JPH073011Y2 - 内燃機関用過給機の消音器 - Google Patents
内燃機関用過給機の消音器Info
- Publication number
- JPH073011Y2 JPH073011Y2 JP1985012088U JP1208885U JPH073011Y2 JP H073011 Y2 JPH073011 Y2 JP H073011Y2 JP 1985012088 U JP1985012088 U JP 1985012088U JP 1208885 U JP1208885 U JP 1208885U JP H073011 Y2 JPH073011 Y2 JP H073011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supercharger
- sound absorbing
- internal combustion
- combustion engine
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、内燃機関の排気のエネルギを機械仕事に変え
る排気ガスタービンを使用する過給機の消音器に関す
る。
る排気ガスタービンを使用する過給機の消音器に関す
る。
従来の技術 第2図および第3図は従来の代表的な内燃機関用過給機
の2つの例を示す断面図である。それぞれの図におい
て、コンプレッサの羽根車01および前翼02は排気ガスタ
ービン03によって駆動される。空気圧縮時の羽根車01お
よび前翼02の回転に伴って発する騒音を低減させるのが
消音器04である。
の2つの例を示す断面図である。それぞれの図におい
て、コンプレッサの羽根車01および前翼02は排気ガスタ
ービン03によって駆動される。空気圧縮時の羽根車01お
よび前翼02の回転に伴って発する騒音を低減させるのが
消音器04である。
第2図および第3図の消音器04は何れも空気を吸込むた
めの開口部06が過給機の軸線05に関して外周側に設けら
れており、このため吸込空気の流入方向はそれぞれの図
に示す大きな矢印07のように半径方向からになってい
る。
めの開口部06が過給機の軸線05に関して外周側に設けら
れており、このため吸込空気の流入方向はそれぞれの図
に示す大きな矢印07のように半径方向からになってい
る。
そして、消音器04は消音のための吸音セグメント08を持
っており、ここの通路長さのために消音器内側の空気通
過面積09は意外と少ない。このため、空気の吸込損失を
減らすために消音器は過給機本体に対し比較的大きな構
造(寸法)となっている。
っており、ここの通路長さのために消音器内側の空気通
過面積09は意外と少ない。このため、空気の吸込損失を
減らすために消音器は過給機本体に対し比較的大きな構
造(寸法)となっている。
また、空気が矢印07の半径方向に流入した後、矢印010
の軸方向に方向変換するので、曲がり損失、合流損失等
のため吸込圧損も大きくなりがちである。
の軸方向に方向変換するので、曲がり損失、合流損失等
のため吸込圧損も大きくなりがちである。
第4図は第2図、第3図と異なり、空気通路が矢印07,0
10に示す如くベント形の断面形を有するタイプである
が、空気吸込面は過給機外周に設けられている。その他
の符号の説明は前記第2図と同一であるので省略する。
10に示す如くベント形の断面形を有するタイプである
が、空気吸込面は過給機外周に設けられている。その他
の符号の説明は前記第2図と同一であるので省略する。
考案が解決しようとする課題 上述のように、従来の内燃機関用過給機では消音器の軸
線の外周にあり、空気の吸込方向が直角に屈折している
ので、空気の曲がり損失、合流損失のため吸込圧損が大
きくなり、かつ吸込面積が不足して空気の吸込圧損が大
きくなる問題点があった。
線の外周にあり、空気の吸込方向が直角に屈折している
ので、空気の曲がり損失、合流損失のため吸込圧損が大
きくなり、かつ吸込面積が不足して空気の吸込圧損が大
きくなる問題点があった。
また、消音器の外形を過給機よりも大きくできないの
で、消音量に限界があり、さらに構造が複雑であること
から共通部品が少なく、部品の種類が多くて量産化する
のが難しく、コストが高いという問題点があった。
で、消音量に限界があり、さらに構造が複雑であること
から共通部品が少なく、部品の種類が多くて量産化する
のが難しく、コストが高いという問題点があった。
本考案は、このような従来技術の課題を解決するために
なされたもので、空気の圧力損失を小さくでき、かつ短
い長さで消音量を高めて小型化、軽量化を図るととも
に、部品共通化を図った内燃機関用過給機の消音器を提
供することを目的とする。
なされたもので、空気の圧力損失を小さくでき、かつ短
い長さで消音量を高めて小型化、軽量化を図るととも
に、部品共通化を図った内燃機関用過給機の消音器を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本考案は、内燃機関用過
給機の消音器において、円形または多角形状の空気吸込
口を過給機正面に設け、空気吸込方向を過給機の軸線と
同方向となし、複数個の吸音材を過給機の軸線に平行に
かつ該吸音材間に所定の間隔を存して前記空気吸込口全
体に亘って設け、該吸音材の前面と後面の通路面積を略
同一に構成したものである。
給機の消音器において、円形または多角形状の空気吸込
口を過給機正面に設け、空気吸込方向を過給機の軸線と
同方向となし、複数個の吸音材を過給機の軸線に平行に
かつ該吸音材間に所定の間隔を存して前記空気吸込口全
体に亘って設け、該吸音材の前面と後面の通路面積を略
同一に構成したものである。
作用 上記の手段によれば、空気は過給機の正面から吸込ま
れ、方向を変えることなく過給機の軸線に沿って後方に
スムーズに流れるので、圧力損失を小さくできる。ま
た、複数個の吸音材を空気流れに沿って平行に配列し
て、いわゆる吸音スプリッタ構造とすることにより、各
吸音材の消音量を高めて小型化、軽量化を図るととも
に、部品共通を図ることができる。
