JPH0730132U - 建設機械のオペレータ用シート構造 - Google Patents
建設機械のオペレータ用シート構造Info
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Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建設機械の操作時における、安定した中腰姿
勢を確保する。 【構成】 シートクッション12が、ヒンジピン14によっ
て、ブラケット20に対し着座位置から前方に跳ね上げ可
能となっている。そして、ガススプリング22での揺動規
制のもとで、シートクッション12が、跳ね上げ位置で保
持可能となっている。
勢を確保する。 【構成】 シートクッション12が、ヒンジピン14によっ
て、ブラケット20に対し着座位置から前方に跳ね上げ可
能となっている。そして、ガススプリング22での揺動規
制のもとで、シートクッション12が、跳ね上げ位置で保
持可能となっている。
Description
【0001】
この考案は、建設機械、特に、パワーショベルのような中腰姿勢での作業の要 求される建設機械のオペレータ用シート構造に関する。
【0002】
パワーショベル等の建設機械に装着されるオペレータ用シートとして、たとえ ば、シートを昇降可能に支持するシートリフターを備えた構成がよく知られてい る。
【0003】 シートリフターは、たとえば、上枠、下枠間に配設されたXリンクや平行リン ク等の伸縮のもとで、シートを昇降可能に支持するように構成されている。
【0004】 このような構成では、オペレータ(操作者)の好み、体形や操作姿勢等に応じ たシートの高さが、シートリフターの作動のもとで任意に設定できるため、オペ レータの快適性および良好な作業性の確保が期待できる。
【0005】
ところで、パワーショベル等の場合、オペレータは、通常、ショベル等の動作 部分の動きを目で追いながら作業するため、オペレータ用シートにおいては、そ の作業位置、つまりは目線の方向に応じたシートのポジション設定が要求される 。地面の通常の掘削作業等においては、シートリフター等を利用したシートの高 さ、傾斜角度等の調整のもとで、作業に応じた着座姿勢が確保されている。
【0006】 そして、パワーショベルでの地面の深掘り作業時においては、ショベルがオペ レータの位置から大きく下がり、シートリフター等によって調整したオペレータ 用シートへの通常の着座姿勢のもとでは、ショベルの目視がもはや困難になるた め、中腰姿勢での作業を余儀なくされる。
【0007】 しかしながら、公知のオペレータ用シートのシートリフター等のもとでは、こ のような中腰姿勢を支持可能なシートポジションが、もはや設定できないため、 オペレータは、シートクッションから腰を浮かした状態の不安定な中腰姿勢で作 業しなければならない。従って、パワーショベル等の建設機械における、作業性 、作業の確実性の低下が避けられない。
【0008】 そして、不自然な中腰姿勢は、疲労の蓄積により、腰痛の原因になりやすいた め、オペレータの安全衛生上、好ましくない。
【0009】 この考案は、安定した中腰姿勢を確保可能な建設機械のオペレータ用シート構 造の提供を目的としている。
【0010】
この目的を達成するために、この考案によれば、シートクッションが、略コ字 形状のブラケットの一対の側壁間に配設され、ヒンジによる前端の枢着によって 、シートクッションが、ブラケットに対して、着座位置から前方に跳ね上げ可能 に支持されている。そして、揺動規制手段でのブラケットに対するシートクッシ ョンの揺動の規制によって、シートクッションが、少なくとも所定の跳ね上げ位 置で保持可能となっている。
【0011】
この考案によれば、跳ね上げ位置でのシートクッションの保持により、シート クッションの後端部が、オペレータの中腰姿勢の尻部を弾性的に支持する支持部 として機能するため、オペレータは、シートクッション後端部に腰掛けることに よって、安定した中腰姿勢をとることができる。
【0012】
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例について詳細に説明する。
【0013】 図1、図2に示すように、この考案に係る建設機械のオペレータ用シート構造 10においては、シートクッション12が、ヒンジピン14を中心として、通常の着座 位置から前方に跳ね上げ可能となっている。
【0014】 オペレータ用シート16は、通常、ハイト機構とも称されるシートリフター18を シートクッション12の下方に備え、シートリフターの伸縮動作のもとで、所定の 範囲内を昇降可能に構成されている。
【0015】 シートリフター18は、通常、伸縮自在なXリンク、平行リンク等を備えて、シ ート(オペレータ用シート)16を平行または前後方向に傾斜させながら伸縮可能 に構成されるが、このようなシートリフターの構成は公知であり、その構成自体 はこの考案の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しない。
