JPH07299565A - 溶接用視覚センサ及び溶接制御方法 - Google Patents

溶接用視覚センサ及び溶接制御方法

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JPH07299565A
JPH07299565A JP6094894A JP9489494A JPH07299565A JP H07299565 A JPH07299565 A JP H07299565A JP 6094894 A JP6094894 A JP 6094894A JP 9489494 A JP9489494 A JP 9489494A JP H07299565 A JPH07299565 A JP H07299565A
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JP
Japan
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welding
torch
visual sensor
air
speed
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Withdrawn
Application number
JP6094894A
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English (en)
Inventor
Ken Fujita
藤田  憲
Masami Koiwa
正巳 小岩
Yasumi Nagura
保身 名倉
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、劣悪な溶接環境下で高寿命化を成
し得、鮮明な画像を得て高精度な溶接線倣い制御がで
き、また溶接状況を溶融池形状から判断してこの形状か
ら溶接条件にまでフィードバックし、より品質の高い溶
接ができることを主要な目的とする。 【構成】電極消耗式溶接の際、それを遠隔で監視もしく
はそのモニタ画像を画素処理装置等で自動制御するとき
に用いられる溶接用視覚センサにおいて、CCDカメラ
(1) と、0.6〜0.8μmを中心波長として0.1μ
m以下の範囲の幅の波長を透過する干渉フィルタ(4)
と、この干渉フィルタの前方に設けられた2φmm以下
の穴を開けたピンホール(8) とを具備し、このピンホー
ルの内側と外側の両方からエアー又はガスにより圧力を
掛けることを特徴とする溶接用視覚センサ及び溶接制御
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は溶接用視覚センサ及び
溶接制御方法に関し、特にGMA熔接用の溶接状況の遠
隔監視,もしくはこの得られた画像を基に画像処理を行
ない自動溶接ひいては無人溶接を目的として利用される
溶接用視覚センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接状況を監視するセンサとして
は、赤外カメラによる方法とCCDカメラと干渉フィル
タを組み合わせた方法がある。また、画像処理により開
先線を倣うやり方としては、溶融池またはアーク形状か
えらその上部に出来たくぼみの位置からっそこがワイヤ
挿入位置であるとして、溶融池の中央またはアークの中
央に対してのずれを制御量として開先線倣いを行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】赤外カメラによる方法
は、溶融池の形は得ることが出来たが、その他の開先内
の状況は赤外カメラでは認識することが出来ず、人間が
遠隔監視するには十分な情報をそこから得ることが出来
なかった。また、CCDカメラだけ(レンズはもちろん
付きで)では溶接光の強度が強く、ハレーションやブル
ーミングが起きて溶接状況を監視可能な画像を得ること
は不可能であり、また人が溶接を行っているときに使用
する遮光フィルタをCCDカメラ前方に干渉フィルタを
配し、画像をより鮮明に写し出す視覚センサが開発され
実用化されている。
【0004】また、GMA熔接では、スパッタやヒュー
ムの発生が多く、レンズ保護のためにガラスなどを度々
交換する必要があり、自動化の障害となっていた。更
に、開先線倣いとしてこれらセンサを用いているが、そ
