JPH07299457A - 電解水生成装置 - Google Patents
電解水生成装置Info
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- JPH07299457A JPH07299457A JP6095276A JP9527694A JPH07299457A JP H07299457 A JPH07299457 A JP H07299457A JP 6095276 A JP6095276 A JP 6095276A JP 9527694 A JP9527694 A JP 9527694A JP H07299457 A JPH07299457 A JP H07299457A
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Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気分解に用いられる塩水のpHを所定範囲
内に維持して、期待どおりの成分濃度及び機能を有する
電解水を電気分解によって得ること。 【構成】電解槽本体13の内部を塩水室A、陽極室B及
び陰極室Cに分離し、塩水室Aに塩水タンク20から食
塩水を循環供給して両電極14,15間で電気分解し、
陽極室B及び陰極室Cから酸性水及びアルカリ性水を取
り出す。塩水タンク20にはpHセンサ24が設けられ
ており、このpHセンサ24からの検出信号に基づき制
御回路50が酸性水供給バルブ38あるいはアルカリ性
水供給バルブ39を制御して酸性水あるいはアルカリ性
水を塩水タンク20内に供給し、同タンク20内の食塩
水のpHを所定範囲内に維持する。
内に維持して、期待どおりの成分濃度及び機能を有する
電解水を電気分解によって得ること。 【構成】電解槽本体13の内部を塩水室A、陽極室B及
び陰極室Cに分離し、塩水室Aに塩水タンク20から食
塩水を循環供給して両電極14,15間で電気分解し、
陽極室B及び陰極室Cから酸性水及びアルカリ性水を取
り出す。塩水タンク20にはpHセンサ24が設けられ
ており、このpHセンサ24からの検出信号に基づき制
御回路50が酸性水供給バルブ38あるいはアルカリ性
水供給バルブ39を制御して酸性水あるいはアルカリ性
水を塩水タンク20内に供給し、同タンク20内の食塩
水のpHを所定範囲内に維持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生鮮食品の洗浄及び殺
菌、鮮魚介類の解凍などの食品処置や、包丁やまな板等
の台所用品、またお絞りや手等の洗浄・殺菌処理を行う
のに使用される酸性水、及び飲用水などとして利用され
るアルカリ性水を電気分解によって生成させる電解水生
成装置に関する。
菌、鮮魚介類の解凍などの食品処置や、包丁やまな板等
の台所用品、またお絞りや手等の洗浄・殺菌処理を行う
のに使用される酸性水、及び飲用水などとして利用され
るアルカリ性水を電気分解によって生成させる電解水生
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電解水生成装置としては、例え
ば図2に示すタイプのように、電解槽60の本体61内
部を中央の塩水室Aとその両側の陽極室B及び陰極室C
に二枚のイオン透過性隔膜62,63で分離し、陽極室
B側の隔膜62近傍に陽電極64を、一方陰極室C側の
隔膜63近傍に陰電極65を設け、中央の塩水室Aに食
塩水タンク66から食塩水を循環供給して両電極64,
65間にてその食塩水を電気分解し、それによってそれ
ぞれ陽極室B及び陰極室Cに供給される水から酸性水及
びアルカリ性水を生成させ、これらの電解水を取り出す
電解水生成装置が知られている。
ば図2に示すタイプのように、電解槽60の本体61内
部を中央の塩水室Aとその両側の陽極室B及び陰極室C
に二枚のイオン透過性隔膜62,63で分離し、陽極室
B側の隔膜62近傍に陽電極64を、一方陰極室C側の
隔膜63近傍に陰電極65を設け、中央の塩水室Aに食
塩水タンク66から食塩水を循環供給して両電極64,
65間にてその食塩水を電気分解し、それによってそれ
ぞれ陽極室B及び陰極室Cに供給される水から酸性水及
びアルカリ性水を生成させ、これらの電解水を取り出す
電解水生成装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
従来の電解水生成装置においては、両電極64,65間
でなされる電気分解に用いられる食塩水が食塩水タンク
66との間で循環供給されており、循環中の食塩水中で
はNaイオンとClイオンとの拡散速度が異なるため、
電気分解が進むにつれて食塩水タンク66内の食塩水の
pHが徐々に変化してくる。食塩水タンク66内の食塩
