JPH07297662A - 圧電共振子の共振周波数調整方法 - Google Patents

圧電共振子の共振周波数調整方法

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JPH07297662A
JPH07297662A JP9026594A JP9026594A JPH07297662A JP H07297662 A JPH07297662 A JP H07297662A JP 9026594 A JP9026594 A JP 9026594A JP 9026594 A JP9026594 A JP 9026594A JP H07297662 A JPH07297662 A JP H07297662A
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ceramic plate
piezoelectric ceramic
vibration
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共振特性を劣化させることなくエネルギー閉
じ込め型圧電共振子の共振周波数を調整し得る方法を得
る。 【構成】 特定の寸法比の長方形板からなる圧電セラミ
ック板13の両主面に励振電極14,15を形成してな
る幅拡がりモードで励振される圧電共振部12に、連結
部16,17を介して保持部18,19を連結してなる
圧電共振子11において、振動のノード点Oを少なくと
も切削することにより共振周波数を低下させる方向に調
整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電共振子の共振周波
数調整方法に関し、特に、圧電共振部に共振エネルギー
が閉じ込められる構造を有するエネルギー閉じ込め型圧
電共振子における共振周波数の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電共振子の特性、特に共振周波数につ
いては、そのばらつきの非常に小さいことが強く求めら
れている。そこで、従来、多数の圧電共振子を製造した
場合、種々の方法でその共振周波数を調整し、目的とす
る共振周波数に合致させていた。
【0003】従来の共振周波数調整方法の一例を、正方
形板の拡がりモードを利用した圧電共振子を例にとり説
明する。図1は、平面形状が正方形の圧電板を拡がりモ
ードで励振させた際の変位状態を略図的に示す平面図で
ある。平面形状が正方形の圧電共振子1を拡がりモード
で励振させた場合、図1に破線Aで示す振動姿態と、該
振動姿態とは逆の振動姿態とを繰り返すように拡がりモ
ードの振動が励起される。拡がりモードの振動では、振
動のノード点は、主面の中央にある点Oに存在する。
【0004】振動のノード点において圧電共振子1を構
成している材料を切削すれば、その削り量に応じて共振
周波数が低下することが一般的に知られている。しかし
ながら、図1に示した圧電共振子1では、このような方
法を採用することができなかった。
【0005】すなわち、圧電共振子1は、図2に示すよ
うに、正方形の平面形状を有する圧電セラミック板2の
両主面に全面に共振電極3,4を形成した構造を有す
る。この場合、圧電共振子1を機械的に支持し、かつ圧
電共振子1に交流電圧を印加するための端子として、図
2に示すバネ端子5,6が用いられている。バネ端子
5,6は、圧電共振子1の変位を妨げないために、上述
したノード点Oもしくはその近傍に接触されるように構
成されている。従って、圧電共振子1では、ノード点O
及びその近傍を切削することができないため、従来、ノ
ード点Oに次いで変位の小さいところ、すなわち図1に
示した圧電共振子1の4辺の中央部B1 〜B 4 を切削す
ることにより共振周波数の調整が図られていた。
【0006】他方、他の方法として、変位の最も大き
い部分、例えば圧電共振子1ではコーナー部分を削るこ
とにより、共振周波数を高める方向に共振周波数を調整
する方法や、変位の最も大きな部分に合成樹脂やゴム
を付与し、質量付加により共振周波数を低める方向に共
振周波数を調整する方法等も用いられていた。
【0007】上記のような共振周波数の調整方法は、他
のモード、例えば長さモード、幅モード、すべりモード
等を利用した圧電共振子においても採用されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図1に示した拡がりモ
ードを利用した圧電共振子1では、共振周波数を低める
方向に調整するには、ノード点O及びその近傍の圧電セ
ラミック板部分を切削することが有効である。しかしな
がら、ノード点Oが圧電共振子1の支持部分とされてい
るため、現実にはノード点O及びその近傍を切削するこ
とが不可能であった。
【0009】よって、代替的に4辺の中央部B1 〜B4
において圧電板を切削していたが、ノード点Oを挟んで
対向し合っている辺の中央部を均一に切削する必要があ
った。すなわち、例えば辺の中央部B1 と、辺の中央部
3 との切削量が等しくない場合には、波形分割等が生
じ、共振特性の劣化を引き起こすという欠点があった。