の制御方法として、溶融池の中央またはアークの中央に
対するワイヤの挿入位置のずれ量を計算し、このずれが
なくなるように制御していた。しかし、この場合、時間
遅れが生じることや、前においたビード形状によっては
高品質な溶接を提供することができなかった。
【0005】この発明はこうした事情を考慮してなされ
たもので、劣悪な溶接環境下で高寿命化を成し得るとと
もに、鮮明な画像を得て高精度な溶接線倣い制御を行な
うことができ、また溶接状況を溶融池形状から判断して
この形状から溶接条件にまでフィードバックし、より品
質の高い溶接ができる溶接用視覚センサ及び溶接制御方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、電極
消耗式溶接の際、それを遠隔で監視もしくはそのモニタ
画像を画素処理装置等で自動制御するときに用いられる
溶接用視覚センサにおいて、CCDカメラと、0.6〜
0.8μmを中心波長として0.1μm以下の範囲の幅
の波長を透過する干渉フィルタと、この干渉フィルタの
前方に設けられた2φmm以下の穴を開けたピンホール
とを具備し、このピンホールの内側と外側の両方からエ
アー又はガスにより圧力を掛けることを特徴とする溶接
用視覚センサである。
【0007】本願第2の発明は、前記溶接用視覚センサ
と該センサに接続された画像処理装置によりワイヤ挿入
位置、前ビード形状の傾き及び開先線を横切る軸方向の
トーチ軸の移動速度とその方向をパラメータとしてファ
ジィ推論し、次のトーチ軸の移動速度と移動方向または
トーチ軸位置を決定して開先線倣いを行なうことを特徴
とする溶接制御方法である。
【0008】
【作用】この発明によれば、近赤外域の干渉フィルタを
採用することでアーク光を減少させると共により溶融池
の発光領域に近付くことで溶融池も見え、かつ赤外域で
は見えない開先内の前ビードの状態やアーク形状など開
先内の情報をより多く得られるようになり、その前にピ
ンホールを配しその前後にエアーやガスで圧力をかけた
ことで、スパッタやヒュームの行路を変えることがで
き、レンズや干渉フィルタを長期間痛めることなく使用
できるようになった。
【0009】また、「溶接線倣い」は判断する項目に前
ビード形状を入れたことで、前ビードが例えば左が高け
れば少し溶接トーチを右へ、右が高ければ溶接トーチを
左へ寄せて、出来上がるビードをより平坦に盛ることが
でき、前ビード形状に適応して動作することが可能とな
った。更に、トーチ移動速度とその方向も入力パラメー
タとすることで、例えば溶接トーチが左に動いている時
にずれが少し右であるなら、溶接トーチは停止させる。
ずれが逆に少し左であるなら、溶接トーチは右に少し早
い速度で動かす。これをファジィ推論して次のトーチ移
動速度と方向を決定する。これでより正確にト−チ位置
決めをすることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例に係るGMA用視
覚センサについて図1を参照して説明する。図中の符号
1は、CCD(Charge Coupled Device )カメラで
ある。このカメラ1の前方には、第1の筐体2aにより
保護されたレンズ3,干渉フィルタ4及び保護ガラス5
が順次設けられている。ここで、前記保護ガラス5は、
内圧を掛けるためのエアー6aの圧力不足などによりス
パッタ7が丁度後記ピンホールの間から侵入してきたこ
とを考えて干渉フィルタ4もしくはレンズ3の保護のた
めに設置したものである。なお、前記レンズ3と干渉フ
ィルタ4はどちらが前後しても構わない。
【0011】前記保護ガラス5の前方には、該保護ガラ
ス5と離間して第2の筐体2bにより保護されたピンホ
ール8が設けられている。ここで、前記第2の筐体2b
の端部は、前記第1の筐体2aの先端外周部に嵌合され
ている。前記第2の筐体2bの外周部には、第3の筐体
2cが嵌合されている。この第3の筐体2cの先端部に
は、半割れのフード9が取り付けられている。前記第2
の筐体2b,第3の筐体2cには、保護ガラス5とピン
ホール8と第2の筐体2cで囲まれた領域にエアを導入
するエア導入管10が設けられている。前記第3の筐体2
cには、第2の筐体2bと第3の筐体2cとフード9に
囲まれた領域にエアを導入し、ピンホール8の前方から
エアーを吹くためのエア導入管11が設けられている。な
