JPH0729863U - 金属蒸気レーザ装置 - Google Patents
金属蒸気レーザ装置Info
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- JPH0729863U JPH0729863U JP6491693U JP6491693U JPH0729863U JP H0729863 U JPH0729863 U JP H0729863U JP 6491693 U JP6491693 U JP 6491693U JP 6491693 U JP6491693 U JP 6491693U JP H0729863 U JPH0729863 U JP H0729863U
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- vapor laser
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 最適な横磁界を印加可能であり、レーザ動作
時の発熱による熱膨張の影響でレーザミラーの光軸が変
化するのを低減できる金属蒸気レーザ装置を提供する。 【構成】 レーザミラーを含有するミラー保持手段20
と、一組のミラー保持手段を連結してレーザ共振器を構
成させるロッド30と、レーザ細管41を内部に有し金
属とキャリアガスとが封入された金属蒸気レーザ管40
とからなる金属蒸気レーザ装置において、前記金属蒸気
レーザ管とロッドの間の空間に、前記金属蒸気レーザ管
に横磁界を与えるようにマグネット70を保持し、横磁
界の方向への移動手段を有し、前記金属蒸気レーザ管か
らロッドへ与えられる光や熱放射を遮断するマグネット
保持平板60を有する。
時の発熱による熱膨張の影響でレーザミラーの光軸が変
化するのを低減できる金属蒸気レーザ装置を提供する。 【構成】 レーザミラーを含有するミラー保持手段20
と、一組のミラー保持手段を連結してレーザ共振器を構
成させるロッド30と、レーザ細管41を内部に有し金
属とキャリアガスとが封入された金属蒸気レーザ管40
とからなる金属蒸気レーザ装置において、前記金属蒸気
レーザ管とロッドの間の空間に、前記金属蒸気レーザ管
に横磁界を与えるようにマグネット70を保持し、横磁
界の方向への移動手段を有し、前記金属蒸気レーザ管か
らロッドへ与えられる光や熱放射を遮断するマグネット
保持平板60を有する。
Description
【0001】
この考案は、金属蒸気レーザ装置に関するものである。
【0002】
金属蒸気レーザ装置は、レーザ管内に金属とキャリアガスとを封入し、当該金 属の蒸気を利用してレーザ発振を起こさせるものである。 現在において、実用化されている金属蒸気レーザ装置としては、放電の陽光柱 部分を用いてレーザ発振させるいわゆる陽光柱型があり、具体的には、キャリア ガスとしてヘリウムを、金属としてカドミウムを用いてなる陽光柱型のHe−C dレーザ装置が知られている。 このHe−Cdレーザ装置は、波長325nmの紫外線や波長422nmの短 波長域の可視光線を連続発振することができる。 よって、例えばフォトレジストを感光するための光源、CTにより得られたデ ータを用いて人体の構造や骨の模型を作成する際の光硬化用の光源、螢光分析の ための光源等として、種々の分野での利用が期待されている。
【0003】 図3は従来の陽光柱型金属蒸気レーザ装置の主要部の説明図である。1はレー ザ共振器を構成するレーザミラーを含有する一方のミラーホルダーである。この ミラーホルダー1は、インバー等の熱膨張係数の小さい3本または4本のロッド 2によって、不図示のもう一式の他方のミラーホルダーと接続されてレーザ共振 器を形成する。3は金属とキャリアガスとが封入された金属蒸気レーザ管、4は 金属蒸気レーザ管3の内部に設けられているレーザ細管であり、5は金属蒸気レ ーザ管3やレーザ細管4に対して、レーザ光出射方向とほぼ垂直な方向に、ほぼ 均一な横磁界を印加するためのマグネットである。また6はカソード部である。 ここで磁界を印加しているのは、例えば特公昭47−3513や特開昭63− 255981に開示されているように、磁界の印加がレーザ出力増加、雑音低減 に効果があるからである。
【0004】