【0010】同様に、上述したの最大変位量部分を切
削する方法や、最大変位量部分に質量付加部材を付与
する方法等においても、少なくとも一対の最大変位部分
がノード部を挟んで対称に位置しているため、対向し合
っている最大変位量部分において切削や質量付加を均一
に行わねば、共振特性が劣化しがちであった。
【0011】本発明の目的は、波形分割等の共振特性の
劣化が生じ難い、圧電共振子の共振周波数調整方法を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定構造のエ
ネルギー閉じ込め型圧電共振子では、振動のノード部を
支持部分として用いる必要がないことに着目し、該特定
構造のエネルギー閉じ込め型の圧電共振子において、振
動のノード部の圧電板部分を除去することにより共振周
波数を低下させる方向に、共振周波数を調整することに
特徴を有する。
【0013】すなわち、本願の第1の発明では、上記特
定構造の圧電共振子として、厚み方向に分極されてお
り、かつ平面形状が長方形の圧電セラミック板と、該圧
電セラミック板の両主面の全面に形成された第1,第2
の励振電極とを有し、前記長方形の短辺をa、長辺を
b、圧電セラミック板を構成している材料のポアソン比
をσとしたときに、b/aが、
【0014】
【数3】
【0015】を満たす値を中心として±10%の範囲内
とされており、幅拡がりモードの振動が励起される圧電
共振部と、前記圧電共振部の短辺側の側面に一端が連結
された連結部と、前記連結部の下端に連結された保持部
とを備える圧電共振子が用いられ、前記圧電セラミック
板の主面中央の振動のノード部を少なくとも除去するこ
とにより、共振周波数が低下する方向に調整される。
【0016】また、本願の第2の発明では、主面と平行
な方向に分極処理されており、かつ平面形状が長方形の
圧電セラミック板と、該圧電セラミック板において前記
分極方向と平行に延びるように、かつ圧電セラミック板
にすべりモードを励振するように設けられた第1,第2
の励振電極とを有し、前記長方形の短辺をa、長辺を
b、圧電セラミック板を構成している材料のポアソン比
をσとしたきに、b/aが、
【0017】
【数4】
【0018】を満たす値を中心として±10%の範囲内
とされており、すべりモードで振動が励起される圧電共
振部と、前記圧電共振部の短辺側の側面に一端が連結さ
れた連結部と、連結部の下端に連結された保持部とを備
える圧電共振子が用いられ、前記圧電セラミック板の主
面中央の振動のノード部を少なくとも除去することによ
り、共振周波数が低下する方向に調整される。
【0019】本願の第3の発明では、主面中央部に振動
のノード部を有する板状の圧電セラミック板よりなる圧
電共振部と、前記圧電共振部の側面に連結された連結部
と、前記連結部を介して圧電共振部に連結された動吸振
部と、前記動吸振部に連結された支持部と、前記支持部
を介して動吸振部に連結された保持部とを備える動吸振
部内蔵型の圧電共振子が用いられ、前記圧電共振部の振
動のノード部を少なくとも除去することにより、共振周
波数が低下する方向に共振周波数が調整される。
【0020】なお、上記動吸振部とは、動吸振現象によ
り圧電共振部から漏洩してきた振動を相殺するように作
用する部分を示し、この動吸振現象の詳細は、谷口修著
「振動工学」第113頁〜第116頁(コロナ社発行)
に記載されている。動吸振部内蔵型圧電共振子として
は、種々のものを用いることができ、例えば、圧電セラ
ミック板が厚み方向に分極処理されている構造では、幅
モード、正方形板の拡がりモードまたは長さモードを利
用した圧電共振部を有するもの、あるいは圧電セラミッ
ク板が主面と平行な方向に分極処理されている場合に
は、すべりモードを利用した圧電共振部を有するもの等
を挙げることができる。
【0021】上記何れのモードの圧電共振部の場合であ
っても、動吸振部までに振動エネルギーが効果的に閉じ
込められるため、保持部を利用して圧電共振子を機械的
に支持することができる。従って、圧電共振部の主面中
央部に位置する振動のノード部を除去することにより共
振周波数を低める方向に調整することができる。
【0022】
【作用】本願の第1発明では、圧電共振子は、幅拡がり
モードを利用したエネルギー閉じ込め型圧電共振子であ
る。幅拡がりモードとは、長方形板状の振動体の振動モ
ードの1つであり、正方形板の振動体の拡がりモード振
動と、長方形板の振動体の幅モード振動との間の振動姿
態をとる振動モードである。この幅拡がりモードは、比
b/aが上述した式(1)を満たす値を中心として±1
0%の範囲内の形状の長方形板において励起される。
【0023】幅拡がりモードを利用した上記圧電共振子
では、振動のノード点が圧電セラミック板の中心に位置
する。他方、第1発明では、上記圧電セラミック板の短
辺側の側面に連結部を介して連結された保持部により機
械的に保持される。よって、上記振動のノード点が圧電
共振子を支持するために用いられないため、振動のノー
ド部の圧電セラミック板を除去することにより、共振周
波数を低めることができる。
【0024】本願の第2発明では、比b/aが上記式
(2)を満たす値を中心として±10%の範囲内の長方