お、図中の符号12はヒュームを、符号6bはエアーを示
す。
【0012】こうした構成のGMA用視覚センサにおい
て、スパッタ7やヒューム12の除去は、エア導入管10か
ら導入されたエアー6aがフード9内圧を掛けられピン
ホール8に開けられた穴から吐出され、この穴からのス
パッタ7やヒューム12の侵入を防ぐ。これに、更にピン
ホール8の全面の穴周辺への付着除去のためとピンホー
ル8からのエアー6aが溶接部のガス雰囲気を壊さない
ためにその軌跡を溶接部から外すためにエアー6bをエ
ア導入管12から導入する。エアー6bは、エア導入管12
から導入され、フード9に当たり上側にエアー6bを噴
出させ、この勢いでエアー6aもその軌跡が上方に進路
を変えられる。前記ヒューム12も、カメラ前方はエア6
a,6bで除外されるため、開けた視界が得られる。
【0013】このように、上記実施例に係るGMA用視
覚センサは、CCDカメラ1と、このカメラ1の前方に
設けられ、第1の筐体2aにより保護されたレンズ3,
干渉フィルタ4及び保護ガラス5と、前記保護ガラス5
の前方に設けられ第2の筐体2bにより保護されたピン
ホール8と、ピンホール8の内側よりエアー6aを導入
するエア導入管10と、第2の筐体2bの先端部の外側に
エアー6bを導入するエア導入管11とを具備した構成と
なっている。従って、上記実施例に係るGMA用視覚セ
ンサを用いれば、スパッタ7やヒューム12に影響される
ことなく、耐環境性があり、鮮明な画像を得ることがで
きる。
【0014】次に、図1のGMA用視覚センサ13を用い
て開先倣いを行なう例を図2及び図3を参照して説明す
る。まず、構成について説明する。前記GMA用視覚セ
ンサ13には、画像状況を処理する画像処理装置21,画像
を確認するTVモニタ22が順次接続されている。ここ
で、画像処理装置21による処理により、溶接トーチ23下
部から出た溶接ワイヤ24の挿入位置TC,アーク25の輪
郭,溶融池26の輪郭を求める。図中の符号27はトーチ左
右倣い軸であり、これに前記画像処理装置21に接続され
た制御装置28,画像処理装置21に接続された溶接電源29
が順次接続されている。また、図中の符号30は溶接部
材、符号31は開先面、符号32は溶接前ビード、符号33は
溶接後ビードである。
【0015】次に、動作について説明する。前記GMA
用視覚センサ13は溶接進行方向に配置し、図3の如く溶
接状況を撮像する。この画像情報は前記画像処理装置20
で処理し、溶接トーチ23下部から出た溶接ワイヤ24の挿
入位置TC,アーク25の輪郭,溶融池26の輪郭を求め
る。溶融池26からの輪郭は、左側の輪郭のX座標値を何
点か平均して溶融池の左端位置BLを求める。同様に、
溶融池26の右端BRを求める。この左右端の中央位置と
ワイヤ挿入位置TCとの差を溶接トーチ23の位置ずれΔ
Xとして求める。また、溶融池26の先端部分について何
点かを最小2乗法またはハフ変換法により直線の式LK
を求め、これをビードの傾きとしてこの直線LKの傾斜
角度Δθを計算する。この計算された溶接トーチ23の位
置ずれ量ΔX,ビード傾斜角度Δθ,及び前回制御した
トーチ左右倣い軸27の方向を含めた開先倣い速度Vを入
力としてファジィ推論し、トーチ左右倣い軸27の方向を
含めた開先倣い速度V´を計算し、制御装置28を介して
トーチ左右倣い軸27を動かす。なお、TVモニタ22は画
像を確認するのに用いることができるが、必ずしもなく
てもよい。その他、この画像から求まるアーク25の形状
や溶融池26の各種情報(例えば、先端丸み情報,左右の
コーナー形状)より溶接条件までフィードバック制御し
て、溶接電源29やその他周辺機器の制御が可能となる。
ファジィ制御は、例えば下記「表1」,「表2」,「表
3」のように制御ルールを設定することにより制御でき
る。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】 なお、上記各表1〜表3において、各ラベルは次に示す
とうりである。 NL;Negative Large NM;Negative Medium ZR;Zero PS;Positive Small PM;Positive Medium PL;Positive Large このように、やや大きい,すごく大きいというように7
