JPH07298793A - 遮光ネット - Google Patents
遮光ネットInfo
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- JPH07298793A JPH07298793A JP9099294A JP9099294A JPH07298793A JP H07298793 A JPH07298793 A JP H07298793A JP 9099294 A JP9099294 A JP 9099294A JP 9099294 A JP9099294 A JP 9099294A JP H07298793 A JPH07298793 A JP H07298793A
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- light
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Links
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Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、断熱効果を向上させるとともに、
軽量で柔軟な遮光ネットを提供することを目的とする。 【構成】 縦糸3をモノフィラメント、横糸4をフラッ
トヤーンにした編織物によってネット本体が構成されて
いる。このネット本体の横方向に並ぶ編目5a,5b,
5cによって間隔6a,6bが構成されており、この間
隔6a,6b内に高密度ポリエチレンスパンボンドフラ
ッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断してなる繊維テ
ープ7,8が通されている。縦糸3は一定の間隔を有し
て平行な状態となっており、かつ、この縦糸3と横糸4
とが交差する位置において編織され、編目5a,5b,
5cは横方向に一定の間隔を有する状態、即ち、縦方向
に平行な状態になっている。
軽量で柔軟な遮光ネットを提供することを目的とする。 【構成】 縦糸3をモノフィラメント、横糸4をフラッ
トヤーンにした編織物によってネット本体が構成されて
いる。このネット本体の横方向に並ぶ編目5a,5b,
5cによって間隔6a,6bが構成されており、この間
隔6a,6b内に高密度ポリエチレンスパンボンドフラ
ッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断してなる繊維テ
ープ7,8が通されている。縦糸3は一定の間隔を有し
て平行な状態となっており、かつ、この縦糸3と横糸4
とが交差する位置において編織され、編目5a,5b,
5cは横方向に一定の間隔を有する状態、即ち、縦方向
に平行な状態になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業において使用され
る遮光用のネットに関するものである。
る遮光用のネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遮光シートとしては、実公平5−
33339号公報に示されているものがあり、これに
は、延伸ポリエチレンフィルム上にアルミニウム蒸着層
及び延伸してないポリエチレンを順次積層してなる積層
体テープを用いた編織物からなる遮光ネットが開示され
ており、また、上記の積層体テープを横糸とし、他のモ
ノフィラメントを縦糸とした織物からなる遮光ネットが
開示されている。
33339号公報に示されているものがあり、これに
は、延伸ポリエチレンフィルム上にアルミニウム蒸着層
及び延伸してないポリエチレンを順次積層してなる積層
体テープを用いた編織物からなる遮光ネットが開示され
ており、また、上記の積層体テープを横糸とし、他のモ
ノフィラメントを縦糸とした織物からなる遮光ネットが
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本来、
遮光ネットの目的は、単に光を遮断するだけではなく、
光を遮断することによって遮光される場所又はその空間
の温度を低下させることであるところ、上記のような遮
光ネットは、アルミニウム蒸着層によって光を反射させ
ることによって単純に遮光しようとするものであって、
このアルミニウム蒸着層による反射は、平均反射率で約
85パーセントである反面、平均約15パーセントもの
光の吸収率を有していた。即ち、照射される光をある程
度反射できるものの、残余部分を吸収してしまい、遮光
ネットそのものに熱が蓄積され、この蓄積された熱が遮
光ネットから発散されることとなって、予定する程度に
まで遮光空間の温度を下降させることができず、もって
断熱効果を減少させるものであった。
遮光ネットの目的は、単に光を遮断するだけではなく、
光を遮断することによって遮光される場所又はその空間
の温度を低下させることであるところ、上記のような遮
光ネットは、アルミニウム蒸着層によって光を反射させ
ることによって単純に遮光しようとするものであって、
このアルミニウム蒸着層による反射は、平均反射率で約
85パーセントである反面、平均約15パーセントもの
光の吸収率を有していた。即ち、照射される光をある程
度反射できるものの、残余部分を吸収してしまい、遮光
ネットそのものに熱が蓄積され、この蓄積された熱が遮
光ネットから発散されることとなって、予定する程度に
まで遮光空間の温度を下降させることができず、もって
断熱効果を減少させるものであった。
【0004】また、上記の遮光ネットはアルミニウム蒸
着層の上に延伸してないポリエチレンを積層する構成で
あるが、予め編織物に使用できる程度に細くした積層体
テープを設けておき、これにアルミニウムを蒸着したう
えでポリエチレンを積層することは、細かな作業が多く
なるために生産性が低く、遮光ネットが高価なものとな
っていた。そこで、生産性を向上させるためには、大面
積の積層体を製造した後に細く切断して積層体テープを
設けなければならず、そのため、切断した部分の切断部
端辺においては、中間層であるアルミニウム蒸着層が露
出する状態となるため、この部分のアルミニウムの酸化
が進行するという不具合もあった。
着層の上に延伸してないポリエチレンを積層する構成で
あるが、予め編織物に使用できる程度に細くした積層体
テープを設けておき、これにアルミニウムを蒸着したう
えでポリエチレンを積層することは、細かな作業が多く
なるために生産性が低く、遮光ネットが高価なものとな
っていた。そこで、生産性を向上させるためには、大面
積の積層体を製造した後に細く切断して積層体テープを
設けなければならず、そのため、切断した部分の切断部
端辺においては、中間層であるアルミニウム蒸着層が露
出する状態となるため、この部分のアルミニウムの酸化
が進行するという不具合もあった。
【0005】さらに、上記の遮光ネットはアルミニウム
蒸着層を有しているため、ネット全体が柔軟性に欠ける
ものとならざるを得ず、折曲又は折畳むことなどによっ
て容易に収納することができない不便さがあった。ま
た、このような柔軟性の欠如のために、設置したネット
