JPH07302244A - ネットワークを用いた著作物提供システム - Google Patents
ネットワークを用いた著作物提供システムInfo
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- JPH07302244A JPH07302244A JP6113976A JP11397694A JPH07302244A JP H07302244 A JPH07302244 A JP H07302244A JP 6113976 A JP6113976 A JP 6113976A JP 11397694 A JP11397694 A JP 11397694A JP H07302244 A JPH07302244 A JP H07302244A
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Abstract
を効率的に行う。 【構成】 ネットワーク100に、端末装置10〜50
が接続される。統括管理装置60は、このシステム全体
を統括管理し、作品情報保存装置70内には、多数のマ
ルチメディア作品が作品情報の形で保存されている。端
末装置10からの要求に応じて、作品情報保存装置70
から所望の作品情報が伝送される。伝送された作品情報
には、その作品の権利者、利用対価、利用制限といった
情報を示す財産権データが含まれている。統括管理装置
60は、どの端末装置にどの作品情報が提供されたかを
示す履歴情報を作成するとともに、提供された作品の財
産権データに基づいて、利用者から権利者に対価の支払
いが行われるべきことを示す課金情報を作成する。作品
情報には他の作品の引用を示す引用データも含まれ、課
金情報はこの引用データをも考慮して作成される。
Description
作物提供システム、特に、マルチメディアを利用した作
品をネットワークを介して提供するとともに、提供した
著作物に付随する知的財産権の対価についての課金処理
を自動的に行うシステムに関する。
理能力の向上とともに、画像情報、音声情報、文字情報
などを総合的に取り扱ういわゆるマルチメディアの利用
が急速に普及してきている。このマルチメディアは、種
々の著作物を提供するためのデジタル媒体として、今後
も広く利用されるものと思われる。このようなマルチメ
ディアを利用した著作物を、一般のユーザに提供する方
法として、フロッピディスクや、CD−ROMなどの記
憶媒体を用いる方法と、ネットワークを媒介に用いる方
法と、が現在普及している。特に、ネットワークを媒介
に用いる方法は、データの容器となるべき物理的な記憶
媒体を必要としないため、今後も益々広まってゆくもの
と期待されている。現在では、パーソナルコンピュータ
の通信機能を利用して、広域の商用ネットワークに容易
にアクセスできる環境が整ってきており、マルチメディ
アを利用した種々の著作物データが、ネットワークを介
して個々のパーソナルコンピュータにダウンロードされ
ている。
メディアを利用した著作物の作品は、一般に、画像情
報、音声情報、文字情報などを含むものであるが、これ
ら個々の情報も、それぞれ独立した著作物としての作品
である。しかも、これら個々の独立した著作物が、すべ
て一人の著作者の創作によるものであるということはむ
しろ希であり、今後は、複数の著作者による著作物の集
合として、1つのマルチメディア作品が創作されるケー
スが益々多くなってゆくものと予想される。別言すれ
ば、マルチメディア作品を創作する上で、自分の作品の
中に、他人の作品を引用して取り込むという手法が、今
後は、ごく一般的に利用されてゆくものと考えられる。
じめとする知的財産権がそれぞれ生じており、他人の著
作物を利用するためには、正当な権利者に対してしかる
べき対価を支払う必要があり、また、正当な権利者が設
定した利用条件を守る必要がある。しかしながら、マル
チメディア作品は、上述のように、1つの作品の中に様
々な著作物が含まれており、個々の著作物について正当
な権利者を特定し、それぞれにしかるべき対価を支払
い、利用条件を順守することは、非常に煩雑な作業を強
いられることになる。
る知的財産権の管理を効率的に行うことができるネット
ワークを用いた著作物提供システムを提供することを目
的とする。
作物提供システムにおいて、複数の利用者に情報を流す
ためのネットワークと、このネットワークに接続された
複数の端末装置と、このネットワークを介して提供すべ
き著作物を、各作品ごとに作品情報として保存する作品
情報保存装置と、各端末装置に対する作品情報の伝送処
理を統括管理する統括管理装置と、を設け、作品情報
を、単位著作物を構成する素材データと、この素材デー
タに基いて作品を構成するための指示を与える作品構成
データと、作品に付随する知的財産権の権利者および対
価額を示す情報を含む財産権データと、により構成し、
端末装置は、作品情報内に含まれている素材データで表
現される単位著作物を、作品構成データに示されている
指示に基いて提示する処理を行い、統括管理装置は、端
末装置に作品情報を伝送するときに、この端末装置の利
用者に対して、伝送された作品情報内の財産権データに
示された対価額を権利者に支払うべきことを示す課金情
報を作成する処理を行うようにしたものである。
クを用いた著作物提供システムにおいて、複数の利用者
に情報を流すためのネットワークと、このネットワーク
に接続された複数の端末装置と、このネットワークを介
して提供すべき著作物を、各作品ごとに作品情報として
保存する作品情報保存装置と、各端末装置に対する作品
情報の伝送処理を統括管理する統括管理装置と、を設
け、作品情報を、単位著作物を構成する素材データある
いは引用すべき他の作品情報を特定する引用データと、
これらのデータに基いて作品を構成するための指示を与
える作品構成データと、作品に付随する知的財産権の権
利者および対価額を示す情報を含む財産権データと、に
より構成し、端末装置は、作品情報内に含まれている素
材データで表現される単位著作物については、作品構成
データに示されている指示に基いて提示し、作品情報内
に含まれている引用データで表現される著作物について
は、引用データによって特定される被引用作品について
の作品情報をネットワークを介して受け取り、この被引
用作品についての作品情報に基いて提示する処理を行
い、統括管理装置は、端末装置に作品情報を伝送すると
きに、この端末装置の利用者に対して、伝送された作品
情報内の財産権データに示された対価額を権利者に支払
うべきことを示す課金情報を作成する処理を行うように
したものである。
または第2の態様に係るシステムにおいて、端末装置に
は、ネットワークを介して伝送された作品情報を一時的
に保持するための一時記憶手段と、この一時記憶手段内
に保持されている作品情報に基いて作品を提示するため
の作品提示手段と、を設け、ネットワークを介して端末
装置に伝送された作品情報のうち、作品提示手段による
提示が終了した部分については、順次、一時記憶手段か
ら消去されるようにしたものである。
または第3の態様に係るシステムにおいて、ネットワー
クに接続された複数の端末装置の少なくとも1つには、
素材データや引用データと、作品構成情報とを合成する
ことにより新たな作品を作成し、これに更に財産権デー
タを付加して新たな作品情報を作成し、この新たな作品
情報を、ネットワークを介して作品情報保存装置に新規
保存する処理を行う編集手段を更に設けるようにしたも
のである。
〜第4の態様に係るシステムにおいて、財産権データ内
に示された対価額として、作品の利用態様ごとに異なる
額を設定するようにしたものである。
〜第5の態様に係るシステムにおいて、財産権データと
して、更に、作品の利用態様を制限する条件を付加する
ようにしたものである。
〜第6の態様に係るシステムにおいて、各端末装置に対
して、過去にどの作品情報が伝送されたかを示す履歴情
報を、統括管理装置内に蓄積するようにしたものであ
る。
ア作品(提供すべき著作物)は、ネットワークに接続さ
れた作品情報保存装置内に、各作品ごとに作品情報とし
て保存される。ここで、各作品情報は、素材データと、
引用データと、作品構成データと、財産権データと、に
より構成されている。素材データは、実際の著作物デー