水のpHが変化すると、電気分解によって生成される酸
性水及びアルカリ性水の成分濃度が変化するため、それ
ぞれの電解水に期待される機能が充分に得られなくなる
という問題点があった。
従来の電解水生成装置においては、両電極64,65間
でなされる電気分解に用いられる食塩水が食塩水タンク
66との間で循環供給されており、循環中の食塩水中で
はNaイオンとClイオンとの拡散速度が異なるため、
電気分解が進むにつれて食塩水タンク66内の食塩水の
pHが徐々に変化してくる。食塩水タンク66内の食塩
水のpHが変化すると、電気分解によって生成される酸
性水及びアルカリ性水の成分濃度が変化するため、それ
ぞれの電解水に期待される機能が充分に得られなくなる
という問題点があった。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は、電気分解に用いられる
塩水のpHを所定範囲内に維持して、期待どおりの成分
濃度及び機能を有する電解水を電気分解によって得るこ
とを目的とする。
塩水のpHを所定範囲内に維持して、期待どおりの成分
濃度及び機能を有する電解水を電気分解によって得るこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み、本発明
は、電解槽本体と、この電解槽本体の内部を中央の塩水
室とその両側の陽極室及び陰極室に分離するイオン透過
性の二枚の隔膜と、前記陽極室内側であって前記二枚の
隔膜のうちの一方の隔膜の近傍に設けられた液体の通過
が自由な陽電極と、前記陰極室内側であって前記二枚の
隔膜のうちの他方の隔膜の近傍に設けられた液体の通過
が自由な陰電極と、前記陽電極及び陰電極に電解用電力
を供給する直流電源と、電解される塩水を貯溜する塩水
タンクと、前記塩水タンクと前記塩水室とを連通して塩
水の循環経路を構成する塩水導入管及び塩水導出管と、
この塩水導入管及び塩水導出管のいずれか一方に設けら
れて前記塩水室と循環塩水タンクとの間で塩水を循環さ
せる循環ポンプと、前記陽極室に連通された給水管及び
酸性水取り出し管と、前記陰極室に連通された給水管及
びアルカリ性水取り出し管とを備えた電解水生成装置に
おいて、この電解水生成装置がさらに、前記塩水タンク
に貯溜されている塩水のpHを検出するpH検出手段
と、前記陽極室と前記塩水タンクとを連通し陽極室にて
生成された酸性水を前記塩水タンクへ供給する酸性水供
給管と、前記酸性水供給管に設けられて酸性水の供給を
開閉する第1開閉手段と、前記陰極室と前記塩水タンク
とを連通し陰極室にて生成されたアルカリ性水を前記塩
水タンクに供給するアルカリ性水供給管と、前記アルカ
リ性水供給管に設けられてアルカリ性水の供給を開閉す
る第2開閉手段と、前記pH検出手段によって検出され
るpHに基づき前記第1開閉手段及び第2開閉手段を制
御して酸性水あるいはアルカリ性水を前記塩水タンクに
供給することにより塩水タンク内の塩水のpHを所定範
囲内に維持させる電解水供給制御手段とを備えたことを
特徴とする。
は、電解槽本体と、この電解槽本体の内部を中央の塩水
室とその両側の陽極室及び陰極室に分離するイオン透過
性の二枚の隔膜と、前記陽極室内側であって前記二枚の
隔膜のうちの一方の隔膜の近傍に設けられた液体の通過
が自由な陽電極と、前記陰極室内側であって前記二枚の
隔膜のうちの他方の隔膜の近傍に設けられた液体の通過
が自由な陰電極と、前記陽電極及び陰電極に電解用電力
を供給する直流電源と、電解される塩水を貯溜する塩水
タンクと、前記塩水タンクと前記塩水室とを連通して塩
水の循環経路を構成する塩水導入管及び塩水導出管と、
この塩水導入管及び塩水導出管のいずれか一方に設けら
れて前記塩水室と循環塩水タンクとの間で塩水を循環さ
せる循環ポンプと、前記陽極室に連通された給水管及び
酸性水取り出し管と、前記陰極室に連通された給水管及
びアルカリ性水取り出し管とを備えた電解水生成装置に
おいて、この電解水生成装置がさらに、前記塩水タンク
に貯溜されている塩水のpHを検出するpH検出手段
と、前記陽極室と前記塩水タンクとを連通し陽極室にて
生成された酸性水を前記塩水タンクへ供給する酸性水供
給管と、前記酸性水供給管に設けられて酸性水の供給を
開閉する第1開閉手段と、前記陰極室と前記塩水タンク
とを連通し陰極室にて生成されたアルカリ性水を前記塩
水タンクに供給するアルカリ性水供給管と、前記アルカ
リ性水供給管に設けられてアルカリ性水の供給を開閉す
る第2開閉手段と、前記pH検出手段によって検出され
るpHに基づき前記第1開閉手段及び第2開閉手段を制
御して酸性水あるいはアルカリ性水を前記塩水タンクに
供給することにより塩水タンク内の塩水のpHを所定範
囲内に維持させる電解水供給制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0006】
