JPH0730376A - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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Publication number
JPH0730376A
JPH0730376A JP16936393A JP16936393A JPH0730376A JP H0730376 A JPH0730376 A JP H0730376A JP 16936393 A JP16936393 A JP 16936393A JP 16936393 A JP16936393 A JP 16936393A JP H0730376 A JPH0730376 A JP H0730376A
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JP
Japan
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electric field
frequency
field strength
tuning
control
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16936393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujiwara
博之 藤原
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP16936393A priority Critical patent/JPH0730376A/ja
Publication of JPH0730376A publication Critical patent/JPH0730376A/ja
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RDSにおけるNFに対応するラジオ受信機
に関し、隣接チャネル干渉によって受信中の放送がしき
りに途切れるのをなくすことを目的とする。 【構成】 検波信号と電界強度と狭帯域電界強度とを出
力するチューニング手段1と、検波信号から音声放送を
再生する音声再生手段2と、検波信号からデジタル放送
を復調するデータ復調手段3と、デジタル放送される同
系列局の送信周波数をマークと共に記憶する系列局記憶
手段5と、同系列局の送信周波数を系列局記憶手段5に
記憶させる手段と周波数を間欠的にチューニング手段1
に指定して電界強度を調査する手段と電界強度は大きい
が狭帯域電界強度は小さい送信周波数をマークする手段
とマークした周波数をチューニング手段1に指定するの
を抑制する手段とを有する制御手段4と、からなる構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオ受信機に関す
る。さらに詳しくいえば、本発明は、欧州において運用
されているRDS(Radio data system) におけるNF(N
etwork follow)に対応するラジオ受信機に関する。
【0002】本発明は、特に、車載されるラジオ受信機
に適用可能であるが、それのみに限定されない。
【0003】
【従来の技術】欧州においては、RDSが運用されてお
り、RDSにおけるNFに対応するラジオ受信機が知ら
れている。この種のラジオ受信機においては、音声放送
に周波数多重化されて放送されるデジタル放送を復調す
る回路が付加されていて、該デジタル放送によって放送
される同系列の放送局に対して間欠的な同調制御が行わ
れ、より良好に受信できると判断される系列局へ自動的
に受信周波数が変更されるようになっている。
【0004】図7は、従来における前記同調制御、つま
り、NF制御を説明するフローチャートである。なお、
該制御が実行されるラジオ受信機は、前記デジタル放送
を復調する回路に加えて、同調周波数近傍における電界
強度を測定する手段と、前記デジタル放送によって放送
されるAF(Alternative Frequency) リスト、すなわ
ち、系列局の送信周波数のリスト、を記憶する手段も付
加されている構成とする。そして、放送されたAFリス
トは、別途、既に記憶されているものとする。
【0005】該制御は、適当な間隔を空けて間欠的に実
行される。ステップH100 においては、記憶されている
AFリスト中の系列局に受信周波数が変更される。該受
信周波数変更においては、AFリストに系列局の送信周
波数が複数にわたって記憶されているのであれば、該制
御が実行される毎に、それら送信周波数が循環的に適用
される。
【0006】ステップH101 においては、該受信周波数
変更後の電界強度が測定され、変更前の電界強度と比較