タそのものからなる生のデータであるが、引用データ
は、引用すべき他の作品を特定するためのデータであり
生のデータは含まない。一方、財産権データは、この作
品に付随する知的財産権の権利者および対価額を示す情
報を含んでいる。また、作品構成データは、素材データ
あるいは引用データに基いて、実際の作品を構成するた
めの指示を与えるデータであり、端末装置は、この作品
構成データの指示に基いて、ネットワークを介してリア
ルタイムで伝送されてくる素材データあるいは引用デー
タに基く作品の提示を行う。すなわち、伝送されたデー
タが素材データの場合には、作品構成データで指示され
るレイアウト位置、割付倍率、タイミング、などに従っ
てリアルタイムでの提示が行われ、伝送されたデータが
引用データの場合には、この引用データによって特定さ
れる被引用作品についての作品情報が、新たにネットワ
ークを介して伝送される。
上での情報の流れを統括管理する統括管理装置が設けら
れており、どの端末装置にどの作品情報が伝送された
か、という情報がすべて把握される。個々の作品情報に
は、その作品の権利者および対価額を示す財産権データ
が含まれているので、ある作品情報がある端末装置へ伝
送された場合、統括管理装置では、この財産権データに
基いて、伝送先の端末装置の利用者に対して、所定の対
価を所定の権利者に支払うべきことを示す課金情報を作
成することができる。このように、ネットワーク上を作
品情報が伝送されるたびに、統括管理装置内で課金情報
の作成が行われるので、対価の支払い処理を効率的に行
うことが可能になる。
されているような場合であっても、作品Aの作品情報内
には、作品Bを構成する生のデータは含まれておらず、
作品Bを引用することを示す引用データだけが含まれて
いる。したがって、作品Aを端末装置側で再生する場合
には、作品Aの作品情報がネットワークを通じて伝送さ
れるとともに、作品Bの作品情報もネットワークを通じ
て伝送されることになる。そして、作品Aの作品情報が
伝送されるときには、その中の財産権データに基いて、
作品Aの著作者に対して支払うべき対価が課金され、作
品Bの作品情報が伝送されるときには、その中の財産権
データに基いて、作品Bの著作者に対して支払うべき対
価が課金される。このように、1つの作品について多数
の知的財産権が発生していた場合であっても、個々の著
作者に対する対価の支払い処理がそれぞれ別個に行われ
ることになる。
た著作物提供システムでは、端末装置側において所望の
作品を再生する場合、まず、ネットワークを介して個々
の著作物データを端末装置側の記憶装置に一旦ダウンロ
ードし、このダウンロードした著作物データをあらため
てディスプレイ画面などに再生するという処理を行って
いる。このため、再生が終了した後も、ダウンロードし
たハードディスク装置などに著作物データは残ってい
る。したがって、この著作物データを不正に複製して、
海賊版として販売するような侵害行為が行われやすい。
ところが、本発明に係るシステムでは、一般のエンドユ
ーザに対しては、ダウンロードという手法を用いずに、
ネットワークを介して伝送された著作物データを、その
ままリアルタイムで提示してしまうという手法を採るこ
とができる。このような手法では、ネットワーク上を伝
送されてきた著作物データは、ユーザーに提示された後
は、端末装置側には残らないことになる。したがって、
知的財産権を侵害する行為を抑制することができる。
に、更に編集手段を付加しておけば、この編集手段にお
いて新たな作品を作成し、この新たな作品についての作
品情報を、作品情報保存装置に新規保存する処理が可能
になる。このとき、所望の対価額を示す財産権データを
付加しておけば、将来、この新たな作品を誰かが利用し
た場合には、自動的に対価の支払いがなされることにな
る。更に、作品の利用態様ごとに異なる対価額を設定し
たり、作品の利用態様を制限する条件を財産権データに
盛り込むようにすれば、より効率的な知的財産権管理が
可能になる。
に基いて説明する。図1は、本発明の一実施例に係るネ
ットワークを用いた著作物提供システムの基本構成を示
すブロック図である。この実施例のシステムでは、ネッ
トワーク100に、エンドユーザ用端末装置10,2
0,30と、編集者用端末装置40,50と、統括管理
装置60と、作品情報保存装置70と、処理演算支援装
置80と、が接続されている。これら各装置は、いずれ
もコンピュータを含んだ装置である。もっとも、この実
施例に示すシステムは、説明の便宜上、非常に単純化し
たモデルを示すシステムであり、実際には、より多数の
端末装置が接続されることになる。
としては、この実施例では、汎用のパーソナルコンピュ
ータを用いている。ただ、このシステムの一要素として
機能するようにするため、各パーソナルコンピュータに
は、専用のアプリケーションソフトウエアがインストー
ルされている。あるいは、パーソナルコンピュータのか
わりに、テレビゲーム装置などを用いてもかまわない。
一方、編集者用端末装置40,50としては、この実施
例では、汎用のワークステーションを用いている。後述
するように、この実施例で用いられているエンドユーザ
用端末装置10,20,30は、著作物データの提供を
受ける受動的な機能しか有しないが、編集者用端末装置
40,50は、この受動的な機能に加えて、新たな著作
物データを編集作成する能動的な機能をも有する。この
ため、パーソナルコンピュータよりも高い機能をもった
ワークステーションが用いられている。統括管理装置6
0は、このシステム全体を統括管理する機能を有する大
型コンピュータであり、どのような情報がどの端末装置
に伝送されたかという履歴情報を保存する機能を有する
とともに、本発明の特徴である課金情報の作成処理を行
う機能を有する。また、作品情報保存装置70は、この
システムで利用される著作物データを収容したり配信し
たりして、一元管理する大型コンピュータであり、著作
物データは各作品ごとに作品情報として保存される。作
品情報保存装置70内における各作品情報の収容先を示
す情報は、統括管理装置60内に作品管理情報として用
意される。なお、この実施例では、作品情報保存装置を
単一のコンピュータにより構成しているが、複数台のコ
ンピュータで構成してもよい。処理演算支援装置80
は、後述するように、作品情報保存装置70内の作品情
報を各端末装置へ伝送するときに処理演算を支援する機
能を有する大型コンピュータである。
ワーク100として、B−ISDN通信回線網を用いて
おり、ネットワーク上を伝送するデータは、ATM交換
機群によって処理される。このシステムを商業的に利用
するには、たとえば、次のような利用形態を一例として
揚げることができる。すなわち、統括管理装置60およ
び処理演算支援装置80を、このシステムを課金処理を
含めて統括管理する大手企業に設置し、作品情報保存装
置70を大手の出版社、通信社、プロダクションなどに
設置する。そして、編集者用端末装置40,50を、中
小の情報提供会社やマルチメディア作品制作会社に設置
し、エンドユーザ用端末装置10,20,30を一般の
エンドユーザ(企業、個人)に設置する。この場合、統
括管理装置60を有する大手企業は、このシステムの課
金処理および統括管理を事業として行い収益を得ること
ができ、作品情報保存装置70を有する大手の出版社、
通信社、プロダクションなどは、自社の著作物をマルチ
メディア作品として提供したり、他社に二次的利用を許
可したりして、著作権収益を得ることができ、中小の情
報提供会社やマルチメディア作品制作会社は、作品情報
保存装置70内の著作物を利用した二次的著作物を提供
することにより著作権収益を得ることができる。そし
て、一般のエンドユーザは、所定の対価を支払うことに
より、エンドユーザ用端末装置を用いてマルチメディア
作品を鑑賞したり、これに付帯する通信販売などのサー
ビスを受けたりする恩恵に預かれる。
過去に各端末装置に伝送された作品情報の履歴が履歴情
報として保存され、この履歴情報に関連して課金情報が
作成される。この課金情報は、作品の提供を受けた端末
装置の利用者に対して所定の料金を課金することを示す
情報であり、より具体的には、支払うべき対価の額と、
その相手先(権利者)を示す情報である。したがって、
この課金情報に基いて、たとえば、エンドユーザと権利