【発明の作用・効果】このように構成された本発明の電
解水生成装置においては、塩水タンクに貯溜されている
塩水のpHをpH検出手段によって検出してその検出さ
れたpHが表す信号に基づいて電解水供給制御手段が酸
性水供給管に設けられた第1開閉手段あるいはアルカリ
性水供給管に設けられた第2開閉手段のいずれかを操作
し、塩水タンク内に酸性水あるいはアルカリ性水を供給
させる。これによって塩水タンク内の塩水、即ち電気分
解に使用される塩水のpHが所定範囲内に維持されるた
め、電気分解によって所定範囲内の濃度の酸性水及びア
ルカリ性水が生成され、期待どおりの機能を有する電解
水を得ることができる。
解水生成装置においては、塩水タンクに貯溜されている
塩水のpHをpH検出手段によって検出してその検出さ
れたpHが表す信号に基づいて電解水供給制御手段が酸
性水供給管に設けられた第1開閉手段あるいはアルカリ
性水供給管に設けられた第2開閉手段のいずれかを操作
し、塩水タンク内に酸性水あるいはアルカリ性水を供給
させる。これによって塩水タンク内の塩水、即ち電気分
解に使用される塩水のpHが所定範囲内に維持されるた
め、電気分解によって所定範囲内の濃度の酸性水及びア
ルカリ性水が生成され、期待どおりの機能を有する電解
水を得ることができる。
【0007】また本発明によれば電気分解に使用される
塩水のpHが所定範囲内に保たれるため、電気分解に必
要な消費電力を最小限に抑えることができるとともに、
電極の寿命も延ばすことができる。これは、塩水が酸性
またはアルカリ性にかたよっていると、所定範囲内の濃
度の電解水を得るために必要な電圧及び電流(消費電
力)は、中性水を電気分解する時に必要な電圧及び電流
(消費電力)よりも大きくなるし、この場合の電極にか
かる負担は、中性水を電気分解する時よりも大きくなる
ためである。
塩水のpHが所定範囲内に保たれるため、電気分解に必
要な消費電力を最小限に抑えることができるとともに、
電極の寿命も延ばすことができる。これは、塩水が酸性
またはアルカリ性にかたよっていると、所定範囲内の濃
度の電解水を得るために必要な電圧及び電流(消費電
力)は、中性水を電気分解する時に必要な電圧及び電流
(消費電力)よりも大きくなるし、この場合の電極にか
かる負担は、中性水を電気分解する時よりも大きくなる
ためである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1に示された本発明にかかる電解水生成装置
は、電気分解を行う電解槽10と電気分解用の食塩水を
収容する塩水タンク20、及びそれらを連結する配管を
主要構成部材とする。
する。図1に示された本発明にかかる電解水生成装置
は、電気分解を行う電解槽10と電気分解用の食塩水を
収容する塩水タンク20、及びそれらを連結する配管を
主要構成部材とする。
【0009】電解槽10本体の内部は、互いに平衡に設
けられた二枚のイオン透過性隔膜11,12によって仕
切られており、両隔膜11,12の間には塩水室A、一
方の隔膜11と電解槽本体13との間には陽極室B、そ
してもう一方の隔膜12と電解槽本体13との間には陰
極室Cが分離形成されている。陽電極14は隔膜11の
陽極室B側にほとんど隙間なく配設されており、一方陰
電極15は隔膜12の陰極室C側にほとんど隙間なく配
設されている。陽電極14及び陰電極15はラスメタル
からなり、電解槽本体13に固定支持されていて、電解
用の直流電源(図示しない)に接続されて両電極14,
15間に直流電圧が印加されるように構成されている。
けられた二枚のイオン透過性隔膜11,12によって仕
切られており、両隔膜11,12の間には塩水室A、一
方の隔膜11と電解槽本体13との間には陽極室B、そ
してもう一方の隔膜12と電解槽本体13との間には陰
極室Cが分離形成されている。陽電極14は隔膜11の
陽極室B側にほとんど隙間なく配設されており、一方陰
電極15は隔膜12の陰極室C側にほとんど隙間なく配
設されている。陽電極14及び陰電極15はラスメタル
からなり、電解槽本体13に固定支持されていて、電解
用の直流電源(図示しない)に接続されて両電極14,
15間に直流電圧が印加されるように構成されている。
【0010】塩水タンク20には、その上部に開閉バル
ブ41を備えた連通管42を介して飽和食塩水を収容す
る濃塩水タンク40が連結されており、また、塩水タン
ク20内に水を適宜供給することのできる給水バルブ4
4を備えた給水管が配設されている。そして塩水タンク
20内に収容されている食塩水に浸漬されている濃度セ
ンサ22により検出された食塩水濃度が所定範囲(例え
ば10〜20%)を外れた場合、あるいは塩水タンク2
0内の食塩水に浸漬されている液面センサ23により検