の残余部分を適当に折曲して放置することは許されず、
残余の部分を設置した部分から切り離さなければなら
ず、作業能率のうえで非常に不具合であり、敢えて折曲
を繰り返すことによって加工硬化による亀裂の発生もあ
った。さらに、アルミニウム蒸着層、即ち、薄膜状の金
属層を有することは、遮光ネットの重量が大きいものと
なってしまい、これまた作業能率の向上を阻害するもの
であった。
蒸着層を有しているため、ネット全体が柔軟性に欠ける
ものとならざるを得ず、折曲又は折畳むことなどによっ
て容易に収納することができない不便さがあった。ま
た、このような柔軟性の欠如のために、設置したネット
の残余部分を適当に折曲して放置することは許されず、
残余の部分を設置した部分から切り離さなければなら
ず、作業能率のうえで非常に不具合であり、敢えて折曲
を繰り返すことによって加工硬化による亀裂の発生もあ
った。さらに、アルミニウム蒸着層、即ち、薄膜状の金
属層を有することは、遮光ネットの重量が大きいものと
なってしまい、これまた作業能率の向上を阻害するもの
であった。
【0006】本発明は、上記の諸点に鑑み、断熱効果を
向上させるとともに、軽量で柔軟な遮光ネットを提供す
ることを目的とする。
向上させるとともに、軽量で柔軟な遮光ネットを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、高密度ポリエ
チレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細
長に裁断して縦糸とし、他の合成繊維を横糸とした編織
物からなることを特徴とする遮光ネットを要旨とする。
チレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細
長に裁断して縦糸とし、他の合成繊維を横糸とした編織
物からなることを特徴とする遮光ネットを要旨とする。
【0008】前記縦糸が適度な間隔を有するようにして
なることが好ましい。
なることが好ましい。
【0009】本発明は、高密度ポリエチレンスパンボン
ドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断して横糸
とし、他の合成繊維を縦糸とした編織物からなることを
特徴とする遮光ネットを要旨とする。
ドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断して横糸
とし、他の合成繊維を縦糸とした編織物からなることを
特徴とする遮光ネットを要旨とする。
【0010】前記横糸が適度な間隔を有するようにして
なることが好ましい。
なることが好ましい。
【0011】本発明は、高密度ポリエチレンスパンボン
ドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断して縦糸
及び横糸とした編織物からなることを特徴とする遮光ネ
ットを要旨とする。
ドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断して縦糸
及び横糸とした編織物からなることを特徴とする遮光ネ
ットを要旨とする。
【0012】前記縦糸及び横糸が適度な間隔を有するよ
うにしてなることが好ましい。
うにしてなることが好ましい。
【0013】本発明は、縦糸及び横糸を合成繊維とした
編織物からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリ
エチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を
細長に裁断してなる繊維テープを縦方向に通してなるこ
とを特徴とする遮光ネットを要旨とする。
編織物からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリ
エチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を
細長に裁断してなる繊維テープを縦方向に通してなるこ
とを特徴とする遮光ネットを要旨とする。
【0014】前記編目間隔が横方向に一定間隔となって
おり、編目が縦方向に平行となることが好ましい。前記
縦方向に平行な編目によってできる間隔列のうち、前記
繊維テープを通さない間隔列を有してなることが好まし
い。
おり、編目が縦方向に平行となることが好ましい。前記
縦方向に平行な編目によってできる間隔列のうち、前記
繊維テープを通さない間隔列を有してなることが好まし
い。
【0015】本発明は、縦糸及び横糸を合成繊維とした
編織物からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリ
エチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を
細長に裁断してなる繊維テープを横方向に通してなるこ
とを特徴とする遮光ネットを要旨とする。
編織物からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリ
エチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を
細長に裁断してなる繊維テープを横方向に通してなるこ
とを特徴とする遮光ネットを要旨とする。
【0016】前記編目間隔が縦方向に一定間隔となって
おり、編目が横方向に平行となることが好ましい。前記
横方向に平行な編目によってできる間隔列のうち、前記
繊維テープを通さない間隔列を有してなることが好まし
い。
おり、編目が横方向に平行となることが好ましい。前記
横方向に平行な編目によってできる間隔列のうち、前記
繊維テープを通さない間隔列を有してなることが好まし
い。
【0017】本発明は、縦糸及び横糸を合成繊維とした
編織物からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリ
エチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を
細長に裁断してなる繊維テープを縦方向及び横方向に通
してなることを特徴とする遮光ネットを要旨とする。
編織物からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリ
エチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を
細長に裁断してなる繊維テープを縦方向及び横方向に通
してなることを特徴とする遮光ネットを要旨とする。
【0018】前記編目間隔が横方向及び縦方向に一定間
隔となっており、編目が縦方向及び横方向に平行となる
ことが好ましい。前記縦方向及び横方向に平行な編目に
よってできる間隔列のうち、前記繊維テープを通さない
間隔列を有してなることが好ましい。
隔となっており、編目が縦方向及び横方向に平行となる
ことが好ましい。前記縦方向及び横方向に平行な編目に
よってできる間隔列のうち、前記繊維テープを通さない
間隔列を有してなることが好ましい。
【0019】
【作用】本発明は、高密度ポリエチレンスパンボンドフ
ラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断して縦糸と
し、他の合成繊維を横糸とした編織物からなるように構
成したので、アルミニウム蒸着層を使用するネットに比
して軽量となり、かつ、柔軟性が向上し、収納及び作業
の際の能率がよくなる。また、高密度ポリエチレンスパ
ンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断し
た縦糸を使用したことから、遮光ネットが光を吸収する
ことがなく、断熱効果が向上するものである。さらに、
縦糸及び横糸を合成繊維とした編織物からなるネット本
体の編目間隔内に、高密度ポリエチレンスパンボンドフ
ラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断してなる繊維
テープを縦方向に通してなるので、繊維テープにより遮
光すべき面を任意に調整でき、作物に応じた遮光率を有
するネットを構成することができる。
ラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断して縦糸と
し、他の合成繊維を横糸とした編織物からなるように構
成したので、アルミニウム蒸着層を使用するネットに比
して軽量となり、かつ、柔軟性が向上し、収納及び作業
の際の能率がよくなる。また、高密度ポリエチレンスパ
ンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断し
た縦糸を使用したことから、遮光ネットが光を吸収する
ことがなく、断熱効果が向上するものである。さらに、
縦糸及び横糸を合成繊維とした編織物からなるネット本
体の編目間隔内に、高密度ポリエチレンスパンボンドフ
ラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断してなる繊維
テープを縦方向に通してなるので、繊維テープにより遮
光すべき面を任意に調整でき、作物に応じた遮光率を有
するネットを構成することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明は、遮光用のネットに関するものであっ
て、第一実施例は図1に示すものである。本実施例は、
縦糸1と横糸2とを編織したものであって、図1(a)
はカラミ織によるものであり図1(b)は平織によるも
のである。縦糸1は合成繊維からなるものであり、この
合成繊維としてはモノフィラメント、マルチフィラメン
ト、フラットヤーン等があるが、本実施例ではモノフィ
ラメントからなるものとした。横糸2は高密度ポリエチ
レンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長
に裁断したものである。横糸2は、適当な間隔を有しな
がら編織されているため、横糸2aと横糸2bとの間又
は横糸2bと横糸2cとの間には適当な間隔部分が存在
するようになっている。そして、横糸2の部分によって
遮光することができるようになっており、間隔部分にお
いては光が通過できるようになっている。この間隔部分
の存在によって、照射される光の一部を通過させること
ができ、遮光すべき場所の温度を調整することができる
ようになっている。従って、間隔を狭くした遮光ネット
では、横糸2による遮光面積が大きくなり、高い率の遮
光を可能にし、また、間隔を広くした遮光ネットでは、
横糸2による遮光面積が小さくなり、通過する光を多く
することができるものである。また、このような間隔部
分のないように編織してもよく、この場合、横糸2の遮
光率と同じとなる程の高い遮光率を有するの遮光ネット
を得ることができる。一方、縦糸1は、横糸2の状態を
維持できるように設けられており、横糸1の間隔の広狭
に応じて本数等は異なるものである。縦糸1を構成する
モノフィラメントは各種の材質によって製造できるが、
本実施例ではポリエチレンからなるものを採用した。こ
れにより、横糸2とともに焼却したとしても、有害な成
分を発生させることがなくなり、不要となった遮光ネッ
ト全体を焼却によって処分することが可能となる。これ
は、金属膜層を使用する遮光ネットと大きく異なるとこ
ろである。
する。本発明は、遮光用のネットに関するものであっ
て、第一実施例は図1に示すものである。本実施例は、
縦糸1と横糸2とを編織したものであって、図1(a)
はカラミ織によるものであり図1(b)は平織によるも
のである。縦糸1は合成繊維からなるものであり、この
合成繊維としてはモノフィラメント、マルチフィラメン
ト、フラットヤーン等があるが、本実施例ではモノフィ
ラメントからなるものとした。横糸2は高密度ポリエチ
レンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長
に裁断したものである。横糸2は、適当な間隔を有しな
がら編織されているため、横糸2aと横糸2bとの間又
は横糸2bと横糸2cとの間には適当な間隔部分が存在
するようになっている。そして、横糸2の部分によって
遮光することができるようになっており、間隔部分にお
いては光が通過できるようになっている。この間隔部分
の存在によって、照射される光の一部を通過させること
ができ、遮光すべき場所の温度を調整することができる
ようになっている。従って、間隔を狭くした遮光ネット
では、横糸2による遮光面積が大きくなり、高い率の遮
光を可能にし、また、間隔を広くした遮光ネットでは、
横糸2による遮光面積が小さくなり、通過する光を多く
することができるものである。また、このような間隔部
分のないように編織してもよく、この場合、横糸2の遮
光率と同じとなる程の高い遮光率を有するの遮光ネット
を得ることができる。一方、縦糸1は、横糸2の状態を
維持できるように設けられており、横糸1の間隔の広狭
に応じて本数等は異なるものである。縦糸1を構成する
モノフィラメントは各種の材質によって製造できるが、
本実施例ではポリエチレンからなるものを採用した。こ
れにより、横糸2とともに焼却したとしても、有害な成
分を発生させることがなくなり、不要となった遮光ネッ
ト全体を焼却によって処分することが可能となる。これ
は、金属膜層を使用する遮光ネットと大きく異なるとこ
ろである。
【0021】ここで、横糸2に使用する高密度ポリエチ
レンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布につい
て詳述する。高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシ
ュ紡糸法による不織布は、フラッシュ紡糸法により、極
細ポリエチレン繊維を高熱高圧力で結合させた不織布で
あり、柔軟性に富むものである。そして、この不織布
は、光に対する関係で次のような性質を有している。即
ち、反射率が91.30パーセントから94.42パー
セント、透過率が7.71パーセントから7.87パー
セント、吸収率が0パーセントから0.83パーセント
である。これに対し、アルミニウム蒸着層を有するフィ
ルムでは次のような性質である。即ち、反射率が74.