れ、方向を変えることなく過給機の軸線に沿って後方に
スムーズに流れるので、圧力損失を小さくできる。ま
た、複数個の吸音材を空気流れに沿って平行に配列し
て、いわゆる吸音スプリッタ構造とすることにより、各
吸音材の消音量を高めて小型化、軽量化を図るととも
に、部品共通を図ることができる。
実施例 以下第1図を参照して本考案の実施例について詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案に係る内燃機関用過給機の消音器の一実
施例を示す断面図であり、内燃機関用過給機の前翼、羽
根車、排気ガスタービンロータなどに関しては実質的に
第2図ないし第3図に示したものと変りないので、説明
を省略する。
施例を示す断面図であり、内燃機関用過給機の前翼、羽
根車、排気ガスタービンロータなどに関しては実質的に
第2図ないし第3図に示したものと変りないので、説明
を省略する。
しかして、本考案においては、前翼の前段に設ける消音
器1をその空気吸込口を過給機の正面にして配設して空
気吸込方向を過給機の軸線と同方向としてある。すなわ
ち、円形または多角形状の空気吸込口の内方には、複数
個の吸音材6が過給機の軸線7に平行にかつ吸音材6間
に所定の間隔3を存して長く延在するように空気吸込口
全体に配設してある。そして、これら多数の吸音材6間
の流路間隔3を矢印2で示すように吸音材6の前面4か
ら後面5へと空気が流入する。
器1をその空気吸込口を過給機の正面にして配設して空
気吸込方向を過給機の軸線と同方向としてある。すなわ
ち、円形または多角形状の空気吸込口の内方には、複数
個の吸音材6が過給機の軸線7に平行にかつ吸音材6間
に所定の間隔3を存して長く延在するように空気吸込口
全体に配設してある。そして、これら多数の吸音材6間
の流路間隔3を矢印2で示すように吸音材6の前面4か
ら後面5へと空気が流入する。
したがって、これら流路間隔3で構成される空気の通路
面積は吸音材6の前面4と後面5とで実質的に同一出あ
る。この消音器1を通った空気は方向を変えることなく
過給機の軸線7の方向に沿ってスムーズに後方の前翼へ
導入される。このため、第2図、第3図、第4図に示し
た従来のもののように吸音材内外(前面と後面)の面積
比較において、後面の方の面積が少ないというような不
具合がなく、空気吸込口を過給機正面一面だけに限定し
ても吸込面積が不足して吸込圧損が大きくなるという欠
点がない。逆に、従来の第2図の吸込圧損が120mmAqで
あるのに対し、本考案では圧損が90mmAqと小さくなっ
た。
面積は吸音材6の前面4と後面5とで実質的に同一出あ
る。この消音器1を通った空気は方向を変えることなく
過給機の軸線7の方向に沿ってスムーズに後方の前翼へ
導入される。このため、第2図、第3図、第4図に示し
た従来のもののように吸音材内外(前面と後面)の面積
比較において、後面の方の面積が少ないというような不
具合がなく、空気吸込口を過給機正面一面だけに限定し
ても吸込面積が不足して吸込圧損が大きくなるという欠
点がない。逆に、従来の第2図の吸込圧損が120mmAqで
あるのに対し、本考案では圧損が90mmAqと小さくなっ
た。
また、複数個の吸音材6を空気流れに沿って平行に配列
して、いわゆる吸音スプリッタ構造とすることにより、
各吸音材の消音量を高めて小型化、軽量化を図るととも
に、部品共通化を図ることができる。
して、いわゆる吸音スプリッタ構造とすることにより、
各吸音材の消音量を高めて小型化、軽量化を図るととも
に、部品共通化を図ることができる。
すなわち、吸音スプリッタ構造のメリットが十分発揮で
きるように平行吸音材6間の間隔3を騒音の基本周波数
に合うように整列することで、短い長さで例えば40dB
(A)以上の消音量を得ることができ、これにより消音
器全体の小型化、軽量化を図ることができる。
きるように平行吸音材6間の間隔3を騒音の基本周波数
に合うように整列することで、短い長さで例えば40dB
(A)以上の消音量を得ることができ、これにより消音
器全体の小型化、軽量化を図ることができる。
また、吸音スプリッタ構造とすることにより、吸音材6
を単純化および標準化して風量に応じて枚数を変化させ
ることで、共通化を図ることができ、これにより量産化
を可能にして大幅なコスト低減が可能となる。
を単純化および標準化して風量に応じて枚数を変化させ
ることで、共通化を図ることができ、これにより量産化
を可能にして大幅なコスト低減が可能となる。
なお、以上述べた説明において、基本周波数部分を中心
に消音するのは次の理由による。すなわち、ターボコン
プレッサで発生する騒音は、基本周波数である4000〜60
00Hzが鋭く卓越する周波数特性で、130〜140dB(A)の
レベルである。この騒音を、エンジンの機側騒音と同程
度に、100dB(A)に低減しなければならない。したが
って、消音量は30〜40dB(A)になり、特に保守要員に
とって耳ざわりである基本周波数部分を中心に消音しな
ければならないものである。
に消音するのは次の理由による。すなわち、ターボコン
プレッサで発生する騒音は、基本周波数である4000〜60
00Hzが鋭く卓越する周波数特性で、130〜140dB(A)の
レベルである。この騒音を、エンジンの機側騒音と同程
度に、100dB(A)に低減しなければならない。したが
って、消音量は30〜40dB(A)になり、特に保守要員に
とって耳ざわりである基本周波数部分を中心に消音しな
ければならないものである。
また、従来の消音器の吸音材はフェルトなどが中心で、
その表面を特別保護しなくても空気流れによる飛散が防
止できるものの、その吸音率は高周波部分で0.6〜0.7と
低いものであったが、本考案では吸音材を空気流れに沿
って平行に配列する吸音スプリッタ構造であることか
ら、好適には吸音材として高密度のグラスウールボード
を使用して吸音率を0.9〜1.0に向上させることができ、
その表面の保護材はアルミ製の穴あき板とすることによ
って軽量化を図ることができるものである。
