JPH07302435A - ビーム3分割用反射型回折格子およびこれを用いた光ピックアップ - Google Patents

ビーム3分割用反射型回折格子およびこれを用いた光ピックアップ

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JPH07302435A
JPH07302435A JP6094726A JP9472694A JPH07302435A JP H07302435 A JPH07302435 A JP H07302435A JP 6094726 A JP6094726 A JP 6094726A JP 9472694 A JP9472694 A JP 9472694A JP H07302435 A JPH07302435 A JP H07302435A
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diffraction grating
grating
beams
dividing
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和思 森
Atsushi Tajiri
敦志 田尻
Keiichi Yoshitoshi
慶一 吉年
Takao Yamaguchi
隆夫 山口
Tatsuhiko Niina
達彦 新名
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビーム3分割用反射型回折格子を光源に対し
て傾けて配置する場合に、3分割回折されたビームのス
ポット間隔を対称に且つ小スポットに集光させることの
できるビーム3分割用反射型回折格子を提供することを
目的とする。 【構成】 発散レーザ光源の光軸に対して傾斜させて用
いられ、格子面上でのレーザ光入射角が傾斜方向で異な
ることになるビーム3分割用反射型回折格子11であっ
て、その傾斜方向に回折する作用を有し、少なくとも有
効な開口内で、前記レーザ光入射角が大きくなる程その
格子面11a上での格子周期が長くなるように格子の周
期変調がなされ、3分割回折作用により形成される±1
次仮想光源が、0次仮想光源を中心に対称で且つ光強度
分布の幅が狭くなるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発散レーザ光源の光軸
に対して傾斜させて用いられるビーム3分割用反射型回
折格子およびこれを用いた光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップのトラッキングサーボの
方法の一つとして3ビーム法が知られているが、この3
ビーム法を用いる場合には、信号光が再び回折格子に入
射して損失が生じるという透過型のビーム3分割用回折
格子の欠点を回避するために、反射型のビーム3分割用
回折格子が用いられている。反射型の回折格子は、基板
表面にエッチングで凹凸を形成してAl或いはCrとA
uとを蒸着する等の製法により作製される。
【0003】図9は、ビーム3分割用反射型回折格子を
用いた光ピックアップを示す縦断側面図である。図中の
1は、n+ 型Si等からなる導電性半導体材料または銅
等の導電性金属からなる良熱伝導性基板である。良熱伝
導性基板1には、第1平面部1a、45°傾斜面部1
b、及び第2平面部1cが形成されている。第1平面部
1a上には、光量調整用PINフォトダイオード部を有
するサブマウント2を介して半導体レーザチップ4が設
けられている。45°傾斜面部1bには、ビーム3分割
用反射型回折格子6が設けられている。そして、第2平
面部1cには、信号検出用6分割PINフォトダイオー
ド5がマウントされている。
【0004】また、これら素子配置面の上方側には、図
示しない支持手段にてホログラム素子7が配置され、さ
らにその上方には、図示しないアクチュエータに取り付
けられた集光用レンズ8が配置されている。半導体レー
ザチップ4から出射された光はビーム3分割用反射型回
折格子6によって反射される際、回折作用により3本の
ビームに分割される。そして、これら3本のビームは、
ホログラム素子7を透過(0次回折)したのち、集光レ
ンズ8により光ディスク9の信号記録面上に集光され
る。
【0005】ピット信号(HF信号)、トラッキングエ
