JPH07302015A - 多機能画像形成装置及び画像形成装置 - Google Patents

多機能画像形成装置及び画像形成装置

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JPH07302015A
JPH07302015A JP12055294A JP12055294A JPH07302015A JP H07302015 A JPH07302015 A JP H07302015A JP 12055294 A JP12055294 A JP 12055294A JP 12055294 A JP12055294 A JP 12055294A JP H07302015 A JPH07302015 A JP H07302015A
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JP12055294A
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Yoshiaki Nakajima
義昭 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多機能画像形成装置について、装置全体の小
型化、操作性の全般的向上等を図ること。 【構成】 印字部Nへ記録用紙4を搬送して画像記録を
実行する画像記録手段Aと、該画像記録手段Aの上方に
位置し、原稿を副走査方向に移動させて画像を読み取る
画像読み取り手段Bを一体に備えた多機能画像形成装置
において、前記画像記録手段Aの印字部Nは、搬送され
た記録用紙4の下向き面に対して画像記録をなすように
記録用紙搬送路の下側において上向きに配設され、該画
像記録手段Aに対する記録用紙と前記画像読み取り手段
Bに対する原稿の共通の給紙部31・52を有し、該給
紙部の接続先を画像記録手段A側か画像読み取り手段B
側かに選択可能としたことを特徴とする多機能画像形成
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録部と、画像読
み取り部が一体となった多機能画像形成装置に関する。
また画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一台の機器で、プリンタとしての
機能も持ち、ファクシミリとしても使え、さらにコピー
も取れるといった複数の機能を持った多機能画像形成装
置が注目されている。そのような多機能画像形成装置の
例を図3に示した。
【0003】本例の装置は図面上、右側が装置正面側で
ある。Aは画像記録部、Bはこの画像記録部Aの上側の
正面寄りに配設された画像読み取り部である。画像記録
部Aは本例は転写式電子写真プロセス利用のレーザービ
ームプリント機構である。画像読み取り部Bは等倍系の
密着型コンタクトイメージセンサを読み取り素子とし
た、シート状原稿を副走査方向に移動させて読み取りを
行なう、いわゆるADFタイプのものである。
【0004】(A)画像記録部A 1は該画像記録部の下部に対して装置正面側から脱着さ
れる所謂フロントローディング式の給紙カセットであ
る。この給紙カセット1内にはばね2により持ち上げ付
勢された中板3を配設してあり、この中板3上に記録用
紙としてのプリント用紙(転写用紙)4を積載して収納
させてある。給紙カセット1をフロントローディング式
とすることで装置の設置面積を小さくできる。5は半月
型のカセット給紙ローラである。
【0005】給紙カセット1が正規に装着されている状
態においてカセット給紙開始信号にもとづいて給紙ロー
ラ5が回転駆動されて給紙カセット1内の積載収納プリ
ント用紙4の最上位用紙面に接触して該最上位用紙に繰
り出し力が作用し、不図示の分離爪等の分離手段との共
働により該最上位用紙が1枚分離され、給紙カセット1
内を装置の奥行き方向へ搬送されていく。この1枚分離
されて装置奥行き方向へ搬送されたカセット1内の用紙
4は装置の奥側に配設したUターン搬送ローラ6と、こ
のローラ6に押圧された第1及び第2の従動コロ7・8
と、ガイド9等で構成される第1のUターン搬送路(反