出された食塩水の水位が所定範囲を外れた場合に、開閉
バルブ41及び給水バルブ44を同時にあるいは一方ず
つ開くことで塩水タンク20内の食塩水の濃度及び水位
を所定範囲に維持できるように構成されている。なお塩
水タンク20には、その内部の濃度を均一化するための
攪拌ポンプ21が設けられており、また濃塩水タンク4
0の上方には濃塩水タンク40に食塩を供給する食塩タ
ンク43が設けられている。
ブ41を備えた連通管42を介して飽和食塩水を収容す
る濃塩水タンク40が連結されており、また、塩水タン
ク20内に水を適宜供給することのできる給水バルブ4
4を備えた給水管が配設されている。そして塩水タンク
20内に収容されている食塩水に浸漬されている濃度セ
ンサ22により検出された食塩水濃度が所定範囲(例え
ば10〜20%)を外れた場合、あるいは塩水タンク2
0内の食塩水に浸漬されている液面センサ23により検
出された食塩水の水位が所定範囲を外れた場合に、開閉
バルブ41及び給水バルブ44を同時にあるいは一方ず
つ開くことで塩水タンク20内の食塩水の濃度及び水位
を所定範囲に維持できるように構成されている。なお塩
水タンク20には、その内部の濃度を均一化するための
攪拌ポンプ21が設けられており、また濃塩水タンク4
0の上方には濃塩水タンク40に食塩を供給する食塩タ
ンク43が設けられている。
【0011】電解槽10の塩水室Aの底部と塩水タンク
20の底部とは、循環ポンプ31を設けた塩水導入管3
0により連通されており、また塩水室Aの上部と塩水タ
ンク20の上部とは、塩水室A内の水圧を両電極室B,
Cよりも高めるための絞りを33を設けた塩水導出管3
2により連通されていて、この塩水導入管30と塩水導
出管32とで食塩水の循環経路が形成されている。電解
槽10の陽極室B及び陰極室Cのそれぞれ底部には、給
水管34が分岐した給水分岐管34a,34bが連通さ
れており、開閉バルブ35の操作によって水が各室B,
Cに導入されるようになっている。一方陽極室Bおよび
陰極室Cのそれぞれ上部には、酸性水取り出し管36と
アルカリ性水取り出し管37とが設けられている。この
両取り出し管36,37はそれぞれ途中で分岐して、塩
水タンク20に酸性水を供給する酸性水供給管36a及
びアルカリ性水供給管37aを構成している。そしてそ
れぞれの供給管36a,37aには、酸性水供給バルブ
38(本発明の第1開閉手段に相当する。)とアルカリ
性水供給バルブ39(本発明の第2開閉手段に相当す
る。)が設けられていて、塩水タンク20に設けられた
pHセンサ24(本発明のpH検出手段に相当する。)
からの検出信号に基づいて制御回路50(本発明の電解
水供給制御手段に相当する。)がこれらの開閉バルブ3
8,39の開閉を制御するように構成されている。
20の底部とは、循環ポンプ31を設けた塩水導入管3
0により連通されており、また塩水室Aの上部と塩水タ
ンク20の上部とは、塩水室A内の水圧を両電極室B,
Cよりも高めるための絞りを33を設けた塩水導出管3
2により連通されていて、この塩水導入管30と塩水導
出管32とで食塩水の循環経路が形成されている。電解
槽10の陽極室B及び陰極室Cのそれぞれ底部には、給
水管34が分岐した給水分岐管34a,34bが連通さ
れており、開閉バルブ35の操作によって水が各室B,
Cに導入されるようになっている。一方陽極室Bおよび
陰極室Cのそれぞれ上部には、酸性水取り出し管36と
アルカリ性水取り出し管37とが設けられている。この
両取り出し管36,37はそれぞれ途中で分岐して、塩
水タンク20に酸性水を供給する酸性水供給管36a及
びアルカリ性水供給管37aを構成している。そしてそ
れぞれの供給管36a,37aには、酸性水供給バルブ
38(本発明の第1開閉手段に相当する。)とアルカリ
性水供給バルブ39(本発明の第2開閉手段に相当す
る。)が設けられていて、塩水タンク20に設けられた
pHセンサ24(本発明のpH検出手段に相当する。)
からの検出信号に基づいて制御回路50(本発明の電解
水供給制御手段に相当する。)がこれらの開閉バルブ3
8,39の開閉を制御するように構成されている。
【0012】次にこのように構成された電解水生成装置
の作動の説明をする。この電解水生成装置の使用開始時
には、まず開閉バルブ41及び給水管の給水バルブ44
を開いて塩水タンク20に飽和食塩水及び水道水を供給
すると同時に攪拌ポンプ21を作動させて塩水タンク2
0内の濃度を均一にし、濃度センサ22により検出した
食塩水濃度と液面センサ23により検出した水位に基づ
き開閉バルブ41と給水バルブ44を協働して制御して
食塩水を所定濃度範囲内及び所定水位範囲内とする。つ
いで循環ポンプ31を作動させ塩水タンク20内の食塩
水を塩水導入管30を経て塩水室Aに送り込み、塩水導
