JPH07302190A - 除算器並びにこれを用いた画像信号読取装置 - Google Patents
除算器並びにこれを用いた画像信号読取装置Info
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- JPH07302190A JPH07302190A JP6094376A JP9437694A JPH07302190A JP H07302190 A JPH07302190 A JP H07302190A JP 6094376 A JP6094376 A JP 6094376A JP 9437694 A JP9437694 A JP 9437694A JP H07302190 A JPH07302190 A JP H07302190A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被除数はM+N(M≧N、M、Nは自然数)
ビットであるが、用いる被除数はビット数がM+Nビッ
トより小さくし得る除算器と、この除算器を用いること
により、画像信号の多値データに対し、ビット数がNで
表される多値データで補正処理を行う場合に、回路規模
の増大化を抑え、かつ、得られる補正結果の精度を保証
し得る画像信号読取装置を提供する。 【構成】 シェーディング補正手段44は除算器であ
り、A/D変換手段42の出力を被除数とし、記憶媒体
43の出力を除数として除算を行い、8ビットで正規化
を行った除算結果を加算手段9より出力する。このシェ
ーディング補正手段44により、ラインセンサ41から
読取った画像信号よりセンサ歪みを取り除き、均一な出
力特性が得られるように補正処理を行なう。ピーク補正
手段49もシェーディング補正手段44と同じ除算器で
ある。
ビットであるが、用いる被除数はビット数がM+Nビッ
トより小さくし得る除算器と、この除算器を用いること
により、画像信号の多値データに対し、ビット数がNで
表される多値データで補正処理を行う場合に、回路規模
の増大化を抑え、かつ、得られる補正結果の精度を保証
し得る画像信号読取装置を提供する。 【構成】 シェーディング補正手段44は除算器であ
り、A/D変換手段42の出力を被除数とし、記憶媒体
43の出力を除数として除算を行い、8ビットで正規化
を行った除算結果を加算手段9より出力する。このシェ
ーディング補正手段44により、ラインセンサ41から
読取った画像信号よりセンサ歪みを取り除き、均一な出
力特性が得られるように補正処理を行なう。ピーク補正
手段49もシェーディング補正手段44と同じ除算器で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除算器およびこれを用
いた画像信号読取装置に係り、特に、多値データ同士を
除算する除算器、および、この除算器を補正手段として
用いて、画像を走査し、画素単位にサンプリングを行
い、画像の濃淡階調を多値データで表し、濃度レベルに
応じて白あるいは黒で2値化を行い、画像を表示した
り、色調を多値データで表すようにした画像信号読取装
置に関する。
いた画像信号読取装置に係り、特に、多値データ同士を
除算する除算器、および、この除算器を補正手段として
用いて、画像を走査し、画素単位にサンプリングを行
い、画像の濃淡階調を多値データで表し、濃度レベルに
応じて白あるいは黒で2値化を行い、画像を表示した
り、色調を多値データで表すようにした画像信号読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピ−装置、ファクシミリ装置、イメ−
ジスキャナ装置等の画像信号読取装置のうち、例えば、
ファクシミリ装置では、従来より、送信側の処理とし
て、画像(送信原稿)の濃度レベルをラインセンサ(C
CDイメージセンサ、密着型イメージセンサ等)により
ライン順次に走査し、画素単位にサンプリングを行い、
濃度レベルを多値デ−タで表す。その後、得られた多値
デ−タをγ補正処理やMTF(Modulation Transfer Fu
nction)補正処理等により補正処理した後、濃度レベル
に応じ、例えば、白あるいは黒で2値化を行い、画像を
表示するようにしている。さらに、2値化されたデ−タ
をファクシミリの標準符号化方式であるMH(Modified
Huffman)符号化方式あるいはMR(Modified Relativ
e Element Address Designate)符号化方式等によりデ
−タ圧縮を行い、モデムを介して送信する構成としてい
る。
ジスキャナ装置等の画像信号読取装置のうち、例えば、
ファクシミリ装置では、従来より、送信側の処理とし
て、画像(送信原稿)の濃度レベルをラインセンサ(C
CDイメージセンサ、密着型イメージセンサ等)により
ライン順次に走査し、画素単位にサンプリングを行い、
濃度レベルを多値デ−タで表す。その後、得られた多値
デ−タをγ補正処理やMTF(Modulation Transfer Fu
nction)補正処理等により補正処理した後、濃度レベル
に応じ、例えば、白あるいは黒で2値化を行い、画像を
表示するようにしている。さらに、2値化されたデ−タ
をファクシミリの標準符号化方式であるMH(Modified
Huffman)符号化方式あるいはMR(Modified Relativ
e Element Address Designate)符号化方式等によりデ
−タ圧縮を行い、モデムを介して送信する構成としてい
る。
【0003】一般に、送信原稿の読取部であるラインセ
ンサは、送信原稿に光をあて、原稿濃度に従う反射光を
レンズ等の光学系で集光し、センサアレイにおいて受光
および光電変換を行うことにより電気信号(例えば、電
圧値)に変換し、画像信号出力として出力する。このよ
うに読取った画像信号出力は、ラインセンサに設けられ
る結像レンズの集光特性や、センサアレイの電気的特性
の歪みの影響により、同一濃度を読取った場合であって
も、センサ位置によって、出力電圧値が均一とはならず
(センサ出力歪み)、正確な読取りが行なえない。この
ため、一般に、2値化処理を行う前に、ラインセンサか
ら読取った画像信号より、センサ出力歪みを取り除き、
均一な出力特性が得られるように、補正処理(シェーデ
ィング補正処理)を行なっている。
ンサは、送信原稿に光をあて、原稿濃度に従う反射光を
レンズ等の光学系で集光し、センサアレイにおいて受光
および光電変換を行うことにより電気信号(例えば、電
圧値)に変換し、画像信号出力として出力する。このよ
うに読取った画像信号出力は、ラインセンサに設けられ
る結像レンズの集光特性や、センサアレイの電気的特性
の歪みの影響により、同一濃度を読取った場合であって
も、センサ位置によって、出力電圧値が均一とはならず
(センサ出力歪み)、正確な読取りが行なえない。この
ため、一般に、2値化処理を行う前に、ラインセンサか
ら読取った画像信号より、センサ出力歪みを取り除き、
均一な出力特性が得られるように、補正処理(シェーデ
ィング補正処理)を行なっている。
【0004】図19は従来のシェーディング歪補正処理
を行う画像信号読取装置の一例の構成図を示す(特開昭
63-52575号公報参照)。この画像信号読取装置は、電荷
転送素子(CCD)を用いたイメージセンサ190、ス
イッチ191、イメージセンサから入力されたアナログ
の画像信号をディジタル信号に変換するA/D変換器1
92、予め定められた基準値をA/D変換器192の出
力で割った値である逆数値を出力する逆数変換器19
3、イメージセンサの1個の受光素子に対する複数個の
逆数値を平均する平均化回路194、平均化回路194
の出力を書き込み、必要に応じて読み出せるランダム・
アクセス・メモリ(RAM)195、RAM195に格
納されたディジタルデータをアナログデータに変換する
D/A変換器196、原稿データに補正値を乗算するア
ナログ乗算器197、補正後のアナログデータをディジ
タルデータに変換するA/D変換器198からなる。
を行う画像信号読取装置の一例の構成図を示す(特開昭
63-52575号公報参照)。この画像信号読取装置は、電荷
転送素子(CCD)を用いたイメージセンサ190、ス
イッチ191、イメージセンサから入力されたアナログ
の画像信号をディジタル信号に変換するA/D変換器1
92、予め定められた基準値をA/D変換器192の出
力で割った値である逆数値を出力する逆数変換器19
3、イメージセンサの1個の受光素子に対する複数個の
逆数値を平均する平均化回路194、平均化回路194
の出力を書き込み、必要に応じて読み出せるランダム・
アクセス・メモリ(RAM)195、RAM195に格
納されたディジタルデータをアナログデータに変換する
D/A変換器196、原稿データに補正値を乗算するア
ナログ乗算器197、補正後のアナログデータをディジ
タルデータに変換するA/D変換器198からなる。
【0005】このような構成の画像信号読取装置では、
シェーディング補正を行うための基準信号(シェーディ
ング波形)を生成する。入力画像信号の濃度レベルが最
も低くなる白原稿を読取り時には、センサ出力が最大
(絶対レベル)となり、センサ出力の特性を最も反映す
ることから、その値を基準信号として入力画像信号を正
規化するものとしている。まず、スイッチ191を閉じ
た状態にしておき、補正基準値となる白原稿を読み取
り、A/D変換器192、逆数変換器193、平均化回
路194による処理を得て、補正係数をRAM195に
書き込む手順を全ての受光素子に対して行う。
シェーディング補正を行うための基準信号(シェーディ
ング波形)を生成する。入力画像信号の濃度レベルが最
も低くなる白原稿を読取り時には、センサ出力が最大
(絶対レベル)となり、センサ出力の特性を最も反映す
ることから、その値を基準信号として入力画像信号を正
規化するものとしている。まず、スイッチ191を閉じ
た状態にしておき、補正基準値となる白原稿を読み取
り、A/D変換器192、逆数変換器193、平均化回
路194による処理を得て、補正係数をRAM195に
書き込む手順を全ての受光素子に対して行う。
【0006】次に、実際に画像を読み取る場合において
シェーディング補正を行う。これは、原稿読取時、スイ
ッチ191を開いた状態にしておき、各受光素子に対応
するシェーディング補正値がRAM195より出力さ
れ、アナログ乗算器197により乗算することにより、
ラインセンサ190の出力特性歪みを吸収し、A/D変
換器198によりディジタルデータに変換される。これ
により、原稿の同一濃度に対し得られるディジタルデー
タの値が、画素間でほぼ均一なるように、シェーディン
グ補正処理される。
シェーディング補正を行う。これは、原稿読取時、スイ
ッチ191を開いた状態にしておき、各受光素子に対応
するシェーディング補正値がRAM195より出力さ
れ、アナログ乗算器197により乗算することにより、
ラインセンサ190の出力特性歪みを吸収し、A/D変
換器198によりディジタルデータに変換される。これ
により、原稿の同一濃度に対し得られるディジタルデー
タの値が、画素間でほぼ均一なるように、シェーディン
グ補正処理される。
【0007】また、従来の画像信号読取装置の他の例と
して、図20の構成図に示す画像信号読取装置が知られ
ている(特開平2ー22961号公報)。この画像信号
読取装置は、ラインセンサから入力されたアナログ信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器202、スイ
ッチ203、RAM205、リード・オンリ・メモリ
(ROM)208、選択器204などからなる。
して、図20の構成図に示す画像信号読取装置が知られ
ている(特開平2ー22961号公報)。この画像信号
読取装置は、ラインセンサから入力されたアナログ信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器202、スイ
ッチ203、RAM205、リード・オンリ・メモリ
(ROM)208、選択器204などからなる。
【0008】この画像信号読取装置においては、信号線
201上の入力信号は、A/D変換器202により、1
画素がMビットよりなるディジタル値に変換される。補
正手段として、まず白基準信号が入力され、スイッチ2
03により、RAM205へ接続され、A/D変換器2
02の出力を構成するMビットのうち、下位mビット
(m<M)が選択器204により選択され、RAM20
5により1ライン分の画素数だけ記憶される。
201上の入力信号は、A/D変換器202により、1
画素がMビットよりなるディジタル値に変換される。補
正手段として、まず白基準信号が入力され、スイッチ2
03により、RAM205へ接続され、A/D変換器2
02の出力を構成するMビットのうち、下位mビット
(m<M)が選択器204により選択され、RAM20
5により1ライン分の画素数だけ記憶される。
【0009】次に、実際に読取原稿の画像信号入力時、
スイッチ203をROM208側に倒し、同時に、RA
M205の内容が読み出される。これにより、ROM2
08は信号線207上の画像信号(Mビット)とRAM
206よりの信号線206上の基準信号(mビット)と
をアドレス信号としてアクセスされ、予め対応する補正
データがテーブルデータとして書き込まれているROM
208から、シェーディング補正されたデータを出力す
る。
スイッチ203をROM208側に倒し、同時に、RA
M205の内容が読み出される。これにより、ROM2
08は信号線207上の画像信号(Mビット)とRAM
206よりの信号線206上の基準信号(mビット)と
をアドレス信号としてアクセスされ、予め対応する補正
データがテーブルデータとして書き込まれているROM
208から、シェーディング補正されたデータを出力す
る。
【0010】この構成により、シェーディング補正をR
OMテーブル方式により行う際に、本来2Mビットのア
ドレスを有するROMを使用すべき所を、例えばm=M
ー1とすることにより、(2Mー1)ビットのアドレス
を有するROMでよく、かつ、白基準信号の情報を失う
ことなく、高精度な補正処理を行うことができる。さら
には、ROMのアドレスのビット数を少なく抑えること
から、ROM容量の増大化を抑えることができる。
OMテーブル方式により行う際に、本来2Mビットのア
ドレスを有するROMを使用すべき所を、例えばm=M
ー1とすることにより、(2Mー1)ビットのアドレス
を有するROMでよく、かつ、白基準信号の情報を失う
ことなく、高精度な補正処理を行うことができる。さら
には、ROMのアドレスのビット数を少なく抑えること
から、ROM容量の増大化を抑えることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たシェーディング補正を行う場合において、図19に示
した従来装置では、アナログ信号処理とディジタル信号
処置とが混在することにより、回路構成が複雑になり、
さらにアナログ信号処理による箇所が多く、他の外乱
(ノイズ)による影響等を考慮する必要が多大にある。
また、補正演算処理により得られる多値データのビット
精度を高める場合、必要とするA/D変換器192、1
98や、D/A変換器196の、高精度化により達成す
る手段に頼るしか術はなく、演算精度に比例して回路規
模が増大化してしまう。
たシェーディング補正を行う場合において、図19に示
した従来装置では、アナログ信号処理とディジタル信号
処置とが混在することにより、回路構成が複雑になり、
さらにアナログ信号処理による箇所が多く、他の外乱
(ノイズ)による影響等を考慮する必要が多大にある。
また、補正演算処理により得られる多値データのビット
精度を高める場合、必要とするA/D変換器192、1
98や、D/A変換器196の、高精度化により達成す
る手段に頼るしか術はなく、演算精度に比例して回路規
模が増大化してしまう。
【0012】一方、図20に示した従来装置では、多値
データ上で除算器を用いて補正演算を行う際、使用する
演算器として、例えば、被演算値に対する演算結果を、
テーブルデータとして予めメモリ(例えばROM)に記
憶させるようにした、ROMテーブル方式を用いて、被
演算値をROMのアドレスデータとしてアクセスして、
演算結果を得るものがある。この場合、演算精度を高め
るには、被演算値のビット数(ROMのアドレスビット
数)の増大化により達成する。しかし、演算に必要なテ
ーブルデータも、被演算値のビット数に比例して増大化
してしまうことから、テーブルデータを記憶するために
必要なメモリ容量も、結果的に増大化してしまい、回路
規模が増大化してしまう。
データ上で除算器を用いて補正演算を行う際、使用する
演算器として、例えば、被演算値に対する演算結果を、
テーブルデータとして予めメモリ(例えばROM)に記
憶させるようにした、ROMテーブル方式を用いて、被
演算値をROMのアドレスデータとしてアクセスして、
演算結果を得るものがある。この場合、演算精度を高め
るには、被演算値のビット数(ROMのアドレスビット
数)の増大化により達成する。しかし、演算に必要なテ
ーブルデータも、被演算値のビット数に比例して増大化
してしまうことから、テーブルデータを記憶するために
必要なメモリ容量も、結果的に増大化してしまい、回路
規模が増大化してしまう。
【0013】さらに、この図20の従来装置では、アド
レスビット数を抑えることにより、回路規模の増大化を
防止する場合であっても、被演算値のビット数、例え
ば、シェーディング波形のビット数を落とすことにより
達成できるものの、シェーディング補正の補正精度をあ
る程度確保する場合、シェーディング波形のビット数と
して落とせる数もある程度限られてしまう。
レスビット数を抑えることにより、回路規模の増大化を
防止する場合であっても、被演算値のビット数、例え
ば、シェーディング波形のビット数を落とすことにより
達成できるものの、シェーディング補正の補正精度をあ
る程度確保する場合、シェーディング波形のビット数と
して落とせる数もある程度限られてしまう。
【0014】本発明は、被除数はM+N(M≧N、M、
Nは自然数)ビットであるが、用いる被除数はビット数
がM+Nビットより小さくし得る除算器と、この除算器
を用いることにより、画像信号の多値データに対し、ビ
ット数がNで表される多値データで補正処理を行う場合
に、回路規模の増大化を抑え、かつ、得られる補正結果
の精度を保証し得る画像信号読取装置を提供することを
目的とする。
Nは自然数)ビットであるが、用いる被除数はビット数
がM+Nビットより小さくし得る除算器と、この除算器
を用いることにより、画像信号の多値データに対し、ビ
ット数がNで表される多値データで補正処理を行う場合
に、回路規模の増大化を抑え、かつ、得られる補正結果
の精度を保証し得る画像信号読取装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の除算器では、Mビット(Mは自然数)
で表される多値データを、それぞれビット数が上記Mビ
ットより小さいKビット(Kは自然数)で表されるW個
(Wは自然数)の多値データに分割して出力する多値デ
ータ分割手段と、多値データ分割手段より取り出された
前記W個のKビットで表される多値データから、いずれ
かを選択して出力する選択手段と、選択手段により得ら
れたKビットで表される多値データを被除数とし、Nビ
ットで表される多値データを除数として除算処理を行っ
て得られたデータをPビット(Pは自然数)に正規化し
て出力する除算手段と、除算手段により得られた前記P
ビットで表される多値データを順次遅延させる遅延手段
と、除算手段より取り出されたPビットで表される多値
データと、前記遅延手段により得られるPビットで表さ
れる多値データとを加算し、Sビットで表される多値デ
ータを出力する加算手段とを有する構成としたものであ
る。
ために、本発明の除算器では、Mビット(Mは自然数)
で表される多値データを、それぞれビット数が上記Mビ
ットより小さいKビット(Kは自然数)で表されるW個
(Wは自然数)の多値データに分割して出力する多値デ
ータ分割手段と、多値データ分割手段より取り出された
前記W個のKビットで表される多値データから、いずれ
かを選択して出力する選択手段と、選択手段により得ら
れたKビットで表される多値データを被除数とし、Nビ
ットで表される多値データを除数として除算処理を行っ
て得られたデータをPビット(Pは自然数)に正規化し
て出力する除算手段と、除算手段により得られた前記P
ビットで表される多値データを順次遅延させる遅延手段
と、除算手段より取り出されたPビットで表される多値
データと、前記遅延手段により得られるPビットで表さ
れる多値データとを加算し、Sビットで表される多値デ
ータを出力する加算手段とを有する構成としたものであ
る。
【0016】また、本発明の除算器では、前記除算手段
から取り出された多値データのビット幅を、前記選択手
段から該除算手段に入力されるKビットで表される多値
データに応じて可変する可変シフト手段を設けることが
できる。前記遅延手段および加算手段は、可変シフト手
段の出力多値データを加算手段に通したデータを遅延手
段に入力し、その遅延手段の出力多値データと可変シフ
ト手段の出力多値データとを加算手段で加算する構成と
してもよい。
から取り出された多値データのビット幅を、前記選択手
段から該除算手段に入力されるKビットで表される多値
データに応じて可変する可変シフト手段を設けることが
できる。前記遅延手段および加算手段は、可変シフト手
段の出力多値データを加算手段に通したデータを遅延手
段に入力し、その遅延手段の出力多値データと可変シフ
ト手段の出力多値データとを加算手段で加算する構成と
してもよい。
【0017】また、本発明の画像信号読取装置では、被
写体の読み取り面からの反射光を光電変換して得た画像
信号を生成出力する画像読取手段と、画像読取手段より
の画像信号を画素単位にサンプリングし、Mビット(M
は自然数)で表される多値データに変換するA/D変換
手段と、A/D変換手段より取り出されたMビットの多
値データのNビット(ただし、Nは自然数で、M≧N)
を、少なくとも1ライン分だけ記憶保持する記憶媒体
と、A/D変換手段よりのMビットで表される多値デー
タを被除数とし、記憶媒体より読み出されたNビットの
多値データを除数として、除算処理を行い、出力結果を
Sビット(Sは自然数)で正規化を行い多値データを出
力する補正手段とを有し、補正手段として上記の本発明
の除算器を用いた構成としたものである。この補正手段
としては、シェーディング補正手段やピーク補正処理部
がある。
写体の読み取り面からの反射光を光電変換して得た画像
信号を生成出力する画像読取手段と、画像読取手段より
の画像信号を画素単位にサンプリングし、Mビット(M
は自然数)で表される多値データに変換するA/D変換
手段と、A/D変換手段より取り出されたMビットの多
値データのNビット(ただし、Nは自然数で、M≧N)
を、少なくとも1ライン分だけ記憶保持する記憶媒体
と、A/D変換手段よりのMビットで表される多値デー
タを被除数とし、記憶媒体より読み出されたNビットの
多値データを除数として、除算処理を行い、出力結果を
Sビット(Sは自然数)で正規化を行い多値データを出
力する補正手段とを有し、補正手段として上記の本発明
の除算器を用いた構成としたものである。この補正手段
としては、シェーディング補正手段やピーク補正処理部
がある。
【0018】また、本発明装置では、上記のA/D変換
手段より取り出されたMビットの多値データで、前記画
像読取手段で走査した1ラインの多値データ内で最も白
レベルに近い多値データを検出し、Nビットで表すよう
にした多値データを出力するピーク検出手段と、被写体
を前記画像読取手段により読取走査中、ライン単位でラ
イン内における最も白レベルに近い多値データを検出
し、Nビットで表すようにした多値データを出力する地
濃度検出手段と、ピーク検出手段により検出した白ピー
ク値、および地濃度検出手段により検出した地濃度を表
す多値データの一方を選択し出力する第1の選択手段
と、A/D変換手段より得られたMビットの多値データ
を被除数とし、第1の選択手段より得られるNビットの
多値データを除数として除算処理を行って得られたデー
タをSビット(Sは自然数)で正規化して出力するピー
ク補正手段とを有する構成とすると共に、ピーク補正手
段として上記の本発明の除算器を用いた構成としたもの
である。
手段より取り出されたMビットの多値データで、前記画
像読取手段で走査した1ラインの多値データ内で最も白
レベルに近い多値データを検出し、Nビットで表すよう
にした多値データを出力するピーク検出手段と、被写体
を前記画像読取手段により読取走査中、ライン単位でラ
イン内における最も白レベルに近い多値データを検出
し、Nビットで表すようにした多値データを出力する地
濃度検出手段と、ピーク検出手段により検出した白ピー
ク値、および地濃度検出手段により検出した地濃度を表
す多値データの一方を選択し出力する第1の選択手段
と、A/D変換手段より得られたMビットの多値データ
を被除数とし、第1の選択手段より得られるNビットの
多値データを除数として除算処理を行って得られたデー
タをSビット(Sは自然数)で正規化して出力するピー
ク補正手段とを有する構成とすると共に、ピーク補正手
段として上記の本発明の除算器を用いた構成としたもの
である。
【0019】さらに、本発明の画像信号読取装置では、
前記ピーク検出手段により検出した白ピーク値、およ
び、前記地濃度検出手段により検出した地濃度を表す多
値データの一方を選択し出力する第1の選択手段と、第
1の選択手段より取り出された多値データのNビット
を、少なくとも1ライン分だけ記憶保持する記憶媒体
と、Mビットで表される多値データを被除数とし、Nビ
ットで表される多値データを除数として除算処理を行
い、Sビットに正規化した多値データを出力する演算手
段と、前記A/D変換手段の出力多値データまたは演算
手段の出力多値データを演算手段に被除数として入力す
る被除数選択手段と、第1の選択手段の出力多値データ
または記憶媒体の出力多値データを演算手段に除数とし
て入力する除数選択手段と、被除数選択手段によりA/
D変換手段の出力多値データを選択するときは、除数選