ラー信号、及びフォーカシングエラー信号が乗った3本
のビームの反射光は、再び集光レンズ8を通過したの
ち、ホログラム素子7によって1次回折(或いは−1次
回折)し、信号検出用PINフォトダイオード5に入射
される。なお、フォーカシングエラー信号は、ホログラ
ム素子7が回折光に非点収差を持たせる機能を有してい
るため、4分割PINフォトダイオードを用いて非点収
差法により検出することができる。
【0006】このようなビーム3分割用反射型回折格子
6を用いた光ピックアップにおいては、ホログラム素子
7を除いて各素子をほぼ同一面上に配置することがで
き、半導体レーザ4、フォトダイオード5等のワイヤボ
ンディングの引き出し等の作製が容易であり、低コスト
化が図れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体レー
ザ光の集光スポット形状は、半導体レーザ出射面での近
視野像の形状を反映し楕円形状になり、ピット信号検出
のS/N比を考慮すると、3ビーム分割は、半導体レー
ザ素子接合面に垂直方向(図9においては紙面内で回
折:図10参照)に行う必要がある。
【0008】図10は、半導体レーザ4から出射された
光ビームが、45°傾けて配置されたビーム3分割用反
射型回折格子6によって3分割回折されて反射される様
子を示すとともに、仮想光源が回折格子面を基準にして
半導体レーザ4と対称な位置に形成される様子を示した
説明図である。図中、32aが0次仮想光源、32bが
+1次仮想光源、32cが−1次仮想光源である。ま
た、図中のXは、ビーム3分割用反射型回折格子6の傾
斜方向であってレーザ光入射角が大きくなる方向を示し
ている。Oは、原点(光軸に一致する点)を示してい
る。x′は、仮想光源についての上記方向Xに対応する
方向での距離(0を原点とする)を示し、dは仮想光源
のx′上の位置を示している。
【0009】上記従来のビーム3分割用反射型回折格子
6は、図11に示すように、格子ピッチ(Λ0 )が図中
X方向に全て等しくされた等周期回折格子から成る。そ
の±1次回折光の仮想発光点の光強度分布を計算する
と、図12に示すように、かなり広がった分布になる。
即ち、1点にはならず、回折限界の小さいスポットに集
光させることができない。なお、図12の110μmの
位置は、光ディスク上では20μm位置に対応する(2
0μm×レンズ倍率5.5=110μm)。
【0010】また、図10に示しているように、半導体
レーザ光軸23を中心として回折格子の上側と下側での
入射角が非対称となるため、+1次仮想光源32bと−
1次仮想光源32cのスポット間隔も非対称となる。従
って、このようなビームを用いてトラッキングエラー信
号を検出する場合には、信号の振幅が小さくなったり、
光ディスクが傾斜したときに、信号にオフセットが生じ
たりするという欠点を有していた。
【0011】本発明は、上記の事情に鑑み、ビーム3分
割用反射型回折格子を光源に対して傾けて配置する場合
に、3分割回折されたビームのスポット間隔を対称に且
つ小スポットに集光させることのできるビーム3分割用
反射型回折格子およびこれを用いた光ピックアップを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、第1の構成
は、入射ビームを反射すると共に分割するビーム3分割
用反射型回折格子において、3分割されたビームが形成
する集光スポットが一直線上に等間隔で且つその各スポ
ットが小さくなるようにした回折格子形状を有する。ま
た、第2の構成は、上記入射ビームが非平行ビームであ
る。
【0013】第3の構成のビーム3分割用反射型回折格
子は、発散レーザ光源の光軸に対して傾斜させて用いら
れ、格子面上でのレーザ発光点からの距離またはレーザ
光入射角が傾斜方向で異なることになるビーム3分割用
反射型回折格子において、その傾斜方向に回折する作用
を有し、3分割回折作用により形成される±1次仮想光
源の位置が、0次仮想光源を中心に対称で且つ±1次仮
想光源の光強度分布の幅が狭くなるように格子の周期変
調がなされていることを特徴とする。
【0014】第4の構成のビーム3分割用反射型回折格
子は、発散レーザ光源の光軸に対して傾斜させて用いら
れ、格子面上でのレーザ発光点からの距離またはレーザ
光入射角が傾斜方向で異なることになるビーム3分割用