者との間で銀行口座による決済を行うようにすれば、エ
ンドユーザは料金の支払いを銀行引き落としという形に
して、このネットワークによる著作物提供システムを利
用することができる。また、このシステムを統括管理す
る大手企業は、統括管理装置60内に蓄積された履歴情
報により副次的なメリットも得られる。すなわち、この
履歴情報は、各ユーザが過去にどのような作品をアクセ
スしたかという事実を示すものであり、ユーザの趣味、
嗜好、生活環境などを把握する上で貴重なデータとな
る。したがって、種々の商品の販売促進用の情報として
も大いに利用できる。
の作品情報は、素材データ、引用データ、作品構成デー
タ、財産権データといった各種データによって構成され
る。ここで、素材データとは、単位著作物(ひとまとま
りとして取り扱われる何らかの著作物)を構成する生の
データであり、たとえば、1枚の静止画であればラスタ
ーデータの形式の画像データ、動画であればこのような
静止画の集合データ、1枚の線画であればベクトルデー
タの形式の画像データ、ひとまとまりの文章であればJ
IS漢字コードなどで表現されたテキストデータ、音声
であれば所定周期でサンプリングした一連の音圧値デー
タ、ということになる。一方、引用データとは、引用す
べき他の作品(被引用作品)の作品情報または他の作品
中の素材データを特定するデータであり、たとえば、個
々の作品情報にユニークな識別番号を付与して管理した
場合には、被引用作品の作品情報に付与された識別番号
が引用データになる。また、作品構成データは、素材デ
ータや引用データに基いて、作品を構成するための指示
を与えるデータである。たとえば、1枚の静止画からな
る素材データと、1枚の線画からなる素材データと、の
2つの素材データから1つの作品が構成されている場
合、各素材データをディスプレイ画面上のどの位置に、
どのような倍率でレイアウトするか、という指示を与え
るデータが、作品構成データとなる。また、財産権デー
タは、本発明の特徴となるデータであり、作品に付随す
る知的財産権(著作権が代表的な権利となるが、特許権
などの工業所有権が含まれる場合もありうる)の権利
者、対価額、利用制限を示すデータから構成される。
ットワーク100を介してエンドユーザ用端末装置1
0,20,30、あるいは編集者用端末装置40,50
に伝送される。エンドユーザ用端末装置10には、作品
提示手段11と一時記憶手段12とが備わっており、ネ
ットワーク100を介して伝送された作品情報は、一時
記憶手段12に一時的に保持され、この一時記憶手段1
2内に保持されている作品情報に基いて、作品提示手段
11によって作品が提示される。この作品提示の処理動
作については、後に具体例に即して詳述する。また、同
様に、編集者用端末装置50にも、作品提示手段51お
よび一時記憶手段52が備えられており、ネットワーク
100を介して伝送された作品情報は、一時記憶手段5
2に一時的に保持され、この一時記憶手段52内に保持
されている作品情報に基いて、作品提示手段51によっ
て作品が提示される。なお、一時記憶手段12,52に
おける作品情報の記憶は、いわゆるダウンロードとは異
なり、作品提示手段11,51での作品提示に必要な時
間だけの一時的な記憶であり、作品の提示が終了する
と、その終了した部分についての作品情報は、順次、消
去されることになる。この実施例では、一時記憶手段1
2,52は揮発性メモリ(RAM)が用いられており、
エンドユーザ用端末装置10や編集者用端末装置50の
電源をOFFにすると、作品情報はすべて失われること
になる。
手段53およびデータ保存手段54が設けられている。
編集手段53は、素材データや引用データを用いて新た
な作品を作成する機能を有し、この新たな作品について
の作品情報は、ネットワーク100を介して作品情報保
存装置70内に新規保存させることができる。また、デ
ータ保存手段54は、伝送されてきた作品情報をダウン
ロードするための手段である。前述のように、端末装置
側において作品提示を行う場合には、作品情報は一時記
憶手段52内に一時的に記憶され、作品提示手段51に
より提示が終了すると消去される。これに対して、ダウ
ンロードを行った場合には、作品情報はデータ保存手段
54内に保存され、作品の提示が終了した後も、本願発
明に係るシステムの外部の作品として、編集作業などに
利用できる。
の基本構成を説明したが、続いて、このシステムで用い
る作品情報の内容を、具体例に即して説明する。一般
に、マルチメディア作品は、動画、静止画、文字、図
形、音声などの素材を組み合わせて構成されており、デ
ィスプレイ装置およびスピーカによってユーザに提示さ
れることになる(もっとも、マルチメディア作品は、視
覚あるいは聴覚によって鑑賞されるものに限定されず、
触覚、味覚、嗅覚によって鑑賞されるものも含まれ、触
感再生機などによっても提示可能である。)。ここで
は、図2に示すような作品を例にとって、作品情報の内
容説明を行うことにする。図2は、この作品のディスプ
レイ画面上での表示態様を示したものである。なお、本
明細書において「作品」という文言は、いわゆる芸術的
な絵画、音楽といった作品だけに限定されるものではな
く、ひとつのまとまった表現として認識できる著作物を
広く含む意味で用いている。たとえば、図2に示す作品
は、「日米貿易摩擦」という作品名が付けられており、
芸術作品というよりは、ニュース、ドキュメンタリー、
解説記事、といった性質の著作物である。
分にレイアウトされた標題ロゴ1(テキストおよびラス
ターデータで表現された静止画)と、その下にレイアウ
トされた本文記事2(テキストデータ)と、画面左上部
分にレイアウトされた映像3(ラスターデータで表現さ
れた複数枚の静止画(フレーム)の集合からなる動画デ
ータ、なおこの動画に同期して音声も再生される)と、
その下にレイアウトされた2つの制御ボタン4,5とに
よって構成されている。この作品を提示させたときの初
期状態では、映像3は最初のフレームのみが表示された
静止状態になっている。ここでユーザが、制御ボタン4
をクリックすると(たとえば、マウスポインタをこのボ
タンの位置まで動かして、マウスボタンを押すような操
作を行う)、映像3としての動画および音声の再生がス
タートする。後述するように、この映像自身は、「M
r.Kのインタビュー」という作品名が付された1つの
独立した作品であり、日米貿易摩擦に関してのMr.K
に対するインタビューの模様を収録したものである。す
なわち、「日米貿易摩擦」という作品の一部において、
「Mr.Kのインタビュー」という別な作品が引用され
ていることになる。この映像3の再生が終了すると、画
面上では最後のフレームが表示された静止状態になり、
更に、これまでは表示されていなかった略歴6が表示さ
れるようになる。この略歴6は、Mr.Kの略歴を示す
テキストデータである。
すると、図3に示すように、映像3がレイアウトされて
いた領域に、グラフ7が表示されるようになる。このグ
ラフ7は、ベクトルデータで表現された静止画である。
グラフ7が表示されると同時に、制御ボタン5は制御ボ
タン8に置き変わる。この図3の状態において、ユーザ
が、制御ボタン4をクリックすると、再び図2の表示状
態に戻り、映像3の再生がスタートする。また、図3の
状態において、ユーザが制御ボタン8をクリックする
と、この作品の提示は終了し、別な作品を選択するため
のモードに移行することになる。
画、静止画、テキスト、音声など様々なジャンルの著作
物を組み合わせて構成されており、ユーザとの間でイン
タラクティブ方式(対話方式)で作品の提示が進行する
のが一般的である。しかも、上述の例のように、別な作
者による作品を引用することも行われ、知的財産権の権
利関係は非常に複雑になる。たとえば、上述の例では、
「日米貿易摩擦」なる作品の提供を受けたユーザは、こ
の作品の作者に対して対価を支払う義務が生じるととも
に、その中で引用されている「Mr.Kのインタビュ
ー」なる作品の作者に対しても対価を支払う義務が生じ
ることになる。上述の例は、1つの作品内で1つの引用
だけが行われている非常に単純なモデルであるが、実際
には、このような引用が各箇所で行われたり、いわゆる
「入れ子」式の多重引用が行われたりするケースが今後
