JPH07298667A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JPH07298667A
JPH07298667A JP6091412A JP9141294A JPH07298667A JP H07298667 A JPH07298667 A JP H07298667A JP 6091412 A JP6091412 A JP 6091412A JP 9141294 A JP9141294 A JP 9141294A JP H07298667 A JPH07298667 A JP H07298667A
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JP
Japan
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signal
disturbance
output
motor
control device
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JP6091412A
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English (en)
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Keisuke Matsuo
景介 松尾
Toshio Inaji
利夫 稲治
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to DE69512825T priority patent/DE69512825T2/de
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/16Controlling the angular speed of one shaft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回転速度を一定に保つモータ制御装
置において、外乱トルクによる回転速度変動を大幅に低
減するモータ制御装置を提供する。 【構成】 従来の速度制御ループは、モータ100、速
度検出器105、比較器130、制御器140、駆動器
150で構成されるが、これに外乱推定器1、補正器3
で構成される外乱抑圧ループが付加されている。外乱推
定器1は、モータ100の回転速度を検出した回転速度
検出信号vと、駆動器150に供給される駆動信号Dと
から、外乱トルクτdを推定し、フィルタ13およびフ
ィルタ2で高域周波数成分を遮断して、外乱推定信号d
を出力する。外乱推定信号dは、補正器3において駆動
信号Dに対応した値に換算された後、制御信号cに加算
されて駆動信号Dとなる。駆動信号Dは駆動器150に
供給され、駆動電流Iaとしてモータ100に印加され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転速度を一
定に保つように制御するモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの回転速度を一定に保つように制
御する場合、モータに印加される外乱トルク(トルクリ
ップル、軸摩擦、負荷変動等)によって回転速度変動が
生じるため、この外乱トルクによる回転速度変動をでき
るだけ低減することが重要である。
【0003】従来の速度制御装置では、外乱トルクの影
響は速度制御ループの働きにより抑制され、そのループ
ゲインを大きくするほど外乱抑制特性が向上し、外乱ト
ルクによる回転速度変動が低減される。しかしながら、
ループゲインを大きくしすぎると制御系が不安定となる
ため、外乱抑制特性の改善には限界があった。
【0004】近年、このような外乱トルクによるモータ
の回転速度変動を大幅に低減することのできる制御方式
として、外乱推定器を用いた種々の方式が提案されてい
る。このような制御方式では、モータの回転速度を指令
通りに制御する速度制御ループに、外乱推定器を用いた
外乱抑圧ループを付加している。すなわち、外乱抑圧ル
ープでは、まず、外乱推定器を用いて、モータの入出力
信号からモータに印加されている外乱トルクを推定す
る。さらに、この推定量をモータの入力側に帰還し、前
述の外乱トルクが回転速度に及ぼす影響をキャンセルす
る。その結果、外乱抑制特性に優れた高性能な制御系が
得られ、外乱トルクによる回転速度変動を大幅に低減す
ることができる。
【0005】このような制御装置が例えば特開平3−1
55383号公報に示されている。(図9)はこのよう
な制御装置の一例を示す制御ブロック線図である。以
下、図面を参照しながら説明する。
【0006】(図9)において、100はモータを示す
制御ブロック線図であり、101、102はその伝達関
数である。141、151はそれぞれ制御器、駆動器の
伝達関数である。以上が基本的な速度制御系の構成であ
り、これに破線で囲んだ外乱推定器200が付加されて
いる。外乱推定器200において、201はモータ10
0に印加される駆動電流を検出して係数を掛ける乗算
器、202、203はモータ100の回転角速度を検出
して係数を掛ける乗算器、204は1次遅れ要素、20
5は乗算器である。なお、Jはモータの慣性、sはラプ
ラス演算子、Kpは比例ゲイン、Kiは積分ゲイン、K
ampは駆動器のゲイン、Iaは駆動電流、Ktはモータの
トルク定数、τはモータの発生トルク、ωはモータの角
速度、gは外乱推定器の帯域を表す定数、rは速度指令
値、eは誤差信号、cは制御信号、τ dは外乱トルク、
τeは外乱トルクの推定値、Jn、Ktnはそれぞれモータ
の慣性およびトルク定数の公称値である。
【0007】次に動作について説明する。まず基本的な
速度制御系において、モータ100の回転角速度ωは速
度指令値rと減算比較され、その誤差信号eは制御器1
41において比例・積分補償され、制御信号cとして出
力される。制御信号cは駆動器151によりKamp倍さ
れ、さらに、外乱推定器200の出力と加算された後、
駆動電流Iaとしてモータに入力される。駆動電流Ia
乗算器102でトルクτに変換され、モータ100の回
転角速度ωが速度指令値rと一致するように駆動制御さ
れる。
【0008】次に外乱推定器200は、モータ100に
印加される駆動電流Iaを検出し、乗算器201で係数
gKtnを掛ける。モータの回転角速度ωは乗算器202
で係数g2n、乗算器203で係数gJnをそれぞれ掛
けられる。1次遅れ要素204には乗算器202,20
1の出力を加算したものが入力され、その出力から乗算
器203の出力を引いたものが外乱トルクの推定値τe
となる。これに乗算器205で係数1/Ktnを掛けたも
のを、前述の駆動器151の出力と加算して、モータ1
00に加わる外乱トルクτdを打ち消すように働き、モ
ータ100の回転変動が抑圧される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方式による外乱抑制特性の改善度には周波数特性が存
在し、外乱オブザーバの帯域以下の周波数領域において
1次の低域遮断特性でしか改善がなされなかった。した
がって、モータの回転速度変動の周波数成分に、顕著な
低周波数成分が存在する場合には、この成分による回転
速度変動を十分に抑制することができなかった。
【0010】本発明は、このような点を考慮して、低い
