JPH0730342B2 - 固体潤滑材 - Google Patents

固体潤滑材

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JPH0730342B2
JPH0730342B2 JP1050890A JP5089089A JPH0730342B2 JP H0730342 B2 JPH0730342 B2 JP H0730342B2 JP 1050890 A JP1050890 A JP 1050890A JP 5089089 A JP5089089 A JP 5089089A JP H0730342 B2 JPH0730342 B2 JP H0730342B2
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disulfide
tungsten disulfide
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哲雄 末次
軍司 進藤
寿雄 秋山
俊明 内田
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株式会社ニチモリ・センチュリーシステムアイ
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐摩耗性と耐熱性及び低摩擦性(潤滑性)を
有した固体潤滑材に関し、その潤滑性物質自体乃至これ
を混合した合成樹脂、金属、セラミックス等、及び、こ
れらの特定形状からなる有形品を対象とする。
(従来の技術) 低摩擦性を付与するために、合成樹脂、金属、セラミッ
クス等に二硫化モリブデン或いは二硫化タングステン等
の改質材を混合することは知られている。
一方、部分架橋フェノール樹脂等を高温焼成して成形さ
れた球状のガラス状カーボンを合成樹脂に50%以上混合
することによって、かなりの耐摩耗性と耐熱性を発揮で
きるようにした軸受の組成が、特開昭63−195417号公報
等に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者の場合、二硫化モリブデン或いは二
硫化タングステン等は、ぬれ性が悪いために、合成樹
脂、金属、セラミックス等に混合した場合に密着一体性
に劣り、耐摩耗性と機械的強度が低下してしまうもので
あった。それ故にまた、少量しか混合し得なかった。
後者の場合は、ガラス状カーボンの特性によって、耐摩
耗性と耐熱性により優れた効果が発揮され、一定水準の
低摩擦性を維持できる反面、一定水準の耐摩耗性と耐熱
性を発揮できれば、それらの特性よりも低摩擦性の向上
がより一層重要となるような素材としては、その要求を
充分に満足させ得るものではなかった。
本発明は、以上のような点に着眼し、従来満足され得な
かった機能性、即ち、一定水準の耐摩耗性と耐熱性を発
揮できると同時に、該一定水準において低摩擦性の一層
の向上を達成し得る固体潤滑材を提供せんとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、二硫化モリブデ
ン乃至二硫化タングステンをガラス状カーボンで被覆し
てなる構成を有して固体潤滑材となしたことを特徴とす
る。
(作用) 本発明によれば、ガラス状カーボンのぬれ性が高いこと
により二硫化モリブデン乃至二硫化タングステンが機械
的強度を損なわずに合成樹脂、金属、セラミックス等に
高い配合割合で混合が可能となる。一方、この固体潤滑
材を使用する過程で、一定圧以上の負荷によって表面の
ガラス状カーボンが摩耗し、二硫化モリブデン乃至二硫
化タングステン粒子乃至塊の一部分が露出するため、ガ
ラス状カーボンが固体潤滑材の耐摩耗性、耐熱性を高め
ると共に、二硫化モリブデン乃至二硫化タングステンに
よる一層の低摩擦性が発揮される。
(実施例) 以下本発明の実施例について説明する。
ガラス状カーボンは、フェノール樹脂やフラン樹脂等の
熱硬化性樹脂が最適であるが、エポキシ樹脂その他の熱
可塑性樹脂であってもよく、これを高温で時間をかけて
焼成することにより形成されるが、予め、二硫化モリブ
デン乃至二硫化タングステンの粒子乃至塊と上記樹脂と
を均一的に混合の上、焼成することにより、二硫化モリ
ブデン乃至二硫化タングステン粒子乃至塊が核となり、
ガラス状カーボンがこの外周にコーティング状に被覆し
て結合した構成となる。
混合物自体はガラス状カーボンの良好なぬれ性により全
体の結合を強固なものとし、二硫化モリブデン乃至二硫
化タングステンが機械的強度を損なわせることがない。
また、合成樹脂、金属、セラミックス等に高い配合割合
で混合してもガラス状カーボンの良好なぬれ性によりこ
れらと強固に結合するので機械的強度が損なわれない。
一方、この固体潤滑材は使用する過程で、低負荷状態に
おいては表面を被覆するガラス状カーボンの低摩擦性が
発揮される。ガラス状カーボンの耐摩耗強度に対応した
一定圧以上の負荷状態においては表面のガラス状カーボ
ンが摩耗することにより二硫化モリブデン乃至二硫化タ
ングステン粒子乃至塊の一部分が露出するので、これに
よる低摩擦性能が発揮されて、潤滑性を著しく向上せし
めると同時に耐摩耗性を補完する。こうして、ガラス状
カーボンは固体潤滑材の耐摩耗性、及び耐熱性を発揮す
ると共に、二硫化モリブデン乃至二硫化タングステン