される。電界強度がより強くなっていれば、制御はステ
ップH102 に移行する。一方、電界強度が余計に弱くな
るようであれば、制御はステップH104 に移行し、ステ
ップH104 においては、受信周波数が変更前に戻され、
該制御は終了する。
【0007】ステップH102 においては、前記受信周波
数変更後における前記デジタル放送によって放送される
PI(Program Identification)コード、すなわち、放送
局の系列を示すコードの確認が行われる。変更後に受信
復調したPIコードと変更前に受信復調したPIコード
とが一致するならば、受信周波数は戻されず、該制御は
終了する。
【0008】一方、該PIコードの一致が確認できない
ならば、制御はステップH104 に移行し、ステップH10
4 においては、受信周波数が変更前に戻され、該制御は
終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記電界強度の測定帯
域は、前記ラジオ受信機が同調している放送チャネルに
割り当てられている周波数帯域の全域に渡っている。ま
た、RDSにおいては、放送チャネルの間隔が比較的に
狭く、異なる系列に属する放送チャネルが隣接している
ことも少なくない。
【0010】そのため、前記電界強度測定においては、
隣接チャネル干渉が生じる場合がある。隣接チャネル干
渉は、周知のように、受信機における隣接チャネル選択
度の不足や、送信波の側波帯の広がり、送信周波数変動
などによって生じる。
【0011】図8は、従来のNF制御における問題点を
説明する図である。いま、前記NF対応ラジオ受信機が
車両に搭載されていて、同図(a) に示すように、車両が
放送局A1、A2、Bの近くを順に通り抜けていく場合
を想定する。ここで、放送局A1、A2は同系列の放送
局であり、放送局Bは異なる系列の放送局である。聴取
者は、放送局A1、A2が属する系列放送の受信を指定
しているとする。
【0012】同図(b) は、同図(a)(ア)の位置における各
放送局の送信波の周波数特性を示している。同図(c)
は、同図(a)(イ)の位置における各放送局の送信波の周波
数特性を示している。同図(d) は、同図(a)(ウ)の位置に
おける各放送局の送信波の周波数特性を示している。
【0013】同図(b) 、(c) 、(d) において、 fA1、 f
A2、 fB は、それぞれ、放送局A1、A2、Bの送信周
波数である。放送局A1の放送チャネルと放送局Bの放
送チャネルとは、隣接している。
【0014】同図(a)(ア)の位置においては、同図(b) に
示すように、放送局A1の電界強度のほうが放送局A2
の電界強度よりも大きく、前記NF制御によって、受信
周波数は fA1に設定される。そして、放送局A2の電界
強度が、間欠的に繰り返し測定される。
【0015】同図(a)(イ)の位置においては、同図(c) に
示すように、放送局A2の電界強度のほうが放送局A1
の電界強度よりも大きく、前記NF制御によって、受信
周波数は fA2に設定される。そして、放送局A1の電界
強度が、間欠的に繰り返し測定される。
【0016】同図(a)(ウ)の位置においては、同図(d) に
示すように、実際には放送局A2の電界強度のほうが放
送局A1の電界強度よりも大きい。しかしながら、放送
局A1の前記電界強度測定においては、放送局Bの送信
波の側波帯の広がりによって隣接チャネル干渉が生じ、
放送局A1の電界強度のほうが放送局A2の電界強度よ
りも大きいことを指示する測定結果が得られる。
【0017】そのため、前記NF制御によって、受信周
波数 fA1における前記PIコード照合が実行される。し
かし、実際には放送局A1の電界強度は微弱で前記デジ
タル放送は復調不能であって、前記PIコードの一致が
確認できないため、再び、受信周波数は放送局A2に戻
される。
【0018】前記NF制御によれば、同図(a)(ウ)周辺に
おいては、受信周波数 fA1における該PIコード照合は
間欠的に繰り返し実行される。そして、受信周波数が放
送局A1に同調している期間においては、実際の放送局
A1の電界強度が微弱であるため、ラジオ受信機からは
ノイズが再生される。(以下においては、該動作をミス
チェンジと記す。)ちなみに、前記デジタル放送が復調
不能であるかどうかが判定されるまでには、数百ms程
度の時間が必要とされるのが実状である。そのため、該
PIコード照合期間において、つまり、受信周波数が放
送局A1に同調している期間において、聴取者が再生さ
れるノイズに気づくことは、当然、予測される。
【0019】このようなミスチェンジが繰り返される
と、聴取者には、受信中の放送がノイズによってしきり
に途切れると感じられる可能性が十分にあり、不快感を
与える恐れがある。