82パーセントから86.45パーセント、透過率が
0.32パーセントから1.81パーセント、吸収率が
12.91パーセントから24.06パーセントであ
る。このような性質の比較から、アルミニウム蒸着層を
有するものを使用した遮光ネットでは、反射できない光
をほとんど吸収することとなるのに対し、高密度ポリエ
チレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を使
用した遮光ネットでは、反射率が向上したうえに、反射
できない光をほとんど吸収することなく透過できるもの
であるということが容易に理解できる。従って、本実施
例に示す遮光ネットは、アルミニウム蒸着層を有するも
のを使用した遮光ネットと比較すると、反射率の向上に
基づいて遮光率が向上しており、しかも光を吸収しない
ものであるので、遮光ネット自体が熱を蓄積することが
なく、もって断熱効果がはるかに良いものということが
できる。また、高密度ポリエチレンスパンボンドフラッ
シュ紡糸法による不織布は、光の透過率が良いことか
ら、反射しない光を通過させることができるので、この
通過した光によって遮光した場所であっても比較的明る
い環境にすることができる。
レンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布につい
て詳述する。高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシ
ュ紡糸法による不織布は、フラッシュ紡糸法により、極
細ポリエチレン繊維を高熱高圧力で結合させた不織布で
あり、柔軟性に富むものである。そして、この不織布
は、光に対する関係で次のような性質を有している。即
ち、反射率が91.30パーセントから94.42パー
セント、透過率が7.71パーセントから7.87パー
セント、吸収率が0パーセントから0.83パーセント
である。これに対し、アルミニウム蒸着層を有するフィ
ルムでは次のような性質である。即ち、反射率が74.
82パーセントから86.45パーセント、透過率が
0.32パーセントから1.81パーセント、吸収率が
12.91パーセントから24.06パーセントであ
る。このような性質の比較から、アルミニウム蒸着層を
有するものを使用した遮光ネットでは、反射できない光
をほとんど吸収することとなるのに対し、高密度ポリエ
チレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を使
用した遮光ネットでは、反射率が向上したうえに、反射
できない光をほとんど吸収することなく透過できるもの
であるということが容易に理解できる。従って、本実施
例に示す遮光ネットは、アルミニウム蒸着層を有するも
のを使用した遮光ネットと比較すると、反射率の向上に
基づいて遮光率が向上しており、しかも光を吸収しない
ものであるので、遮光ネット自体が熱を蓄積することが
なく、もって断熱効果がはるかに良いものということが
できる。また、高密度ポリエチレンスパンボンドフラッ
シュ紡糸法による不織布は、光の透過率が良いことか
ら、反射しない光を通過させることができるので、この
通過した光によって遮光した場所であっても比較的明る
い環境にすることができる。
【0022】本実施例では上記のように、モノフィラメ
ントからなる縦糸1と、高密度ポリエチレンスパンボン
ドフラッシュ紡糸法による不織布による横糸2とを編織
するものであることから、図2に示すように、編織物全
体Aは、モノフィラメントの縦糸1が縦方向Xに連続す
る状態となっており、一方、不織布の横糸2は横方向Y
に連続する状態となっている。これにより、縦方向Xに
おいては細糸状のモノフィラメントによって十分に柔軟
であるうえに、横方向Yにおいては柔軟性に優れた不織
布によって一層柔軟なものとなる。従って、幅の狭い場
所に本発明のネットを設置する際であっても、横方向Y
への折曲等が容易となり、設置作業を簡素化できるもの
である。
ントからなる縦糸1と、高密度ポリエチレンスパンボン
ドフラッシュ紡糸法による不織布による横糸2とを編織
するものであることから、図2に示すように、編織物全
体Aは、モノフィラメントの縦糸1が縦方向Xに連続す
る状態となっており、一方、不織布の横糸2は横方向Y
に連続する状態となっている。これにより、縦方向Xに
おいては細糸状のモノフィラメントによって十分に柔軟
であるうえに、横方向Yにおいては柔軟性に優れた不織
布によって一層柔軟なものとなる。従って、幅の狭い場
所に本発明のネットを設置する際であっても、横方向Y
への折曲等が容易となり、設置作業を簡素化できるもの
である。
【0023】また、本実施例は上記のほか、図3
(a),(b)に示すように、高密度ポリエチレンスパ
ンボンドフラッシュ紡糸法による不織布による縦糸1
と、モノフィラメントからなる横糸2とを編織するもの
であっても良い。そして、図3(a)はカラミ織による
ものであり図3(b)は平織によるものである。このと
きの縦糸1が高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシ
ュ紡糸法による不織布によるものであるから、縦糸1を
前記の横糸(図1)と同様に、間隔を調整することによ
って遮光率を変化させることができる。このようにして
なる編織物全体Bは、図4に示すように、不織布の縦糸
1が縦方向Xに連続する状態となっており、一方、モノ
フィラメントの横糸2は横方向Y、即ち、編織物Bの幅
方向に平行して存在するようになっている。これによ
り、編織物Bを必要な長さで切断したときの長手方向に
は、当然に柔軟性に優れた不織布の縦糸1が連続するこ
ととなるため、収納時の折曲は容易となるものであり、
また、編織物を遮光すべき範囲に設置したときにもその
残余部分を容易に折曲することができ、設置作業を簡素
化できるものである。
(a),(b)に示すように、高密度ポリエチレンスパ
ンボンドフラッシュ紡糸法による不織布による縦糸1
と、モノフィラメントからなる横糸2とを編織するもの
であっても良い。そして、図3(a)はカラミ織による
ものであり図3(b)は平織によるものである。このと
きの縦糸1が高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシ
ュ紡糸法による不織布によるものであるから、縦糸1を
前記の横糸(図1)と同様に、間隔を調整することによ
って遮光率を変化させることができる。このようにして
なる編織物全体Bは、図4に示すように、不織布の縦糸
1が縦方向Xに連続する状態となっており、一方、モノ
フィラメントの横糸2は横方向Y、即ち、編織物Bの幅