種類の意味付けがしてあり、これでルール設定を行な
う。つまり、1〜7のルールは溶接トーチ(電極)1の
ずれに対する制御で、1の例では、 1F トーチ位置ずれ=“NL”THEN トーチ速度(左
右倣い軸9)=“9L” →「トーチ位置ずれが大きく左にずれているなら、トー
チ速度を右にかなり早い速度で動かす。」 4の例では、 1F トーチ位置ずれ=“ZR”THEN トーチ速度=
“ZR” →「トーチ位置ずれがないなら、トーチ速度を0にす
る。」 3〜16のルールでは、溶接トーチのずれとビードの傾
きに対する制御で、11の例は、 1F トーチ位置ずれ=“ZR”AND ビードの傾き=
“NM”THEN トーチ速度=“PS” →「トーチ位置ずれがほとんど無く、ビードの傾きがマ
イナスなら(左側が高い)なら、溶接トーチを右にゆっ
くりの速度で動かす。
【0019】16の例では、 1F トーチ位置ずれ=“PM”AND ビードの傾き=
“PM”THEN トーチ速度=“NM” →「トーチ位置が右にずれており、ビードの傾きがプラ
スなら(右側が高い)なら、溶接トーチを左に早い速度
で動かす。
【0020】また、17〜22のルール例では、溶接ト
ーチのずれと前に動かした溶接トーチの移動方向を含め
た速度に対しての制御で、19の例は、 1F トーチ位置ずれ=“ZR”AND 前回のトーチ速度
=“NM”THEN トーチ速度=“PS” →「トーチ位置ずれが殆んど無く、前回のトーチ速度が
左に動いているなら、溶接トーチを右にゆっくりの速度
で動かす。
【0021】22の例では、 1F トーチ位置ずれ=“PM”AND 前回のトーチ速度
=“PM”THEN トーチ速度=“NM” →「トーチ位置が右にずれており、前回のトーチ速度が
左に動いているなら、溶接トーチを左に早い速度で動か
す。 というようなルール設定となっている。
【0022】これらのルール設定で、「MIN−MAX
−重心法」や「代数積−加算−重心法」により、ファジ
ィ推論を行い、つぎのトーチ速度を求め、これを制御装
置を介して制御することで正確な開先倣いを行うことが
できる。なお、このルールは、状況に応じてラベル設定
を変更できる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
GMA溶接における劣悪な環境下で高寿命化を成し得る
とともに、鮮明な画像を得て高精度な溶接線倣い制御を
行なうことができる。また、溶接状況を溶融池形状から
判断でき、この形状から溶接条件にまでフィードバック
することができ、より品質の高い溶接ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るGMA熔接用視覚セ
ンサの説明図。
【図2】図1の溶接用視覚センサを用いて開先倣いを行
なう場合の説明図。
【図3】図1の溶接用視覚センサを用いた場合の溶接状
況の説明図。
【符号の説明】
1…CCDカメラ、 2a,2b,2c…筐体、
3…レンズ、4…干渉フィルタ、 5…保護ガラス、
6a,6b…エアー、7…スパッタ、
8…ピンホール、 9…フード、10,11
…エア導入管、 12…ヒューム。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は溶接用視覚センサ及び
溶接制御方法に関し、特にGMA溶接用の溶接状況の遠
隔監視,もしくはこの得られた画像を基に画像処理を行
ない自動溶接ひいては無人溶接を目的として利用される
溶接用視覚センサに関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、溶接状況を監視するセンサとして
は、赤外カメラによる方法とCCDカメラと干渉フィル
タを組み合わせた方法がある。また、画像処理により開
先線を倣うやり方としては、溶融池またはアーク形状
りその上部に出来たくぼみの位置からそこがワイヤ挿入
位置であるとして、溶融池の中央またはアークの中央に
対してのずれを制御量として開先線倣いを行っていた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】赤外カメラによる方法
は、溶融池の形は得ることが出来たが、その他の開先内
の状況は赤外カメラでは認識することが出来ず、人間が
遠隔監視するには十分な情報をそこから得ることが出来
なかった。また、CCDカメラだけ(レンズはもちろん