形の圧電セラミック板よりなるすべりモードを利用した
圧電共振部が構成される。ここでは、共振部が、上記形
状とされているため、すべりモードを利用した振動が該
共振部に閉じ込められる。このようなすべりモードを利
用したエネルギー閉じ込め型圧電共振部は、特願平5−
241748号に開示されている。
【0025】第2発明においても、圧電共振部に振動エ
ネルギーが閉じ込めされるため、保持部により圧電共振
子を支持することができる。他方、第2発明の圧電共振
部の振動のノード点は、上記平面形状の長方形の中心に
位置する。従って、該ノード点及びその近傍の圧電セラ
ミック板部分を除去することにより共振周波数を低める
ように調整することができる。
【0026】第3発明では、圧電共振子が動吸振部を有
するため、従来エネルギー閉じ込めが不可能であると考
えられていた振動モードを利用してエネルギー閉じ込め
型の圧電共振子が構成されている。ここでは、動吸振部
により圧電共振部から漏洩してきた振動が相殺されるた
め、保持部を用いて圧電共振子を支持することができ
る。
【0027】従って、第3発明における圧電共振部の振
動のノード部、すなわち、圧電セラミック板主面中央部
を除去することにより、共振周波数を低める方向に該共
振周波数を調整することができる。
【0028】
【実施例の説明】以下、図面を参照しつつ、実施例を説
明することにより、本発明を明らかにする。
【0029】第1の実施例 図3(a)及び(b)は、本発明(第1の発明)の一実
施例にかかる圧電共振子の共振周波数調整方法において
用いられる圧電共振子を示す平面図、及び圧電板を透か
して下方の電極形状を示した模式的平面図である。
【0030】本実施例で用いられる圧電共振子11は、
中央に圧電共振部12を有する。圧電共振部12は、平
面形状が長方形の圧電セラミック板13の上面及び下面
に、それぞれ、励振電極14,15を形成した構造を有
する。
【0031】圧電セラミック板13は厚み方向に一様に
分極処理されている。また、該圧電セラミック板13の
平面形状は、比b/aが前述した式(1)を満たす値を
中心として±10%の範囲内の形状とされている。従っ
て、励振電極14,15から交流電圧を印加することに
より、圧電共振部12は、幅拡がりモードで励振され
る。
【0032】幅拡がりモードの振動のノード部は、主面
中央に位置する。すなわち、図3(a)及び(b)の点
Oに位置する。また、圧電セラミック板13の短辺側の
側面中央部も幅拡がりモードで励振された際の変位がか
なり小さい部分に相当する。すなわち、短辺側側面中央
部が疑似ノード点となる。
【0033】そこで、本実施例で用いられる圧電共振子
11では、圧電セラミック板13の短辺に沿う両側面中
央に、連結部16,17が連結されており、該連結部1
6,17の外側端に、保持部18,19が連結されてい
る。
【0034】保持部18,19は、圧電共振子11を外
部から機械的に保持するために設けられている。また、
励振電極14は、連結部17上に設けられた接続導電部
20を介して、保持部19の上面に形成された端子電極
21に電気的に接続されている。同様に、励振電極15
は、連結部16の下面に形成された接続導電部22を介
して、保持部18の下面に形成された端子電極23に電
気的に接続されている。
【0035】従って、保持部18,19は、圧電共振子
11を機械的に支持する部分として機能するだけでな
く、圧電共振子11を外部と電気的に接続するための端
子電極21,23を支持する機能をも有する。
【0036】圧電共振子11では、圧電セラミック板1
3と一体に、上記連結部16,17及び保持部18,1
9が形成されている。すなわち、圧電セラミック板を図
示の平面形状を有するように機械加工することにより構
成されている。もっとも、圧電共振子11においては、
連結部16,17及び/または保持部18,19は、圧
電セラミック板13と別体の部材で構成され、圧電セラ
ミック板13に接合されていてもよい。
【0037】もっとも、圧電共振子11においては、連
結部16,17及び保持部18,19を圧電セラミック
板13と一体の部材で構成されているので、製造工程を
簡略化することができ、好ましい。
【0038】なお、上記圧電共振子11では、圧電セラ
ミック板13の両短辺に沿う側面中央部も振動のかなり
小さい部分に相当する。従って、連結部16,17が、
圧電セラミック板の両短辺に沿う側面中央部に連結され
ているため、圧電共振部12における幅拡がりモードの
振動は、連結部16,17間すなわち圧電共振部12に
効果的に閉じ込められる。よって、保持部18,19に
より圧電共振部12の振動を妨げずに保持することが可
能とされている。
【0039】次に、圧電共振子11の共振周波数調整方
法を具体的に説明する。圧電共振子11では、端子電極
21,23から交流電圧を印加することにより、圧電共
振部12が幅拡がりモードで励振される。振動のノード
点は、圧電セラミック板13の主面中心の点Oに位置す
る。点Oは、機械的に支持したり、外部と電気的に接続
するための部位としては用いられていない。従って、ノ
ード点O及びその近傍を切削することにより、共振周波
