JPH07297793A - 音量レベル調整装置 - Google Patents
音量レベル調整装置Info
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Abstract
力化を図ることのでき、小型で簡易な構成の音声レベル
調整装置を提供する。 【構成】 送信用電子減衰器20及び受信用電子減衰器
21の減衰量は、いずれのマイク入力路及びスピーカ出
力路が選択されているかを識別する識別回路23からの
情報に基づいて、CPU3aによってEEPROM22
から読み出された減衰量に設定されるようになってお
り、EEPROM22にはマイク入力路及びスピーカ出
力路毎の減衰量が記憶されているので、マイク感度のば
らつき及びスピーカ感度のばらつきが、従来と異なり多
数の半固定抵抗器を使用することなく補正されることと
なる。
Description
特に、携帯電話等の本体組込のマイク及びスピーカと、
外部接続のマイク及びスピーカとの切替の際に適切な音
量レベルの設定が効率良く行われるようにした音量レベ
ル調節装置に関する。
携帯電話機のように本体にマイクロホンとスピーカとが
内蔵されており、しかも切替により外部のマイクロホン
とスピーカとを接続して使用できるようにしたものにお
いて、それぞれの音声系統毎に調整用の半固定抵抗器を
設け、製造段階において標準のレベル設定を行うように
構成されたものが知られている。すなわち、図6にはか
かる従来装置の概略構成が示されており、以下、同図を
参照しつつ従来装置について概略的に説明すれば、先
ず、この図6は携帯電話機における例を示したものであ
る。
処理部2と、これらの動作を制御する制御部3とに大別
されてなるものである。音声処理部2は、内蔵マイク4
からの信号を増幅する第1の増幅回路6と、外部マイク
接続端子10に接続される外部マイク(図示せず)から
の信号を増幅する第2の増幅回路7と、内蔵マイク4と
外部マイクとの切替を行うマイク切替スイッチ11(図
6において「SWT 」と略記)と、内蔵スピーカ5へ入
力する信号の増幅を行う第3の増幅回路8と、外部スピ
ーカ接続端子12に接続される外部スピーカ(図示せ
ず)へ入力される信号を増幅する第4の増幅回路9と、
内蔵スピーカ5と外部スピーカ(図示せず)との切替を
行うスピーカ切替スイッチ13(図6において「SWR
」と略記)と、コンパンダ14及びフィルタ回路15
とを主たる構成要素としてなるものである。
ク4と第1の増幅回路6との間には、第1の半固定抵抗
器16aが、外部マイク接続端子10と第2の増幅回路
7との間には、第2の半固定抵抗器16bが、第3の増
幅回路8とスピーカ切替スイッチ13との間には第3の
半固定抵抗器16cが、第4の増幅回路9とスピーカ切
替スイッチ13との間には第4の半固定抵抗器16d
が、それぞれ接続されており、信号レベルの調整を行え
るようになっている。
6において「TX」と略記)と、受信回路1b(図6に
おいて「RX」と略記)と、電磁波の放射及び受信を行
なうアンテナ17とを具備してなるものである。また、
制御部3は、CPU3aを中心にして構成されており、
本機全体の動作制御・監視等を行うものである。
蔵スピーカ5を使用する場合、先ず、内蔵マイク4から
の音声は第1の増幅回路6により増幅された後、コンパ
ンダ14の圧縮器14aにより信号レベルが圧縮され、
さらにフィルタ回路15の送信音声処理フィルタ15a
により一定の音声周波数領域に制限され、送信回路1a
により変調されることによって、アンテナ17から電磁
波として放射されるようになっている。
で受信した信号は、受信回路1bにより復調され、フィ
ルタ回路15の受信音声処理フィルタ15bによってフ
ィルタリングを受けた後、コンパンダ14の伸張器14
bによってレベル伸張を受け、その後、第3の増幅回路
8によって増幅されて内蔵スピーカ5に入力されるよう
になっている。
れも図示せず)を用いる際には、マイク切替スイッチ1
1及びスピーカ切替スイッチ13を図6に示された接点
とは反対側へ設定することによって外部マイク及び外部
スピーカが使用できるようになっている。
おいては、内蔵マイク4と外部マイクとの出力レベルの
ばらつき及び内蔵スピーカ5と外部スピーカとの出力レ
ベルのばらつきを補正するために、第1乃至第4の増幅
回路6〜9の入力側或いは出力側のいずれかにおいて、
第1乃至第4の半固定抵抗器16a〜16dが設けられ
た構成となっている。
号系統毎すなわち、内蔵マイク4からの信号を増幅して
コンパンダ14へ入力する信号路、外部マイクからの信