転シートパス)10に進入して上方へ案内されかつ装置
内を手前側方向へ反転搬送される。
【0006】この反転搬送された用紙は、転写前ガイド
11を通って画像印字部としての、回転感光体ドラム1
2と転写ローラ13との圧接ニップ部である転写部Nへ
進入することでその上向き面に対して感光体ドラム12
側の担持画像の転写(印字)を受ける。感光体ドラム1
2は矢示の反時計方向に所定のプロセススピード(周速
度)をもって回転駆動される。
【0007】転写部Nに進入して画像転写を受けた用紙
は感光体ドラム12から分離されてガイド14を通って
装置内の手前側に配設した定着器15へ進入して転写画
像の定着処理を受ける。
【0008】定着器15を出た用紙はフラッパ16,ガ
イド17・18等で構成される第2のUターン搬送路1
9へ進入して上方へ案内されかつ装置内を奥行方向へ反
転搬送され、排紙ローラ対20により画像読み取り部B
の下方に設けた排紙トレイ21とこれに連設の画像記録
部上面カバー22上に記録画像面下向き(フェイスダウ
ン)で排紙される。
【0009】即ち給紙カセット1から排紙トレイ21へ
至る用紙搬送路は、排紙トレイ21にプリント用紙をフ
ェイスダウンで排紙させてページ順に狂いを生じさせな
いために、第1と第2のUターン搬送路10・19を有
するS字形状に構成してある。
【0010】感光体ドラム12の周囲には、作像プロセ
ス手段としての帯電器23・現像器24・クリーニング
器25等が配設されている。26はレーザースキャナで
あり、このレーザースキャナ26から目的の画像情報の
時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレー
ザー光Lが出力されて、感光体ドラム12面が該出力レ
ーザー光Lによりミラー27を介して走査露光される。
即ち帯電器23で所定の極性・電位に一様に一次帯電処
理された感光体ドラム12面に上記のレーザー光Lによ
る走査露光がなされることにより感光体ドラム12面に
目的の画像情報の静電潜像が形成され、その潜像が現像
器24によりトナー画像(可転写画像)として現像さ
れ、そのトナー画像が転写部Nにおいて前記のように搬
送用紙に転写される。
【0011】本例装置では感光体ドラム12・帯電器2
3・現像器24・クリーニング器25の4つのプロセス
機器を一括して画像記録部Aに対して着脱交換自在のプ
ロセスカートリッジ28としてある。
【0012】第1のUターン搬送路10の第2の従動コ
ロ8から転写前ガイド11→転写部N→ガイド14→定
着器15へ至る用紙搬送路は給紙カセット1の上側にお
いて装置内を前後方向に延びる略直線搬送路であり、前
記のプロセスカートリッジ28はこの搬送路の上側の所
定の位置に着脱自在に配設され、感光体ドラム12の下
面部が転写工程部Nとなり、この感光体ドラム12の下
面に転写ローラ13が対向している。
【0013】29は画像記録部Aの背面側に開口させた
手差し給紙部であり、この手差し給紙部29は、Uター
ン搬送ローラ6と第2の従動コロ8とのニップ部の転写
前ガイド11側とは反対側において転写前ガイド11の
延長線上に位置しており、該手差し給紙部29から厚紙
などの手差し用紙を装置内へ差し込むことにより、第1
のUターン搬送ローラ6と第2の従動コロ8のニップ部
にくわえ込まれて転写前ガイド11から転写部Nへ導入
され、ガイド14を通って定着器15へ導入される。
【0014】そしてこの手差し給紙モード時には定着器
15の用紙出口側の第2のUターン搬送路19の一部を
構成しているフラッパ16が切り換えられて定着器15
の用紙出口側から装置正面側へ延びる排紙口30が開か
れることで、定着器15で画像定着処理を受けた手差し
用紙は定着器15の用紙出口から直進して排紙口30か
ら装置正面外方へ排紙される。手差し給紙部29や排紙
口30には必要に応じて着脱自在の手差し給紙トレイや
排紙トレイを装着して使用する。
【0015】(B)画像読み取り部B この画像読み取り部Bは等倍系の密着型コンタクトイメ
ージセンサ36を読み取り素子としたものであり、上記