択手段により第1の選択手段の出力多値データを選択さ
せ、被除数選択手段により前記演算手段の出力多値デー
タを選択するときは、除数選択手段により前記記憶媒体
の出力多値データを選択させる制御手段とを有する構成
としたものである。
前記ピーク検出手段により検出した白ピーク値、およ
び、前記地濃度検出手段により検出した地濃度を表す多
値データの一方を選択し出力する第1の選択手段と、第
1の選択手段より取り出された多値データのNビット
を、少なくとも1ライン分だけ記憶保持する記憶媒体
と、Mビットで表される多値データを被除数とし、Nビ
ットで表される多値データを除数として除算処理を行
い、Sビットに正規化した多値データを出力する演算手
段と、前記A/D変換手段の出力多値データまたは演算
手段の出力多値データを演算手段に被除数として入力す
る被除数選択手段と、第1の選択手段の出力多値データ
または記憶媒体の出力多値データを演算手段に除数とし
て入力する除数選択手段と、被除数選択手段によりA/
D変換手段の出力多値データを選択するときは、除数選
択手段により第1の選択手段の出力多値データを選択さ
せ、被除数選択手段により前記演算手段の出力多値デー
タを選択するときは、除数選択手段により前記記憶媒体
の出力多値データを選択させる制御手段とを有する構成
としたものである。
【0020】
【作用】本発明の除算器では、多値データ分割手段によ
りMビットで表される多値データを、それぞれビット数
が上記Mビットより小さいKビットで表されるW個の多
値データに分割して出力し、このW個のKビットで表さ
れる多値データを選択手段により順次に選択して、被除
数として除算手段に供給すると共に、Nビットで表され
る多値データを除数として、この除算手段に供給して除
算処理を行う。そして、これにより得られたデータをP
ビットに正規化して出力するようにしている。このた
め、被除数のビット数をMビットからNビットに低減す
ることができ、これにより、本来(M+N)ビットのア
ドレス端子が必要であった除算手段内の記憶回路を、少
ない(K+N)ビットのアドレス端子を有するものを使
用するようにできる。
りMビットで表される多値データを、それぞれビット数
が上記Mビットより小さいKビットで表されるW個の多
値データに分割して出力し、このW個のKビットで表さ
れる多値データを選択手段により順次に選択して、被除
数として除算手段に供給すると共に、Nビットで表され
る多値データを除数として、この除算手段に供給して除
算処理を行う。そして、これにより得られたデータをP
ビットに正規化して出力するようにしている。このた
め、被除数のビット数をMビットからNビットに低減す
ることができ、これにより、本来(M+N)ビットのア
ドレス端子が必要であった除算手段内の記憶回路を、少
ない(K+N)ビットのアドレス端子を有するものを使
用するようにできる。
【0021】また、本発明の画像信号読取装置では、A
/D変換手段によりMビットの多値データに変換された
画像信号のNビットを、少なくとも1ライン分だけ記憶
媒体に保持する一方、補正手段に被除数として供給し、
この補正手段により記憶媒体より読み出されたNビット
の多値データを除数として上記の本発明の除算器を用い
て除算処理を行う。そして、出力結果をSビットで正規
化を行って多値データを出力する構成としている。この
ため、除算器を用いることにより、全ディジタル処理で
実現できる。また、ディジタル処理であることから、素
子のばらつきによる動作特性への影響をほとんど考慮す
ることなく、ほぼ均一な動作特性を得ることができる。
/D変換手段によりMビットの多値データに変換された
画像信号のNビットを、少なくとも1ライン分だけ記憶
媒体に保持する一方、補正手段に被除数として供給し、
この補正手段により記憶媒体より読み出されたNビット
の多値データを除数として上記の本発明の除算器を用い
て除算処理を行う。そして、出力結果をSビットで正規
化を行って多値データを出力する構成としている。この
ため、除算器を用いることにより、全ディジタル処理で
実現できる。また、ディジタル処理であることから、素
子のばらつきによる動作特性への影響をほとんど考慮す
ることなく、ほぼ均一な動作特性を得ることができる。
【0022】また、上記補正手段の補正精度は、補正手
段のテーブルに書き込むテーブルデータの精度および小
数部の処理にのみ依存することから、本来得られるべき
補正精度に対し、演算誤差がビット数にほとんど関与し
ない演算精度である。このことから、高精度な補正結果
を算出することができる。
段のテーブルに書き込むテーブルデータの精度および小
数部の処理にのみ依存することから、本来得られるべき
補正精度に対し、演算誤差がビット数にほとんど関与し
ない演算精度である。このことから、高精度な補正結果
を算出することができる。
【0023】また、本発明装置では、A/D変換手段よ
り得られたMビットの多値データを被除数とし、ピーク
検出手段により検出した白ピーク値および地濃度検出手
段により検出した地濃度を表す多値データの一方を、第
1の選択手段により選択して、除数としてピーク補正手
段に除算処理を行う。そして、得られたデータをSビッ
ト(Sは自然数)で正規化して出力するようにしてい
る。このため、上記のピーク補正手段として、本発明の
除算器を用いることにより、読取原稿の地濃度に濃度が
ある場合であっても、検出した原稿地濃度を多値データ
の高値に割り当てることができる。
り得られたMビットの多値データを被除数とし、ピーク
検出手段により検出した白ピーク値および地濃度検出手
段により検出した地濃度を表す多値データの一方を、第
1の選択手段により選択して、除数としてピーク補正手
段に除算処理を行う。そして、得られたデータをSビッ
ト(Sは自然数)で正規化して出力するようにしてい
る。このため、上記のピーク補正手段として、本発明の
除算器を用いることにより、読取原稿の地濃度に濃度が
ある場合であっても、検出した原稿地濃度を多値データ
の高値に割り当てることができる。
【0024】さらに、本発明では、Mビットで表される
多値データを被除数とし、Nビットで表される多値デー
タを除数として除算処理を行い、Sビットに正規化した
多値データを出力する演算手段に対して、制御手段によ
り除数と被除数とを選択して入力する。これにより、演
算手段を、ピーク補正処理用の演算手段およびシェーデ
ィング補正用の演算手段として、時分割で共有すること
ができる。その結果、本来、2つの演算手段が必要であ
るにもかかわらず、1つの演算手段で2つの補正手段を
実現できる。
多値データを被除数とし、Nビットで表される多値デー
タを除数として除算処理を行い、Sビットに正規化した
多値データを出力する演算手段に対して、制御手段によ
り除数と被除数とを選択して入力する。これにより、演
算手段を、ピーク補正処理用の演算手段およびシェーデ
ィング補正用の演算手段として、時分割で共有すること
ができる。その結果、本来、2つの演算手段が必要であ
るにもかかわらず、1つの演算手段で2つの補正手段を
実現できる。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【0026】図1は本発明の除算器の第1実施例のブロ
ック図を示す。同図において、除算器は、入力端子1を
介してMビットで表される多値データが入力され、それ
ぞれビット数が上記Mビットより小さいKビットで表さ
れるW個の多値データに分割して出力する多値データ分
割手段3と、多値データ分割手段3より取り出されたW
個のKビットで表される多値データから、いずれかを選
択して出力する第1の選択手段4と、第1の選択手段4
により得られたKビットで表される多値データを被除数
とし、Nビットで表される多値データを除数として除算
処理を行って得られたデータをPビット(Pは自然数)
に正規化して出力する除算手段5と、除算手段5により
得られたPビットで表される多値データをそれぞれ半値
化する半値化手段6および順次遅延させる遅延手段7
と、端数処理手段8と、Sビットで表される多値データ
を除算および正規化されたデータとして出力端子10へ
出力する加算手段9とより構成されている。
ック図を示す。同図において、除算器は、入力端子1を
介してMビットで表される多値データが入力され、それ
ぞれビット数が上記Mビットより小さいKビットで表さ
れるW個の多値データに分割して出力する多値データ分
割手段3と、多値データ分割手段3より取り出されたW
個のKビットで表される多値データから、いずれかを選
択して出力する第1の選択手段4と、第1の選択手段4
により得られたKビットで表される多値データを被除数
とし、Nビットで表される多値データを除数として除算
処理を行って得られたデータをPビット(Pは自然数)
に正規化して出力する除算手段5と、除算手段5により
得られたPビットで表される多値データをそれぞれ半値
化する半値化手段6および順次遅延させる遅延手段7
と、端数処理手段8と、Sビットで表される多値データ
を除算および正規化されたデータとして出力端子10へ
出力する加算手段9とより構成されている。
【0027】ここで、上記の入力端子1を介して入力さ
れる多値データをθとし、そのビット数Mが8ビット
で、構成ビットデータは、a7、a6、a5、a4、a
3、a2、a1、a0(ただしa7〜a0は2値デー
タ)であるものとすると、入力多値データθは次式で表
される。
れる多値データをθとし、そのビット数Mが8ビット
で、構成ビットデータは、a7、a6、a5、a4、a
3、a2、a1、a0(ただしa7〜a0は2値デー
タ)であるものとすると、入力多値データθは次式で表
される。
【0028】
【数1】 θ=a7×128+a6×64+a5×32+a4×16+a3×8+a2 ×4+a1×2+a0 (1) 多値データ分割手段3は、この多値データθの分割処理
を行う。すなわち、この分割処理の一例として、多値デ
ータθをW個(ここでは簡単のためW=2つまり2分
割)に処理するものとすると、多値データθを構成する
8ビットからなるビットデータに対し、図2(a)に示
すように、分割個数2に一致する値である2ビット毎に
最大でK個(但しKは自然数、M≧K、ここではM=
8、W=2であることからK=4)ずつ抽出するビット
単位での分割により、2個の4ビット以下で表される多
値データα(構成ビットデータ:a7、a5、a3、a
1)およびβ(構成ビットデータ:a6、a4、a2、
a0)に分割する。ここで、多値データαと多値データ
βは、それぞれ、次式で表される。
を行う。すなわち、この分割処理の一例として、多値デ
ータθをW個(ここでは簡単のためW=2つまり2分
割)に処理するものとすると、多値データθを構成する
8ビットからなるビットデータに対し、図2(a)に示
すように、分割個数2に一致する値である2ビット毎に
最大でK個(但しKは自然数、M≧K、ここではM=
8、W=2であることからK=4)ずつ抽出するビット
単位での分割により、2個の4ビット以下で表される多
値データα(構成ビットデータ:a7、a5、a3、a
1)およびβ(構成ビットデータ:a6、a4、a2、
a0)に分割する。ここで、多値データαと多値データ
βは、それぞれ、次式で表される。
【0029】
【数2】 α=a7×128+a5×32+a3×8+a1×2 (2)
【0030】
【数3】 β=(a6×128+a4×32+a2×8+a0×2)/2 (3) 第1の選択手段4は、多値データ分割手段3により分割
された、多値データαと多値データβとのいずれか一方
を選択し出力するものである。ここでは、多値データ
α、多値データβの順に出力するものとする。除算手段
5は、除算処理およびPビット(本実施例ではP=8)
で正規化を行った値を、テーブルデータとして予め用意
している。そして、除算手段5は、第1の選択手段4に
より選択された多値データα、βを被除数(分子)とし
て入力され、入力端子2を介してNビットで表される多
値データが除数(分母)として入力されて、除算動作を
行う。
された、多値データαと多値データβとのいずれか一方
を選択し出力するものである。ここでは、多値データ
α、多値データβの順に出力するものとする。除算手段
5は、除算処理およびPビット(本実施例ではP=8)
で正規化を行った値を、テーブルデータとして予め用意
している。そして、除算手段5は、第1の選択手段4に
より選択された多値データα、βを被除数(分子)とし
て入力され、入力端子2を介してNビットで表される多
値データが除数(分母)として入力されて、除算動作を
行う。
【0031】ここで、入力端子2を介して入力される多
値データをλとし、そのビット数Nが8ビットで、構成
ビットデータは、b7、b6、b5、b4、b3、b
2、b1、b0(ただしb7〜b0は2値データ)であ
るものとする。除算手段5は、テーブルデータとして、
多値データαについては、除算および正規化を行った場
合の結果τを用意する。つまり、除算手段5は、
値データをλとし、そのビット数Nが8ビットで、構成
ビットデータは、b7、b6、b5、b4、b3、b
2、b1、b0(ただしb7〜b0は2値データ)であ
るものとする。除算手段5は、テーブルデータとして、
多値データαについては、除算および正規化を行った場
合の結果τを用意する。つまり、除算手段5は、
【0032】
【数4】 τ=(α/λ)×255 (4) とする値τをテーブルデータとして予め用意して、記憶
手段、例えば、ROMに記憶させておき、被演算値(被
除数、除数)を、ROMのアドレスデータとしてアクセ
スすることにより正規化結果を得るようにしたROMテ
ーブル方式を用いる。これは、アドレスデータとしてa
7、a5、a3、a1、b7、b6、b5、b4、b
3、b2、b1、b0で表される計12ビット(=K+
N)により、ROMをアクセスすることにより、多値デ
ータαおよび多値データλに対する除算および正規化デ
ータを得るものである。
手段、例えば、ROMに記憶させておき、被演算値(被
除数、除数)を、ROMのアドレスデータとしてアクセ
スすることにより正規化結果を得るようにしたROMテ
ーブル方式を用いる。これは、アドレスデータとしてa
7、a5、a3、a1、b7、b6、b5、b4、b
3、b2、b1、b0で表される計12ビット(=K+
N)により、ROMをアクセスすることにより、多値デ
ータαおよび多値データλに対する除算および正規化デ
ータを得るものである。
【0033】また、多値データβおよび多値データλに
対する除算および正規化データは、アドレスデータとし
てa6、a4、a2、a0、b7、b6、b5、b4、
b3、b2、b1、b0で表される計12ビット(=K
+N)により、上記ROMテーブルと同一なテーブルデ
ータを持つROMをアクセスすることにより、(3)式
に示した多値データβを2倍した値に対する次式の正規
化結果が得られる。
対する除算および正規化データは、アドレスデータとし
てa6、a4、a2、a0、b7、b6、b5、b4、
b3、b2、b1、b0で表される計12ビット(=K
+N)により、上記ROMテーブルと同一なテーブルデ
ータを持つROMをアクセスすることにより、(3)式
に示した多値データβを2倍した値に対する次式の正規
化結果が得られる。
【0034】
【数5】 τ=(2β/λ)×255 (5) これは、多値データβを2倍した値の正規化結果であ
る。このため、除算手段5において(5)式により得ら
れた正規化結果τを、半値化手段6により、半値化(1
/2倍)することにより、次式で表されるように、多値
データβに対する除算結果が得られる。
る。このため、除算手段5において(5)式により得ら
れた正規化結果τを、半値化手段6により、半値化(1
/2倍)することにより、次式で表されるように、多値
データβに対する除算結果が得られる。
【0035】
【数6】 τ/2=(β/λ)×255 (6) 図2(a)の(β/λ)/2は、この半値化手段6によ
り半値化された除算結果を示す。
り半値化された除算結果を示す。
【0036】一方、このテーブルデータとして、除算お
よび正規化結果を8ビットの多値データで表すことか
ら、自然数値で表記する必要がある。ところが、除算処
理であるので、演算結果は必ずしも自然数値とはならな
い。小数部に対する処理が必要となる。このため、小数
部を切り捨てあるいは四捨五入演算処理することにより
丸め演算を施して、自然数値に換算し、テーブルデータ
として使用するものとする。
よび正規化結果を8ビットの多値データで表すことか
ら、自然数値で表記する必要がある。ところが、除算処
理であるので、演算結果は必ずしも自然数値とはならな
い。小数部に対する処理が必要となる。このため、小数
部を切り捨てあるいは四捨五入演算処理することにより
丸め演算を施して、自然数値に換算し、テーブルデータ
として使用するものとする。
【0037】端数処理手段7は、半値化手段6での半値
化処理により発生した端数(小数部)に対する処理を行
う。つまり、小数部を四捨五入あるいは切り捨て処理に
より自然数化処理を行う。
化処理により発生した端数(小数部)に対する処理を行
う。つまり、小数部を四捨五入あるいは切り捨て処理に
より自然数化処理を行う。
【0038】遅延手段7は、除算手段5により得られた
正規化データである8ビットで表される多値データτを
所定数遅延させる。ここでは、同一の被除数である多値
データθに対し、多値データ分割手段3により分割した
個数(W=2)に対応して遅延を行う。ここで、本実施
例では、多値データθを2分割する場合について示して
おり、また、第1の選択手段4で多値データα、多値デ
ータβの順に選択し出力するため、除算手段5より、多
値データα、多値データβに対する除算結果が順次出力
される。このことから、多値テータαに対する除算結果
を遅延させ、多値データβに対する除算結果の出力タイ
ミングに一致させる処理を行うものである。
正規化データである8ビットで表される多値データτを
所定数遅延させる。ここでは、同一の被除数である多値
データθに対し、多値データ分割手段3により分割した
個数(W=2)に対応して遅延を行う。ここで、本実施
例では、多値データθを2分割する場合について示して
おり、また、第1の選択手段4で多値データα、多値デ
ータβの順に選択し出力するため、除算手段5より、多
値データα、多値データβに対する除算結果が順次出力
される。このことから、多値テータαに対する除算結果
を遅延させ、多値データβに対する除算結果の出力タイ
ミングに一致させる処理を行うものである。
【0039】加算手段9は、多値データ分割手段3によ
り得られた一対の4ビット(=K)で表される上記多値
データαとβで、入力端子2を介して入力された8ビッ
ト(=N)で表される同値の多値データλに対する正規
化結果である、遅延手段7より得られる8ビット(=
P)で表される多値データαに対する正規化データと、
除算手段5により得られる8ビット(=P)で表される
多値データτで、半値化手段6により得られる多値デー
タβに対する7ビット(=Pー1)で表される正規化デ
ータと、端数処理手段8により得られる値とを加算し、
Sビット(本実施例ではS=8)で表される多値データ
を出力する。図2(a)には、この加算結果を、(α/
λ)+{(β/λ)/2}として模式的に示してある。
り得られた一対の4ビット(=K)で表される上記多値
データαとβで、入力端子2を介して入力された8ビッ
ト(=N)で表される同値の多値データλに対する正規
化結果である、遅延手段7より得られる8ビット(=
P)で表される多値データαに対する正規化データと、
除算手段5により得られる8ビット(=P)で表される
多値データτで、半値化手段6により得られる多値デー
タβに対する7ビット(=Pー1)で表される正規化デ
ータと、端数処理手段8により得られる値とを加算し、
Sビット(本実施例ではS=8)で表される多値データ
を出力する。図2(a)には、この加算結果を、(α/
λ)+{(β/λ)/2}として模式的に示してある。
【0040】このように、本実施例によれば、被除数の
ビット数を従来の1/2倍(M→K:8→4)に半減化
させることができる。これにより、本来16ビット(=
M+N、64kワード)必要であった除算手段5内のR
OMの容量を12ビット(=K+N、4kワード)に抑
えることができ、よって、ROMの容量を従来の1/1
6倍に縮小することができる。また、本実施例では、除
算精度は、除算手段5のROMテーブルに書き込むテー
ブルデータの精度および半値化手段6により発生した小
数部の処理にのみ依存することから、本来得られるべき
補正精度(元々、自然数表記化のため±1の演算誤差が
生じる)に対し、自然数値で演算誤差が±2(ビット数
にほとんど関与せず)以下となる演算精度であることか
ら高精度な除算結果を算出することができる。
ビット数を従来の1/2倍(M→K:8→4)に半減化
させることができる。これにより、本来16ビット(=
M+N、64kワード)必要であった除算手段5内のR
OMの容量を12ビット(=K+N、4kワード)に抑
えることができ、よって、ROMの容量を従来の1/1
6倍に縮小することができる。また、本実施例では、除
算精度は、除算手段5のROMテーブルに書き込むテー
ブルデータの精度および半値化手段6により発生した小
数部の処理にのみ依存することから、本来得られるべき
補正精度(元々、自然数表記化のため±1の演算誤差が
生じる)に対し、自然数値で演算誤差が±2(ビット数
にほとんど関与せず)以下となる演算精度であることか
ら高精度な除算結果を算出することができる。
【0041】このように、本実施例によれば、除算演算
を行う際に、被除数の演算ビット数を制限した場合であ
っても、得られる演算結果の精度を確保することがで
き、さらには、演算に必要な除算器の構成として、演算
ビット数を制限することから回路規模の増大化を抑える
こともできる。
を行う際に、被除数の演算ビット数を制限した場合であ
っても、得られる演算結果の精度を確保することがで
き、さらには、演算に必要な除算器の構成として、演算
ビット数を制限することから回路規模の増大化を抑える
こともできる。
【0042】図3は上記の第1実施例の除算器を、ハー
ドウェアにより構成した場合の一実施例の構成図を示
す。図3において、端子11は、8ビットで表される多
値データθの入力端子、端子12は、8ビットで表され
る多値データλの入力端子、端子13は制御信号の入力
端子、端子14および15は、それぞれタイミング信号
の入力端子を示す。また、分割回路16は、多値データ
θをビット単位に分割する回路で、前記多値データ分割
手段3を構成する回路である。多値データ選択回路(M
PX)17は、2入力多値データの一方を制御信号に従
って選択して出力する回路で、前記第1の選択手段4を
構成している。
ドウェアにより構成した場合の一実施例の構成図を示
す。図3において、端子11は、8ビットで表される多
値データθの入力端子、端子12は、8ビットで表され
る多値データλの入力端子、端子13は制御信号の入力
端子、端子14および15は、それぞれタイミング信号
の入力端子を示す。また、分割回路16は、多値データ
θをビット単位に分割する回路で、前記多値データ分割
手段3を構成する回路である。多値データ選択回路(M
PX)17は、2入力多値データの一方を制御信号に従
って選択して出力する回路で、前記第1の選択手段4を
構成している。
【0043】リード・オンリ・メモリ(ROM)18
は、12ビットのアドレス端子を有し、あらかじめ前記
(4)式で示す除算処理および8ビットで正規化を行っ
た値が、テーブルデータとして記憶されており、被除数
および除数がアドレスデータとして与えられたときに、
除算結果τを出力する回路で、前記除算手段5を構成し
ている。シフト回路19は、多値データのビットシフト
を行うことにより、多値データを半値化する回路で、前
記半値化手段6を構成している。ラッチ回路20および
22は、それぞれ多値データを所定のタイミングでラッ
チするD型フリップフロップである。ラッチ回路20
は、前記遅延手段7を構成している。加算回路21は、
多値データの加算回路で、前記加算手段9に相当する回
路である。さらに、端子23は、除算結果を表す多値デ
ータの出力端子である。
は、12ビットのアドレス端子を有し、あらかじめ前記
(4)式で示す除算処理および8ビットで正規化を行っ
た値が、テーブルデータとして記憶されており、被除数
および除数がアドレスデータとして与えられたときに、
除算結果τを出力する回路で、前記除算手段5を構成し
ている。シフト回路19は、多値データのビットシフト
を行うことにより、多値データを半値化する回路で、前
記半値化手段6を構成している。ラッチ回路20および
22は、それぞれ多値データを所定のタイミングでラッ
チするD型フリップフロップである。ラッチ回路20
は、前記遅延手段7を構成している。加算回路21は、
多値データの加算回路で、前記加算手段9に相当する回
路である。さらに、端子23は、除算結果を表す多値デ
ータの出力端子である。
【0044】次に、本実施例の動作について図4のタイ
ミングチャートを併せて参照して説明する。端子11よ
り、図4に11で示すように入力された多値データθ
(θ1,θ2,θ3,...)は、多値データ分割回路
16により、図2(a)で示したように、4ビットで表
される多値データα(構成ビットデータ:a7,a5,
a3,a1)と4ビットで表される多値データβ(構成
ビットデータ:a6,a4,a2,a0)とに分割され
て、図4に示すように、それぞれα0,α1,α
2,...と、β0,β1,β2,...という順序で
順次に出力される。
ミングチャートを併せて参照して説明する。端子11よ
り、図4に11で示すように入力された多値データθ
(θ1,θ2,θ3,...)は、多値データ分割回路
16により、図2(a)で示したように、4ビットで表
される多値データα(構成ビットデータ:a7,a5,
a3,a1)と4ビットで表される多値データβ(構成
ビットデータ:a6,a4,a2,a0)とに分割され
て、図4に示すように、それぞれα0,α1,α
2,...と、β0,β1,β2,...という順序で
順次に出力される。
【0045】上記の多値データαおよびβは、それぞれ
選択回路17に供給されて、端子13よりの、図4に1
