JPH07301521A - 物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置

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JPH07301521A
JPH07301521A JP9473694A JP9473694A JPH07301521A JP H07301521 A JPH07301521 A JP H07301521A JP 9473694 A JP9473694 A JP 9473694A JP 9473694 A JP9473694 A JP 9473694A JP H07301521 A JPH07301521 A JP H07301521A
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JP
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light
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Application number
JP9473694A
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English (en)
Inventor
Hideki Sakao
英樹 坂尾
Shigeyasu Kaneda
滋保 金田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PSDを用いた構成で、電池の消耗を必要最
小限としながら、確実に人体を検出することができるよ
うにする。 【構成】 制御回路8は、トランジスタ14をオンさせ
てLED11に投光動作を行わせ、PSD18の受光信
号から検出信号V1,V2を入力して検出エリア内の人
体を検出し、バルブ駆動回路23により小便器に水を流
して洗浄動作を行う。電源となる電池9は定電圧回路1
0を介して各部に給電する。制御回路8は、投光動作を
行ってPSD18の受光レベルが低いときにはトランジ
スタ15をオンさせてLED11の通電電流を増加させ
て投光量を増加させ、これにより安定受光レベルを得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検出エリアに向けて投
光したときの反射光を半導体位置検出素子により受光し
て物体を検出するようにした物体検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては、例えば、
男子トイレなどに設けられる物体検出装置がある。これ
は、男子小便器に人体が近接して所用を済ませた後に、
人体が遠ざかったときに、これを検出して自動的に水洗
動作を行なわせるようにしたものである。
【0003】具体的には、投光器により男子小便器の前
方に投光し、人体が小便器に近接したときにその反射光
を受光器により検出する構成とし、一定時間以上人体を
検出した後に反射光がなくなって人体が遠ざかるのを検
出したときに、所用を済ませたものとして水洗バルブを
所定時間開状態に駆動させて自動的に洗浄動作を行うよ
うに構成したものである。しかし、このような構成の場
合に、受光器による反射光の検出を受光量に基づく検出
方式として構成したものでは、例えば、黒色等の反射率
が低い服を着用している場合には、人体で反射するとき
の反射光の量が減少するために、検出エリア内に人体が
存在しているにもかかわらず人体が不在であると誤検出
する不具合があった。
【0004】そこで、従来では、反射光の光量によるの
ではなく、人体の位置に応じて異なる位置に受光する例
えば半導体位置検出素子のような測距式の受光部を設け
て検出を行うことが考えられている。このような構成と
することにより、人体が着用している服の色等の差異に
よる反射率に無関係に人体の有無を正確に検出すること
ができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の測距
式の構成の場合に、黒い服を着用している人体を検出す
る際には、受光量そのものが低下するために、人体の有
無を確実に検出するためには投光器による投光量を高く
設定しておく必要がある。ところが、検出装置を電池に
より駆動する構成としている場合には、投光量を増大さ
せることは、電池の消耗を早くすることになり、また、
そのように投光量を増加させる必要がないときには無駄
