においては、前記
第2導電型領域の表面に、前記第1導電型領域と接続さ
れた第1導電型の表面領域を有している。また、前記第
2導電型領域と絶縁状態で隣接して、前記表面領域とほ
ぼ同じ深さのベース層を有する2重拡散トランジスタを
備えている。したがって、前記ベース層を製造する工程
で前記表面領域を形成することができる。これにより、
小さな面積で大きな出力電流を得ることができる光電変
換装置を工程を複雑化することなく提供することができ
る。
【0046】請求項3の光電変換装置の製造方法におい
ては、前記第1導電型領域の表面一部に、ともに第1導
電型の第1の下種部および第2の下種部が形成される。
この上に第2導電型の第1エピタキシャル層を成長させ
る。つぎに、前記第1エピタキシャル層の表面に、前記
第2の中種部および前記中間層が形成される。前記第2
の中種部、前記中間層および前記第1エピタキシャル層
の上に、第2導電型の第2エピタキシャル層を成長させ
ることにより、前記第1の下種部と前記中間層がつなが
る。また、前記第2の下種部と前記第2の中種部がつな
がる。
【0047】前記第2エピタキシャル層の表面に、前記
第1の上種部および前記第2の上種部を形成し、前記第
1の下種部と前記第1の上種部とを接続するとともに、
前記第2の下種部と前記第2の上種部とを接続すること
により、素子分離領域が形成される。また、前記第1の
上種部と前記中間層がつながる。すなわち、前記第1の
上種部と前記第1の下種部がつながる。
【0048】このようにして、前記半導体基板表面とほ
ぼ平行な第1導電型の領域に隣接する第2導電型の領域
が上下に形成される。これにより、小さな面積で大きな
出力電流を得ることができる光電変換装置を製造するこ
とができる製造方法を提供することができる。
【0049】請求項4の光電変換装置の製造方法におい
ては、前記第1導電型領域の表面一部に、第1導電型の
第1〜第3の下種部を形成し、その上に、第2導電型の
第1エピタキシャル層を成長させる。この第1エピタキ
シャル層の表面に、前記第2の中種部、前記第3の中種
部、前記中間層、および前記中間接続層が形成される。
【0050】この上に前記第2エピタキシャル層を成長
させることより、前記第1の下種部と前記中間層がつな
がり、前記第2の下種部と前記第2の中種部がつなが
る。また、前記第2の下種部と前記第2の中種部がつな
がる。
【0051】前記第2エピタキシャル層の表面に、前記
第1の上種部、前記第2の上種部、前記第3の上種部、
および前記上接続部を形成して、前記各下種部と対応す
る上種部とを接続することにより、素子分離領域が形成
される。また、前記第1の上種部と前記中間層がつなが
る。すなわち、前記第1の上種部と前記第1の下種部が
つながる。このようにして、前記半導体基板表面とほぼ
平行な第1導電型の領域に隣接する第2導電型の領域が
上下に形成される。これにより、PN接合面の面積が増
えるので、出力電流の大きな光電変換装置を得ることが
できる。さらに、前記中間接続層と前記上接続部とを接
続することにより、前記制御素子形成部が形成される。
【0052】前記光電変換素子形成部に、前記中間層に
達しない深さまで、前記中間層の上方の前記第2エピタ
キシャル層表面に、前記第1の上種部とつながるよう位
置する第1導電型の表面領域が形成される。また、前記
制御素子形成部に前記表面領域と同じ深さでベース層が
形成される。その後、前記ベース層内にエミッタ領域が
形成される。
【0053】このようにして、前記光電変換素子形成部
に光電変換素子を形成しつつ、前記制御素子形成部に制
御素子を形成することができる。
【0054】したがって、小さな面積で大きな出力電流
を得ることができる光電変換装置を工程を複雑化するこ
となく製造することができる製造方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフォトダイオード1を示す図で
ある。
【図2】フォトダイオード1の製造工程図である。
【図3】フォトダイオード1の製造工程図である。
【図4】くい込み部4を2つ設けたフォトダイオードを
示す図である。
【図5】本発明にかかるフォトトランジスタ48を示す
図である。
【図6】本発明にかかるフォトIC49を示す図であ
る。
【図7】従来のフォトダイオードを示す図である。
【符号の説明】
2・・・・・・半導体基板 4・・・・・・くい込み部 6・・・・・・第2導電型領域 11・・・・・PN接合面 12・・・・・PN接合面 16・・・・・第1の下種部 17・・・・・第2の下種部 18・・・・・第3の下種部 21・・・・・第1エピタキシャル層 27・・・・・第2の中種部 28・・・・・第3の中種部 31・・・・・中間層 32・・・・・中間接続層 35・・・・・ベース層 36・・・・・第1の上種部 37・・・・・第2の上種部 38・・・・・第3の上種部 41・・・・・表面領域 Q1・・・・・光電変換素子形成部 Q2・・・・・制御素子形成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)第1導電型領域を有する半導体基板、 B)前記第1導電型領域内に形成される第2導電型の第
    2導電型領域、 C)前記第1導電型領域と接続される以下のくい込み部
    を有すること、 C1)前記第2導電型領域に、くい込むように設けられた
    第1導電型のくい込み部であって、前記第2導電型領域
    との間に、前記半導体基板表面とほぼ平行なPN接合面
