JPH07297720A - コンパレータ - Google Patents

コンパレータ

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Publication number
JPH07297720A
JPH07297720A JP8616794A JP8616794A JPH07297720A JP H07297720 A JPH07297720 A JP H07297720A JP 8616794 A JP8616794 A JP 8616794A JP 8616794 A JP8616794 A JP 8616794A JP H07297720 A JPH07297720 A JP H07297720A
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JP
Japan
Prior art keywords
comparator
inverter
circuit
latch
vref
Prior art date
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Pending
Application number
JP8616794A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Tsukada
敏郎 塚田
Keiko Fukuda
恵子 福田
Akihiro Kitagawa
明弘 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】集積回路の低電圧電源化に対応するため、デジ
タル回路と同一の回路構成即ち、デジタルロジックゲー
トで構成したコンパレータを提供する。 【構成】デジタルロジックゲートのインバータ5を一対
配置し、各インバータの入力端に印加された電圧に応答
する出力を一対の入力端をもつラッチ3、あるいはフリ
ップフロップで差動増幅し、比較結果を出力する。 【効果】デジタル集積回路の低電圧化に適応した、アナ
ログ/デジタル混在大規模集積回路の設計,製造が容易
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパレータに係り、特
に、集積回路(IC)における低電圧動作に適し、また
アナログ/デジタル混在の大規模集積回路(LSI)に
向いたMOSコンパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】MOSコンパレータとして、図1に示す
ような差動対あるいは差動増幅段からなる差動型コンパ
レータがアナログ/デジタル変換器(ADC)等のアナ
ログ/デジタル混在回路に従来から用いられてきた。
(例えば、1987年のIEEE国際固体素子会議の予
稿集、ISSCC Digest of Technical papers, Feb. 1987,
pp. 220−221,に記載)図1の差動アンプ1と差動アン
プ2の回路は、例えば図2の(a)(b)に示すよう
に、MOS電界効果トランジスタ(FET)を用いて構
成される。
【0003】この差動型コンパレータの比較動作は図3
のタイムチャートに従って行われる。まず参照電圧Vr
ef(直流電圧)を一対のキャパシタC1の双方に印加
しつつ、差動アンプ1を初期ゼロ状態に自動バイアス、
即ちオートゼロ(AZ)し、ラッチ3(あるいはフリッ
プフロップ3)を初期状態にリセットする。ここで差動
アンプ1のオートゼロはスイッチSW01をオンして入
出力端を電気的に短絡することにより実行される。
【0004】また図6(a),(b)に示すようなクロッ
クドインバータ4を用いて構成されたラッチ3はクロッ
クφをロー(Low)レベルとしてクロックドインバー
タ4を非動作状態(OFF)としたうえで、スイッチS
W02をONしてバイアス電圧VBNをクロックドイン
バータ4の入力端に印加し、初期状態にリセットする。
ここで、VBNはクロックドインバータ4の論理しきい
電圧VTHになるべく近いことがラッチ3の動作上好ま
しい。
【0005】つぎにSW01およびSW02をOFFし
て、差動アンプ1およびラッチ3の初期状態を解除し、
一対のキャパシタC1の一方にはVrefを、他方には
入力電圧Vinを印加する。この結果、差電圧Vin−
Vrefが差動アンプ1および2を通して増幅され、後
段のラッチ3に伝達されるので、クロックφをハイ(H
igh)レべルにしてラッチ3を動作状態(HOLD)
にすると、Vin−Vref、すなわち、VinとVr
efの比較結果がラッチ3に格納される。またラッチ3
の出力端には、1,0レベルの信号Q,Q′が出力され
る。例えば、Vin>Vrefの場合はQ=1レベル
(High)、Vin<Vrefの場合はQ=0レベル
(Low)となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】5Vから3Vへと低い
電源電圧が今後普及すると、従来の差動型コンパレータ
は動作電圧範囲が狭くなり、設計マージンがなくなるば
かりでなく、バイアス電圧VBP,VBNの発生回路も
設計が困難になる。メモリ,ロジックなどのデジタル回
路はすでに低電圧化が進んでおり、これらにA/D変換
器等のアナログ回路を混在させたワンチップLSIの開
発には、コンパレータなどアナログ回路の低電圧設計が
不可欠になる。
【0007】本発明の目的は、デジタルロジックと同様
に低電圧電源で動作するコンパレータを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】低電圧電源で動作するコ
ンパレータを実現するため、従来の差動アンプ1または
差動アンプ2の代わりに、デジタルロジックに用いる最