その表面を特別保護しなくても空気流れによる飛散が防
止できるものの、その吸音率は高周波部分で0.6〜0.7と
低いものであったが、本考案では吸音材を空気流れに沿
って平行に配列する吸音スプリッタ構造であることか
ら、好適には吸音材として高密度のグラスウールボード
を使用して吸音率を0.9〜1.0に向上させることができ、
その表面の保護材はアルミ製の穴あき板とすることによ
って軽量化を図ることができるものである。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、内燃機関用過給機
の消音器において、空気は過給機の正面から吸込まれ、
方向を変えることなく過給機の軸線に沿って後方にスム
ーズに流れるので、圧力損失を小さくできるとともに、
複数個の吸音材を空気流れに沿って平行に配列して、い
わゆる吸音スプリッタ構造とすることにより、各吸音材
の消音量を高めて小型化、軽量化を図るとともに、部品
共通化を図ることができ、これにより大幅なコスト低減
が可能となる。
の消音器において、空気は過給機の正面から吸込まれ、
方向を変えることなく過給機の軸線に沿って後方にスム
ーズに流れるので、圧力損失を小さくできるとともに、
複数個の吸音材を空気流れに沿って平行に配列して、い
わゆる吸音スプリッタ構造とすることにより、各吸音材
の消音量を高めて小型化、軽量化を図るとともに、部品
共通化を図ることができ、これにより大幅なコスト低減
が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る内燃機関用過給機の消音器の一実
施例を示す断面図、第2図、第3図及び第4図は従来の
内燃機関用過給機の消音器の異なる3つの例を示す断面
図である。 1……消音器、2……空気流入方向、3……吸音材の間
隔、4……吸音材の前面、5……吸音材の後面、6……
吸音材、7……軸線。
施例を示す断面図、第2図、第3図及び第4図は従来の
内燃機関用過給機の消音器の異なる3つの例を示す断面
図である。 1……消音器、2……空気流入方向、3……吸音材の間
隔、4……吸音材の前面、5……吸音材の後面、6……
吸音材、7……軸線。
フロントページの続き (72)考案者 成末 繁利 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (56)参考文献 特開 昭51−120315(JP,A) 特開 昭50−52443(JP,A) 実開 昭54−69202(JP,U) 実開 昭52−8705(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】円形または多角形状の空気吸込口を過給機
正面に設け、空気吸込方向を過給機の軸線と同方向とな
し、複数個の吸音材を過給機の軸線に平行にかつ該吸音
材間に所定の間隔を存して前記空気吸込口全体に亘って
設け、該吸音材の前面と後面の通路面積を略同一に構成
したことを特徴とする内燃機関用過給機の消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985012088U JPH073011Y2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 内燃機関用過給機の消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985012088U JPH073011Y2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 内燃機関用過給機の消音器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61130723U JPS61130723U (ja) | 1986-08-15 |
| JPH073011Y2 true JPH073011Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=30494819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985012088U Expired - Lifetime JPH073011Y2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 内燃機関用過給機の消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073011Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101052447B1 (ko) * | 2007-02-09 | 2011-07-28 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 배기 터빈 과급기 |
| DE102010028975A1 (de) * | 2010-05-14 | 2012-03-29 | Abb Turbo Systems Ag | Verdichtergehäusezusatz |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5052443A (ja) * | 1973-09-11 | 1975-05-09 | ||
| JPS57168099A (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-16 | Hitachi Ltd | Muffler for jet fan |
-
1985
- 1985-02-01 JP JP1985012088U patent/JPH073011Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61130723U (ja) | 1986-08-15 |
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