JPH0730126A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0730126A
JPH0730126A JP5193069A JP19306993A JPH0730126A JP H0730126 A JPH0730126 A JP H0730126A JP 5193069 A JP5193069 A JP 5193069A JP 19306993 A JP19306993 A JP 19306993A JP H0730126 A JPH0730126 A JP H0730126A
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JP
Japan
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film
polycrystalline silicon
region
channel region
gate electrode
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JP5193069A
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English (en)
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Hiroaki Okubo
宏明 大窪
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄膜トランジスタのチャネル領域をシールド
して誤動作を防止する。チャネル領域とシールド領域と
の間に目合わせずれの生じないようにする。 【構成】 ゲート電極を構成する多結晶シリコン膜17
上にゲート酸化膜18を形成し、その上に、チャネル領
域20a、p型拡散領域20b(ソース・ドレイン領
域)を構成する多結晶シリコン膜20、絶縁膜21およ
びシールド領域を構成する多結晶シリコン膜22の3層
膜を形成し、この3層膜を1回のフォトリソグラフィ工
程によりパターニングする。多結晶シリコン膜22は、
薄膜トランジスタのソース領域の電位(電源電位)に固
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特
に、完全CMOS型スタティックRAMのように薄膜ト
ランジスタを含んで構成される半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜トランジスタを利用したスタ
ティックRAM(以下、SRAMと記す)のメモリセル
として、2個のトランスファMOSFETと2個のドラ
イバMOSFET、そして負荷素子として2個の薄膜ト
ランジスタを使ったものが知られている。これは、例え
ば1991年インターナショナル・エレクトロン・デバ
イセズ・ミーティング・テクニカル・ダイジェスト48
1頁〜484頁(International Electron Devices Mee
ting, technical digest, pp.481-484)等で公知であ
る。同文献に記載された従来技術について、図3、図4
(a)、(b)、図5、図13および図14(a)、
(b)を参照して以下に説明する。
【0003】図4(a)、(b)は、SRAMの単位セ
ルをMOSFET部[(a)]と薄膜トランジスタ部
[(b)]とに分けて描いた平面レイアウト図であり、
図3は、図4のMOSFET部[(a)]の上に薄膜ト
ランジスタ部[(b)]を重ねた、実際の単位セル構造
の平面レイアウト図である。また、図5にはSRAM単
位セルの回路図が示されている(なお、図3乃至図5
は、本願発明の実施例に関するものであるが、これらの
図は、従来例の場合と同様であるので、従来例の説明に
流用することにする)。図13、図14は、従来例を示
す図であって、図13は、図3、図4におけるA−A′
線での断面図であり、図14の(a)は、図3、図4の
B−B′線での断面図である。
【0004】SRAM単位セルは、図5に示されるよう
に、相補のデータ線DL1、DL2と1組のワード線W
L1、WL2との交差部において、2個のnチャネルト