3で示す制御信号に従い、交互に選択されて、図4に1
7で示す如くα0,β0,α1,β1,α2,β
2,...というように、交互に時系列的に合成された
後、ROM18のアドレス端子に入力される。このRO
M18には、また、端子12を介して除数となる8ビッ
トの多値データλが、図4に示すように、λ0,λ1,
λ2,...という順序で残りのアドレス端子に入力さ
れる。
選択回路17に供給されて、端子13よりの、図4に1
3で示す制御信号に従い、交互に選択されて、図4に1
7で示す如くα0,β0,α1,β1,α2,β
2,...というように、交互に時系列的に合成された
後、ROM18のアドレス端子に入力される。このRO
M18には、また、端子12を介して除数となる8ビッ
トの多値データλが、図4に示すように、λ0,λ1,
λ2,...という順序で残りのアドレス端子に入力さ
れる。
【0046】これにより、ROM18は、多値データ選
択回路17より入力される多値データα(構成ビットデ
ータ:a7,a5,a3,a1)または多値データβ
(構成ビットデータ:a6,a4,a2,a0)を被除
数(分子)(α0,β0,α1,β1,α2,β
2,...)とし、端子12を介して入力される多値デ
ータλ(構成ビットデータ:b7,b6,b5,b4,
b3,b2,b1,b0)を除数(分母)(λ0,λ
1,λ2,...)として除算処理し、それを8ビット
に正規化したデータτが、τα0,τβ0,τα1,τ
β1,τα2,τβ2,...の順序で取り出される。
択回路17より入力される多値データα(構成ビットデ
ータ:a7,a5,a3,a1)または多値データβ
(構成ビットデータ:a6,a4,a2,a0)を被除
数(分子)(α0,β0,α1,β1,α2,β
2,...)とし、端子12を介して入力される多値デ
ータλ(構成ビットデータ:b7,b6,b5,b4,
b3,b2,b1,b0)を除数(分母)(λ0,λ
1,λ2,...)として除算処理し、それを8ビット
に正規化したデータτが、τα0,τβ0,τα1,τ
β1,τα2,τβ2,...の順序で取り出される。
【0047】シフト回路19は、ROM18の出力多値
データτを右方向に1ビットシフトして1/2倍した値
の除算結果データτ/2を、図4に19で示すように、
τα0/2,τβ0/2,τα1/2,τβ1/2,τ
α2/2,τβ2/2,...の順序で出力する。ラッ
チ回路20は、ROM18の出力除算結果データτを、
端子14よりの図4に14で示すタイミング信号の立ち
上がりでラッチする。加算回路21は、ラッチ回路20
よりの、図4に20で示す除算結果データτと、シフト
回路19よりの、図4に19で示す半値化データτ/2
とを、それぞれ加算して出力する。ラッチ回路22は、
この加算回路21の出力加算データを、端子15より
の、図4に15で示すタイミング信号の立ち上がりでラ
ッチし、図4に22で示す如く、多値データθと多値デ
ータλの除算結果を正規化したデータ(α/λ)+
{(β/λ)/2}を端子23へ出力する。
データτを右方向に1ビットシフトして1/2倍した値
の除算結果データτ/2を、図4に19で示すように、
τα0/2,τβ0/2,τα1/2,τβ1/2,τ
α2/2,τβ2/2,...の順序で出力する。ラッ
チ回路20は、ROM18の出力除算結果データτを、
端子14よりの図4に14で示すタイミング信号の立ち
上がりでラッチする。加算回路21は、ラッチ回路20
よりの、図4に20で示す除算結果データτと、シフト
回路19よりの、図4に19で示す半値化データτ/2
とを、それぞれ加算して出力する。ラッチ回路22は、
この加算回路21の出力加算データを、端子15より
の、図4に15で示すタイミング信号の立ち上がりでラ
ッチし、図4に22で示す如く、多値データθと多値デ
ータλの除算結果を正規化したデータ(α/λ)+
{(β/λ)/2}を端子23へ出力する。
【0048】ところで、本実施例では、除算演算を行う
際に、多値データ分割手段3により被除数を分割する個
数Wとして、説明を簡単とするために、W=2、つま
り、2分割処理して行う場合であって、分割個数2に一
致する値である2ビット毎に最大でK個(但しKは自然
数、M≧K、ここではM=8、W=2であることからK
=4)ずつ抽出するとしたビット単位での分割により、
2個の4ビット以下で表される多値データα(構成ビッ
トデータ:a7、a5、a3、a1)およびβ(構成ビ
ットデータ:a6、a4、a2、a0)に分割すること
について示した。しかし、もちろんこれに限られない。
上位ビットと下位ビットの成分に分割するようにしても
よい。
際に、多値データ分割手段3により被除数を分割する個
数Wとして、説明を簡単とするために、W=2、つま
り、2分割処理して行う場合であって、分割個数2に一
致する値である2ビット毎に最大でK個(但しKは自然
数、M≧K、ここではM=8、W=2であることからK
=4)ずつ抽出するとしたビット単位での分割により、
2個の4ビット以下で表される多値データα(構成ビッ
トデータ:a7、a5、a3、a1)およびβ(構成ビ
ットデータ:a6、a4、a2、a0)に分割すること
について示した。しかし、もちろんこれに限られない。
上位ビットと下位ビットの成分に分割するようにしても
よい。
【0049】例えば、図2(b)に示すように、除算処
理を行う際に、多値データ分割手段3により被除数を2
分割処理して行う場合において、分割方法として、上位
4ビット、下位4ビットにそれぞれ分割した場合、つま
り、多値データα(構成ビットデータ:a7、a6、a
5、a4)およびβ(構成ビットデータ:a3、a2、
a1、a0)に分割した場合、2個の4ビットで表され
る多値データαとβは、それぞれ、次式で表せる。
理を行う際に、多値データ分割手段3により被除数を2
分割処理して行う場合において、分割方法として、上位
4ビット、下位4ビットにそれぞれ分割した場合、つま
り、多値データα(構成ビットデータ:a7、a6、a
5、a4)およびβ(構成ビットデータ:a3、a2、
a1、a0)に分割した場合、2個の4ビットで表され
る多値データαとβは、それぞれ、次式で表せる。
【0050】
【数7】 α=a7×128+a6×64+a5×32+a4×16 (7)
【0051】
【数8】 β=(a3×128+a2×64+a1×32+a0×16)/16 (8) この場合、除算手段5は、ROMのテーブルデータとし
て、多値データαについて除算および正規化を行った場
合の次式の結果τを用意する。
て、多値データαについて除算および正規化を行った場
合の次式の結果τを用意する。
【0052】
【数9】 τ=(α/λ)×255 (9) これは、アドレスデータとして12ビット(=K+
N)、つまり、a7、a6、a5、a4、b7、b6、
b5、b4、b3、b2、b1、b0としてROMがア
クセスされたときに、多値データαおよび多値データλ
に対する正規化データとして得られる。
N)、つまり、a7、a6、a5、a4、b7、b6、
b5、b4、b3、b2、b1、b0としてROMがア
クセスされたときに、多値データαおよび多値データλ
に対する正規化データとして得られる。
【0053】また、多値データβおよび多値データλに
対する正規化データは、アドレスデータとして12ビッ
ト(=K+N)、つまり、a3、a2、a1、a0、b
7、b6、b5、b4、b3、b2、b1、b0とし
て、上記ROMテーブルと同一なテーブルデータを持つ
ROMがアクセスされたときに、次式で表される多値デ
ータβを16倍した値に対する正規化結果として得られ
る。
対する正規化データは、アドレスデータとして12ビッ
ト(=K+N)、つまり、a3、a2、a1、a0、b
7、b6、b5、b4、b3、b2、b1、b0とし
て、上記ROMテーブルと同一なテーブルデータを持つ
ROMがアクセスされたときに、次式で表される多値デ
ータβを16倍した値に対する正規化結果として得られ
る。
【0054】
【数10】 τ=(16β/λ)×255 (10) そのため、半値化手段6により得られた正規化結果τを
半値化(1/16倍)することにより、
半値化(1/16倍)することにより、
【0055】
【数11】 τ/16=(β/λ)×255 (11) と求まり、図2(b)に模式的に示すように、多値デー
タβに対する除算結果が得られる。
タβに対する除算結果が得られる。
【0056】このように得られた演算結果を、分割した
条件にあわせて加算処理を行うことにより、半値化手段
6により発生した小数部だけ劣化するものの、被除数に
対する演算結果を得ることが可能であり、また、回路規
模の増大化を抑えることを容易に達成することができ
る。ただし、本分割方式によれば、前述した分割個数2
に一致する値である2ビット毎に最大でK個ずつ抽出す
るとしたビット単位での分割方法に比較し、演算結果に
おいて小数部が多くなる。
条件にあわせて加算処理を行うことにより、半値化手段
6により発生した小数部だけ劣化するものの、被除数に
対する演算結果を得ることが可能であり、また、回路規
模の増大化を抑えることを容易に達成することができ
る。ただし、本分割方式によれば、前述した分割個数2
に一致する値である2ビット毎に最大でK個ずつ抽出す
るとしたビット単位での分割方法に比較し、演算結果に
おいて小数部が多くなる。
【0057】また、他の方法としては、2分割以上に被
除数を分割して、それぞれについて除算演算を行い、得
られた演算結果を分割した条件にあわせて加算処理を行
うことにより、被除数に対する演算結果を得るようにし
てもよい。例えば、図2(c)に示すように、被除数θ
を3分割する場合についても、同様な処理により達成で
きる。つまり、分割個数3に一致する値である3ビット
毎に最大でK個(但しKは自然数、M≧K、ここではM
=8、W=3であることからK=3)ずつ抽出するとし
たビット単位での分割により、3個の3ビット以下で表
される多値データα(構成ビットデータ:a7、a4、
a1)、β(構成ビットデータ:a6、a3、a0)お
よびβ’(構成ビットデータ:a5、a2、0)に分割
する。
除数を分割して、それぞれについて除算演算を行い、得
られた演算結果を分割した条件にあわせて加算処理を行
うことにより、被除数に対する演算結果を得るようにし
てもよい。例えば、図2(c)に示すように、被除数θ
を3分割する場合についても、同様な処理により達成で
きる。つまり、分割個数3に一致する値である3ビット
毎に最大でK個(但しKは自然数、M≧K、ここではM
=8、W=3であることからK=3)ずつ抽出するとし
たビット単位での分割により、3個の3ビット以下で表
される多値データα(構成ビットデータ:a7、a4、
a1)、β(構成ビットデータ:a6、a3、a0)お
よびβ’(構成ビットデータ:a5、a2、0)に分割
する。
【0058】これにより、多値データαと多値データβ
および多値データβ’は、それぞれ次式で表される。
および多値データβ’は、それぞれ次式で表される。
【0059】
【数12】 α=a7×128+a4×16+a1×2 (12)
【0060】
【数13】 β=(a6×128+a3×16+a0×2)/2 (13)
【0061】
【数14】 β’=(a5×128+a2×16)/4 (14) 第1の選択手段4は、多値データ分割手段3により分割
された、多値データαと多値データβと多値データβ’
とのいずれか一方を選択し出力するものであり、多値デ
ータα、多値データβ、多値データβ’の順に出力する
ものとする。
された、多値データαと多値データβと多値データβ’
とのいずれか一方を選択し出力するものであり、多値デ
ータα、多値データβ、多値データβ’の順に出力する
ものとする。
【0062】除算手段5は、除算処理およびPビット
(本実施例ではP=8)で正規化を行った値をテーブル
データとして予め用意するものである。この場合、第1
の選択手段4により選択された多値データα、βおよび
β’を被除数(分子)、入力端子2よりの多値データλ
(構成ビットデータ:b7、b6、b5、b4、b3、
b2、b1、b0(ただしb7〜b0は2値データ)を
除数(分母)として除算処理を行った後、8ビットで正
規化を行うものであり、テーブルデータとして、多値デ
ータαについて除算および正規化を行った場合の結果τ
を用意する。つまり、
(本実施例ではP=8)で正規化を行った値をテーブル
データとして予め用意するものである。この場合、第1
の選択手段4により選択された多値データα、βおよび
β’を被除数(分子)、入力端子2よりの多値データλ
(構成ビットデータ:b7、b6、b5、b4、b3、
b2、b1、b0(ただしb7〜b0は2値データ)を
除数(分母)として除算処理を行った後、8ビットで正
規化を行うものであり、テーブルデータとして、多値デ
ータαについて除算および正規化を行った場合の結果τ
を用意する。つまり、
【0063】
【数15】 τ=(α/λ)×255 (15) とする値τをテーブルデータとして予め用意して、記憶
手段、例えば、ROMに記憶させておき、被演算値(被
除数、除数)をROMのアドレスデータとしてアクセス
することにより正規化結果を得るようにした、ROMテ
ーブル方式を用いる。これは、アドレスデータとして1
1ビット(=K+N)、つまり、a7、a4、a1、b
7、b6、b5、b4、b3、b2、b1、b0として
ROMをアクセスすることにより、多値データαおよび
多値データλに対する正規化データを得るものである。
手段、例えば、ROMに記憶させておき、被演算値(被
除数、除数)をROMのアドレスデータとしてアクセス
することにより正規化結果を得るようにした、ROMテ
ーブル方式を用いる。これは、アドレスデータとして1
1ビット(=K+N)、つまり、a7、a4、a1、b
7、b6、b5、b4、b3、b2、b1、b0として
ROMをアクセスすることにより、多値データαおよび
多値データλに対する正規化データを得るものである。
【0064】また、多値データβおよび多値データλに
対する正規化データは、アドレスデータとして11ビッ
ト(=K+N)、つまり、a6、a3、a0、b7、b
6、b5、b4、b3、b2、b1、b0として上記R
OMテーブルと同一なテーブルデータを持つROMをア
クセスすることにより、多値データβを2倍した値に対
する次式の正規化結果が得られる。
対する正規化データは、アドレスデータとして11ビッ
ト(=K+N)、つまり、a6、a3、a0、b7、b
6、b5、b4、b3、b2、b1、b0として上記R
OMテーブルと同一なテーブルデータを持つROMをア
クセスすることにより、多値データβを2倍した値に対
する次式の正規化結果が得られる。
【0065】
【数16】 τ=(2β/λ)×255 (16) そのため、半値化手段6は得られた正規化結果τを半値
化(1/2倍)することにより、
化(1/2倍)することにより、
【0066】
【数17】 τ/2=(β/λ)×255 (17) と求まり、多値データβに対する除算結果が、図2
(c)に模式的に示すように、得られる。
(c)に模式的に示すように、得られる。
【0067】また、多値データβ’および多値データλ
に対する正規化データは、アドレスデータとして11ビ
ット(=K+N)、つまり、a5、a2、0、b7、b
6、b5、b4、b3、b2、b1、b0として上記R
OMテーブルと同一なテーブルデータを持つROMをア
クセスすることにより、多値データβ’を4倍した値に
対する次式の正規化結果が得られる。
に対する正規化データは、アドレスデータとして11ビ
ット(=K+N)、つまり、a5、a2、0、b7、b
6、b5、b4、b3、b2、b1、b0として上記R
OMテーブルと同一なテーブルデータを持つROMをア
クセスすることにより、多値データβ’を4倍した値に
対する次式の正規化結果が得られる。
【0068】
【数18】 τ=(4β’/λ)×255 (18) そのため、半値化手段6は、得られた上式の正規化結果
τを半値化(1/4倍)することにより、
τを半値化(1/4倍)することにより、
【0069】
【数19】 τ/4=(β’/λ)×255 (19) と求まり、多値データβ’に対する除算結果が、図2
(c)に模式的に示すように、得られる。
(c)に模式的に示すように、得られる。
【0070】このように得られた演算結果を分割した条
件にあわせて加算処理を行うことにより、半値化手段6
により発生した小数部だけ劣化するものの、被除数に対
する演算結果を得ることが可能である。また、本実施例
で示した被除数を2分割した場合に対し、ROMテーブ
ルのアドレスのビット数が1ビット少なくて済むことか
ら、ROM容量を1/2に縮小化することができる。
件にあわせて加算処理を行うことにより、半値化手段6
により発生した小数部だけ劣化するものの、被除数に対
する演算結果を得ることが可能である。また、本実施例
で示した被除数を2分割した場合に対し、ROMテーブ
ルのアドレスのビット数が1ビット少なくて済むことか
ら、ROM容量を1/2に縮小化することができる。
【0071】除算処理を行う際に、被除数を分割処理
し、それぞれについて除算処理を行い、得られた演算結
果を分割した条件にあわせて加算処理を行うため、得ら
れる演算精度はある程度劣化することは避けられない。
しかしながら、分割した個々の被除数に対する演算精度
は確保できることから、加算処理時、切り捨てられるビ
ット成分を考慮し、四捨五入処理あるいは切り捨て演算
を行うことにより演算精度を補償することが可能とな
る。
し、それぞれについて除算処理を行い、得られた演算結
果を分割した条件にあわせて加算処理を行うため、得ら
れる演算精度はある程度劣化することは避けられない。
しかしながら、分割した個々の被除数に対する演算精度
は確保できることから、加算処理時、切り捨てられるビ
ット成分を考慮し、四捨五入処理あるいは切り捨て演算
を行うことにより演算精度を補償することが可能とな
る。
【0072】このことから、本実施例によれば、被除数
を分割して演算するようにしても得られる演算結果とし
て丸め誤差は避けられないものの、演算精度をある程度
確保することが容易に可能となる。
を分割して演算するようにしても得られる演算結果とし
て丸め誤差は避けられないものの、演算精度をある程度
確保することが容易に可能となる。
【0073】さらに、本発明の除算器は、以上の構成に
限定されるものではなく、図5あるいは図6に示す如き
構成も考えられる。
限定されるものではなく、図5あるいは図6に示す如き
構成も考えられる。
【0074】図5は本発明になる除算器の第2実施例の
ブロック図である。同図中、図1と同一構成部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。図5において、可
変シフト手段31は、多値データのビット幅を可変制御
する手段、加算手段32は、可変シフト手段31の出力
多値データと遅延手段33の出力多値データとを加算す
る。
ブロック図である。同図中、図1と同一構成部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。図5において、可
変シフト手段31は、多値データのビット幅を可変制御
する手段、加算手段32は、可変シフト手段31の出力
多値データと遅延手段33の出力多値データとを加算す
る。
【0075】上記と同様に、端子1から8ビットで表さ
れる多値データθが入力され、多値データ分割手段3に
より、例えば、図2(a)に示すように、分割個数2に
一致する値である2ビット毎に最大で4個ずつ抽出され
ることにより、2個の4ビットで表される多値データα
(構成ビットデータ:a7,a5,a3,a1)と多値
データβ(構成ビットデータ:a6,a4,a2,a
0)に2分割される。除算手段5は、上記と同様に、例
えば、図3に示したROM18により構成されており、
アドレスデータとして計12ビット(=K+N)のデー
タが第1の選択手段4および入力端子2より入力される
ことにより、除算結果を示す多値データを出力する。
れる多値データθが入力され、多値データ分割手段3に
より、例えば、図2(a)に示すように、分割個数2に
一致する値である2ビット毎に最大で4個ずつ抽出され
ることにより、2個の4ビットで表される多値データα
(構成ビットデータ:a7,a5,a3,a1)と多値
データβ(構成ビットデータ:a6,a4,a2,a
0)に2分割される。除算手段5は、上記と同様に、例
えば、図3に示したROM18により構成されており、
アドレスデータとして計12ビット(=K+N)のデー
タが第1の選択手段4および入力端子2より入力される
ことにより、除算結果を示す多値データを出力する。
【0076】可変シフト手段31は、分割多値データα
を被除数とし、多値データλを除数とする除算結果の多
値データが除算手段5から取り出されるときは、半値化
が不要であるからビット幅をそのままとして出力し、一
方、分割多値データβを被除数とし、多値データλを除
数とする除算結果の多値データが除算手段5から取り出
されるときは半値化が必要であるから、1ビット減算方
向へビットシフトするビット幅制御を行って除算結果の
多値データを1/2倍して出力する。
を被除数とし、多値データλを除数とする除算結果の多
値データが除算手段5から取り出されるときは、半値化
が不要であるからビット幅をそのままとして出力し、一
方、分割多値データβを被除数とし、多値データλを除
数とする除算結果の多値データが除算手段5から取り出
されるときは半値化が必要であるから、1ビット減算方
向へビットシフトするビット幅制御を行って除算結果の
多値データを1/2倍して出力する。
【0077】加算手段32は、まず、第1段目の処理と
して遅延手段33で保持している前段の加算結果を解除
し、多値データαに対する除算および正規化結果を可変
シフト手段31から入力する。この結果、加算手段32
からは、多値データαに対する除算および正規化結果が
そのまま取り出され、出力端子10へ出力される一方、
遅延手段33に取り込まれることにより第1段目の処理
が終了する。
して遅延手段33で保持している前段の加算結果を解除
し、多値データαに対する除算および正規化結果を可変
シフト手段31から入力する。この結果、加算手段32
からは、多値データαに対する除算および正規化結果が
そのまま取り出され、出力端子10へ出力される一方、
遅延手段33に取り込まれることにより第1段目の処理
が終了する。
【0078】次に、第2段目の処理として、可変シフト
手段31により半値化処理された多値データβに対する
除算および正規化結果τと、多値データαに対する除算
および正規化結果である遅延手段33の出力とが加算手
段32により加算され、その加算出力が取り出され、出
力端子10へ出力される。以下、上記と同様の動作が繰
り返されることにより、多値データθを被除数、多値デ
ータλを除数として除算処理を行い、かつ、8ビットで
正規化したときとほぼ同様の結果を出力することができ
る。
手段31により半値化処理された多値データβに対する
除算および正規化結果τと、多値データαに対する除算
および正規化結果である遅延手段33の出力とが加算手
段32により加算され、その加算出力が取り出され、出
力端子10へ出力される。以下、上記と同様の動作が繰
り返されることにより、多値データθを被除数、多値デ
ータλを除数として除算処理を行い、かつ、8ビットで
正規化したときとほぼ同様の結果を出力することができ
る。
【0079】本実施例によれば、多値データθを分割す
る個数を増した場合であっても、可変シフト手段31の
シフト量を制御するのみで、必要とする遅延手段33の
数も1段で済むことから、分割する個数に伴う回路規模
の増大化を抑えることができる。
る個数を増した場合であっても、可変シフト手段31の
シフト量を制御するのみで、必要とする遅延手段33の
数も1段で済むことから、分割する個数に伴う回路規模
の増大化を抑えることができる。
【0080】図6は本発明の除算器の第3実施例のブロ
ック図である。同図中、図1と同一構成部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
ック図である。同図中、図1と同一構成部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0081】図6において、第1の除算手段35および
第2の除算手段36は、それぞれ、除算処理および8ビ
ットで正規化を行った値をテーブルデータとしてあらか
じめ用意するものである。つまり、第1の除算手段35
および第2の除算手段36は、多値データ分割手段3よ
り取り出された分割多値データα、βを被除数(分子)
として別々に入力される一方、8ビットで表される多値
データλ(構成ビットデータ:b7,b6,b5,b
4,b3,b2,b1,b0)を除数(分母)として、
入力端子2より共通に入力されたときのそれぞれの除算
処理および正規化処理を行ったときの結果τが、あらか
じめテーブルデータとして、分割多値データα、βのそ
れぞれについて用意されており、記憶手段、例えば、R
OMに記憶されている。
第2の除算手段36は、それぞれ、除算処理および8ビ
ットで正規化を行った値をテーブルデータとしてあらか
じめ用意するものである。つまり、第1の除算手段35
および第2の除算手段36は、多値データ分割手段3よ
り取り出された分割多値データα、βを被除数(分子)
として別々に入力される一方、8ビットで表される多値
データλ(構成ビットデータ:b7,b6,b5,b
4,b3,b2,b1,b0)を除数(分母)として、
入力端子2より共通に入力されたときのそれぞれの除算
処理および正規化処理を行ったときの結果τが、あらか
じめテーブルデータとして、分割多値データα、βのそ
れぞれについて用意されており、記憶手段、例えば、R
OMに記憶されている。
【0082】これにより、アドレスデータとして分割多
値データαを構成する4ビットのa7,a5,a3,a
1と、多値データλを構成する8ビットb7,b6,b
5,b4,b3,b2,b1,b0の計12ビットが第
1の除算手段35に入力された時は、多値データαおよ
びλに対する除算および正規化結果ταが第1の除算手
段35から取り出される。同様に、アドレスデータとし
