JPH07297731A - 無線送信回路 - Google Patents

無線送信回路

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JPH07297731A
JPH07297731A JP9147294A JP9147294A JPH07297731A JP H07297731 A JPH07297731 A JP H07297731A JP 9147294 A JP9147294 A JP 9147294A JP 9147294 A JP9147294 A JP 9147294A JP H07297731 A JPH07297731 A JP H07297731A
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JP
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signal
amplified
high frequency
level
power supply
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JP9147294A
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Shizuhito Nakamura
靜人 中村
Akira Kiyono
晃 清野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は構成部品点数を極力少なくすることに
よって小型化を図ることができる無線送信回路を提供す
ることを目的とする。 【構成】入力される中間周波信号S1を自動利得制御手
段3により所定レベルに増幅し、この増幅信号S3と発
振手段5から出力される高周波のローカル信号S4とを
混合手段4により混合することで高周波信号S5を生成
し、この高周波信号S5を高周波増幅手段6で定められ
たレベルに増幅し、この増幅高周波信号S6のレベルが
所定値よりも高ければ低く、低ければ高くなるように手
段3のゲインを制御する第1制御信号S11を検波手段
7′から出力する回路において、増幅信号S3を減衰さ
せて手段4へ出力する減衰手段21と、増幅信号S3の
無しを検出した際に増幅信号S3を遮断する最大の減衰
量に手段21を制御し、有りを検出した際に減衰量が徐
々に低下するように手段21を制御する第2制御信号S
12を出力する信号検出手段22とを設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重無線装置等における
無線送信回路に関する。送信電波は、電波法の定める所
により、その電力及び周波数を守らなければならない。
【0002】このため無線送信回路においては、変調器
の出力レベルを含め送信電力を一定に保持しなければな
らないので、変調器から出力されるIF信号(中間周波
数信号)に自動利得制御(AGC)をかけている。
【0003】AGCは、IF信号が±3dB程度変動し
てもそれを一定レベルに保持する能力があるが、何らか
の原因で例えばIF信号を伝送する同軸ケーブルの接触
不良、機器障害等でIF信号の有り無しが繰り返される
場合、送信電力が瞬間的に増大する。
【0004】このような場合でも一定電力の信号を送信
することができる無線送信回路が要望されている。
【0005】
【従来の技術】図9に従来の無線送信回路の構成回路図
を示し、その説明を行う。この図において、1は無線送
信回路が収容されるODU(Out Door Unit) である。こ
のODU1は、ビルの屋上等に設置され、図示せぬ屋内
に設置されるIDU(In Door Uint)と同軸ケーブル2で
接続されている。IDUは音声等を信号に変換し、最終
的にIF信号S1に変換して同軸ケーブル2を介してO
DU1に送信するものである。同軸ケーブル2は最大2
00m位の長さを有する。
【0006】ODU1に収容される無線送信回路は、A
GC回路3と、ミキサ4と、発振器5と、RF(Radio F
requency) アンプ6と、検波器7と、オペアンプ8とを
具備して構成されている。
【0007】AGC回路3は、オペアンプ8から出力さ
れる制御信号S2に応じた利得でIF信号S1を一定レ
ベルに増幅して出力する。ミキサ4は、発振器5から出
力されるローカル信号S4とAGC回路3から出力され
るIF増幅信号S3とを混合してRF帯の周波数の信号
S5に変換して出力する。
【0008】RFアンプ6は、RF信号S5を増幅して