反射型回折格子において、その傾斜方向に回折する作用
を有し、少なくとも有効な開口内で、前記レーザ発光点
からの距離が大きくなる程またはレーザ光入射角が大き
くなる程その格子面上での格子周期が長くなるように格
子の周期変調がなされていることを特徴とする。
【0015】第5の構成のビーム3分割用反射型回折格
子は、上記第3又は第4の構成において、発散レーザ光
源の光軸が交わる付近の格子周期が略一定若しくは他の
部分よりも変化が緩やかになっていてもよい。
【0016】第6乃至第10の構成のビーム3分割用反
射型回折格子は、格子周期Λ(x)が所定の式により変
調されている。
【0017】第11の構成の光ピックアップは、上記第
1乃至第10の構成のいずれかのビーム3分割用反射型
回折格子を備えたことを特徴とする。
【0018】
【作用】第1又は第2の構成によれば、3分割されたビ
ームが形成するスポットが一直線上に等間隔で且つその
各スポットが小さくなる。
【0019】第3乃至第10の構成によれば、格子面上
でのレーザ光入射角が傾斜方向で異なる場合でも、3分
割回折されたビームのスポット間隔を対称に且つ小スポ
ットに集光させることができる。
【0020】第5、第9、第10の構成のビーム3分割
用反射型回折格子によれば、原点付近の周期変化が緩や
かになっているので、上記作用に加え、回折格子の取付
位置の多少のずれを許容することが可能であり、光ピッ
クアップの組み立て容易化が図れる。
【0021】第11の構成の光ピックアップによれば、
トラッキングエラー信号の振幅を大きくすることがで
き、更に、光ディスクが傾斜したときでも信号にオフセ
ットが生じたりするのを回避できるので、トラッキング
サーボの信頼性を向上させることができる。
【0022】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明のビーム3分割用反射型回折
格子をその実施例を示す図1乃至図3に基づいて説明す
る。なお、その製法や半導体レーザの光軸に対して傾斜
させて用いられる点は従来と変わらない。即ち、本発明
のビーム3分割用反射型回折格子は、従来例で示した図
10のごとく配置される。以下の説明では必要に応じて
この図10を適宜参照する。
【0023】図1は、本実施例のビーム3分割用反射型
回折格子11を示す縦断側面図である。図中の方向X、
及び原点(光軸に一致する点)Oは、図10で示された
方向X及び原点Oに一致する。
【0024】上記のビーム3分割用反射型回折格子11
は、3分割回折作用により形成される±1次仮想光源3
1b,31cが、0次仮想光源31aを中心に対称で且
つ光強度分布の幅が狭くなるように格子の周期変調がな
されている。具体的には、原点Oを通るX方向上におい
て、レーザ光入射角が大きくなる程(別言すれば、レー
ザ発光点からの距離が遠い位置になる程)その格子面
(回折格子の凹凸が形成されている面)11a上での格
子周期Λ(x)が長くなるように格子の周期変調がなさ
れている。但し、xは格子面上のX方向の位置座標を示
す。
【0025】格子周期Λ(x)は、以下の式1により決
定している。
【0026】
【数1】 Λ(x)=(1/2)〔λ/h1(x) +λ/h2(x) 〕 ただし、 h1(x) =sin(tan -1((d-x)/(l+x))-π/4)+sin(tan -1
(x/(l+x))+π/4) h2(x) =sin(tan -1(-x/(l+x))- π/4)+sin(tan
-1((d+x)/(l+x))+π/4) λ:レーザ光の波長 l:レーザ発光点と原点Oとの距離 d:±1次回折光仮想光源のx′方向上での位置
【0027】図2は、上記の式1において、λ=0.7
9μm、 l=2000μm、d=110μmとした場合
の格子周期Λ(x)の変化を示したグラフである。この
図では、レーザ光入射角(格子面法線とのなす角度)が
大きくなる側、別言すれば、レーザ光源からの距離が遠
い位置になる側はプラス側として表記され、その逆の側
はマイナス側として表記している。また、図中の点線
は、従来のビーム3分割用反射型回折格子の格子周期を
示している。以下の実施例においても同様である。
【0028】なお、図2のグラフにおける格子面上位置
のマイナス側で一部、グラフの傾きが逆転する部分があ
るが、この部分は回折格子の有効な開口内から外れるこ