数を低める方向に調整することができる。
【0040】この場合、ノード点O及びその近傍の切削
は、例えばレーザにより圧電セラミック板を焼き切るよ
うな非接触式加工方法や、ダイヤモンドドリルやサンド
ブラスト法等により機械的に加工する方法あるいはエッ
チング等で化学的に加工する方法等を用いることができ
る。好ましくは、圧電セラミック材料へのダメージを最
小におさえるために、機械的加工法が用いられる。
【0041】第2の実施例 図4(a)及び(b)は、本発明(第3の発明)の一実
施例にかかる共振周波数調整方法に用いられる圧電共振
子を示す平面図及び圧電セラミック板を透かして下方の
電極形状を示した模式的平面図である。
【0042】圧電共振子31は、中央に圧電共振部32
を有する。圧電共振部32は、平面形状が長方形の圧電
セラミック板33の両主面の全面に励振電極34,35
を形成した構造を有する。圧電セラミック板33は、厚
み方向に分極処理されている。従って、励振電極34,
35から交流電圧を印加することにより、圧電共振部3
2は幅モードで励振される。なお、幅モードを利用した
長方形板の圧電共振子は、従来その振動エネルギーを閉
じ込めることができず、主面中央部でばね端子等により
機械的に支持したり、電気的に接続したりする必要があ
った。
【0043】圧電共振子31では、上記圧電共振部32
の両短辺に沿う側面中央部に連結部36,37が連結さ
れている。圧電セラミック板33の両短辺に沿う側面中
央部は、主面中央部の振動のノード点Oに次いで変位の
小さい部分に相当する。従って、連結部36,37に
は、わずかしか圧電共振部32の振動が漏洩してこな
い。
【0044】さらに、連結部36,37の他端には、動
吸振部38,39が連結されている。動吸振部38,3
9は、連結部36,37から伝達されてきた振動を動吸
振現象により相殺するように設けられている。すなわ
ち、動吸振部38,39は、伝搬してきた振動によって
屈曲モードで共振し、伝搬してきた振動エネルギーを動
吸振現象により相殺する。従って、動吸振部38,39
までの部分に、圧電共振部32の振動エネルギーが効果
的に閉じ込められる。
【0045】なお、圧電共振子31では、動吸振部3
8,39は、屈曲モードで共振するように構成されてお
り、かつ先端にスリット40が形成されている。スリッ
ト40は、動吸振部38,39の共振周波数の調整を容
易とするために、すなわちスリット40の深さや幅を調
整することにより、伝搬してきた振動に対して動吸振部
38,39の共振周波数を容易に調整することを可能と
するために設けられている。
【0046】動吸振部38,39の外側側面には、支持
部41,42を介して保持部51,52が形成されてい
る。上記保持部51,52は、平面形状が矩形であり、
かつある程度の面積を有する大きさに形成されている。
励振電極34は、接続導電部53を介して保持部52の
上面に形成された端子電極54に電気的に接続されてい
る。同様に、励振電極35は、接続導電部55を介し
て、保持部51の下面に形成された端子電極56に電気
的に接続されている。
【0047】圧電共振子31では、端子電極54,56
から交流電圧を印加することにより、圧電共振部32を
幅モードで励振させることができ、かつ上記動吸振部3
8,39の作用により該動吸振部38,39までの部分
に振動エネルギーが閉じ込められる。従って、上記保持
部51,52は、外部との電気的接続のための端子電極
54,56を支持する機能と、圧電共振子31を機械的
に支持するための部分としての機能を果たす。
【0048】なお、第1の実施例と同様に、上記圧電共
振部32を構成している圧電セラミック板33と、連結
部36,37、動吸振部38,39、支持部41,42
及び保持部51,52は、1枚の圧電セラミック板を図
示の平面形状を有するように機械的に加工することによ
り構成されていてもよく、あるいは接合作業をいとわな
いのであれば、各部材を別部材で構成し、接合すること
により構成されていてもよい。
【0049】次に、圧電共振子31の共振周波数調整方
法を、より具体的に説明する。端子電極54,56から
交流電圧を印加して圧電共振部32を幅モードで励振さ
せる。この場合、振動エネルギーは、上記動吸振部3
8,39までの部分に閉じ込められる。保持部51,5
2において圧電共振子31は機械的に支持される。従っ
て、圧電共振部32の振動のノード点O及びその近傍の
圧電セラミック板部分を切削することができ、それによ
って共振周波数を低める方向に調整することができる。
【0050】上記切削方法としては、第1の実施例と同
様に、レーザを用いた非接触式切削方法や、ダイヤモン
ドドリルやサンドブラスト等を用いた機械的切削方法等
を採用することができる。
【0051】第3の実施例 図5(a)及び(b)は、本発明(第3の発明)の他の
実施例にかかる共振周波数調整方法に用いられる圧電共
振子を示す平面図及び圧電板を透かして下方の電極形状
を示した模式的平面図である。
【0052】圧電共振子61は、動吸振部内蔵型のエネ
ルギー閉じ込め型圧電共振子である。従って、第2の実
施例で用いた圧電共振子31とほぼ同様の構造を有す