送信信号S6として出力する。送信信号S6は図示せぬ
アンテナに送られ、電波として送信される。検波器7
は、送信信号S6のレベルV1(以下、検波電圧とい
う)を検出して出力する。
【0009】オペアンプ8は、正相入力端「+」に供給
される検波電圧V1と逆相入力端「−」に供給される比
較電圧V2との差分電圧である制御信号S2を出力する
ものであり、その逆相入力端「−」が抵抗器R1を介し
て出力端に接続されると供に、抵抗器R2を介して可変
抵抗器R4に接続されている。
【0010】可変抵抗器R4は抵抗器R3を介して一定
電圧+Vを出力する電源に接続されると供に、抵抗器R
5を介して接地されている。つまり、可変抵抗器R4の
抵抗値を変化させることにより、電源電圧+Vを任意の
レベルにして逆相入力端「−」に比較電圧V2として供
給できるようになっている。
【0011】このような構成においては、送信信号S6
の検波電圧V1が比較電圧V2よりも大きければ送信信
号S6のレベルを下げる制御信号S2がAGC回路3に
供給され、小さければ送信信号S6のレベルを上げる制
御信号S2がAGC回路3に供給されることによって、
送信信号S6のレベルが一定とされている。
【0012】しかし、例えば同軸ケーブル2の接触不良
等によりAGC回路3に入力されるIF信号S1が途切
れ途切れとなった場合、途切れた時点では検波電圧V1
が0Vとなる。このような場合、制御信号S2はAGC
回路3に最大の利得でIF信号S1を増幅させるための
ものとなる。この状態で、IF信号S1が入力される
と、IF信号S1が増幅されすぎ、送信信号S6の電力
が電波法で定められている電力値を越えるといった欠点
があった。
【0013】そこで、その欠点を解消するために、図1
0に示すような回路構成が取られている。図10の回路
を説明するが、図10において、図9に示す各部に対応
する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0014】図10において、10は検波器、11はオ
ペアンプ、12はトランジスタ、R6は抵抗器、C1は
コンデンサである。検波器11は、IF信号S1の有無
を検出するものであり、IF信号S1の検出時には、オ
ペアンプ11の正相入力端「+」に供給されている電源
電圧+V4と同レベルの電圧の検波電圧V3を出力し、
未検出時には、0Vの検波電圧V3を出力する。
【0015】オペアンプ11は、検波電圧V3と電源電
圧+V4とを比較し、検波電圧V3がIF信号S1の検
出時のものである場合には、0Vの制御信号S8を抵抗
器R6を介してトランジスタ12のベース端へ出力し、
検波電圧V3がIF信号S1の検出時のものである場合
には、所定電圧値の制御信号S8を抵抗器R6を介して
トランジスタ12のベース端へ出力する。
【0016】トランジスタ12のベース端に所定電圧値
の制御信号S8が供給されると、オン状態となり、電源
電圧+Vを出力する電源の電流がトランジスタ12を介
してアースに流れるので、オペアンプ8の逆相入力端
「−」に印加される比較電圧V2が0Vとなるように成
されている。
【0017】また、オン状態のトランジスタ12のベー
ス端に、0Vの制御信号S8が供給されるとオフ状態と
なり、この際、コンデンサC1に蓄積された電荷が徐々
に放電され、抵抗器R3の抵抗値RとコンデンサC1の
容量値Cとの時定数によって、徐々に比較電圧V2が上
昇するように成されている。
【0018】このような構成においては、IF信号S1
が未供給状態となったとしても、比較電圧V2を0Vと
して、これに応じた制御信号S2によってAGC回路3
が最小の利得でIF信号S1を増幅するようにスタンバ
イすることができるので、いきなりIF信号S1が入力
されても、IF信号S1が増幅されすぎ、送信信号S6
の電力が電波法で定められている電力値を越えるといっ
たことがなくなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したO
DU1においては、年々その容積が小さくなる傾向にあ
るが、無線送信回路のみならず、受信系のRF及びIF
信号処理回路、アラーム系制御回路、及び電源回路も内
蔵しているため、プリント基板が高密度実装状態となっ
ている。
【0020】しかし、図10に示すような無線送信回路
においては、IF信号S1を供給するための同軸ケーブ
ル2が200mにもなると、そのケーブルロスは40d
B以上となり、この場合、AGC回路3は所望のゲイン
を得るために2〜3個のアンプと可変減衰器が必要とな
る。更に、IF信号S1の有無を検出する検波器10に