号を増幅してコンパンダ14へ入力する信号路、フィル
タ回路15からの信号を増幅して内蔵スピーカ5へ入力
する信号路及びフィルタ回路15からの信号を増幅して
外部スピーカへ入力する信号路毎に、半固定抵抗器を設
けた構成であるので、部品点数の増加を招き装置全体の
信頼性低下の原因となるばかりか、装置の小型化を阻み
さらには高価な装置となるという問題を生じていた。ま
た、製造行程においては、上述の各信号路に設けられた
半固定抵抗器を一つづつ調節しなけらばならないので、
手間がかかり装置の高価格化の一因となっていた。
で、簡易な構成で製造段階における調節作業の省力化を
図ることができ、小型で簡易な構成の音量レベル調整装
置を提供することを目的とする。
る音声レベル調整装置は、マイク入力路又はスピーカ出
力路が切替可能に複数設けられてなる音声レベル調整装
置であって、前記マイク入力又はスピーカ出力に関する
複数の経路の内、いずれのマイク入力経路又はスピーカ
出力経路が動作可能にあるかを識別する識別手段と、前
記マイク入力経路又はスピーカ出力経路中に設けられ、
外部から入力される信号に応じて減衰量が可変可能な可
変減衰手段と、前記識別手段の出力信号に応じて前記可
変減衰手段の減衰量を設定する減衰量制御手段と、を具
備してなるものである。
装置は、複数設けられたマイク入力路から選択的に一つ
のマイク入力路を選択する入力切替手段と、前記入力切
替手段を介して入力されたマイク入力信号に対して外部
からの制御信号に応じた減衰量を与える第1の可変減衰
手段と、前記第1の可変減衰手段の出力信号を無線搬送
波に重畳させる無線送信手段と、受信した無線信号を復
調する復調手段と、前記復調手段の出力信号に外部から
の制御信号に応じた減衰量を与える第2の減衰手段と、
複数設けられたスピーカ出力路から選択的に一つのスピ
ーカ出力路を選択して前記第2の減衰手段の出力信号を
当該スピーカ出力路へ出力する出力切替手段と、前記入
力切替手段によりいずれのマイク入力路が選択されたか
及び前記出力切替手段によりいずれのスピーカ出力路が
選択されたかを識別する識別手段と、前記入力切替手段
により選択されるマイク入力路に対応して予め設定され
た前記第1の可変減衰手段における減衰量及び前記出力
切替手段により選択されるスピーカ出力路に対応して予
め設定された前記第2の可変減衰手段における減衰量を
記憶する記憶手段と、前記識別手段の識別結果に応じて
前記記憶手段から記憶データを読み出し、この読み出し
データに応じて前記第1及び第2の可変減衰手段の減衰
量を設定すべく前記第1及び第2の可変減衰手段へ制御
信号を出力する減衰量制御手段と、を具備してなるもの
である。
は複数のマイク入力路又はスピーカ出力路へ切替によっ
て接続されるようになっており、識別手段によりいずれ
のマイク入力路又はスピーカ出力路に接続されたかが識
別されると、減衰量制御手段により接続されたマイク入
力路又はスピーカ出力路に応じた可変量に設定されるこ
ととなり、一つの可変減衰手段により複数のマイク入力
路又はスピーカ出力路に対応することができるものであ
る。
変減衰手段は入力切替手段により複数のマイク入力路の
いずれかに選択的に接続される一方、第2の可変減衰手
段は出力切替手段により複数のスピーカ出力路のいずれ
かに選択的に接続される。そして、減衰量制御手段には
識別手段から第1の可変減衰手段がいずれのマイク入力
路に接続され、また第2の可変減衰手段がいずれのスピ
ーカ出力路に接続されたかについての識別結果が入力さ
れ、そのマイク入力路及びスピーカ出力路に対応した第
1及び第2の可変減衰手段の減衰量が記憶手段から読み
出され、第1及び第2の可変減衰手段が減衰量制御手段
によってその減衰量に設定されることとなり、一つの第
1の可変減衰手段で複数のマイク入力路に対応でき、ま
た、一つの第2の可変減衰手段で複数のスピーカ出力路
に対応することができるものである。
一実施例を図1乃至図5を参照しつつ説明する。ここ
で、図1は本発明に係る音声レベル調節装置が組み込ま
れた携帯電話機の一実施例における構成を示す構成図、
図2はCPUによる音声レベル調節の手順を示すフロー
チャート、図3は識別回路の一実施例を示す回路図、図
4はマイクロフォンのレベル調節の概略手順を説明する
ための説明図、図5はスピーカのレベル調節の概略手順
を説明するための説明図である。尚、以下に説明する部
材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の
趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