な電力を消耗することになる不具合がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、測距式の受光部を設けた構成で電池の
消耗を必要最小限としながら、確実に人体を検出するこ
とができるようにした物体検出装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の物体検出装置
は、検出エリアに向けて投光する投光手段と、この投光
手段に電池電源から給電して投光動作を行なわせる投光
制御手段と、被検出物体による反射光を受光しその被検
出物体までの距離に対応した位置で受光する半導体位置
検出素子と、この半導体位置検出素子の検出信号に基づ
いて前記被検出物体の距離を演算して検出エリア内の物
体の存在の有無を検出する検出手段と、前記半導体位置
検出素子の検出信号から受光レベルを判定する判定手段
とを具備し、前記投光制御手段を、前記判定手段による
受光レベルが所定レベル以下のときに前記投光手段の投
光量を増加させるように制御する構成としたところに特
徴を有する。
【0008】また、前記投光制御手段を、前記判定手段
による受光レベルが一定レベルに達していないときに、
その受光レベルが一定レベルとなるように前記投光手段
の投光量を増加させるように制御する構成とすると良
い。
【0009】そして、前記判定手段を、前記半導体位置
検出素子による検出信号を加算して受光量に相当する信
号を検出する加算回路から構成すると共に、前記投光制
御手段を、前記加算回路の出力信号に基づいて前記受光
レベルが一定レベルとなるように前記投光手段の投光量
を調整する調整回路から構成することができる。
【0010】
【作用】請求項1記載の物体検出装置によれば、投光制
御手段により、電池電源から給電して投光手段に検出エ
リアに向けて投光動作を行なわせると、検出エリア内に
被検出物体が存在するときにはその反射光が半導体位置
検出素子の受光面の距離に応じた位置に入射するように
なるので、検出手段は、被検出物体の位置を演算して検
出エリア内の物体の存在の有無を検出するようになる。
このとき、判定手段は、半導体位置検出素子の検出信号
の和を演算して受光レベルを判定しており、投光制御手
段は、その受光レベルが所定レベル以下であるときに
は、投光手段の投光量を増加させるように制御する。
【0011】これにより、例えば、被検出物体の表面が
黒色であったり、反射しにくい材質などで反射率が低い
場合などには、半導体位置検出素子の受光レベルが低い
場合があるが、このときには投光量が増加されるので、
半導体位置検出素子においては安定した受光レベルで入
射するようになり、したがって、常に安定した検出状態
とすることができ、また、不必要に投光量を増加しない
ので、電池電源の消耗を低減して省電力化を図れる。
【0012】請求項2記載の物体検出装置によれば、被
検出物体からの反射光に対する半導体位置検出素子の受
光レベルが一定レベルに達していないときには、投光制
御手段は、その受光レベルが一定レベルとなるように投
光手段の投光量を制御するので、半導体位置検出素子に
おいては、常に安定した受光レベルで検出動作を行うこ
とができるようになる。
【0013】請求項3記載の物体検出装置によれば、判
定手段を構成する加算回路により、半導体位置検出素子
による検出信号を加算して受光レベルに相当する信号を
検出し、投光制御手段を構成する調整回路により、その
受光レベルが一定となるように投光手段の投光量を調整
するので、従来の構成のものに付加する簡単な構成とし
ながら、前述のように、半導体位置検出素子において
は、常に安定した受光レベルで検出動作を行うことがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を男子小便器の自動水洗装置に
設けられる人体センサに適用した場合の第1の実施例に
ついて図1ないし図3を参照しながら説明する。図2
は、装置の全体構成を示すもので、壁面1には男子用小
便器2が取り付けられ、この小便器2の上部には壁面1
の内面部側からメインバルブ3を介して配管された給水
パイプ4が接続されている。メインバルブ3はパイロッ
トバルブ5により給水の制御がなされるもので、そのパ
イロットバルブ5は自動水洗装置6により電気的に駆動
されるようになっている。
【0015】この自動水洗装置6は、小便器2の上部の
壁面1に埋め込むように配設されているもので、小便器
2に近付いた人を検出してその人が遠ざかったことを検