従来の市販されている上記のような金属蒸気レーザ装置においては、マグネッ ト5は直接金属蒸気レーザ管3に接着されていたり、ロッド2に取り付けられて いる。 一般に、金属蒸気レーザ装置はその所望するレーザ光出力等の性能に応じて、 金属蒸気レーザ管3、レーザ細管4の管径や管長、封入するガス条件等のパラメ ータが変化する。一方、印加する磁界はこれらのさまざまなパラメータに応じて 個別の最適値が存在する。よって、先に述べたようにマグネット5を設置すると 磁界が固定されてしまうので、前記のパラメータを変更するたびにそれに適した マグネット5を用意しなければならない。そのため、部品点数が増加しコストア ップとなってしまう。 また、通常ロッド2や金属蒸気レーザ管3の外形は円柱状であるので、横磁界 を所定の方向にほぼ均一に印加できるようにマグネット5を設置するには手間が かかる。
【0005】 ところで金属蒸気レーザ装置は、その動作時に金属蒸気レーザ管3内部より発 熱し、特に放電用電極のカソード側においては高温が発生する。よって、その放 射熱に伴う温度勾配に起因する熱膨張の差等により、レーザミラーの光軸が変化 する。すなわちレーザ出力が変化するので、光軸再調整のための使用中断時間が 必要となる問題がある。 先に述べたように、レーザ共振器を構成するミラーを含有する一組のミラーホ ルダー1は、こうした熱膨張の影響を低減するために熱膨張係数の小さいロッド 2によって連結されている。 また図2に不図示のファン等の冷却手段により、金属蒸気レーザ管3を冷却し ている。
【0006】 ところが、このようにレーザ共振器を構成したり、金属蒸気レーザ管3を冷却 しても熱膨張の影響は無視することはできない。それはロッド2にインバー等を 使用しても完全には熱膨張がないわけではないからである。 考案者が市販の金属蒸気レーザ装置の代表例であるHe−Cdレーザ装置を使 用してレーザ光出力の変動を調査したところ、レーザ光出力は最大±20%の変 動が確認された。尚、この変動値は、レーザ出力の任意の特定の時間帯における 最大値と最小値の平均値を基準にして求めたものである。
【0007】 そこで本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所望の 性能を得るために金属蒸気レーザ装置の設計パラメータが変化しても、最適な横 磁界の印加を一種類のマグネットによってなすことが可能であり、また簡便に前 記横磁界を所定の方向にほぼ均一に印加できるように前記マグネット5を設置す ることが可能であり、同時にレーザ動作時の発熱による熱膨張の影響でレーザミ ラーの光軸が変化するのを低減できる金属蒸気レーザ装置を提供することにある 。
【0008】
かかる目的を達成するために、本考案は、レーザミラーを含有するミラー保持 手段と、ミラー保持手段を連結してレーザ共振器を構成させるロッドと、レーザ 細管を内部に有し金属とキャリアガスとが封入された金属蒸気レーザ管とからな る金属蒸気レーザ装置において、前記金属蒸気レーザ管とロッドの間の空間に、 前記金属蒸気レーザ管に横磁界を与えるようにマグネットを保持し、横磁界の方 向への移動手段を有し、前記金属蒸気レーザ管からロッドへ与えられる光や放射 熱を遮断するマグネット保持平板を設置する。
【0009】 また、前記保持平板は例えばSS41のような強磁性体材料であることが望ま しい。
【0010】
金属蒸気レーザ管とロッドの間の空間に設置するマグネット保持平板は、平板 にマグネットを保持するので、簡便に横磁界を所定の方向に印加する。 また、前記マグネット保持平板は、横磁界の方向への移動手段を有しているの で、横磁界を与えるよう対面して保持されているマグネット間距離を調整可能で ある。従って、所望の性能を得るために金属蒸気レーザ装置の設計パラメータが 変化しても、最適な横磁界の印加を一種類のマグネットによってなすことが可能 となる。 さらには、前記マグネット保持平板は、金属蒸気レーザ管からロッドへ与えら れる光や放射熱を遮断するように設置されているので、レーザ動作時の発熱によ る熱膨張の影響でレーザミラーの光軸が変化するのを低減する。
【0011】 前記保持平板が強磁性体材料であれば、横磁界を所定の方向にほぼ均一に印加 できる。
【0012】