た例であり、図6に示された従来の携帯電話機と同一の
構成要素には同一の符号を付すものとする。すなわち、
本実施例における携帯電話機S1は、それ自体単独で使
用できるように内蔵マイク4と内蔵スピーカ5とを有す
ると共に、自動車内で本機を手にすることなく(いわゆ
るハンドフリー)使用できるように自動車に設置された
車載用アダプタ(図示せず)に携帯電話機S1を載置し
た際、車載用アダプタを介して外部マイク及び外部スピ
ーカによりハンドフリーで通話できるようになっている
ものである。
波の変調及び受信電波の復調等を行う無線処理部(RA
DIO部)1と、音声信号のフィルタリングや増幅を行
う音声処理部2’と、携帯電話機S1全体の動作を制御
する制御部3とに大別されてなるものである。無線処理
部1は、搬送波の変調を行う送信回路(TX)1aと、
受信信号の復調を行う受信回路(RX)1bと、電磁波
の放射及び受信を行うアンテナ17とを有してなるもの
で、従来同様の構成である。
いて、従来装置の構成(図6参照)と異なっている。す
なわち、本実施例における第1乃至第4の増幅回路6〜
9は、それぞれ演算増幅器6a,7a,8a,9aを中
心として構成されたもので、内蔵マイク4と演算増幅器
6aの入力段との間には抵抗19aが、外部マイク接続
端子10と演算増幅器7aの入力段との間には抵抗19
bが、演算増幅器8aの入力段とスピーカ切替スイッチ
13との間には抵抗19cが、さらに、演算増幅器9a
の入力段とスピーカ切替スイッチ13との間には抵抗1
9dが、それぞれ接続されており、従来と異なり半固定
抵抗器に代わって固定抵抗となっている。
ナミックレベルを一定の範囲に圧縮する圧縮器14a
と、入力信号のダイナミックレベルを一定の範囲に伸張
する伸張器14bとからなる周知・公知のものであり、
従来と同一構成のものである。圧縮器14aは第1又は
第2の増幅回路6,7を経たマイクロフォンからの音声
信号を圧縮して後述する送信用電子減衰器(図1におい
て「Tx ATT」と略記)20へ出力する一方、伸張
器14bは受信回路1bにより復調され、フィルタ回路
15を経て入力された音声信号を伸張し、後述する受信
用電子減衰器(図1において「Rx ATT」と略記)
21へ出力する。
回路15の送信音声処理フィルタ15aとの間には送信
用電子減衰器20が接続される一方、伸張器14bと受
信音声処理フィルタ15bとの間には受信用電子減衰器
21が接続されている。送信用電子減衰器20及び受信
用電子減衰器21は、基本的に同一の構成を有する減衰
器であり、本実施例においては特にトランジスタ等を用
いてなる電子式のもので、制御部3のCPU3aから入
力される制御信号に応じてその減衰量が変化するように
なっているものである(詳細は後述)。
22と、識別回路(図1において「ID」と略記)23
とを有してなるもので、CPU3aは携帯電話機S1全
体の動作制御を行うもので、それ自体はいわゆるIC化
された集積回路として公知・周知のものが用いられてい
る。
ble Programmable Read-Only Memory)は、電気的にデ
ータの書き込み及び消去が可能な読み出し専用のメモリ
として公知・周知のものである。このEEPROM22
には、先の送信用電子減衰器20及び受信用電子減衰器
21の減衰量をCPU3aにより制御するためのデータ
が記憶されており、このデータが識別回路23の設定に
応じてCPU3aに読み込まれるようになっている(詳
細は後述)。
OM22から入力したデータに応じた制御信号が送信用
電子減衰器20又は受信用電子減衰器21に出力される
ことによって、これら送信用電子減衰器20及び受信用
電子減衰器21の減衰量が設定されるようになってい
る。
すデータは、内蔵マイク4及び内蔵スピーカ5を使用す
る場合と、外部マイク及び外部スピーカを使用する場合
とでは異なるので、CPU3aではいずれの使用状態に
あるかの情報が必要となる。
及び内蔵スピーカ5の使用状態か、外部マイク及び外部
スピーカ(いずれも図示せず)の使用状態かをCPU3
aが識別するための予め定められた識別データをCPU
3aへ出力するものである。具体的には、図3に示され
たような回路が使用できる。すなわち、識別回路23
は、第1の識別抵抗24a、第2の識別抵抗24b、分
圧共通抵抗24c及び識別抵抗切替スイッチ25とを有
してなるものである。
5aはCPU3aのA/D端子(図3参照)及び分圧共
通抵抗24cの一方の端子に接続される一方、第2の端
子25bには第1の識別抵抗24a(抵抗値r2とす