ランジスタのトランスファMOSFETQt1、Qt2
と、2個のnチャネルトランジスタのドライバMOSF
ETQd1、Qd2と、2個のpチャネルの薄膜トラン
ジスタQp1、Qp2とから構成されている。ドライバ
MOSFETのソース領域は接地電圧線VSSに接続さ
れ、薄膜トランジスタのソース領域は電源電圧線VCCに
接続されている。
【0005】ここでは、薄膜トランジスタは、図13、
図14(a)に示されるように、ボトムゲート型に形成
されている。即ち、薄膜トランジスタのゲート電極を構
成する多結晶シリコン膜17が、層間絶縁膜15上に形
成され、その上にゲート酸化膜18を介して多結晶シリ
コン膜20が形成されており、この多結晶シリコン膜2
0内にチャネル領域20aと、ソース・ドレインを構成
するp型拡散領域20bが形成されている。
【0006】ゲート電極となる多結晶シリコン膜17、
ドレインとなる多結晶シリコン膜20は、それぞれ接続
孔16、19を介して、ドライバMOSFETのゲート
電極に接続されている。これによって4つのトランジス
タQd1、Qd2、Qp1およびQp2からなるフリッ
プフロップが構成される。さらに、多結晶シリコン膜2
0は、ソース領域としてのp型拡散領域20bの延長部
がp型拡散領域20cとしてセルアレイ内の電源電圧線
になっており、この拡散領域20cは、図14(b)に
示されるように、セルアレイの周囲で接続孔25内に形
成されたタングステンプラグ26を介して、電源電圧を
与えられたAl配線27bに接続されている。
【0007】図15、図16(a)、(b)には、図3
〜図5に示されたSRAM単位セルをトップゲート型薄
膜トランジスタを使って構成した場合の断面図が示され
ている。断面は、図13、図14と同様に、図3、図4
におけるA−A′線での断面が図15に、B−B′線で
の断面が図16(a)に示されている。この場合、層間
絶縁膜15上に形成された多結晶シリコン膜32に、チ
ャネル領域32a、p型拡散領域32bがそれぞれ設け
られる。チャネル領域32a上にはゲート酸化膜33を
介してゲート電極となる多結晶シリコン膜35が形成さ
れている。また多結晶シリコン膜32のうち一部はp型
拡散領域32cとして電源電圧線となっており、セルア
レイの周囲で図16(b)に示すように、タングステン
プラグ26を介してAl配線27bに接続され、電源電
圧が供給されている。
【0008】ところで、素子の微細化が進み、層間が薄
膜化されてくると、内部配線による電界が薄膜トランジ
スタのチャネルに及ぼす影響が問題になってくる。例え
ば、前述の例の場合、図13、図14に示すボトムゲー
ト型では、チャネル領域直上にあるデータ線DL1、D
L2であるAl配線27aによる電界が問題となる。即
ち、薄膜トランジスタQp1はソースを電源電圧に固定
したpチャネルトランジスタのトランジスタであるた
め、データ線(27a)とドレインが接地レベルにある
場合、チャネル領域20aとデータ線(27a)との間
の層間絶縁膜23が薄いと、データ線(27a)からの
電界によりソース・ドレイン間にパンチスルー性のリー
ク電流が誘発される。さらにこの層間絶縁膜が充分に薄
く、データ線(27a)からの電界が強くなると、薄膜
トランジスタQp1は常にオン状態になってしまう。こ
れら薄膜トランジスタの特性劣化は、SRAMにおいて
はセルの誤動作、歩留り低下の原因となる。また、図1
5、図16に示すトップゲート型のSRAMにおいても
同様に、チャネル領域直下にあって接地電圧線VSSとな
るタングステンシリサイド膜14からの電界の影響が問
題となる。
【0009】このような内部配線からの電界の影響を防
ぐ手段として、例えば、特開昭62−277747号公
報に示されるようなシールド領域を設けるものが知られ
ている。以下、図17を参照して、シールド領域を採用
したこの従来技術について説明する。シリコン基板40
上の絶縁膜44中にnチャネルとpチャネルの薄膜トラ
ンジスタが構成されている。即ち、絶縁膜44中にnチ
ャネルトランジスタのチャネル領域42a、pチャネル
トランジスタのチャネル領域42bが形成されており、
その上に第2の多結晶シリコン膜43によるゲート電極
が設けられている。ここでは、シリコン基板40からの