方向に平行して存在するようになっている。これによ
り、編織物Bを必要な長さで切断したときの長手方向に
は、当然に柔軟性に優れた不織布の縦糸1が連続するこ
ととなるため、収納時の折曲は容易となるものであり、
また、編織物を遮光すべき範囲に設置したときにもその
残余部分を容易に折曲することができ、設置作業を簡素
化できるものである。
【0024】なお、上記の実施例には、高密度ポリエチ
レンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布の糸と
モノフィラメントの糸のうち、いずれか一方を縦糸1と
し、他方を横糸2とした遮光ネットのみを示したが、縦
糸1及び横糸2をともに高密度ポリエチレンスパンボン
ドフラッシュ紡糸法による不織布としたものであれば、
横糸2によっても遮光の効果を得ることができ、縦方向
及び横方向の両方向に対して柔軟性を良くすることがで
きる。
レンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布の糸と
モノフィラメントの糸のうち、いずれか一方を縦糸1と
し、他方を横糸2とした遮光ネットのみを示したが、縦
糸1及び横糸2をともに高密度ポリエチレンスパンボン
ドフラッシュ紡糸法による不織布としたものであれば、
横糸2によっても遮光の効果を得ることができ、縦方向
及び横方向の両方向に対して柔軟性を良くすることがで
きる。
【0025】次に、第二実施例を図5に基づいて説明す
る。本実施例は、まず、縦糸3をモノフィラメント、横
糸4をフラットヤーンにした編織物によってネット本体
が構成されている。そして、このネット本体の横方向に
並ぶ編目5a,5b,5cによって間隔6a,6bが構
成されており、この間隔6a,6b内に高密度ポリエチ
レンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長
に裁断してなる繊維テープ7,8が通されている。この
とき、縦糸3は一定の間隔を有して平行な状態となって
おり、かつ、この縦糸3と横糸4とが交差する位置にお
いて編織されていることから、編目5a,5b,5cは
横方向に一定の間隔を有する状態となっており、かつ、
縦方向に平行な状態となっている。即ち、縦方向には平
行する間隔の列6a,6bが設けられた状態となってい
る。そして、前記の繊維テープ7,8は、同じ幅を有す
るように裁断されており、その両側辺は平行となってい
る。この繊維テープ7,8は、横糸4の上下を交互に通
過する状態で通されており、縦方向に連続していること
から、複数の横糸4によってその位置は固定されるよう
になっている。このようにして繊維テープ7,8を間隔
列6a,6bに通すことによって、ネット全体に繊維テ
ープ7,8による面を設けることができるようになって
いる。そして、繊維テープ7,8によってできた面は、
高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法によ
る不織布による面であることから、前記の第一実施例の
縦糸と同様な遮光率及び吸収率を有するものである。こ
こで、間隔6a,6b内に繊維テープ7,8を通すに
は、予めモノフィラメントによる縦糸3及びフラットヤ
ーンからなる横糸4を編織したネット本体を設けてお
き、そのネット本体の間隔6a,6bに、後から挿通さ
せるても良いが、縦糸3及び横糸4を編織する際、通す
べき位置に縦糸3に繊維テープ7,8を供給することに
よって、編織と同時に繊維テープ7,8の挿通を行なっ
ても良い。なお、本実施例では、間隔列6a,6bの幅
は、繊維テープ7の3本分と同一になるように構成され
ているため、各間隔列6a,6bには繊維テープ7a,
7b,7cと、繊維テープ8a,8b,8cが通されて
いるが、この間隔列6a,6bの幅を変更させることに
よって、1つの間隔列6a,6bに通す繊維テープ7,
8の数が変化したものを多種作成することができること
は言うまでもない。また、上記の実施例には、縦方向に
のみ繊維テープを通したものを示したが、これを横方向
にしても同様の遮光ネットを得ることができ、縦及び横
の両方向に繊維テープを通したものであっても良い。
る。本実施例は、まず、縦糸3をモノフィラメント、横
糸4をフラットヤーンにした編織物によってネット本体
が構成されている。そして、このネット本体の横方向に
並ぶ編目5a,5b,5cによって間隔6a,6bが構
成されており、この間隔6a,6b内に高密度ポリエチ
レンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長
に裁断してなる繊維テープ7,8が通されている。この
とき、縦糸3は一定の間隔を有して平行な状態となって
おり、かつ、この縦糸3と横糸4とが交差する位置にお
いて編織されていることから、編目5a,5b,5cは
横方向に一定の間隔を有する状態となっており、かつ、
縦方向に平行な状態となっている。即ち、縦方向には平
行する間隔の列6a,6bが設けられた状態となってい
る。そして、前記の繊維テープ7,8は、同じ幅を有す
るように裁断されており、その両側辺は平行となってい
る。この繊維テープ7,8は、横糸4の上下を交互に通
過する状態で通されており、縦方向に連続していること
から、複数の横糸4によってその位置は固定されるよう
になっている。このようにして繊維テープ7,8を間隔
列6a,6bに通すことによって、ネット全体に繊維テ
ープ7,8による面を設けることができるようになって
いる。そして、繊維テープ7,8によってできた面は、
高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法によ
る不織布による面であることから、前記の第一実施例の
縦糸と同様な遮光率及び吸収率を有するものである。こ
こで、間隔6a,6b内に繊維テープ7,8を通すに
は、予めモノフィラメントによる縦糸3及びフラットヤ
ーンからなる横糸4を編織したネット本体を設けてお
き、そのネット本体の間隔6a,6bに、後から挿通さ
せるても良いが、縦糸3及び横糸4を編織する際、通す
べき位置に縦糸3に繊維テープ7,8を供給することに
よって、編織と同時に繊維テープ7,8の挿通を行なっ
ても良い。なお、本実施例では、間隔列6a,6bの幅
は、繊維テープ7の3本分と同一になるように構成され
ているため、各間隔列6a,6bには繊維テープ7a,
7b,7cと、繊維テープ8a,8b,8cが通されて
いるが、この間隔列6a,6bの幅を変更させることに
よって、1つの間隔列6a,6bに通す繊維テープ7,
8の数が変化したものを多種作成することができること
は言うまでもない。また、上記の実施例には、縦方向に