とになる部分である。以下の実施例においても同様であ
る。
【0029】図3は、上記のごとく周期変調された格子
面11aを有する場合の±1次回折光の仮想発光点の光
強度分布を示すグラフである。±1次仮想光源が0次仮
想光源を中心に対称で且つ光強度分布の幅が狭くなって
おり、図12に示した従来のビーム3分割用反射型回折
格子に比べてかなり改善されている。
【0030】(実施例2)以下、本発明の他の実施例を
図4に基づいて説明する。
【0031】本実施例のビーム3分割用反射型回折格子
は、実施例1の式1を2次関数で近似した以下に示す式
2によって格子周期を変調している。
【0032】
【数2】Λ(x)=a(x−b)2 +c ただし、a,b,cは定数
【0033】図4は、上記の式2において、a=1.3
95×10-5、b=−720、c=12.75とした場
合の格子周期Λ(x)の変化を示したグラフである。図
2に示した結果とほぼ同様の結果を得ることができる。
【0034】(実施例3)以下、本発明の他の実施例を
図5に基づいて説明する。
【0035】本実施例のビーム3分割用反射型回折格子
は、波動光学的手法を用い、以下に示す式3によって格
子周期を変調している。
【0036】
【数3】Λ(x)=λh3 (x)/h4 (x) ただし、 h3 (x)=[{(x-x0)2+y0 2 }{(x-x1)2+y1 2 }]1/2 4 (x)=(x-x0)〔(x-x1)2+y1 21/2 -(x-x1)〔(x-x
0)2+y0 21/2 x0=-y0 =-l/21/2 x1=(-l+d)/21/2 y1=(-l-d)/21/2 あるいは、 x1=(-l-d)/21/2 y1=(-l+d)/21/2 なお、λ, l, d, x は、実施例1と同様に定義され
る。
【0037】図5は、上記の式3において、λ=0.7
9μm、 l=2000μm、d=110μmとした場合
の格子周期Λ(x)の変化を示したグラフであり、この
場合も、原点Oを通るX方向上において、レーザ光入射
角が大きくなる程その格子面11a上での格子周期Λ
(x)が長くなる。なお、この波動光学的手法により得
られた格子周期を有するビーム3分割用反射型回折格子
11は、これら実施例を通じて最もよい結果を得ること
ができた。
【0038】(実施例4)以下、本発明の他の実施例を
図6を用いて説明する。
【0039】本実施例では、図6に示すように、格子周
期Λ(x)の変化を直線近似させている。同図は、傾き
を0.016とした場合である。この直線近似の場合、
仮想光源のスポット幅はやや広がるものの、格子面の設
計が容易であるという利点を有する。
【0040】(実施例5)以下、本発明の他の実施例を
図7を用いて説明する。
【0041】本実施例のビーム3分割用反射型回折格子
は、当該格子配置の位置精度を緩和し得るようになって
いる。即ち、実施例1乃至4では、回折格子の取付位置
がx方向にずれると、仮想光源の間隔が設計値からずれ
るという欠点を有するが、本実施例によれば、原点O付
近の周期変化が緩やかになっているので、回折格子の取
付位置の多少のずれを許容することが可能であり、光ピ
ックアップの組み立て容易化が図れる。
【0042】本実施例では、格子周期Λ(x)は、4次
関数である以下の式4により与えている。
【0043】
【数4】Λ(x)=a1 3 (b1 x−c1 )+f1 ただし、a1 ,b1 ,c1 ,f1 は定数
【0044】図6は、上記の式4において、a1 =2.
871×10-11 、b1 =3、c1=−2880、f1
=20.23とした場合の格子周期Λ(x)の変化を示
したグラフである。図から明らかなように、原点O付近
での周期変化が略一定になっている。
【0045】(実施例6)以下、本発明の他の実施例を
図8を用いて説明する。
【0046】本実施例のビーム3分割用反射型回折格子
は、実施例5と同様、格子配置の位置精度を緩和し得る
ものである。そして、格子周期Λ(x)は、以下の式5
により与えている。
【0047】
【数5】x≦0の領域で、 Λ(x)=a2 cos(xπ/b2 )+c2 x>0の領域で、 Λ(x)=f2 1.5 +g2 ただし、a2 ,b2 ,c2 ,f2 ,g2 は定数
【0048】図8は、上記の式5において、a2 =3.
858、b2 =720、c2 =16.37、f2 =1.