電界がチャネル領域42a、42bに影響を与えないよ
うに、チャネル領域42a、42bとシリコン基板との
間に第1の多結晶シリコン膜41a、41bが設けられ
ている。そして第1の多結晶シリコン膜41aは、接地
電位に電位が固定され、第2の多結晶シリコン膜41b
は電源電位に電位が固定されて、それぞれnチャネルト
ランジスタ、pチャネルトランジスタのソース電位と同
電位となっている。このため、第1の多結晶シリコン膜
41a、41bはシリコン基板からの電界に対してシー
ルド領域として働き、チャネル領域42a、42bが外
部からの電界の影響を受けることのないようにしてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1、第2の
従来例(図13乃至図16に示した従来例)では、薄膜
トランジスタのチャネル領域が絶縁膜を介して信号配線
等と対向するものであったため、半導体装置が微細化さ
れたときに誤動作を起こす恐れの大きいものであった。
これに対し、第3の従来例(図17に示した従来例)で
は、薄膜トランジスタのチャネル領域のゲート電極の反
対側、即ちチャネル領域の背面にソース電位に固定され
たシールド領域を設けているので、上述の問題は一応解
決されている。しかしながら、この第3の従来例には以
下のような問題点があった。
【0011】まず、第3の従来例では、チャネル領域と
シールド領域とを別々のフォトリソグラフィ工程におい
てパターニングしているため、装置が微細化されたとき
には両者間に位置合わせずれが生じ易くなる。そして、
位置合わせにずれの生じた場合、シールド領域がチャネ
ル領域からずれてしまい、内部配線からの電界を完全に
遮断できず、また薄膜トランジスタの特性を変動させ、
特性のばらつきを増大させてしまう。また、この位置合
わせのずれを見込んでシールド領域を大きく設定するこ
とが考えられるが、これは微細化の傾向に逆行するもの
であって採用することはできない。さらに、第3の従来
例は、シールド領域を形成するためのフォトリソグラフ
ィ工程が新たに追加されるものであるため、製造コスト
の増加の増加を招くものであった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は、ゲート電極(17、35)と、該ゲート電極上また
はゲート電極下にゲート絶縁膜(18、33)を介して
配置された、チャネル領域(20a、32a)およびソ
ース・ドレイン領域(20b、c、32b、c)を構成
する半導体層(20、32)とを有する薄膜トランジス
タと、前記半導体層(20、32)の前記ゲート電極の
反対側に絶縁膜(21、31)を介して配置された、前
記半導体層と同一形状で一定の電位に固定された導電膜
(22、30)と、を備えたものである。そして、好ま
しくは、前記半導体層(20、32)、前記絶縁膜(2
1、31)および前記導電膜(22、30)は、同一の
フォトリソグラフィ工程によりパターニングされて形成
されたものである。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1、図2(a)、(b)は、本発明の第
1の実施例を示す半導体装置の断面図である。本実施例
は、薄膜トランジスタを負荷素子として用いたSRAM
にかかるものであり、その単位セルの回路図は図5、平
面レイアウト図は図3、図4(a)、(b)にそれぞれ
示されている。図1は、図3、図4におけるA−A′線
での断面図であり、図2(a)は、図3、図4における
B−B′線での断面図である。
【0014】図1、図2(a)に示されるように、シリ
コン基板上に形成されたMOSFETQt1、Qd2お
よび接地電圧線となるタングステンシリサイド膜14の
上に層間絶縁膜15を介してボトムゲート型の薄膜トラ
ンジスタQp1が形成されている。薄膜トランジスタの
チャネル領域20aは、ゲート電極となる多結晶シリコ
ン膜17上にゲート酸化膜18を介して形成された三層
膜、即ち多結晶シリコン膜20、絶縁膜21、多結晶シ
リコン膜22から構成される三層膜のうちの多結晶シリ
コン膜20のゲート電極上に位置する領域に設けられて
いる。多結晶シリコン膜20において、チャネル領域2