て分割多値データβを構成する4ビットのa6,a4,
a2,a0と、多値データλを構成する8ビットb7,
b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0の計12ビ
ットが第2の除算手段36に入力された時は、多値デー
タβおよびλに対する除算および正規化結果τβが第2
の除算手段36から取り出される。
値データαを構成する4ビットのa7,a5,a3,a
1と、多値データλを構成する8ビットb7,b6,b
5,b4,b3,b2,b1,b0の計12ビットが第
1の除算手段35に入力された時は、多値データαおよ
びλに対する除算および正規化結果ταが第1の除算手
段35から取り出される。同様に、アドレスデータとし
て分割多値データβを構成する4ビットのa6,a4,
a2,a0と、多値データλを構成する8ビットb7,
b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0の計12ビ
ットが第2の除算手段36に入力された時は、多値デー
タβおよびλに対する除算および正規化結果τβが第2
の除算手段36から取り出される。
【0083】加算手段37は、これらの除算および正規
化結果ταおよびτβをそれぞれ加算して、その加算出
力が取り出され、出力端子10へ出力される。以下、上
記と同様の動作が繰り返されることにより、多値データ
θを被除数、多値データλを除数として除算処理を行
い、かつ、8ビットで正規化したときとほぼ同様の結果
を出力することができる。
化結果ταおよびτβをそれぞれ加算して、その加算出
力が取り出され、出力端子10へ出力される。以下、上
記と同様の動作が繰り返されることにより、多値データ
θを被除数、多値データλを除数として除算処理を行
い、かつ、8ビットで正規化したときとほぼ同様の結果
を出力することができる。
【0084】本実施例によれば、少ない処理段数で所望
の除算および正規化結果を得ることができるため、演算
処理の高速化を図ることができる。また、本実施例によ
れば、分割数に見合う分の除算手段を必要とするもの
の、上記したように個々の除算手段の構成規模が十分に
小さいことから、全体としては、分割処理しない場合に
比べ構成規模の縮小化を図ることができる。
の除算および正規化結果を得ることができるため、演算
処理の高速化を図ることができる。また、本実施例によ
れば、分割数に見合う分の除算手段を必要とするもの
の、上記したように個々の除算手段の構成規模が十分に
小さいことから、全体としては、分割処理しない場合に
比べ構成規模の縮小化を図ることができる。
【0085】次に、本発明の画像信号読取装置の各実施
例について説明する。図7は本発明の画像信号読取装置
の第1実施例のブロック図を示す。同図中、図1と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
例について説明する。図7は本発明の画像信号読取装置
の第1実施例のブロック図を示す。同図中、図1と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0086】図7において、本実施例装置は、ラインセ
ンサ41、画像の濃度レベルを画素単位にサンプリング
を行い、多値デ−タに変換するA/D変換手段42、多
値データを少なくとも1ライン分記憶する記憶媒体4
3、シェーディング補正手段44、ピーク検出回路4
5、ピーク保持手段46、地濃度追跡手段47、第2の
選択手段48、ピーク補正手段49、γ補正手段50、
2値化手段51、2値データの出力端子52、多値デー
タの出力端子53よりなる。
ンサ41、画像の濃度レベルを画素単位にサンプリング
を行い、多値デ−タに変換するA/D変換手段42、多
値データを少なくとも1ライン分記憶する記憶媒体4
3、シェーディング補正手段44、ピーク検出回路4
5、ピーク保持手段46、地濃度追跡手段47、第2の
選択手段48、ピーク補正手段49、γ補正手段50、
2値化手段51、2値データの出力端子52、多値デー
タの出力端子53よりなる。
【0087】本実施例は、線順次にラインセンサ41
(CCDセンサや密着センサ等で、例えば、読取原稿の
濃度レベルを読取り、その濃度レベルに応じて出力電圧
値を変化させる)によって1次元的に走査(主走査方
向)およびセンサ位置を順次移動(副走査方向)して、
画像の濃度レベルを読取り、読取った濃度レベルを画素
単位にサンプリングを行い、多階調で表される画像の濃
度レベルを多値デ−タ(濃度レベルの高い側(黒)を低
値、低い側(白)を高値に割当てる)で表し、濃度レベ
ルの大小に応じ白(最小濃度レベル)あるいは黒(最大
濃度レベル)で2値化を行うようにした読取原稿の画像
信号読取装置である。そして、本実施例は、シェーディ
ング補正手段44およびピーク補正手段49のそれぞれ
に本発明に基づく除算器を適用したものである。
(CCDセンサや密着センサ等で、例えば、読取原稿の
濃度レベルを読取り、その濃度レベルに応じて出力電圧
値を変化させる)によって1次元的に走査(主走査方
向)およびセンサ位置を順次移動(副走査方向)して、
画像の濃度レベルを読取り、読取った濃度レベルを画素
単位にサンプリングを行い、多階調で表される画像の濃
度レベルを多値デ−タ(濃度レベルの高い側(黒)を低
値、低い側(白)を高値に割当てる)で表し、濃度レベ
ルの大小に応じ白(最小濃度レベル)あるいは黒(最大
濃度レベル)で2値化を行うようにした読取原稿の画像
信号読取装置である。そして、本実施例は、シェーディ
ング補正手段44およびピーク補正手段49のそれぞれ
に本発明に基づく除算器を適用したものである。
【0088】ここで、本実施例では、A/D変換手段4
2において、濃度レベルが各画素単位に8ビットで表さ
れる多値データを、出力(0〜255、値の小さいほう
を濃度レベルの高い側に割り当て表す)するものとし、
また、出力端子53からは6ビットで表される多値デー
タを出力するものとする。
2において、濃度レベルが各画素単位に8ビットで表さ
れる多値データを、出力(0〜255、値の小さいほう
を濃度レベルの高い側に割り当て表す)するものとし、
また、出力端子53からは6ビットで表される多値デー
タを出力するものとする。
【0089】次に、この第1実施例の動作を詳細に説明
する。
する。
【0090】ラインセンサ41において、読取原稿に光
をあて、原稿の濃度レベルに応じた反射光をラインセン
サ41内に設けられるレンズ等の光学系で集光し、セン
サアレイにおいて受光および光電変換を行うことによ
り、電気信号(電圧値)に変換し、画像信号出力として
出力する。
をあて、原稿の濃度レベルに応じた反射光をラインセン
サ41内に設けられるレンズ等の光学系で集光し、セン
サアレイにおいて受光および光電変換を行うことによ
り、電気信号(電圧値)に変換し、画像信号出力として
出力する。
【0091】A/D変換手段42は、ラインセンサ41
から読取った画像の濃度レベルを画素単位にサンプリン
グし、濃度レベルをMビット(ここではM=8)の分解
能で表す多値デ−タに変換する。これにより、各画素に
対する多値デ−タθ(0〜255)を出力する。
から読取った画像の濃度レベルを画素単位にサンプリン
グし、濃度レベルをMビット(ここではM=8)の分解
能で表す多値デ−タに変換する。これにより、各画素に
対する多値デ−タθ(0〜255)を出力する。
【0092】記憶媒体43は、A/D変換手段42の出
力である8ビットで表される多値データθをNビット
(ここではN=8)分、少なくとも1ライン分記憶保持
し、また、所定のタイミングで記憶されている多値デー
タをλとして読み出し出力する。
力である8ビットで表される多値データθをNビット
(ここではN=8)分、少なくとも1ライン分記憶保持
し、また、所定のタイミングで記憶されている多値デー
タをλとして読み出し出力する。
【0093】シェーディング補正手段44は、図1に示
した除算器の第1実施例と同一構成である。すなわち、
A/D変換手段42の出力である8ビットで表される多
値データθを被除数とし、記憶媒体43より読み出した
多値データλで、A/D変換手段42の出力である多値
データθの読取画素位置に相当する多値データλを除数
とし、Sビット(ここではS=8)つまり256階調で
正規化を行い多値データを出力する。
した除算器の第1実施例と同一構成である。すなわち、
A/D変換手段42の出力である8ビットで表される多
値データθを被除数とし、記憶媒体43より読み出した
多値データλで、A/D変換手段42の出力である多値
データθの読取画素位置に相当する多値データλを除数
とし、Sビット(ここではS=8)つまり256階調で
正規化を行い多値データを出力する。
【0094】以上に示した構成により、ラインセンサ4
1から読取った画像信号よりセンサ歪みを取り除き、均
一な出力特性が得られるように補正処理を行う、いわゆ
るシェーディング補正処理を行う場合について説明す
る。
1から読取った画像信号よりセンサ歪みを取り除き、均
一な出力特性が得られるように補正処理を行う、いわゆ
るシェーディング補正処理を行う場合について説明す
る。
【0095】まず、ラインセンサ41出力の出力歪みを
検出する。これには、センサ出力が最大(絶対値)とな
る場合に、最もセンサ出力歪みを反映することを利用す
る。
検出する。これには、センサ出力が最大(絶対値)とな
る場合に、最もセンサ出力歪みを反映することを利用す
る。
【0096】白原稿あるいは白反射板用意し、ラインセ
ンサ41により画像情報を走査し、画素単位に濃度レベ
ルに対応する電圧値を出力する。A/D変換手段42
は、固定レベルの基準値により画素単位に濃度レベルに
基づく電圧値をサンプリングして、8ビットで表される
多値データθを出力する。得られた多値データθは、ラ
インセンサ41の読取画素順に記憶媒体43に順次書き
込み処理を少なくとも1ライン区間の画素について行
う。
ンサ41により画像情報を走査し、画素単位に濃度レベ
ルに対応する電圧値を出力する。A/D変換手段42
は、固定レベルの基準値により画素単位に濃度レベルに
基づく電圧値をサンプリングして、8ビットで表される
多値データθを出力する。得られた多値データθは、ラ
インセンサ41の読取画素順に記憶媒体43に順次書き
込み処理を少なくとも1ライン区間の画素について行
う。
【0097】この際、ラインセンサ41の特性とは別
に、読取原稿にキズあるいはゴミ等の影響により、白原
稿に対するラインセンサ41の出力を得ることが不可能
な場合が有る。このため、読み取る原稿のライン位置を
固定せず、複数ラインの白原稿読み取り出力を検出し、
ライン内の各画素で、各ラインの白原稿読み取り出力を
平均化することにより、読取原稿のキズあるいはゴミ等
の影響を極力抑えるようにしてもよい。
に、読取原稿にキズあるいはゴミ等の影響により、白原
稿に対するラインセンサ41の出力を得ることが不可能
な場合が有る。このため、読み取る原稿のライン位置を
固定せず、複数ラインの白原稿読み取り出力を検出し、
ライン内の各画素で、各ラインの白原稿読み取り出力を
平均化することにより、読取原稿のキズあるいはゴミ等
の影響を極力抑えるようにしてもよい。
【0098】また、隣接画素間で大きく濃度レベルが変
化する場合は、センサの故障等の影響があり、得られる
画像情報は、読取原稿の濃度レベルを正確に読み取るこ
とが不可能となる。このため、センサの故障等による悪
影響が極力他に広がらないように処理する必要がある。
従って、隣接画素間で大きく濃度レベルが変化する場合
には、隣接する画素間で出力値を平均化等の処理による
補間処理を行い、センサの故障等による影響を極力抑え
るようにしてもよい。
化する場合は、センサの故障等の影響があり、得られる
画像情報は、読取原稿の濃度レベルを正確に読み取るこ
とが不可能となる。このため、センサの故障等による悪
影響が極力他に広がらないように処理する必要がある。
従って、隣接画素間で大きく濃度レベルが変化する場合
には、隣接する画素間で出力値を平均化等の処理による
補間処理を行い、センサの故障等による影響を極力抑え
るようにしてもよい。
【0099】このようにして得られた白原稿を読み取っ
た場合のセンサ出力は、1ライン分を白基準波形、いわ
ゆるシェーディング波形として、多値データで記憶媒体
43に記憶される。
た場合のセンサ出力は、1ライン分を白基準波形、いわ
ゆるシェーディング波形として、多値データで記憶媒体
43に記憶される。
【0100】シェーディング波形を生成して記憶媒体に
記憶した後、実際に読取原稿をラインセンサ41により
走査し、画素単位に濃度レベルを検出し出力する。この
際、上記したように、ラインセンサには画素単位で出力
歪みがある。このため、ラインセンサ41から読み取
り、A/D変換手段42により多値データで表される各
画素に対する濃度レベルについて、記憶媒体43よりラ
イン内で同一な位置に相当する画素に対するシェーディ
ング波形である多値データλを選択的に読み出し、正規
化処理を行う。
記憶した後、実際に読取原稿をラインセンサ41により
走査し、画素単位に濃度レベルを検出し出力する。この
際、上記したように、ラインセンサには画素単位で出力
歪みがある。このため、ラインセンサ41から読み取
り、A/D変換手段42により多値データで表される各
画素に対する濃度レベルについて、記憶媒体43よりラ
イン内で同一な位置に相当する画素に対するシェーディ
ング波形である多値データλを選択的に読み出し、正規
化処理を行う。
【0101】つまり、各画素の各々について、記憶媒体
43より読み出された多値データλで表されるシェーデ
ィング波形の値を除数とし、A/D変換手段42の出力
である読取原稿の多値データθを被除数として、シェー
ディング補正手段44により、出力レベルの割合を除算
算出し、Sビット(ここではS=8)で表される多値デ
ータに換算することで、正規化処理、いわゆるシェーデ
ィング補正処理を達成する。これにより、例えば、読取
原稿の濃度レベルが限りなく低い場合(真白原稿)に、
シェーディング補正手段44により得られる多値データ
は、255(d)に正規化され、逆に濃度レベルが限り
なく高い場合(真黒原稿)に多値データは、0(d)に
正規化される。
43より読み出された多値データλで表されるシェーデ
ィング波形の値を除数とし、A/D変換手段42の出力
である読取原稿の多値データθを被除数として、シェー
ディング補正手段44により、出力レベルの割合を除算
算出し、Sビット(ここではS=8)で表される多値デ
ータに換算することで、正規化処理、いわゆるシェーデ
ィング補正処理を達成する。これにより、例えば、読取
原稿の濃度レベルが限りなく低い場合(真白原稿)に、
シェーディング補正手段44により得られる多値データ
は、255(d)に正規化され、逆に濃度レベルが限り
なく高い場合(真黒原稿)に多値データは、0(d)に
正規化される。
【0102】以上のシェーディング補正処理により、ラ
インセンサ41により読み取られた原稿濃度は、各画素
のセンサ出力歪が補正されることから、読取原稿の同一
濃度レベルに対するシェーディング補正結果はライン内
でほぼ均一な値を得ることができる。
インセンサ41により読み取られた原稿濃度は、各画素
のセンサ出力歪が補正されることから、読取原稿の同一
濃度レベルに対するシェーディング補正結果はライン内
でほぼ均一な値を得ることができる。
【0103】ピーク検出手段45は、ラインセンサ41
からの出力で、シェーディング補正手段44でシェーデ
ィング補正された8ビットで表される多値データについ
て、ライン内での多値データのうち最も白レベルに近い
多値データを読取画素順に順次検出する。例えば、検出
処理として、ライン先頭画素から順次大小比較により最
大値検出を行い、ライン終了時、検出された最大値に関
する8ビットで表される多値データ45aをピーク値と
して出力する。また、ライン内での最大値と共に、ライ
ン途中の最大値45bも同時に出力する。
からの出力で、シェーディング補正手段44でシェーデ
ィング補正された8ビットで表される多値データについ
て、ライン内での多値データのうち最も白レベルに近い
多値データを読取画素順に順次検出する。例えば、検出
処理として、ライン先頭画素から順次大小比較により最
大値検出を行い、ライン終了時、検出された最大値に関
する8ビットで表される多値データ45aをピーク値と
して出力する。また、ライン内での最大値と共に、ライ
ン途中の最大値45bも同時に出力する。
【0104】ここで、ピーク検出を行う範囲として、1
ラインとしているが、もちろんこれに限ることはない。
ライン内の所定範囲、例えば、読取原稿のサイズに合わ
せ読取原稿サイズ内でのみピーク検出処理を行うように
してもよい。例えば、ラインセンサ41のサイズが読取
原稿サイズに対し大きい場合に、読取原稿以外の領域に
ついてはピーク検出処理を行わないようにする。これに
より、読取原稿エリア外に存在する、例えば、原稿ロー
ラ、あるいは、反射板等の濃度検出をしないようにし
て、読取原稿の原稿濃度のみを読み取ることとなるた
め、読取原稿濃度をほぼ忠実に読み取ることが可能とな
る。
ラインとしているが、もちろんこれに限ることはない。
ライン内の所定範囲、例えば、読取原稿のサイズに合わ
せ読取原稿サイズ内でのみピーク検出処理を行うように
してもよい。例えば、ラインセンサ41のサイズが読取
原稿サイズに対し大きい場合に、読取原稿以外の領域に
ついてはピーク検出処理を行わないようにする。これに
より、読取原稿エリア外に存在する、例えば、原稿ロー
ラ、あるいは、反射板等の濃度検出をしないようにし
て、読取原稿の原稿濃度のみを読み取ることとなるた
め、読取原稿濃度をほぼ忠実に読み取ることが可能とな
る。
【0105】また、ピーク値検出の際に、連続あるいは
近隣の画素のピーク値との平均あるいは加重平均により
算出した値を使用することにより、ラインセンサ41の
特性あるいはノイズ成分の影響を最小限にすることによ
り、ほぼ正確なピーク値を検出するようにしてもよい。
近隣の画素のピーク値との平均あるいは加重平均により
算出した値を使用することにより、ラインセンサ41の
特性あるいはノイズ成分の影響を最小限にすることによ
り、ほぼ正確なピーク値を検出するようにしてもよい。
【0106】ピーク保持手段46は、ピーク検出手段4
5により検出された各ライン内での白ピーク値45aに
対し、所定のライン数内での最大値検出を行い保持およ
び出力する。
5により検出された各ライン内での白ピーク値45aに
対し、所定のライン数内での最大値検出を行い保持およ
び出力する。
【0107】地濃度追跡手段47は、ピーク検出手段4
5のピーク値検出結果45bから、ライン順次あるいは
ライン内での白ピーク値に近い白レベルに追従するよう
に、読取ラインに対するピーク値を原稿地濃度として出
力する。また、この場合、地濃度の黒側への追跡範囲と
して、所定の追跡地濃度下限値を定め、例えば、読取原
稿が黒の場合における過度の地濃度追跡を防止する。
5のピーク値検出結果45bから、ライン順次あるいは
ライン内での白ピーク値に近い白レベルに追従するよう
に、読取ラインに対するピーク値を原稿地濃度として出
力する。また、この場合、地濃度の黒側への追跡範囲と
して、所定の追跡地濃度下限値を定め、例えば、読取原
稿が黒の場合における過度の地濃度追跡を防止する。
【0108】次に、この地濃度追跡手段47の地濃度追
跡処理を、図8のフローチャートと共に詳細に説明す
る。
跡処理を、図8のフローチャートと共に詳細に説明す
る。
【0109】まず、処理は、各画素単位で行うものと
し、読取原稿のラインセンサによる読取を開始する(ス
テップ61)。続いて、この読取原稿のラインセンサ4
1による読取開始時に、読取原稿に対する追跡地濃度の
初期値として、所定の値を設定する(ステップ62)。
ここで、所定の初期値として上記追跡下限値を設定する
ようにしてもよい。
し、読取原稿のラインセンサによる読取を開始する(ス
テップ61)。続いて、この読取原稿のラインセンサ4
1による読取開始時に、読取原稿に対する追跡地濃度の
初期値として、所定の値を設定する(ステップ62)。
ここで、所定の初期値として上記追跡下限値を設定する
ようにしてもよい。
【0110】続いて、ピーク検出手段45によりライン
内で検出された白ピーク値45bと、追跡地濃度(多値
データ)との大小比較を行う(ステップ63)。この
際、白ピーク値45bに対し、追跡地濃度が大きい場
合、追跡地濃度を保持および出力する(ステップ6
5)。また、白ピーク値45bに対し、追跡地濃度の値
(多値データ)が小さい場合、追跡地濃度の値(多値デ
ータ)を増加させる地濃度増加制御を行い出力する(ス
テップ64)。この際、追跡地濃度は、8ビットの多値
データで表されることから、例えば、1レベルだけ増加
させる処理を行い、得られた結果を追跡地濃度とする。
ここで、追跡地濃度の値を8ビットの多値データで表す
ことから、白側への追跡地濃度の上限値を255(d)
で制限する。
内で検出された白ピーク値45bと、追跡地濃度(多値
データ)との大小比較を行う(ステップ63)。この
際、白ピーク値45bに対し、追跡地濃度が大きい場
合、追跡地濃度を保持および出力する(ステップ6
5)。また、白ピーク値45bに対し、追跡地濃度の値
(多値データ)が小さい場合、追跡地濃度の値(多値デ
ータ)を増加させる地濃度増加制御を行い出力する(ス
テップ64)。この際、追跡地濃度は、8ビットの多値
データで表されることから、例えば、1レベルだけ増加
させる処理を行い、得られた結果を追跡地濃度とする。
ここで、追跡地濃度の値を8ビットの多値データで表す
ことから、白側への追跡地濃度の上限値を255(d)
で制限する。
【0111】以上の処理により得られた追跡地濃度をラ
インセンサの読取位置に対する原稿地濃度として出力す
る(ステップ65)。以上のステップ63〜65の処理
を1ライン終了時まで画素毎について繰り返し行う。ま
た、ライン終了時には、次のステップに進む(ステップ
66)。ここで、白側への追従を1ライン内全領域の画
素に対して行うのではなく、所定領域内で行うようにし
てもよい。
インセンサの読取位置に対する原稿地濃度として出力す
る(ステップ65)。以上のステップ63〜65の処理
を1ライン終了時まで画素毎について繰り返し行う。ま
た、ライン終了時には、次のステップに進む(ステップ
66)。ここで、白側への追従を1ライン内全領域の画
素に対して行うのではなく、所定領域内で行うようにし
てもよい。
【0112】ライン終了時、読取ライン位置が読取原稿
の途中に位置するか原稿読取終了かを判定する(ステッ
プ67)。読取ライン位置が読取原稿の途中に位置する
と判定された時は、追跡地濃度(多値データ)を所定レ
ベルだけ黒側へ追従するように地濃度減少処理を行う
(ステップ68)。例えば、1レベルだけ減算すること
により黒側への追従処理を達成する。この処理により得
られた値を追跡地濃度として出力し、再びステップ63
〜67の処理を行う。この場合、地濃度の黒側への追跡
範囲として、所定の追跡地濃度下限値を定め、追跡地濃
度がその値以下にならないように処理してもよい。ステ
ップ67において、原稿読取終了と判定されたときは、
以上の地濃度追跡処理を終了する(ステップ69)。
の途中に位置するか原稿読取終了かを判定する(ステッ
プ67)。読取ライン位置が読取原稿の途中に位置する
と判定された時は、追跡地濃度(多値データ)を所定レ
ベルだけ黒側へ追従するように地濃度減少処理を行う
(ステップ68)。例えば、1レベルだけ減算すること
により黒側への追従処理を達成する。この処理により得
られた値を追跡地濃度として出力し、再びステップ63
〜67の処理を行う。この場合、地濃度の黒側への追跡
範囲として、所定の追跡地濃度下限値を定め、追跡地濃
度がその値以下にならないように処理してもよい。ステ
ップ67において、原稿読取終了と判定されたときは、
以上の地濃度追跡処理を終了する(ステップ69)。
【0113】地濃度追跡手段47は、以上の地濃度追跡
処理により、読取原稿の地濃度を検出し、出力する。な
お、図8では、追跡地濃度に対し検出されたピーク値が
大きい場合、画素単位で地濃度増加制御として、多値デ
ータで1レベルのみ増加させる場合についてのみ説明し
た。しかし、もちろんこれに限らず、例えば、上げ幅を
制御することにより、白側への追従速度を制御するよう
にしてもよい。さらに、追跡地濃度に対し検出されたピ
ーク値が大きい画素が所定数検出されて初めて、地濃度
増加制御を行うことにより、白側への追従速度を遅めた
りするようにしても、全く問題はない。
処理により、読取原稿の地濃度を検出し、出力する。な
お、図8では、追跡地濃度に対し検出されたピーク値が
大きい場合、画素単位で地濃度増加制御として、多値デ
ータで1レベルのみ増加させる場合についてのみ説明し
た。しかし、もちろんこれに限らず、例えば、上げ幅を
制御することにより、白側への追従速度を制御するよう
にしてもよい。さらに、追跡地濃度に対し検出されたピ
ーク値が大きい画素が所定数検出されて初めて、地濃度
増加制御を行うことにより、白側への追従速度を遅めた
りするようにしても、全く問題はない。
【0114】また、1ライン読取制御毎に地濃度減少制
御を行った場合についてのみ説明したが、もちろんこれ
に限られない。例えば、地濃度減少制御における下げ幅
を制御することにより、黒側への追従速度を制御するよ
うにしても良く、逆に、複数ライン単位で地濃度減少制
御を行うことにより、黒側への追従速度を遅くするよう
しても良い。
御を行った場合についてのみ説明したが、もちろんこれ
に限られない。例えば、地濃度減少制御における下げ幅
を制御することにより、黒側への追従速度を制御するよ
うにしても良く、逆に、複数ライン単位で地濃度減少制
御を行うことにより、黒側への追従速度を遅くするよう
しても良い。
【0115】再び図7に戻って説明する。第2の選択手
段48は、ピーク保持手段46で保持されている白ピー
ク値46aと、地濃度追跡手段に47より検出された読
取原稿の地濃度とに対し、後に示す多値データの2値化
方式あるいは多値データの出力方式に対応し、いずれか
一方を選択し出力する。
段48は、ピーク保持手段46で保持されている白ピー