付きで)では溶接光の強度が強く、ハレーションやブル
ーミングが起きて溶接状況を監視可能な画像を得ること
は不可能であり、また人が溶接を行っているときに使用
する遮光フィルタをCCDカメラ前方に配しても鮮明な
画像を得ることが出来なかった。そこで、CCDカメラ
前方に干渉フィルタを配し、画像をより鮮明に写し出す
視覚センサが開発され実用化されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、GMA溶接では、スパッタやヒュー
ムの発生が多く、レンズ保護のためにガラスなどを度々
交換する必要があり、自動化の障害となっていた。更
に、開先線倣いとしてこれらセンサを用いているが、そ
の制御方法として、溶融池の中央またはアークの中央に
対するワイヤの挿入位置のずれ量を計算し、このずれが
なくなるように制御していた。しかし、この場合、時間
遅れが生じることや、前においたビード形状によっては
高品質な溶接を提供することができなかった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】この発明によれば、近赤外域の干渉フィルタを
採用することでアーク光を減少させると共に,より溶融
池の発光領域に近付くことで溶融池も見え、かつ赤外域
では見えない開先内の前ビードの状態やアーク形状など
開先内の情報をより多く得られるようになり、その前に
ピンホールを配しその前後にエアーやガスで圧力をかけ
たことで、スパッタやヒュームの行路を変えることがで
き、レンズや干渉フィルタを長期間痛めることなく使用
できるようになった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】こうした構成のGMA用視覚センサにおい
て、スパッタ7やヒューム12の除去は、エア導入管10か
ら導入されたエアー6aがフード9内に内圧を掛けら
れ,ピンホール8に開けられた穴から吐出され、この穴
からのスパッタ7やヒューム12の侵入を防ぐ。これに、
更にピンホール8の全面の穴周辺への付着除去のためと
ピンホール8からのエアー6aが溶接部のガス雰囲気を
壊さないためにその軌跡を溶接部から外すためにエアー
6bをエア導入管11から導入する。エアー6bは、エア
導入管11から導入され、フード9に当たり上側にエアー
6bを噴出させ、この勢いでエアー6aもその軌跡が上
方に進路を変えられる。前記ヒューム12も、カメラ前方
はエア6a,6bで除外されるため、開けた視界が得ら
れる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次に、動作について説明する。前記GMA
用視覚センサ13は溶接進行方向に配置し、図3の如く溶
接状況を撮像する。この画像情報は前記画像処理装置21
で処理し、溶接トーチ23下部から出た溶接ワイヤ24の挿
入位置TC,アーク25の輪郭,溶融池26の輪郭を求め
る。溶融池26からの輪郭は、左側の輪郭のX座標値を何
点か平均して溶融池の左端位置BLを求める。同様に、
溶融池26の右端BRを求める。この左右端の中央位置と
ワイヤ挿入位置TCとの差を溶接トーチ23の位置ずれΔ
Xとして求める。また、溶融池26の先端部分について何
点かを最小2乗法またはハフ変換法により直線の式LK
を求め、これをビードの傾きとしてこの直線LKの傾斜
角度Δθを計算する。この計算された溶接トーチ23の位
置ずれ量ΔX,ビード傾斜角度Δθ,及び前回制御した
トーチ左右倣い軸27の方向を含めた開先倣い速度Vを入
力としてファジィ推論し、トーチ左右倣い軸27の方向を
含めた開先倣い速度V´を計算し、制御装置28を介して
トーチ左右倣い軸27を動かす。なお、TVモニタ22は画
像を確認するのに用いることができるが、必ずしもなく
てもよい。その他、この画像から求まるアーク25の形状
や溶融池26の各種情報(例えば、先端丸み情報,左右の
コーナー形状)より溶接条件までフィードバック制御し
て、溶接電源29やその他周辺機器の制御が可能となる。
ファジィ制御は、例えば下記「表1」,「表2」,「表
3」のように制御ルールを設定することにより制御でき
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【表3】 なお、上記各表1〜表3において、各ラベルは次に示す