る)の一方の端子が、第3の端子25cには第2の識別
抵抗24b(抵抗値r3とする)の一方の端子がそれぞ
れ接続されており、さらに、これら第1及び第2の識別
抵抗24a,24bのそれぞれの他方の端子は、共に接
地されている。また、分圧共通抵抗24c(抵抗値r1
とする)の他方の端子は電源VDDに接続されている。
スイッチ11及びスピーカ切替スイッチ13と連動して
おり、図示しない選択スイッチにより内蔵マイク4及び
内蔵スピーカ5の使用が選択された場合、識別抵抗切替
スイッチ25の第1の端子25aと第2の端子25bと
が接続されるようになっている。この状態において、分
圧共通抵抗24cと第1の識別抵抗24aとが電源VDD
とアース間に直列接続されることとなり、CPU3aの
A/D端子には、VDD×r2 /(r1 +r2 )で表され
る電圧が印加され、CPU3a内部においてこの電圧値
に相当するディジタル値に変換されて、内蔵マイク4及
び内蔵スピーカ5使用状態における識別データとして利
用されることとなる。
マイク及び外部スピーカの使用が選択された場合、識別
抵抗切替スイッチ25の第1の端子25aと第3の端子
25cとが接続状態となり、CPU3aのA/D端子に
は、VDD×r3 /(r1 +r3 )で表される電圧が印加
され、上述と同様にCPU3a内においてディジタル値
に変換され、外部マイク及び外部スピーカの使用状態で
あることを示す識別データとして利用されることとな
る。
マイク4及び内蔵スピーカ5の使用状態を識別するため
のものであり、第2の識別抵抗24bは外部マイク及び
外部スピーカの使用状態を識別するためのものであり、
それぞれ予め抵抗値を適宜選択することにより、CPU
3a内ではA/D端子を介して入力される信号値の違い
により上述したいずれの使用状態にあるかを識別できる
ようになっている。
子減衰器21の減衰量を定めるEEPROM22に記録
されるデータの取得方法について説明する。先ず、図示
しない選択スイッチにより内蔵マイク4及び内蔵スピー
カ5の使用を選択し、識別回路23において、第1の識
別抵抗24aが選択されるようにする。この場合、マイ
ク切替スイッチ11及びスピーカ切替スイッチ13にお
いても、それぞれの第1の端子11a,12aと第2の
端子11b,12bとが接続されるようになる(図1参
照)。
る規格の例としては、例えば、周波数1KHZ で信号レ
ベル−5dBpaの信号をマイク入力した時、変調波のス
ペクトラムの拡がりΔfが±2.3KHZ であること、
また、ベースバンド信号の中心周波数が1KHZ で変調
波のスペクトラムの拡がりΔfが±2.3KHZ である
電波を受信した際のスピーカ出力が−10dBpaである
こととする規格がある。かかる規格を満足するべく送信
用電子減衰器20を調整する場合について説明すれば、
先ず、この調整においては、図4のような測定回路を形
成する。
26に載置され、携帯電話機S1の内蔵マイク4が音響
カップラ26に設けられたスピーカ27近傍に位置する
ようにする。このスピーカ27には低周波信号発生器
(図4において「OSC」と略記)28が接続されてお
り、1KHZ の正弦波が低周波信号発生器28から供給
されるようになっている。また、携帯電話機S1にはア
ンテナに代えて変調分析器(図4において「MOD/A
NA」と略記)29を接続する。
が−5dBpaとなるように低周波信号発生器28を調整
する一方、変調分析器29において変調波のベースバン
ド信号が1KHZ で且つ変調波のスペクトラムの拡がり
Δfが±2.3KHZ の測定結果が得られるように送信
用電子減衰器20を調整して減衰量を決定する。
調整方法の一つとしては、例えば、CPU3aとの接続
を一時的に切り放しておき、送信用電子減衰器20のC
PU3aが接続される端子に減衰量を制御する信号を外
部から直接入力するようにするようにしてもよい。そし
て、求められた減衰量を、EEPROM22に内蔵マイ
ク4及び内蔵スピーカ5使用時の送信用電子減衰器20
の減衰量として記録する。
用時における受信系の調整は図5に示された計測回路を
用いて行う。すなわち、携帯電話機S1を音響カップラ
26に載置し、音響カップラ26に設けられたモニタ用
マイク30と携帯電話機S1の内蔵スピーカ5とが音響
的に結合されるようにする一方、モニタ用マイク30の
出力端をオシロスコープ31に接続する。
て所定の変調波(ベースバンド信号fs =1KHZ 、変
調波のスペクトラムの拡がりΔf=±2.3KHZ )を
入力する。そして、オシロスコープ31を観測しつつ内
蔵スピーカ5における出力が−10dBpaとなるように