【0016】 シートクッション12は、たとえば、略コ字形状に折曲成形されたブラケット20 の一対の側壁20a 間に配設され、ヒンジピン14によって、シートクッションの前 端が、ブラケットに対して枢着されている。つまり、ヒンジピン14をヒンジ(揺 動中心)とした前方への揺動のもとで、図1に実線で示す通常の着座位置から、 少なくとも一点鎖線で示す前方の跳ね上げ位置まで揺動可能、つまりは跳ね上げ 可能に、シートクッション12はこの考案において構成されている。
【0017】 そして、この考案においては、ブラケット20に対するシートクッション12の揺 動が、揺動規制手段22によって規制されている。図1に示すように、揺動規制手 段22として、たとえば、本体22a に対する可動軸22b の伸縮可能なガススプリン グが利用でき、ガススプリングは、各端末の枢着のもとで、シートクッション12 の下面とブラケット20の底面20b 間との間に架設されている。
【0018】 ガススプリング(揺動規制手段)22は、たとえば、レリーズワイヤー24を介し て連結された操作レバー26の牽引、牽引解除操作に伴うガスの流通、遮断のもと で、本体22a に対する可動軸22b の伸縮を制御可能に構成されている。
【0019】 ガススプリングの操作レバー26は、オペレータの操作可能な位置、たとえば、 図1、図2に示すように、シートクッション28のいずれかのサイドのアームレス ト30の先端部等に設けられる。しかしながら、オペレータの操作可能な位置であ れば足りるため、アームレスト30の先端部に限定されず、他の位置、たとえば、 シートクッションの側面や下部前面等に、ガススプリングの操作レバー26を配置 してもよい。
【0020】 なお、ガススプリング22としては市販の一般的なものが利用できるとともに、 その構成自体はこの考案の趣旨でないため、ここでは詳細に説明しない。
【0021】 図1に実線で示す通常の着座位置を、シートクッション12の初期位置と仮定す る。この状態においては、ガススプリング22が縮小状態で伸縮規制されて、シー トクッション12が、通常の着座位置に保持されている。
【0022】 このような状態において、アームレスト先端部の操作レバー26を牽引操作する と、まず、ガスの流通のもとで、ガススプリング22が伸長しようとする。このと き、オペレータが尻部をシートクッション12から浮かせて、シートクッションへ の負荷を排除すると、シートクッションは、ガススプリング22の伸長動作のもと で、ヒンジピン(ヒンジ)14を中心として前方に跳ね上げられる。
【0023】 そして、シートクッション12の任意の跳ね上げ位置で、操作レバー26の牽引操 作を解除すると、ガスの流通の遮断のもとで、ガススプリング22の伸縮が規制さ れるため、長さの固定されたガススプリングによって、図1の一点鎖線および図 3に示すように、シートクッションが、対応する跳ね上げ位置に保持される。
【0024】 このようなシートクッション12の跳ね上げ位置においては、図1に一点鎖線で 示すように、シートクッションの後端部がシート16の前部上方に位置するため、 中腰姿勢のオペレータの尻部の支持部として機能する。つまり、跳ね上げ位置の シートクッション12の後端部に腰掛けることによって、オペレータは、安定した 中腰姿勢を無理なく維持できる。
【0025】 そのため、この考案によれば、シートクッション12から腰を浮かせた状態の中 腰姿勢でなく、シートクッションの後端部に腰掛けた状態での姿勢が、作業時の オペレータの中腰姿勢となるため、パワーショベルでの地面の深掘り作業等にお いて要求される中腰姿勢の安定化が容易にはかられる。従って、中腰姿勢の要求 されるパワーショベルでの深掘り作業においても、安定した姿勢のもとでの作業 が行え、作業性および作業の確実性が十分に改善される。
【0026】 そして、オペレータの尻部等は、シートクッション12の持つ弾性のもとで弾性 支持されるため、後端部への腰掛け時においても、オペレータが不快感を感じる ことがなく、作業が長時間継続されても、オペレータの快適性が、良好な状態で 十分に維持できる。
【0027】 更に、跳ね上げたシートクッション12の後端部への腰掛けによって、中腰姿勢 におけるオペレータの腰部の負担が十分に軽減されるため、腰部への疲労の蓄積 の抑制により、オペレータの安全性が向上される。
【0028】 また、図1に一点鎖線および図3に示すシートクッション12の跳ね上げ位置に おいて、操作レバー26の牽引操作の後、シートクッションを尻部等で下方に押圧 すれば、シートクッションは負荷のもとで通常の着座位置方向に揺動される。そ して、着座位置へのシートクッション12の到達後、操作レバーの牽引解除のもと で、ガススプリング22の伸縮を再び規制すれば、シートクッションが着座位置に 保持されるため、シートクッションの跳ね上げおよび復帰操作が複雑化すること もない。
【0029】 ここで、実施例においては、ガススプリングが、ブラケット20に対するシート クッション12の揺動を規制する揺動規制手段22として例示されている。しかし、 揺動規制手段22は、シートクッション12を少なくとも跳ね上げ位置で保持すれば 足りるため、ガススプリングに限定されず、たとえば、空気の供給、遮断の切り 換えのもとで伸縮規制されるエアシリンダやリクライニング装置等を揺動規制手 段とする構成としてもよい。