も簡単な構成のインバータ2個を対で配置する回路手段
を用いた。
【0009】
【作用】並置されたインバータ2個からなる一対の回路
を差動回路とみなし、一対の入力の各端にはキャパシタ
を介して参照電圧Vrefあるいは入力電圧Vinを選
択的に印加する。差動電圧Vin−Vrefに対応した
出力電圧は一対の出力端に得られ、これを後段のラッチ
に接続して、比較結果(Vin−Vref)を1,0レ
ベルで格納する。
【0010】比較動作は従来の差動型コンパレータと同
様に行われる。一対のインバータはまず参照電圧Vre
f(直流電圧)を一対のキャパシタの双方に印加しつ
つ、各インバータの入出力端を電気的に短絡することに
より初期ゼロ状態に自動バイアス、即ち、オートゼロ
(AZ)できる。つぎに各インバータの入出力端を開放
して動作状態としつつ、一対のキャパシタの一方にはV
refを、他方にはVinを印加する。これにより、一
方のインバータは差電圧Vref−Vrefを、他方の
インバータは差電圧Vin−Vrefを増幅して、後段
のラッチに伝達する。この結果、ラッチには(Vref
−Vref)と(Vin−Vref)の差電圧(Vre
f−Vin)が取り込まれ、増幅される。この結果Vi
nとVrefの比較結果がラッチに格納される。
【0011】以上により、差動アンプを用いずに一対の
インバータの出力を比較することによってコンパレータ
が実現され、低電圧電源での動作が可能となる。
【0012】
【実施例】図4は本発明のコンパレータの回路構成を示
す図である。一対のキャパシタC10の入力端にはスイ
ッチSWが接続され、参照電圧Vrefあるいは入力電
圧Vinが選択的に印加される。キャパシタC10の他
端は二つのインバータ5が縦続接続され、2段目のイン
バータ5の出力端はそれぞれキャパシタC20を介して
ラッチ(LATCH)あるいはフリップフロップ3に接
続される。
【0013】インバータ5には図5(a)に示すような
簡単な構成のCMOSインバータや、図5(b),(c)
に示すようなエンハンスメント形MOSおよびデプレッ
ション形MOSをそれぞれ負荷に用いた単一チャネルの
NMOSインバータを用いることができる。PMOSイ
ンバータについても図5(b),(c)と同様の回路を用
いることができる。単一チャネルのMOSインバータは
集積回路ではウェル内に分離独立して形成できるため、
他の回路からの干渉や雑音に対して強いコンパレータを
実現できる。また、入力端をMOSトランジスタで構成
したBiCMOS(バイポーラCMOS)インバータなど、高
い入力インピーダンスを持つインバータを一般に用いる
ことができる。
【0014】縦続接続された二つのインバータ5のうち
1段目はスイッチSW01によって、入出力端が電気的
に短絡され、オートゼロ(AZ)にリセットできる。ま
た、ラッチ3の入力端はスイッチSW02により、一定
のバイアス電位VBNにリセットすることができる。
【0015】本コンパレータの動作は、図3に示す従来
のコンパレータのタイミングチャートに従って行われ
る。まず、オートゼロ期間(AZ)においてスイッチS
W01,SW02がONとなりインバータ5,ラッチ3
が初期ゼロ状態にそれぞれリセットされる。ラッチ3は
図6(a),(b)に示すような通常のクロックドインバ
ータ4のほか図6(c)のようなインバータの出力部に
スイッチを接続した構成のインバータ4を用いて構成さ
れる。クロックφがLOWレベルのときは出力(OU
T)がオープン状態(OFF)になるためバイアス電位
VBNへのリセットが達成される。またキャパシタC1
0には選択スイッチSWによって基準電圧Vrefが印
加される。
【0016】次の比較期間(COMP)ではスイッチS
W01,SW02がOFFとなりインバータ5およびラ
ッチ3はリセット状態から開放され、コンパレータは比
較動作を行うことが可能になる。このとき、一方の入力
端には参照電圧Vrefが、他方には入力電圧Vinが
選択スイッチSWによって印加されると、AZ期間との
差電圧Vref−VrefおよびVin−Vrefが増
幅され、ラッチ3の両入力端にそれぞれ伝達される。比
較期間COMPの前半はラッチ3が非ホールド状態(O
FF)であるが、φがHIGHレベルに変化するとホー
ルド状態(HOLD)に変化し、(Vin−Vref)と(V
ref−Vref)の差、すなわち、VinとVref
の比較結果がホールドされる。
【0017】この場合、ラッチ3の出力Q,Q′は、 Vin>Vref ならば Q=HIGH,Q′=LOW Vin<Vref ならば Q=LOW, Q′=HIGH となる。ここでQ,Q′は高い入力インピーダンスもつ
MOSゲートに接続されるとする。本コンパレータはア
ナログ回路の差動アンプを用いず、通常のデジタルロジ
ック回路のみで構成できる。このため回路設計が容易で
あるほか、デジタルロジックと同様に低電圧電源で動作
するコンパレータを提供することができる。
【0018】図7は本発明のコンパレータの他の回路図
である。図4における2段接続のインバータ5のうち後
段のインバータをクロックドインバータ4を用いて構成
した。また、クロックドインバータ4の出力はキャパシ
タを介さずにラッチ3の入力に直結する。ラッチ3の初
期リセットは特に行わず、初段のインバータ5のみ初期
ゼロ状態にリセットして比較動作を実行する。
【0019】図8にそのタイミングチャートを示す。オ
ートゼロ期間(AZ)に出力がオープン状態(OFF)
であった後段クロックドインバータ4は、続く比較期間
(COMP)で通常のインバータ動作モード(ON)に
なり、差電圧Vref−VrefおよびVin−Vre
fが増幅されて次段のラッチ3の各入力端キャパシタC
sに保持される。このときラッチ3は出力がオープン状