以下に図面に示す実施例に基づいて本考案を具体的に説明する。図1は本考案 の一実施例である金属蒸気レーザ装置を光軸方向から見た概略断面図である。 10はレーザ装置筐体、20はレーザ共振器を構成するレーザミラーを含有す るミラーホルダーである。このミラーホルダー20は、インバー等の熱膨張係数 の小さい3本または4本のロッド30によって、不図示のもう一式のミラーホル ダーと接続されてレーザー共振器を形成する。40は金属とキャリアガスとが封 入された金属蒸気レーザ管、41は金属蒸気レーザ管40の内部に設けられてい るレーザ細管である。また50は、レーザ動作時に金属蒸気レーザ管40を冷却 すための空冷ファンである。 60はSS41製のマグネット保持平板であり、金属蒸気レーザ管を挟んでマ グネット70が対面するように設置されている。マグネット保持平板60の長手 方向の長さは、金属蒸気レーザ管40の長さと同等である。
【0013】 図2はマグネット保持平板60の下部の説明図である。 図2に示すようにマグネット保持平板60の下部62は折り曲げられ、レーザ 装置筐体10の底面と接する面に長穴63が複数個設けられている。この長穴6 3はレーザ筐体10の底面に設けられた取り付け穴11上にあって、ネジ80に よって取り付けられる。 またマグネット保持平板60の上部61は、金属蒸気レーザ管40からロッド 30を遮蔽するように折り曲げられている。
【0014】 マグネット70は、通常円柱状であるロッド30や金属蒸気レーザ管40では なく平板であるマグネット保持平板60に保持されているので、簡便に横磁界を 所定の方向に金属蒸気レーザ管40へ印加できる。 また、マグネット保持平板60は強磁性体材料であるSS41製であるので、 横磁界をほぼ均一に金属蒸気レーザ管40へ印加することが可能である。
【0015】 マグネット保持平板60は、その下部62に設けられた長穴63と、レーザ筐 体10の底面に設けられた取り付け用ネジ穴11の相対位置を調整して移動させ ることにより、マグネット間距離dを調整する。 すなわち、金属蒸気レーザ管40に印加する横磁界を任意に調整できるので、 所望の性能を得るために金属蒸気レーザ装置の設計パラメータが変化しても、最 適な横磁界を印加可能である。 従って、1種類のマグネット70のみで、様々な性能の金属蒸気レーザ装置に 最適な横磁界を印加できるので、部品点数を削減できコストダウンが図れる。
【0016】 またマグネット保持平板60は、長手方向の長さが金属蒸気レーザ管40の長 さと同等であって金属蒸気レーザ管40とロッド30の間の空間に設置されてい る。そしてその上部61は、金属蒸気レーザ管40からロッド30を遮蔽するよ うに折り曲げられている。 従って金属蒸気レーザ管40からロッド30へ与えられる光や放射熱を遮断あ るいは低減するので、レーザ動作時の発熱の影響によるロッド30の熱膨張によ ってレーザミラーの光軸が変化するのを低減でき、光軸再調整のための休止時間 を減少させることが可能となる。
【0017】 考案者が先の市販の金属蒸気レーザ装置の代表例であるHe−Cdレーザ装置 を、本実施例の如く改造してレーザ光出力の変動を調査したところ、レーザ光出 力の変動が最大±20%から最大±10%以下に低減したことを確認できた。尚 、この変動値は、レーザ出力の任意の特定の時間帯における最大値と最小値の平 均値を基準にして求めたものである。
【0018】 尚、図1は本考案の一実施例を示すものであるに過ぎない。 本実施例において、マグネット保持平板60の位置調整すなわちマグネット間 距離dの調整は、マグネット保持平板60の下部62に設けられた長穴63と、 レーザ筐体10の底面に設けられた取り付け用ネジ穴11の相対位置を調整して 成していたが、一組のマグネット保持平板60を例えばリニアガイドのような直 動機構の上に設置して位置調整させてもよい。
【0019】 また、マグネット保持平板60の長手方向の長さも必ずしも金属蒸気レーザ管 40の長さと同等である必要はなく、ロッド30の熱膨張によるレーザ光出力の 変動の度合いに応じて、長くても短くてもよく、さらには長手方向において必ず しも連続である必要はない。
【0020】