【0030】 なお、実施例においては、建設機械としてパワーショベルを例示しているが、 これに限定されず、中腰姿勢での操作の要求される建設機械のシートであれば、 クレーン等の他の建設機械のオペレータ用シートにも、この考案が応用できるこ とはいうまでもない。
【0031】 上述した実施例は、この考案を説明するためのものであり、この考案を何等限 定するものでなく、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全て この考案に包含されることはいうまでもない。
【0032】
上記のように、この考案に係る建設機械のオペレータ用シート構造によれば、 前方に跳ね上げたシートクッションの後端部を支持部とすることによって、オペ レータが支持部に中腰姿勢で腰掛けられるため、中腰姿勢でのオペレータの姿勢 の安定化がはかられ、建設機械の作業性および作業の確実性が向上される。
【0033】 そして、オペレータの尻部等は、シートクッションの持つ弾性のもとで弾性支 持される。そのため、シートクッション後端部への腰掛け時においても、オペレ ータが不快感を感じることがなく、オペレータの快適性が、良好な状態で長時間 十分に維持できる。
【0034】 また、ガススプリングを揺動規制手段とすれば、構成が簡素化するとともに、 操作レバーの牽引、牽引解除のもとで、シートクッションの揺動、揺動規制が的 確に切り換えられるため、操作性が十分に簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートクッションの通常の着座位置、跳ね上げ
位置を示す、この考案に係る建設機械のオペレータ用シ
ート構造の概略側面図である。
位置を示す、この考案に係る建設機械のオペレータ用シ
ート構造の概略側面図である。
【図2】シートクッションを通常の着座位置に設定し
た、建設機械のオペレータ用シートの概略斜視図であ
る。
た、建設機械のオペレータ用シートの概略斜視図であ
る。
【図3】シートクッションの跳ね上げ状態における、建
設機械のオペレータ用シートの概略斜視図である。
設機械のオペレータ用シートの概略斜視図である。
10 建設機械のオペレータ用シート構造 12 シートクッション 14 ヒンジピン(ヒンジ) 16 オペレータ用シート 20 ブラケット 20a ブラケットの側壁 22 揺動規制手段(ガススプリング) 26 操作レバー
Claims (2)
- 【請求項1】 シートクッションが、略コ字形状のブラ
ケットの一対の側壁間に配設され、ヒンジによる前端の
枢着によって、シートクッションが、ブラケットに対し
て、着座位置から前方に跳ね上げ可能に支持されるとと
もに、 揺動規制手段でのブラケットに対するシートクッション
の揺動の規制によって、シートクッションを少なくとも
所定の跳ね上げ位置に保持可能とした建設機械のオペレ
ータ用シート構造。 - 【請求項2】 揺動規制手段が、操作レバーの牽引、牽
引解除に伴うガスの流通、遮断のもとで、本体に対する
可動軸の伸縮制御の可能なガススプリングであり、 ガススプリングが、各端末の枢着のもとで、シートクッ
ションの下面とブラケットの底面との間に架設された請
求項1記載の建設機械のオペレータ用シート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6493193U JPH0730132U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 建設機械のオペレータ用シート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6493193U JPH0730132U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 建設機械のオペレータ用シート構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730132U true JPH0730132U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=13272279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6493193U Pending JPH0730132U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 建設機械のオペレータ用シート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730132U (ja) |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP6493193U patent/JPH0730132U/ja active Pending
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