0a以外の部分は不純物拡散により低抵抗化され、ソー
ス・ドレインとなるp型拡散領域20b、電源電圧線と
なるp型拡散領域20cとなっている。
【0015】また、多結晶シリコン膜22は、不純物拡
散により低抵抗の導電膜となっており、図2(b)に示
されるように、セルアレイの周囲で電源電圧線であるp
型拡散領域20cと共に接続孔25内のタングステンプ
ラグ26を介してAl配線27bに接続され、該配線2
7bより電源電圧が供給されている。これによってソー
ス電位に固定された多結晶シリコン膜22は、シールド
領域として機能し、データ線DL1となるAl配線27
aからの電界がチャネル領域20aに及ぶのを防ぐ。こ
のシールド領域は、前述の三層膜のまま多結晶シリコン
膜20とともにパターニングされ、形成されるので、チ
ャネル領域20aに対する位置合わせずれが発生するこ
とはなく、チャネル領域20aを常にシールド領域で完
全に覆うことができ、常に安定したシールドの効果を得
ることができる。また、シールド領域のパターンに、チ
ャネル領域を完全に覆うためのマージンを設定する必要
はなくなり、装置の微細化にも適した構造となってい
る。
【0016】次に、本実施例の製造方法について、図6
(a)、(b)、図7、図8を参照して説明する。ま
ず、図6(a)に示されるように、n型のシリコン基板
1上のメモリセル形成領域にp型ウェル2を形成した
後、基板表面に選択酸化により素子分離用の、膜厚30
00Å〜6000Åのフィールド酸化膜3を形成する。
ここで、p型ウェルは、エネルギー50〜150ke
V、ドーズ量5E12〜3E13cm-2のボロンのイオ
ン注入の後、1000〜1200℃にて押し込み処理を
行って形成する。p型ウェル2中のフィールド酸化膜3
直下には、p型チャネルストッパ4が形成される。これ
は、選択酸化の直前或いは直後に5E12〜2E13c
m-2程度のボロンイオンを注入することにより形成され
る。
【0017】続いて、熱酸化により膜厚100〜200
Åのゲート酸化膜5を形成した後、ゲート酸化膜5のウ
ェットエッチングにより所定の箇所にダイレクトコンタ
クト孔6を開孔し、続いて多結晶シリコン膜7、タング
ステンシリサイド膜8によりMOSトランジスタのゲー
ト電極を形成する。このゲート電極およびフィールド酸
化膜3をマスクに、エネルギー20〜60keV、ドー
ズ量1E13〜3E13cm-2でリンのイオン注入を行
い、LDD構造MOSFETの低濃度n型拡散層9を形
成した後、厚さ1000〜3000Åの酸化膜のサイド
ウォール10を設け、続いてエネルギー30〜70ke
V、ドーズ1E15〜1E16cm-2でヒ素のイオン注
入を行い、ソース・ドレイン領域となる高濃度n型拡散
層11を形成する。
【0018】次に、図6(b)に示されるように、MO
SFET上に酸化膜による層間絶縁膜12を形成し、接
地電圧線となる膜厚1000〜2000Åのタングステ
ンシリサイド膜14を形成する。このタングステンシリ
サイド膜14は、図2(a)に示されるように、セル内
所定の箇所で層間絶縁膜12に開孔された接続孔13を
介してドライバMOSFETQd1およびQd2のソー
ス側の高濃度n型拡散層11に接続され、該領域に接地
電位を供給する。続いて、全面に層間絶縁膜15を形成
し、該層間絶縁膜15に接続孔16を開孔した後、50
0〜1000Åの多結晶シリコン膜17を堆積する。多
結晶シリコン膜17を、エネルギー30〜50keV、
ドーズ量1E12〜1E14のリンのイオン注入によっ
てn型化した後、パターニングして薄膜トランジスタの
ゲート電極を形成する。このゲート電極(多結晶シリコ
ン膜17)の一端は、接続孔16によって、MOSFE
Tのゲート電極に接続されている。その後、CVD法に
より薄膜トランジスタのゲート酸化膜18を100〜3
00Åの厚さに全面に堆積する。
【0019】次に、図7に示されるように、ゲート酸化
膜18のウェットエッチングにより所定の箇所に接続孔
19を設けた後、全面に300〜1000Åの多結晶シ
リコン膜20、500〜1500Åの酸化膜である絶縁
膜21、1000〜1500Åの多結晶シリコン膜2
2、から構成される三層膜を形成する。ここで、多結晶
シリコン膜20は、550℃のLPCVDで形成された