周波数の外乱トルクに対して、より優れた外乱抑圧効果
が得られるように外乱推定器の構成を工夫したものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、モータの回転速度を検出し回転速度検出信
号を出力する速度検出手段と、回転速度検出信号と速度
指令信号との差に応じた速度誤差信号を出力する比較手
段と、速度誤差信号に応じた制御信号を出力する制御手
段と、駆動信号に応じた電力をモータに供給する駆動手
段と、回転速度検出信号と駆動信号からモータに印加さ
れる外乱トルクを推定し伝達関数に1次進み要素を含む
2次の高域遮断フィルタを介して外乱推定信号を出力す
る外乱推定手段と、外乱推定信号により制御信号を補正
し駆動信号を出力する補正手段より構成したものであ
る。
【0012】
【作用】本発明では上記のように構成することによっ
て、外乱推定器の推定帯域内の周波数を持つ外乱トルク
に対して、外乱推定信号の出力低下および位相遅れが少
なくなるようにしている。その結果、外乱トルクの補正
をより正確に行うことができ、より優れた外乱抑圧効果
を得ることができる。
【0013】
【実施例】(図1(a))は本発明の第1の実施例にお
けるモータ制御装置の全体構成を示すブロック図であ
る。同図(b)は本発明の第1の実施例に係る外乱推定
器の詳細な構成を示す制御ブロック線図、同図(c)は
本発明の第1の実施例に係る補正器の詳細な構成を示す
制御ブロック線図である。以下、図面を参照しながら説
明する。
【0014】(図1(a))において、100は駆動電
流Iaにより駆動されるモータであり、外乱トルクτd
印加されている。105はモータ100の回転角速度を
検出し回転速度検出信号vを出力する速度検出器、13
0は回転速度検出信号vと速度指令信号vr(一定値)
との偏差に応じた速度誤差信号Δvを出力する比較器、
140は速度誤差信号Δvに比例・積分等の制御補償を
行い制御信号cを出力する制御器、3は制御信号cを後
述の外乱推定信号dにより補正して駆動信号Dを出力す
る補正器、150は駆動信号Dに応じた駆動電流Ia
モータに供給する駆動器である。また、1は回転速度検
出信号vと駆動信号Dから外乱トルクτdを推定し外乱
推定信号dを出力する外乱推定器である。以上が本発明
の第1の実施例によるモータ制御装置の全体の構成であ
り、外乱推定器1、補正器3により外乱抑圧ループが形
成されている。
【0015】次に、外乱推定器1および補正器3の詳細
な構成について説明する。(図1(b))において、1
0は駆動信号Dに所定の係数を掛ける乗算器、11は回
転速度検出信号vに所定の係数を掛ける乗算器、15は
減算器、16は微分器、13は伝達関数がωo/(αs+
ωo)であるフィルタ、2は伝達関数が(a1s+ωo)/(β
s+ωo)であるフィルタである。ここで、sはラプラス
演算子であり、a1、α、βは、 α+β=a1 ・・・(1) なる関係式を満たす正の定数である。また、ωoは所定
の角周波数であり、後述のように角周波数がωo以下の
外乱トルク成分による回転速度変動が大幅に抑圧され
る。角周波数ωo近傍の周波数を持つ外乱トルク成分に
対する抑圧の程度は前述のa1、α、βの選び方で決ま
り、好ましくはa1=4、α=β=2とする。以上が外
乱推定器1の構成であり、外乱推定器1は乗算器10、
乗算器11、減算器15、微分器16、フィルタ13お
よびフィルタ2で構成される。なお、J n、Ktnはモー
タ100の慣性モーメントおよびトルク定数の公称値
を、Kampは駆動器150の利得をそれぞれ表してい
る。また、(図1(c))において、31は外乱推定信
号dに所定の係数を掛ける乗算器、30は制御信号cと
乗算器31の出力を加算して駆動信号Dを出力する加算
器である。補正器3は加算器30および乗算器31で構
成される。
【0016】次に動作について説明する。モータ100
には外乱トルクτdが印加されており、モータ100の
回転速度を検出した回転速度検出信号vが速度検出器1
05より出力される。回転速度検出信号vは、比較器1
30において速度指令値vr(一定値)から減じられた
後、速度誤差信号Δvとして出力される。速度誤差信号
Δvは制御器140において所定の比例あるいは積分等
の制御補償がなされ制御信号cとなる。制御信号cは補
正器3に入力され、後述の換算外乱推定信号d kを加算
された後、駆動信号Dとなる。駆動信号Dは駆動器15
0に入力され駆動信号Dに応じた駆動電流Iaがモータ
100に供給される。以上が基本的な速度制御ループの
動作であり、回転速度検出信号vと速度指令値vrが一
致するようにモータ100が回転駆動され、モータ10
0の回転速度が一定に保たれる。
【0017】次に外乱抑圧ループの動作について説明す
る。モータ100の回転角速度を検出した回転速度検出
信号vは乗算器11に入力され、係数Jnを掛けられ、
さらに微分器16において微分される。駆動信号Dは乗
算器10に入力され、係数K tnampを掛けられる。微
分器16の出力は減算器15において乗算器10の出力
から減算され、その出力はフィルタ13において伝達関
数ωo/(αs+ωo)に基づくフィルタ処理がなされる。
さらに、フィルタ13の出力はフィルタ2に入力され、
伝達関数(a1s+ωo)/(βs+ωo)に基づくフィルタ処
理がなされ、外乱推定信号dとして出力される。以上の
動作が外乱推定器1の動作に対応する。外乱推定信号d
は乗算器31において係数1/(Ktnamp)を掛けら
れ、換算外乱推定信号dkとなる。換算外乱推定信号dk
は前述のように加算器30において制御信号cに加算さ
れる。加算器30および乗算器31の動作が補正器3の
動作に対応する。以上の動作が外乱抑圧ループの動作で
あり、換算外乱推定信号dkを用いて制御信号cを補正
することにより、外乱トルクτdが回転速度変動に及ぼ
す影響を抑圧する。
【0018】次に、本発明の第1の実施例による外乱抑
圧効果について、数式を用いて説明する。ただし、モー
タ100の慣性モーメントJおよびトルク定数Ktはそ
れぞれの公称値Jn、Ktnに等しいとし、単にJ、Kt
表記する。
【0019】まず、(図1(b))に示した制御ブロッ
ク線図より、外乱推定信号dは回転速度検出信号vと駆
動信号Dを用いて次のように表される。
【0020】 d={ωo/(αs+ωo)}・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)}・(KtampD−Jsv) =[(a1ωos+ωo 2)/{αβs2+(α+β)ωos+ωo 2}] ・(KtampD−Jsv) ・・・(2) さらに、(2)式は(1)式の関係を用いると次のよう
に表される。
【0021】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・(KtampD−Jsv) ・・・(3) また、モータ100に印加される外乱トルクτdと駆動
器150に供給される駆動信号Dおよびモータ100の
回転速度検出信号vとの間には次の関係式が成立する
(ただし、速度検出器105の伝達関数は1としてい
る)。
【0022】τd=KtampD−Jsv ・・・(4) したがって、外乱推定信号dは(3)、(4)式より、 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)}・τd ・・・(5) となる。
【0023】(5)式より、モータ100に印加されて
