JPH0730254U - 油剤付与装置 - Google Patents
油剤付与装置Info
- Publication number
- JPH0730254U JPH0730254U JP6077493U JP6077493U JPH0730254U JP H0730254 U JPH0730254 U JP H0730254U JP 6077493 U JP6077493 U JP 6077493U JP 6077493 U JP6077493 U JP 6077493U JP H0730254 U JPH0730254 U JP H0730254U
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- oil
- yarn
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- Pending
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油剤の飛散が少なくて、しかも、設備コスト
が安価な油剤付与装置を提供する。 【構成】 本考案の油剤付与装置は、油剤付与手段
(1)、油剤溜め手段(2)、油剤供給手段(3)から
構成される。さらに、該油剤供給手段(3)は、鉛直上
部に設けられた油剤溜め容器(3′)と、鉛直下部に設
けられた油剤供給用の管(3′′)とから構成されてい
る。このように構成された油剤付与装置は、撚糸延伸加
工機の最終ローラ(8)と撚糸巻取機のリングレール
(9)との間に、走行する糸条(Y)に対して油剤を付
与すべく、設置されている。この例では、走行する糸条
はフィードローラ(図示せず)と最終ローラ(8)との
間で延伸され、これらのローラ間で長繊維の一部が引き
千切られた紡績糸様の加工糸になる。したがって、この
後の工程で油剤が、舒解性を良くするために該加工糸に
付与された後、パーン(7)に巻き取られる。
が安価な油剤付与装置を提供する。 【構成】 本考案の油剤付与装置は、油剤付与手段
(1)、油剤溜め手段(2)、油剤供給手段(3)から
構成される。さらに、該油剤供給手段(3)は、鉛直上
部に設けられた油剤溜め容器(3′)と、鉛直下部に設
けられた油剤供給用の管(3′′)とから構成されてい
る。このように構成された油剤付与装置は、撚糸延伸加
工機の最終ローラ(8)と撚糸巻取機のリングレール
(9)との間に、走行する糸条(Y)に対して油剤を付
与すべく、設置されている。この例では、走行する糸条
はフィードローラ(図示せず)と最終ローラ(8)との
間で延伸され、これらのローラ間で長繊維の一部が引き
千切られた紡績糸様の加工糸になる。したがって、この
後の工程で油剤が、舒解性を良くするために該加工糸に
付与された後、パーン(7)に巻き取られる。
Description
【0001】
本考案は、紡績糸様の加工糸への油剤付与装置に関する。
【0002】
通常、走行する糸条に油剤を付与する装置としては、オイルバス内に回転する ローラの下部を浸漬して、ローラ面に油膜を形成し、糸条に油剤を付与するオイ リングローラ方式がある。また、計量ポンプから連続的に油剤をオイリングガイ ドに計量供給し、該オイリングガイドに接触走行する糸条に油剤を付与する計量 オイリング方式もある。
【0003】 しかしながら、紡績糸様の加工糸のアフターオイリング装置として考えた場合 に、これら従来のオイリング方式では、油剤が激しく飛散するという特有の現象 が起こる。特に、ループ状、毛羽状、ないし、一部が引き千切られて短繊維とな った繊維を含む長繊維において、巻かれた糸条を円滑に解舒するために、予め、 糸条に油剤を付与しておくことが不可欠であり、このため、油剤の飛散しないオ イリング装置が切望されていた。
【0004】 また、低コストで糸加工しようとした場合、従来のオイリング装置では、オイ リングローラ駆動用モーター、計量ポンプ、あるいは、これらの機器を制御する ための制御装置等が必要となり、これらの設備を設置するための費用が大きく、 糸の加工費用を低減するための障害となっていた。
【0005】
本考案は、以上に述べたことを克服するためになされたものであり、その解決 しようとする課題は、以下のようなものである。
【0006】 (1) 油剤の飛散が可及的に起こらないオイリング装置を提供すること。特に、 紡績糸様の糸形態を有する糸条へ油剤を付与する装置を提供すること。
【0007】 (2) 従来のオイリング装置と比較して、より安価なオイリング装置を提供する こと。
【0008】
前記の課題を解決するために、本考案によれば、油剤付与手段、油剤供給手段 、及び、この両手段を連結する油剤溜め手段とから構成された油剤付与装置にお いて、下記の要件を満足することを特徴とする油剤付与装置が提供される。 a.前記の油剤付与手段は、毛細管現象によって油剤を吸い上げ、この吸い上げ た油剤を走行糸条に接触式で付与する接触式付与手段であって、該油剤付与手段 の一部は前記の油剤溜め手段の油剤中に浸漬されていること。