ク値46aと、地濃度追跡手段に47より検出された読
取原稿の地濃度とに対し、後に示す多値データの2値化
方式あるいは多値データの出力方式に対応し、いずれか
一方を選択し出力する。
【0116】ピーク補正手段49は、上記シェーディン
グ補正手段44の演算処理と同様の構成により、シェー
ディング補正手段44により得られるシェーディング補
正結果に対し、第2の選択手段48により選択された8
ビットの多値データで表される白ピーク値46aあるい
は読取原稿地濃度47aのいずれかの値で除算演算を行
い、8ビットで表される多値データで正規化を行い、出
力する所謂ピーク補正処理を行う。
グ補正手段44の演算処理と同様の構成により、シェー
ディング補正手段44により得られるシェーディング補
正結果に対し、第2の選択手段48により選択された8
ビットの多値データで表される白ピーク値46aあるい
は読取原稿地濃度47aのいずれかの値で除算演算を行
い、8ビットで表される多値データで正規化を行い、出
力する所謂ピーク補正処理を行う。
【0117】このピーク補正手段49は、例えば、第2
の選択手段48により選択された白ピーク値46aに対
してピーク補正した場合は、白ローラあるいは白原稿を
読み取った場合において検出したピーク値を、白ピーク
値として使用する場合、ピーク補正結果として、読取原
稿の濃度レベルをほぼ忠実に再生し、出力する。
の選択手段48により選択された白ピーク値46aに対
してピーク補正した場合は、白ローラあるいは白原稿を
読み取った場合において検出したピーク値を、白ピーク
値として使用する場合、ピーク補正結果として、読取原
稿の濃度レベルをほぼ忠実に再生し、出力する。
【0118】一方、ピーク補正手段49は、第2の選択
手段48により選択された読取原稿地濃度のピーク補正
を行った場合は、例えば、色地濃度のある原稿を読み取
った場合、色地濃度成分がピーク補正処理により、8ビ
ットで表される多値データの白側上限値になるように補
正処理されることになる。
手段48により選択された読取原稿地濃度のピーク補正
を行った場合は、例えば、色地濃度のある原稿を読み取
った場合、色地濃度成分がピーク補正処理により、8ビ
ットで表される多値データの白側上限値になるように補
正処理されることになる。
【0119】γ補正手段50は、ラインセンサ41によ
り読み取られた読取原稿に対する多値データで、シェー
ディング補正手段44およびピーク補正手段49により
補正処理された8ビットの多値データで表される結果に
ついて、γ補正処理を行い、8ビット精度あるいはそれ
以下のビット精度例えば6ビット精度の多値データを出
力する。このγ補正手段50は、例えば、ピーク補正さ
れた8ビットで表される多値データがアドレスとして入
力され、入力である8ビットで表される多値データで、
各々の値に対応する6ビットの多値データで表されるγ
補正結果をテーブルデータとして予め記憶されたテーブ
ルを参照して読み出し、出力されるROMにより構成さ
れている。
り読み取られた読取原稿に対する多値データで、シェー
ディング補正手段44およびピーク補正手段49により
補正処理された8ビットの多値データで表される結果に
ついて、γ補正処理を行い、8ビット精度あるいはそれ
以下のビット精度例えば6ビット精度の多値データを出
力する。このγ補正手段50は、例えば、ピーク補正さ
れた8ビットで表される多値データがアドレスとして入
力され、入力である8ビットで表される多値データで、
各々の値に対応する6ビットの多値データで表されるγ
補正結果をテーブルデータとして予め記憶されたテーブ
ルを参照して読み出し、出力されるROMにより構成さ
れている。
【0120】図9はこのγ補正手段50の変換テーブル
の一例を示す。同図において、横軸は入力されるピーク
補正処理結果、縦軸は入力に対応するγ補正結果を示し
ている。入力データに対するγ補正結果として、図9に
Iで示すリニア特性を持つ変換処理を行うテーブルデー
タを用いた場合は、読取原稿の濃度レベルが高い側の領
域では、センサ出力特性である暗出力歪特性あるいはラ
インセンサ41の光源による迷光成分を無視できなく、
正しく濃度レベルを反映できない。
の一例を示す。同図において、横軸は入力されるピーク
補正処理結果、縦軸は入力に対応するγ補正結果を示し
ている。入力データに対するγ補正結果として、図9に
Iで示すリニア特性を持つ変換処理を行うテーブルデー
タを用いた場合は、読取原稿の濃度レベルが高い側の領
域では、センサ出力特性である暗出力歪特性あるいはラ
インセンサ41の光源による迷光成分を無視できなく、
正しく濃度レベルを反映できない。
【0121】そのため、本実施例では、図9にIIで示
すように、入力の濃度レベルが高い側の特定領域につい
て、そのγ補正処理として黒ベタにするようにし、ま
た、濃度レベルの低い側の特定領域については、地濃度
成分とみなし白ベタとなるようにしたテーブルデータを
用意する。このような変換用のテーブルデータを用いる
ことにより、γ補正結果により6ビット精度で表される
多値データとして、64値を保証した出力を得ることが
できる。
すように、入力の濃度レベルが高い側の特定領域につい
て、そのγ補正処理として黒ベタにするようにし、ま
た、濃度レベルの低い側の特定領域については、地濃度
成分とみなし白ベタとなるようにしたテーブルデータを
用意する。このような変換用のテーブルデータを用いる
ことにより、γ補正結果により6ビット精度で表される
多値データとして、64値を保証した出力を得ることが
できる。
【0122】なお、センサ出力特性は、濃度レベルに対
し必ずしもリニア出力特性とはならない。このことか
ら、センサ出力の濃度レベルに対する出力特性を予め調
べ、センサ出力の非リニア特性を補正するテーブルデー
タを用意し、γ補正処理を行うことにより、γ補正結果
として濃度レベルに対しリニア出力特性を得られるよう
にしてもよい。
し必ずしもリニア出力特性とはならない。このことか
ら、センサ出力の濃度レベルに対する出力特性を予め調
べ、センサ出力の非リニア特性を補正するテーブルデー
タを用意し、γ補正処理を行うことにより、γ補正結果
として濃度レベルに対しリニア出力特性を得られるよう
にしてもよい。
【0123】また、γ補正処理時、入力値あるいは出力
のビット精度を定めて示しているが、この値に固定され
るものではない。これ以外のビット精度でももちろんか
まわない。ただし、入力のビット精度に対しγ補正結果
の出力ビット精度を等しいか小さいビット数を割り当て
ることにより、得られるγ補正結果の値として、ビット
精度に対応した値で、ほぼ全値確保することを可能とす
る。
のビット精度を定めて示しているが、この値に固定され
るものではない。これ以外のビット精度でももちろんか
まわない。ただし、入力のビット精度に対しγ補正結果
の出力ビット精度を等しいか小さいビット数を割り当て
ることにより、得られるγ補正結果の値として、ビット
精度に対応した値で、ほぼ全値確保することを可能とす
る。
【0124】また、ここではγ補正テーブルをROMを
用いて行う場合について示したが、もちろんこれに限ら
れない。他の記憶手段、例えば、RAM等を用いること
によりテーブルデータを適応的に書き換え、より細かな
γ補正処理を行うようにしてもよい。
用いて行う場合について示したが、もちろんこれに限ら
れない。他の記憶手段、例えば、RAM等を用いること
によりテーブルデータを適応的に書き換え、より細かな
γ補正処理を行うようにしてもよい。
【0125】γ補正手段50により得られた、読取原稿
の濃度レベルに対応する多値データに対する、シェーデ
ィング補正、ピーク値補正処理およびγ補正処理が施さ
れた6ビットで表される多値データは、端子53より多
値データの状態で出力される一方、2値化手段51に供
給される。ここで、後述するように、多値データの濃度
レベルに対応し、例えば、濃度レベルの高い側を黒(例
えば1)、逆に低い側を白(例えば0)に割り当てる2
値化処理を施されて、端子52より2値データとして出
力される。
の濃度レベルに対応する多値データに対する、シェーデ
ィング補正、ピーク値補正処理およびγ補正処理が施さ
れた6ビットで表される多値データは、端子53より多
値データの状態で出力される一方、2値化手段51に供
給される。ここで、後述するように、多値データの濃度
レベルに対応し、例えば、濃度レベルの高い側を黒(例
えば1)、逆に低い側を白(例えば0)に割り当てる2
値化処理を施されて、端子52より2値データとして出
力される。
【0126】次に、2値化手段51の構成および動作に
ついて図10を用いて詳細に説明する。図10は2値化
手段51の構成を示すブロック図である。
ついて図10を用いて詳細に説明する。図10は2値化
手段51の構成を示すブロック図である。
【0127】図10において、端子71は、γ補正手段
50により得られた6ビットで表される多値データの入
力端子で、多値デ−タを少なくとも2ライン分記憶する
記憶媒体72、像域判定手段73、第2のγ補正手段7
4、注目画素と周辺画素の濃度レベルをもとに線画のエ
ッジ手段を強調するエッジ強調手段75にそれぞれ接続
されている。また、混合手段77は、注目画素と周辺画
素の濃度レベルをもとに注目画素の濃度レベルを平滑化
する平滑化手段76とエッジ強調手段75との濃度レベ
ルを、像域判定手段73の判定結果に従い、所定の割合
で混合する。
50により得られた6ビットで表される多値データの入
力端子で、多値デ−タを少なくとも2ライン分記憶する
記憶媒体72、像域判定手段73、第2のγ補正手段7
4、注目画素と周辺画素の濃度レベルをもとに線画のエ
ッジ手段を強調するエッジ強調手段75にそれぞれ接続
されている。また、混合手段77は、注目画素と周辺画
素の濃度レベルをもとに注目画素の濃度レベルを平滑化
する平滑化手段76とエッジ強調手段75との濃度レベ
ルを、像域判定手段73の判定結果に従い、所定の割合
で混合する。
【0128】2値化手段78は、エッジ強調手段75の
出力を2値化する。さらに、中間調処理部80が混合手
段77の出力側に設けられている。中間調処理部80
は、デ−タを加算する第1の加算手段81、多値デ−タ
を濃度レベルに応じ2値デ−タ(例えば白、黒)に変換
する2値化回路82、2値化前後での量子化誤差を算出
する2値化誤差算出手段83、遅延手段84、85、2
値化誤差を少なくとも1ライン分記憶保持する記憶媒体
86、第1〜第3の演算手段87〜89、乱数発生手段
90および第2の加算手段91より構成されている。ま
た、加算制御手段79は、第1の加算手段81の加算動
作を制御する。
出力を2値化する。さらに、中間調処理部80が混合手
段77の出力側に設けられている。中間調処理部80
は、デ−タを加算する第1の加算手段81、多値デ−タ
を濃度レベルに応じ2値デ−タ(例えば白、黒)に変換
する2値化回路82、2値化前後での量子化誤差を算出
する2値化誤差算出手段83、遅延手段84、85、2
値化誤差を少なくとも1ライン分記憶保持する記憶媒体
86、第1〜第3の演算手段87〜89、乱数発生手段
90および第2の加算手段91より構成されている。ま
た、加算制御手段79は、第1の加算手段81の加算動
作を制御する。
【0129】ここで、本実施例では、図11に示すよう
に、画像領域を均等に細分化し個々の領域を一つの画素
として定義する。また、各画素に対する2値化処理を行
う順序として、主走査方向に位置する画素毎に順次行
い、副走査方向のライン単位に順次処理を行う場合につ
いて示す。この場合、図11に示すように、2値化処理
を行う画素を注目画素P(0)、注目画素P(0)を含
むラインを着目ラインとし、着目ライン中で、注目画素
を挾む前後の画素をそれぞれP(−2)、P(−1)、
P(1)、P(2)とし、着目ラインの直前に位置する
ラインで2値化処理後のラインを前ラインとし、着目ラ
インの画素P(−2)、P(−1)、P(0)、P
(1)、P(2)に対してそれぞれ、L(−2)、L
(−1)、L(0)、L(1)、L(2)とする。ま
た、着目ラインの直後に位置するラインで2値化処理前
のラインを次ラインとし、着目ラインの画素P(−
2)、P(−1)、P(0)、P(1)、P(2)に対
してそれぞれ、V(−2)、V(−1)、V(0)、V
(1)、V(2)とする。
に、画像領域を均等に細分化し個々の領域を一つの画素
として定義する。また、各画素に対する2値化処理を行
う順序として、主走査方向に位置する画素毎に順次行
い、副走査方向のライン単位に順次処理を行う場合につ
いて示す。この場合、図11に示すように、2値化処理
を行う画素を注目画素P(0)、注目画素P(0)を含
むラインを着目ラインとし、着目ライン中で、注目画素
を挾む前後の画素をそれぞれP(−2)、P(−1)、
P(1)、P(2)とし、着目ラインの直前に位置する
ラインで2値化処理後のラインを前ラインとし、着目ラ
インの画素P(−2)、P(−1)、P(0)、P
(1)、P(2)に対してそれぞれ、L(−2)、L
(−1)、L(0)、L(1)、L(2)とする。ま
た、着目ラインの直後に位置するラインで2値化処理前
のラインを次ラインとし、着目ラインの画素P(−
2)、P(−1)、P(0)、P(1)、P(2)に対
してそれぞれ、V(−2)、V(−1)、V(0)、V
(1)、V(2)とする。
【0130】また、個々の画素に対する濃度レベルを表
す多値デ−タは、本実施例では、γ補正手段50により
6ビットの多値デ−タで得られることから、濃度レベル
を64階調(0〜63階調)で表わされる。さらに、本
実施例では、64階調で表される多値デ−タを2値デ−
タに変換する2値化処理として、2値化時の量子化誤差
を算出し、2値化誤差を周辺画素の多値デ−タに付加す
ることにより、平均濃度レベルが疑似的に64階調とな
るように表わす方式である誤差拡散処理方式を用いた場
合について示すものである。
す多値デ−タは、本実施例では、γ補正手段50により
6ビットの多値デ−タで得られることから、濃度レベル
を64階調(0〜63階調)で表わされる。さらに、本
実施例では、64階調で表される多値デ−タを2値デ−
タに変換する2値化処理として、2値化時の量子化誤差
を算出し、2値化誤差を周辺画素の多値デ−タに付加す
ることにより、平均濃度レベルが疑似的に64階調とな
るように表わす方式である誤差拡散処理方式を用いた場
合について示すものである。
【0131】図12は、この誤差拡散処理を説明する説
明図であり、2値化時の2値化誤差として、前ラインの
画素L(0)、L(1)それぞれに対しE01、E0
2、また、画素P(−1)、P(0)に対しE10とす
る。この場合、図12(A)に示すように、2値化を施
す注目画素P(0)に対し、着目ラインで前画素P(−
1)の2値化誤差E10を補正係数αで補正し、注目画
素P(0)の濃度レベルに加算する。同様に、前ライン
の画素L(0)の2値化誤差E01が補正係数βで補正
され、注目画素P(0)の濃度レベルに加算する。
明図であり、2値化時の2値化誤差として、前ラインの
画素L(0)、L(1)それぞれに対しE01、E0
2、また、画素P(−1)、P(0)に対しE10とす
る。この場合、図12(A)に示すように、2値化を施
す注目画素P(0)に対し、着目ラインで前画素P(−
1)の2値化誤差E10を補正係数αで補正し、注目画
素P(0)の濃度レベルに加算する。同様に、前ライン
の画素L(0)の2値化誤差E01が補正係数βで補正
され、注目画素P(0)の濃度レベルに加算する。
【0132】さらに、前ラインの画素L(1)の2値化
誤差E02が補正係数γで補正され注目画素P(0)の
濃度レベルに加算する。言い替えると、図12(B)に
示すように、注目画素P(0)の2値化誤差E11を補
正係数α、β、γで補正したものが周辺の画素に配分さ
れる。これにより、2値化誤差を周辺画素に拡散して行
くので、量子化前後での画像の平均濃度を一致させるこ
とができる。
誤差E02が補正係数γで補正され注目画素P(0)の
濃度レベルに加算する。言い替えると、図12(B)に
示すように、注目画素P(0)の2値化誤差E11を補
正係数α、β、γで補正したものが周辺の画素に配分さ
れる。これにより、2値化誤差を周辺画素に拡散して行
くので、量子化前後での画像の平均濃度を一致させるこ
とができる。
【0133】次に、図10の2値化手段の2値化処理動
作について説明する。まず、端子71より入力された、
γ補正手段50により得られた6ビットで表される多値
データは、記憶媒体72、第2のγ補正手段74、像域
判定手段73およびエッジ強調手段75にそれぞれ供給
される。
作について説明する。まず、端子71より入力された、
γ補正手段50により得られた6ビットで表される多値
データは、記憶媒体72、第2のγ補正手段74、像域
判定手段73およびエッジ強調手段75にそれぞれ供給
される。
【0134】記憶媒体72は、γ補正手段50の出力多
値デ−タを少なくとも2ライン分記憶し、ラインセンサ
41からの読出し画素位置に相当する前2ラインの画素
の多値データとして、それぞれ前ラインの多値データ7
2aおよび前々ラインの多値データ72bを出力する。
ここで、本実施例では、図13(A)に示すように、前
ラインの多値データ72aを着目ライン、前々ラインの
多値データ72bを着目ラインに対する前ライン、端子
71の入力多値データを着目ラインに対する次ラインと
対応させて示す。
値デ−タを少なくとも2ライン分記憶し、ラインセンサ
41からの読出し画素位置に相当する前2ラインの画素
の多値データとして、それぞれ前ラインの多値データ7
2aおよび前々ラインの多値データ72bを出力する。
ここで、本実施例では、図13(A)に示すように、前
ラインの多値データ72aを着目ライン、前々ラインの
多値データ72bを着目ラインに対する前ライン、端子
71の入力多値データを着目ラインに対する次ラインと
対応させて示す。
【0135】第2のγ補正手段74は、記憶媒体72よ
り読出された前2ラインの多値データ72aと72bお
よび端子71よりの入力多値データのそれぞれについ
て、入力の濃度レベルに応じ、コントラスト調整を行
う。これは、多値画像の濃度特性や、2値化により得ら
れる画像のメリハリ等を考慮して、γ補正特性をγ補正
手段50で述べたのと同様な処理方式により実現する。
第2のγ補正手段74による補正結果は、平滑化手段7
6へ供給される。
り読出された前2ラインの多値データ72aと72bお
よび端子71よりの入力多値データのそれぞれについ
て、入力の濃度レベルに応じ、コントラスト調整を行
う。これは、多値画像の濃度特性や、2値化により得ら
れる画像のメリハリ等を考慮して、γ補正特性をγ補正
手段50で述べたのと同様な処理方式により実現する。
第2のγ補正手段74による補正結果は、平滑化手段7
6へ供給される。
【0136】エッジ強調手段75は、端子71からの入
力多値データ(次ライン)と、記憶媒体72より読み出
した多値データ72a(着目ライン)および72b(前
ライン)で、図13(c)に示すように、網目を施した
注目画素とその周辺画素の濃度レベルに対して、図のよ
うに重み係数a、b、c、d、e、f、g、h、iを定
め、各々対応する多値データとの積和演算により注目画
素P(0)の濃度レベルを決定し出力する。
力多値データ(次ライン)と、記憶媒体72より読み出
した多値データ72a(着目ライン)および72b(前
ライン)で、図13(c)に示すように、網目を施した
注目画素とその周辺画素の濃度レベルに対して、図のよ
うに重み係数a、b、c、d、e、f、g、h、iを定
め、各々対応する多値データとの積和演算により注目画
素P(0)の濃度レベルを決定し出力する。
【0137】重み係数は、注目画素P(0)に対して正
の値(e)を与えおよび周辺画素に対しては、負の値
(a、b、c、d、f、g、h、i)の値を与え、重み
係数の和が1となるように配分する。これにより、周辺
画素と注目画素P(0)の濃度レベルの差が大きいとそ
の差をより強調し、結果として線画等の画像境界部が強
調される。
の値(e)を与えおよび周辺画素に対しては、負の値
(a、b、c、d、f、g、h、i)の値を与え、重み
係数の和が1となるように配分する。これにより、周辺
画素と注目画素P(0)の濃度レベルの差が大きいとそ
の差をより強調し、結果として線画等の画像境界部が強
調される。
【0138】平滑化手段76は、第2のγ補正手段74
で補正処理された多値データで、次ライン、着目ライン
および前ラインの3つの隣接するラインの各多値データ
について、図13(B)に示すように、網目を施した注
目画素P(0)とその周辺画素の濃度レベルに対して、
図のように、重み係数a、b、c、d、e、f、g、
h、iを定め、多値データの積和演算により注目画素P
(0)の濃度レベルを決定し出力する。ここで、重み係
数は、注目画素P(0)および周辺画素に対して正の値
を与え、重み係数の和が1となるように配分する。これ
によって、画素単位の濃度レベルの変化が滑らかになる
ように平滑化する。ここで、平滑化の度合いは、重み係
数の与え方によって異なる。
で補正処理された多値データで、次ライン、着目ライン
および前ラインの3つの隣接するラインの各多値データ
について、図13(B)に示すように、網目を施した注
目画素P(0)とその周辺画素の濃度レベルに対して、
図のように、重み係数a、b、c、d、e、f、g、
h、iを定め、多値データの積和演算により注目画素P
(0)の濃度レベルを決定し出力する。ここで、重み係
数は、注目画素P(0)および周辺画素に対して正の値
を与え、重み係数の和が1となるように配分する。これ
によって、画素単位の濃度レベルの変化が滑らかになる
ように平滑化する。ここで、平滑化の度合いは、重み係
数の与え方によって異なる。
【0139】なお、平滑化のフィルタの周辺画素の領域
は、図13(B)に限定されるものではなく、網点によ
りなる多値画像の場合は、その網点の周期をカバ−する
周辺画素領域を用いて、網点周期内の平均濃度を検出す
るように平滑化する必要がある。ここでは、便宜上、原
理を示すため、図13(B)のような3×3画素領域と
した。
は、図13(B)に限定されるものではなく、網点によ
りなる多値画像の場合は、その網点の周期をカバ−する
周辺画素領域を用いて、網点周期内の平均濃度を検出す
るように平滑化する必要がある。ここでは、便宜上、原
理を示すため、図13(B)のような3×3画素領域と
した。
【0140】像域判定手段73は、例えば、図14
(A)に示すように、注目画素P(0)に対する周辺画
素で、注目画素P(0)の上部に位置する前ラインの画
素L(0)を挾む2画素L(−1)、L(1)と、注目
画素P(0)の下部に位置する次ラインの画素V(0)
を挾む2画素V(−1)、V(1)の4画素の濃度レベ
ルに着目し、注目画素P(0)との濃度レベルの差分値
を以下のように求める。
(A)に示すように、注目画素P(0)に対する周辺画
素で、注目画素P(0)の上部に位置する前ラインの画
素L(0)を挾む2画素L(−1)、L(1)と、注目
画素P(0)の下部に位置する次ラインの画素V(0)
を挾む2画素V(−1)、V(1)の4画素の濃度レベ
ルに着目し、注目画素P(0)との濃度レベルの差分値
を以下のように求める。
【0141】主走査方向に位置する2画素L(−1)、
L(1)の濃度レベルの平均値と注目画素P(0)との
濃度レベルの差分値Δ1(絶対値)を求める。
L(1)の濃度レベルの平均値と注目画素P(0)との
濃度レベルの差分値Δ1(絶対値)を求める。
【0142】
【数20】 Δ1=|{(L(−1)+L(1))/2}−P(0)| (20) 主走査方向に位置する2画素V(−1)、V(1)の濃
度レベルの平均値と注目画素P(0)との濃度レベルの
差分値Δ2(絶対値)を求める。
度レベルの平均値と注目画素P(0)との濃度レベルの
差分値Δ2(絶対値)を求める。
【0143】
【数21】 Δ2=|{(V(−1)+V(1))/2}−P(0)| (21) また、図14(B)に示すように、注目画素P(0)に
対する周辺画素で、注目画素P(0)の左隣に位置する
着目ラインの画素P(−1)を上下に挾む2画素L(−
1)、V(−1)と、注目画素P(0)の右隣に位置す
る着目ラインの画素P(1)を上下に挾む2画素L
(1)、V(1)の4画素の濃度レベルに着目し、注目
画素P(0)との濃度レベルの差分値を以下のように求
める。
対する周辺画素で、注目画素P(0)の左隣に位置する
着目ラインの画素P(−1)を上下に挾む2画素L(−
1)、V(−1)と、注目画素P(0)の右隣に位置す
る着目ラインの画素P(1)を上下に挾む2画素L
(1)、V(1)の4画素の濃度レベルに着目し、注目
画素P(0)との濃度レベルの差分値を以下のように求
める。
【0144】副走査方向に位置する2画素L(−1)、
V(−1)の濃度レベルの平均値と注目画素P(0)と
の濃度レベルの差分値Δ3(絶対値)を求める。
V(−1)の濃度レベルの平均値と注目画素P(0)と
の濃度レベルの差分値Δ3(絶対値)を求める。
【0145】
【数22】 Δ3=|{(L(−1)+V(−1))/2}−P(0)| (22) 副走査方向に位置する2画素L(1)、V(1)の濃度
レベルの平均値と注目画素P(0)との濃度レベルの差
分値Δ4(絶対値)を求める。
レベルの平均値と注目画素P(0)との濃度レベルの差
分値Δ4(絶対値)を求める。
【0146】
【数23】 Δ4=|{(L(1)+V(1))/2}−P(0)| (23) 読取り原稿の濃度レベルは、文字・線画の境界部で変化
が大きいことを利用し、注目画素と周辺画素間との差分
値により画像の輪郭部の検出を行うことが可能である。
そこで、全画素を対象として求めた画素間の差分値の分
布等から輪郭部とそれ以外を分離する最適な値を統計的
に決定し、所定値dthとして定める。この後、画素間
の差分値と所定値dthとの比較により画像の輪郭手段
であるか否かの判定を行うものとする。この結果、上記
差分値Δ1〜Δ4のうち、上記所定値dthより大とな
る差分値が存在する場合には、注目画素P(0)は画像
の輪郭手段に位置していると判定を行い、像域判定結果
を出力する。
が大きいことを利用し、注目画素と周辺画素間との差分
値により画像の輪郭部の検出を行うことが可能である。