も充分なレベルを振り込むために、検波器10の前段に
2〜3個のアンプが必要となる。
【0021】従って、部品点数が増えた分、無線送信回
路自体が大きくなるため、ODU1が大きくなる問題が
あった。或いは、より高密度実装としてODU1の小型
化を維持した場合、プリント基板の部品配置やアースの
取り方が困難となる問題があった。
【0022】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、部品点数を極力少なくすることによって小
型化を図ることができる無線送信回路を提供することを
目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の無線送信
回路の原理図を示す。この無線送信回路は、入力される
中間周波信号S1を自動利得制御手段3により所定レベ
ルに増幅し、この増幅信号S3と発振手段5から出力さ
れる高周波のローカル信号S4とを混合手段4により混
合することで高周波信号S5を生成し、この生成された
高周波信号S5を高周波増幅手段6で定められたレベル
に増幅し、この増幅高周波信号S6のレベルが所定レベ
ルよりも高ければ低く、低ければ高くなるように自動利
得制御手段3のゲインを制御する第1制御信号S11を
検波手段7′から出力するように成された構成におい
て、自動利得制御手段3から出力される増幅信号S3を
減衰させて混合手段4へ出力する減衰手段21と、増幅
信号S3の無しを検出した際に増幅信号S3を遮断する
最大の減衰量に減衰手段21を制御し、有りを検出した
際に減衰量が徐々に低下するように減衰手段21を制御
する第2制御信号S12を出力する信号検出手段22と
を設けて構成したものである。
【0024】
【作用】上述した本発明によれば、中間周波信号S1が
供給されていない場合は、増幅高周波信号S6の信号が
ないので、自動利得制御手段3が最大のゲインとなって
いる。この時、信号検出手段22は信号S3の無いこと
を検出し、第2制御信号S12によって減衰手段21の
減衰量が最大減衰量となるように制御している。
【0025】ここで中間周波信号S1が供給されたとす
ると、自動利得制御手段3は最大のゲインで中間周波信
号S1を増幅するが、減衰手段21が最大減衰量となっ
ているためにそこで遮断される。つまり、中間周波信号
S1の供給時には混合手段4からは高周波信号S5が出
力されないので、増幅高周波信号S6も出力されない。
【0026】増幅信号S3が信号検出手段22で検出さ
れると、減衰手段21の減衰量を徐々に低下させる第2
制御信号S12が出力され、これによって徐々に増幅信
号S3が通過するので、混合手段4から徐々に高くなる
高周波信号S5が出力され、この高周波信号S6が高周
波増幅手段6で増幅されることによって、増幅高周波信
号S6が徐々に高くなる。
【0027】この信号S6のレベルに応じて検波手段
7′から出力される第1制御信号S11によって自動利
得制御手段3のゲインが徐々に低下する。このような動
作が時間経過に応じて繰り返されることによって、最終
的に増幅高周波信号S6が定められたレベルに安定す
る。
【0028】以上の動作では、自動利得制御手段3の最
大ゲインで中間周波信号S1が増幅されたとしても、最
終的に出力される増幅高周波信号S6が定められたレベ
ルを越えることはない。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明の第1実施例による無線送信
回路のブロック構成図である。この図において図10に
示した従来例の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0030】図2に示す無線送信回路における特徴要素
は、IF信号検出器22とVATT(可変減衰器)21
である。また、検波器7′は、送信信号S6を検波し、
そのレベルに応じた制御信号S11を出力し、AGC回
路3は、制御信号S11に応じた利得でIF信号S1を
一定レベルに増幅して出力するようになっている。
【0031】即ち、送信信号S6のレベルが定められた
レベルよりも大きければ送信信号S6のレベルを下げる
制御信号S11がAGC回路3に供給され、小さければ
送信信号S6のレベルを上げる制御信号S11がAGC
回路3に供給されることによって、送信信号S6のレベ
ルが一定で且つ電波法で定められている電力値を越えな
いものとなるように成されている。
【0032】AGC回路3に入力されるIF信号S1が
途絶えた場合、制御信号S11はAGC回路3に最大利
得でIF信号S1を増幅させるためのものとなる。つま