は、低摩擦性を発揮する。
この結果、ガラス状カーボンにより一定水準の耐摩耗性
と耐熱性を発揮すると同時に、二硫化モリブデン乃至二
硫化タングステンにより該一定水準において低摩擦性の
一層の向上を達成し得る固体潤滑材が提供できる。
第1実施例 二硫化モリブデン(又は二硫化タングステン)とフェノ
ール樹脂(又はフラン樹脂)の粉末又は塊とを、前者9
9.9〜0.1wt%に対して後者0.1〜99.9wt%の割合で、後
者を溶融しつつ混合し、均一的に分散するまで混合した
ものを硬化し、窒素気流中において約1000℃(約600〜2
000℃の範囲が可能である)で焼成し、これを粉砕して
粉末状固体潤滑材とした。
第2実施例 上記と同様の混合物を、金型を用いて所望の形状に造形
し、一例として軸受に成形して硬化させ、その上で上記
と同様にして焼成した後、焼結し、所定の有形品、一例
として部品としての軸受を得た。
第3実施例 あらゆる合成樹脂材料と第1実施例の粉末状固体潤滑材
を混合し、加熱しながら成形し有形品を得た。
第4実施例 溶融金属0.1〜約50wt%と、第1実施例の粉末状固体潤
滑材約50〜99.9wt%を一様になるまで混合の上、成形
し、硬化させ有形品を得た。
第5実施例 金属粉末又はセラミックス粉末0.1〜約50wt%と第1実
施例の粉末状固体潤滑材約50〜99.9wt%を一様になるま
で混合の上、成形し、硬化させ、焼結して有形品を得
た。
上記いずれの実施例においてもガラス状カーボン単独の
摩擦性よりも優れた低摩擦性を発揮し得た。
(発明の効果) 本発明によって、二硫化モリブデン,又は二硫化タング
ステンを核とし、ガラス状カーボンで被覆された粉末状
固体潤滑材、これを成形、焼結した有形品としての固体
潤滑材、上記粉末状固体潤滑材と合成樹脂乃至金属材料
とを混合し、成形した有形品としての固体潤滑材、或い
は上記粉末状固体潤滑材と金属及びセラミックスを混合
して成形、焼結した有形品としての固体潤滑材等を得る
ことができる。
これらは、低摩擦性のすぐれた効果を奏する二硫化モリ
ブデン乃至二硫化タングステンがぬれ性の良いガラス状
カーボンで被覆されているので、その良好なぬれ性によ
り、二硫化モリブデン乃至二硫化タングステンが機械的
強度を損なわずに混合可能となる。また、合成樹脂、金
属、セラミックス等に高い配合割合で混合可能となる。
また、混合された二硫化モリブデン乃至二硫化タングス
テンの粒子乃至塊の大きさに制約されない。
このような固体潤滑材においては、ガラス状カーボンに
より一定水準の耐摩耗性と耐熱性の機能が保障されると
共に、使用する過程で、一定圧以上の負荷によって表面
のガラス状カーボンの摩耗により、二硫化モリブデン乃
至二硫化タングステン粒子の一部分が露出するので、ガ
ラス状カーボン単体が奏する摩擦特性に比して優れた低
摩擦性が発揮できるものとなり、低摩擦部品等への応用
が好ましいものとなる。例えば、金属、セラミックス、
合成樹脂において顕著な低摩擦性向上を実現する。な
お、低負荷の場合はガラス状カーボンの低摩耗性が発揮
される。
また、上記両材の混合によって、特に高荷重における耐
摩耗性と低摩擦性の向上を実現し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 30:08 (72)発明者 秋山 寿雄 東京都千代田区霞が関3丁目6番16号 株 式会社ニチモリ・センチュリーシステムア イ内 (72)発明者 内田 俊明 東京都千代田区霞が関3丁目6番16号 株 式会社ニチモリ・センチュリーシステムア イ内 (56)参考文献 特開 昭54−76768(JP,A) 特開 昭51−82871(JP,A) 特開 昭60−171207(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二硫化モリブデン乃至二硫化タングステン
    をガラス状カーボンで被覆してなる構成を有する固体潤
    滑材。
JP1050890A 1989-03-02 1989-03-02 固体潤滑材 Expired - Fee Related JPH0730342B2 (ja)

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JPH02229889A JPH02229889A (ja) 1990-09-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5515521B2 (ja) * 1975-01-18 1980-04-24
JPS5476768A (en) * 1977-12-01 1979-06-19 Nippon Mining Co Powdered metallic sulfide for coating on double metal layer and method of producing same
JPH0665604B2 (ja) * 1984-02-15 1994-08-24 花王株式会社 微粒子ガラス状炭素およびこれを含有する潤滑性付与剤

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JPH02229889A (ja) 1990-09-12

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