【0020】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、RDSにおけるNFに対応するラジオ受信機に
おいて、隣接チャネル干渉によって受信中の放送がしき
りに途切れるのをなくすことにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を説明するブロック図である。本発明のラジオ受信機
は、電波を受信し、制御手段4が指定する周波数に同調
して検波信号と同調周波数近傍の電界強度とを出力する
チューニング手段1と、前記チューニング手段1が出力
する検波信号から音声放送を再生する音声再生手段2
と、前記チューニング手段1が出力する検波信号からデ
ジタル放送を復調するデータ復調手段3と、前記データ
復調手段3が復調するデジタル放送によって放送される
同系列局の送信周波数を間欠的に前記チューニング手段
1に指定し、前記チューニング手段1が出力する電界強
度を調査する制御手段4とを有している。
【0022】このような構成において、本発明のラジオ
受信機は、前記チューニング手段1に、同調周波数近傍
の狭帯域電界強度を測定する手段を有している。また、
前記同系列局の送信周波数を記憶する記憶領域と、それ
ら送信周波数を識別可能にマークする記憶領域とを有す
る系列局記憶手段5を有している。
【0023】また、このような構成において、本発明の
ラジオ受信機は、前記制御手段4に、前記データ復調手
段3が復調した同系列局の送信周波数を前記系列局記憶
手段5に記憶させる手段と、それら送信周波数のなかで
前記チューニング手段1が出力する電界強度が所定値以
上で、かつ、前記チューニング手段1が出力する狭帯域
電界強度が所定値に達しないものを識別可能にマークし
て前記系列局記憶手段5に記憶させる手段と、そのよう
にマークした送信周波数を前記チューニング手段1に指
定するのを抑制する手段とを有している。
【0024】
【作用】本発明のラジオ受信機は、電界強度を測定する
手段と、その電界強度の測定帯域より狭い測定帯域にお
いて電界強度を測定する手段とを有している。後者の測
定結果が狭帯域電界強度である。
【0025】本発明のラジオ受信機における狭帯域電界
強度の測定帯域は、隣接チャネル干渉を考慮して、実
験、または、計算によって、別途、決定される。詳しく
言うと、実用上除去できれば十分な隣接チャネル干渉が
実地検証や計算などから決定され、そのような隣接チャ
ネル干渉によっても干渉を受けない周波数帯域が選ばれ
る。
【0026】例えば、ひとつの放送チャネルの周波数帯
域が100KHzであって、実用上除去できれば十分で
ある隣接チャネル干渉が30KHzであれば、該測定帯
域を70KHz以下にすれば良い。
【0027】本発明のラジオ受信機においては、実際の
電界強度は微弱であるが隣接チャネル干渉が生じている
放送チャネルがあると、前記電界強度の測定結果は従来
と同様に隣接チャネル干渉を受けて大きくなるが、狭帯
域電界強度は、前記のように測定帯域が狭くて隣接チャ
ネル干渉を受けないため、実際の電界強度に応じた小さ
な値となる。
【0028】そして、系列局の送信周波数の中にそのよ
うな送信周波数があると、該送信周波数においては隣接
チャネル干渉が生じて実際より大きな電界強度を指示す
る測定結果が得られてしまうことが識別可能にマークさ
れて記憶される。そして、一旦、該記憶が行われると、
該周波数に対する同調は抑制される。つまり、該周波数
には2度と同調されない。
【0029】そのため、系列局の送信周波数において隣
接チャネル干渉が生じて実際より大きな電界強度を指示
する測定結果が得られてしまう放送が存在していても、
2回以上にわたって該放送の再生が繰り返されることは
ない。
【0030】一方、従来において隣接チャネル干渉よっ
て受信中の放送がしきりに途切れる理由は、実際の電界
強度は微弱であるが隣接チャネル干渉が生じて実際より
大きな電界強度を指示する測定結果が得られてしまう放
送チャネルがあり、その再生が繰り返される点にある。
【0031】該原因に対し、本発明のラジオ受信機にお
いては、前記のように、実際の電界強度は微弱であるが
隣接チャネル干渉が生じて実際より大きな電界強度を指
示する測定結果が得られてしまう放送チャネルがあって
も、2回以上にわたって該放送の再生が繰り返されるこ
とはないので、受信中の放送がしきりに途切れることは
ない。
【0032】
【実施例】次に、本発明によるラジオ受信機が、実際上
どのように具体化されるのかを、実施例で説明する。図
2は、本発明に適するラジオ受信機の構成例を示すブロ
ック図である。
【0033】<< 構成の説明 >>・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・アンテナ10で受信さ
れた信号は、チューナ回路11に入力している。チューナ