り、IF信号S1が途絶えた場合、AGC回路3は最大
利得でIF信号S1を増幅する状態となっている。
【0033】IF信号検出器22は、AGC回路3から
出力されるIF増幅信号S3の有無を検出し、有りの場
合は所定レベルの制御信号S12をVATT21へ出力
し、無しの場合は0Vの制御信号S12をVATT21
へ出力するものであり、その内部構成は図3に示すよう
になっている。
【0034】図3において、31は検波器、32はアン
プ、33はオペアンプである。検波器31は、抵抗器R
7,R8,R9、コンデンサC2,C3、及びダイオー
ド34,35を有して構成されている。それら素子の接
続構成は、AGC回路3のIF増幅信号S3の出力端
に、互いに直列接続された抵抗器R7及びコンデンサC
2を介してダイオード34のアノード端が接続され、コ
ンデンサC2とダイオード34のアノード端との間に、
アノード端が接地されたダイオード35のカソード端が
接続され、ダイオード34のカソード端が抵抗器R9を
介してアンプ32の入力端に接続され、ダイオード34
のカソード端と抵抗器R9との間に、一端が接地された
コンデンサC3の他端が接続されると供に、一端が接地
された抵抗器R8の他端が接続されて成る。
【0035】検波器31は、プラス検波を行うものであ
り、IF増幅信号S3のレベルが0Vの場合、0Vの検
波電圧V5を出力し、IF増幅信号S3のレベルが所定
値以上の場合、所定レベルの検波電圧V5を出力する。
アンプ32は検波電圧V5を増幅して出力する。
【0036】オペアンプ33は、アンプ32から出力さ
れる増幅電圧V6と所定レベルの比較電圧V7とを比較
し、増幅電圧V6が比較電圧V7よりも大きければ、制
御信号S12のレベルが後述するVATT21の減衰量
を最小とする値となるような電圧V8を出力し、増幅電
圧V6が比較電圧V7よりも小さければ、0Vの電圧V
8を出力する。
【0037】電圧V8がVATT21の減衰量を最小と
する所定レベルの場合は、その電圧V8に対応する電荷
がコンデンサC4にチャージされ、このチャージにより
定まる電圧値の制御信号S12が出力される。
【0038】また、電圧V8が0Vの場合は、コンデン
サC4にチャージされた電荷が、抵抗器R10の抵抗値
RとコンデンサC4の容量値Cとで定まる時定数τ1に
よって放電され、この放電により徐々に変化する電圧値
の制御信号S12が出力される。
【0039】図2に示すVATT21は、通常レベルの
IF増幅信号S3をIF信号検出器22が検出した際に
出力されるレベルの制御信号S12が供給されている場
合にその減衰量が最小となり、IF信号検出器22がI
F増幅信号S3無しを検出した際に出力される0Vの制
御信号S12が供給されている場合にその減衰量が最大
となり、その内部構成は図4に示すようになっている。
【0040】図3に示すVATT21は、コンデンサC
5,C6、抵抗器R11,R12、及びダイオード37
を有して構成されている。それら素子の接続構成は、A
GC回路3のIF増幅信号S3の出力端に、コンデンサ
C5を介してダイオード37のアノード端が接続され、
コンデンサC2とダイオード37のアノード端との間
に、一端に制御信号S12が供給される抵抗器R11の
他端が接続され、ダイオード37のカソード端がコンデ
ンサC6を介してミキサ4の一入力端に接続され、ダイ
オード37のカソード端とコンデンサC6との間に、一
端が接地された抵抗器R12の他端が接続されて成る。
【0041】また、検波器7′から出力される制御信号
S11により動作するAGC回路3の動作時定数をτ2
とすると、この時定数τ2は、前述したVATT21を
動作させるための時定数τ1よりも大きくしてある。
【0042】つまり、AGC回路3の動作がVATT2
1の動作よりも速くしてある。これは、VATT21の
動作がAGC回路3の動作よりも早いと、VATT21
の減衰量が速く下がりすぎ、過大な電力のIF増幅信号
S3がミキサ4へ通過することになるからである。
【0043】このような構成の無線送信回路の動作を図
5のタイムチャートを参照して説明する。図5に示す時
刻t0において、IF信号S1がOFF状態(信号無し
の状態)であるとする。この場合、AGC回路3のゲイ
ンは最大(MAX)となっており、またAGC回路3か
ら出力されるIF増幅信号S3は0Vとなっている。
【0044】IF増幅信号S3が0Vなので、IF信号
検出器22では信号無しが検出され、VATT21の減
衰量を最大(MAX)とする制御信号S12が出力され
ている。また、IF増幅信号S3が無くしかもVATT