230×10-10 、g2 =20.23とした場合の格子
周期Λ(x)の変化を示したグラフである。図から明ら
かなように、原点O付近での周期変化が略一定になって
いる。
【0049】なお、以上の説明で示された式1〜5は例
示であり、他の関数によって格子周期を表現するように
してもよい。勿論、これらとともに示した変数或いは定
数として他の数値を用いてもよいものである。
【0050】(実施例7)次に、光ピックアップについ
て説明する。本発明の光ピックアップは、以上に説明し
たビーム3分割用反射型回折格子11を備えて成る。勿
論、このビーム3分割用反射型回折格子11は、発散レ
ーザ光源の光軸に対して傾斜させて用いられる。即ち、
本発明のビーム3分割用反射型回折格子は、従来例で示
した図9のごとく配置されるものであり、他の構成も、
図9と同様に構成できる。
【0051】かかる光ピックアップによれば、トラッキ
ングエラー信号の振幅を大きくすることができ、更に、
光ディスクが傾斜したときでも信号にオフセットが生じ
たりするのを回避できるので、トラッキングサーボの信
頼性を向上させることができる。
【0052】なお、以上の実施例では、原点Oを通る格
子面上での光入射点とレーザ発光点の距離の変化に対し
てのみ周期を変調し、X方向と直交する方向では周期が
変化しない(即ち、平行な直線状の格子パターン)とし
たが、原点Oを通らないX方向でのレーザ発光点と格子
面上の光入射点との距離の変化をも加味し、X方向と直
交する方向の各位置で格子周期が異なるよう(即ち、曲
線状の格子パターン)にしてもよいものである。
【0053】また、以上の実施例に限らず、入射ビーム
を反射すると共に分割するビーム3分割用反射型回折格
子において、3分割されたビームが形成するスポットが
一直線上に等間隔で且つその各スポットが小さくなるよ
うにした回折格子形状を有するように構成してもよく、
また、この構成において上記入射ビームが非平行ビーム
であってもよいものである。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明のビーム3分割用
反射型回折格子によれば、3分割されたビームが形成す
るスポットが一直線上に等間隔で且つその各スポットが
小さくなり、また、3分割回折されたビームのスポット
間隔を対称に且つ小スポットに集光させることができ、
また、原点付近の周期変化が緩やかにする構成では、回
折格子の取付位置の多少のずれを許容することが可能で
あるため、光ピックアップの組み立て容易化が図れる。
また、本発明の光ピックアップによれば、トラッキング
エラー信号の振幅は大きくなり、更に、光ディスクが傾
斜したときでも信号にオフセットが生じたりするのを回
避できるので、トラッキングサーボの信頼性を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビーム3分割用反射型回折格子の縦断
側面図である。
【図2】本発明のビーム3分割用反射型回折格子の格子
周期を示すグラフである。
【図3】図2の格子周期を有するビーム3分割用反射型
回折格子による仮想光源位置に対する光強度分布を示す
グラフである。
【図4】本発明の他の実施例のビーム3分割用反射型回
折格子の格子周期を示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例のビーム3分割用反射型回
折格子の格子周期を示すグラフである。
【図6】本発明の他の実施例のビーム3分割用反射型回
折格子の格子周期を示すグラフである。
【図7】本発明の他の実施例のビーム3分割用反射型回
折格子の格子周期を示すグラフである。
【図8】本発明の他の実施例のビーム3分割用反射型回
折格子の格子周期を示すグラフである。
【図9】光ピックアップの模式的断面図である。
【図10】半導体レーザから出射された光ビームが、4
5°傾けて配置されたビーム3分割用反射型回折格子に
よって3分割回折されて反射される様子を示すととも
に、仮想光源が回折格子面を基準にして半導体レーザ4
と対称な位置に形成される様子を示した説明図である。
【図11】従来のビーム3分割用反射型回折格子を示す
縦断側面図である。
【図12】従来のビーム3分割用反射型回折格子による
仮想光源位置に対する光強度分布を示すグラフである。
【符号の説明】
1 良熱伝導性基板 4 半導体レーザチップ 5 信号検出用PINフォトダイオード 7 ホログラム素子 8 集光用レンズ 9 光ディスク9 11 ビーム3分割用反射型回折格子 11a格子面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 隆夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 新名 達彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射ビームを反射すると共に分割するビ
    ーム3分割用反射型回折格子において、3分割されたビ
    ームが形成する集光スポットが一直線上に等間隔で且つ
    その各スポットが小さくなるようにした回折格子形状を
    有することを特徴とするビーム3分割用反射型回折格
    子。
  2. 【請求項2】 上記入射ビームが非平行ビームであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のビーム3分割用反射型