出管32を経て塩水タンク20に戻す。続いて給水管3
4の開閉バルブ35を開き、給水源からの水を陽極室B
及び陰極室C内に送り込み、酸性水取り出し管36及び
アルカリ性水取り出し管37から排出させる。
の作動の説明をする。この電解水生成装置の使用開始時
には、まず開閉バルブ41及び給水管の給水バルブ44
を開いて塩水タンク20に飽和食塩水及び水道水を供給
すると同時に攪拌ポンプ21を作動させて塩水タンク2
0内の濃度を均一にし、濃度センサ22により検出した
食塩水濃度と液面センサ23により検出した水位に基づ
き開閉バルブ41と給水バルブ44を協働して制御して
食塩水を所定濃度範囲内及び所定水位範囲内とする。つ
いで循環ポンプ31を作動させ塩水タンク20内の食塩
水を塩水導入管30を経て塩水室Aに送り込み、塩水導
出管32を経て塩水タンク20に戻す。続いて給水管3
4の開閉バルブ35を開き、給水源からの水を陽極室B
及び陰極室C内に送り込み、酸性水取り出し管36及び
アルカリ性水取り出し管37から排出させる。
【0013】この状態で陽電極14及び陰電極15に直
流電源から電解用電力を供給すれば、塩水室A内の食塩
水中の塩素イオンは隔膜11を通って陽極室B内に入り
陽電極14に接触して電価を失って塩素となる。この塩
素の一部はそのまま陽電極14付近の水中に溶解し、一
部は水と反応して次亜塩素酸あるいは次亜塩素酸イオン
を生成し、これらにより殺菌作用のある有効塩素濃度が
与えられる。残る塩素の一部は塩酸あるいは塩素ガスと
なって遊離される。これにより陽電極14付近の水は酸
性となり、これらの成分よりなる酸性水は液体の通過が
自由な陽電極14を通り抜けて陽極室B内に広がる。ま
た塩水室A内の食塩水中のナトリウムイオンは隔膜12
を通って陰極室C内に入り陰電極15に接触して電価を
失い、陰電極15付近の水と反応して水酸化ナトリウム
及び遊離水素を生じて陰電極15付近の水をアルカリ性
とする。アルカリ性となった水は液体の通過が自由な陰
電極15を通り抜けて陰極室C内に広がる。このように
して陽極室B及び陰極室C内にそれぞれ生成された酸性
水及びアルカリ性水は、酸性水取り出し管36及びアル
カリ性水取り出し管37から送り出され、それぞれの用
途に使用される。
流電源から電解用電力を供給すれば、塩水室A内の食塩
水中の塩素イオンは隔膜11を通って陽極室B内に入り
陽電極14に接触して電価を失って塩素となる。この塩
素の一部はそのまま陽電極14付近の水中に溶解し、一
部は水と反応して次亜塩素酸あるいは次亜塩素酸イオン
を生成し、これらにより殺菌作用のある有効塩素濃度が
与えられる。残る塩素の一部は塩酸あるいは塩素ガスと
なって遊離される。これにより陽電極14付近の水は酸
性となり、これらの成分よりなる酸性水は液体の通過が
自由な陽電極14を通り抜けて陽極室B内に広がる。ま
た塩水室A内の食塩水中のナトリウムイオンは隔膜12
を通って陰極室C内に入り陰電極15に接触して電価を
失い、陰電極15付近の水と反応して水酸化ナトリウム
及び遊離水素を生じて陰電極15付近の水をアルカリ性
とする。アルカリ性となった水は液体の通過が自由な陰
電極15を通り抜けて陰極室C内に広がる。このように
して陽極室B及び陰極室C内にそれぞれ生成された酸性
水及びアルカリ性水は、酸性水取り出し管36及びアル
カリ性水取り出し管37から送り出され、それぞれの用
途に使用される。
【0014】塩水室A内の電気分解されなかった食塩水
は隔膜11,12に遮られて陽極室Bまたは陰極室Cに
入ることはほとんどなく、循環ポンプ31により塩水導
入管30より再び塩水室A内に送り込まれて繰り返し循
環して使用される。従って、未電解の食塩水が酸性水取
り出し管36及びアルカリ性水取り出し管37から排出
されることがほとんどないので食塩が無駄に消費される
ことがない。
は隔膜11,12に遮られて陽極室Bまたは陰極室Cに
入ることはほとんどなく、循環ポンプ31により塩水導
入管30より再び塩水室A内に送り込まれて繰り返し循
環して使用される。従って、未電解の食塩水が酸性水取
り出し管36及びアルカリ性水取り出し管37から排出
されることがほとんどないので食塩が無駄に消費される
ことがない。
【0015】そして、このような電解水の生成工程が進
行するにつれて塩水タンク20及び塩水室A内の食塩水
が消費されるので、この間中、濃度センサ22と液面セ
ンサ23により検出される食塩水濃度及び水位に基づ
き、開閉バルブ41と給水バルブ44とを協働して操作
することによって、塩水タンク20内の食塩水濃度と水
位とが所定範囲内に保持される。なおこの際、塩水タン
ク20内の水位が上昇して、所定の水位を越えた分はオ
ーバーフローパイプ(図示しない。)より排出される。
行するにつれて塩水タンク20及び塩水室A内の食塩水