は益々増えるものと予想される。このような複雑な引用
が行われている作品の提供を受けた場合、知的財産権の
管理は非常に複雑にならざるを得ない。
とにより、このような知的財産権管理の問題を解決して
いる。本システムで利用される個々の作品情報は、図4
に示すように、内容リスト、素材データ、引用データ、
作品構成データ、財産権データによって構成されてい
る。ここで、素材データおよび引用データは、必ずしも
両方が必要なものではなく、少なくともいずれか一方が
あれば足りる。内容リストは、この作品で用いられてい
る素材データおよび引用データの一覧表を示すものであ
り、作品構成データは、この素材データや引用データに
基いて作品を構成するための指示を与えるものである。
また、財産権データは、この作品に係る知的財産権の権
利者、利用を行う場合の対価額、利用制限、を示す情報
(必要に応じて、時間的な利用制限やその場合の対価額
を含めてもよい)からなる。
擦」についての作品情報の構成を図5に示す。内容リス
トには、この作品が素材データA,B,Cと、引用デー
タDとを含むことが示されており、素材データA〜Cと
しては、生の画像データあるいはテキストデータが収容
されている。また、引用データDとしては、「Mr.K
のインタビュー」なる作品を特定するデータ(たとえ
ば、固有の識別番号)が収容されている。作品構成デー
タは、各素材データA〜Cのレイアウト位置や倍率を指
示するデータ、制御ボタン4,5のパターン、レイアウ
ト位置、機能を指示するデータ、全体の合成手順や同期
指定を指示するデータ、などからなる。そして、財産権
データとしては、権利者は「甲」、対価額は「再生利用
した場合に20円」、利用制限は「ダウンロード不可,
素材データAのみの単独引用不可」なる情報が記述され
ている。
引用されている別な作品「Mr.Kのインタビュー」に
ついての作品情報の構成を図6に示す。内容リストに
は、この作品が素材データE,Fを含むことが示されて
おり、素材データE,Fとしては、生の画像データある
いはテキストデータが収容されている。作品構成データ
は、各素材データE,Fのレイアウト位置や倍率を指示
するデータ、全体の合成手順や同期指定を指示するデー
タ、などからなる。そして、財産権データとしては、権
利者は「乙」、対価額は「再生利用した場合に5円,ダ
ウンロード利用した場合に500,000円」、利用制
限は「部分引用不可」なる情報が記述されている。
ついて示したが、要するに、動画、静止画、図形、テキ
スト、音声、などマルチメディアの対象となる素材を表
わす生のデータである素材データか、あるいは、引用す
べき別な作品を特定するための引用データを用いて作品
を構成し、構成指示を与えるための作品構成データおよ
び知的財産権に関する情報を示す財産権データを付加し
た形式になっていれば、本発明における作品情報として
の条件を備えることになる。なお、上述の具体例では、
いずれも複数の素材データを用いた作品となっている
が、単一の素材データあるいは単一の引用データによっ
て、作品を構成することももちろん可能である。また、
各素材データには、動画、静止画、図形、テキスト、音
声、といった生のデータに、これら生のデータに対して
施す加工処理を示すデータを付加しておくこともでき
る。たとえば、カラー画像の場合は、色調整を行うため
の条件や、特殊画像効果を施すための条件を加工処理デ
ータとして付加しておけば、端末装置側では、加工後の
データを再生することができる。また、素材としての画
像データの一部分のみを用いるような場合にも、カット
やトリミングを施すための加工処理データを付加してお
けば、再生時に必要な部分のみを提示することができ
る。もちろん、このような加工処理データ自身も著作物
のひとつであり、利用に際しては対価を要求することが
できる。
情報を付加しておくと便利である。現在、種々のパーソ
ナルコンピュータが普及しており、マルチメディア作品
を再生するソフトウエアの規格も種々のものが採用され
ている。そこで、各作品ごとに出力フォーマット情報を
付加しておけば、個々の端末装置において適応可能なフ
ォーマットか否かを直ちに判断することができ、必要が
あれば所定のフィルタを通してフォーマット変換を行
い、異なるフォーマットをもった作品にも適応させるよ
うな処理が可能になる。
末装置側における各作品の提示処理を、具体例に即して
説明する。図1において、エンドユーザ用端末装置10
が作品提示手段11と一時記憶手段12とによって構成
されていることを示した。この作品提示手段11および
一時記憶手段12は、エンドユーザ用端末装置10を機
能面からみた場合のブロック構成要素である。図7に示
すブロック図は、この端末装置10をハードウエア構成
面からみた場合のブロック構成要素を示している。前述
のように、実際には、このエンドユーザ用端末装置10
は、汎用のパーソナルコンピュータやテレビゲーム装置
から構成されている。すなわち、ネットワーク100に
対して、ターミナルアダプタ101を介して演算処理装
置102が接続されており、この演算処理装置102に
は、作品を提示するためのディスプレイ装置103およ
びスピーカ104が接続されている。また、演算処理装
置102には、不揮発性メモリとしてのROM105
と、揮発性メモリとしてのRAM106(VRAMも含
む)が接続されており、更に、記憶装置としてディスク
装置107が接続されている。このディスク装置107
内には、本システムのアプリケーションソフトウエア
(この汎用パーソナルコンピュータを、本システムの一
構成要素である端末装置10として動作させるためのプ
ログラム、別言すれば、ネットワーク100から送信さ
れてくる、端末装置の機種に依存しない汎用のデータ
を、その端末装置の方式に合致させて所定の処理を実行
させるためのプログラム)と、他のアプリケーション
(汎用パーソナルコンピュータで利用されているワード
プロセッサ、スプレッドシート、CAD、などのプログ
ラムで、本発明の実施には必要はない)と、がインスト
ールされている。また、演算処理装置102に対して、
ユーザが所定の情報入力を行うための装置として、キー
ボード108およびマウス109などが接続されてい
る。
図5に示すような作品情報をもった「日米貿易摩擦」な
る作品を再生する場合の動作を説明しよう。この作品情
報は、作品情報保存装置70内にデータベースとして保
存されているが、端末装置10側からこの作品の伝送を
要求すると、統括管理装置60の管理のもとに端末装置
10が作品情報保存装置70に接続され、ネットワーク
100を介して端末装置10に、この作品情報が伝送さ
れる。ただし、全データがすべて伝送されるわけではな
い。ここが従来のシステムにおけるダウンロードとは異
なる点である。はじめに、内容リストと作品構成データ
とが伝送され、RAM106内に格納される。このRA
M106内に格納された情報に基いて、本システムのア
プリケーションプログラムは、この作品についての概要
を認識することができる。この内容リストおよび作品構
成データは、生の素材データに比べると、非常に小規模
なデータであり、比較的小さな容量のメモリで格納でき
る。
は、作品構成データの指示に基いて、この作品の再生を
行う。作品構成データ内には、まず、図2に示すような
画面表示を行うための手順が記述されている。このよう
な画面表示を行うために必要なデータは、標題ロゴ1の
画像データ(素材データA)、本文記事2のテキストデ
ータ(素材データB)、映像3の初期画面の画像データ
(引用データDによって引用指定された「Mr.Kのイ
ンタビュー」なる作品内の素材データEの1フレーム
目)、そして、制御ボタン4,5に関するデータであ
る。そこで、アプリケーションプログラムは、統括管理
装置60に対して、素材データAおよびB、ならびに、
別な作品情報内の素材データEの1フレーム目、を伝送
するよう要求を出す。統括管理装置60は、この要求に
基づいて、端末装置10を作品情報保存装置70に接続
し、端末装置10に対して作品情報保存装置70内の素
材データA,B,Eにアクセスする許可を与える。一
方、統括管理装置60から作品情報保存装置70に対し
ては、素材データA,B,Eを送信する命令が与えられ
る。かくして、端末装置10からのアクセスにより、素