アモルファスシリコン膜を600℃、5〜10時間のア
ニール処理で結晶化することにより形成される。続い
て、この三層膜上にフォトレジストパターン(図示な
し)を形成し、これをマスクに異方性エッチングを行っ
て、三層膜をパターン化する。ここで、薄膜トランジス
タのチャネル領域20aのシールド領域となる多結晶シ
リコン膜22は、チャネル領域のパターニング時に、同
時にパターニングされるため、シールド領域形成用のリ
ソグラフィー工程を追加する必要はなく、製造コストの
増大を抑えることができる。
【0020】次に、エネルギー20〜40keV、ドー
ズ量1E14〜1E16cm-2のBF2 のイオン注入に
より、多結晶シリコン膜22だけにドーピングを行い、
これを低抵抗化する。さらにフォトレジストパターン
(図示なし)をマスクにエネルギー50〜120ke
V、ドーズ量1E14〜1E16cm-2でボロンのイオ
ン注入を行い、多結晶シリコン膜22、絶縁膜21を通
して多結晶シリコン膜20のうちチャネル領域20a以
外の部分にボロンをドープして、薄膜トランジスタのソ
ース・ドレインとなるp型拡散領域20bおよび電源電
圧線となるp型拡散領域20cを形成する。
【0021】次に、図8に示されるように、BPSG膜
からなる層間絶縁膜23を全面に形成した後、所定の場
所に接続孔24を開孔し、CVD法によりタングステン
を堆積し、エッチバックを行って接続孔24内に埋設さ
れたタングステンプラグ26を形成した後、Al配線2
7aを形成して本実施例の半導体装置の製作が完了す
る。ここで、BPSG膜のリフローのために行われる8
50〜900℃のアニール処理より、BPSG膜中のボ
ロン、リンが膜外部へ拡散することが考えられるが、薄
膜トランジスタのチャネル領域上部は、シールド用の多
結晶シリコン膜22で完全に覆われているため、これら
の不純物がチャネル領域に侵入することはない。
【0022】次に、図9、図10(a)、(b)を参照
して本発明の第2の実施例について説明する。この実施
例は、トップゲート型の薄膜トランジスタを含むSRA
Mにかかるものである。本実施例の場合もSRAM単位
セルの平面レイアウト図、回路図は、それぞれ図3、図
4(a)、(b)および図5に示された第1の実施例の
ものと同様である。図9、図10(a)に示されるよう
に、層間絶縁膜15上にタングステンシリサイド膜3
0、絶縁膜31、多結晶シリコン膜32からなる三層膜
のパターンが形成されており、その上にゲート酸化膜3
3を介してゲート電極となる多結晶シリコン膜35が設
けられている。
【0023】薄膜トランジスタのチャネル領域32a
は、ゲート電極直下の多結晶シリコン膜32中に形成さ
れており、また多結晶シリコン膜32のうちチャネル領
域32a以外の部分は、不純物拡散により低抵抗化され
て、ソース・ドレインとなるp型拡散領域32b、電源
電圧線となるp型拡散領域32cとなっている。タング
ステンシリサイド膜30は、p型拡散領域32cと共
に、図10(b)に示されるように、セルアレイの周囲
において、接続孔25内のタングステンプラグ26によ
りAl配線27bに接続され、電源電圧が供給されてい
る。従って、ソース電位に固定されたタングステンシリ
サイド膜30は、シールド領域として、接地電圧線であ
るタンスグステンシリサイド膜14からの電界を遮断
し、その影響がチャネル領域32aへ及ぶのを防いでい
る。このシールド領域は、三層膜として多結晶シリコン
膜32と共にパターニングされ、形成されるので、前述
の実施例と同様に、常に安定したシールドの効果を得る
ことができる。また、本実施例では、多結晶シリコン膜
32へのドーピングをゲート電極をマスクとしたイオン
注入によって行うことができ、ソース・ドレイン領域と
なるp型拡散領域32bをゲート電極に対してセルフア
ラインに形成できる利点がある。
【0024】次に、第2の実施例の製造方法の一例を、
図11および図12を参照して説明する。まず、図11
に示されるように、前述の実施例と同様に基板上にフィ
ールド酸化膜3、MOSFET、接地電圧線としてのタ
ングステンシリサイド膜14等を順次形成し、さらに全
面に酸化膜或いはBPSG膜による層間絶縁膜15を形