以上説明したように、本考案の金属蒸気レーザ装置は、金属蒸気レーザ管とロ ッドの間の空間に、前記金属蒸気レーザ管に横磁界を与えるようにマグネットを 保持し、横磁界の方向への移動手段を有し、前記金属蒸気レーザ管からロッドへ 与えられる光や放射熱を遮断するマグネット保持平板を有しているので、簡便に 横磁界を所定の方向に前記金属蒸気レーザ管へ印加することができる。 また、前記マグネット保持平板は、横磁界の方向への移動手段を有しているの で、横磁界を与えるよう対面して保持されているマグネット間距離を調整可能で ある。従って、所望の性能を得るために金属蒸気レーザ装置の設計パラメータが 変化しても、最適な横磁界の印加を一種類のマグネットによってなすことができ る。 さらには、前記マグネット保持平板は、金属蒸気レーザ管からロッドへ与 えられる光や放射熱を遮断するように設置されているので、レーザ動作時の発熱 による熱膨張の影響でレーザミラーの光軸が変化するのを低減することができる 。 特にマグネット保持平板が強磁性体材料であれば、横磁界を所定の方向にほぼ 均一に印加することも可能である。
【図1】本考案の一実施例である金属蒸気レーザ装置を
光軸方向から見た概略断面図である。
光軸方向から見た概略断面図である。
【図2】マグネット保持平板60の下部の説明図であ
る。
る。
【図3】従来の陽光柱型金属蒸気レーザ装置の主要部の
説明図である。
説明図である。
10 レーザ装置筐体 11 取り付け穴 20 ミラーホルダー 30 ロッド 40 金属蒸気レーザ管 41 レーザ細管 50 空冷ファン 60 マグネット保持平板 70 マグネット 80 ネジ d マグネット間距離 1 ミラーホルダー 2 ロッド 3 金属蒸気レーザ管 4 レーザ細管 5 マグネット 6 カソード部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 羽田 博成 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシオ 電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】レーザミラーを含有するミラー保持手段
と、一組のミラー保持手段を連結してレーザ共振器を構
成させるロッドと、レーザ細管を内部に有し、金属とキ
ャリアガスとが封入された金属蒸気レーザ管とからなる
金属蒸気レーザ装置において、 前記金属蒸気レーザ管とロッドの間の空間に、前記金属
蒸気レーザ管に横磁界を与えるようにマグネットを保持
し、横磁界の方向への移動手段を有し、前記金属蒸気レ
ーザ管からロッドへ与えられる光や放射熱を遮断するマ
グネット保持平板を有することを特徴とする金属蒸気レ
ーザ装置。 - 【請求項2】前記マグネット保持平板が強磁性体材料で
あることを特徴とする請求項1記載の金属蒸気レーザ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6491693U JPH0729863U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 金属蒸気レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6491693U JPH0729863U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 金属蒸気レーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729863U true JPH0729863U (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=13271858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6491693U Pending JPH0729863U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 金属蒸気レーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729863U (ja) |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP6491693U patent/JPH0729863U/ja active Pending
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