材データA,B,Eが伝送されることになる。これらの
データは、端末装置10側に伝送されてくると、RAM
106内(より詳しくは、VRAM内)に一時的に保持
される。このとき、各素材のレイアウト位置や倍率は、
作品構成データ内の指示に基いて決定される。
スプレイ装置103に表示されることになる。なお、制
御ボタン4,5は、作品構成データ内に含まれているデ
ータに基いて作成される。ここで、ユーザが、マウス1
09を用いて制御ボタン4をクリックし、映像3の再生
を開始させる指示を与えたとする。すると、アプリケー
ションプログラムは、作品情報保存装置70に対して、
引用データDで特定された「Mr.Kのインタビュー」
なる作品の作品情報を伝送するよう要求を出す。この結
果、「日米貿易摩擦」という作品中に引用された形で、
「Mr.Kのインタビュー」なる作品が提示されること
になる。すなわち、ディスプレイ装置103の画面上
で、図2に示すような映像3が音声とともに再生される
ことになる。再生が終了したときには、素材データFが
伝送され、略歴6が表示されることになる。
されてきた素材データは、ディスプレイ装置103およ
びスピーカ104における提示(再生)処理に必要な間
だけ一時的に保持されているだけであり、それ以後は随
時消去されるという点である。具体的には、映像3の各
フレームを構成する画像データは、現在表示中の1フレ
ーム分が最低限残されていればよい。結局、ネットワー
ク100を介して伝送されてきた素材データは、提示後
に消去されることになる。もっとも、提示が終了したデ
ータを、必ずしも即座にRAM106内から消去する必
要はない。RAM106の残り容量などを考慮して、新
たな素材データを格納する十分なスペースが確保できる
ように、適宜、不要なものを消去してゆけばよい。この
ように、素材データを提示処理後に適宜消去する主眼
は、RAM106の容量を節約することと、素材データ
の不正利用を阻止することにある。このシステムを動作
させるためのアプリケーションプログラムの終了時に
は、素材データをすべてRAM106上から消去するよ
うにしておけば、素材データがこのシステムの閉鎖系か
ら外部へ漏洩することがなく、不正利用を阻止すること
ができるのである。
制御ボタン5をクリックし、グラフ7の提示をさせる指
示を与えたとする。すると、アプリケーションプログラ
ムは、作品情報保存装置70に対して、素材データCを
伝送するよう要求を出す。こうして、RAM106内に
素材データCが伝送されると、図3に示すように、ディ
スプレイ装置103の画面上にグラフ7が表示される。
この時点では、RAM106内の素材データE,Fは消
去されていてかまわない。もし、ユーザが制御ボタン4
をクリックして、再び、映像3の再生を要求した場合に
は、作品情報保存装置70から、素材データE,Fの伝
送が再度行われることになる。この実施例では、ネット
ワーク100として、B−ISDN通信回路網を用いて
いるため、データの高速伝送が可能である。したがっ
て、映像3を再生する旨の指示がユーザから与えられる
たびに、素材データE,Fをネットワークを介して伝送
し、これをディスプレイ装置103上に表示するという
手法を採っても、時間的な遅れが生じることはなく、伝
送された素材データをリアルタイムで再生することが可
能である。
すシステム全体の動作を、図8の流れ図に基いて説明す
る。いま、エンドユーザ用端末装置10からユーザが、
このシステムにアクセスを開始したものとしよう。すな
わち、このユーザは、端末装置10として用いている汎
用パーソナルコンピュータにおいて、本システムのアプ
リケーションプログラムを立ちあげたことになる。端末
装置10からのアクセスが開始されたことは、統括管理
装置60において認識される。そこで、統括管理装置6
0は、ステップS1において、端末装置10に対して作
品リストの提示を行う。すなわち、作品情報保存装置7
0内に用意されている種々の作品情報のリストが端末装
置10に伝送される。ユーザは、ステップS2におい
て、このリストの中から鑑賞したい作品を選択する指示
を入力する。たとえば、前述した「日米貿易摩擦」なる
作品が選択されたものとしよう。続く、ステップS3で
は、統括管理装置によるアクセス許可が行われる。すな
わち、統括管理装置60から作品情報保存装置70に対
して、端末装置10からの「日米貿易摩擦」なる作品に
対するアクセスを許可する旨の通告が行われる。同時
に、選択された作品についての財産権データが統括管理
装置60に読み込まれる。ここで、統括管理装置60
は、「日米貿易摩擦」なる作品が端末装置10に伝送さ
れたことを示す履歴情報を作成するとともに、端末装置
10の利用者に対して所定の対価を課すための課金情報
を作成する。具体的には、図5の作品情報に示されてい
るように、この作品についての財産権データによれば、
権利者は「甲」で再生利用(データを単に再生して鑑賞
するだけの利用態様)の対価額は「20円」となってい
るので、端末装置10の利用者に対して、甲に20円を
支払うべきことを示す課金情報が作成されることにな
る。
作品についての内容リスト、作品構成データ、財産権デ
ータの取込みが行われる。すなわち、これらのデータ
が、端末装置10内のRAM106に取り込まれる。
内で次に行うべき提示処理が、作品構成データに基づい
て認識される。たとえば、「日米貿易摩擦」なる作品が
選択された場合には、まず、図2に示す標題ロゴ1の提
示処理が、さしあたって行うべき処理として認識され
る。標題ロゴ1は素材データAとして与えられるので、
ステップS6からステップS7へと分岐し、支援処理
(後述)が必要であればステップS8における支援処理
を経てステップS9に進み、素材データAの取込みおよ
び提示処理が実行される。こうして、素材データAによ
り標題ロゴ1の提示が完了したら、ステップS10から
ステップS5へと戻り、次に行うべき処理として、本文
記事2の提示処理が認識される。そこで、ステップS6
からステップS7へと分岐し、やはり支援処理が必要で
あればステップS8における支援処理を経てステップS
9に進み、素材データBの取込みおよび提示処理が実行
される。こうして、素材データBにより本文記事2の提
示が完了したら、ステップS10からステップS5へと
戻り、次に行うべき処理として、映像3の提示処理が認
識される。この映像3は、引用データDによって与えら
れているので、ステップS6からステップS11へと分
岐し、被引用作品の選択が行われる。この例の場合、引
用データDによって特定される被引用作品として、「M
r.Kのインタビュー」が選択される。なお、上述した
個々の提示処理は、プリエンティティブ・マルチタスク
によるマルチプロセス間通信などの手法により、同時に
実行することも可能である。また、分散オブジェクトプ
ロセス技術を用い、処理演算支援装置80で外部処理を
同時実行することも可能である。
な作品が選択されると、ステップS12における再帰処
理が行われる。この再帰処理は、ステップS3からの手
順を繰り返し実行する処理であるが、この処理ルーチン
は、一階層下のレベルに相当するいわば「入れ子」にな
ったルーチンであるため、図8では、ステップS12か
らステップS3への過程を破線で示してある。この「入
れ子」のルーチン内でも、上述した手順と同じ手順が実
行され、素材データE,Fの提示が行われることにな
る。すなわち、ステップS3において、「Mr.Kのイ
ンタビュー」なる作品についてのアクセスが許可され、
統括管理装置60において履歴情報および課金情報が作
成される。ここで作成される課金情報は、「Mr.Kの
インタビュー」なる作品についての課金情報である。具
体的には、図6の作品情報に示されているように、この
作品についての財産権データによれば、権利者は「乙」
で再生利用の対価額は「5円」となっているので、端末
装置10の利用者に対して、乙に5円を支払うべきこと
を示す課金情報が作成されることになる。続いて、ステ
ップS5以下の処理により、「Mr.Kのインタビュ
ー」なる作品の提示が完了すると、ステップS10にお
いて、全処理完了となりこの手順は終了する。ただ、こ
こで終了した手順は、「入れ子」になった「Mr.Kの
インタビュー」なる作品の提示処理であり、実際には、