る。よって、異なる部分のみを説明し、同一部分につい
ては、同一の参照番号を付することにより、その説明を
省略する。
【0053】圧電共振部62は、厚み方向に分極処理さ
れた平面形状が正方形の圧電セラミック板63を有す
る。圧電セラミック板63の両主面には、全面に励振電
極64,65が形成されている。従って、圧電共振部6
2は、励振電極64,65から交流電圧を印加すること
により、正方形板の拡がり振動モードで励振される。
【0054】また、圧電共振子61では、動吸振部6
6,67が設けられている。動吸振部66,67は、圧
電共振部62から漏洩してきた振動を受けて屈曲モード
で共振するように構成されており、動吸振現象により伝
搬してきた振動を相殺する。
【0055】従って、圧電共振子61においても、保持
部51,52において圧電共振子61を機械的に保持す
ることができ、かつ保持部51,52が外部との電気的
接続のための端子電極54,56を支持する機能をも果
たしている。
【0056】次に、第3の実施例における共振周波数調
整方法を説明する。本実施例においても、保持部51,
52が、上述した2つの機能を果たし、圧電共振部62
の振動のノード点Oすなわち、主面中央部のノード点O
は、電気的接続や機械的保持のために用いられない。従
って、ノード点O及びその近傍を前述したような切削方
法により切削加工することにより、共振周波数を低下さ
せる方向に調整することができる。
【0057】第4の実施例 図6(a)及び(b)は、本発明(第3の発明)の共振
周波数調整方法のさらに他の実施例で用いられる圧電共
振子を示す平面図、及び圧電板を透かして下方の電極形
状を示した模式的平面図である。
【0058】圧電共振子71は、動吸振部内蔵型のエネ
ルギー閉じ込め型圧電共振子であり、第3の実施例の圧
電共振子と同様に構成されているため、異なる部分のみ
を説明する。
【0059】圧電共振子71では、中央に圧電共振部7
2が構成されている。圧電共振部72は、細長い矩形板
状の圧電セラミック板73の両主面全面に励振電極7
4,75を形成した構造を有する。圧電セラミック板7
3は厚み方向に分極処理されている。従って、励振電極
74,75から交流電圧を印加することにより、圧電共
振部72は、その長さ方向に沿って伸縮する、いわゆる
長さモードで振動される。この場合、ノード部は、図6
(a)及び(b)に示したノードラインCに位置する。
【0060】また、圧電セラミック板73の両長辺に沿
う側面略中央部が、上記ノードラインCに次いで変位の
小さい部分である。この両長辺に沿う側面中央部に、連
結部36,37が連結されている。連結部36,37の
他端には、動吸振部66,67が連結されている。動吸
振部66,67は、連結部36,37に伝搬してきた振
動を動吸振現象により相殺するために設けられている。
この動吸振部66,67は、第3の実施例の動吸振部6
6,67と同様に構成されている。
【0061】圧電共振子71においても、動吸振部6
6,67までの部分に振動エネルギーが閉じ込められる
ため、保持部51,52において圧電共振子71を機械
的に保持することができる。また、保持部51,52
は、端子電極54,56を支持する機能をも果たす。
【0062】圧電共振子71における共振周波数調整方
法を説明する。本実施例では、ノードラインCが、圧電
共振子71の機械的支持や内部との電気的接続に用いら
れていないため、該ノードラインC及びその近傍を第1
の実施例において用いた切削方法を用いることにより、
切削加工することができる。従って、共振周波数を低め
るように該共振周波数を調整することができる。
【0063】第5の実施例 図7(a)及び(b)は、本発明(第2の発明)の一実
施例にかかる共振周波数調整方法において用いられる圧
電共振子を示す正面図及び平面図である。
【0064】圧電共振子81は、略矩形の平面形状を有
する圧電板82を用いて構成されている。圧電板82
は、中央に圧電共振部83を有する。圧電共振部83
は、平面形状が長方形の圧電セラミック板部分82aの
長辺側の一対の側面に第1,第2の励振電極84,85
を形成した構造を有する。なお、上記圧電セラミック板
部分82aは、図示の矢印P方向に、すなわち圧電セラ
ミック板部分82aの主面と平行な方向に分極処理され
ている。
【0065】圧電共振子81では、前述した圧電板82
の両側面において、第1,第2の溝86,87を形成す
ることにより、上記圧電セラミック板部分82aが規定
されている。すなわち、第1,第2の溝86,87間に
平面形状が長方形の圧電セラミック板部分82aが構成
されている。また、第1,第2の溝86,87が設けら
れている部分の外側に本発明における保持部88,89
が構成されている。保持部88,89と、圧電セラミッ
ク板部分82aとの間の相対的に幅の細い部分が本発明
の連結部90,91を構成している。もっとも、圧電セ
ラミック板部分82aと、上述した連結部90,91及
び保持部88,89は別部材により構成されていてもよ
い。
【0066】圧電セラミック板部分82aは、平面形状
が長方形であるが、その短辺をa、長辺をb、圧電セラ
ミック板部分82aを構成している材料のポアソン比を