そこで、全画素を対象として求めた画素間の差分値の分
布等から輪郭部とそれ以外を分離する最適な値を統計的
に決定し、所定値dthとして定める。この後、画素間
の差分値と所定値dthとの比較により画像の輪郭手段
であるか否かの判定を行うものとする。この結果、上記
差分値Δ1〜Δ4のうち、上記所定値dthより大とな
る差分値が存在する場合には、注目画素P(0)は画像
の輪郭手段に位置していると判定を行い、像域判定結果
を出力する。
【0147】ここで、2画素間の濃度レベルの平均値と
注目画素との濃度レベル差により領域判定を行うのは、
網点画像の網点の黒と網点間の白の濃度レベル変化を2
値画像領域と誤判定するのを避けるためである。
注目画素との濃度レベル差により領域判定を行うのは、
網点画像の網点の黒と網点間の白の濃度レベル変化を2
値画像領域と誤判定するのを避けるためである。
【0148】また、多値画像領域部に属すると判定する
場合には、濃度レベル差の度合いから、多値画像領域性
の度合い(2値画領域と多値画像領域との遷移部分処
理)を同時に定める。
場合には、濃度レベル差の度合いから、多値画像領域性
の度合い(2値画領域と多値画像領域との遷移部分処
理)を同時に定める。
【0149】なお、濃度レベルの差分値を算出するため
の多値データとして、γ補正手段50による補正処理後
の多値データを用いた場合について示したが、平滑化処
理、あるいはエッジ強調処理後の多値データ、例えば、
上記網点周期を考慮した平滑化処理後の多値データを用
いることにより、像域判別精度を高めるようにしてもよ
い。
の多値データとして、γ補正手段50による補正処理後
の多値データを用いた場合について示したが、平滑化処
理、あるいはエッジ強調処理後の多値データ、例えば、
上記網点周期を考慮した平滑化処理後の多値データを用
いることにより、像域判別精度を高めるようにしてもよ
い。
【0150】また、像域判定は、上記の方法に限定され
るものではなく、各種の判定方法を用いることができ
る。例えば、特開平2−292956号公報、特公平3
−62355号公報記載のように、網点周期性に着目
し、まず、網点領域を検出し、その後、特開昭58−1
15975号公報記載のように、文字・線画と写真画
(網点画像を除く)の濃度レベル変化量と変化の頻度の
差を利用して、文字・線画と写真画とを判別し、結果と
して、文字・線画の2値画像領域と写真(網点画像を含
む)等の多値画像領域とを判別するようにしてもよい。
るものではなく、各種の判定方法を用いることができ
る。例えば、特開平2−292956号公報、特公平3
−62355号公報記載のように、網点周期性に着目
し、まず、網点領域を検出し、その後、特開昭58−1
15975号公報記載のように、文字・線画と写真画
(網点画像を除く)の濃度レベル変化量と変化の頻度の
差を利用して、文字・線画と写真画とを判別し、結果と
して、文字・線画の2値画像領域と写真(網点画像を含
む)等の多値画像領域とを判別するようにしてもよい。
【0151】次に、図10の混合手段77は、像域判定
手段73により多値画像領域性の度合いを表す出力によ
り定める重み係数として、平滑化手段76により平滑化
された第1の多値データに対する重み係数をt、エッジ
強調手段75により、文字・線画等の画像境界部が強調
された第2の多値データに対する重み係数をu(但しt
+u=1、t≧0、u≧0)と定め、これらの重み係数
で、第1および第2の多値データの加重平均を行い、得
られた多値データを注目画素P(0)に対する濃度レベ
ルとして出力する。
手段73により多値画像領域性の度合いを表す出力によ
り定める重み係数として、平滑化手段76により平滑化
された第1の多値データに対する重み係数をt、エッジ
強調手段75により、文字・線画等の画像境界部が強調
された第2の多値データに対する重み係数をu(但しt
+u=1、t≧0、u≧0)と定め、これらの重み係数
で、第1および第2の多値データの加重平均を行い、得
られた多値データを注目画素P(0)に対する濃度レベ
ルとして出力する。
【0152】ここで、2値画領域ではエッジ強調された
値を、中間調領域では平滑化された値をそれぞれ出力
し、さらに、2値画領域と多値画領域の中間手段領域で
は、上記求めた多値画像領域性の度合いに従い、2値画
領域に近い場合は、重み係数をt≦uに、また、多値画
像領域に近い場合にはt>uと定めるようにし、注目画
素P(0)に対する濃度レベルを決定する。混合手段7
7より取り出された濃度レベルは、中間調処理部80内
の第1の加算手段81および加算制御手段79に供給さ
れる。
値を、中間調領域では平滑化された値をそれぞれ出力
し、さらに、2値画領域と多値画領域の中間手段領域で
は、上記求めた多値画像領域性の度合いに従い、2値画
領域に近い場合は、重み係数をt≦uに、また、多値画
像領域に近い場合にはt>uと定めるようにし、注目画
素P(0)に対する濃度レベルを決定する。混合手段7
7より取り出された濃度レベルは、中間調処理部80内
の第1の加算手段81および加算制御手段79に供給さ
れる。
【0153】第1の加算手段81は、混合手段77によ
り得られるLビット(L=6)で表される多値デ−タ
(0〜63)に、補正処理された周辺画素の2値化誤差
を表す第2の加算手段91よりのデ−タ(−31〜3
1)(後述)を、加算制御手段79からの出力の制御の
もとに加算し、出力(−31〜94)する。
り得られるLビット(L=6)で表される多値デ−タ
(0〜63)に、補正処理された周辺画素の2値化誤差
を表す第2の加算手段91よりのデ−タ(−31〜3
1)(後述)を、加算制御手段79からの出力の制御の
もとに加算し、出力(−31〜94)する。
【0154】2値化手段82は、この第1の加算手段8
1の出力である注目画素P(0)に対する多値デ−タ
(−31〜94)を濃度レベルに応じ、2値デ−タとし
て最小濃度レベル(白)あるいは最大濃度レベル(黒)
に変換し出力する。つまり、第1の加算手段81の出力
多値データで表される濃度レベルと、所定のしきい値t
h(例えばth=32)との大小比較を行い、しきい値
thに等しいかあるいは大きい場合には2値デ−タとし
て白、しきい値thより小さい場合には2値デ−タとし
て黒とする判定を行うものである。
1の出力である注目画素P(0)に対する多値デ−タ
(−31〜94)を濃度レベルに応じ、2値デ−タとし
て最小濃度レベル(白)あるいは最大濃度レベル(黒)
に変換し出力する。つまり、第1の加算手段81の出力
多値データで表される濃度レベルと、所定のしきい値t
h(例えばth=32)との大小比較を行い、しきい値
thに等しいかあるいは大きい場合には2値デ−タとし
て白、しきい値thより小さい場合には2値デ−タとし
て黒とする判定を行うものである。
【0155】2値化誤差算出手段83は、2値化回路8
2により得られた2値デ−タに基づき第1の加算手段8
1の出力多値デ−タに対する2値化誤差をG階調で算出
する。この算出として、2値化回路82における2値化
結果に従い、黒ならば第1の加算手段81の出力多値デ
−タの値を2値化誤差として出力し、白ならば第1の加
算手段81の出力多値デ−タの値から最小濃度レベル
(63)を差し引いた値を2値化誤差として出力する。
この場合、2値化誤差の値の範囲は、−31〜31とな
り、相対的に6ビットで表される。このことからG=6
4と規定される。
2により得られた2値デ−タに基づき第1の加算手段8
1の出力多値デ−タに対する2値化誤差をG階調で算出
する。この算出として、2値化回路82における2値化
結果に従い、黒ならば第1の加算手段81の出力多値デ
−タの値を2値化誤差として出力し、白ならば第1の加
算手段81の出力多値デ−タの値から最小濃度レベル
(63)を差し引いた値を2値化誤差として出力する。
この場合、2値化誤差の値の範囲は、−31〜31とな
り、相対的に6ビットで表される。このことからG=6
4と規定される。
【0156】記憶媒体86は、2値化誤差算出手段83
により求められた注目画素P(0)に対する6ビットの
多値データで表される2値化誤差で、ライン内の各画素
に対して同様に求めた2値化誤差を順次少なくとも1ラ
イン分記憶保持する処理を行う。また、この記憶媒体8
6は、2値化処理を施す注目画素P(0)の次画素P
(1)位置に相当する前ラインの画素L(1)につい
て、その記憶2値化誤差E02が読み出される。
により求められた注目画素P(0)に対する6ビットの
多値データで表される2値化誤差で、ライン内の各画素
に対して同様に求めた2値化誤差を順次少なくとも1ラ
イン分記憶保持する処理を行う。また、この記憶媒体8
6は、2値化処理を施す注目画素P(0)の次画素P
(1)位置に相当する前ラインの画素L(1)につい
て、その記憶2値化誤差E02が読み出される。
【0157】本実施例では、図12(a)に示すよう
に、注目画素P(0)について誤差拡散処理を行う際
に、周辺画素3画素の2値化誤差を加算する場合につい
て説明する。以下に、この加算時の処理について説明す
る。
に、注目画素P(0)について誤差拡散処理を行う際
に、周辺画素3画素の2値化誤差を加算する場合につい
て説明する。以下に、この加算時の処理について説明す
る。
【0158】まず、記憶媒体86からは、前ラインの画
素の2値化誤差が順次再生される。この際、上記したよ
うに、注目画素P(0)の次画素P(1)位置に相当す
る前ラインの画素L(1)について、その2値化誤差E
02が再生される。また、記憶媒体86から直前に再生
された画素L(0)に対する2値化誤差E01が、遅延
手段85で一旦保持されて、遅延された後、出力され
る。
素の2値化誤差が順次再生される。この際、上記したよ
うに、注目画素P(0)の次画素P(1)位置に相当す
る前ラインの画素L(1)について、その2値化誤差E
02が再生される。また、記憶媒体86から直前に再生
された画素L(0)に対する2値化誤差E01が、遅延
手段85で一旦保持されて、遅延された後、出力され
る。
【0159】また、2値化誤差算出手段83から取り出
された、注目画素P(0)に対し着目ライン内で直前の
画素P(−1)の2値化誤差E10は、遅延手段84で
一旦保持されて、遅延された後、出力される。
された、注目画素P(0)に対し着目ライン内で直前の
画素P(−1)の2値化誤差E10は、遅延手段84で
一旦保持されて、遅延された後、出力される。
【0160】以上の処理により得られた、周辺3画素の
2値化誤差E01、E02およびE10は、第1〜3の
演算手段87〜89により補正処理される。すなわち、
第1〜3の演算手段87〜89は、前画素P(−1)の
2値化誤差E10、前ラインの画素L(0)、L(1)
に対する2値化誤差E01、E02に対して、注目画素
との位置関係等から定める所定の係数α、β、γ(ただ
しα+β+γ≦1)をそれぞれ乗算することで補正処理
を行う。
2値化誤差E01、E02およびE10は、第1〜3の
演算手段87〜89により補正処理される。すなわち、
第1〜3の演算手段87〜89は、前画素P(−1)の
2値化誤差E10、前ラインの画素L(0)、L(1)
に対する2値化誤差E01、E02に対して、注目画素
との位置関係等から定める所定の係数α、β、γ(ただ
しα+β+γ≦1)をそれぞれ乗算することで補正処理
を行う。
【0161】第2の加算手段91は、このようにして、
第1〜3の演算手段87〜89により得られた補正結果
の加算処理を行い、注目画素P(0)に対する周辺画素
(L(0)、L(1)、P(−1))からの周辺誤差を
第1の加算手段81へ出力する。
第1〜3の演算手段87〜89により得られた補正結果
の加算処理を行い、注目画素P(0)に対する周辺画素
(L(0)、L(1)、P(−1))からの周辺誤差を
第1の加算手段81へ出力する。
【0162】加算制御手段79は、第2の加算手段91
の出力周辺誤差と混合手段77の出力多値データとの加
算動作を、混合手段77からの入力信号の濃度レベルに
従い制御する。すなわち、混合手段77からの入力信号
の濃度レベルが最大濃度レベル(0)あるいは最小濃度
レベル(63)の場合、第2の加算手段91からの出力
を止める処理を行う。つまり、第1の加算手段81は、
混合手段77からの入力信号の注目画素P(0)の濃度
レベルが最大あるいは最小濃度レベル以外の範囲(1〜
62)の場合にのみ、第2の加算手段91から入力され
る周辺画素からの2値化誤差を収束(加算)する動作を
行う。
の出力周辺誤差と混合手段77の出力多値データとの加
算動作を、混合手段77からの入力信号の濃度レベルに
従い制御する。すなわち、混合手段77からの入力信号
の濃度レベルが最大濃度レベル(0)あるいは最小濃度
レベル(63)の場合、第2の加算手段91からの出力
を止める処理を行う。つまり、第1の加算手段81は、
混合手段77からの入力信号の注目画素P(0)の濃度
レベルが最大あるいは最小濃度レベル以外の範囲(1〜
62)の場合にのみ、第2の加算手段91から入力され
る周辺画素からの2値化誤差を収束(加算)する動作を
行う。
【0163】このようにして得られた第1の加算手段8
1の出力データは、2値化回路82により2値化され
て、注目画素P(0)に対する2値化結果として、画素
毎に順次出力されて、選択手段92に供給される。
1の出力データは、2値化回路82により2値化され
て、注目画素P(0)に対する2値化結果として、画素
毎に順次出力されて、選択手段92に供給される。
【0164】このような誤差拡散処理により、混合手段
77より得られるLビットで表される多値データを、G
ビット(ただしGは自然数であり、G≦L)に再量子化
し、その際の量子化誤差を周辺画素に拡散して、2値化
前後の平均濃度レベルを一致させる中間調処理が施され
る。
77より得られるLビットで表される多値データを、G
ビット(ただしGは自然数であり、G≦L)に再量子化
し、その際の量子化誤差を周辺画素に拡散して、2値化
前後の平均濃度レベルを一致させる中間調処理が施され
る。
【0165】なお、第2の加算手段91において周辺画
素の量子化誤差加算時に、乱数発生手段90により、2
値量子化誤差とは独立した値を適応的に発生させ、加算
するようにしてもよい。しかしながら、加算する値とし
て、例えば、ー1あるいは1(ただしこれに限らない)
を適応的に加算し、かつ、加算による画像の平均濃度レ
ベルへの影響を及ぼさないように、加算結果の合計値が
0となるように制御するものとする。
素の量子化誤差加算時に、乱数発生手段90により、2
値量子化誤差とは独立した値を適応的に発生させ、加算
するようにしてもよい。しかしながら、加算する値とし
て、例えば、ー1あるいは1(ただしこれに限らない)
を適応的に加算し、かつ、加算による画像の平均濃度レ
ベルへの影響を及ぼさないように、加算結果の合計値が
0となるように制御するものとする。
【0166】また、本実施例では示していないが、像域
判定手段73により得られる多値画像領域性の度合いに
従い、量子化誤差の周辺画素への拡散の度合いを定める
ようにしてもよい。さらに、像域判定手段73により、
多値画像領域において、濃度レベルが変化する輪郭手段
において、輪郭の方向性(主走査方向に発生する輪郭か
あるいは幅走査方向に発生する輪郭)の検出を行い、2
値化を行う注目画素が、濃度レベルが変化する輪郭部の
近辺に位置する場合、周辺画素からの2値化誤差を加算
する際に、注目画素に対し、輪郭部を越えた箇所に位置
する周辺画素の2値化誤差を加算せず、注目画素と同一
領域内に存在する周辺画素の2値化誤差のみを加算する
ようにすることにより、各々の濃度レベル領域内で誤差
拡散処理を完結させることが可能となり、多値画像領域
における輪郭部のボケを防止するようにしてもよい。
判定手段73により得られる多値画像領域性の度合いに
従い、量子化誤差の周辺画素への拡散の度合いを定める
ようにしてもよい。さらに、像域判定手段73により、
多値画像領域において、濃度レベルが変化する輪郭手段
において、輪郭の方向性(主走査方向に発生する輪郭か
あるいは幅走査方向に発生する輪郭)の検出を行い、2
値化を行う注目画素が、濃度レベルが変化する輪郭部の
近辺に位置する場合、周辺画素からの2値化誤差を加算
する際に、注目画素に対し、輪郭部を越えた箇所に位置
する周辺画素の2値化誤差を加算せず、注目画素と同一
領域内に存在する周辺画素の2値化誤差のみを加算する
ようにすることにより、各々の濃度レベル領域内で誤差
拡散処理を完結させることが可能となり、多値画像領域
における輪郭部のボケを防止するようにしてもよい。
【0167】また、多値画像領域を2値デ−タで表示す
る中間調処理として、本実施例では誤差拡散処理により
行う場合について示したが、もちろんディザ手法により
表すようにしてもよい。
る中間調処理として、本実施例では誤差拡散処理により
行う場合について示したが、もちろんディザ手法により
表すようにしてもよい。
【0168】2値化回路78は、エッジ強調手段75に
より補正された注目画素P(0)の濃度レベルに対応す
る多値データと、所定のしきい値thとの大小比較を行
い、所定のしきい値thより大きい場合は白、それ以外
を黒とする判定を行うことにより、1ビットのディジタ
ルデ−タで表わせる2値デ−タを生成し出力する。
より補正された注目画素P(0)の濃度レベルに対応す
る多値データと、所定のしきい値thとの大小比較を行
い、所定のしきい値thより大きい場合は白、それ以外
を黒とする判定を行うことにより、1ビットのディジタ
ルデ−タで表わせる2値デ−タを生成し出力する。
【0169】選択手段92は、注目画素P(0)に対す
る2値デ−タで、誤差拡散処理により中間調処理された
2値化回路82よりの2値データと、2値化回路78に
より得られた2値データとがそれぞれ入力され、像域判
定手段73の判定結果に従い、注目画素P(0)が多値
画像領域に位置する場合には2値化回路82よりの2値
データを選択し、また、2値画領域の場合には2値化回
路78よりの2値データを選択し、図7および図10に
示す端子52へ出力する。
る2値デ−タで、誤差拡散処理により中間調処理された
2値化回路82よりの2値データと、2値化回路78に
より得られた2値データとがそれぞれ入力され、像域判
定手段73の判定結果に従い、注目画素P(0)が多値
画像領域に位置する場合には2値化回路82よりの2値
データを選択し、また、2値画領域の場合には2値化回
路78よりの2値データを選択し、図7および図10に
示す端子52へ出力する。
【0170】このように、本実施例によれば、シェーデ
ィング補正処理を行うシェーディング補正手段44とし
て図1に示した本発明の除算器を用いているため、全デ
ィジタル処理で実現できる。このことから、ハードウエ
アで構成する場合、従来のようにアナログ混在型とはな
らず、回路構成の複雑化を防ぐことができ、しかも、回
路の高集積化を容易に実現できる。さらに、本実施例で
は、ディジタル処理であることから、素子のばらつきに
よる動作特性への影響をほとんど考慮せず、ほぼ均一な
動作特性を得ることができる。
ィング補正処理を行うシェーディング補正手段44とし
て図1に示した本発明の除算器を用いているため、全デ
ィジタル処理で実現できる。このことから、ハードウエ
アで構成する場合、従来のようにアナログ混在型とはな
らず、回路構成の複雑化を防ぐことができ、しかも、回
路の高集積化を容易に実現できる。さらに、本実施例で
は、ディジタル処理であることから、素子のばらつきに
よる動作特性への影響をほとんど考慮せず、ほぼ均一な
動作特性を得ることができる。
【0171】また、精度の高いシェーディング補正結果
を要する場合であっても、本実施例によれば、除算器の
回路規模を増大させることなく、高精度な演算結果を得
ることができる。従って、このようなシェーディング補
正を行うことにより、ラインセンサ41に設けられる結
像レンズの集光特性や、センサアレイの電気的特性の歪
みの影響あるいは温度特性により、読取原稿の同一濃度
を読取った場合であっても、センサ位置によって、出力
電圧値が均一とはならず正確な読取が行なえない場合で
あっても、この歪みを高精度で取り除くことができ、読
取原稿の同一濃度に対し得られる多値データの値をほぼ
均一な値として得ることができる。
を要する場合であっても、本実施例によれば、除算器の
回路規模を増大させることなく、高精度な演算結果を得
ることができる。従って、このようなシェーディング補
正を行うことにより、ラインセンサ41に設けられる結
像レンズの集光特性や、センサアレイの電気的特性の歪
みの影響あるいは温度特性により、読取原稿の同一濃度
を読取った場合であっても、センサ位置によって、出力
電圧値が均一とはならず正確な読取が行なえない場合で
あっても、この歪みを高精度で取り除くことができ、読
取原稿の同一濃度に対し得られる多値データの値をほぼ
均一な値として得ることができる。
【0172】また、本実施例ではピーク補正処理を行う
場合、ピーク補正手段49として例えば図1と同一構成
の本発明の除算器を用いている。このため、全ディジタ
ル処理で実現できることから、上記したようにハードウ
エアで構成する場合、従来のようにアナログ混在型とは
ならず、回路構成の複雑化を防ぎ、なおかつ、回路の高
集積化が容易にでき、また、ディジタル処理であること
から、素子のばらつきによる動作特性への影響をほとん
ど考慮せず、ほぼ均一な動作特性を得ることができる。
場合、ピーク補正手段49として例えば図1と同一構成
の本発明の除算器を用いている。このため、全ディジタ
ル処理で実現できることから、上記したようにハードウ
エアで構成する場合、従来のようにアナログ混在型とは
ならず、回路構成の複雑化を防ぎ、なおかつ、回路の高
集積化が容易にでき、また、ディジタル処理であること
から、素子のばらつきによる動作特性への影響をほとん
ど考慮せず、ほぼ均一な動作特性を得ることができる。
【0173】また、精度の高いピーク補正結果を要する
場合であっても、除算器の回路規模を増大させることな
く、高精度な演算結果を得ることが容易に可能となる。
このようなピーク補正を行うことにより、読取原稿の地
濃度に濃度がある場合であっても、ピーク検出手段46
および地濃度追跡手段47により、効果的に地濃度を検
出できる。従って、検出した地濃度でピーク補正手段4
9により画素単位で正規化することにより、原稿地濃度
を多値データの高値に割り当てることができる。
場合であっても、除算器の回路規模を増大させることな
く、高精度な演算結果を得ることが容易に可能となる。
このようなピーク補正を行うことにより、読取原稿の地
濃度に濃度がある場合であっても、ピーク検出手段46
および地濃度追跡手段47により、効果的に地濃度を検
出できる。従って、検出した地濃度でピーク補正手段4
9により画素単位で正規化することにより、原稿地濃度
を多値データの高値に割り当てることができる。
【0174】これにより、地濃度レベルと画情報を表す
濃度レベルとの濃度レベル差が小さい場合(コントラス
トが低い)であっても、ピーク補正手段49による地濃
度補正処理により、コントラストを上げることが可能と
なり、2値化処理時に、読取原稿の地濃度と画情報とを
分離し易くなり、同時に得られる2値画像の高画質化を
図ることができる。
濃度レベルとの濃度レベル差が小さい場合(コントラス
トが低い)であっても、ピーク補正手段49による地濃
度補正処理により、コントラストを上げることが可能と
なり、2値化処理時に、読取原稿の地濃度と画情報とを
分離し易くなり、同時に得られる2値画像の高画質化を
図ることができる。
【0175】また、地濃度追跡手段47において画素お
よびライン単位でキメ細かく原稿地濃度を追従すること
から、例えば、読取原稿内で、地濃度が逐次変化するよ
うな場合であっても、精度良く地濃度補正を行なえ、得
られる2値あるいは多値画像の高画質化を容易に達成す
ることが可能である。
よびライン単位でキメ細かく原稿地濃度を追従すること
から、例えば、読取原稿内で、地濃度が逐次変化するよ
うな場合であっても、精度良く地濃度補正を行なえ、得
られる2値あるいは多値画像の高画質化を容易に達成す
ることが可能である。
【0176】また、例えば、像域判定手段73により2
値画領域に位置すると判定できる最大濃度レベル領域あ
るいは最小濃度レベル領域、特に、文字・線画領域の輪
郭部において、誤差拡散処理を行なった場合、周辺画素
の2値量子化誤差が加算されることから、階調表現され
てしまい輪郭ボケとなり、このことが、結果的に画質劣
化の原因となってしまう。しかし、本実施例によれば、
加算制御手段79において、入力信号の濃度レベルに従
い、最大濃度レベル(0)あるいは最小濃度レベル(6
3)ならば、周辺画素からの2値化誤差を加算しないよ
うに制御することにより、2値化により得られる画像の
文字・線画の境界部における“ボケ”を防止することが
できる。
値画領域に位置すると判定できる最大濃度レベル領域あ
るいは最小濃度レベル領域、特に、文字・線画領域の輪
郭部において、誤差拡散処理を行なった場合、周辺画素
の2値量子化誤差が加算されることから、階調表現され
てしまい輪郭ボケとなり、このことが、結果的に画質劣
化の原因となってしまう。しかし、本実施例によれば、
加算制御手段79において、入力信号の濃度レベルに従
い、最大濃度レベル(0)あるいは最小濃度レベル(6
3)ならば、周辺画素からの2値化誤差を加算しないよ
うに制御することにより、2値化により得られる画像の
文字・線画の境界部における“ボケ”を防止することが
できる。
【0177】なお、本実施例では誤差拡散処理を行う
際、周辺画素からの2値化誤差の加算を行う場合、上記
したように周辺3画素の2値量子化誤差を対象とし、そ
れぞれに固定の補正係数α、β、γを乗算演算を行うこ
とで補正処理する場合についてのみ示したが、乗算演算
の代わりに、ルックアップテ−ブル方式により同様の処
理を達成するようにしてもよい。
際、周辺画素からの2値化誤差の加算を行う場合、上記
したように周辺3画素の2値量子化誤差を対象とし、そ
れぞれに固定の補正係数α、β、γを乗算演算を行うこ
とで補正処理する場合についてのみ示したが、乗算演算
の代わりに、ルックアップテ−ブル方式により同様の処
理を達成するようにしてもよい。
【0178】例えば補正係数α=0.6、β=0.3、γ=0.