【0009】 また、前記の油剤供給手段が、 b.上部に、気密状態に保たれた油剤溜め容器と、 c.該容器の下方に、上端が該容器の底部に連設され、下端が油剤溜め手段内の 油剤中に浸漬され、且つ、油剤液面の低下に伴って、その一部から空気が流入す る開口部を設けた管とからなり、剤中に該開口部が浸漬された管とからなり、 これによって、 d.前記の油剤溜め手段内の油剤の液面が下がったときに、前記の開口部から空 気が流入し、油剤の液面が上がったときに、空気の流入が停止する自動液面調整 機能を有する、ことを特徴とする油剤付与装置が提供される。
【0010】 さらには、本考案の油剤付与装置は、紡績糸様の加工糸へ油剤を付与する装置 として好適である。
【0011】
本考案の油剤付与装置の一実施例について、図面に基づいて詳細に説明するが 、これによって本考案が限定されることはない。
【0012】 図1は、本考案の油剤付与装置の一実施態様を示す斜視図である。
【0013】 該図において、本考案の油剤付与装置は、油剤付与手段(1)、油剤溜め手段 (2)、油剤供給手段(3)から構成される。さらに、該油剤供給手段(3)は 、鉛直上部に設けられた油剤溜め容器(3′)と、鉛直下部に設けられた油剤供 給用の管(3′′)とから構成されている。
【0014】 以上のように構成された油剤付与装置は、撚糸延伸加工機の最終ローラ(8) と撚糸巻取機のリングレール(9)との間に、走行する糸条(Y)に対して油剤 を付与すべく、設置されている。この例では、走行する糸条はフィードローラ( 図示せず)と最終ローラ(8)との間で延伸され、これらのローラ間で長繊維の 一部が引き千切られた紡績糸様の形態を有する加工糸になる。したがって、この 後の工程で油剤が、舒解性を良くするために該加工糸に付与された後、パーン( 7)に巻き取られる。
【0015】 ここで、本考案の油剤付与装置を図2及び図3を参照しつつ、更に詳細に説明 する。図2は油剤付与手段部の側面断面図であり、図3は油剤供給手段部の側面 断面図である。
【0016】 該図において、5は油剤付与手段(1)をフェルトのような柔らかい材料で構 成した場合に、該油剤付与手段(1)の形状を油剤(6)を付与し易い形状に固 定するためのガイドである。ところで、本考案の油剤付与手段(1)は、毛細管 現象によって油剤(6)を自動的に吸入するもの、例えば、前記のフェルトやス ポンジの他、焼結金属のような多孔質体からなるもの、細い管を束ねたもの等、 あるいは、これらの組み合わせや同効物を使用できる。例えば、多孔質の焼結金 属の表面にフェルトを貼り付けることによって、糸条(Y)をフェルトにだけ接 触させて、走行させることもできる。もちろん、これとは逆にフェルトに多孔質 の焼結金属を接触させる構成を採ることもできる。ただし、このような場合には 、油剤付与手段(5)の一部である焼結金属が糸条に油剤(6)を接触式で供給 できる形状に加工できるため、前記のガイド(5)は、必ずしも必要ではない。
【0017】 また、これらの油剤付与手段(1)は、油剤溜め手段(2)にその一部を浸漬 させることで、油剤溜め手段(2)に油剤が存在する限り、油剤(6)は毛細管 現象によって、油剤付与手段(1)に安定に供給される。ここで、油剤溜め手段 (2)は、多錘に亘って、一つの油剤受けで兼用することが、設備コストを低減 させるためには好ましいが、少しのコスト増を許容できるなら、各錘毎に設けて もよい。
【0018】 次に、油剤溜め手段内の油剤液面レベルの調整手段について、図3の2つの実 施態様を援用して説明する。
【0019】 図3-(a)において、油剤供給手段(3)は、鉛直上部に気密状態に保たれた油 剤溜め容器(図3-(a)には図示しないが、図1では3′である)が設けられてい る。一方、鉛直下部の管(3′′)には、空気導入用の斜めに切り込まれた開口 部(4)が設けられている。そして、該開口部(4)は油剤溜め手段(2)内の 油剤(6)中に浸漬して設置されている。このため、前記の油剤溜め手段(2) 内の油剤液面(L)が、開口部(4)の上端(4a)より下がったときに、該開 口部(4)から空気が流入し、気密状態に保たれた油剤溜め容器(3′)の上部 に空気が流入する。そして、油剤溜め容器内の圧力を上昇させ、不足した油剤を 油剤溜め手段(2)内に供給する。この結果、油剤溜め手段(2)内の液面(L )が上昇し、油剤供給手段(3)の鉛直下部に設けられた開口部(4)が再び油 剤(6)で浸漬され、これによって、空気の流入が停止する。そして、油剤溜め 容器(3′)内の圧力と油剤(6)の液柱高さを合計した圧力と、油剤溜め手段 (2)内の空気圧力との圧力平衡を保たれるまで油剤溜め手段(2)へ、一定量 の油剤が流入する。このように、本考案の調整手段によれば、油剤液面(L)の レベルを常に一定レベルに調整できる。