いる外乱トルクτdから外乱推定信号dまでの伝達関数
Q(s)は、 Q(s)=d/τd =(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2) ・・・(6) となる。Q(s)の周波数特性はa1、α、β、ωoで決
定され、これらの定数の選び方によって角周波数ωo
傍での周波数特性が変化する。
【0024】(図2)はQ(s)の周波数特性の一例を
示す周波数特性図である。(図2)において、実線のグ
ラフがQ(s)の周波数特性であり、a1=4、αβ=
4として計算したものである。破線のグラフは(図9)
に示した従来例による外乱推定器でのQ(s)に相当す
る伝達関数(g=ωoとおくと、ωo/(s+ωo))の周波
数特性である。なお、横軸はωoで正規化した角周波数
で表している。
【0025】この周波数特性図から、Q(s)は2次で
かつ、遮断領域において−20dB/decの遮断特性を有す
る高域遮断フィルタの伝達関数であることがわかる。そ
の結果、角周波数が1より低い周波数領域において、破
線のグラフで示される従来の1次の高域遮断フィルタの
特性に比べて出力低下および位相遅れが改善されている
ことがわかる。
【0026】次に、(5)式から換算外乱推定信号dk
は次のように表される。 dk={1/(Ktamp)}・d ={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・{1/(Ktamp)}・τd ・・・(7) (7)式から、換算外乱推定信号dkが、トルクの次元
を持つ外乱推定信号dを駆動信号Dと同じ次元に換算し
た換算量に相当していることがわかる。
【0027】以上の関係式を用いて、外乱トルクτd
ら回転角速度までの伝達関数Gi(s)を計算すると、
次のようになる。
【0028】 Gi(s)={1−Q(s)}・Gc(s) ={αβs2/(αβs2+a1ωos+ωo 2)}・Gc(s) ・・・(8) ここで、Gc(s)は外乱抑圧ループのない場合の外乱
トルクτdから回転角速度までの伝達関数であり、 Gc(s)=−{1/(Js)}/{1+1/(Js)・Kt・Kamp・H(s)} ・・・(9) と表される。ここで、H(s)は制御器140の伝達関
数、すなわち、速度誤差信号Δvから制御信号cまでの
伝達関数であり、速度検出器105の伝達関数は1とし
ている。
【0029】したがって、本発明の第1の実施例による
外乱抑圧効果は、(8)式の右辺第1項で表される伝達
関数(この伝達関数をE(s)とおく)で表される。
【0030】(図3)はE(s)の周波数特性の一例を
示す周波数特性図である。(図3)において、実線のグ
ラフがE(s)の周波数特性であり、a1=4、αβ=
4として計算したものである。破線のグラフは(図9)
に示した従来例による外乱推定器でのE(s)に相当す
る伝達関数(g=ωoとおくと、s/(s+ωo))の周波
数特性である。なお、横軸はωoで正規化した角周波数
を表している。
【0031】(図3)から明らかなように、E(s)は
遮断角周波数がωoであり、遮断領域において40dB/de
cの遮断特性を有する低域遮断フィルタの伝達関数を表
している。伝達関数Gi(s)の周波数特性のゲインが
小さいほど、外乱トルクが回転速度変動に及ぼす影響が
小さいことから、本発明の第1の実施例では、外乱トル
クτdによる回転速度変動を、角周波数ωo以下の低周波
領域において、外乱トルクの補正を行わない場合の外乱
抑制特性に加えて、さらに40dB/decの低域遮断特性で
抑圧することができる。
【0032】以上のように、本発明の第1の実施例によ
れば、簡単な構成にて優れた外乱抑圧効果を得ることが
でき、特に低い周波数の外乱トルクによる回転速度変動
を大幅に低減することができる。しかも、1次のフィル
タであるフィルタ13およびフィルタ2を直列に接続す
ることにより、2次でかつ−20dB/decの高域遮断特性
を有する高域遮断フィルタを等価的に構成しているた
め、フィルタの応答が振動的にならない。
【0033】さらに、a1=4、αβ=4とした場合、
フィルタ13の伝達関数はωo/(2s+ωo)、フィルタ
2の伝達関数は(4s+ωo)/(2s+ωo)となる。フィ
ルタ2の伝達関数については2−ωo/(2s+ωo)と変
形することが可能であり、ソフトウェアプログラムで実
現する場合、第1項の演算はビットシフトで実現でき、
第2項の演算は、フィルタ13の演算と同じになること
から、フィルタ処理に使用する係数を共有化することが
できる。したがって、a1=4、αβ=4とすることに
より、ソフトウェア処理を簡略化し、演算時間を短縮す
ることが可能である。
【0034】次に、外乱推定器の構成に微分器を含まな
いように工夫した本発明の第2の実施例について説明す
る。
【0035】本発明の第2の実施例におけるモータ制御
装置の全体の構成は、(図1(a))に示した本発明の
第1の実施例によるものと同様であるが、外乱推定器1
の構成が異なる。(図4)は本発明の第2の実施例に係
る外乱推定器の構成例を示す制御ブロック線図である。
また、補正器3の詳細な構成は(図1(c))に示した
本発明の第1の実施例によるものと同じである。以下、
外乱推定器1の構成について詳細に説明し、その他の構
成については説明を省略する。
【0036】(図4)において、10は駆動信号Dに所
定の係数を掛ける乗算器、11は回転速度検出信号vに
所定の係数を掛ける乗算器、12は加算器、13は伝達
関数がωo/(αs+ωo)であるフィルタ、14は減算
器、2は伝達関数が(a1s+ωo)/(βs+ωo)であるフ
ィルタである。ここで、α、β、a1、ωoは本発明の第
1の実施例で説明したものと同じである。(図4)に示
しているように、外乱推定器1は乗算器10、乗算器1
1、加算器12、フィルタ13、減算器14およびフィ
ルタ2で構成される。なお、Jn、Ktnはモータ100
の慣性モーメントおよびトルク定数の公称値を、Kamp
は駆動器150の利得をそれぞれ表している。
【0037】次に、動作について説明する。外乱推定器
1を除いた基本的な速度制御ループの動作については、
本発明の第1の実施例と同じであるので、ここでは外乱
推定器1の動作についてのみ説明する。
【0038】モータ100の回転角速度を検出した回転
速度検出信号vは乗算器11に入力され、係数ωon
αを掛けられる。駆動信号Dは乗算器10に入力され、
係数Ktnampを掛けられる。乗算器10の出力と乗算
器11の出力は加算器12において加算され、その出力
はフィルタ13において伝達関数ωo/(αs+ωo)で
表されるフィルタ処理がなされる。フィルタ13の出力
は、減算器14において乗算器11の出力を減じられ
る。さらに、減算器14の出力はフィルタ2において
(a1s+ωo)/(βs+ωo)で表されるフィルタ処理がな
された後、外乱推定信号dとして出力される。以上が外
乱推定器1の動作である。
【0039】外乱推定信号dは、本発明の第1の実施例
と同様に(図1(c))に示した補正器3に入力され、
乗算器31において係数1/(Ktnamp)を掛けら
れ、換算外乱推定信号dkとなり、換算外乱推定信号dk
は加算器30において制御信号cに加算される。換算外
乱推定信号dkを用いて制御信号cを補正することによ
り、外乱トルクτdが回転速度変動に及ぼす影響を抑圧
する。
【0040】次に、本発明の第2の実施例における外乱
抑圧効果について数式を用いて説明する。ただし、モー