1の場合、図15に示すように、変換テ−ブルの値を定
めることができる(正の値についてのみ示しているのは
正負で同値とするため)。さらに、ルックアップテ−ブ
ル方式によれば、補正係数を固定する場合に比べ、補正
処理をより細かく制御することが可能である。また、テ
−ブルデ−タを最適化することにより、疑似的に中間調
で表される出力2値画像中に、特定模様(テクスチャ)
等の弊害の発生を少なくすることが可能となる。
1の場合、図15に示すように、変換テ−ブルの値を定
めることができる(正の値についてのみ示しているのは
正負で同値とするため)。さらに、ルックアップテ−ブ
ル方式によれば、補正係数を固定する場合に比べ、補正
処理をより細かく制御することが可能である。また、テ
−ブルデ−タを最適化することにより、疑似的に中間調
で表される出力2値画像中に、特定模様(テクスチャ)
等の弊害の発生を少なくすることが可能となる。
【0179】また、誤差拡散処理時、周辺の2値化誤差
を加算を行う際に、乱数を加えることにより、得られる
2値画像に固定の模様(テクスチャ)が発生することを
防止し、2値画像の滑らかさを実現することを示した。
しかし、乱数を加算する位置は、これに限らず、2値化
処理前の処理手段、例えば、シェーディング補正手段の
前後で加算処理を行うようにしてもよい。また、アナロ
グ信号で表されるラインセンサの出力に付加するように
しても何ら問題はない。
を加算を行う際に、乱数を加えることにより、得られる
2値画像に固定の模様(テクスチャ)が発生することを
防止し、2値画像の滑らかさを実現することを示した。
しかし、乱数を加算する位置は、これに限らず、2値化
処理前の処理手段、例えば、シェーディング補正手段の
前後で加算処理を行うようにしてもよい。また、アナロ
グ信号で表されるラインセンサの出力に付加するように
しても何ら問題はない。
【0180】また、誤差拡散処理を行う際に対象とする
領域および誤差拡散方向として、一手法のみ示したが、
もちろんこの限りではなく、他の対象領域あるいは拡散
方向とした場合であっても、同様な効果を得られる。
領域および誤差拡散方向として、一手法のみ示したが、
もちろんこの限りではなく、他の対象領域あるいは拡散
方向とした場合であっても、同様な効果を得られる。
【0181】さらに、本実施例では、アナログの入力信
号として画像信号を扱う場合についてのみ示したが、も
ちろんこれに限らず、例えば、音声信号等の除算処理を
行う際に、同様な構成により同様な効果を実現できるこ
とは言うまでもない。
号として画像信号を扱う場合についてのみ示したが、も
ちろんこれに限らず、例えば、音声信号等の除算処理を
行う際に、同様な構成により同様な効果を実現できるこ
とは言うまでもない。
【0182】ところで、L階調で表される多値データを
2値化する場合に、像域分離により、読み取り原稿の特
徴として、文字・線画領域とその画像の輪郭、および、
網点・写真画領域を効果的に抽出し、それぞれの特徴に
合わせた2値化処理を行うことにより、得られる2値画
像のさらなる高画質化を図ることが可能となる。つま
り、原稿が写真画・網点画の多値画像領域にある場合
は、誤差拡散処理により、疑似的に中間調で表すように
し、なおかつ、網点画像のような中間調的画像で、MT
F特性と網点画像の網点周期との関係から、センサから
読み取られる濃度レベルが不均一である場合であって
も、誤差拡散処理により、周辺画素との濃度レベルの平
均化処理を行うことから、出力2値画像中にモアレ等の
弊害の発生を少なくする高画質化が可能である。
2値化する場合に、像域分離により、読み取り原稿の特
徴として、文字・線画領域とその画像の輪郭、および、
網点・写真画領域を効果的に抽出し、それぞれの特徴に
合わせた2値化処理を行うことにより、得られる2値画
像のさらなる高画質化を図ることが可能となる。つま
り、原稿が写真画・網点画の多値画像領域にある場合
は、誤差拡散処理により、疑似的に中間調で表すように
し、なおかつ、網点画像のような中間調的画像で、MT
F特性と網点画像の網点周期との関係から、センサから
読み取られる濃度レベルが不均一である場合であって
も、誤差拡散処理により、周辺画素との濃度レベルの平
均化処理を行うことから、出力2値画像中にモアレ等の
弊害の発生を少なくする高画質化が可能である。
【0183】一方、原稿が文字・線画の2値画領域にあ
る場合には、しきい値と濃度レベルの大小比較により2
値化するとした単純2値化処理を施す。ここで、シェー
ディング補正処理あるいはピーク補正処理により、補正
しきれなかった成分あるいは演算誤差は、多値データ上
にノイズ成分となって現われる。ところが、この多値デ
ータを2値化処理する際、固定のしきい値による大小比
較では、しきい値前後で振れる多値データに対し、ノイ
ズの影響により、しきい値を前後してしまい、結果的
に、得られる2値データが不連続になってしまう恐れが
多大にある。
る場合には、しきい値と濃度レベルの大小比較により2
値化するとした単純2値化処理を施す。ここで、シェー
ディング補正処理あるいはピーク補正処理により、補正
しきれなかった成分あるいは演算誤差は、多値データ上
にノイズ成分となって現われる。ところが、この多値デ
ータを2値化処理する際、固定のしきい値による大小比
較では、しきい値前後で振れる多値データに対し、ノイ
ズの影響により、しきい値を前後してしまい、結果的
に、得られる2値データが不連続になってしまう恐れが
多大にある。
【0184】そこで、本実施例では示していないが、例
えば、像域判定手段73により、単純2値化処理ではノ
ッチ発生により画質劣化を避けられない文字・線画領域
における画像の輪郭部を抽出し、濃度レベルに合わせた
しきい値を適応的に定める処理を行なったり、輪郭部に
おいて隣接画素の2値データの連続性を保つために同一
輪郭部に属する隣接画素の2値データに従う最適なしき
い値を適応的に定めるようにしたヒステリシス2値化処
理を行う平滑化処理により、濃度レベルが急峻且つ不安
定に変化する文字・線画領域などの2値画領域における
輪郭部での2値データが不連続(ノッチ)となることを
極力抑えることが可能である。この結果、得られる2値
画像のさらなる高画質化を達成することができる。さら
には、上記したシェーディング補正処理あるいはピーク
補正処理により、補正しきれなかった成分あるいは演算
誤差によるノイズ成分をも補正できる。
えば、像域判定手段73により、単純2値化処理ではノ
ッチ発生により画質劣化を避けられない文字・線画領域
における画像の輪郭部を抽出し、濃度レベルに合わせた
しきい値を適応的に定める処理を行なったり、輪郭部に
おいて隣接画素の2値データの連続性を保つために同一
輪郭部に属する隣接画素の2値データに従う最適なしき
い値を適応的に定めるようにしたヒステリシス2値化処
理を行う平滑化処理により、濃度レベルが急峻且つ不安
定に変化する文字・線画領域などの2値画領域における
輪郭部での2値データが不連続(ノッチ)となることを
極力抑えることが可能である。この結果、得られる2値
画像のさらなる高画質化を達成することができる。さら
には、上記したシェーディング補正処理あるいはピーク
補正処理により、補正しきれなかった成分あるいは演算
誤差によるノイズ成分をも補正できる。
【0185】次に、本発明の画像信号読取装置の第2実
施例について説明する。図16は本発明の画像信号読取
装置の第2実施例のブロック図を示す。同図中、図1お
よび図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
施例について説明する。図16は本発明の画像信号読取
装置の第2実施例のブロック図を示す。同図中、図1お
よび図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0186】本実施例は、図16に示すように、ピーク
検出手段45、ピーク保持手段46、地濃度追跡手段4
7、第2の選択手段48およびピーク補正手段49によ
り構成されるピーク補正処理部を、A/D変換手段42
の次段に位置させたものである。
検出手段45、ピーク保持手段46、地濃度追跡手段4
7、第2の選択手段48およびピーク補正手段49によ
り構成されるピーク補正処理部を、A/D変換手段42
の次段に位置させたものである。
【0187】これにより、ラインセンサ41から読取っ
た画像の濃度レベルを画素単位にサンプリングし、濃度
レベルをMビット(ここではM=8)の分解能で表す多
値デ−タに変換するA/D変換手段42より取り出され
た、各画素に対する多値デ−タ(0〜255)は、ピー
ク検出手段45によりライン内での多値データの最大値
いわゆる白ピーク値の検出と、ライン途中の最大値の検
出とが行われる。
た画像の濃度レベルを画素単位にサンプリングし、濃度
レベルをMビット(ここではM=8)の分解能で表す多
値デ−タに変換するA/D変換手段42より取り出され
た、各画素に対する多値デ−タ(0〜255)は、ピー
ク検出手段45によりライン内での多値データの最大値
いわゆる白ピーク値の検出と、ライン途中の最大値の検
出とが行われる。
【0188】ピーク補正手段49は、シェーディング補
正手段44の演算処理と同様な処理により、A/D変換
手段42により得られる多値データに対し、第2の選択
手段48により選択された8ビットの多値データで表さ
れる白ピーク値あるいは読取原稿地濃度のいずれかの値
で除算演算を行い、8ビットで表される多値データで正
規化を行い出力する所謂ピーク補正処理を行う。
正手段44の演算処理と同様な処理により、A/D変換
手段42により得られる多値データに対し、第2の選択
手段48により選択された8ビットの多値データで表さ
れる白ピーク値あるいは読取原稿地濃度のいずれかの値
で除算演算を行い、8ビットで表される多値データで正
規化を行い出力する所謂ピーク補正処理を行う。
【0189】記憶媒体100は、ピーク補正手段49に
より得られた8ビットで表される多値データθをNビッ
ト(ここではN=8)分で、少なくとも1ライン分記憶
保持し、所定のタイミングで記憶されている多値データ
を読み出し出力する。シェーディング補正手段101
は、前記シェーディング手段44と同一構成であり、ピ
ーク補正手段49により得られた8ビットで表される多
値データθを被除数とし、記憶媒体100より読み出さ
れた多値データλで、読取画素位置に相当する多値デー
タλを除数として除算処理を行い、得られた除算結果を
Sビット(ここではS=8)、つまり、256階調で正
規化した多値データを出力する。
より得られた8ビットで表される多値データθをNビッ
ト(ここではN=8)分で、少なくとも1ライン分記憶
保持し、所定のタイミングで記憶されている多値データ
を読み出し出力する。シェーディング補正手段101
は、前記シェーディング手段44と同一構成であり、ピ
ーク補正手段49により得られた8ビットで表される多
値データθを被除数とし、記憶媒体100より読み出さ
れた多値データλで、読取画素位置に相当する多値デー
タλを除数として除算処理を行い、得られた除算結果を
Sビット(ここではS=8)、つまり、256階調で正
規化した多値データを出力する。
【0190】すなわち、シェーディング補正手段101
は、各画素の各々について、記憶媒体100より読み出
された多値データで表されるシェーディング波形の値λ
を除数とし、ピーク補正手段49の出力である多値デー
タθを被除数として、出力レベルの割合を求め、Sビッ
ト(ここではS=8)で表される多値データに換算する
ことで、正規化処理、いわゆるシェーディング補正処理
を達成する。これにより、例えば、読取原稿の濃度レベ
ルが限りなく低い場合(真白原稿)に、演算処理手段1
04により得られる多値データは255(d)、逆に、
濃度レベルが限りなく高い場合(真黒原稿)に多値デー
タは0(d)に正規化される。
は、各画素の各々について、記憶媒体100より読み出
された多値データで表されるシェーディング波形の値λ
を除数とし、ピーク補正手段49の出力である多値デー
タθを被除数として、出力レベルの割合を求め、Sビッ
ト(ここではS=8)で表される多値データに換算する
ことで、正規化処理、いわゆるシェーディング補正処理
を達成する。これにより、例えば、読取原稿の濃度レベ
ルが限りなく低い場合(真白原稿)に、演算処理手段1
04により得られる多値データは255(d)、逆に、
濃度レベルが限りなく高い場合(真黒原稿)に多値デー
タは0(d)に正規化される。
【0191】以上に示したシェーディング補正処理によ
り、ラインセンサ41により読み取られた原稿濃度は、
各画素のセンサ出力歪が補正されることから、読取原稿
の同一濃度レベルに対するシェーディング補正結果はラ
イン内でほぼ均一な値を得ることができる。
り、ラインセンサ41により読み取られた原稿濃度は、
各画素のセンサ出力歪が補正されることから、読取原稿
の同一濃度レベルに対するシェーディング補正結果はラ
イン内でほぼ均一な値を得ることができる。
【0192】ラインセンサ41により読み取られた読取
原稿に対する多値データで、ピーク補正手段49および
シェーディング補正手段101により補正処理された8
ビットの多値データは、γ補正手段50により、前述し
たγ補正処理と同様なγ補正処理を施されることによ
り、8ビット精度あるいはそれ以下のビット精度、例え
ば、6ビット精度の多値データとされる。
原稿に対する多値データで、ピーク補正手段49および
シェーディング補正手段101により補正処理された8
ビットの多値データは、γ補正手段50により、前述し
たγ補正処理と同様なγ補正処理を施されることによ
り、8ビット精度あるいはそれ以下のビット精度、例え
ば、6ビット精度の多値データとされる。
【0193】本実施例によれば、ラインセンサ41によ
り読取原稿を読み取った際の読取信号の補正処理時、A
/D変換手段42の次段でピーク補正処理を行うように
している。このため、A/D変換手段42でアナログ信
号を多値データに変換する際に、A/D変換手段42で
の基準信号を固定とした場合、入力白基準信号の最大値
が必ずしもA/D変換手段42の出力し得るMビット
(M=8)で表される多値データの最大値とはならない
場合であっても、本実施例によれば、ピーク補正処理に
より入力白基準信号の最大値がMビット(M=8)で表
される多値データの最大値となるように補正処理を行う
ことが可能となる。よって、ラインセンサ41に対する
入力白基準信号をシェーディング波形として精度良く取
り込むことが可能となる。さらに、本実施例では、精度
の高いシェーディング波形を用いてシェーディング補正
を行うことから、高精度な補正結果を得ることができ
る。
り読取原稿を読み取った際の読取信号の補正処理時、A
/D変換手段42の次段でピーク補正処理を行うように
している。このため、A/D変換手段42でアナログ信
号を多値データに変換する際に、A/D変換手段42で
の基準信号を固定とした場合、入力白基準信号の最大値
が必ずしもA/D変換手段42の出力し得るMビット
(M=8)で表される多値データの最大値とはならない
場合であっても、本実施例によれば、ピーク補正処理に
より入力白基準信号の最大値がMビット(M=8)で表
される多値データの最大値となるように補正処理を行う
ことが可能となる。よって、ラインセンサ41に対する
入力白基準信号をシェーディング波形として精度良く取
り込むことが可能となる。さらに、本実施例では、精度
の高いシェーディング波形を用いてシェーディング補正
を行うことから、高精度な補正結果を得ることができ
る。
【0194】次に、本発明の画像信号読取装置の第3実
施例について説明する。図17は本発明の画像信号読取
装置の第3実施例のブロック図を示す。同図中、図1お
よび図16と同一構成部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。
施例について説明する。図17は本発明の画像信号読取
装置の第3実施例のブロック図を示す。同図中、図1お
よび図16と同一構成部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。
【0195】本実施例は、図17に示すように、記憶媒
体110、被除数を選択する被除数選択手段111、除
数を選択する除数選択手段112、分割処理制御手段1
13、前述の多値データ分割手段3、第1の選択手段
4、除算手段5、半値化手段6、遅延手段7、端数処理
手段8および加算手段9より構成される演算手段11
4、演算手段114の除算処理により得られた多値デー
タで所望の多値データを抽出するデータ抽出手段115
および116などを有する。
体110、被除数を選択する被除数選択手段111、除
数を選択する除数選択手段112、分割処理制御手段1
13、前述の多値データ分割手段3、第1の選択手段
4、除算手段5、半値化手段6、遅延手段7、端数処理
手段8および加算手段9より構成される演算手段11
4、演算手段114の除算処理により得られた多値デー
タで所望の多値データを抽出するデータ抽出手段115
および116などを有する。
【0196】被除数選択手段111は、A/D変換手段
42の出力かデータ抽出手段115の出力多値データθ
のいずれかを分割処理制御手段113の制御信号に従い
選択し出力する。除数選択手段112は、第2の選択手
段48により得られた多値データか、記憶媒体110の
出力多値データλのいずれかを分割処理制御手段113
の制御信号に従い選択し出力する。
42の出力かデータ抽出手段115の出力多値データθ
のいずれかを分割処理制御手段113の制御信号に従い
選択し出力する。除数選択手段112は、第2の選択手
段48により得られた多値データか、記憶媒体110の
出力多値データλのいずれかを分割処理制御手段113
の制御信号に従い選択し出力する。
【0197】この場合、分割処理制御手段113は、被
除数選択手段111でA/D変換手段42の出力を選択
した場合には、第2の選択手段48により得られた多値
データを除数選択手段112により選択させ、一方、被
除数選択手段111でデータ抽出手段115の出力多値
データθを選択した場合には、記憶媒体110の出力多
値データλを除数選択手段112により選択させる。
除数選択手段111でA/D変換手段42の出力を選択
した場合には、第2の選択手段48により得られた多値
データを除数選択手段112により選択させ、一方、被
除数選択手段111でデータ抽出手段115の出力多値
データθを選択した場合には、記憶媒体110の出力多
値データλを除数選択手段112により選択させる。
【0198】データ抽出手段115は、被除数選択手段
111でA/D変換手段42の出力を被除数として選択
し、除数選択手段112で第2の選択手段48により得
られた多値データを除数として選択したとき、演算手段
114により除算および正規化処理を行った結果、すな
わち、ピーク補正処理された演算結果を、分割処理制御
手段113よりの制御信号に従い、抽出し出力する。
111でA/D変換手段42の出力を被除数として選択
し、除数選択手段112で第2の選択手段48により得
られた多値データを除数として選択したとき、演算手段
114により除算および正規化処理を行った結果、すな
わち、ピーク補正処理された演算結果を、分割処理制御
手段113よりの制御信号に従い、抽出し出力する。
【0199】データ抽出手段116は、被除数選択手段
111でデータ抽出手段115の出力を被除数として選
択し、除数選択手段115で記憶媒体103の出力λを
除数として選択したときの演算手段114により除算お
よび正規化処理を行った結果、すなわちシェーディング
補正処理された結果を、分割処理制御手段113よりの
制御信号に従い抽出し出力する。
111でデータ抽出手段115の出力を被除数として選
択し、除数選択手段115で記憶媒体103の出力λを
除数として選択したときの演算手段114により除算お
よび正規化処理を行った結果、すなわちシェーディング
補正処理された結果を、分割処理制御手段113よりの
制御信号に従い抽出し出力する。
【0200】本実施例によれば、第2実施例と同様の効
果が得られると共に、演算手段114をピーク補正処理
用の演算手段およびシェーディング補正用の演算手段と
して時分割で共有するようにしている。このため、本来
2つの演算手段が必要であるにも係わらず、1つの演算
手段で実現できることから、演算手段を複数個用意する
必要はなく、回路規模を低減化することができる。
果が得られると共に、演算手段114をピーク補正処理
用の演算手段およびシェーディング補正用の演算手段と
して時分割で共有するようにしている。このため、本来
2つの演算手段が必要であるにも係わらず、1つの演算
手段で実現できることから、演算手段を複数個用意する
必要はなく、回路規模を低減化することができる。
【0201】なお、本実施例では演算手段114を別な
使用目的で時分割多重して使用する場合に、2分割して
使用する場合についてのみ示しているが、もちろん、こ
れに限らず、他の目的で複数回時分割多重して使用する
場合についても、本実施例で示した本構成と同様な構成
により容易に達成することができる。
使用目的で時分割多重して使用する場合に、2分割して
使用する場合についてのみ示しているが、もちろん、こ
れに限らず、他の目的で複数回時分割多重して使用する
場合についても、本実施例で示した本構成と同様な構成
により容易に達成することができる。
【0202】次に、本発明の画像信号読取装置の第4実
施例について説明する。図18は本発明の画像信号読取
装置の第4実施例のブロック図を示す。同図中、図1お
よび図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
施例について説明する。図18は本発明の画像信号読取
装置の第4実施例のブロック図を示す。同図中、図1お
よび図7と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0203】本実施例は、文字・線画や写真等の多値デ
ータ画像を、線順次に、ラインセンサ41(CCDセン
サや密着センサ等で、例えば画像の濃度レベルを読取
り、その濃度レベルに応じ出力電圧値を変化させる)に
より、1次元的に走査(主走査方向)およびセンサ位置
を順次移動(副走査方向)することにより、画像の濃度
レベルを読取るものである。そして、読取った濃度レベ
ルを、画素単位にサンプリングを行い、多階調で表され
る画像の濃度レベルを多値ディジタルデ−タ(濃度レベ
ルの高い側を黒、低い側を白に割当てる)で表し、濃度
レベルの大小に応じ白(最小濃度レベル)あるいは黒
(最大濃度レベル)で2値化を行い、2値化されたデ−
タを、MH符号化あるいはMR符号化等によりデ−タ圧
縮を行なう符号化を施した後、蓄積あるいは伝送する画
像伝送装置(例えばG3規格ファクシミリ装置)の読取
画像の2値化処理装置に適用したものである。
ータ画像を、線順次に、ラインセンサ41(CCDセン
サや密着センサ等で、例えば画像の濃度レベルを読取
り、その濃度レベルに応じ出力電圧値を変化させる)に
より、1次元的に走査(主走査方向)およびセンサ位置
を順次移動(副走査方向)することにより、画像の濃度
レベルを読取るものである。そして、読取った濃度レベ
ルを、画素単位にサンプリングを行い、多階調で表され
る画像の濃度レベルを多値ディジタルデ−タ(濃度レベ
ルの高い側を黒、低い側を白に割当てる)で表し、濃度
レベルの大小に応じ白(最小濃度レベル)あるいは黒
(最大濃度レベル)で2値化を行い、2値化されたデ−
タを、MH符号化あるいはMR符号化等によりデ−タ圧
縮を行なう符号化を施した後、蓄積あるいは伝送する画
像伝送装置(例えばG3規格ファクシミリ装置)の読取
画像の2値化処理装置に適用したものである。
【0204】図18において、120は読取画像の縮小
拡大を行なうサイズ変換手段、121は2値デ−タをM
H符号化あるいはMR符号化等により符号化を行ないデ
−タ圧縮を行なう符号化手段、122は符号化デ−タを
変調するモデム、123は変調された符号化データを伝
送する回線である。
拡大を行なうサイズ変換手段、121は2値デ−タをM
H符号化あるいはMR符号化等により符号化を行ないデ
−タ圧縮を行なう符号化手段、122は符号化デ−タを
変調するモデム、123は変調された符号化データを伝
送する回線である。
【0205】本実施例は、図7に示した第1実施例と同
様の処理により得られた2値データが2値化手段51よ
りサイズ変換手段120に供給され、ここで、補間処
理、間引処理、あるいは論理演算処理等により、読取原
稿のサイズに対する拡大・縮小処理、移動処理(回転移
動、並行移動、反転移動等)、スム−ジング処理等が行
われる。
様の処理により得られた2値データが2値化手段51よ
りサイズ変換手段120に供給され、ここで、補間処
理、間引処理、あるいは論理演算処理等により、読取原
稿のサイズに対する拡大・縮小処理、移動処理(回転移
動、並行移動、反転移動等)、スム−ジング処理等が行
われる。
【0206】符号化手段121は、サイズ変換手段12
0により処理された2値デ−タをG3ファクシミリの1
次元符号化の国際標準方式として採用されているMH符
号化あるいはMR符号化によりデ−タ圧縮する。この符
号化方式は、2値デ−タのラン・レングスの発生頻度に
従い、発生頻度の高いラン・レングスには短い符号語
を、また、発生頻度の低いラン・レングスには長い符号
語を割り当てることにより、デ−タ圧縮を行なうもので
ある。符号化手段121により圧縮された符号化デ−タ
は、モデム122により変調されて回線123へ出力さ
れる。
0により処理された2値デ−タをG3ファクシミリの1
次元符号化の国際標準方式として採用されているMH符
号化あるいはMR符号化によりデ−タ圧縮する。この符
号化方式は、2値デ−タのラン・レングスの発生頻度に
従い、発生頻度の高いラン・レングスには短い符号語
を、また、発生頻度の低いラン・レングスには長い符号
語を割り当てることにより、デ−タ圧縮を行なうもので
ある。符号化手段121により圧縮された符号化デ−タ
は、モデム122により変調されて回線123へ出力さ
れる。
【0207】本実施例によれば、第1実施例と同じ効果
を有し、回路構成が簡単で高画質のファクシミリ装置を
実現できる。なお、本実施例では、サイズ変換処理を、
2値データの状態で行う場合について示したが、もちろ
ん、多値データの状態で同様なサイズ変換処理を行うこ
とにより、より高画質な2値画像を得るようにしてもよ
い。
を有し、回路構成が簡単で高画質のファクシミリ装置を
実現できる。なお、本実施例では、サイズ変換処理を、
2値データの状態で行う場合について示したが、もちろ
ん、多値データの状態で同様なサイズ変換処理を行うこ
とにより、より高画質な2値画像を得るようにしてもよ
い。
【0208】さらに、本発明は、以上の実施例で示した
画像信号読取装置により得られた、2値デ−タあるいは
多値データを、他のデ−タ処理装置(例えば画像生成装
置、デ−タ記録再生装置あるいはデ−タ送受信装置)で
利用するようにしてもよい。
画像信号読取装置により得られた、2値デ−タあるいは
多値データを、他のデ−タ処理装置(例えば画像生成装