受信用電子減衰器21を調整しその減衰量を決定する。
の一つとしては、先の送信用電子減衰器20の場合と同
様に、CPU3aとの接続を一時的に切り放し、CPU
3aが接続される受信用電子減衰器21の入力端子に外
部から制御信号を直接入力することが考えられる。そし
て、求められた減衰量をEEPROM22に内蔵マイク
4及び内蔵スピーカ5使用時における受信用電子減衰器
21の減衰量として記録する。
における送信用電子減衰器20及び受信用電子減衰器2
1の減衰量の調整について説明する。先ず、送信用電子
減衰器20の減衰量の調整であるが、この調整に使用さ
れる測定回路は図示は省略するが基本的には図4に示さ
れた構成と同一である。図4の構成と基本的に異なるの
は、図4における内蔵マイク4が外部マイク(図示せ
ず)に代わることである。そして、図4で説明したと全
く同様にして、送信用電子減衰器20を調節して減衰量
を決定し、その減衰量を外部マイク使用時における送信
用電子減衰器20の減衰量としてEEPROM22に記
録する。
整は、図示を省略するが基本的には図5に示された構成
と同一構成の測定回路を使用して行われる。図5に示さ
れた構成と異なるのは、図5における内蔵スピーカ5が
外部スピーカ(図示せず)に代わることである。そし
て、図5で説明したと全く同様にして、受信用電子減衰
器21を調整して減衰量を決定し、その減衰量を外部ス
ピーカ使用時における受信用電子減衰器21の減衰量と
してEEPROM22に記録する。
に記録されたデータに基づいて送信用電子減衰器20及
び受信用電子減衰器21の減衰量が設定される際の携帯
電話機S1の動作について図2を参照しつつ説明する。
携帯電話機S1の電源スイッチ(図示せず)が投入さ
れ、携帯電話機S1が動作状態となると、先ずIDデー
タの判別が行われる(図2のステップ100)。すなわ
ち、CPU3aがA/D端子からの電圧信号を取り込む
ことによって、携帯電話機S1が内蔵マイク4及び内蔵
スピーカ5の使用状態にあるのか又は外部マイク及び外
部スピーカの使用状態にあるのかの判定が行われる。そ
して、内蔵マイク4及び内蔵スピーカ5の使用状態(本
体モード)であると判定された場合(図2においてAの
側)、ステップ102へ進み、この本体モードにおける
送信用電子減衰器20及び受信用電子減衰器21の減衰
量がCPU3aによりEEPROM22から読み出され
る。
態(ハンドフリーモード)であると判定された場合(図
2においてBの側)、ステップ104へ進み、このハン
ドフリーモードにおける送信用電子減衰器20及び受信
用電子減衰器21の減衰量がCPU3aによりEEPR
OM22から読み出される。
又はステップ104においてEEPROM22から読み
出されたデータに応じた制御信号が送信用電子減衰器2
0及び受信用電子減衰器21に対して出力されて、送信
用電子減衰器20及び受信用電子減衰器21が所定の減
衰量に設定されることとなる(図2のステップ106参
照)。
20及び受信用電子減衰器21の減衰量が設定された携
帯電話機S1の全体動作について概括的に説明すれば、
先ず、マイク及びスピーカは、内蔵マイク4及び内蔵ス
ピーカ5の使用モードであるとすると、マイク切替スイ
ッチ11及びスピーカ切替スイッチ13は、共にそれぞ
れの第1の端子11a,12aと第2の端子11b,1
2bとが接続された状態となる。送信状態において、内
蔵マイク4からの音声信号は、第1の増幅回路6により
増幅され、コンパンダ14の圧縮器14aによりレベル
圧縮されて送信用電子減衰器20に入力される。
号は、CPU3aによって設定された(図2のステップ
102及びステップ106参照)減衰量の減衰を受けた
後、フィルタ回路15の送信音声処理フィルタ15aを
通過してフィルタリングを施され、送信回路1aにより
搬送波に重畳されてアンテナ17から電磁波として放射
されることとなる。
より復調された信号は、受信音声処理フィルタ15bに
よりフィルタリングを受けた後、伸張器14bによりレ
ベル伸張されて受信用電子減衰器21に入力される。受
信用電子減衰器21に入力された信号は、この受信用電
子減衰器21がCPU3aにより設定された減衰量(図
2のステップ102及びステップ106参照)の減衰を
受けた後、フィルタ回路15を介して第3の増幅回路8
に入力されて増幅され、内蔵スピーカ5が鳴動されるこ
ととなる。
ードでは、第1の増幅回路6に代わってい第2の増幅回
路7が、第3の増幅回路8に代わって第4の増幅回路9
が動作することとなる。さらに、送信用電子減衰器20
及び受信用減衰器21の減衰量は、上述の内蔵マイク4