のみ繊維テープを通したものを示したが、これを横方向
にしても同様の遮光ネットを得ることができ、縦及び横
の両方向に繊維テープを通したものであっても良い。
【0026】次に、第三実施例を図6に基づいて説明す
る。本実施例は、前記の第二実施例を変化させたもので
ある。ネット本体は第二実施例と同様に、縦糸9をモノ
フィラメント、横糸10をフラットヤーンにした編織物
によってが構成されており、編目11によって構成され
る間隔列12も同様に、縦方向には平行な状態となって
いる。そして、この間隔列12の幅は、繊維テープ13
の1本の幅と同一になるように設けられている。これに
より、各間隔列12のうち繊維テープ13を通した間隔
列12a,12bと、通さない間隔列12cとに分ける
ことができるようになっている。そして、繊維テープ1
3を通した部分によって光を遮断し、繊維テープ13を
通さない部分によって光を通過させることができように
なっており、従って、任意に遮光率を調整できるように
なっている。繊維テープ13を通した部分は、高密度ポ
リエチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布
によって遮光されることとなるから、前記第一実施例及
び第二実施例と同様な遮光率及び吸収率を有するもので
ある。なお、本実施例においても、繊維テープ13を通
した間隔列12a,12bと繊維テープ13を通さない
間隔列12cの割合を2対1としたもののみを示した
が、これらの数を変更することによって多種の異なる遮
光率を有するネットを得ることができることは言うまで
もない。例えば、図5に示すように、縦糸20と横糸2
1との編目22によってできる間隔列23,24,2
5,26のうち、2列の繊維テープ27a,27bを通
した間隔列23,24と2列の繊維テープを通さない間
隔列25,26とによって1対1の割合として構成させ
ることもできる。また、図7に示すものは、縦糸20と
横糸21との編織をラッセル織にしたものであって、こ
のようなものであっても良い。上記の実施例には、縦方
向にのみ繊維テープを通したものを示したが、これを横
方向にしても同様の遮光ネットを得ることができ、縦及
び横の両方向に繊維テープを通したものであっても良
い。
る。本実施例は、前記の第二実施例を変化させたもので
ある。ネット本体は第二実施例と同様に、縦糸9をモノ
フィラメント、横糸10をフラットヤーンにした編織物
によってが構成されており、編目11によって構成され
る間隔列12も同様に、縦方向には平行な状態となって
いる。そして、この間隔列12の幅は、繊維テープ13
の1本の幅と同一になるように設けられている。これに
より、各間隔列12のうち繊維テープ13を通した間隔
列12a,12bと、通さない間隔列12cとに分ける
ことができるようになっている。そして、繊維テープ1
3を通した部分によって光を遮断し、繊維テープ13を
通さない部分によって光を通過させることができように
なっており、従って、任意に遮光率を調整できるように
なっている。繊維テープ13を通した部分は、高密度ポ
リエチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布
によって遮光されることとなるから、前記第一実施例及
び第二実施例と同様な遮光率及び吸収率を有するもので
ある。なお、本実施例においても、繊維テープ13を通
した間隔列12a,12bと繊維テープ13を通さない
間隔列12cの割合を2対1としたもののみを示した
が、これらの数を変更することによって多種の異なる遮
光率を有するネットを得ることができることは言うまで
もない。例えば、図5に示すように、縦糸20と横糸2
1との編目22によってできる間隔列23,24,2
5,26のうち、2列の繊維テープ27a,27bを通
した間隔列23,24と2列の繊維テープを通さない間
隔列25,26とによって1対1の割合として構成させ
ることもできる。また、図7に示すものは、縦糸20と
横糸21との編織をラッセル織にしたものであって、こ
のようなものであっても良い。上記の実施例には、縦方
向にのみ繊維テープを通したものを示したが、これを横
方向にしても同様の遮光ネットを得ることができ、縦及
び横の両方向に繊維テープを通したものであっても良
い。
【0027】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、上記実施例には、縦糸又は横糸に使用する合成繊維
をモノフィラメント又はフラットヤーンによるもののみ
を示したが、これらの外にマルチフィラメント等を用い
ても良く、さらに、モノフィラメント、マルチフィラメ
ント、フラットヤーン等を適宜組み合わせて編織物を構
成させても良い。また、合成繊維(実施例中においては
モノフィラメント又はフラットヤーン)をポリエチレン
以外の材質のものを用いても良く、このときの材質とし
ては、ポリエステル、ナイロン、ビニロン、アクリル、
ポリプロピレン等が考えられる。
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、上記実施例には、縦糸又は横糸に使用する合成繊維
をモノフィラメント又はフラットヤーンによるもののみ
を示したが、これらの外にマルチフィラメント等を用い
ても良く、さらに、モノフィラメント、マルチフィラメ
ント、フラットヤーン等を適宜組み合わせて編織物を構
成させても良い。また、合成繊維(実施例中においては
モノフィラメント又はフラットヤーン)をポリエチレン
以外の材質のものを用いても良く、このときの材質とし
ては、ポリエステル、ナイロン、ビニロン、アクリル、
ポリプロピレン等が考えられる。
【0028】
【効果】本発明は、高密度ポリエチレンスパンボンドフ
ラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断して縦糸と
し、他の合成繊維を横糸とした編織物からなるので、柔
軟性に優れたものである。特に、遮光するための材質と
して、縦糸に高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシ
ュ紡糸法による不織布を細長に裁断したものを採用した
ことから、アルミニウム蒸着層を有するものを使用した
遮光ネットよりも遮光率を向上させることができ、反射
できない光をほとんど吸収することなく透過できること
から、本発明の遮光ネット自体が熱を蓄積することがな
く、もって断熱効果がはるかに良いものということがで
きる。また、高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシ
ュ紡糸法による不織布は、光の透過率が良いことから、