置、デ−タ記録再生装置あるいはデ−タ送受信装置)で
利用するようにしてもよい。
【0209】また、本発明の画像信号読取装置は、ハ−
ドウエア構成による処理方式を用いて達成する実施例に
ついて説明したが、構成方式あるいは構成要素をこれに
限るものではない。さらに、本発明に基づく処理方式
を、ソフトウエア処理あるいはDSP(Digital Signal
Processor)等の専用の演算処理装置を用いて行う際
も、同様な処理構成により同様な効果を実現できる。
ドウエア構成による処理方式を用いて達成する実施例に
ついて説明したが、構成方式あるいは構成要素をこれに
限るものではない。さらに、本発明に基づく処理方式
を、ソフトウエア処理あるいはDSP(Digital Signal
Processor)等の専用の演算処理装置を用いて行う際
も、同様な処理構成により同様な効果を実現できる。
【0210】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の除算器に
よれば、被除数のビット数をMビットからNビットに低
減することにより、本来(M+N)ビットのアドレス端
子が必要であった除算手段内の記憶回路を、少ない(K
+N)ビットのアドレス端子を有するものを使用するこ
とができるため、被除数のビット数Mを半減化させるこ
ともでき、よって記憶回路の容量を従来よりも縮小する
ことができ、しかも、高精度の除算結果を得ることがで
きる。これにより、本発明によれば、除算器の演算ビッ
ト数を増加させた場合であっても、ビット数に対する回
路規模の指数関数的な増大化を防止することができる。
よれば、被除数のビット数をMビットからNビットに低
減することにより、本来(M+N)ビットのアドレス端
子が必要であった除算手段内の記憶回路を、少ない(K
+N)ビットのアドレス端子を有するものを使用するこ
とができるため、被除数のビット数Mを半減化させるこ
ともでき、よって記憶回路の容量を従来よりも縮小する
ことができ、しかも、高精度の除算結果を得ることがで
きる。これにより、本発明によれば、除算器の演算ビッ
ト数を増加させた場合であっても、ビット数に対する回
路規模の指数関数的な増大化を防止することができる。
【0211】また、本発明の画像信号読取装置によれ
ば、補正手段として上記の本発明の除算器を用いて除算
処理を行うことにより全ディジタル処理で補正手段を実
現できるため、ハードウェアで構成する場合従来のよう
なアナログ混在型とならず、回路構成の複雑化を防ぐこ
とができ、しかも回路の高集積化を容易に実現できる。
さらに、本発明装置ではディジタル処理であることか
ら、素子のばらつきによる動作特性への影響をほとんど
考慮せず、ほぼ均一な動作特性への影響をほとんど考慮
することなく、ほぼ均一な動作特性を得ることができ
る。
ば、補正手段として上記の本発明の除算器を用いて除算
処理を行うことにより全ディジタル処理で補正手段を実
現できるため、ハードウェアで構成する場合従来のよう
なアナログ混在型とならず、回路構成の複雑化を防ぐこ
とができ、しかも回路の高集積化を容易に実現できる。
さらに、本発明装置ではディジタル処理であることか
ら、素子のばらつきによる動作特性への影響をほとんど
考慮せず、ほぼ均一な動作特性への影響をほとんど考慮
することなく、ほぼ均一な動作特性を得ることができ
る。
【0212】また、本発明装置の補正手段の補正精度
は、補正手段のテーブルに書き込むテーブルデータの精
度および小数部の処理にのみ依存することから、本来得
られるべき補正精度に対し、演算誤差がビット数にほと
んど関与しない演算精度であることから高精度な補正結
果を算出することができるため、補正手段としてシェー
ディング補正手段あるいはピーク補正手段に用いたとき
には、画像読取手段の歪を高精度で補正することがで
き、また読取原稿の地濃度を正確に検出することができ
る。
は、補正手段のテーブルに書き込むテーブルデータの精
度および小数部の処理にのみ依存することから、本来得
られるべき補正精度に対し、演算誤差がビット数にほと
んど関与しない演算精度であることから高精度な補正結
果を算出することができるため、補正手段としてシェー
ディング補正手段あるいはピーク補正手段に用いたとき
には、画像読取手段の歪を高精度で補正することがで
き、また読取原稿の地濃度を正確に検出することができ
る。
【0213】また、本発明装置では、ピーク補正手段と
して本発明の除算器を用いることにより、読取原稿の地
濃度に濃度がある場合であっても、検出した原稿地濃度
を多値データの高値に割り当てることができるため、コ
ントラストを上げることが可能となり、2値化処理時
に、読取原稿の地濃度と画情報とを分離し易くなり、同
時に得られる2値画像の高画質化を図ることができる。
して本発明の除算器を用いることにより、読取原稿の地
濃度に濃度がある場合であっても、検出した原稿地濃度
を多値データの高値に割り当てることができるため、コ
ントラストを上げることが可能となり、2値化処理時
に、読取原稿の地濃度と画情報とを分離し易くなり、同
時に得られる2値画像の高画質化を図ることができる。
【0214】さらに、本発明装置では補正用の演算手段
として時分割で共有することにより、本来2つの演算手
段が必要であるにも係わらず、1つの演算手段で2つの
補正手段を実現できるため、回路構成をより一層簡略化
することができる。
として時分割で共有することにより、本来2つの演算手
段が必要であるにも係わらず、1つの演算手段で2つの
補正手段を実現できるため、回路構成をより一層簡略化
することができる。
【図1】本発明の除算器の第1実施例のブロック図であ
る。
る。
【図2】除算器の動作説明図である。
【図3】本発明の除算器をハードウェアで構成した構成
図である。
図である。
【図4】図3の動作説明用タイミングチャートである。
【図5】本発明の除算器の第2実施例のブロック図であ
る。
る。
【図6】本発明の除算器の第3実施例のブロック図であ
る。
る。
【図7】本発明の画像信号読取装置の第1実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】図7の地濃度追跡手段の動作説明用フローチャ
ートである。
ートである。
【図9】図7のγ補正用テーブルデータを説明する図で
ある。
ある。
【図10】図7の2値化手段の一実施例のブロック図で
ある。
ある。
【図11】本発明の画像信号読取装置における画像信号
処理対象領域を示す図である。
処理対象領域を示す図である。
【図12】本発明の画像信号読取装置における誤差拡散
処理を説明する図である。
処理を説明する図である。
【図13】図10のエッジ強調手段および平均化手段の
動作説明図である。
動作説明図である。
【図14】図10の像域判定手段の動作説明図である。
【図15】本発明における誤差拡散処理の変換テーブル
を説明する図である。
を説明する図である。
【図16】本発明の画像信号読取装置の第2実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図17】本発明の画像信号読取装置の第3実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図18】本発明の画像信号読取装置の第4実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図19】従来の画像信号読取装置の一例のブロック図
である。
である。
【図20】従来の画像信号読取装置の他の例の構成図で
ある。
ある。
1…被除数となる多値データ入力端子、2…除数となる
多値データ入力端子、3…多値データ分割手段、4…第
1の選択手段、5…除算手段、6…半値化手段、7、3
3、84、85…遅延手段、8…端数処理手段、9、3
2、37…加算手段、10…除算結果出力端子、31…
可変シフト手段、35…第1の除算手段、36…第2の
除算手段、41…ラインセンサ、42…A/D変換手
段、43、72、86、100、110…記憶媒体、4
4、101…シェーディング補正手段、45…ピーク検
出手段、46…ピーク保持手段、47…地濃度追跡手
段、48…第2の選択手段、49…ピーク補正手段、5
0…γ補正手段、51…2値化手段、52…2値データ
出力端子、53…多値データ出力端子、73…像域判定
手段、74…第2のγ補正手段、75…エッジ強調手
段、76…平滑化手段、77…混合手段、78、82…
2値化回路、79…加算制御手段、80…中間調処理
部、81…第1の加算手段、83…2値化誤差算出手
段、87〜89…第1〜第3の演算手段、91…第2の
加算手段、111…被除数選択手段、112…除数選択
手段、113…分割処理制御手段、114…演算手段、
115、116…データ抽出手段、120…サイズ変換
手段、121…符号化手段、122…モデム。
多値データ入力端子、3…多値データ分割手段、4…第
1の選択手段、5…除算手段、6…半値化手段、7、3
3、84、85…遅延手段、8…端数処理手段、9、3
2、37…加算手段、10…除算結果出力端子、31…
可変シフト手段、35…第1の除算手段、36…第2の
除算手段、41…ラインセンサ、42…A/D変換手
段、43、72、86、100、110…記憶媒体、4
4、101…シェーディング補正手段、45…ピーク検
出手段、46…ピーク保持手段、47…地濃度追跡手
段、48…第2の選択手段、49…ピーク補正手段、5
0…γ補正手段、51…2値化手段、52…2値データ
出力端子、53…多値データ出力端子、73…像域判定
手段、74…第2のγ補正手段、75…エッジ強調手
段、76…平滑化手段、77…混合手段、78、82…
2値化回路、79…加算制御手段、80…中間調処理
部、81…第1の加算手段、83…2値化誤差算出手
段、87〜89…第1〜第3の演算手段、91…第2の
加算手段、111…被除数選択手段、112…除数選択
手段、113…分割処理制御手段、114…演算手段、
115、116…データ抽出手段、120…サイズ変換
手段、121…符号化手段、122…モデム。
Claims (13)
- 【請求項1】 Mビット(Mは自然数)で表される多値
データを被除数とし、Nビット(Nは自然数)で表され
る多値データを除数として、除算処理を行い、出力結果
をSビット(Sは自然数)の多値データで表す除算処理
を行う除算器において、 前記Mビットで表される多値データを、それぞれビット
数が上記Mビットより小さいKビット(Kは自然数)で
表されるW個(Wは自然数)の多値データに分割して出
力する多値データ分割手段と、 該多値データ分割手段より取り出された前記W個のKビ
ットで表される多値データから、いずれかを選択し、出
力する選択手段と、 該選択手段により得られたKビットで表される多値デー
タを被除数とし、Nビットで表される多値データを除数
として除算処理を行って得られたデータをPビット(P
は自然数)に正規化して出力する除算手段と、 該除算手段により得られた前記Pビットで表される多値
データを順次遅延させる遅延手段と、 前記除算手段より取り出されたPビットで表される多値
データと、前記遅延手段により得られるPビットで表さ
れる多値データとを加算し、Sビットで表される多値デ
ータを出力する加算手段とを有することを特徴とする除
算器。 - 【請求項2】 前記除算手段から取り出された多値デー
タのビット幅を、前記選択手段から該除算手段に入力さ
れるKビットで表される多値データに応じて可変する可
変シフト手段を設け、 前記遅延手段および加算手段は、該可変シフト手段の出
力多値データを該加算手段に通したデータを該遅延手段
に入力し、該遅延手段の出力多値データと該可変シフト
手段の出力多値データとを該加算手段で加算する構成で
あることを特徴とする請求項1記載の除算器。 - 【請求項3】 前記多値データ分割手段は、多値データ
を構成するMビットからなるビット配列に対し、前記分
割個数Wに一致する値であるWビット毎に構成ビットを
最大でK個ずつ抽出するビット単位での分割により、該
W個の該Kビット以下で表される多値データに分割する
ことを特徴とする請求項1記載の除算器。 - 【請求項4】 前記除算手段は、前記多値データ分割手
段により得られたKビットで表される多値データを被除
数とし、上記Nビットで表される多値データを除数とし
た場合における除算結果あるいは除算結果に相当する値
を、Pビットの正規化した場合の多値データを演算テー
ブルとして、予め用意および記憶しておく記憶媒体によ
り構成されることを特徴とする請求項1または2記載の
除算器。 - 【請求項5】 前記除算手段は、前記多値データ分割手
段により得られたKビットで表される多値データを被除
数とし、上記Nビットで表される多値データを除数とし
た場合における、除算処理およびPビットの正規化処理
を数値的に演算処理を行う数値演算手段により構成され
ることを特徴とする請求項1または2記載の除算器。 - 【請求項6】 被写体の読み取り面からの反射光を光電
変換して得た画像信号を生成出力する画像読取手段と、 該画像読取手段よりの画像信号を画素単位にサンプリン
グし、Mビット(Mは自然数)で表される多値データに
変換するA/D変換手段と、 該A/D変換手段より取り出された該Mビットの多値デ
ータのNビット(ただし、Nは自然数で、M≧N)を、
少なくとも1ライン分だけ記憶保持する記憶媒体と、 該A/D変換手段よりのMビットで表される多値データ
を被除数とし、該記憶媒体より読み出された該Nビット
の多値データを除数として、除算処理を行い、出力結果
をSビット(Sは自然数)で正規化を行い、多値データ
を出力する補正手段とを有し、 該補正手段は、 前記Mビットで表される多値データを、それぞれビット
数が上記Mビットより小さいKビット(Kは自然数)で
表されるW個(Wは自然数)の多値データに分割して出
力する多値データ分割手段と、 該多値データ分割手段より取り出された前記W個のKビ
ットで表される多値データから、いずれかを選択し出力
する選択手段と、 該選択手段により得られたKビットで表される多値デー
タを被除数とし、Nビットで表される多値データを除数
として除算処理を行って得られたデータをPビット(P
は自然数)に正規化して出力する除算手段と、 該除算手段により得られた前記Pビットで表される多値
データを順次遅延させる遅延手段と、 前記除算手段より取り出されたPビットで表される多値
データと、前記遅延手段により得られるPビットで表さ
れる多値データとを加算し、Sビットで表される多値デ
ータを出力する加算手段とを具備することを特徴とする
画像信号読取装置。 - 【請求項7】 前記補正手段は、前記除算手段から取り
出された多値データのビット幅を、前記選択手段から該
除算手段に入力されるKビットで表される多値データに
応じて可変する可変シフト手段を設け、 前記遅延手段および加算手段は、該可変シフト手段の出
力多値データを該加算手段に通したデータを該遅延手段
に入力し、該遅延手段の出力多値データと該可変シフト
手段の出力多値データとを該加算手段で加算する構成で
あることを特徴とする請求項6記載の画像信号読取装
置。 - 【請求項8】 被写体の読み取り面からの反射光を光電
変換して得た画像信号を生成出力する画像読取手段と、 該画像読取手段よりの画像信号を画素単位にサンプリン
グし、Mビット(Mは自然数)で表される多値データに
変換するA/D変換手段と、 該A/D変換手段より取り出された該Mビットの多値デ
ータのNビット(ただし、Nは自然数で、M≧N)を、
少なくとも1ライン分だけ記憶保持する記憶媒体と、 該A/D変換手段よりのMビットで表される多値データ
を被除数とし、該記憶媒体より読み出された該Nビット
の多値データを除数として、除算処理を行い、出力結果
をSビット(Sは自然数)で正規化を行い多値データを
出力するシェーディング補正手段と、 該シェーディング補正手段より取り出された多値データ
に対しピーク補正処理を行うピーク補正処理部とを有
し、 該シェーディング補正手段は、 前記Mビットで表される多値データを、それぞれビット
数が上記Mビットより小さいKビット(Kは自然数)で
表されるW個(Wは自然数)の多値データに分割して出
力する多値データ分割手段と、 該多値データ分割手段より取り出された前記W個のKビ
ットで表される多値データから、いずれかを選択し出力
する選択手段と、 該選択手段により得られたKビットで表される多値デー
タを被除数とし、Nビットで表される多値データを除数
として除算処理を行って得られたデータをPビット(P
は自然数)に正規化して出力する除算手段と、 該除算手段により得られた前記Pビットで表される多値
データを順次遅延させる遅延手段と、 前記除算手段より取り出されたPビットで表される多値
データと、前記遅延手段により得られるPビットで表さ
れる多値データとを加算し、Sビットで表される多値デ
ータを出力する加算手段とを具備することを特徴とする
画像信号読取装置。 - 【請求項9】 被写体の読み取り面からの反射光を光電
変換して得た画像信号を生成出力する画像読取手段と、 該画像読取手段よりの画像信号を画素単位にサンプリン
グし、Mビット(Mは自然数)で表される多値データに
変換するA/D変換手段と、 該A/D変換手段より取り出された該Mビットの多値デ
ータで、前記画像読取手段で走査した1ラインの多値デ
ータ内で最も白レベルに近い多値データを検出し、Nビ
ットで表すようにした多値データを出力するピーク検出
手段と、 被写体を前記画像読取手段により読取走査中、ライン単
位でライン内における最も白レベルに近い多値データを
検出し、Nビットで表すようにした多値データを出力す
る地濃度検出手段と、 前記ピーク検出手段により検出した白ピーク値、および
前記地濃度検出手段により検出した地濃度を表す多値デ
ータの一方を選択し出力する第1の選択手段と、 前記A/D変換手段より得られたMビットの多値データ
を被除数とし、該第1の選択手段より得られるNビット
の多値データを除数として除算処理を行って得られたデ
ータをSビット(Sは自然数)で正規化して出力するピ
ーク補正手段とを有し、 該ピーク補正手段は、 前記Mビットで表される多値データを、それぞれビット
数が上記Mビットより小さいKビット(Kは自然数)で
表されるW個(Wは自然数)の多値データに分割して出
力する多値データ分割手段と、 該多値データ分割手段より取り出された前記W個のKビ
ットで表される多値データから、いずれかを選択し出力
する第2の選択手段と、 該第2の選択手段により得られたKビットで表される多
値データを被除数とし、Nビットで表される多値データ
を除数として除算処理を行って得られたデータをPビッ
ト(Pは自然数)に正規化して出力する除算手段と、 該除算手段により得られた前記Pビットで表される多値
データを順次遅延させる遅延手段と、 前記除算手段より取り出されたPビットで表される多値
データと、前記遅延手段により得られるPビットで表さ
れる多値データとを加算し、Sビットで表される多値デ
ータを出力する加算手段とを具備することを特徴とする
画像信号読取装置。 - 【請求項10】 前記ピーク補正手段またはシェーディ
ング手段は、前記除算手段から取り出された多値データ
のビット幅を、前記選択手段から該除算手段に入力され
るKビットで表される多値データに応じて可変する可変
シフト手段を設け、 前記遅延手段および加算手段は、該可変シフト手段の出
力多値データを該加算手段に通したデータを該遅延手段
に入力し、該遅延手段の出力多値データと該可変シフト
手段の出力多値データとを該加算手段で加算する構成で
あることを特徴とする請求項8または9記載の画像信号
読取装置。 - 【請求項11】 前記ピーク補正手段より取り出された
Sビットの多値データのNビット(ただし、Nは自然数
で、M≧N)を、少なくとも1ライン分だけ記憶保持す
る記憶媒体と、 該ピーク補正手段よりの多値データを被除数とし、該記
憶媒体より読み出された該Nビットの多値データを除数
として、該ピーク補正手段と同一構成で除算処理を行っ
て得たデータをSビットに正規化した多値データを出力
するシェーディング補正手段とをさらに有することを特
徴とする請求項9記載の画像信号読取装置。 - 【請求項12】 被写体の読み取り面からの反射光を光
電変換して得た画像信号を生成出力する画像読取手段
と、 該画像読取手段よりの画像信号を画素単位にサンプリン
グし、Mビット(Mは自然数)で表される多値データに
変換するA/D変換手段と、 該A/D変換手段より取り出された該Mビットの多値デ
ータで、前記画像読取手段で走査した1ラインの多値デ
ータ内で最も白レベルに近い多値データを検出し、Nビ
ット(ただし、Nは自然数で、M≧N)で表すようにし
た多値データを出力するピーク検出手段と、 被写体を前記画像読取手段により読取走査中、ライン単
位でライン内における最も白レベルに近い多値データを
検出し、Nビットで表すようにした多値データを出力す
る地濃度検出手段と、 前記ピーク検出手段により検出した白ピーク値、および
前記地濃度検出手段により検出した地濃度を表す多値デ
ータの一方を選択し出力する第1の選択手段と、 該第
1の選択手段より取り出された多値データのNビット
を、少なくとも1ライン分だけ記憶保持する記憶媒体
と、 Mビットで表される多値データを被除数とし、Nビット
で表される多値データを除数として除算処理を行い、S
ビット(Sは自然数)に正規化した多値データを出力す
る演算手段と、 前記A/D変換手段の出力多値データまたは該演算手段
の出力多値データを該演算手段に被除数として入力する
被除数選択手段と、 前記第1の選択手段の出力多値データまたは前記記憶媒
体の出力多値データを該演算手段に除数として入力する
除数選択手段と、 該被除数選択手段により前記A/D変換手段の出力多値
データを選択するときは、該除数選択手段により前記第
1の選択手段の出力多値データを選択させ、該被除数選
択手段により前記演算手段の出力多値データを選択する
ときは、該除数選択手段により前記記憶媒体の出力多値
データを選択させる制御手段とを有することを特徴とす
る画像信号読取装置。 - 【請求項13】 前記除算処理されて取り出された多値
データに対して、該多値データの濃度レベルに応じた2
値化処理を施す2値化手段を有することを特徴とする請
求項6乃至11のうちいずれか一項記載の画像信号読取
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6094376A JPH07302190A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 除算器並びにこれを用いた画像信号読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6094376A JPH07302190A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 除算器並びにこれを用いた画像信号読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07302190A true JPH07302190A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14108606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6094376A Pending JPH07302190A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 除算器並びにこれを用いた画像信号読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07302190A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005241806A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置 |
| JP2009290316A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Sharp Corp | 誤差拡散処理装置及び誤差拡散処理方法 |
| JP2011193230A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Brother Industries Ltd | 画像処理プログラム及び画像処理装置 |
| US8456708B2 (en) | 2010-03-15 | 2013-06-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device performing color conversion and producing scaled image |
| US8599430B2 (en) | 2010-03-15 | 2013-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device producing reduced image |
-
1994
- 1994-05-06 JP JP6094376A patent/JPH07302190A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005241806A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置 |
| JP2009290316A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Sharp Corp | 誤差拡散処理装置及び誤差拡散処理方法 |
| JP2011193230A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Brother Industries Ltd | 画像処理プログラム及び画像処理装置 |
| US8456708B2 (en) | 2010-03-15 | 2013-06-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device performing color conversion and producing scaled image |
| US8599430B2 (en) | 2010-03-15 | 2013-12-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device producing reduced image |
| US8643904B2 (en) | 2010-03-15 | 2014-02-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device selecting halftone method for each set of pixel data of image data |
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