及び内蔵スピーカ5の使用モードとは別にCPU3aに
よって設定された(図2のステップ104及び106参
照)減衰量となる点を除けば、基本的な動作は上述した
と同一であり、ここでの詳細な説明は省略することとす
る。
により請求項1記載の発明における識別手段が、送信用
電子減衰器20及び受信用電子減衰器21により請求項
1記載の発明における可変減衰手段が、EEPROM2
2及びCPU3aにより請求項1記載の発明における減
衰量制御手段が、それぞれ実現されるようになてっい
る。
替手段はマイク切替スイッチ11により、同じく第1の
可変減衰手段は送信用電子減衰器20により、同じく無
線送信手段は送信回路1aにより、同じく復調手段は受
信回路1bにより、同じく第2の減衰手段は受信用電子
減衰器21により、同じく出力切替手段はスピーカ切替
スイッチ13により、同じく識別手段は識別回路23に
より、同じく記憶手段はEEPROM22により、同じ
く減衰量制御手段はCPU3aにより、それぞれ実現さ
れるようになっている。
る内蔵マイクと外部マイクとの切替の際に生ずるマイク
特性の差に起因する音声レベルの違い及び内蔵スピーカ
と外部スピーカとの切替の際に生ずるスピーカ特性の差
に起因する音声レベルの違いを補正する場合を例に採っ
て説明したが、本発明は携帯用電話機に限定されるもの
ではなく、他の無線通信装置等の音声処理部においても
適用し得るものである。また、本実施例においては、送
信用電子減衰器20及び受信用電子減衰器21の減衰量
を記録、読み出しするものとしてEEPROM22を使
用したが、EPROMのようなものであっても構わない
ものである。
ることのできる送信用電子減衰器20及び受信用電子減
衰器21を設け、これら減衰器20,21に接続される
マイク又はスピーカに応じて予め定まる必要な減衰量を
EEPROM22に記憶させ、識別回路23によりいず
れのマイク又はスピーカが使用されているかを識別でき
るようにし、その情報に基づいてCPU3aが送信用電
子減衰器20及び受信用電子減衰器21の減衰量を変え
るように構成することで、従来と異なり複数のマイク入
力路毎及び複数のスピーカ出力路毎に半固定抵抗を設け
る必要がなくなり、部品点数の削減となるので、装置の
小型化及び信頼性の向上、さらには低価格化が可能とな
るものである。
22に記憶したデータに応じて減衰器20,21の減衰
量を電子的に変え得るようにしたので、EEPROM2
2に記憶するデータを取得する際にも、例えば、CPU
3aにデータ取得用のプログラムを実行させる等して、
製造過程における自動化が可能であり、そのため生産性
の向上が図れることとなるものである。
複数のマイク入力路毎のマイク感度のばらつき又は複数
のスピーカ出力毎のスピーカ感度のばらつきを補正する
ものにあって、接続されるマイク入力路又はスピーカ出
力路に応じて減衰器の減衰量を電気的且つ自動的に変え
得るように構成することにより、従来と異なり、複数の
半固定抵抗器を必要とすることがなくなるので、部品点
数を削減することができ、簡易な構成となり、小型化が
可能となるという効果を奏するものである。しかも、製
造過程における調節が従来に比して簡単になり、そのた
め、作業工数の低減が図れ、装置の低価格化が可能とな
る効果がある。
た携帯電話機の一実施例における構成を示す構成図であ
る。
ーチャートである。
するための説明図である。
めの説明図である。
5…内蔵スピーカ、20…送信用電子減衰器、 21…
受信用電子減衰器、 22…EEPROM、23…識別
回路、 24a…第1の識別抵抗、 24b…第2の識
別抵抗、24c…分圧共通抵抗、 25…識別抵抗切替
スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 マイク入力路又はスピーカ出力路が切替
可能に複数設けられてなる音声レベル調整装置であっ
て、前記マイク入力又はスピーカ出力に関する複数の経
路の内、いずれのマイク入力経路又はスピーカ出力経路
が動作可能にあるかを識別する識別手段と、前記マイク
入力経路又はスピーカ出力経路中に設けられ、外部から
入力される信号に応じて減衰量が可変可能な可変減衰手
段と、前記識別手段の出力信号に応じて前記可変減衰手
段の減衰量を設定する減衰量制御手段と、を具備してな
ることを特徴とする音声レベル調整装置。 - 【請求項2】 複数設けられたマイク入力路から選択的
に一つのマイク入力路を選択する入力切替手段と、前記
入力切替手段を介して入力されたマイク入力信号に対し
て外部からの制御信号に応じた減衰量を与える第1の可