回路11においては、周波数多重化されている音声放送信
号40とデジタル放送信号41とが分離され、それらは、音
声再生回路12、データ復調回路15に、それぞれ出力され
る。
【0034】図3(a) は、チューナ回路11における音声
放送信号40に対する受信特性を示している。また、図3
(b) は、チューナ回路11におけるデジタル放送信号41に
対する受信特性を示している。図中 fTUNEは、同調周波
数、つまり、受信周波数である。図2に示すように、該
受信周波数 fTUNEは、ポート18から出力される。
【0035】前記音声再生回路12においては、前記音声
放送信号40からスピーカ13を駆動する音声信号が復調さ
れ、スピーカ13に出力される。そして、スピーカ13にお
いては、音声放送が再生される。
【0036】このとき、ポート14から出力されるミュー
ト制御45がミュートオンを指示していれば、スピーカ13
の駆動は抑制される。一方、ミュート制御45がミュート
オフを指示していれば、スピーカ13は音声再生回路12に
よって駆動され、音声放送が再生される。
【0037】前記データ復調回路15においては、前記デ
ジタル放送信号41から放送データが復調され、ポート16
に出力される。該放送データには、PIコード、AFリ
ストが含まれている。
【0038】また、前記チューナ回路11においては、前
記受信周波数 fTUNE近傍の電界強度が測定される。図3
(c) は、チューナ回路11における電界強度測定の周波数
特性を示している。図2に示すように、測定された電界
強度42は、A/D変換回路17に出力され、A/D変換回
路17においてデジタル値に変換されてポート18に出力さ
れる。
【0039】また、前記チューナ回路11においては、前
記受信周波数 fTUNE近傍に十分な電界強度を有する電波
が存在するかどうかが判定される。図3(d) は、チュー
ナ回路11における電波有無判定の周波数特性を示してい
る。図2に示すように、該判定結果であるIFD43は、
ポート18に出力される。
【0040】CPU19においては、後述する制御が実行
される。ROM20には、その制御手順が記憶される。R
AM21には、CPU19において実行される制御に必要な
データ領域と、AFリストを記憶する領域と、AFリス
ト中の送信周波数を識別可能にマークする記憶領域とが
確保される。
【0041】CPU19と、ROM20、RAM21、ポート
14、16、18との間では、それらが接続しているバス30を
介して、データ送受が行われる。前記ミュート制御45、
受信周波数 fTUNEは、ポート14、18を介して、CPU19
によって指定される。また、前記電界強度のデジタル
値、IFD43、放送データは、ポート14、16、18を介し
て、CPU19に入力される。
【0042】また、聴取者が操作パネル23を操作した結
果は、ポート22、バス30を介して、CPU19に入力され
る。
【0043】<< 系列局記憶手段の説明 >>・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・図4は、AFリスト
の記憶構造の一例を示す図である。該記憶領域は、RA
M21内に確保される。1つの系列放送に対しては、PI
コードを記憶する領域と、系列局の送信周波数を記憶す
る領域と、それら系列局の送信周波数に1対1対応した
無PIフラグ、異PIフラグを記憶する領域とが確保さ
れる。
【0044】そして、それら記憶領域は、プリセット番
号1〜Nに対応して、N組分確保される。
【0045】<< 系列局の送信周波数を記憶する制御
手段の説明 >>・・・・・・・・該記憶領域は、CP
U19の制御によって更新される。該更新の内訳は、(1)
後述するNF制御による異PIフラグ、無PIフラグの
更新、(2) 新たな送信周波数の登録、(3) 送信周波数の
並べ替え、である。
【0046】最初に、新たな送信周波数の登録について
説明する。いま、聴取者は、前記操作パネル23を操作し
て、プリセット番号1を選択していると想定する。デー
タ復調回路15においてAFリストが復調されると、該A
Fリストはポート16を介して読み出され、RAM21内の
他の記憶領域に一時的に記憶される。これを仮に、1次
リストと記す。
【0047】次には、前記1次リストに登録されている
送信周波数と、プリセット番号1に登録されている送信
周波数とが照合される。もし、1次リストに登録されて
いる送信周波数が、既にプリセット番号1に登録されて
いれば、該送信周波数は破棄され、1次リストから削除
される。
【0048】一方、プリセット番号1に登録されていな
い送信周波数は、既にプリセット番号1に登録されてい
る送信周波数の次の登録順位に登録される。そして、該
送信周波数は1次リストから削除される。このとき、該
送信周波数に対応する無PIフラグ、異PIフラグは、