出してパイロットバルブ5を一定時間開状態としてメイ
ンバルブ3による給水を制御するもので、樹脂製の本体
ケース6aの前面部には投受光を行うための検出窓部7
が一体に形成されている。
【0016】図1は自動水洗装置6の電気的構成を示す
もので、制御回路8は、マイクロコンピュータ,RO
M,RAMおよびA/D変換器などから構成されるもの
で、投光制御手段および判定手段としての機能を兼ね備
えている。この制御回路8には電池9から定電圧回路1
0を介して給電されるようになっている。
【0017】投光手段としてのLED11は定電圧回路
10の出力端子に接続される直流電源端子Vccから給電
されるもので、抵抗12,13および駆動用のnpn形
トランジスタ14を介してアースされている。また、L
ED11の発光量を増加させるためのnpn形トランジ
スタ15のコレクタは抵抗12,13の共通接続点に接
続されている。そして、トランジスタ14,15のベー
スは、それぞれ抵抗16,17を介して制御回路8の出
力端子A,Bに接続されている。
【0018】半導体位置検出素子(以下PSDと略称す
る)18は、受光面の受光位置に応じて2つの出力端子
a,bから検出電流I1およびI2を出力するもので、
LED11から出力された光が反射する位置までの距離
に応じた受光位置で受光するようになっている。このP
SD18の出力端子a,bは、それぞれ電流電圧変換回
路19,20および増幅回路21,22を介して制御回
路8の入力端子C,Dに接続されている。PSD18の
検出電流I1,I2は、電流電圧変換回路19,20に
より電圧信号v1,v2に変換された後、増幅回路2
1,22にて増幅された電圧信号V1,V2として制御
回路8に入力されるようになっている。
【0019】そして、上述したLED11およびPSD
18は、前述した本体ケース6aの検出窓部7部分に横
方向に所定間隔を存して配設されている。また、バルブ
駆動回路23は、制御回路8の出力端子E,F間に接続
されており、駆動信号が与えられると定電圧回路10か
ら前述のパイロットバルブ5に駆動電源を与えて開閉動
作させるものである。また、条件設定回路24は、洗浄
時間などを設定するためのもので、制御回路8の入力端
子Gに接続されている。
【0020】次に、本実施例の作用について図3の制御
プログラムのフローチャートをも参照して説明する。図
3に示す制御プログラムのフローチャートは、検出動作
のうちの投光量を設定する制御に関する部分を示したも
ので、投光動作を行って被検出物体である人体までの距
離を算出する部分のルーチンである。すなわち、制御回
路8は、まず、出力端子Aから投光信号を出力してトラ
ンジスタ14をオンさせ(ステップS1)、LED11
に通電して検出エリアに向けて投光動作を行う。なお、
上述の投光動作は例えば、1秒に1回程度行われるよう
になっており、検出動作に支障を来さない程度で、電池
9の消耗を極力低減するようになっている。
【0021】次に、制御回路8は、その投光動作中に入
力端子C,Dに入力される検出信号V1,V2を入力し
てA/D変換したデジタルデータとして記憶する(ステ
ップS2)。この場合、PSD18は、検出エリア側か
ら入射する反射光を距離に応じた受光信号I1,I2と
して出力するようになる。そして、電流電圧変換回路1
9,20において電圧信号v1,v2に変換され、増幅
回路21,22にて増幅された検出信号V1,V2とし
て制御回路8に入力されるようになっている。そして、
検出エリア内に人体が存在している場合には、最低検出
レベルに達する程度の反射光がPSD18に入射するよ
うになっており、また、人体が存在していない場合には
PSD18にほとんど入射する光がないので、その受光
レベルは最低検出レベルに達しない。
【0022】次に、制御回路8は、PSD18による全
受光量Ioに相当する検出信号V1およびV2の和の値
Voが最低検出レベル以上であるか否かを判断する(ス
テップS3)。これは、PSD18の検出信号V1,V
2が検出エリア内の人体の存在を示す程度のレベルであ
るか否かを判定するもので、ここで制御回路8は、「N
O」と判断した場合にはこのプログラムを終了して制御
プログラムにリターンし、「YES」と判断した場合に
はステップS4に移行するようになる。
【0023】続いて、制御回路8は、全受光量Ioに相
当する受光レベルVoが安定に検出動作を維持できる所
定レベルである安定受光レベルVTを超えているか否か
を判断し、「YES」の場合には、ステップS5に進ん