反射しない光を通過させることができるので、この通過
した光によって遮光したにもかかわらず、遮光された場
所は比較的明るいものである。さらに、合成繊維の材質
をポリエチレンにすることによって、焼却による有害成
分の発生を抑制することができるので、環境的に良好な
ものである。また、金属膜を使用しないので、酸化及び
加工硬化等の心配がないものである。
ラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断して縦糸と
し、他の合成繊維を横糸とした編織物からなるので、柔
軟性に優れたものである。特に、遮光するための材質と
して、縦糸に高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシ
ュ紡糸法による不織布を細長に裁断したものを採用した
ことから、アルミニウム蒸着層を有するものを使用した
遮光ネットよりも遮光率を向上させることができ、反射
できない光をほとんど吸収することなく透過できること
から、本発明の遮光ネット自体が熱を蓄積することがな
く、もって断熱効果がはるかに良いものということがで
きる。また、高密度ポリエチレンスパンボンドフラッシ
ュ紡糸法による不織布は、光の透過率が良いことから、
反射しない光を通過させることができるので、この通過
した光によって遮光したにもかかわらず、遮光された場
所は比較的明るいものである。さらに、合成繊維の材質
をポリエチレンにすることによって、焼却による有害成
分の発生を抑制することができるので、環境的に良好な
ものである。また、金属膜を使用しないので、酸化及び
加工硬化等の心配がないものである。
【0029】前記縦糸が適度な間隔を有するようにして
なることから、間隔の広さを変えることによって、容易
に遮光率を変化させることができる。
なることから、間隔の広さを変えることによって、容易
に遮光率を変化させることができる。
【0030】本発明は、縦糸及び横糸を合成繊維とした
編織物からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリ
エチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を
細長に裁断してなる繊維テープを縦方向に通してなるか
ら、柔軟性に優れたものである。また、ある程度の幅を
有する繊維テープによって遮光するため、容易に広い面
積を構成させることができ、高密度ポリエチレンスパン
ボンドフラッシュ紡糸法による不織布の性質を十分に発
揮させることができる。
編織物からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリ
エチレンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を
細長に裁断してなる繊維テープを縦方向に通してなるか
ら、柔軟性に優れたものである。また、ある程度の幅を
有する繊維テープによって遮光するため、容易に広い面
積を構成させることができ、高密度ポリエチレンスパン
ボンドフラッシュ紡糸法による不織布の性質を十分に発
揮させることができる。
【0031】前記編目間隔が横方向に一定間隔にして、
編目が縦方向に平行となるようにし、この縦方向に平行
な編目によってできる複数の間隔列のうち、繊維テープ
を通さない間隔列を有してなるから、繊維テープを通す
列と通さない列との割合によって、遮光率を容易に調整
できる。特に、繊維テープを高密度ポリエチレンスパン
ボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断した
ものを採用したことから、遮光ネット自体に熱が蓄積さ
れず、これにより、遮光ネットからの輻射熱がなく、予
定する遮光の効果を得ることができるものである。
編目が縦方向に平行となるようにし、この縦方向に平行
な編目によってできる複数の間隔列のうち、繊維テープ
を通さない間隔列を有してなるから、繊維テープを通す
列と通さない列との割合によって、遮光率を容易に調整
できる。特に、繊維テープを高密度ポリエチレンスパン
ボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁断した
ものを採用したことから、遮光ネット自体に熱が蓄積さ
れず、これにより、遮光ネットからの輻射熱がなく、予
定する遮光の効果を得ることができるものである。
【図1】第一実施例の説明図である。
【図2】第一実施例による遮光ネットの概略を示す説明
図である。
図である。
【図3】第一実施例の説明図である。
【図4】第一実施例による遮光ネットの概略を示す説明
図である。
図である。
【図5】第二実施例の説明図である。
【図6】第三実施例の説明図である。
【図7】第三実施例の他の変形例を示す説明図である。
1 縦糸 2 横糸 3 縦糸 4 横糸 5 編目 6 間隔列 7,8 繊維テープ A,B 遮光ネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 昌人 愛知県豊川市牧野町野畔54番地の19 有限 会社井上商店内 (72)発明者 河村 充雅 東京都千代田区岩本町2丁目14番2号 丸 和バイオケミカル株式会社内 (72)発明者 三尾 彰 東京都千代田区岩本町2丁目14番2号 丸 和バイオケミカル株式会社内 (72)発明者 石井 清雄 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 伊場 仙ビル 平成ポリマー株式会社内 (72)発明者 島村 敏和 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 伊場 仙ビル 平成ポリマー株式会社内 (72)発明者 鈴木 英司 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 伊場 仙ビル 平成ポリマー株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 高密度ポリエチレンスパンボンドフラッ
シュ紡糸法による不織布を細長に裁断して縦糸とし、他
の合成繊維を横糸とした編織物からなることを特徴とす
る遮光ネット。 - 【請求項2】 前記縦糸が適度な間隔を有するようにし
てなる請求項1の遮光ネット。 - 【請求項3】 高密度ポリエチレンスパンボンドフラッ
シュ紡糸法による不織布を細長に裁断して横糸とし、他
の合成繊維を縦糸とした編織物からなることを特徴とす
る遮光ネット。 - 【請求項4】 前記横糸が適度な間隔を有するようにし