0に初期化される。
【0049】ただし、既にプリセット番号1に登録され
ている送信周波数のなかで、異PIフラグが1に設定さ
れているものがある場合は、それらの登録順位が最後に
なるように、かつ、登録順位に欠番が生じないように、
並び替えられる。
【0050】また、新たな送信周波数を登録するとき
に、登録されている送信周波数が満杯である場合は、最
後の登録順位に登録されている送信周波数が破棄され
る。仮に、異PIフラグが1に設定されている送信周波
数が登録されていれば、該送信周波数が破棄される。そ
して、このような制御は、前記1次リストが空になるま
で行われる。他のプリセット番号が選択されていても、
同様である。
【0051】次に、送信周波数の並べ替えについて説明
する。いま、聴取者は、前記操作パネル23を操作して、
プリセット番号1を選択していると想定する。すると、
後述するNF制御によって、RAM21内の他の記憶領域
に、プリセット番号1に登録されているそれぞれの送信
周波数における電界強度が記録される。
【0052】NF制御における該電界強度の記録が、登
録されている送信周波数に対して一巡すると、該記録が
読み出され、電界強度の大きい順に、登録されている送
信周波数の登録順位が並べ替えられる。
【0053】ただし、異PIフラグが1に設定されてい
る送信周波数がある場合は、それらの登録順位が最後に
なるように、かつ、登録順位に欠番が生じないように、
並び替えられる。他のプリセット番号が選択されていて
も、同様である。
【0054】<< NF制御の説明 >>・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・次に、NF制御につ
いて説明する。図5は、CPU19において実行されるN
F制御の一例を示すフローチャートである。該制御は、
間欠的に繰り返し実行される。いま、聴取者は、前記操
作パネル23を操作して、プリセット番号1を選択してい
ると想定する。
【0055】もし、前記プリセット番号1に登録されて
いる送信周波数が複数あれば、該制御の対象となる送信
周波数は、該制御が実行される毎に、前記登録順位に従
って循環する。つまり、登録順位1番から始まって、最
後まで行ったら、再び1番に戻る。該制御の対象となる
送信周波数を、仮に、対象送信周波数と記す。
【0056】また、RAM21内の他の記憶領域には、プ
リセット番号1に登録されているそれぞれの送信周波数
における電界強度を記録する領域が確保される。また、
RAM21内の他の記憶領域には、受信中である放送局の
送信周波数と、その電界強度とが記録されているものと
する。
【0057】ステップH50においては、対象送信周波数
に対応する前記異PIフラグが調査される。該異PIフ
ラグが1に設定されていれば、該制御は終了する。一
方、0であれば、制御はステップH51に移行する。ステ
ップH51においては、対象送信周波数に対応する前記無
PIフラグが調査される。
【0058】該無PIフラグが1に設定されていれば、
制御はステップH55に移行する。ステップH55において
は、ポート14から出力されるミュート制御45が、ミュー
トオンを指示するように設定される。そのため、再生回
路12によるスピーカ13の駆動は、ミュート制御45がミュ
ートオフを指示するように設定されるまで、抑制され
る。そして、制御はステップH56に移行する。
【0059】ステップH56においては、ポート18から出
力される受信周波数 fTUNEが、対象送信周波数を指示す
るように設定される。そのため、チューナ回路11から
は、該対象送信周波数において受信される音声放送信号
40とデジタル放送信号41、並びに、該対象送信周波数近
傍の電界強度42とIFD43とが出力される。そして、制
御はステップH57に移行する。
【0060】一方、前記ステップH51において前記無P
Iフラグが0に設定されていれば、制御はステップH52
に移行する。ステップH52においては、前記ミュートオ
ン制御が実行される。そして、制御はステップH53に移
行する。ステップH53においては、対象送信周波数への
前記受信周波数変更制御が実行され、制御はステップH
54に移行する。
【0061】ステップH54においては、ポート14から出
力されるミュート制御45が、ミュートオフを指示するよ
うに設定される。そのため、再生回路12によるスピーカ
13の駆動が行われるようになる。そして、制御はステッ
プH57に移行する。
【0062】ステップH57においては、ポート18を介し
てIFD43が読み込まれ、検査される。該IFD43が受
信周波数において電波が存在することを指示していれ
ば、制御はステップH58に移行する。
【0063】ステップH58においては、データ復調回路
15によってデジタル放送が復調できるかどうかが調べら