【0020】 図3-(b)は、図3-(a)と比較して、斜めに切り込まれた開口部(4)に代えて 、油剤供給手段(3)の鉛直下部の管(3′)に空気導入用の開口部(4)が刻 設された以外は、図3-(a)の実施態様と同じである。この場合においても、油剤 液面(L)が開口部(4)が、油剤液面(L)のレベルを常に一定レベルに調整 する役割を果たす。
【0021】 本考案の油剤付与装置は、紡績糸様の加工糸へ油剤を付与する装置として好適 であるが、他の加工糸にも適用できることはいうまでもない。
【0022】
本考案によれば、多孔質体に毛細管現象により含侵させた油剤を糸条に付与す るため、油剤付与装置には油剤溜まりが形成されない。したがって、従来の油剤 付与装置のように、油剤溜まり中を糸条が走行することによって誘起される激し い油剤の飛散が抑制される。また、多孔質体は毛細管現象により、油剤を自動的 に吸い上げ、常に不足する油剤を多孔質体に供給する。このため、ローラ駆動モ ータや計量ポンプのような外部からエネルギーを補給して駆動される装置を必要 としない。よって、油剤付与装置を簡単化でき、設備コストを著しく軽減するこ とができる。さらには、外部動力により駆動される部品がないため、故障が少な く、極めて信頼性の高い油剤付与装置を提供できる。
【図1】本考案の油剤付与装置を撚糸延伸加工機に適用
した実施態様を示す斜視図である。
した実施態様を示す斜視図である。
【図2】本考案の油剤付与手段の一実施例を示す側面断
面図である。
面図である。
【図3】本考案の油剤供給手段を示す側面断面図であ
り、図3-(a)と図3-(b)は油剤の液面レベルの調整手段
を示す2つの実施態様を例示したものである。
り、図3-(a)と図3-(b)は油剤の液面レベルの調整手段
を示す2つの実施態様を例示したものである。
1 油剤付与手段 2 油剤溜め手段 3 油剤供給手段 3′ 油剤溜め容器 3′′油剤供給用の管 4 開口部 4a 開口部の上端部 6 油剤 7 パーン 8 最終ローラ L 油剤液面 Y 糸条
Claims (3)
- 【請求項1】 油剤付与手段、油剤供給手段、及び、こ
の両手段を連結する油剤溜め手段から構成された油剤付
与装置において、 下記の要件を満足することを特徴とする油剤付与装置。 a.前記の油剤付与手段は、毛細管現象によって油剤を
吸い上げ、この吸い上げた油剤を走行糸条に接触式で付
与する接触式付与手段であって、該油剤付与手段の一部
は前記の油剤溜め手段の油剤中に浸漬されていること。 - 【請求項2】 前記の油剤供給手段が、 b.上部に、気密状態に保たれた油剤溜め容器と、 c.該容器の下方に、上端が該容器の底部に連設され,
下端が油剤溜め手段の油剤中に浸漬され、且つ、油剤液
面の低下に伴って、その一部から空気が流入する開口部
を設けた管とからなり、 これによって、 d.前記の油剤溜め手段内の油剤の液面が下がったとき
に、前記の油剤供給手段の開口部から空気が流入し、液
面が上がったときに、空気の流入が停止する自動液面調
整機能を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の油剤付与装置。 - 【請求項3】 紡績糸様の加工糸への油剤付与装置であ
る請求項1又は請求項2記載の油剤付与装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6077493U JPH0730254U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 油剤付与装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6077493U JPH0730254U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 油剤付与装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730254U true JPH0730254U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=13151978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6077493U Pending JPH0730254U (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 油剤付与装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730254U (ja) |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP6077493U patent/JPH0730254U/ja active Pending
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