21が信号を通過させない状態となっているので、ミキ
サ4からはRF信号S5は出力されず、RFアンプ6か
ら出力される送信信号S6は現れない。
【0045】時刻t1において、IF信号S1がON状
態(信号有りの状態)となると、AGC回路3は最大ゲ
インで侍っているので、IF増幅信号S3のレベルはそ
の瞬間最大となる。この時点ではVATT21の減衰量
が最大なのでIF増幅信号S3はミキサ4へは通過せ
ず、送信信号S6は現れない。
【0046】IF増幅信号S3のレベルが最大となる
と、IF信号検出器22で信号有りが検出され、これに
よって図3に示すオペアンプ33の出力電圧V8が0V
となる。
【0047】電圧V8が0Vとなると、コンデンサC4
にチャージされた電荷が徐々に放電され、これによって
制御信号S12のレベルが徐々に下がり、これに応じて
時刻t1〜t3間に示すようにVATT21の減衰量も
徐々に下がる。
【0048】一方、時刻t1〜t2間に示すようにIF
信号S1が入力された直後はIF増幅信号S3がリンギ
ング状態となるが、この時、VATT21の減衰量はま
だ大きい状態なので、IF増幅信号S3はVATT21
を僅かに通過するのみある。この通過によって送信信号
S6のレベルも僅かに上昇する。つまり、リンギングは
VATT21でマスクされることになる。
【0049】送信信号S6のレベルが上昇してくると、
それを検波器7′が検出し、この検出に応じた制御信号
S11がAGC回路3のゲインを僅かづつ下げる。以
降、時刻t2〜t3間に示すように、AGC回路3のゲ
イン、IF増幅信号S3のレベル、VATT21の減衰
量が徐々に下がり、これによって送信信号S6のレベル
も徐々に上昇する。
【0050】そして、時刻t3以降に示すように、所定
時間経過すると、ゲインが標準値となり、IF増幅信号
S3のレベルが標準値、VATT21の減衰量がミニマ
ム、送信信号S6のレベルが標準値となり安定する。
【0051】以上説明した第1実施例によれば、IF信
号S1が未供給状態からいきなり入力状態となった場合
でも、IF信号S1が増幅されすぎ、送信信号S6の電
力が電波法で定められている電力値を越えるといったこ
とがなくなる。
【0052】また、このような制御を行う図10に示し
た従来例回路に比較し、構成部品数を少なくすることが
できるので、プリント基板に構成する場合でも、その部
品配置やアースの取り方が従来のように困難となること
がなくなり、また回路全体を小型にすることができる。
【0053】次に、第2実施例を図6を参照して説明す
る。但し、図6に示す第2実施例において図2に示した
第1実施例の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0054】図6に示す第2実施例が図2に示した第1
実施例と異なる点は、VATT21を発振器5とミキサ
4との間に接続変更したことにある。即ち、IF信号S
1がONからOFF状態となった場合に、リンギング状
態のIF増幅信号S3がミキサ4に供給されても、発振
器5のローカル信号S4をVATT21でマスクされ、
このマスクされた信号S14をミキサ4へ出力すること
により、ミキサ4からRF信号S5が出力されないよう
にした点にある。
【0055】このようにすれば、送信信号S6のレベル
は、図5を参照して説明したように徐々に上昇し、標準
値に安定する。このような構成の第2実施例においても
第1実施例同様の効果を得ることができる。
【0056】次に、第3実施例を図7を参照して説明す
る。但し、図7に示す第3実施例において図6に示した
第2実施例の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0057】図7に示す第3実施例の特徴は、電源制御
回路40を設け、発振器5の電源電流を制御し、発振器
5から出力されるローカル信号S4のレベルを制御する
ようにした点にある。
【0058】即ち、図6に示した第2実施例では発振器
5から出力されるローカル信号S4のレベルをVATT
21で制御していたが、図7に示す第3実施例では発振
器5の電源電流を制御することによってローカル信号S
4のレベルを制御するようにしている。
【0059】電源制御回路40は、IF信号検出器22
が信号無しを検出した場合の制御信号S12が供給され
た場合に、発振器5の電源電流を0Aとする制御信号S
16を出力し、また信号有りを検出した際の制御信号S
12が供給された場合に、発振器5の電源電流を標準の
値とする制御信号S16を出力する。