画像記録部Aの上側の正面寄りに配設されており、即ち
画像記録部Aのプリント用紙排出部21の上方に位置し
ており、この画像読み取り部Bの装置正面側とは反対側
を原稿供給部として原稿載置トレイ31を配設し、装置
正面側を原稿排紙部として原稿排出トレイ38を装置正
面より前方へ張り出させて配設してある。
【0016】原稿は原稿トレイ31上に画像面下向きの
フェイスダウンで積載セットされ、最下位の原稿から前
搬送ローラ32で画像読み取り部B内へ引き込まれ、給
送ローラ33と分離パッド34で1枚分離され、第1及
び第2の読み取り搬送ローラ対35・37で副走査搬送
され、その搬送過程でこの両ローラ対35・37の間に
画像読み取り部を上向きにして配設したコンタクトイメ
ージセンサ36により下向き画像面が光電読み取りさ
れ、第2の読み取り搬送ローラ対37から原稿排出トレ
イ38に排紙される。原稿積載トレイ31から原稿排出
トレイ38へ至る原稿搬送路はストレートパスであり、
読み取り済みの原稿は原稿排出トレイ38にフェイスダ
ウンのまま排紙されることとなる。
【0017】原稿読み取り部Bでコンタクトイメージセ
ンサ36により読み取り処理された原稿の画像情報は、
ファクシミリ送信モードのときは相手方ファクシミリ装
置へ送信される。コピーモードのときは画像記録部Aが
作動して上記読み取り画像情報がコピーとして再生され
る。ファクシミリ受信モードのときは画像記録部Aが作
動して受信記録が実行される。またパソコン・ワードプ
ロセッサ等の不図示の外部機器から画像記録部Aに画像
情報が入力されることで画像記録部Aがプリンタとして
機能する。即ちこの装置はファクシミリ送信受信機能・
コピー機能・プリンタ機能等をもつ多機能画像形成装置
である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述例のような従来の
多機能画像形成装置においては、装置の各部分、画像記
録部A、画像読み取り部Bの機能が単機能の機器に比べ
て遜色のないようにするため、それぞれを単純に積み重
ねたような形状となっていた。そのため、どうしても機
器全体の大きさが大きくなりがちであった。
【0019】また印字部の印字体としての感光体ドラム
12がプリント用紙搬送路の上側に設けられていてプリ
ント用紙の上向き面に画像が形成されるため排紙される
プリント用紙のページ順を合わせるためにはプリント済
みの用紙を反転処理する必要があり、前述装置のように
給紙カセット1から排紙トレイ21に至るプリント用紙
搬送路をS字形状にしなければならず、これも機器の大
型化につながっていた。
【0020】さらに、手差し給紙によるプリントの場合
は、排紙のために搬送路を変更するための動作となるフ
ラッパ16の切り替えや排紙トレイのセットなど実際の
プリントに到るまでの前準備が必要であり、煩わしさが
伴っていた。
【0021】また、機器全体に関していえば、給紙カセ
ット1も給紙口として考えると、給紙口が3つ1・29
・31、排紙口が3つ21・30・38も存在し、操作
性に関しても良好ではなかった。特に、給紙に関してい
えば画像記録部の給紙部と、画像読み取り部の給紙部が
接近して設けられている場合は、下側に位置する画像記
録部の給紙部は、操作者からみて上側に位置する画像読
み取り部の給紙部に遮られる形であるために操作がやり
ずらかった。
【0022】そこで本発明はこの種の多機能画像形成装
置について、装置全体の小型化、操作性の全般的向上等
を図ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする多機能画像形成装置である。
【0024】(1)印字部へ記録用紙を搬送して画像記
録を実行する画像記録手段と、該画像記録手段の上方に
位置し、原稿画像を読み取る画像読み取り手段とを一体
に備えた多機能画像形成装置において、前記画像記録手
段の印字部は、搬送された記録用紙の下向き面に対して
画像記録をなすように記録用紙搬送路の下側において上
向きに配設され、該画像記録手段に対する記録用紙と前
記画像読み取り手段に対する原稿の共通の給紙部を有
し、該給紙部の接続先を画像記録手段側か画像読み取り