タ100の慣性モーメントJおよびトルク定数Ktはそ
れぞれの公称値Jn、Ktnに等しいとし、単にJ、Kt
表記する。
【0041】(図4)に示した制御ブロック線図より、
外乱推定信号dは、回転速度検出信号vと駆動信号Dを
用いて次のように表される。
【0042】 d=[{ωo/(αs+ωo)}・(KtampD+(ωoJ/α)v)−(ωoJ/α)v] ・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ={ωo/(αs+ωo)}・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)}・(KtampD−Jsv) =[(a1ωos+ωo 2)/{αβs2+(α+β)ωos+ωo 2}] ・(KtampD−Jsv) ・・・(10) さらに、(10)式は(1)式の関係を用いると次のよ
うに表される。
【0043】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・(KtampD−Jsv) ・・・(11) (11)式より、本発明の第2の実施例による外乱推定
信号dは(3)式で表される本発明の第1の実施例によ
る外乱推定信号dと全く同じであることがわかる。した
がって、外乱トルクから回転速度までの伝達関数は
(8)式で表されるため、本発明の第1の実施例と同じ
外乱抑圧効果が得られる。
【0044】以上のように、本発明の第2の実施例によ
れば、外乱推定器を構成するために微分器を必要とせ
ず、しかも、本発明の第1の実施例と同様の優れた外乱
抑圧効果が得られる。その結果、微分器による高周波ノ
イズの影響を受けることなく、正確な外乱トルクの推定
および補正を行うことができる。
【0045】次に、外乱抑圧ループの構成を簡単化した
本発明の第3の実施例について説明する。
【0046】本発明の第3の実施例におけるモータ制御
装置の全体の構成は(図1(a))に示した第1の実施
例と同様であるが、外乱推定器1および補正器3の構成
が異なる。(図5(a))は本発明の第3の実施例に係
る外乱推定器の詳細な構成を示す制御ブロック線図、同
図(b)は本発明の第3の実施例に係る補正器の詳細な
構成を示す制御ブロック線図である。以下、外乱推定器
1および補正器3の構成について説明し、その他の構成
については説明を省略する。
【0047】(図5(a))において、(図4)に示し
た本発明の第2の実施例による外乱推定器1の詳細な構
成と異なるのは、乗算器10を使用しない点、および、
乗算器11において乗じる係数が異なる点である。その
他の構成は(図4)に示した構成と同じであるので同じ
記号を付し、重複した説明を省略する。また、(図5
(b))において、(図1(c))に示した本発明の第
1または第2の実施例に係る補正器3の詳細な構成と異
なるのは、乗算器31を使用しない点である。その他の
構成は(図1(c))に示した構成と同じであるので同
じ記号を付し、重複した説明を省略する。
【0048】次に動作について説明する。本発明の第2
の実施例と異なるのは外乱推定器1の動作および補正器
3の動作であるので、ここでは、これらで構成される外
乱抑圧ループの動作についてのみ説明する。モータ10
0の回転角速度を検出した回転速度検出信号vは乗算器
11に入力され、係数(ωon)/(αKtnamp)を掛けら
れる。乗算器11の出力は加算器12において駆動信号
Dと加算された後、フィルタ13において、伝達関数ω
o/(αs+ωo)で表されるフィルタ処理がなされる。フ
ィルタ13の出力は減算器14に入力され、乗算器11
の出力を減じられる。さらに、減算器14の出力はフィ
ルタ2において(a1s+ωo)/(βs+ω o)で表されるフ
ィルタ処理がなされた後、フィルタ2の出力は外乱推定
信号dとして出力される。以上が外乱推定器1の動作で
ある。外乱推定信号dは加算器30において、制御信号
cに加算される。加算器30の動作が補正器3の動作に
対応する。以上が、外乱抑圧ループの動作であり、外乱
推定信号dを用いて制御信号cを補正することにより、
外乱トルクτdが回転速度変動に及ぼす影響を抑圧す
る。
【0049】次に、本発明の第3の実施例による外乱抑
圧効果について数式を用いて説明する。ただし、モータ
100の慣性モーメントJおよびトルク定数Ktはそれ
ぞれの公称値Jn、Ktnに等しいとし、単にJ、Ktと表
記する。
【0050】まず、(図5(a))に示した制御ブロッ
ク線図より、外乱推定信号dは回転速度検出信号vと駆
動信号Dを用いて次のように表される。
【0051】 d=[{ωo/(αs+ωo)}・{D+ωoJ/(αKtamp)v} −ωoJ/(αKtamp)v]・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ={ωo/(αs+ωo)}・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ・{D−J/(Ktamp)sv} =[(a1ωos+ωo 2)/{αβs2+(α+β)ωos+ωo 2}] ・{D−J/(Ktamp)sv} ・・・(12) さらに、(12)式は(1)式の関係を用いると次のよ
うに表される。
【0052】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・{D−J/(Ktamp)sv} ・・・(13) 一方、モータ100について、(4)式で表される関係
式が成り立つ。この関係式を用いると(13)式は次の
ように変形される。
【0053】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・{1/(Ktamp)}・τd ・・・(14) (14)式から明らかなように、本発明の第3の実施例
による外乱推定信号dは、(7)式で表される本発明の
第1または第2の実施例の場合の換算外乱推定信号dk
に相当していることがわかる。したがって、この外乱推
定信号dをそのまま制御信号cに加算することにより外
乱トルクの補正を行うことができ、その結果、本発明の
第1または第2の実施例と全く同等の外乱抑圧効果を得
ることができる。
【0054】以上のように、本発明の第3の実施例によ
れば、外乱トルクそのものを推定するのではなく、これ
を駆動信号に換算した値を推定するようにしている。そ
の結果、外乱推定器の構成に微分器が不要なだけでな
く、外乱抑圧ループに必要な乗算器の数も削減してお
り、より簡単な構成にて優れた外乱抑圧効果を得ること
ができる。その結果、アナログ回路等のハードウェアで
実現する場合には、回路の調整を簡略化でき、また、ソ
フトウェアサーボ方式で実現する場合には、ソフトウェ
ア処理による演算時間遅れを短縮することが可能であ
る。
【0055】次に、外乱推定器の入力として回転速度検
出信号の代わりに速度誤差信号を用いるようにした本発
明の第4の実施例について説明する。
【0056】(図6(a))は本発明の第4の実施例に
おけるモータ制御装置の全体構成を示すブロック図であ
る。同図(b)は本発明の第4の実施例に係る外乱推定
器の詳細な構成を示す制御ブロック線図である。以下、
図面を参照しながら説明する。
【0057】(図6(a))において、1は外乱推定器
であり、(図1(a))に示した本発明の第1または第
2または第3の実施例による外乱推定器1とは、回転速
度検出信号vの代わりに速度誤差信号Δvを入力として