【0060】このような構成においては、IF信号S1
がONからOFF状態となった場合に、リンギング状態
のIF増幅信号S3がミキサ4に供給されても、発振器
5の電源電流が極小となることによってローカル信号S
4のレベルが極小となるので、ミキサ4からレベルの高
いRF信号S5が出力されることはない。
【0061】このようにすれば、送信信号S6のレベル
は、図5を参照して説明したように徐々に上昇し、標準
値に安定する。このような第3実施例においても第2実
施例同様の効果を得ることができる。
【0062】次に、第4実施例を図8を参照して説明す
る。但し、図8に示す第4実施例において図7に示した
第3実施例の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0063】図8に示す第4実施例の特徴は、電源制御
回路42を設け、RFアンプ6の電源電流を制御するこ
とによって、RFアンプ6の電源電流を制御し、この制
御によって送信信号S6のレベルを制御するようにした
点にある。
【0064】即ち、図7に示した第3実施例では発振器
5の電源電流を制御するようにしていたが、図8に示す
第4実施例ではRFアンプ6の電源電流を制御すること
によって送信信号S6のレベルを制御するようにしてい
る。
【0065】電源制御回路42は、IF信号検出器22
が信号無しを検出した場合の制御信号S12が供給され
た場合に、RFアンプ6の電源電流を0Aとする制御信
号S18を出力し、また信号有りを検出した際の制御信
号S12が供給された場合に、RFアンプ6の電源電流
を標準の値とする制御信号S18を出力する。
【0066】このような構成においては、IF信号S1
がONからOFF状態となった場合に、リンギング状態
のIF増幅信号S3がミキサ4に供給され、リンギング
状態のRF信号S5がRFアンプ6に入力されても、R
Fアンプ6の電源電流が極小であることによってRFア
ンプ6は殆ど増幅されないので、送信信号S6のレベル
が高くなることはない。このようにすれば、送信信号S
6のレベルは、図5を参照して説明したように徐々に上
昇し、標準値に安定する。このような第4実施例におい
ても第3実施例同様の効果を得ることができる。
【0067】なお、上述した第1〜第4実施例回路にお
いては、AGC回路3が用いられていたが、その代わり
にIF信号S1のレベルを制御するALC回路(自動レ
ベル制御回路)が用いられたものであっても、同様に構
成することで、各実施例同様の効果を得ることが可能と
なる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構成部品数を少なくすることができるので、プリント基
板に構成する場合でも、その部品配置やアースの取り方
が従来のように困難となることがなくなり、また回路全
体を小型にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例による無線送信回路のブロ
ック構成図である。
【図3】IF信号検出器の構成を示す回路図である。
【図4】VATTの構成を示す回路図である。
【図5】図2に示す無線送信回路の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図6】本発明の第2実施例による無線送信回路のブロ
ック構成図である。
【図7】本発明の第3実施例による無線送信回路のブロ
ック構成図である。
【図8】本発明の第4実施例による無線送信回路のブロ
ック構成図である。
【図9】従来例による無線送信回路のブロック構成図で
ある。
【図10】他の従来例による無線送信回路のブロック構
成図である。
【符号の説明】
3 自動利得制御手段 4 混合手段 5 発振手段 6 高周波増幅手段 7′ 検波手段 21 減衰手段 22 信号検出手段 S1 中間周波信号 S3 増幅信号 S4 ローカル信号 S5 高周波信号 S6 増幅高周波信号 S11 第1制御信号 S12 第2制御信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される中間周波信号(S1)を自動利得
    制御手段(3) により所定レベルに増幅し、この増幅信号
    (S3)と発振手段(5) から出力される高周波のローカル信
    号(S4)とを混合手段(4) により混合することで高周波信
    号(S5)を生成し、この生成された高周波信号(S5)を高周
    波増幅手段(6) で定められたレベルに増幅し、この増幅
    高周波信号(S6)のレベルが所定レベルよりも高ければ低