で検出信号V1とV2から、次式に従って距離に相当す
る信号SLを求め、その信号SLから距離を演算するよ
うになる(ステップS6)。 SL=(V1−V2)/(V1+V2) これにより、検出エリア内に存在する人体までの距離が
求められると、制御プログラムにリターンして人体検出
に基づく処理を実行するようになる。
【0024】この場合、制御回路8は、この後、再び検
出プログラムを実行して人体が小便器2から遠ざかった
ことを検出すると、所用を済ませたものとして出力端子
E,Fから駆動信号を出力してバルブ駆動回路23によ
りパイロットバルブ5を条件設定回路24により設定さ
れている時間だけ開閉駆動して小便器2を洗浄するよう
になっている。
【0025】さて、上述のステップS4にて、「NO」
と判断される場合には、制御回路8は、ステップS7に
進み、投光量を増加させるべく、出力端子Bから駆動信
号を出力してトランジスタ15をオンさせるようにな
る。これにより、LED11は、抵抗12のみを介して
通電されるようになることから通電電流が増大されるの
で、発光強度が高くなり、投光量が増加されるようにな
る。そして、この後、制御回路8は、再びPSD18か
ら出力される受光信号I1,I2に応じた検出信号V
1,V2を入力してA/D変換を行い、以下、ステップ
S5,S6を実行して距離を求めるようになっている。
【0026】なお、上述においては、例えば、検出エリ
ア内の人体が黒い服を着用している場合や、あるいは反
射率が低い材質の服を着用しているなどで、トランジス
タ14をオンさせたときのLED11の投光量ではPS
D18に十分な受光レベルの反射光が入射しないような
状態を検出しており、この場合には、人体の検出動作を
安定した状態で行うことができず、検出エリア内に人体
が存在した状態が継続していても、途中で遠ざかったと
判断するなどの誤検出をしてしまう場合である。そし
て、このような場合においても、投光量を増加させるこ
とにより、PSD18に十分な受光レベルの反射光を入
射されるようにすることができるので、安定した検出動
作を継続することができるようになる。
【0027】このような本実施例によれば、制御回路8
により、PSD18の検出信号V1,V2の和から受光
レベルVoを求めてその値が安定受光レベルVTよりも
低いときに、トランジスタ15をオンさせることにより
LED11の通電電流を増加してその投光量を増加させ
るようにしたので、人体などの被検出物の検出状態が不
安定になるような必要な場合にのみ投光量を増加させる
ことができるようになり、電池9の消耗を極力低減して
省電力化を図りながら、安定した検出動作を行うことが
できるようになる。
【0028】図4ないし図6は本発明の第2の実施例を
示すもので、以下、第1の実施例と異なる部分について
説明する。すなわち、投光回路部分において、LED1
1は、抵抗25およびトランジスタ14を介してアース
されると共に、抵抗26およびトランジスタ15を介し
てアースされている。加算回路および調整回路としての
機能を兼ね備えた演算回路27は、一方の入力端子に増
幅回路21,22から抵抗28,29をそれぞれ介して
検出信号V1,V2が入力されるようになっており、他
方の入力端子には直流電源端子Vccとアースとの間に接
続された分圧抵抗30,31により設定される基準電圧
Vsが入力されるようになっている。また、演算回路2
7の電源は直流電源端子Vccからスイッチ回路32を介
して与えられるようになっている。
【0029】このスイッチ回路32は、制御回路8の出
力端子Hからスイッチ信号が与えられるようになってお
り、これによって演算回路27への給電動作を行うもの
で、制御回路8は、入力端子C,Dから入力される検出
信号V1,V2を加算した受光レベルVoが最低受光レ
ベルVmin 以上であるときに出力端子Hからスイッチ信
号を出力するようになっている。
【0030】そして、演算回路27は、スイッチ回路3
2により給電されると、増幅回路21,22から抵抗2
8,29を介して入力される検出信号V1,V2の加算
値が基準電圧Vsで設定される安定受光レベルVTより
も低いときに、抵抗17を介してトランジスタ15を駆
動し、受光レベルVoが安定受光レベルVTに達するよ
うにLED11の投光量を増加させるように制御する。
【0031】制御回路8は、図5に示す検出プログラム
のフローチャートにしたがって検出動作を実行する。な
お、この検出動作における各部の信号のタイミングを図