が消費されるので、この間中、濃度センサ22と液面セ
ンサ23により検出される食塩水濃度及び水位に基づ
き、開閉バルブ41と給水バルブ44とを協働して操作
することによって、塩水タンク20内の食塩水濃度と水
位とが所定範囲内に保持される。なおこの際、塩水タン
ク20内の水位が上昇して、所定の水位を越えた分はオ
ーバーフローパイプ(図示しない。)より排出される。
【0016】また、循環中の食塩水中におけるNaイオ
ンとClイオンとの拡散速度が異なることに起因して、
電気分解が進むにつれて塩水タンク20内の食塩水のp
Hが徐々に変化してくる。そこでpHセンサ24が塩水
タンク20内のpHを検出し、その検出されたpHが表
す信号に基づいて制御回路50によって酸性水供給バル
ブ38とアルカリ性水供給バルブ39の開閉が制御され
る。例えばpHセンサ24よって検出された検出信号が
pHが酸性であることを表している場合には、制御回路
50がアルカリ性水供給バルブ39を開いて塩水タンク
20内にアルカリ性水を供給し、また、pHセンサ24
によって検出された検出信号がpHがアルカリ性である
ことを表している場合には制御回路50が酸性水供給バ
ルブ38を開いて塩水タンク20内に酸性水を供給す
る。これにより塩水タンク20内のpHが所定範囲内に
保たれるので、電気分解によって所定範囲内の濃度の酸
性水及びアルカリ性水を生成することができ、期待どお
りの機能を有する電解水を得ることができる。
ンとClイオンとの拡散速度が異なることに起因して、
電気分解が進むにつれて塩水タンク20内の食塩水のp
Hが徐々に変化してくる。そこでpHセンサ24が塩水
タンク20内のpHを検出し、その検出されたpHが表
す信号に基づいて制御回路50によって酸性水供給バル
ブ38とアルカリ性水供給バルブ39の開閉が制御され
る。例えばpHセンサ24よって検出された検出信号が
pHが酸性であることを表している場合には、制御回路
50がアルカリ性水供給バルブ39を開いて塩水タンク
20内にアルカリ性水を供給し、また、pHセンサ24
によって検出された検出信号がpHがアルカリ性である
ことを表している場合には制御回路50が酸性水供給バ
ルブ38を開いて塩水タンク20内に酸性水を供給す
る。これにより塩水タンク20内のpHが所定範囲内に
保たれるので、電気分解によって所定範囲内の濃度の酸
性水及びアルカリ性水を生成することができ、期待どお
りの機能を有する電解水を得ることができる。
【0017】そして本発明によれば電気分解に使用され
る塩水のpHが所定範囲内に保たれるため、電気分解に
必要な消費電力を最小限に抑えることができるととも
に、電極の寿命も延ばすことができる。これは、塩水が
酸性またはアルカリ性にかたよっていると、所定範囲内
の濃度の電解水を得るために必要な電圧及び電流(消費
電力)は、中性水を電気分解する時に必要な電圧及び電
流(消費電力)よりも大きくなるし、この場合の電極に
かかる負担は、中性水を電気分解する時よりも大きくな
るためである。
る塩水のpHが所定範囲内に保たれるため、電気分解に
必要な消費電力を最小限に抑えることができるととも
に、電極の寿命も延ばすことができる。これは、塩水が
酸性またはアルカリ性にかたよっていると、所定範囲内
の濃度の電解水を得るために必要な電圧及び電流(消費
電力)は、中性水を電気分解する時に必要な電圧及び電
流(消費電力)よりも大きくなるし、この場合の電極に
かかる負担は、中性水を電気分解する時よりも大きくな
るためである。
【0018】なお、上記実施例においては酸性水供給管
及びアルカリ性水供給管を、酸性水取り出し管36及び
アルカリ性水取り出し管37を分岐して形成したが、陽
極室Bおよび陰極室Cと塩水タンク20とを連通するそ
れぞれ別個の管で構成してもよい。
及びアルカリ性水供給管を、酸性水取り出し管36及び
アルカリ性水取り出し管37を分岐して形成したが、陽
極室Bおよび陰極室Cと塩水タンク20とを連通するそ
れぞれ別個の管で構成してもよい。
【図1】 本発明の一実施例にかかる電解水生成装置を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図2】 従来の電解水生成装置を示す概略図である。
10…電解槽、11,12…イオン透過性隔膜、13…
電解槽本体、14…陽電極、15…陰電極、A…塩水
室、B…陽極室、C…陰極室、20…塩水タンク、22
…濃度センサ、23…液面センサ、24…pHセンサ、
40…濃塩水タンク、30…塩水導入管、31…循環ポ
ンプ、32…塩水導出管、34…給水管、36…酸性水
取り出し管、37…アルカリ性水取り出し管、36a…
酸性水供給管、37a…アルカリ性水供給管、38…酸
性水供給バルブ、39…アルカリ性水供給バルブ、50
…制御回路。