手段側かに選択可能としたことを特徴とする多機能画像
形成装置。
【0025】(2)前記画像記録手段の印字部が、像担
持体と、該像担持体に可転写画像を形成担持させる作像
プロセス手段であり、該像担持体の上側部が転写工程部
となるように記録用紙搬送路の下側に該像担持体が配設
され、該像担持体に形成担持された可転写画像を搬送記
録用紙側に転写させて画像記録が実行されることを特徴
とする(1)に記載の多機能画像形成装置。
【0026】(3)前記像担持体が感光体であり、該感
光体に対して露光を含む作像プロセス手段が適用されて
可転写画像の形成がなされることを特徴とする(2)に
記載の多機能画像形成装置。
【0027】(4)印字部へ記録用紙を搬送して画像記
録を実行する画像記録手段と、該画像記録手段の上方に
位置し、原稿画像を読み取る画像読み取り手段とを一体
に備えた多機能画像形成装置であり、前記画像記録手段
に対する記録用紙と前記画像読み取り手段に対する原稿
の共通の給紙部を有し、該給紙部の接続先を画像記録手
段か画像読み取り手段かに選択可能としたことを特徴と
する多機能画像形成装置。
【0028】(5)搬送された記録用紙に画像形成を行
なう画像記録手段を有し、該画像記録手段の印字部は、
搬送された記録用紙の下向き面に対して画像記録をなす
ように記録用紙搬送路の下側において上向きに配設さ
れ、画像記録手段に対する記録用紙の収納手段と、該収
納手段から給送された記録用紙を画像記録手段の印字部
へ反転搬送させる用紙反転搬送路と、印字部を出た記録
用紙の排出部を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0029】
【作用】画像記録手段の印字部は、搬送された記録用紙
の下向き面に対して画像記録をなすように記録用紙搬送
路の下側において上向きに配設することにより、該印字
部に導入された用紙の下向き面に対して画像記録がなさ
れ、そのまま排紙部にフェイスダウンで排出することが
できる。つまり、記録済み用紙のページ順を合わせるた
めに前述図3の装置のように定着器の用紙出口側に第2
のUターン搬送路を設けて給紙カセットから排紙トレイ
に至るプリント用紙搬送路をS字形状にする必要がな
く、画像記録部の用紙搬送路が一回反転のみのUターン
形状で済むため、画像記録部の占める体積が高さ方向で
圧縮されて、装置の全体的な小型化が可能となる。
【0030】また画像記録手段に対する記録用紙と画像
読み取り手段に対する原稿の共通の給紙部を有し、該給
紙部の接続先を画像記録手段側か画像読み取り手段側か
に選択可能としたことにより、給紙部の部品が1セット
ですむため、コストダウンが図れる。また切り替えのた
めのスペースは確保しなければならないが、単純に給紙
部を2つ並べるよりも省スペースで実現できるため、装
置の小型化につながる。さらに画像記録手段の給紙部も
画像読み取り手段の給紙部も同様の操作性が得られるた
め、全体として操作性が向上する。
【0031】
【実施例】図1は本発明に従う多機能画像形成装置の構
成略図、図2は要部の拡大図であり、(A)は給紙ユニ
ットを第1切り替え位置に切り替えた状態時、(B)は
第2切り替え位置に切り替えた状態時を示している。
【0032】本例装置は前述図3の装置と同様に、電子
写真プロセス利用のレーザービームプリント機構を用い
た画像記録部Aと、等倍系の密着型コンタクトイメージ
センサを読み取り素子として用い、シート状原稿を副走
査方向に移動させて読み取りを行なうADFタイプの画
像読み取り部Bからなり、ファクシミリ送信受信機能・
コピー機能・プリンタ機能等をもつ多機能画像形成装置
である。
【0033】前述図3の装置と同じ構成部材・機能部分
には共通の符号を付して再度の説明を省略する。
【0034】(A)画像記録部A 給紙カセット1は前述図3の装置と同様にフロントロー
ディング式であり、ばね2はカセット内にプリント用紙
4が最大枚数セットされた場合でも所望の押圧力が積載
セット用紙上面と給紙ローラ5の間に確保できるような
ばね圧を有している。
【0035】1aは用紙分離ツメであり、カセット1の