いる点が異なる。その他の構成は(図1(a))と同じ
であるので同じ記号を付し、重複した説明を省略する。
【0058】次に、外乱推定器1の詳細な構成について
(図6(b))を参照しながら説明する。本発明の第4
の実施例による外乱推定器1は、(図5(a))に示し
た本発明の第3の実施例による外乱推定器1と同じ構成
であり、乗算器11で乗じる係数の符号が異なる。補正
器3の構成は(図5(b))に示した本発明の第3の実
施例による構成と同じである。
【0059】次に動作について説明する。本発明の第4
の実施例におけるモータ制御装置は、外乱推定器1の動
作が本発明の第3の実施例と異なる。その他の動作は同
じであるので、ここでは外乱推定器1の動作について説
明する。比較器130より出力された速度誤差信号Δv
は、乗算器11において所定の係数(−ωon)/(αK tn
amp)を掛けて出力される。乗算器11の出力は、加算
器12において、補正器3から出力される駆動信号Dと
加算される。加算器12の出力はフィルタ13におい
て、伝達関数ωo/(αs+ωo)で表されるフィルタ処理
がなされた後、減算器14において乗算器11の出力を
減じられる。減算器14の出力はフィルタ2において、
伝達関数(a1s+ωo)/(βs+ωo)で表されるフィルタ
処理がなされた後、外乱推定信号dとして出力される。
以上が外乱推定器1の動作であり、外乱推定信号dは補
正器3において制御器140から出力される制御信号c
に加算されることにより外乱トルクτdの影響を打ち消
し、モータ100の回転速度変動を抑圧する。
【0060】次に、本発明の第4の実施例における外乱
抑圧効果について、数式を用いて説明する。ただし、モ
ータ100の慣性モーメントJおよびトルク定数Kt
それぞれの公称値Jn、Ktnに等しいとし、単にJ、Kt
と表記する。
【0061】(図6(b))に示した外乱推定器1の制
御ブロック線図より、外乱推定信号dは、速度誤差信号
Δvと駆動信号Dを用いて次のように表される。
【0062】 d=[{ωo/(αs+ωo)}・{D−ωoJ/(αKtamp)Δv} +ωoJ/(αKtamp)Δv]・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ={ωo/(αs+ωo)}・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ・{D+J/(Ktamp)sΔv} =[(a1ωos+ωo 2)/{αβs2+(α+β)ωos+ωo 2}] ・{D+J/(Ktamp)sΔv} ・・・(15) さらに、(15)式は(1)式の関係を用いると次のよ
うに表される。
【0063】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・{D+J/(Ktamp)sΔv} ・・・(16) また、速度誤差信号Δvは回転速度検出信号vと速度指
令値vr(一定値)を用いて、 Δv=vr−v ・・・(17) と表され、(17)式の両辺を時間微分すると、 dΔv/dt=−dv/dt ・・・(18) となる。
【0064】(16)式中のsΔvの項は速度誤差信号
Δvの時間微分を表すことから、(16)式は(18)
式を用いて次のように変形することができる。
【0065】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・(D−J/(Ktamp)sv) ・・・(19) (19)式から明らかなように、本発明の第4の実施例
による外乱推定信号dは、(13)式で表される本発明
の第3の実施例の場合の外乱推定信号dに等しいことが
わかる。したがって、この外乱推定信号dをそのまま制
御信号cに加算することにより外乱トルクの補正を行う
ことができ、その結果、本発明の第1〜3の実施例と全
く同等の外乱抑圧効果を得ることができる。
【0066】以上のように、本発明の第4の実施例によ
れば、回転速度検出信号の代わりに速度誤差信号を用い
ても優れた外乱抑圧特性が得られる。しかも、速度誤差
信号の大きさは回転速度検出信号の大きさに比べて小さ
いため、外乱推定器の演算に必要なダイナミックレンジ
を狭く設定することができる。その結果、アナログ回路
等のハードウェアで実現する場合には、回路構成を簡略
化でき、また、ソフトウェアサーボ方式で実現する場合
には、ソフトウェア処理を簡素化することが可能であ
る。
【0067】次に、モータの回転速度に比例した周波数
信号の周期を検出した周期信号を、回転速度検出信号の
代わりに用いるようにした本発明の第5の実施例につい
て説明する。
【0068】(図7(a))は本発明の第5の実施例に
よるモータ制御装置の全体構成を示すブロック図であ
り、同図(b)は本発明の第5の実施例に係る外乱推定
器の詳細な構成を示す制御ブロック線図である。以下、
図面を参照しながら説明する。
【0069】(図7(a))において、100はモータ
であり、外乱トルクτdが印加されている。モータ10
0には周波数発電機110がとりつけられており、モー
タ100の回転速度に比例した周波数信号FGを出力す
る。120は周波数信号FGの周期を検出し周期信号T
FGを出力する周期検出器、130は周期信号TFGと周期
指令信号Tr(一定値)との偏差に応じた周期誤差信号
ΔTFGを出力する比較器、140は周期誤差信号ΔTFG
に比例・積分等の制御補償を行い制御信号cを出力する
制御器、3は制御信号cを後述の外乱推定信号dにより
補正して駆動信号Dを出力する補正器、150は駆動信
号Dに応じた駆動電流Iaをモータに供給する駆動器で
ある。また、1は周期信号TFGと駆動信号Dから外乱ト
ルクτdを駆動信号Dに対応した値に換算して推定し外
乱推定信号dを出力する外乱推定器である。以上が本発
明の第5の実施例によるモータ制御装置の全体の構成で
あり、外乱推定器1、補正器3により外乱抑圧ループが
形成されている。(図1(a))に示した本発明の第1
〜第3の実施例の全体の構成とは、速度検出器105と
して、周波数発電機110および周期検出器120を用
いている点および回転速度検出信号v、速度指令信号v
r、速度誤差信号Δvの代わりにそれぞれ周期信号
FG、周期指令信号Tr、周期誤差信号ΔTFGを用いて
いる点が異なる。
【0070】次に、外乱推定器1および補正器3の詳細
な構成について説明する。(図7(b))において、1
1は周期信号TFGに所定の係数Kを掛ける乗算器、15
は減算器、13は伝達関数がωo/(αs+ωo)であるフ
ィルタ、17は加算器、2は伝達関数が(a1s+ωo)/
(βs+ωo)であるフィルタである。なお、α、β、
1、ωoは本発明の第1の実施例で説明したものと同じ
であり、Kは次式で表される定数である。
【0071】 K=(ωo/α)・(Jn/Ktn)・(1/Kamp)・(2π/Z)・(1/Tr 2) ・・・(20) ここで、Jnはモータ100の慣性モーメントの公称
値、Ktnはトルク定数の公称値、Kampは駆動器150
のゲイン、Zはモータ100の1回転あたりに発生する
周波数信号FGのパルス数である。また、ωoは所定の
角周波数であり、後述のように角周波数がωo以下の外
乱トルク成分による回転速度変動成分が大幅に抑圧され
る。以上が外乱推定器1の構成であり、外乱推定器1は
乗算器11、減算器15、フィルタ13、加算器17お
よびフィルタ2で構成される。補正器3の詳細な構成は
(図5)(b)に示したものと同じであるので、重複し