成する。続いて全面に膜厚1000〜2000Åのタン
グステンシリサイド膜30、膜厚1000〜2500Å
のCVD酸化膜からなる絶縁膜31を順次堆積した後、
接続孔28を開孔する。続いて全面に酸化膜を1000
〜1500Åの厚さに堆積した後エッチバックを行っ
て、接続孔28の内壁にサイドウォール29を形成す
る。このとき、絶縁膜31はエッチバックのオーバーエ
ッチングにより500〜1500Åに膜減りする。ま
た、タングステンシリサイド膜30は絶縁膜で完全に覆
われている。
【0025】次に、図12に示されるように、全面に膜
厚300〜1000Åの多結晶シリコン膜32を形成す
る。この多結晶シリコン膜32は前述の実施例と同様に
アモルファスシリコン膜の結晶化によって形成する。続
いて、このタングステンシリサイド膜30、絶縁膜3
1、多結晶シリコン膜32からなる三層膜上にフォトレ
ジストパターン(図示なし)を形成し、これをマスクと
して異方性エッチングを行い、三層膜をパターニングす
る。その後、CVD酸化膜によりゲート酸化膜33を形
成し、ウェットエッチングにより所定の箇所に接続孔3
4を設ける。しかる後、多結晶シリコン膜35を堆積し
これをパターニングして薄膜トランジスタのゲート電極
を形成する。ゲート電極の一端は、接続孔28を介して
MOSトランジスタのゲート電極と接続される。
【0026】次に、この多結晶シリコン膜35をマスク
にエネルギー20〜50keV、ドーズ量1E14〜1
E16cm-2にてBF2 のイオン注入を行い、チャネル
領域32aを除く多結晶シリコン膜32を高濃度にp型
化し、ソース・ドレイン領域となるp型拡散領域32b
および電源電圧線となるp型拡散領域32cを形成す
る。このとき同時に多結晶シリコン膜35にもドーピン
グが行われ、p型に低抵抗化される。以下、前述の実施
例と同様に、薄膜トランジスタ上に層間絶縁膜23を形
成し、接続孔24、25を開孔した後、接続孔内をタン
グステンプラグ26で埋め込み、Al配線27a、27
bを形成すれば、本実施例の半導体装置の製作が完了す
る。
【0027】本実施例では、ソース・ドレイン領域がゲ
ートに対してセルフアラインに形成できるため、トラン
ジスタの特性のばらつきが少なくなる。また、導電膜に
金属シリサイドを使用しているため、低抵抗化のための
ドーピングが不要となる。さらに、ゲート電極へのドー
ピングがソース・ドレインへのドーピング時に同時に行
えるという利点もある。
【0028】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載された本願発明の要旨内において各種
の変更が可能である。例えば、薄膜トランジスタのゲー
ト電極やチャネル領域を多結晶シリコン以外の、シリサ
イドやアモルファスシリコン等によって構成することが
でき、また、薄膜トランジスタをSRAM以外の半導体
装置にも適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、薄膜ト
ランジスタのチャネル領域およびソース・ドレイン領域
を構成する半導体層とこのチャネル領域をシールドする
導電膜とを同一のフォトリソグラフィ工程により同一の
パターンに構成したものであるので、本発明によれば、
製造上の位置合わせずれが生じることがなく、チャネル
領域を常にシールド領域により覆うようにすることがで
きるため、薄膜トランジスタの特性変動、特性ばらつき
を抑え、安定したシールド効果を得ることができる。ま
た、シールド領域について、チャネル領域に対するマー
ジンを見込む必要がないため、本発明により、微細化に
適した素子構造を得ることができる。さらに、シールド
領域は、チャネル領域のパターニング時に同時にパター
ニングされるものであり、シールド領域形成用のリソグ
ラフィー工程を省略することができるので、製造コスト
を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すSRAMの断面
図。
【図2】本発明の第1の実施例を示すSRAMの断面
図。
【図3】本発明の第1の実施例のSRAM単位セルの平
面レイアウト図。
【図4】本発明の第1の実施例のSRAM単位セルの平
面レイアウト図。