用紙搬送方向下流側のエッヂにプリント用紙4のコーナ
ーにかかるように上下方向に可動な形で取付けられてい
る。
【0036】カセット給紙ローラ5は給紙動作を行なわ
ないときはカセット内のプリント用紙4の上面から退避
した状態になっている。該給紙ローラ5の駆動の制御は
不図示の駆動モータに加えて、不図示のプランジャのO
N/OFFにて行なわれる。
【0037】カセット給紙開始信号にもとづいてカセッ
ト給紙ローラ5と分離ツメ1aによりカセット内を装置
奥行き方向へ1枚分離搬送されたプリント用紙4は、前
述図3の装置と同様に、Uターン搬送路10に進入して
上方へ案内されかつ装置内を手前側方向へ反転搬送され
て転写前ガイド11を通って画像印字部としての、回転
感光体ドラム12と転写ローラ13との圧接ニップ部で
ある転写部Nへ進入する。
【0038】本実施例装置において、感光体ドラム12
を含むプロセスカートリッジ28は転写前ガイド11か
ら転写部N・ガイド14を経て定着器15へ至る用紙搬
送路の下側に感光体ドラム12を上向きにした形で配設
されるようになっており、その上向きの感光体ドラム1
2の上面に対して転写ローラ13が対向して転写部Nを
構成しており、従ってこの転写部Nに導入された用紙の
下向き面に対して画像記録がなされる。
【0039】転写部Nに進入してその下向き面に画像転
写を受けた用紙は感光体ドラム12から分離されてガイ
ド14を通って定着器15へ進入して転写画像の定着処
理を受ける。定着器15において15aは加熱ローラ、
15bは加圧ローラであり、用紙の下向き面に画像転写
がなされているので、下側のローラ15aを加熱ローラ
とし、上側のローラ15bを加圧ローラとしてある。
【0040】定着器15を出た用紙は画像面下向きであ
るので、前述図3の装置のように再び反転搬送させるこ
となく、そのまま定着器15の用紙出口側に連設のプリ
ント排紙トレイ21上に画像面下向きのフェイスダウン
で順次に排紙積載される。
【0041】レーザースキャナ26はプリント排紙トレ
イ21と給紙カセット1との間に配設してある。41・
42はUターン搬送路10のUターン搬送ローラ6と第
2の従動コロ8とのニップ部から転写部Nへ至る用紙搬
送路、即ち転写前ガイド11の途中部に配設した用紙先
端検知レバーとフォトインタラプタであり、給紙カセッ
ト1から搬送されUターン搬送路10で反転搬送されて
転写前ガイド11で転写部Nへ案内された用紙の先端が
転写部Nへ至る前時点でレバー41が該用紙の先端でけ
られてフォトインタラプタ42の光路が開放されること
で用紙先端検知がなされる。
【0042】その検知信号にもとづいてレーザースキャ
ナ26による感光体ドラム12に対するレーザー光走査
露光がスタートされ、感光体ドラム12に対する画像形
成が実行される。また該レバー41はフォトインタラプ
タ42と共同で用紙が所定の位置まで搬送されたことを
検知し、これにより用紙と感光体ドラム12上に形成さ
れる画像の先端位置合わせが行なわれる。
【0043】(B)画像読み取り部B 画像読み取り部Bは、画像記録部Aを形成するフレーム
(不図示)に連結されて、一体となっている。
【0044】画像記録部Aのプリント排紙口側を装置正
面とすると、画像読み取り部Bの原稿給紙口は装置背面
側に位置する。原稿を載置するための原稿載置トレイ3
1が機器背面部にかなり立った角度でフレームの支点5
1に取付けられている。52は給紙ユニットであり、該
給紙ユニット52は同様にフレームの支点51に上下回
動自在に取付けられている。
【0045】給紙ユニット52は、支点51を中心に上
下回動自在のシャシ53に対して、前搬送ローラ32、
これに対向する前搬送アーム32a、給送ローラ33、
これに対向する分離パッド34を一体的に組み付けて構
成してある。前搬送アーム32aは前搬送ローラ32に
対して自重により押圧されており、分離パッド34は給
送ローラ33に対してバネ(不図示)により所定の押圧
力にて押圧されている。
【0046】而してこの給紙ユニット52は支点51を
中心に図2の(A)のように所定の引き上げ位置に上げ