た説明を省略する。
【0072】次に動作について説明する。モータ100
には外乱トルクτdが印加されており、モータ100の
回転速度に比例した周波数の周波数信号FGが周波数発
電機110より出力される。周波数信号FGは周期検出
器120に入力され、その周期を検出した周期信号TFG
が出力される。周期信号TFGは、比較器130において
周期指令値Tr(一定値)から減じられた後、周期誤差
信号ΔTFGとして出力される。周期誤差信号ΔTFGは制
御器140において所定の比例あるいは積分補償され制
御信号cとなる。制御信号cは補正器3に入力され、外
乱推定信号dを加算された後、駆動信号Dとなる。駆動
信号Dは駆動器150に入力され駆動信号Dに応じた駆
動電流Iaがモータ100に供給される。以上が基本的
な速度制御系の動作であり、周期信号TFGと周期指令信
号Trが一致するようにモータ100が回転駆動され、
モータ100の回転速度が一定に保たれる。また、外乱
推定器1は、周期検出器120から出力される周期信号
FGと補正器3から出力される駆動信号Dを入力とし、
後述の演算により外乱推定信号dを出力する。外乱推定
信号dは、前述のように、補正器3において制御器14
0から出力された制御信号cに加算される。
【0073】次に外乱推定器1の動作について詳細に説
明する。周期検出器120より出力された周期信号TFG
は、乗算器11において定数Kを掛けて出力される。乗
算器11の出力は、減算器15において、補正器3より
出力される駆動信号Dから減算される。減算器15の出
力はフィルタ13において、伝達関数ωo/(αs+ωo)
で表されるフィルタ処理がなされた後、加算器17にお
いて乗算器11の出力を加算される。加算器17の出力
はフィルタ2において、伝達関数(a1s+ωo)/(βs+
ωo)で表されるフィルタ処理がなされた後、外乱推定信
号dとして出力される。以上が外乱推定器1の動作であ
り、外乱推定信号dは、前述のように、補正器3におい
て制御器140から出力される制御信号cに加算される
ことにより外乱トルクτdの影響を打ち消し、モータ1
00の回転速度変動を抑圧する。
【0074】次に、本発明の第5の実施例における外乱
抑圧効果について、数式を用いて説明する。ただし、モ
ータ100の慣性モーメントJおよびトルク定数Kt
それぞれの公称値Jn、Ktnに等しいとし、単にJ、Kt
と表記する。
【0075】(図7(b))に示した外乱推定器1の制
御ブロック線図より、外乱推定信号dは、周期信号TFG
と駆動信号Dを用いて次のように表される。
【0076】 d=[{ωo/(αs+ωo)}・(D−KTFG)+KTFG] ・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ={ωo/(αs+ωo)}・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ・{D+(J/Kt)・(1/Kamp)・(2π/Z)・(1/Tr 2)sTFG} =[(a1ωos+ωo 2)/{αβs2+(α+β)ωos+ωo 2}] ・{D+(J/Kt)・(1/Kamp)・(2π/Z)・(1/Tr 2)sTFG} ・・・(21) さらに、(21)式は(1)式の関係を用いると次のよ
うに表される。
【0077】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・{D+(J/Kt)・(1/Kamp)・(2π/Z)・(1/Tr 2)sTFG} ・・・(22) また、モータ100の回転角速度vと周期信号TFGの間
には次の関係式が成り立つ。
【0078】 v=(2π/Z)・(1/TFG) ・・・(23) 今、モータ100は一定の速度で回転するように制御さ
れているので、周期信号TFGは周期指令信号Tr(一定
値)の近傍で変化している。したがって、回転角速度v
の時間微分値と周期信号TFGの時間微分値との間には次
の関係式が成立する。
【0079】 dv/dt=−(2π/Z)・(1/Tr 2)dTFG/dt ・・・(24) (22)式中のsTFGの項は周期信号TFGの時間微分を
表すことから、(22)式は(24)式の関係を用いて
次のように変形することができる。
【0080】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・{D−J/(Ktamp)sv} ・・・(25) (25)式から明らかなように、本発明の第5の実施例
による外乱推定信号dは、(13)式で表される本発明
の第3の実施例の場合の外乱推定信号dに等しいことが
わかる。したがって、この外乱推定信号dをそのまま制
御信号cに加算することにより外乱トルクの補正を行う
ことができ、その結果、本発明の第1〜第4の実施例と
全く同等の外乱抑圧効果を得ることができる。
【0081】以上のように、本発明の第5の実施例によ
れば、周期信号をモータの回転角速度に対応した値に換
算することなく、外乱トルクの推定を行うことができ
る。その結果、周波数発電機から出力される周波数信号
の周期を検出し、周期指令信号との誤差が零となるよう
に制御を行う周期帰還型の速度制御装置に容易に適用す
ることができる。しかも、回転角速度に対応した値に換
算した場合と同等の優れた外乱抑圧効果を得ることがで
き、特に低い周波数の外乱トルクによる回転速度変動を
大幅に低減することができる。
【0082】次に、外乱推定器の入力として周期信号の
代わりに周期誤差信号を用いるようにした本発明の第6
の実施例について説明する。
【0083】(図8(a))は本発明の第6の実施例に
おけるモータ制御装置の全体構成を示すブロック図であ
る。同図(b)は本発明の第6の実施例に係る外乱推定
器の詳細な構成を示す制御ブロック線図である。以下、
図面を参照しながら説明する。
【0084】(図8(a))において、1は外乱推定器
であり、(図7(a))に示した本発明の第5の実施例
による外乱推定器1とは、周期信号TFGの代わりに周期
誤差信号ΔTFGを入力としている点が異なる。その他の
構成は(図7(a))と同じであるので同じ記号を付
し、重複した説明を省略する。
【0085】次に、外乱推定器1の詳細な構成について
(図8(b))を参照しながら説明する。本発明の第6
の実施例による外乱推定器1は、(図7(b))に示し
た本発明の第5の実施例による外乱推定器1と同じ構成
であり、乗算器11で乗じる係数の符号が異なる。ま
た、補正器3の詳細な構成は(図5(b))に示した本
発明の第3の実施例による構成と同じである。
【0086】次に動作について説明する。本発明の第5
の実施例とは、外乱推定器1の動作が異なる。その他の
動作は同じであるので、ここでは外乱推定器1の動作に
ついて詳細に説明する。比較器130より出力された周
期誤差信号ΔTFGは、乗算器11において所定の係数−
Kを掛けて出力される。ここで、Kは(20)式で表さ
れる定数である。乗算器11の出力は、減算器15にお
いて、補正器3より出力される駆動信号Dから減算され
る。減算器15の出力はフィルタ13において、伝達関
数ωo/(αs+ωo)で表されるフィルタ処理がなされた
後、加算器17において乗算器11の出力を加算され
る。加算器17の出力はフィルタ2において、伝達関数
(a1s+ωo)/(βs+ωo)で表されるフィルタ処理がな
された後、外乱推定信号dとして出力される。以上が外
乱推定器1の動作であり、外乱推定信号dは、補正器3