電解槽本体、14…陽電極、15…陰電極、A…塩水
室、B…陽極室、C…陰極室、20…塩水タンク、22
…濃度センサ、23…液面センサ、24…pHセンサ、
40…濃塩水タンク、30…塩水導入管、31…循環ポ
ンプ、32…塩水導出管、34…給水管、36…酸性水
取り出し管、37…アルカリ性水取り出し管、36a…
酸性水供給管、37a…アルカリ性水供給管、38…酸
性水供給バルブ、39…アルカリ性水供給バルブ、50
…制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 電解槽本体と、この電解槽本体の内部を
中央の塩水室とその両側の陽極室及び陰極室に分離する
イオン透過性の二枚の隔膜と、 前記陽極室内側であって前記二枚の隔膜のうちの一方の
隔膜の近傍に設けられた液体の通過が自由な陽電極と、 前記陰極室内側であって前記二枚の隔膜のうちの他方の
隔膜の近傍に設けられた液体の通過が自由な陰電極と、 前記陽電極及び陰電極に電解用電力を供給する直流電源
と、 電解される塩水を貯溜する塩水タンクと、 前記塩水タンクと前記塩水室とを連通して塩水の循環経
路を構成する塩水導入管及び塩水導出管と、 この塩水導入管及び塩水導出管のいずれか一方に設けら
れて前記塩水室と循環塩水タンクとの間で塩水を循環さ
せる循環ポンプと、 前記陽極室に連通された給水管及び酸性水取り出し管
と、 前記陰極室に連通された給水管及びアルカリ性水取り出
し管とを備えた電解水生成装置において、この電解水生
成装置がさらに、 前記塩水タンクに貯溜されている塩水のpHを検出する
pH検出手段と、 前記陽極室と前記塩水タンクとを連通し陽極室にて生成
された酸性水を前記塩水タンクへ供給する酸性水供給管
と、 前記酸性水供給管に設けられて酸性水の供給を開閉する
第1開閉手段と、 前記陰極室と前記塩水タンクとを連通し陰極室にて生成
されたアルカリ性水を前記塩水タンクに供給するアルカ
リ性水供給管と、 前記アルカリ性水供給管に設けられてアルカリ性水の供
給を開閉する第2開閉手段と、 前記pH検出手段によって検出されるpHに基づき前記
第1開閉手段及び第2開閉手段を制御して酸性水あるい
はアルカリ性水を前記塩水タンクに供給することにより
塩水タンク内の塩水のpHを所定範囲内に維持させる電
解水供給制御手段とを備えたことを特徴とする電解水生
成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09527694A JP3468834B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 電解水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09527694A JP3468834B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 電解水生成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07299457A true JPH07299457A (ja) | 1995-11-14 |
| JP3468834B2 JP3468834B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=14133257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09527694A Expired - Fee Related JP3468834B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 電解水生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3468834B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006132160A1 (ja) | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Tanah Process Ltd. | 液体のpH調整方法およびpH調整装置 |
| JP2008264744A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Masaaki Arai | 電解水製造ユニット、電解水の製造装置、電解水の製造方法および電解水 |
| JP2009050797A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Midori Anzen Co Ltd | 電解水生成装置および電解水生成方法 |