変減衰手段と、前記第1の可変減衰手段の出力信号を無
線搬送波に重畳させる無線送信手段と、受信した無線信
号を復調する復調手段と、前記復調手段の出力信号に外
部からの制御信号に応じた減衰量を与える第2の減衰手
段と、複数設けられたスピーカ出力路から選択的に一つ
のスピーカ出力路を選択して前記第2の減衰手段の出力
信号を当該スピーカ出力路へ出力する出力切替手段と、
前記入力切替手段によりいずれのマイク入力路が選択さ
れたか及び前記出力切替手段によりいずれのスピーカ出
力路が選択されたかを識別する識別手段と、前記入力切
替手段により選択されるマイク入力路に対応して予め設
定された前記第1の可変減衰手段における減衰量及び前
記出力切替手段により選択されるスピーカ出力路に対応
して予め設定された前記第2の可変減衰手段における減
衰量を記憶する記憶手段と、前記識別手段の識別結果に
応じて前記記憶手段から記憶データを読み出し、この読
み出しデータに応じて前記第1及び第2の可変減衰手段
の減衰量を設定すべく前記第1及び第2の可変減衰手段
へ制御信号を出力する減衰量制御手段と、を具備してな
ることを特徴とする音声レベル調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11176994A JP3606903B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 音量レベル調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11176994A JP3606903B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 音量レベル調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07297793A true JPH07297793A (ja) | 1995-11-10 |
| JP3606903B2 JP3606903B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=14569713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11176994A Expired - Fee Related JP3606903B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 音量レベル調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3606903B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008506332A (ja) * | 2004-07-12 | 2008-02-28 | ニクラス・ダニエルソン | イヤヘッドフォンユニットおよびコンピュータシステム |
| WO2017006709A1 (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-12 | シーシーエス株式会社 | 電源装置及びこれを備えた光照射システム |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP11176994A patent/JP3606903B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008506332A (ja) * | 2004-07-12 | 2008-02-28 | ニクラス・ダニエルソン | イヤヘッドフォンユニットおよびコンピュータシステム |
| WO2017006709A1 (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-12 | シーシーエス株式会社 | 電源装置及びこれを備えた光照射システム |
| US10028346B1 (en) | 2015-07-08 | 2018-07-17 | Ccs Inc. | Power source device and light radiation system equipped with same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3606903B2 (ja) | 2005-01-05 |
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