において制御器140から出力される制御信号cに加算
されることにより外乱トルクτdの影響を打ち消し、モ
ータ100の回転速度変動を抑圧する。
【0087】次に、本発明の第6の実施例における外乱
抑圧効果について、数式を用いて説明する。ただし、モ
ータ100の慣性モーメントJおよびトルク定数Kt
それぞれの公称値Jn、Ktnに等しいとし、単にJ、Kt
と表記する。
【0088】(図8(b))に示した外乱推定器1の制
御ブロック線図より、外乱推定信号dは、周期誤差信号
ΔTFGと駆動信号Dを用いて次のように表される。
【0089】 d=[{ωo/(αs+ωo)}・(D+KΔTFG)-KΔTFG] ・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ={ωo/(αs+ωo)}・{(a1s+ωo)/(βs+ωo)} ・{D−(J/Kt)・(1/Kamp)・(2π/Z)・(1/Tr 2)sΔTFG} =[(a1ωos+ωo 2)/{αβs2+(α+β)ωos+ωo 2}] ・{D−(J/Kt)・(1/Kamp)・(2π/Z)・(1/Tr 2)sΔTFG} ・・・(26) さらに、(26)式は(1)式の関係を用いると次のよ
うに表される。
【0090】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・{D−(J/Kt)・(1/Kamp)・(2π/Z)・(1/Tr 2)sΔTFG} ・・・(27) また、周期誤差信号ΔTFGは周期信号TFGと周期指令信
号Tr(一定値)を用いて、 ΔTFG=Tr−TFG ・・・(28) と表され、(28)式の両辺を時間微分すると、 dΔTFG/dt=−dTFG/dt ・・・(29) となる。一方、周期信号TFGは周期指令信号Trの近傍
で変化していることから、前述のように回転角速度vの
時間微分値と周期信号TFGの時間微分値との間には(2
4)式で表される関係式が成立する。したがって、(2
9)式、(24)式より、 dv/dt=(2π/Z)・(1/Tr 2)dΔTFG/dt ・・・(30) で表される関係が得られる。(27)式中のsΔTFG
項は周期誤差信号ΔTFGの時間微分を表すことから、
(27)式は(30)式を用いて次のように変形するこ
とができる。
【0091】 d={(a1ωos+ωo 2)/(αβs2+a1ωos+ωo 2)} ・{D−J/(Ktamp)sv} ・・・(31) (31)式から明らかなように、本発明の第6の実施例
による外乱推定信号dは、(13)式で表される本発明
の第3の実施例の場合の外乱推定信号dに等しいことが
わかる。したがって、この外乱推定信号dをそのまま制
御信号cに加算することにより外乱トルクの補正を行う
ことができ、その結果、本発明の第1〜第5の実施例と
全く同等の外乱抑圧効果を得ることができる。
【0092】以上のように、本発明の第6の実施例によ
れば、周期信号の代わりに周期誤差信号を用いて外乱ト
ルクの推定を行うことができる。その結果、周波数発電
機から出力される周波数信号の周期を検出し、周期指令
信号との誤差が零となるように制御を行う周期帰還型の
速度制御装置に容易に適用することができ、優れた外乱
抑圧効果が得られる。しかも、周期誤差信号の大きさは
周期信号の大きさに比べて小さいため、外乱推定器に演
算に必要なダイナミックレンジを狭く設定することがで
きる。その結果、アナログ回路等のハードウェアで実現
する場合には、回路構成を簡略化でき、また、ソフトウ
ェアサーボ方式で実現する場合には、ソフトウェア処理
を簡素化することが可能である。
【0093】なお、外乱推定器の入力信号は、実質的に
前述の各実施例で述べたものに対応した信号を用いれば
良く、例えば駆動信号の代わりにモータに供給される駆
動電流を利用しても同様の外乱抑圧効果を得ることがで
きる。
【0094】また、本発明の第1の実施例では、外乱推
定器1がトルクの次元を持つ外乱推定信号dを出力する
場合について説明したが、乗算器10および乗算器31
において実質的に乗算を行わず、乗算器11で乗じる係
数をJn/(Ktnamp)とするように構成しても同様の外
乱抑圧効果が得られる。この場合、外乱推定器1から出
力される外乱推定信号は、外乱トルクを駆動信号に対応
した値に換算したものとなり、外乱抑圧ループの構成が
簡略化される。
【0095】また、回転速度検出信号vを外乱推定器1
の入力とするとして説明したが、乗算器11で乗じる係
数の符号を変えることにより、回転速度検出信号vの代
わりに速度誤差信号Δvを用いることも可能である。同
様に、本発明の第2の実施例においても、乗算器11で
乗じる係数の符号を変えることにより、回転速度検出信
号vの代わりに速度誤差信号Δvを用いることができ
る。また、a1=4、αβ=4とすることによる効果に
ついては本発明の第1の実施例でのみ説明したが、他の
実施例においても同様の効果を奏する。
【0096】さらに、本発明の第5および第6の実施例
では、外乱推定器1は駆動信号の次元に対応した外乱推
定信号を出力するとして説明したが、これをトルクの次
元を持つ外乱推定信号を出力するように変更することは
容易に可能であり、また、外乱推定器1に微分器を含ま
ない構成について説明したが、第1の実施例と同様の微
分器を用いた構成とすることも容易に可能である。その
他、本発明の主旨を変えずして種々の変更が可能であ
る。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明のモータ制御装置
は、簡単な構成で、かつ、出力低下および位相遅れの少
ない外乱推定信号が得られる外乱推定器を用いて構成し
ているので、モータの回転速度を一定に保つようにモー
タの回転速度を制御するモータ制御装置に、ハードウェ
アを大幅に変更することなく容易に応用することができ
る。しかも、優れた外乱抑圧効果を得ることができ、特
に低い周波数を持つ外乱トルクによる回転速度変動を大
幅に低減することができる。さらに、制御装置がマイク
ロコンピュータを用いたソフトウェアサーボで構成され
ている場合には、簡単なプログラムを追加するだけで外
乱推定器の動作が実現可能である。したがって、本発明
の制御装置によれば、制御特性の優れた、しかも、安価
かつ小型な制御機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるモータ制御装置
のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における外乱推定信号d
と外乱トルクτdとの関係を示す周波数特性図
【図3】本発明の第1の実施例における外乱抑圧効果を
説明する周波数特性図
【図4】本発明の第2の実施例における外乱推定器の構
成を示す制御ブロック線図
【図5】本発明の第3の実施例における外乱推定器およ
び補正器の構成を示す制御ブロック線図
【図6】本発明の第4の実施例におけるモータ制御装置
のブロック図
【図7】本発明の第5の実施例におけるモータ制御装置
のブロック図
【図8】本発明の第6の実施例におけるモータ制御装置
のブロック図
【図9】従来の外乱推定器を用いたモータ制御装置の構
成を示す制御ブロック線図
【符号の説明】
1 外乱推定器 2、13 フィルタ 3 補正器 10、11、31 乗算器 12、17、30 加算器 14、15 減算器 16 微分器 100 モータ 105 速度検出器 110 周波数発電機 120 周期検出器 130 比較器 140 制御器 150 駆動器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、前記モータの回転速度を検出し