態(OFF)であり、Csへ保持が可能である。次の期
間でクロックφが変化すると、Csは前段インバータか
ら切り離され、ラッチ3は増幅動作モード(HOLD)
となる。
【0020】Csに保持された増幅差電圧によってラッ
チの出力Q,Q′が確定する。ここで、VinとVre
fの大小と出力Q,Q′の関係は図4のコンパレータの
場合と同じである。
【0021】図9は本発明のコンパレータの他の回路図
である。図7に示すコンパレータ回路において、ラッチ
3の直前にインバータ5を一段挿入した構成になってい
る。動作は図7のコンパレータと同様に行われ、図8の
タイミングチャートに従って比較動作が行われる。この
とき、ラッチ3の出力Q,Q′は、 Vin>Vref ならば Q=LOW,Q′=HIGH Vin<Vref ならば Q=HIGH, Q′=LOW となる。
【0022】図10は本発明のコンパレータの他の回路
構成を示す図である。図7に示すコンパレータ回路にお
いて、オートゼロ(AZ)にリセットできるインバータ5
を2段縦続接続した構成となっている。2段のインバー
タ5は同時に同一動作を行い、入力電圧の比較結果を後
段のラッチ3に伝達する。比較動作のタイミングは図7
のコンパレータと同様、図8のタイミングチャートに従
う。入力電圧Vinと参照電圧Vrefの大小と、コン
パレータ出力Q,Q′の関係は図9あるいは図7のコン
パレータと同じである。
【0023】図11は本発明のコンパレータを用いて、
A/D変換器を構成した実施例である。本発明のコンパ
レータ6を8ビット分、すなわち、256個用いて入力
電圧Vinと各参照電圧Vrefを比較し、Vinをデ
ジタルコード(D0,D1,...D7)に変換するも
のである。外部クロック信号CLOCKから内部クロッ
ク発生回路7によってコンパレータ6の制御に必要なク
ロックφ,φ′を作り、供給する。
【0024】各参照電圧Vrefは外部基準電圧VHと
VLの間を抵抗ラダー回路(R,R/2)によって分割
された電圧が供給される。この場合VH>VLとすると
入力電圧Vinと同じ分割参照電圧となるコンパレータ
を境にしてVH側のコンパレータ群(...,256)
とVL側のコンパレータ群(1,2,...)の比較結
果(Q,Q′)が異なる。エンコーダ回路8はこれらの
コンパレータの比較結果から入力電圧Vinの値に対応
するデジタルコードを出力する。
【0025】A/D変換器の動作はコンパレータ6の動
作に従って行われ、コンパレータ6の出力Q,Q′が確
定後にエンコーダを介してデジタルコードが出力され
る。コンパレータ群は差動アンプを用いずに構成された
本発明のコンパレータによって構成されているため、低
電圧で動作できる。他の回路は通常のデジタル回路で構
成できるため最近の低電圧化集積回路で容易に実現でき
る。従って本発明のコンパレータにより低電圧電源で動
作するA/D変換器を提供することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明のコンパレータはデジタルロジッ
クと同様の回路構成で実現されるため、最近のデジタル
集積回路の低電圧化に適応でき、またA/D変換器をは
じめとするアナログ/デジタル混在大規模集積回路への
応用に適すなど、低電圧集積回路による経済化および設
計,製造が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の差動型コンパレータの回路図。
【図2】従来の差動型コンパレータに用いられる差動ア
ンプの回路図。
【図3】従来の差動型コンパレータのタイムチャート。
【図4】本発明のコンパレータの一実施例の回路図。
【図5】本発明のコンパレータに用いたMOSインバー
タの回路図。
【図6】本発明のコンパレータに用いたMOSクロック
ドインバータの回路図。
【図7】本発明のコンパレータの第二実施例の回路図。
【図8】図7に示す本発明のコンパレータのタイムチャ
ート。
【図9】本発明のコンパレータの第三実施例の回路図。
【図10】本発明のコンパレータの第四実施例の回路
図。
【図11】本発明のコンパレータを用いたA/D変換器
のブロック図。
【符号の説明】
1,2…差動アンプ、3…ラッチ、4…クロックドイン
バータ、5…インバータ、6…コンパレータ、7…内部
クロック発生回路、8…エンコーダ回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の入力電圧差を差動増幅する増幅回路
    と、前記増幅回路の一対の出力を差動増幅するラッチ回
    路からなるコンパレータにおいて、前記増幅回路を一対
    のインバータ回路で構成したことを特徴とするコンパレ
    ータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記増幅回路を、入力
    端にキャパシタを接続し、入出力端間にはクロックに従
    って動作するスイッチを接続した一対のインバータ回路
    で構成したコンパレータ。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記インバータ回路の
    次段にクロックに従って動作するクロックドインバータ
    を接続したコンパレータ。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記インバータ回路の
    次段にインバータを接続し、前記インバータの出力端に
    はスイッチを接続したコンパレータ。
JP8616794A 1994-04-25 1994-04-25 コンパレータ Pending JPH07297720A (ja)

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