回動させて、給送ローラ33と分離パッド34の圧接部
の原稿出口側を画像読み取り部B側の第1読み取り搬送
ローラ対35に対応位置させた第1切り替え位置状態
と、図2の(B)のように所定の引き下げ位置に下げ回
動させて、給紙ローラ33と分離パッド34の圧接部の
原稿出口側を画像記録部A側に設けた分岐搬送路(合流
パス)54に対応位置させた第2切り替え位置状態と
に、不図示の手動レバーの操作により、もしくは切り替
えスイッチ操作による不図示の動力切り替え機構により
選択的に切り替え自在である。
【0047】分岐搬送路54は、Uターン搬送路10の
Uターン搬送ローラ6と第2の従動コロ8とのニップ部
から転写部Nへ至る用紙搬送路に対して、該用紙搬送路
の途中部であって、前記用紙先端検知レバー41よりも
用紙搬送方向上流側において上側から合流させた用紙で
ある。
【0048】給紙ユニット52の第1または第2の切り
替え位置状態はそれぞれ不図示位置決めバネのユニット
押し上げ力またはユニット押し下げ力により所定の切り
替え位置に位置決め保持される。また給紙ユニット52
が第1または第2の何れの切り替え位置状態にあるかが
不図示の給紙ユニット位置検知用マイクロスイッチにて
検知されて不図示の制御回路に入力される。
【0049】a)画像読み取り実行時 このときは給紙ユニット52を図2の(A)のように第
1切り替え位置に切り替えて保持させる。この給紙ユニ
ット52の第1切り替え位置への切り替えが前述の不図
示のマイクロスイッチにより検知されて制御回路に入力
される。
【0050】そして原稿載置トレイ31上に読み取り処
理すべき原稿を画像面を下向き(フェイスダウン)にし
て載置セットする。その載置セット原稿の先端部は給紙
ユニット52の前搬送ローラ32と前搬送アーム32a
のニップ部に突き当った状態になる。
【0051】そして読み取り開始信号にもとづいて前搬
送ローラ32が回転して載置セット原稿の最下位の原稿
が給送ローラ33と分離パッド34のニップ部へ送り出
され、この給送ローラ33と分離パッド34により載置
セット原稿の最下位原稿だけが1枚分離されて第1読み
取りローラ対35へ送られる。この第1読み取りローラ
対35の直後にある原稿先端検知センサ(不図示)によ
り読み取り原稿の先端位置出しが行なわれ、コンタクト
イメージセンサ36による読み取りが行なわれる。画像
読み取りされた原稿は第2読み取りローラ対(排紙ロー
ラ対)37を経て原稿排紙トレイ38へ順次に積み重ね
られて排出される。このとき原稿は読み取り面を下にし
て1ページ目から順に積載排出されるため、原稿積載ト
レイ31にセットした状態と同じページ順の整った状態
を維持できる。
【0052】b)原稿載置トレイ31から画像記録部A
への給紙 原稿載置トレイ31と給紙ユニット52を画像記録部A
に対する手差し給紙部として用いることができる。
【0053】このときは給紙ユニット52を図2の
(B)のように第2切り替え位置に切り替えて保持させ
る。この給紙ユニット52の第2切り替え位置への切り
替えが前述の不図示のマイクロスイッチにより検知され
て制御回路に入力される。
【0054】そして原稿載置トレイ31上に手差し用の
プリント用紙を載置セットする。その載置セット用紙の
先端部は給紙ユニット52の前搬送ローラ32と前搬送
アーム32aのニップ部に突き当った状態になる。
【0055】プリント開始信号にもとづいて前搬送ロー
ラ32が回転して載置セット用紙の最下位の用紙が給送
ローラ33と分離パッド34のニップ部へ送り出され、
この給送ローラ33と分離パッド34により載置セット
用紙の最下位用紙だけが1枚分離されて画像記録部Aの
前記分岐搬送路54内へ送り込まれる。
【0056】この分岐搬送路54内へ送り込まれた用紙
は転写前ガイド11に案内されて転写部Nへ向かい、転
写部Nの手前でレバー41・フォトインタラプタ42に
て先端検知され、転写部Nへ進入し、前述のカセット給
紙の場合と同様に該用紙に対する画像転写・画像定着が
なされて、プリント済みの手差し用紙が排紙トレイ21
上にフェイスダウンで排紙される。
【0057】給紙ユニット52の前搬送ローラ32・給