通りである。 NL;Negative Large NM;Negative Medium ZR;Zero PS;Positive Small PM;Positive Medium PL;Positive Large このように、やや大きい,すごく大きいというように7
種類の意味付けがしてあり、これでルール設定を行な
う。つまり、1〜7のルールは溶接トーチ(電極)1の
ずれに対する制御で、1の例では、IF トーチ位置ずれ=“NL”THEN トーチ速度(左
右倣い軸9)=“9L” →「トーチ位置ずれが大きく左にずれているなら、トー
チ速度を右にかなり早い速度で動かす。」 4の例では、IF トーチ位置ずれ=“ZR”THEN トーチ速度=
“ZR” →「トーチ位置ずれがないなら、トーチ速度を0にす
る。」 3〜16のルールでは、溶接トーチのずれとビードの傾
きに対する制御で、11の例は、IF トーチ位置ずれ=“ZR”AND ビードの傾き=
“NM”THEN トーチ速度=“PS” →「トーチ位置ずれがほとんど無く、ビードの傾きがマ
イナスなら(左側が高い)なら、溶接トーチを右にゆっ
くりの速度で動かす。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】16の例では、IF トーチ位置ずれ=“PM”AND ビードの傾き=
“PM”THEN トーチ速度=“NM” →「トーチ位置が右にずれており、ビードの傾きがプラ
ス(右側が高い)なら、溶接トーチを左に早い速度で動
かす。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、17〜22のルール例では、溶接ト
ーチのずれと前に動かした溶接トーチの移動方向を含め
た速度に対しての制御で、19の例は、IF トーチ位置ずれ=“ZR”AND 前回のトーチ速度
=“NM”THEN トーチ速度=“PS” →「トーチ位置ずれが殆んど無く、前回のトーチ速度が
左に動いているなら、溶接トーチを右にゆっくりの速度
で動かす。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】22の例では、IF トーチ位置ずれ=“PM”AND 前回のトーチ速度
=“PM”THEN トーチ速度=“NM” →「トーチ位置が右にずれており、前回のトーチ速度が
左に動いているなら、溶接トーチを左に早い速度で動か
す。 というようなルール設定となっている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るGMA溶接視覚セン
サの説明図。
【図2】図1の溶接用視覚センサを用いて開先倣いを行
なう場合の説明図。
【図3】図1の溶接用視覚センサを用いた場合の溶接状
況の説明図。
【符号の説明】 1…CCDカメラ、 2a,2b,2c…筐体、
3…レンズ、4…干渉フィルタ、 5…保護ガラス、
6a,6b…エアー、7…スパッタ、
8…ピンホール、 9…フード、10,11
…エア導入管、 12…ヒューム。
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極消耗式溶接の際、それを遠隔で監視
    もしくはそのモニタ画像を画素処理装置等で自動制御す
    るときに用いられる溶接用視覚センサにおいて、CCD
    カメラと、0.6〜0.8μmを中心波長として0.1
    μm以下の範囲の幅の波長を透過する干渉フィルタと、
    この干渉フィルタの前方に設けられた2φmm以下の穴
    を開けたピンホールとを具備し、このピンホールの内側
    と外側の両方からエアー又はガスにより圧力を掛けるこ
    とを特徴とする溶接用視覚センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の溶接用視覚センサと該セ
    ンサに接続された画像処理装置によりワイヤ挿入位置、
    前ビード形状の傾き及び開先線を横切る軸方向のトーチ
    軸の移動速度とその方向をパラメータとしてファジィ推
    論し、次のトーチ軸の移動速度と移動方向またはトーチ
    軸位置を決定して開先線倣いを行なうことを特徴とする
    溶接制御方法。
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