【図5】本発明の第1の実施例のSRAM単位セルの回
路図。
【図6】本発明の第1の実施例のSRAMの製造工程を
示す工程断面図。
【図7】本発明の第1の実施例のSRAMの製造工程を
示す工程断面図。
【図8】本発明の第1の実施例のSRAMの製造工程を
示す工程断面図。
【図9】本発明の第2の実施例を示すSRAMの断面
図。
【図10】本発明の第2の実施例を示すSRAMの断面
図。
【図11】本発明の第2の実施例のSRAMの製造工程
を示す工程断面図。
【図12】本発明の第2の実施例のSRAMの製造工程
を示す工程断面図。
【図13】第1の従来例によるSRAMの断面図。
【図14】第1の従来例によるSRAMの断面図。
【図15】第2の従来例によるSRAMの断面図。
【図16】第2の従来例によるSRAMの断面図。
【図17】第3の従来例の断面図。
【符号の説明】
1 n型シリコン基板 2 p型ウェル 3 フィールド酸化膜 4 p型チャネルストッパ 5、18、33 ゲート酸化膜 6 ダイレクトコンタクト孔 7、17、20、22、32、35 多結晶シリコン膜 8、14、30 タングステンシリサイド膜 9 低濃度n型拡散層 10、29 サイドウォール 11 高濃度n型拡散層 12、15、23 層間絶縁膜 13、16、19、24、25、28、34 接続孔 20a、32a チャネル領域 20b、32b p型拡散領域(ソース・ドレイン領
域) 20c、32c p型拡散領域(電源電圧線) 21、31、44 絶縁膜 26 タングステンプラグ 27a Al配線(データ線DL1、DL2) 27b Al配線(電源電圧線) 40 シリコン基板 41a、41b 第1の多結晶シリコン膜 42a nチャネルトランジスタのチャネル領域 42b pチャネルトランジスタのチャネル領域 43 第2の多結晶シリコン膜 45 メタル配線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9056−4M H01L 29/78 311 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極と、該ゲート電極上または該
    ゲート電極下にゲート絶縁膜を介して配置された、チャ
    ネル領域およびソース・ドレイン領域を構成する半導体
    層とを有する薄膜トランジスタと、 前記半導体層の前記ゲート電極の反対側に絶縁膜を介し
    て配置された、前記半導体層と同一形状で一定の電位に
    固定された導電膜と、を備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体層、前記絶縁膜および前記導
    電膜は、同一フォトリソグラフィ工程によってパターニ
    ングされていることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体層が多結晶シリコンにより構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記薄膜トランジスタが、MOSトラン
    ジスタが作り込まれている半導体基板上に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
JP5193069A 1993-07-08 1993-07-08 半導体装置 Pending JPH0730126A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6133586A (en) * 1996-03-29 2000-10-17 Nec Corporation Semiconductor memory device and method of fabricating the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04299568A (ja) * 1991-03-27 1992-10-22 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置及びその製造方法

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