一階層上のレベルのもとの処理ルーチン(「日米貿易摩
擦」なる作品の提示処理ルーチン)のステップS12内
の再帰処理として実施された手順である。したがって、
「Mr.Kのインタビュー」なる作品の提示が完了した
ということは、ステップ12の再帰処理が完了したとい
うことである。
2に示すような画像表示がなされていることになる。そ
こで、ステップS10からステップS5へと戻り、図2
の画面に示す制御ボタン4,5がクリックされるのを待
つ待機状態になる。ここで、制御ボタン4がクリックさ
れれば、再びステップS6からステップS11へと分岐
して、引用作品である「Mr.Kのインタビュー」の提
示が行われる。また、制御ボタン5がクリックされれ
ば、ステップS6からステップS7へ分岐し、ステップ
S9において素材データCの取り込み提示処理が行わ
れ、グラフ7が提示された図3に示す画面表示が得られ
る。こうして、再びステップS5に戻って、制御ボタン
のクリック待機状態となる。この「日米貿易摩擦」なる
作品は、図3の画面に示す制御ボタン8がクリックされ
ると終了する。制御ボタン8がクリックされた場合は、
提示対象がないので、ステップS6からステップS10
へと進み、ここで全処理完了と判断されて、この作品の
提示はすべて完了する。
貿易摩擦」なる作品を再生利用した場合に、統括管理装
置60で行われる課金処理を整理してみる。上述したよ
うに、まず、「日米貿易摩擦」なる作品についてのデー
タがステップS3において取り込まれると、ステップS
4において、甲に20円を支払うべきことを示す課金情
報が作成される。続いて、この作品内で引用されている
「Mr.Kのインタビュー」なる作品についてのデータ
がステップS3(ステップS12の再帰処理によって実
行された一階層下のレベルの処理手順におけるステップ
S3)において取り込まれると、続くステップS4にお
いて、乙に5円を支払うべきことを示す課金情報が作成
される。結局、端末装置10の利用者が、「日米貿易摩
擦」なる作品を再生した場合、甲に対して20円、乙に
対して5円を支払う旨の課金情報が作成されることにな
り、この課金情報に基づいて、銀行口座を利用した決済
を自動的に行うことができる。端末装置10の利用者と
しては、単に、「日米貿易摩擦」という1つの作品を鑑
賞し、その対価として25円支払ったことになり、甲に
対して20円、乙に対して5円という対価の分配先につ
いては意識しないですむ。このようなシステムでは、特
に、多数箇所の引用を含んだ作品や、入れ子になった多
重引用を含んだ作品を鑑賞する場合に、非常に効率的な
対価処理が実現できることになる。
の作品情報を取り込むためには、ステップS3におい
て、統括管理装置60によるアクセス許可が出されるこ
とが前提となる。したがって、括管理装置60において
は、どの端末装置により、どの作品情報がアクセスされ
たか、という履歴情報が蓄積されてゆくことになる。こ
のシステムでは、ステップS1における作品リストの提
示を行う際に、この履歴情報を利用するようにしてい
る。すなわち、履歴情報は、各ユーザが過去にどのよう
な作品をアクセスしたかという事実を示すものであり、
ユーザの趣味、嗜好、生活環境などを把握する上で貴重
なデータとなる。そこで、各ユーザに対しては、履歴情
報を参考にして、利用度がより高いと思われる作品情報
を優先的に知らせるように、作品リストの提示をカスタ
マイズすることができる。また、前述したように、この
履歴情報を種々の商品の販売促進用の情報として利用す
ることも可能である。
保存装置70から各端末装置へ作品情報を伝送する処理
を支援する機能を有する。既に述べたように、この実施
例のシステムでは、エンドユーザ用端末装置10とし
て、汎用のパーソナルコンピュータやテレビゲーム装置
などの低価格のコンピュータを利用しており、大型コン
ピュータのような高度な画像処理や演算を実行すること
はできない。そこで、高度な処理や演算を実行すること
が必要な素材データについては、作品情報保存装置70
から端末装置10に直接伝送する代わりに、作品情報保
存装置70から一旦処理演算支援装置80へ伝送し、こ
こで必要な処理演算を行い、処理演算後の素材データを
端末装置10に伝送するようにしている。このように、
処理演算支援装置80を仲介して素材データを加工する
ことにより、端末装置10側での画像処理や演算の負担
を軽減させることができる。ステップS8における支援
処理は、このような処理演算支援装置80における処理
演算の実行を示すものである。ステップS7は、端末装
置10の機能と、伝送すべき素材データの内容と、を考
慮して、このような支援処理が必要か否かを判断するス
テップであり、この実施例では、統括管理装置60にお
いて判断を行うようにしている。
カラー画像データの変換処理が考えられる。一般にカラ
ー画像と言っても、1画素を32ビットで表現するいわ
ゆる「フルカラー画像」もあるし、これを16ビット、
あるいは8ビットで表現するカラー画像もある。そこ
で、たとえば、作品情報保存装置70内の素材データ
が、32ビットのフルカラー画像で用意されていたとし
ても、端末装置10側が8ビットのカラー画像にしか対
応できないような場合は、32ビットカラー画像を8ビ
ットカラー画像に変換する演算処理が必要になる。ま
た、作品情報保存装置70内の素材データが高解像度で
用意されているのに、端末装置10側は低解像度にしか
対応できないような場合も、高解像度画像データから低
解像度画像データへ間引きする処理が必要になる。ある
いは、素材データのフォーマットが、端末装置10で取
り扱えるフォーマットと異なる場合には、フォーマット
変換処理が必要になる。このような処理を、端末装置1
0側に負担させると、リアルタイムでの作品提示に支障
を及ぼすことになる。素材データの伝送路上に、高度な
演算処理能力をもつ処理演算支援装置80を介在させて
このような処理を行わせるようにすれば、このような問
題はなくなる。
に、編集者用端末装置50における編集手段53および
データ保存手段54の機能について述べておく。図1に
示す実施例のシステムでは、前述したように、エンドユ
ーザ用端末装置10を汎用パーソナルコンピュータやテ
レビゲーム装置により、編集者用端末装置50を汎用ワ
ークステーションにより、それぞれ構成している。ここ
で、編集者用端末装置50は、中小の情報提供会社やマ
ルチメディア作品制作会社に設置することを意図した装
置であり、作品提示手段51および一時記憶手段52の
他に、編集手段53およびデータ保存手段54を備えて
いる。
に基いて、新たな作品を作成し、この新たな作品につい
ての作品情報を、ネットワーク100を介して作品情報
保存装置70に新規保存する処理を行う機能を有し、図
7に示すハードウエア構成においては、ディスク装置1
07内にインストールされた「本システムのアプリケー
ションプログラム」内に組み込まれた編集用ソフトウエ
アに相当する。
データが作品情報として登録されており、編集者用端末
装置50の使用者(以下、編集者という)は、編集手段
53を利用して、これらの素材データを自由に組み合わ
せ、新たな作品を作成することができる。たとえば、図
5に示すような作品情報をもった作品「日米貿易摩擦」
を作成する場合は、編集者は、素材データA,B,Cを
自分で用意する。標題ロゴ1のような絵柄を作成できる
作図ソフトウエアや、本文記事2のようなテキストを入
力できるワードプロセッサソフトウエアや、グラフ7の
ようなグラフ作成を行うことができるグラフ作成用ソフ
トウエアを、本システムのアプリケーションプログラム
に包含させておけば、編集者はこれらのソフトウエアを
用いて素材データA,B,Cを用意することができる。
あるいは、別なアプリケーションソフトウエアを用いて
これらの素材データA,B,Cを用意してもかまわな
い。作品「日米貿易摩擦」では、これらの素材データの
他に、引用データDが必要になる。これは、引用対象と
なる作品「Mr.Kのインタビュー」に付された識別番
号を、そのまま引用データDとして用いればよい。編集
手段53には、このように、用いる素材データや引用デ
ータを特定し、これらについての作品構成データを作成
する編集機能が備わっている。すなわち、編集者が、こ
の編集機能を利用して、個々の素材データを所望の位置