    回転速度検出信号を出力する速度検出手段と、前記回転
    速度検出信号と速度指令信号との差に応じた速度誤差信
    号を出力する比較手段と、前記速度誤差信号に応じた制
    御信号を出力する制御手段と、駆動信号に応じた電力を
    前記モータに供給する駆動手段と、前記回転速度検出信
    号と前記駆動信号から前記モータに印加される外乱トル
    クを推定し、伝達関数に1次進み要素を含む2次の高域
    遮断フィルタを介して外乱推定信号を出力する外乱推定
    手段と、前記外乱推定信号により前記制御信号を補正し
    前記駆動信号を出力する補正手段より構成されたことを
    特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】2次の高域遮断フィルタの伝達関数は、
    {1+a1(s/ωo)}/{1+a1(s/ωo)+a2 2(s/ω
    o)2}(ここで、sはラプラス演算子、ωoは外乱トルク
    の推定帯域の目安となる角周波数、a1、a2は所定の正
    の定数)で表されることを特徴とする請求項1記載のモ
    ータ制御装置。
  3. 【請求項3】a1、a2は、a1≧2a2なる関係を満たす
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載のモータ制御
    装置。
  4. 【請求項4】a1=4、a2=2としたことを特徴とする
    請求項2記載のモータ制御装置。
  5. 【請求項5】外乱推定手段は、回転速度検出信号に所定
    の係数を乗じる第1の乗算手段と、前記第1の乗算手段
    の出力を微分する微分手段と、駆動信号に所定の係数を
    乗じる第2の乗算手段と、前記第2の乗算手段の出力か
    ら前記微分手段の出力を減算する減算手段と、前記減算
    手段に接続され、ωo/(αs+ωo)(ここで、sはラプ
    ラス演算子、ωoは外乱トルクの推定帯域の目安となる
    角周波数、αは所定の正の定数)なる伝達関数を有する
    第1のフィルタ手段と、前記第1のフィルタ手段の出力
    に(a1s+ωo)/(βs+ωo)(ここで、a1、βは所定
    の正の定数)なる伝達関数に基づくフィルタ処理を行
    い、その結果を外乱推定信号として出力する第2のフィ
    ルタ手段より構成されたことを特徴とする請求項1記載
    のモータ制御装置。
  6. 【請求項6】外乱推定手段は、回転速度検出信号に所定
    の係数を乗じる第1の乗算手段と、駆動信号に所定の係
    数を乗じる第2の乗算手段と、前記第1の乗算手段の出
    力と前記第2の乗算手段の出力を加算する加算手段と、
    前記加算手段に接続され、ωo/(αs+ωo)(ここで、
    sはラプラス演算子、ωoは外乱トルクの推定帯域の目
    安となる角周波数、αは所定の正の定数)なる伝達関数
    を有する第1のフィルタ手段と、前記第1のフィルタ手
    段の出力から前記第1の乗算手段の出力を減算する減算
    手段と、前記減算手段の出力に(a1s+ωo)/(βs+ω
    o)(ここで、a1、βは所定の正の定数)なる伝達関数
    に基づくフィルタ処理を行い、その結果を外乱推定信号
    として出力する第2のフィルタ手段より構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  7. 【請求項7】補正手段は、外乱推定信号に所定の係数を
    乗じる乗算手段と、制御信号と前記乗算手段の出力を加
    算し、その結果を駆動信号として出力する加算手段より
    構成されたことを特徴とする請求項1記載のモータ制御
    装置。
  8. 【請求項8】外乱推定手段は、回転速度検出信号に所定
    の係数を乗じる乗算手段と、前記乗算手段の出力を微分
    する微分手段と、駆動信号から前記微分手段の出力を減
    算する減算手段と、前記減算手段に接続され、ωo/(α
    s+ωo)(ここで、sはラプラス演算子、ωoは外乱ト
    ルクの推定帯域の目安となる角周波数、αは所定の正の
    定数)なる伝達関数を有する第1のフィルタ手段と、前
    記第1のフィルタ手段の出力に(a1s+ωo)/(βs+ω
    o)(ここで、a1、βは所定の正の定数)なる伝達関数
    に基づくフィルタ処理を行い、その結果を外乱推定信号
    として出力する第2のフィルタ手段より構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  9. 【請求項9】外乱推定手段は、回転速度検出信号に所定
    の係数を乗じる乗算手段と、駆動信号と前記乗算手段の
    出力を加算する加算手段と、前記加算手段に接続され、
    ωo/(αs+ωo)(ここで、sはラプラス演算子、ωo
    外乱トルクの推定帯域の目安となる角周波数、αは所定
    の正の定数)なる伝達関数を有する第1のフィルタ手段
    と、前記第1のフィルタ手段の出力から前記乗算手段の
    出力を減算する減算手段と、前記減算手段の出力に(a1
    s+ωo)/(βs+ωo)(ここで、a1、βは所定の正の
    定数)なる伝達関数に基づくフィルタ処理を行い、その
    結果を外乱推定信号として出力する第2のフィルタ手段
    より構成されたことを特徴とする請求項1記載のモータ
    制御装置。
  10. 【請求項10】補正手段は、制御信号と外乱推定信号を
    加算し、その結果を駆動信号として出力する加算手段よ
    り構成されたことを特徴とする請求項1記載のモータ制
    御装置。
  11. 【請求項11】第1のフィルタ手段の係数αと第2のフ
    ィルタ手段の係数βおよび係数a1は、α+β=a1なる
    関係を満たすことを特徴とする請求項5、請求項6、請
    求項8、請求項9のいずれかに記載のモータ制御装置。
  12. 【請求項12】第1のフィルタ手段の係数αと第2のフ
    ィルタ手段の係数βおよび係数a1は、α=β=2、a1
    =4としたことを特徴とする請求項5、請求項6、請求
    項8、請求項9のいずれかに記載のモータ制御装置。
  13. 【請求項13】外乱推定手段は、回転速度検出信号の代
    わりに速度誤差信号を入力することを特徴とする請求項
    1、請求項5、請求項6、請求項8、請求項9のいずれ
    かに記載のモータ制御装置。
  14. 【請求項14】速度検出手段は、モータの回転速度に比
    例した周波数信号を発生する周波数発電機と、前記周波
    数信号の周期を検出した周期信号を出力する周期検出手
    段より構成され、回転速度検出信号の代わりに周期信号
    を用い、速度指令信号の代わりに周期指令信号を用い、
    速度誤差信号の代わりに周期誤差信号を用いることを特
    徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載のモ
    ータ制御装置。
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