6のタイムチャートに示している。そして、以下の説明
においては、まず、検出エリア内に人体が存在している
場合について説明し、続いて、人体が存在しない場合に
ついて説明する。
【0032】すなわち、制御回路8は、ステップT1に
て、出力端子Aから投光信号(図6(a)参照)を出力
してトランジスタ14をオンさせ(時刻t0)、LED
11に所定の投光量(同図(e)参照)で検出エリアに
向けて投光を行う投光動作を行なわせ、続くステップT
2にて、同図(b)に示す判定期間Ta(時刻t0から
t1の間)にPSD18の受光信号I1,I2に応じた
検出信号V1,V2を入力してその受光レベルを判定す
るようになる。
【0033】次に、制御回路8は、ステップT3に進む
と、入力した検出信号V1とV2との加算値Voが最低
受光レベルVmin に達しているか否かを判定する。これ
は、検出エリア内に人体が存在している場合に必要な最
低限の受光レベルを示すもので、この場合には、検出エ
リア内に人体が存在している場合を想定しているので、
受光レベルVo(=V1+V2)は少なくとも最低受光
レベルVmin を超えており、制御回路8は、「YES」
と判断してステップT4に移行するようになる。制御回
路8は、ステップT4に進むと、時刻t1にて出力端子
Hからスイッチ信号を出力してスイッチ回路32を駆動
させるようになり(同図(c)参照)、この後、ステッ
プT5にて、所定の調整期間Tb(同図(d)参照)だ
け待機するようになる。
【0034】この調整期間Tbの間においては、演算回
路27にPSD18の検出電流I1,I2に対応する検
出信号V1,V2が入力されるようになり、その加算値
Vo(=V1+V2)が演算されると共に、その受光レ
ベルVoを分圧抵抗30,31により設定される基準電
圧Vsつまり安定受光レベルVTと比較してこれよりも
低い場合には出力端子から抵抗17を介してトランジス
タ15を動作させることによりLED11の通電電流を
増加させて安定受光レベルVTに等しくなるように制御
する。この結果、例えば、受光レベルVoが低い場合に
は、投光量が同図(e)に示すように増加されてその受
光レベルVoが安定受光レベルVTとなるようにLED
11への通電電流が設定され、この場合には投光量が増
加されるようになる。
【0035】この後、制御回路8は、ステップT6に進
み、PSD18の受光信号に応じた検出信号V1,V2
を検出期間Tcの間に再び入力し(同図(f)参照,時
刻t2〜t3の間)、時刻t3の時点で投光信号の出力
を停止すると共にスイッチ回路32をオフさせるように
なる(ステップT7)。続いて、制御回路8は、ステッ
プT8に移行すると、演算期間Tg(同図(g)参照,
時刻t3〜t4に間)の間に前述と同様にして式(1)
に示したような演算を行って距離に対応する信号SLを
求め、続いて、人体までの距離を演算する(ステップT
9)。
【0036】これにより、投光信号の出力期間Tfのう
ちの時刻t0からt2に至るまでの期間中にPSD18
の受光レベルVoが安定受光レベルVTに達するように
調整され、この後の検出期間Tc中に安定した受光信号
を得ることができるようになり、これに続く演算期間T
g中にその距離を正確に検出することができるようにな
る。
【0037】さて、検出エリア内に人体が存在しない場
合には、制御回路8は、人体検出の最低受光レベルVmi
n 以上の受光レベルVoが得られないことから、上述し
たステップT3にて「NO」と判断してステップT10
に進み、ここで投光信号の出力を停止してプログラムを
終了するようになる。したがって、この場合には、図6
に示しているように、検出期間がTaに等しくなり、上
述の人体が存在する場合の検出時間TfとTgとの和の
時間に比べて短い期間となる。
【0038】したがって、このような第2の実施例によ
っても、第1の実施例と同様にして電池9の消耗を極力
低減しながら、人体検出時の受光レベルVoを常に安定
受光レベルVTに調整して確実に人体までの距離を検出
することができるようになり、簡単な回路構成を追加す
るだけで安定した検出動作を行う構成とすることあでき
るようになる。
【0039】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。洗浄装
置の他に、自動ドアの人センサや他の物体を検出する装
置全般に適用できる。第1の実施例中、ステップS3は
判定手段に相当し、ステップS5,S6は検出手段に相