σとしたときに、比b/aが上述した式(2)を満たす
値を中心として±10%の範囲内の形状とされている。
【0067】従って、励振電極84,85から交流電圧
を印加した際に、すべりモードの振動が励起され、かつ
該圧電共振部83に振動エネルギーが閉じ込められる。
なお、励振電極84,85は、圧電セラミック板部分8
2aの長辺側の側面に沿うように形成されているだけで
なく、保持部88,89にも至るように延ばされてい
る。
【0068】従って、保持部83に振動エネルギーが閉
じ込められるため、保持部88,89により圧電共振子
81を機械的に保持することができ、かつ保持部88,
89の側面に至る励振電極部分により外部と電気的に接
続することができる。
【0069】本実施例では、上記モードの振動が励起さ
れた際の振動のノード点は、圧電セラミック板部分82
aの主面中央部の点Oである。上記ノード点Oは、圧電
共振子81の機械的保持及び外部との電気的接続に用い
られていない。
【0070】従って、圧電共振子81においても、上述
してきた各実施例と同様に、ノード点O及びその近傍を
第1の実施例で示した切削方法により切削することによ
り、共振周波数を低める方向に調整することができる。
【0071】なお、本実施例では、圧電セラミック板部
分82aの長辺側の一対の側面に、励振電極84,85
が形成されていたが、第1,第2の励振電極は、圧電セ
ラミック板部分82aの長辺側の端縁に沿うように、圧
電セラミック板部分82aの上面及び/または下面に形
成されていてもよい。さらに、第1の励振電極が圧電セ
ラミック板部分82aの上面において一方の長辺側端縁
に沿うように、第2の励振電極が下面において他方の長
辺側端縁に沿うように形成されていてもよく、また、上
記実施例の励振電極84,85は、圧電セラミック板部
分82aの上面及び/または下面に至るように形成され
ていてもよい。
【0072】さらに、本実施例では、第1,第2の励振
電極84,85は、式(2)を満たす形状の圧電セラミ
ック板部分82aの一対の長辺側の側面に形成されてい
たが、第1,第2の励振電極は、式(2)を満たす値を
中心として±10%の範囲内の圧電セラミック板部分の
短辺側に形成されていてもよい。短辺側に第1,第2の
励振電極が形成される場合には、短辺側の端縁に沿うよ
うに、第1,第2の励振電極は、例えば、圧電セラミッ
ク板部分82aでは、圧電セラミック板部分82aの上
面または下面に形成される。
【0073】第6の実施例 図8(a)及び(b)は、本発明(第3の発明)の共振
周波数調整方法において用いられるエネルギー閉じ込め
型圧電共振子の他の例を示す斜視図及び平面図である。
【0074】圧電共振子101は、平面形状が略矩形の
圧電板102を用いて構成されている。圧電板102の
対向し合っている一対の側面の各側面においてそれぞ
れ、第1の溝103,105及び第2の溝104,10
6が形成されている。第1の溝103と第2の溝104
の間に、動吸振部107が、第1の溝105と第2の溝
106との間に動吸振部108が形成されている。
【0075】第2の溝104と、第2の溝106との間
の平面形状が長方形の圧電セラミック板部分102a
が、圧電共振部109を構成している。圧電セラミック
板部分102aは、図示の矢印P方向、すなわち圧電セ
ラミック板部分102aの主面と平行な方向に分極処理
されている。また、圧電セラミック板部分102aの一
対の長辺に沿う側面に励振電極110,111が形成さ
れている。従って、励振電極110,111から交流電
圧を印加することにより、圧電共振部109はすべりモ
ードで励振される。
【0076】この場合、すべりモードの振動に伴う振動
エネルギーは、上述した動吸振部107,108が屈曲
モードで振動して共振することにより、動吸振現象によ
り相殺される。従って、動吸振部107,108が設け
られている部分までに、すべりモードの振動エネルギー
が効果的に閉じ込められる。
【0077】よって、第1の溝103,105の外側に
位置する保持部112,113により、圧電共振子10
1を機械的に保持することができる。また、励振電極1
10が保持部113の側面にまで、同様に励振電極11
1が保持部112の側面にまで延びるように形成されて
いるため、保持部112,113において外部と電気的
に接続することができる。
【0078】なお、圧電共振子101では、上記圧電セ
ラミック板部分102aと動吸振部107との間の相対
的に幅の狭い圧電板部分が連結部を、動吸振部107,
108と保持部112,113との間の相対的に狭い圧
電板部分が支持部を構成している。
【0079】圧電共振子101においても、保持部11
2,113が、圧電共振子101を機械的に保持する部
分と、外部との電気的接続を果たすための端子電極を支
持する部分とを兼ねているため、圧電セラミック板部分
102aの振動のノード点Oは、圧電共振子101の機
械的支持及び電気的接続に用いられない。よって、振動
のノード点Oは、圧電セラミック板102aの主面中央
部に存在するが、該振動のノード点O及びその近傍を第
1の実施例と同様の切削方法により切削することによ