送ローラ33の駆動は、給送ローラ33の軸上に設けた
不図示の給送ギア(分離ギア)が、給紙ユニット52が
第1切り替え位置に切り替え保持されたときは画像読み
取り部B側の不図示の駆動ギアに接続されることで動力
伝達を受けて行なわれ、給紙ユニット52が第2の切り
替え位置に切り替え保持されたときは画像記録部A側の
不図示の駆動ギアに接続されることで動力伝達を受けて
行なわれる。この駆動の切り替えは給紙ユニット52の
第1又は第2切り替え位置の選択動作と連動して行なわ
れる。
【0058】このように給紙ユニット52の駆動は、画
像読み取り部Bに対する原稿給送のときは画像読み取り
部B側の駆動系に係合し、画像記録部に対するプリント
用紙給送のときは画像記録部A側の駆動系に係合する、
即ちそれぞれ使われる部分の駆動系と接続するため、画
像記録部Aと画像読み取り部Bの用紙・原稿搬送速度が
異なっている場合でも、どちらの搬送速度にも対応が可
能となっている。
【0059】従って、ファックス等で読み取り速度が極
端に変動する場合や、一時停止する場合等においても給
紙ユニットが画像読み取り部B側の駆動系に係合してい
るために問題なく対応できる。更に画像処理時間などの
関係で画像記録部Aが一時停止する場合においても給紙
ユニットが画像記録部Aの駆動系に係合しているので特
別な制御は必要とせず、機械的接続(駆動の係合)のみ
で対応ができる。
【0060】而して本実施例装置において、画像記録部
Aの印字部は搬送された記録用紙の下向き面に対して画
像記録をなすように記録用紙搬送路の下側において上向
きに配設されている、即ち感光体ドラム12を含むプロ
セスカートリッジ28は転写前ガイド11から転写部N
・ガイド14を経て定着器15へ至る用紙搬送路の下側
に感光体ドラム12を上向きにした形で配設されるよう
になっており、その上向きの感光体ドラム12の上面に
対して転写ローラ13が対向して印字部としての転写部
Nが構成されており、この転写部Nに導入された用紙の
下向き面に対して画像記録がなされ、そのまま排紙部に
フェイスダウンで排出することができる。
【0061】つまり排紙プリント用紙のページ順を合わ
せるために前述図3の装置のように定着器15の用紙出
口側に第2のUターン搬送路19を設けて給紙カセット
1から排紙トレイ21に至るプリント用紙搬送路をS字
形状にする必要がなく、画像記録部Aの用紙搬送路が一
回反転のみのUターン形状で済むため、画像記録部Aの
占める体積が高さ方向で圧縮されて、装置の全体的な小
型化が可能となる。
【0062】また給紙カセット1から給紙させたプリン
ト用紙も、原稿載置トレイ31から給紙させたプリント
用紙も同じ排紙トレイ21に排出されて、画像記録部A
の排紙部が共通となるため、操作性の向上が図れる。
【0063】また画像記録部Aに対する記録用紙と画像
読み取り部Bに対する原稿の共通の給紙部31・52を
有し、該給紙部31・52の接続先を画像記録部A側か
画像読み取り部B側かに選択可能としたことにより、即
ち画像記録部Aと画像読み取り部Bの給紙部31・52
を共通とし切り替えて使うことにより、給紙部31・5
2の部品が1セットですむため、コストダウンが図れ
る。また切り替えのためのスペースは確保しなければな
らないが、単純に給紙部を2つ並べるよりも省スペース
で実現できるため、装置の小型化につながる。さらに画
像記録部Aの給紙部も画像読み取り部の給紙部も同様の
操作性が得られるため、全体として操作性が向上した。
【0064】なお本実施例では画像記録部Aが給紙カセ
ット1を有するUターン状の用紙搬送パスであるが、給
紙カセットはなくてもよく、多機能画像形成装置として
成立するための給紙カセットの有無にかかわらず本発明
の効果が得られることは明白である。またUターンパス
の構成にかかわらず給紙カセットを配置した場合にも本
発明の効果が得られることも明らかである。
【0065】画像記録部Aの印字部は、本実施例装置の
ような電子写真プロセス機構でなくともよく、静電記録
プロセス機構・磁気記録プロセス機構など他の作像機構
であってもよいし、インクジェットタイプ・熱転写タイ