れる。放送されているPIコードを、ポート16を介して
読み出せれば復調可能である。復調されたPIコードが
読み出せれば、制御はステップH59に移行する。
【0064】ステップH59においては、前記プリセット
1番に記憶されているPIコードと前記ステップH58に
おいて読み出したPIコードとが照合される。該照合が
一致すれば、制御はステップH60に移行して、対象送信
周波数に対応する異PIフラグが0に設定され、さら
に、制御はステップH61に移行して、対象送信周波数に
対応する無PIフラグも0に設定される。そして、制御
はステップH62に移行する。
【0065】ステップH62においては、ポート18を介し
て前記デジタル値に変換された電界強度が読み込まれ、
該制御開始直前に受信中であった放送局の電界強度と比
較される。前者が大きければ、制御はステップH71に移
行し、前記ミュートオフ制御が実行されて、該制御は終
了する。
【0066】一方、該制御開始直前に受信中であった放
送局の電界強度の方が大きければ、制御はステップH70
に移行し、受信中であった放送局の送信周波数への前記
受信周波数変更制御が実行され、制御は前記ステップH
71に移行する。
【0067】また、前記ステップH59における前記PI
コードの照合が不一致であれば、制御はステップH63に
移行し、対象送信周波数に対応する異PIフラグが1に
設定され、制御は前記ステップH70に移行する。
【0068】また、前記ステップH58における前記PI
コードの復調が不能であれば、制御はステップH64に移
行する。ステップH64においては、前記電界強度読出し
が実行され、所定値と比較される。該所定値は、実験、
または、計算によって、別途決定された値であって、デ
ジタル放送を正しく復調できる電界強度の最低値であ
る。
【0069】読み出された電界強度が所定値を越えてい
れば、制御はステップH65に移行し、対象送信周波数に
対応する異PIフラグが1に設定され、制御は前記ステ
ップH70に移行する。一方、読み出された電界強度が所
定値に達していなければ、制御はステップH66に移行
し、対象送信周波数に対応する無PIフラグが1に設定
され、制御は前記ステップH70に移行する。
【0070】また、前記ステップH57における前記IF
D43が受信周波数において電波が存在していないことを
指示していれば、制御はステップH67に移行し、前記電
界強度と所定値との比較が実行される。
【0071】読み出された電界強度が所定値を越えてい
れば、制御はステップH69に移行し、対象送信周波数に
対応する異PIフラグが1に設定され、制御は前記ステ
ップH70に移行する。一方、読み出された電界強度が所
定値に達していなければ、制御はステップH68に移行
し、対象送信周波数に対応する無PIフラグが1に設定
され、制御は前記ステップH70に移行する。このような
制御は、他のプリセット番号が選択されていても、同様
に行われる。
【0072】<< 本発明によるNF制御の作用の説明
>>・・・・・・・・・・・・・次に、具体的状況を
例にして、前記NF制御がどういう作用を有するのかを
説明する。図6(a) は、ある地点における各放送局の送
信波の周波数特性を示すグラフである。
【0073】図中において、周波数 fA1、 fB 、 f
A2は、それぞれ、放送局A1、B、A2の送信周波数で
ある。ここで、放送局A1、A2は同系列の放送局であ
り、放送局Bは異なる系列の放送局である。聴取者は、
放送局A1、A2が属する系列放送の受信を指定してい
るとする。
【0074】放送局A1の電界測定においては、放送局
Bの側波帯の広がりによって、放送局A2の電界強度よ
り大きな電界強度を指示する測定結果が得られてしま
う。しかし、前記IFD43は、該隣接チャネル干渉を受
けないので、電波無しを指示する。
【0075】該ラジオ受信機の前記NF制御によると、
該状況下においては、放送局A1を対象とした制御実行
において、前記ステップH50,H51、H52、H53、H5
4、H57、H67を経て、ステップH69が実行される。つ
まり、放送局A1の送信周波数に対応する異PIフラグ
が1に設定される。その後、ステップH70、H71が実行
され、該制御は終了する。
【0076】該制御が実行された以降に実行される放送
局A1を対象とした前記NF制御においては、放送局A
1の異PIフラグが1に設定されているため、ステップ
H50が実行されると、該制御は終了する。つまり、放送
局A1への同調制御は抑制される。
【0077】同図(b) は、該状況下における該ラジオ受
信機の音声再生状態を示すタイムチャートである。同図
(b)(ア)に示すように放送局A2が受信・再生されている
ときに、一時的に放送局A1への同調制御が行われ、放
送局A1の電界強度が放送局A2の電界強度よりも大き