り、その共振周波数を低める方向に調整することができ
る。
【0080】第7の実施例 図9は、本発明(第3の発明)の共振周波数調整方法に
用いられる圧電共振子のさらに他の例を示す平面図であ
る。
【0081】圧電共振子121は、動吸振部内蔵型圧電
共振子である。この圧電共振子121は、第4の実施例
に用いられた圧電共振子61(図5参照)と振動モード
及び電極構造が異なることを除いては同様に構成されて
いる。従って、同一部分については、同一の参照番号を
付することにより、その説明を省略する。
【0082】圧電共振子121は、中央に圧電共振部1
22を有する。圧電共振部122は、平面形状が正方形
または長方形の圧電セラミック板123を用いて構成さ
れている。圧電セラミック板123は、矢印P方向に、
すなわち主面と平行な方向に分極処理されている。圧電
セラミック板123の対向し合う一対の側面に、励振電
極124,125が形成されている。従って、励振電極
124,125から交流電圧を印加することにより、圧
電共振部122はすべりモードで励振される。
【0083】なお、本実施例では、接続導電部126,
127が、圧電セラミック板123や連結部36,3
7、動吸振部66,67、支持部41,42及び保持部
51,52の側面に至るように延ばされている。また、
保持部51,52においては、その側面に端子電極12
8,129が形成されている。
【0084】圧電共振子121では、すべりモードで圧
電共振部122が振動した場合、振動のノード点は、圧
電セラミック板123の主面中央のノード点Oに位置す
る。また、圧電共振子121においても、保持部51,
52が、外部との電気的接続を果たすための端子電極1
28,129を支持する機能と、外部から機械的に支持
する部分としての機能を果たす。
【0085】よって、振動のノード点Oが、電気的接続
部分や機械的支持部分を構成しないため、ノード点O及
びその近傍を第1の実施例に示した切削方法と同様の方
法により切削し、それによって共振周波数を低める方向
に調整することができる。
【0086】なお、圧電共振子121では、好ましく
は、上記圧電セラミック板123の平面形状を、励振電
極124,125が形成されている側を長辺とする長方
形とし、該長方形の寸法を、比b/aが前述した式
(2)を満たす値を中心として±10%の範囲内となる
ように選択することにより、第5の実施例と同様に、圧
電共振部122に振動エネルギーを効果的に閉じ込める
ことができる。すなわち、圧電セラミック板123の寸
法を上記のように選択することにより、圧電共振部12
2自体に振動エネルギーを効果的に閉じ込めることがで
き、さらにわずかに漏洩してきた振動を動吸振部66,
67により相殺することができ、より一層エネルギー閉
じ込め効率に優れた圧電共振子121とされる。
【0087】その他の変形例 上述してきた第1〜第7の実施例の圧電共振子の周波数
調整方法では、上述した各特定構造のエネルギー閉じ込
め型圧電共振子において、圧電共振部の振動のノードを
切削することにより共振周波数を低下させる方向に調整
していたが、共振周波数が所望の共振周波数よりも高い
場合には、従来より公知の方法、例えば振動のノード部
及びその近傍に質量付加部材として、例えば合成樹脂や
ゴム等を付与することにより、共振周波数を調整しても
よい。
【0088】また、第1〜第3の発明では、振動のノー
ド部を少なくとも切削することにより、共振周波数を低
下させる方向に調整していたが、この切削は、前述した
各方法により行い得るが、圧電セラミック板を部分的に
切削するものに限らず、圧電セラミック板を貫通するよ
うに切削してもよく、貫通切削法の方が変化量を大きく
することができる。しかしながら、低コスト化のために
は、初期周波数精度を高めておき、後で微調整する方が
好ましいため、低コスト化のためには加工速度を高め得
る前者の方法が好ましい。
【0089】
【発明の効果】本願の第1〜第3の発明では、上記各特
定構造の圧電共振子の共振周波数を調整するにあたり、
圧電セラミック板の主面中央の振動のノード部を少なく
とも切削することにより共振周波数が低下する方向に共
振周波数が調整される。よって、波形分割等の共振特性
の劣化を生じさせずに、共振周波数を低める方向に調整
することが可能となる。
【0090】従って、本発明により、共振周波数のばら
つきの少ない、特性の安定なエネルギー閉じ込め型の圧
電共振子を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正方形板の拡がり振動の振動姿態を説明するた
めの模式的平面図。
【図2】拡がり振動を利用した圧電共振子の構造を説明
するための断面図。
【図3】(a)及び(b)は、第1の実施例で用いられ
る圧電共振子の平面図及び圧電板を透かして下方の電極
形状を示した模式的平面図。
【図4】(a)及び(b)は、第2の実施例で用いられ
る圧電共振子の平面図及び圧電板を透かして下方の電極
形状を示した模式的平面図。
【図5】(a)及び(b)は、第3の実施例で用いられ
る圧電共振子の平面図及び圧電板を透かして下方の電極
形状を示した模式的平面図。