に所望の倍率で割り付けると、そのような割り付けを行
うための指示が、作品構成データとして生成される。こ
うして、作品「日米貿易摩擦」が作成できたら、これを
新規作品として登録する旨の指示を編集手段53に与え
る。このとき、この作品についての財産権データを設定
する。すなわち、権利者として自己の名前や識別コード
などを入力し、所望の対価額および利用制限を設定する
入力を行えばよい。すると、統括管理装置60に対し
て、この新規作品を登録するよう要求が出される。統括
管理装置60は、この新規作品を作品情報保存装置70
内の新たな収容先に割り当て、その収容先を示す情報を
作品管理情報に追加する。こうして、図5に示すよう
な、素材データA,B,C、内容リスト、作品構成デー
タ、および財産権データから構成される作品情報が作成
できたら、これをネットワーク100を介して作品情報
保存装置70まで伝送し、作品情報保存装置70内のデ
ータベースに新規登録すればよい。
品情報は、ネットワーク100を介して編集者に開放さ
れている。編集者は、この作品情報保存装置70内に登
録された作品や素材を自由に利用して新たな作品を作成
することができ、この作品を登録することができる。ま
た、作品情報保存装置70内に用意されている素材だけ
でなく、独自に用意した新たな素材データを追加して、
新たな作品を作成することもできる。編集者によるこの
ような活動が活発に行われれば、作品情報保存装置70
内に登録された作品情報は時間とともに増えてゆく。し
かも、すべての作品情報は、統括管理装置60の管理下
においてデータベースとして一元管理されており、相互
引用を簡単に行うことができる。すなわち、他の作品を
引用する場合には、その作品を特定する引用データを用
意するだけですむ。しかも、個々の作品ごとに財産権デ
ータが付与されているので、知的財産権に関する管理を
各作品、素材ごとに独立して行うことができる。
存装置70内の作品情報をダウンロードするための手段
であり、図7に示すハードウエア構成においては、ディ
スク装置107によって構成される手段である。前述し
たように、本システムにおいて作品の鑑賞(再生)を行
う場合、生の素材データは、一時記憶手段52(図7に
おけるRAM106)に一時的に記憶され、再生が終了
すると順次消去される。本明細書では、このような、提
示のための一時的なデータの取り込み(いわゆる閉鎖系
内でのデータ配給)については、ダウンロードという文
言を用いずに区別している。このように、ダウンロード
を行っていないので、鑑賞後は、生の素材データが端末
装置内に残っていないことになる。したがって、ユーザ
が同じ作品をもう一度鑑賞する場合には、再度対価を支
払って(場合によっては割引価格あるいは無償で)、素
材データの伝送を受けることになる。一般のエンドユー
ザにとっては、このような方式でも特に問題は生じな
い。むしろ、知的財産権の侵害行為を防ぐ上では、この
ような方式が優れている。素材データが端末装置内に残
っていないために、不正利用されるおそれがないためで
ある。
である編集者の立場からは、ダウンロードを行って、よ
り自由度の高い編集を行えるようにした方がメリットが
大きい。もちろん、本システムでは、ダウンロードを全
く行わなくても、新たな作品を作成し、これを作品情報
保存装置70に新規登録することは可能である。一時記
憶手段52(RAM106)内に一時的に格納した素材
データに対して、編集手段53(本システムのアプリケ
ーションプログラム内の編集ルーチン)を機能させれば
よいのである。編集後には、一時記憶手段52内の生の
素材データは消去されるが、編集によって作成された新
たな作品についての作品情報は、作品情報保存装置70
内に登録されることになる。しかし、このような方式で
は、編集者はあくまでも「本システムのアプリケーショ
ンプログラム内の編集ルーチン」を用いた編集しか行う
ことができず、市販の種々のアプリケーションプログラ
ムを用いた編集はできない。そこで、この実施例では、
編集者用端末装置50については、生の素材データをデ
ータ保存手段54(ディスク装置107)内にダウンロ
ードすることを認めている。編集者は、ダウンロードし
た素材データに対して、市販の種々のアプリケーション
プログラムを用いて加工や編集処理を施し、新たな作品
を作成し、これを再び本システムのアプリケーションプ
ログラム(編集手段53)に引き渡し、作品情報保存装
置70内に新規登録することが可能になる。また、希望
すれば、ダウンロードした素材データを、本システムと
は完全に切り離し、CD−ROMなどの別の媒体を使っ
て配布したりすることも可能になる。
場合と、ダウンロードして利用する場合とでは、利用者
の享受する経済的な価値は当然異なる。そこで、財産権
データにおいては、作品の利用態様ごとに異なる対価額
が設定されている。たとえば、図6に示す作品情報で
は、財産権データの対価額として、「再生利用=5円,
ダウンロード使用=500,000円」という設定がな
されている。したがって、この「Mr.Kのインタビュ
ー」という作品を再生して鑑賞する場合は、5円の対価
が課金されることになるが、これをダウンロードして利
用する場合は、500,000円の対価が課金されるこ
とになる。各端末装置における利用形態が、単なる再生
であるのか、ダウンロードであるのか、は統括管理装置
60において把握されているので、統括管理装置60
は、利用形態に応じた正しい課金情報を作成することが
できる。
用されたくない」とか、「引用する場合には、このよう
な制限条件を付しておきたい」といったことを要望する
場合が少なくない。そこで、本システムでは、財産権デ
ータに、利用制限に関する条件を付加してある。個々の
作品の利用態様は、この条件によって制限を受けること
になる。たとえば、図6に示す「Mr.Kのインタビュ
ー」なる作品については、「部分引用不可」という利用
制限が付加されている。したがって、この作品を引用す
る場合には、作品ごとそっくり全部を引用しなければな
らず、素材データF(略歴6)をカットして、素材デー
タE(動画3)の部分だけを引用するようなことは許さ
れない。また、図5に示す「日米貿易摩擦」なる作品に
ついては、「ダウンロード不可,素材データAのみの単
独引用不可」という利用制限が付加されている。したが
って、この作品は、ダウンロードすることはできない。
したがって、編集者用端末装置50において、この作品
を引用した新たな作品を作成する場合には、一時記憶手
段52に一時的に格納した素材データに対して編集手段
53を用いた編集を行うことだけが許され、データ保存
手段54にダウンロードして市販のアプリケーションソ
フトウエアによる編集を行うことは許されない。また、
素材データA(標題ロゴ1)だけを単独で引用すること
は禁止されているので、この標題ロゴ1だけを自分の作
品に引用するような利用はできないことになる。
は、統括管理装置60によって把握されるため、端末装
置側において、利用制限に抵触するような操作を行った
としても、統括管理装置60によってその操作を無効に
することができる。したがって、各作品の知的財産権管
理を確実に行うことが可能になる。
ような項目を設けることもできる。たとえば、利用者甲
が、ある作品Aを鑑賞したところ、この作品Aの中で別
な作品Bが引用されていたことを認識したとする。そこ
で、利用者甲が、この作品Bを引用して別な作品Cを新
規に作成したものとしよう。この場合、作品Cの中では
作品Bが引用されているので、別な利用者乙が、作品C
を鑑賞すれば、作品Cの作者(甲)と作品Bの作者には
対価が支払われることになる。ところが、作品Cの作者
に、作品Bの存在を紹介したのは作品Aの作者であるか
ら、作品Cの作者(甲)は、作品Cの財産権データとし
て情報仲介料のような項目を設定しておき、利用者乙
が、作品Cを鑑賞した場合には、作品Aの作者にも情報
仲介料としての対価が支払われるようにすることもでき
る。
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、この他にも種々の態様で実施可能である。たとえ
ば、上述の実施例では、エンドユーザ用端末装置10を
パーソナルコンピュータやテレビゲーム装置で、編集者
用端末装置50をワークステーションで、それぞれ構成