てなる請求項3の遮光ネット。 - 【請求項5】 高密度ポリエチレンスパンボンドフラッ
シュ紡糸法による不織布を細長に裁断して縦糸及び横糸
とした編織物からなることを特徴とする遮光ネット。 - 【請求項6】 前記縦糸及び横糸が適度な間隔を有する
ようにしてなる請求項5の遮光ネット。 - 【請求項7】 縦糸及び横糸を合成繊維とした編織物か
らなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリエチレン
スパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に裁
断してなる繊維テープを縦方向に通してなることを特徴
とする遮光ネット。 - 【請求項8】 前記編目間隔が横方向に一定間隔となっ
ており、編目が縦方向に平行となる請求項7の遮光ネッ
ト。 - 【請求項9】 前記縦方向に平行な編目によってできる
間隔列のうち、前記繊維テープを通さない間隔列を有し
てなる請求項8の遮光ネット。 - 【請求項10】 縦糸及び横糸を合成繊維とした編織物
からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリエチレ
ンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に
裁断してなる繊維テープを横方向に通してなることを特
徴とする遮光ネット。 - 【請求項11】 前記編目間隔が縦方向に一定間隔とな
っており、編目が横方向に平行となる請求項10の遮光
ネット。 - 【請求項12】 前記横方向に平行な編目によってでき
る間隔列のうち、前記繊維テープを通さない間隔列を有
してなる請求項11の遮光ネット。 - 【請求項13】 縦糸及び横糸を合成繊維とした編織物
からなるネット本体の編目間隔内に、高密度ポリエチレ
ンスパンボンドフラッシュ紡糸法による不織布を細長に
裁断してなる繊維テープを縦方向及び横方向に通してな
ることを特徴とする遮光ネット。 - 【請求項14】 前記編目間隔が横方向及び縦方向に一
定間隔となっており、編目が縦方向及び横方向に平行と
なる請求項13の遮光ネット。 - 【請求項15】 前記縦方向及び横方向に平行な編目に
よってできる間隔列のうち、前記繊維テープを通さない
間隔列を有してなる請求項14の遮光ネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099294A JPH07298793A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 遮光ネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099294A JPH07298793A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 遮光ネット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07298793A true JPH07298793A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14014018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9099294A Withdrawn JPH07298793A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 遮光ネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07298793A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1147703A3 (en) * | 2000-04-18 | 2002-06-05 | POLYSACK PLASTIC INDUSTRIES (R.A.C.S.) Ltd. | Net for protecting plants from light |
| JP2008106486A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 日除けシート |
| US20120090229A1 (en) * | 2009-04-16 | 2012-04-19 | Jonathan Dallas Toye | Reflective netting material |
| WO2015193801A1 (en) * | 2014-06-16 | 2015-12-23 | Nine Ip Limited | Crop material |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9099294A patent/JPH07298793A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1147703A3 (en) * | 2000-04-18 | 2002-06-05 | POLYSACK PLASTIC INDUSTRIES (R.A.C.S.) Ltd. | Net for protecting plants from light |
| US6586350B2 (en) | 2000-04-18 | 2003-07-01 | Polysack Plastic Industries (R.A.C.S.) Ltd. | Net for protecting plants from light |
| JP2008106486A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 日除けシート |
| US20120090229A1 (en) * | 2009-04-16 | 2012-04-19 | Jonathan Dallas Toye | Reflective netting material |
| US9414549B2 (en) | 2009-04-16 | 2016-08-16 | Extenday Ip Limited | Reflective netting material |
| WO2015193801A1 (en) * | 2014-06-16 | 2015-12-23 | Nine Ip Limited | Crop material |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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