【図6】(a)及び(b)は、第4の実施例で用いられ
る圧電共振子の平面図及び圧電板を透かして下方の電極
形状を示した模式的平面図。
【図7】(a)及び(b)は、それぞれ、第5の実施例
で用いられる圧電共振子の斜視図及び平面図。
【図8】(a)及び(b)は、それぞれ、第6の実施例
で用いられる圧電共振子の斜視図及び平面図。
【図9】第7の実施例で用いられる圧電共振子を示す平
面図。
【符号の説明】
11,31,61,71,81,101,121…圧電
共振子 12,32,62,72,83,122…圧電共振部 13,33,63,73,123…圧電セラミック板 82a,102a…圧電セラミック板部分 14,15,34,35,64,65,74,75,8
4,85,110,111,124,125…励振電極 16,17,36,37,90,91,114,115
…連結部 18,19,51,52,88,89,112,113
…保持部 41,42,116,117…支持部 38,39,66,67,107,108…動吸振部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚み方向に分極されており、かつ平面形
    状が長方形の圧電セラミック板と、該圧電セラミック板
    の両主面の全面に形成された第1,第2の励振電極とを
    有し、前記長方形の短辺をa、長辺をb、圧電セラミッ
    ク板を構成している材料のポアソン比をσとしたとき
    に、b/aが、 【数1】 を満たす値を中心として±10%の範囲内とされてお
    り、幅拡がりモードの振動が励起される圧電共振部と、 前記圧電共振部の短辺側の側面に一端が連結された連結
    部と、 前記連結部の他端に連結された保持部とを備える圧電共
    振子の共振周波数調整方法であって、 前記圧電セラミック板の主面中央の振動のノード部を少
    なくとも除去することにより、共振周波数を低下させる
    方向に調整することを特徴とする、圧電共振子の共振周
    波数調整方法。
  2. 【請求項2】 主面と平行な方向に分極処理されてお
    り、かつ平面形状が長方形の圧電セラミック板と、該圧
    電セラミック板において、前記分極方向に平行に延びる
    ように、かつ圧電セラミック板にすべりモードを励振す
    るように設けられた第1,第2の励振電極とを有し、前
    記長方形の短辺をa、長辺をb、圧電セラミック板を構
    成している材料のポアソン比をσとしたきに、b/a
    が、 【数2】 を満たす値を中心として±10%の範囲内とされてお
    り、すべりモードの振動が励起される圧電共振部と、 前記圧電共振部の短辺側の側面に一端が連結された連結
    部と、 連結部の他端に連結された保持部とを備える圧電共振子
    の共振周波数調整方法であって、 前記圧電セラミック板の主面中央の振動のノード部を少
    なくとも除去することにより共振周波数を低下させる方
    向に調整することを特徴とする、圧電共振子の共振周波
    数調整方法。
  3. 【請求項3】 主面中央部に振動のノード部を有する板
    状の圧電セラミック板よりなる圧電共振部と、前記圧電
    共振部の側面に連結された連結部と、前記連結部を介し
    て圧電共振部に連結された動吸振部と、前記動吸振部に
    連結された支持部と、前記支持部を介して動吸振部に連
    結された保持部とを備える動吸振部内蔵型の圧電共振子
    の共振周波数調整方法であって、 前記圧電共振部の振動のノード部を少なくとも除去する
    ことにより、共振周波数を低下させる方向に共振周波数
    を調整することを特徴とする、圧電共振子の共振周波数
    調整方法。
  4. 【請求項4】 前記圧電セラミック板が厚み方向に分極
    処理されており、かつ前記圧電共振部が幅モードの振動
    を利用した圧電共振部である、請求項3に記載の圧電共
    振子の共振周波数調整方法。
  5. 【請求項5】 前記圧電セラミック板が厚み方向に分極
    処理されており、かつ前記圧電共振部が正方形板の拡が
    りモードを利用した圧電共振部である、請求項3に記載
    の圧電共振子の共振周波数調整方法。
  6. 【請求項6】 前記圧電セラミック板が厚み方向に分極
    処理されており、かつ前記圧電共振部が長さモードを利
    用した圧電共振部である、請求項3に記載の圧電共振子
    の共振周波数調整方法。
  7. 【請求項7】 前記圧電セラミック板が主面と平行な方
    向に分極処理されており、かつ前記圧電共振部がすべり
    モードを利用した圧電共振部である、請求項3に記載の
    圧電共振子の共振周波数調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004010577A1 (ja) * 2002-07-23 2004-01-29 Daishinku Corporation エッチング方法及びその方法によって成形されたエッチング成形品

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