当し、ステップS7,S8は調整手段に相当する。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の物体検出装置によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、請求項1記載の物体検出装置によれば、判定
手段により、半導体位置検出素子の検出信号から受光レ
ベルを判定し、投光制御手段により、判定手段による受
光レベルが所定レベル以下のときに投光手段の投光量を
増加させるようにしたので、被検出物体の表面が黒色で
あったり、反射しにくい材質などで反射率が低い場合な
どには、半導体位置検出素子の受光レベルが低い場合が
あるが、このときには投光量が増加されるので、半導体
位置検出素子においては安定した受光レベルで入射する
ようになり、したがって、常に安定した検出状態とする
ことができ、また、不必要に投光量を増加しないので、
電池電源の消耗を低減して省電力化を図れるという優れ
た効果を奏する。
【0041】請求項2記載の物体検出装置によれば、被
検出物体からの反射光に対する半導体位置検出素子の受
光レベルが一定レベルに達していないときには、投光制
御手段は、その受光レベルが一定レベルとなるように投
光手段の投光量を制御するので、半導体位置検出素子に
おいては、常に安定した受光レベルで検出動作を行うこ
とができるという優れた効果を奏する。
【0042】請求項3記載の物体検出装置によれば、判
定手段を構成する加算回路により、半導体位置検出素子
による検出信号を加算して受光レベルに相当する信号を
検出し、投光制御手段を構成する調整回路により、その
受光レベルが一定となるように投光手段の投光量を調整
するので、従来の構成のものに付加する簡単な構成とし
ながら、前述のように、半導体位置検出素子において
は、常に安定した受光レベルで検出動作を行うことがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】男子用小便器の配設部分を示す縦断側面図
【図3】人体検出プログラムのフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図5】図3相当図
【図6】各部の信号出力状態を示すタイムチャート
【符号の説明】
3はメインバルブ、5はパイロットバルブ、6は自動水
洗装置、8は制御回路(検出手段,投光制御手段,判定
手段)、9は電池、10は定電圧回路、11はLED
(投光手段)、14,15はトランジスタ、18は半導
体位置検出素子、19,20は電流電圧変換回路、2
1,22は増幅回路、23はバルブ駆動回路、24は条
件設定回路、27は演算回路(加算回路,調整回路)で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出エリアに向けて投光する投光手段
    と、 この投光手段に電池電源から給電して投光動作を行なわ
    せる投光制御手段と、 被検出物体による反射光を受光しその被検出物体までの
    距離に対応した位置で受光する半導体位置検出素子と、 この半導体位置検出素子の検出信号に基づいて前記被検
    出物体の距離を演算して検出エリア内の物体の存在の有
    無を検出する検出手段と、 前記半導体位置検出素子の検出信号から受光レベルを判
    定する判定手段とを具備し、 前記投光制御手段は、前記判定手段による受光レベルが
    所定レベル以下のときに前記投光手段の投光量を増加さ
    せるように制御することを特徴とする物体検出装置。
  2. 【請求項2】 前記投光制御手段は、前記判定手段によ
    る受光レベルが一定レベルに達していないときに、その
    受光レベルが一定レベルとなるように前記投光手段の投
    光量を増加させるように制御することを特徴とする請求
    項1記載の物体検出装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記半導体位置検出素
    子による検出信号を加算して受光量に相当する信号を検
    出する加算回路から構成され、前記投光制御手段は、前
    記加算回路の出力信号に基づいて前記受光レベルが一定
    レベルとなるように前記投光手段の投光量を調整する調
    整回路から構成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の物体検出装置。
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