いことを指示する電界測定結果が得られてしまうので、
前記PIコード照合が行われる。
【0078】該PIコード照合期間は、同図(b)(イ)に示
すように、ノイズが再生される。しかし、そのとき、放
送局A1に対応する異PIフラグが1に設定され、その
後は、同図(b)(エ)(オ)(カ)のように放送局A1を対象とし
た前記NF制御が繰り返し実行されるものの、異PIフ
ラグが1に設定されている放送局A1への同調制御は行
われず、同図(b)(ウ)に示すように、放送局A2の音声再
生が途切れることはない。
【0079】ちなみに、前記AFリストの記憶構造にお
いて、異PIフラグが1に設定された送信周波数は、前
記系列局の送信周波数を記憶する制御手段によって、登
録順位が最後になるように制御される。
【0080】そのため、例えば、各プリセットの最大登
録順位を20程度にしておくと、次々と放送される系列
局の送信周波数が新規登録されるうちに、異PIフラグ
が1に設定された送信周波数は、登録周波数が満杯にな
って、破棄される。
【0081】このように異PIフラグが1に設定された
送信周波数が破棄された後に該周波数が同系列の送信周
波数として再度放送されると、該周波数は新規周波数と
して登録される。その結果、該周波数は、改めて前記N
F制御の制御対象となる。
【0082】
【発明の効果】本発明のラジオ受信機は、前記のよう
に、実際の電界強度は微弱であるが隣接チャネル干渉が
生じて実際より大きな電界強度を指示する測定結果が得
られてしまう放送チャネルがあっても、2回以上にわた
って該放送の再生が繰り返されることはない構成となっ
ているので、従来とは異なって、隣接チャネル干渉によ
って受信中の放送がしきりに途切れることはなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明に適するチューナ回路の受信特性を示す
グラフである。
【図4】本発明に適するAFリストの記憶構造を示す図
である。
【図5】本発明に適するNF制御を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の作用を説明する図である。
【図7】従来のNF制御を説明するフローチャートであ
る。
【図8】従来のNF制御における問題点を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 チューニング手段 2 音声再生手段 3 データ復調手段 4 制御手段 5 系列局記憶手段 10 アンテナ 11 チューナ回路 12 音声再生回路 13 スピーカ 14 ポート 15 データ復調回路 16 ポート 17 A/D変換器 18 ポート 19 CPU 20 ROM 21 RAM 22 ポート 23 操作パネル 30 バス 40 音声放送信号 41 デジタル放送信号 42 電界強度 43 IFD fTUNE 受信周波数 45 ミュート制御

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波を受信し、制御手段(4) が指定する
    周波数に同調して検波信号と同調周波数近傍の電界強度
    とを出力するチューニング手段(1) と、 前記チューニング手段(1) が出力する検波信号から音声
    放送を再生する音声再生手段(2) と、 前記チューニング手段(1) が出力する検波信号からデジ
    タル放送を復調するデータ復調手段(3) と、 前記データ復調手段(3) が復調するデジタル放送によっ
    て放送される同系列局の送信周波数を間欠的に前記チュ
    ーニング手段(1) に指定し、前記チューニング手段(1)
    が出力する電界強度を調査する制御手段(4) とを有する
    ラジオ受信機であって、 前記チューニング手段(1) は、同調周波数近傍の狭帯域
    電界強度を測定して出力し、 前記同系列局の送信周波数を記憶する記憶領域と、それ
    ら送信周波数を識別可能にマークする記憶領域とを有す
    る系列局記憶手段(5) を有し、 前記制御手段(4) は、前記データ復調手段(3) が復調し
    た同系列局の送信周波数を前記系列局記憶手段(5) に記
    憶させる手段と、それら送信周波数のなかで前記チュー
    ニング手段(1) が出力する電界強度が所定値以上で、か
    つ、前記チューニング手段(1) が出力する狭帯域電界強
    度が所定値に達しないものを識別可能にマークして前記
    系列局記憶手段(5) に記憶させる手段と、そのようにマ
    ークした送信周波数を前記チューニング手段(1) に指定
    するのを抑制する手段とを有することを特徴とするラジ
    オ受信機。
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