| JP2012036471A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Japan Organo Co Ltd | 塩類溶解槽 |
| JP2012046773A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Japan Organo Co Ltd | 塩類溶解槽および電解装置 |
| US8529737B2 (en) | 2008-03-25 | 2013-09-10 | Tanah Process Ltd. | Portable device for regulating hardness of drinking water |
| CN106977022A (zh) * | 2017-04-16 | 2017-07-25 | 重庆七口泉环保科技有限公司 | 一种强碱性电解水生产系统 |
| CN107055698A (zh) * | 2017-04-16 | 2017-08-18 | 重庆七口泉环保科技有限公司 | 一种控制电解液浓度的强碱性电解水生成装置 |
| CN107055699A (zh) * | 2017-04-16 | 2017-08-18 | 重庆七口泉环保科技有限公司 | 一种控制电解液温度的强碱性电解水生成装置 |
| CN113105035A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-07-13 | 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 | 复合滤芯结构、装置及出水设备 |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP09527694A patent/JP3468834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006132160A1 (ja) | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Tanah Process Ltd. | 液体のpH調整方法およびpH調整装置 |
| JP2008264744A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Masaaki Arai | 電解水製造ユニット、電解水の製造装置、電解水の製造方法および電解水 |
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| US8529737B2 (en) | 2008-03-25 | 2013-09-10 | Tanah Process Ltd. | Portable device for regulating hardness of drinking water |
| JP2012036471A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Japan Organo Co Ltd | 塩類溶解槽 |
| JP2012046773A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Japan Organo Co Ltd | 塩類溶解槽および電解装置 |
| CN106977022A (zh) * | 2017-04-16 | 2017-07-25 | 重庆七口泉环保科技有限公司 | 一种强碱性电解水生产系统 |
| CN107055698A (zh) * | 2017-04-16 | 2017-08-18 | 重庆七口泉环保科技有限公司 | 一种控制电解液浓度的强碱性电解水生成装置 |
| CN107055699A (zh) * | 2017-04-16 | 2017-08-18 | 重庆七口泉环保科技有限公司 | 一种控制电解液温度的强碱性电解水生成装置 |
| CN106977022B (zh) * | 2017-04-16 | 2020-11-27 | 重庆七口泉生物医药科技有限公司 | 一种强碱性电解水生产系统 |
| CN113105035A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-07-13 | 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 | 复合滤芯结构、装置及出水设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3468834B2 (ja) | 2003-11-17 |
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