プ等の各種の印字記録ヘッドを用いた印字機構であって
もよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多機能画
像形成装置について、装置全体の小型化、操作性の全般
的向上等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う多機能画像形成装置の構成略図
【図2】 図1の装置の要部の拡大図であり、(A)は
給紙ユニットを第1切り替え位置に切り替えた状態時の
図、(B)は第2切り替え位置に切り替えた状態時の図
【図3】 多機能画像形成装置の従来装置例の構成略図
【符号の説明】
A 画像記録部 B 画像読み取り部 1 給紙カセット 10・19 Uターン搬送路(反転シートパス) 12 感光体ドラム N 転写部(印字部) 15 定着器 21 用紙排紙トレイ 28 プロセスカートリッジ 31 原稿載置トレイ 36 コンタクトイメージセンサ 38 原稿排紙トレイ 52 給紙ユニット 54 分岐搬送路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字部へ記録用紙を搬送して画像記録を
    実行する画像記録手段と、該画像記録手段の上方に位置
    し、原稿画像を読み取る画像読み取り手段とを一体に備
    えた多機能画像形成装置において、 前記画像記録手段の印字部は、搬送された記録用紙の下
    向き面に対して画像記録をなすように記録用紙搬送路の
    下側において上向きに配設され、該画像記録手段に対す
    る記録用紙と前記画像読み取り手段に対する原稿の共通
    の給紙部を有し、該給紙部の接続先を画像記録手段側か
    画像読み取り手段側かに選択可能としたことを特徴とす
    る多機能画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像記録手段の印字部が、像担持体
    と、該像担持体に可転写画像を形成担持させる作像プロ
    セス手段であり、該像担持体の上側部が転写工程部とな
    るように記録用紙搬送路の下側に該像担持体が配設さ
    れ、該像担持体に形成担持された可転写画像を搬送記録
    用紙側に転写させて画像記録が実行されることを特徴と
    する請求項1に記載の多機能画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体が感光体であり、該感光体
    に対して露光を含む作像プロセス手段が適用されて可転
    写画像の形成がなされることを特徴とする請求項2に記
    載の多機能画像形成装置。
  4. 【請求項4】 印字部へ記録用紙を搬送して画像記録を
    実行する画像記録手段と、該画像記録手段の上方に位置
    し、原稿画像を読み取る画像読み取り手段とを一体に備
    えた多機能画像形成装置であり、前記画像記録手段に対
    する記録用紙と前記画像読み取り手段に対する原稿の共
    通の給紙部を有し、該給紙部の接続先を画像記録手段か
    画像読み取り手段かに選択可能としたことを特徴とする
    多機能画像形成装置。
  5. 【請求項5】 搬送された記録用紙に画像形成を行なう
    画像記録手段を有し、該画像記録手段の印字部は、搬送
    された記録用紙の下向き面に対して画像記録をなすよう
    に記録用紙搬送路の下側において上向きに配設され、画
    像記録手段に対する記録用紙の収納手段と、該収納手段
    から給送された記録用紙を画像記録手段の印字部へ反転
    搬送させる用紙反転搬送路と、印字部を出た記録用紙の
    排出部を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP12055294A 1994-05-09 1994-05-09 多機能画像形成装置及び画像形成装置 Pending JPH07302015A (ja)

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