    が上下に形成されるくい込み部、 を備えたことを特徴とする光電変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1の光電変換装置において、 前記第2導電型領域の表面に、前記第1導電型領域と接
    続された第1導電型の表面領域を有しており、 前記第2導電型領域と絶縁状態で隣接して、前記表面領
    域とほぼ同じ深さのベース層を有する2重拡散トランジ
    スタを備えたこと、 を特徴とする光電変換装置。
  3. 【請求項3】A)第1導電型領域を有する半導体基板に
    おける前記第1導電型領域の表面一部に、ともに第1導
    電型の第1の下種部および第2の下種部を形成する下種
    部形成ステップ、 B)前記第1の下種部、前記第2の下種部および前記第
    1導電型領域の上に、第2導電型の第1エピタキシャル
    層を成長させる第1エピタキシャル成長ステップ、 C)前記第1エピタキシャル層の表面に、以下のc1)第
    2の中種部およびc2)中間層を形成するステップ、 c1)前記第2の下種部の上方に位置する第1導電型の第
    2の中種部、 c2)前記第1の下種部の上方から前記第2の中種部に至
    る手前の領域に位置する中間層、 D)前記第2の中種部、前記中間層および前記第1エピ
    タキシャル層の上に、第2導電型の第2エピタキシャル
    層を成長させる第2エピタキシャル成長ステップ、 E)前記第2エピタキシャル層の表面に、以下のe1)第
    1の上種部およびe2)第2の上種部を形成するステッ
    プ、 e1)前記第1の下種部の上方に位置する第1導電型の第
    1の上種部、 e2)前記第2の下種部の上方に位置する第1導電型の第
    2の上種部、 F)前記第1の下種部と前記第1の上種部とを接続する
    とともに、前記第2の下種部と前記第2の上種部とを接
    続することにより、素子分離領域を形成する素子分離領
    域形成ステップ、 を備えたことを特徴とする光電変換装置の製造方法。
  4. 【請求項4】光電変換素子形成部および制御素子形成部
    を有する光電変換装置の製造方法において、 A)第1導電型領域を有する半導体基板における前記第
    1導電型領域の表面一部に、ともに第1導電型の第1〜
    第3の下種部を形成する下種部形成ステップ、 B)前記第1〜第3の下種部および前記第1導電型領域
    の上に、第2導電型の第1エピタキシャル層を成長させ
    る第1エピタキシャル成長ステップ、 C)前記第1エピタキシャル層の表面に、以下のc1)第
    2の中種部、c2)第3の中種部、c3)中間層、およびc4)
    中間接続層を形成するステップ、 c1)前記第2の下種部の上方に位置する第1導電型の第
    2の中種部、 c2)前記第3の下種部の上方に位置する第1導電型の第
    3の中種部、 c3)前記第1の下種部の上方から前記第2の中種部に至
    る手前の領域に位置する中間層、 c4)前記第2の下種部と前記第3の下種部の間の領域の
    上方に位置する中間接続層、 D)前記第2〜第3の中種部、前記中間層、前記中間接
    続層および前記第1エピタキシャル層の上に、第2導電
    型の第2エピタキシャル層を成長させる第2エピタキシ
    ャル成長ステップ、 E)前記第2エピタキシャル層の表面に、以下のe1)第
    1の上種部、e2)第2の上種部、e3)第3の上種部、およ
    びe4)上接続部を形成するステップ、 e1)前記第1の下種部の上方に位置する第1導電型の第
    1の上種部、 e2)前記第2の下種部の上方に位置する第1導電型の第
    2の上種部、 e3)前記第3の下種部の上方に位置する第1導電型の第
    3の上種部、 e4)前記中間接続層とほぼ同じ平面的範囲に渡って位置
    する第1導電型の上接続部、 F)前記各下種部と対応する上種部とを接続するととも
    に前記中間接続層と前記上接続部とを接続することによ
    り、素子分離領域を形成する素子分離領域形成ステッ
    プ、 G)以下のg1)表面領域およびg2)ベース層を形成する表
    面領域形成ステップ、 g1)前記第1の下種部と前記第2の下種部とで定義され
    る領域を前記光電変換素子形成部として、この光電変換
    素子形成部に、前記中間層に達しない深さまで、前記中
    間層の上方の前記第2エピタキシャル層表面に、前記第
    1の上種部とつながるよう位置する第1導電型の表面領
    域、 g2)前記第2の下種部と前記第3の下種部とで定義され
    る領域を前記制御素子形成部として、この制御素子形成
    部に、前記表面領域と同じ深さで位置するベース層、 H)前記ベース層内にエミッタ領域を形成するエミッタ
    領域形成ステップ、 を備えたことを特徴とする光電変換装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522821A (ja) * 2006-01-05 2009-06-11 アウロラ、アルット 可視光を検出するために最適化された半導体放射線検出器
US7829368B2 (en) 2003-03-28 2010-11-09 Aptina Imaging Corporation Methods of forming double pinned photodiodes
JP2020141119A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 キヤノン株式会社 光電変換装置

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