    回折格子。
  3. 【請求項3】 発散レーザ光源の光軸に対して傾斜させ
    て用いられ、格子面上でのレーザ発光点からの距離また
    はレーザ光入射角が傾斜方向で異なることになるビーム
    3分割用反射型回折格子において、その傾斜方向に回折
    する作用を有し、3分割回折作用により形成される±1
    次仮想光源の位置が、0次仮想光源を中心に対称で且つ
    ±1次仮想光源の光強度分布の幅が狭くなるように格子
    の周期変調がなされていることを特徴とするビーム3分
    割用反射型回折格子。
  4. 【請求項4】 発散レーザ光源の光軸に対して傾斜させ
    て用いられ、格子面上でのレーザ発光点からの距離また
    はレーザ光入射角が傾斜方向で異なることになるビーム
    3分割用反射型回折格子において、その傾斜方向に回折
    する作用を有し、少なくとも有効な開口内で、前記レー
    ザ発光点からの距離が大きくなる程またはレーザ光入射
    角が大きくなる程その格子面上での格子周期が長くなる
    ように格子の周期変調がなされていることを特徴とする
    ビーム3分割用反射型回折格子。
  5. 【請求項5】 発散レーザ光源の光軸が交わる付近の格
    子周期が略一定若しくは他の部分よりも変化が緩やかに
    なっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記
    載のビーム3分割用反射型回折格子。
  6. 【請求項6】 格子周期Λ(x)が、 Λ(x)=(1/2)〔λ/h1(x) +λ/h2(x) 〕 ただし、 h1(x) =sin(tan -1((d-x)/(l+x))-π/4)+sin(tan -1
    (x/(l+x))+π/4) h2(x) =sin(tan -1(-x/(l+x))- π/4)+sin(tan
    -1((d+x)/(l+x))+π/4) x:レーザ発光点とその光軸が格子面に交わる点Oから
    の格子面上での傾斜方向上の距離 λ:レーザ光の波長 l:レーザ発光点とその光軸が格子面に交わる点Oとの
    距離 d:±1次回折光仮想光源の0次回折光仮想光源からの
    距離 のように変調されていることを特徴とする請求項3又は
    4に記載のビーム3分割用反射型回折格子。
  7. 【請求項7】 格子周期Λ(x)が、 Λ(x)=a(x−b)2 +c ただし、 a,b,cは定数、xはレーザ光の光軸が格子面に交わ
    る点からの格子面上での傾斜方向上の距離のように変調
    されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のビ
    ーム3分割用反射型回折格子。
  8. 【請求項8】 格子周期Λ(x)が、 Λ(x)=λh3 (x)/h4 (x) ただし、 h3 (x)=[{(x-x0)2+y0 2 }{(x-x1)2+y1 2 }]1/2 4 (x)=(x-x0)〔(x-x1)2+y1 21/2 -(x-x1)〔(x-x
    0)2+y0 21/2 x0=-y0 =-l/21/2 x1=(-l+d)/21/2 y1=(-l-d)/21/2 あるいは、 x1=(-l-d)/21/2 y1=(-l+d)/21/2 x:レーザ発光点とその光軸が格子面に交わる点Oから
    の格子面上での傾斜方向上の距離 λ:レーザ光の波長 l:レーザ発光点とその光軸が格子面に交わる点Oとの
    距離 d:±1次回折光仮想光源の0次回折光仮想光源からの
    距離 のように変調されていることを特徴とする請求項3又は
    4に記載のビーム3分割用反射型回折格子。
  9. 【請求項9】 格子周期Λ(x)が、 Λ(x)=a1 3 (b1 x−c1 )+f1 ただし、 a1 ,b1 ,c1 ,f1 は定数、xはレーザ光の光軸が
    格子面に交わる点からの格子面上での傾斜方向上の距離
    のように変調されていることを特徴とする請求項5に記
    載のビーム3分割用反射型回折格子。
  10. 【請求項10】 格子周期Λ(x)がx≦0の領域で、 Λ(x)=a2 cos(xπ/b2 )+c2 x>0の領域で、 Λ(x)=f2 1.5 +g2 ただし、 a2 ,b2 ,c2 ,f2 ,g2 は定数、xはレーザ光の
    光軸が格子面に交わる点からの格子面上での傾斜方向上
    の距離のように変調されていることを特徴とする請求項
    5に記載のビーム3分割用反射型回折格子。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10のいずれかの
    ビーム3分割用反射型回折格子を備えたことを特徴とす
    る光ピックアップ。
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US6501601B1 (en) 1999-04-28 2002-12-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical device with diffraction grating having plural grating regions
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