しているが、これらの端末装置を必ずしもこのようなハ
ードウエアで構成する必要はない。また、上述の実施例
では、編集手段53およびデータ保存手段54を編集者
用端末装置50にのみ用意しているが、エンドユーザ用
端末装置10にもこれらの手段を設けるようにしてもか
まわない。たとえば、エンドユーザ用端末装置10に
は、一般のユーザが利用できる程度の簡易な編集機能を
設けておき、編集者用端末装置50には、プロフェッシ
ョナルが利用するための高度な編集機能を設けておく、
という形態も可能である。より具体的には、エンドユー
ザ用端末装置10に設ける簡易編集機能として、素材デ
ータの一部を切り出し、オリジナルな作品構成データを
作成し、これを端末装置10内に保存する機能を用意す
ることができる。あるいは、異なる作品情報間におい
て、情報の関連性や相互の参照関係・引用関係を示すリ
ンク情報を付加するような機能を用意することもでき
る。この場合、このリンク情報を第三者が利用するにあ
たっては、二次的著作物の利用として対価の支払を行う
ようにすることができる。このような利用形態によれ
ば、システム全体の情報が組織化され、従来のような単
独作品を流通させるだけのネットワークでは不可能であ
った、利用者総員による価値の生長が達成できる。
な作品を、端末装置10や作品情報保存装置70に保存
する作業は、統括管理装置60の管理下で行うようにす
るのが好ましい。こうすることにより、統括管理装置6
0は、行われた編集加工作業の結果を解析し、その利用
態様に応じた利用料金を課金することができる。また、
この解析により、各素材データごとの利用者の関心度を
測定することができるので(たとえば、ある利用者が特
定の素材データに対して編集加工を行ったとすれば、そ
の利用者はその素材データに対して、通常の鑑賞を行う
以上の強い関心を示したことになる。)、利用者に別な
情報を提示するときの情報の優先度の設定や、通信販売
のためのダイレクトマーケティングに応用することがで
きる。
クを用いた著作物提供システムによれば、素材データ,
引用データ,作品構成データ、財産権データ、によって
構成した作品情報を作品情報保存装置に収容し、必要に
応じて各端末装置に必要な作品を伝送するようにし、伝
送された作品についての財産権データに基づいて、個々
の作品ごとに知的財産権の管理を行うようにしたため、
提供した著作物に付随する知的財産権の管理を効率的に
行うことができるようになる。
著作物提供システムの基本構成を示すブロック図であ
る。
ィア作品を、ディスプレイ画面上に表示した状態を示す
図である。
ある。
な構成を示す図である。
構成内容を示す図である。
な作品の作品情報を示す図である。
ウエア構成を示すブロック図である。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の利用者に情報を流すためのネット
ワークと、 このネットワークに接続された複数の端末装置と、 このネットワークを介して提供すべき著作物を、各作品
ごとに作品情報として保存する作品情報保存装置と、 各端末装置に対する作品情報の伝送処理を統括管理する
統括管理装置と、 を備え、 前記作品情報を、単位著作物を構成する素材データと、
この素材データに基いて作品を構成するための指示を与
える作品構成データと、作品に付随する知的財産権の権
利者および対価額を示す情報を含む財産権データと、に
より構成し、 前記端末装置は、前記作品情報内に含まれている素材デ
ータで表現される単位著作物を、作品構成データに示さ
れている指示に基いて提示する処理を行い、 前記統括管理装置は、端末装置に作品情報を伝送すると
きに、この端末装置の利用者に対して、伝送された作品
情報内の財産権データに示された対価額を権利者に支払
うべきことを示す課金情報を作成する処理を行うことを
特徴とするネットワークを用いた著作物提供システム。 - 【請求項2】 複数の利用者に情報を流すためのネット
ワークと、 このネットワークに接続された複数の端末装置と、 このネットワークを介して提供すべき著作物を、各作品
ごとに作品情報として保存する作品情報保存装置と、 各端末装置に対する作品情報の伝送処理を統括管理する
統括管理装置と、 を備え、 前記作品情報を、単位著作物を構成する素材データおよ
び/または引用すべき他の作品情報を特定する引用デー
タと、これらのデータに基いて作品を構成するための指
示を与える作品構成データと、作品に付随する知的財産
権の権利者および対価額を示す情報を含む財産権データ
と、により構成し、 前記端末装置は、前記作品情報内に含まれている素材デ
ータで表現される単位著作物については、作品構成デー
タに示されている指示に基いて提示し、前記作品情報内
に含まれている引用データで表現される著作物について
は、引用データによって特定される被引用作品について
の作品情報を前記ネットワークを介して受け取り、この
被引用作品についての作品情報に基いて提示する処理を
行い、 前記統括管理装置は、端末装置に作品情報を伝送すると
きに、この端末装置の利用者に対して、伝送された作品
情報内の財産権データに示された対価額を権利者に支払
うべきことを示す課金情報を作成する処理を行うことを
特徴とするネットワークを用いた著作物提供システム。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のシステムにお
いて、 端末装置には、ネットワークを介して伝送された作品情
報を一時的に保持するための一時記憶手段と、この一時
記憶手段内に保持されている作品情報に基いて作品を提
示するための作品提示手段と、を設け、 ネットワークを介して端末装置に伝送された作品情報の
うち、前記作品提示手段による提示が終了した部分につ
いては、順次、前記一時記憶手段から消去されるように
したことを特徴とするネットワークを用いた著作物提供
システム。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載のシステムにお
いて、 ネットワークに接続された複数の端末装置の少なくとも
1つには、 素材データおよび/または引用データと、作品構成情報
とを合成することにより新たな作品を作成し、これに更
に財産権データを付加して新たな作品情報を作成し、こ
の新たな作品情報を、前記ネットワークを介して作品情
報保存装置に新規保存する処理を行う編集手段を更に設
けたことを特徴とするネットワークを用いた著作物提供
システム。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のシステ
ムにおいて、 財産権データ内に示された対価額として、作品の利用態
様ごとに異なる額を設定することを特徴とするネットワ
ークを用いた著作物提供システム。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のシステ
ムにおいて、 財産権データとして、更に、作品の利用態様を制限する
条件を付加したことを特徴とするネットワークを用いた
著作物提供システム。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のシステ
ムにおいて、 各端末装置に対して、過去にどの作品情報が伝送された
かを示す履歴情報を、統括管理装置内に蓄積するように
したことを特徴とするネットワークを用いた著作物提供
システム。
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|---|---|---|---|
| JP11397694A JP3753749B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | ネットワークを用いた著作物提供システム |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH07302244A true JPH07302244A (ja) | 1995-11-14 |
| JP3753749B2 JP3753749B2 (ja) | 2006-03-08 |
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