    く、低ければ高くなるように該自動利得制御手段(3) の
    ゲインを制御する第1制御信号(S11) を検波手段(7′)
    から出力する無線送信回路において、 前記自動利得制御手段(3) と前記混合手段(4) との間に
    接続され、前記増幅信号(S3)を減衰させて該混合手段
    (4) へ出力する減衰手段(21)と、 該増幅信号(S3)の無しを検出した際に該増幅信号(S3)を
    遮断する最大の減衰量に該減衰手段(21)を制御し、有り
    を検出した際に該減衰量が徐々に低下するように該減衰
    手段(21)を制御する第2制御信号(S12) を出力する信号
    検出手段(22)とを具備したことを特徴とする無線送信回
    路。
  2. 【請求項2】 前記減衰手段(21)を前記自動利得制御手
    段(3) と前記混合手段(4) との間に代え、前記混合手段
    (4) と前記発振手段(5) との間に接続し、前記信号検出
    手段(22)が前記増幅信号(S3)の無しを検出した際に前記
    第2制御信号(S12) によって、前記ローカル信号(S4)を
    遮断する最大の減衰量に該減衰手段(21)を制御し、かつ
    該増幅信号(S3)の有りを検出した際に該減衰量が徐々に
    低下するように該減衰手段(21)を制御するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線送信回路。
  3. 【請求項3】 前記減衰手段(21)の動作時定数を前記自
    動利得制御手段(3)の動作時定数よりも大きくしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の無線送信回路。
  4. 【請求項4】 入力される中間周波信号(S1)を自動利得
    制御手段(3) により所定レベルに増幅し、この増幅信号
    (S3)と発振手段(5) から出力される高周波のローカル信
    号(S4)とを混合手段(4) により混合することで高周波信
    号(S5)を生成し、この生成された高周波信号(S5)を高周
    波増幅手段(6) で定められたレベルに増幅し、この増幅
    高周波信号(S6)のレベルが所定レベルよりも高ければ低
    く、低ければ高くなるように該自動利得制御手段(3) の
    ゲインを制御する第1制御信号(S11) を検波手段(7′)
    から出力する無線送信回路において、 前記発振手段(5) の電源電流を第3制御信号(S16) によ
    り制御する電源制御手段(40)と、 前記増幅信号(S3)の無しを検出した際に該第3制御信号
    (S16) が該電源電流を0Aとするように該電源制御手段
    (40)を制御し、有りを検出した際に該電源電流が徐々に
    増大し、所定値となるように該電源制御手段(40)を制御
    する第4制御信号(S12) を出力する信号検出手段(22)と
    を具備したことを特徴とする無線送信回路。
  5. 【請求項5】 入力される中間周波信号(S1)を自動利得
    制御手段(3) により所定レベルに増幅し、この増幅信号
    (S3)と発振手段(5) から出力される高周波のローカル信
    号(S4)とを混合手段(4) により混合することで高周波信
    号(S5)を生成し、この生成された高周波信号(S5)を高周
    波増幅手段(6) で定められたレベルに増幅し、この増幅
    高周波信号(S6)のレベルが所定レベルよりも高ければ低
    く、低ければ高くなるように該自動利得制御手段(3) の
    ゲインを制御する第1制御信号(S11) を検波手段(7′)
    から出力する無線送信回路において、 前記高周波増幅手段(6) の電源電流を第5制御信号(S1
    8) により制御する電源制御手段(42)と、 前記増幅信号(S3)の無しを検出した際に該第4制御信号
    (S18) が該電源電流を0Aとするように該電源制御手段
    (42)を制御し、有りを検出した際に該電源電流が徐々に
    増大し、所定値となるように該電源制御手段(42)を制御
    する第6制御信号(S12) を出力する信号検出手段(22)と
    を具備したことを特徴とする無線送信回路。
JP9147294A 1994-04-28 1994-04-28 無線送信回路 Withdrawn JPH07297731A (ja)

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