JPH07304027A - 骨材混合流体供給装置及び方法 - Google Patents

骨材混合流体供給装置及び方法

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JPH07304027A
JPH07304027A JP9627494A JP9627494A JPH07304027A JP H07304027 A JPH07304027 A JP H07304027A JP 9627494 A JP9627494 A JP 9627494A JP 9627494 A JP9627494 A JP 9627494A JP H07304027 A JPH07304027 A JP H07304027A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンクリートスラリーの品質を一定に保てなが
ら高所にも簡単に供給できるようにした骨材混合流体供
給装置及び方法を提供できるようにすることを目的とす
るものである。 【構成】骨材混合流体供給装置は、流体を貯溜するタン
クと、貯溜タンクの流体を加圧して圧送する加圧ポンプ
とで流体供給手段を形成し、流体供給手段から送られた
圧力流体を噴射ノズルから噴射して負圧を形成するジェ
ットポンプと、ジェットポンプで骨材貯溜タンクから供
給された骨材を混合する骨材混合手段を形成し、骨材混
合手段の吐出口を骨材混合流体供給場所に開口させて構
成し、骨材混合流体供給方法は、加圧ポンプで貯溜タン
ク内の流体を加圧して圧力流体を形成し、噴射ノズルか
ら噴射させた圧力流体で発生させた負圧で骨材貯溜タン
クから供給された骨材を流体に攪拌混合し、吐出口から
骨材混合流体供給場所に供給するようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば砂利や小石等の骨
材とセンメトとを混練してコンクリートスラリーを形成
する時のような骨材混合流体供給装置及びその骨材混合
流体供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来コンクリートスラリーを形成する場
合、砂利や小石等の骨材とセンメトとを混練する専用の
プラントで大量のコンクリートスラリーを形成し、この
コンクリートスラリーを搬送車(例えばコンクリートミ
キサー車)等で工事現場等の所定の打設場所に運んだ
り、砂利や小石等の骨材、センメト及び水とをコンクリ
ートミキサー車に直接投入し、搬送しながら混練するの
が一般的であった。また、工事現場等の打設場所に回転
式のコンクリートミキサーを設置し、ここで直接コンク
リートスラリーを形成する場合もある。こうして工事現
場等の打設場所に運ばれたり、此処で形成されたコンク
リートスラリーはコンクリートポンプで所望する場所に
供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のように
専用のプラントで大量のコンクリートスラリーを形成
し、このコンクリートスラリーを搬送車で搬送したり、
搬送時にコンクリートミキサー車でコンクリートスラリ
ーを形成するようにしたものでは、搬送車の搬送時間が
交通渋滞等により長短が生じ、搬送時間が長いものでは
セメントと水との反応がかなり進む一方、搬送時間が短
いものではセメントと水との攪拌・混練並びに反応が不
十分であり、コンクリートスラリーの品質を一定に保つ
ことができないと言う問題があった。
【0004】更に、コンクリートミキサー車等の搬送車
でコンクリートスラリーを搬送するものではその使用量
が多い場合には搬送車を工事現場付近で待機させたり、
何度も往復させなくてはならず、これが交通渋滞や排気
公害の原因に成ってしまうという問題もあった。
【0005】また、工事現場等の打設場所に回転式のコ
ンクリートミキサーを設置し、ここで直接コンクリート
スラリーを形成する場合には、砂利や小石等の骨材、セ
ンメト並びに水等が飛散して周囲を汚損してしまうと言
う問題もあった。
【0006】加えて、工事現場等の打設場所に運ばれた
り、此処で形成されたコンクリートスラリーを所望する
場所に供給する場合、コンクリートポンプで供給される
のであるが、一般的にコンクリートポンプはチューブポ
ンプで形成されていることから充分な吐出圧力が得られ
ず、例えば3階以上の建物にコンクリートスラリーを供
給する場合にはコンクリートポンプを複数設けて段階的
に圧送供給するか、高くまで圧送できるようにするため
に水を注入してコンクリートスラリーを希釈する方法が
とられており、前者にあっては複数のコンクリートポン
プの設置の手間が係るうえ、設備費やランニングコスト
が高くなってしまうとういう問題があり、後者において
はコンクリートの品質に問題を残してしまうという問題
があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みて提案されたも
ので、コンクリートスラリーの品質を一定に保てながら
高所にも簡単に供給できるようにした骨材混合流体供給
装置及び方法を提供できるようにすることを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る骨材混合流体供給装置は、流体を貯溜す
るタンクと、貯溜タンクの流体を加圧して圧送する加圧
ポンプとで流体供給手段を形成し、流体供給手段から送
られた圧力流体を噴射ノズルから噴射して負圧を形成す
るジェットポンプと、ジェットポンプで骨材貯溜タンク
から供給された骨材を混合する骨材混合手段を形成し、
骨材混合手段の吐出口を骨材混合流体供給場所に開口さ
せたことを特徴とするものである。
【0009】また、ジェットポンプが圧力流体を噴射ノ
ズルから保護管に噴射し、保護管内に形成された負圧で
外気を吸引して保護管内のジェット流と混合して混気ジ
ェット流を形成し、該混気ジェット流を混合管に噴射し
て混合管内に負圧を形成する混気ジェットポンプである
ことや、ジェットポンプの噴射ノズルからセメントミル
クを噴射し、該セメントミルクのジェット流に骨材貯溜
タンクから供給された骨材を混合してコンクリートスラ
リーを形成し、該コンクリートスラリーを吐出口を骨材
混合流体供給場所に供給するように構成したことも特徴
の1つである。
【0010】そして、本発明に係る骨材混合流体供給方
法は、加圧ポンプで貯溜タンク内の流体を加圧して圧力
流体を形成し、噴射ノズルから噴射させた圧力流体で発
生させた負圧で骨材貯溜タンクから供給された骨材を流
体に攪拌混合し、吐出口から骨材混合流体供給場所に供
給するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】コンクリートスラリーを形成し、これを所定の
供給場所に供給する場合を例に説明すると、先ず、骨材
貯溜タンクに例えば砂や砂利等の骨材を貯溜した後、加
圧ポンプで貯溜タンクの液体(セメントミルク等の流
体)を吸引して加圧し、噴射ノズルに高圧の圧力水とし
て供給する。こうして噴射ノズルに供給された圧力水
は、混合管に噴射され、この混合管内に負圧を形成す
る。
【0012】次に、貯溜タンクから砂や砂利等の骨材を
ジェットポンプに供給すると、供給された骨材は上記の
ように混合管内に発生した負圧で砂や砂利等の骨材は混
合管内に吸引され、混合管内を流走される時にセメント
ミルク等の流体に充分に攪拌混合されてコンクリートス
ラリーが形成されるのである。斯して形成されたコンク
リートスラリーは、吐出口から骨材混合流体供給場所に
供給されるのである。
【0013】この時、骨材混合流体供給場所が高く、貯
溜タンク及び加圧ポンプが地上に設置されている場合の
ように加圧ポンプと骨材混合流体供給場所との間の水頭
差が大きい時でも加圧ポンプはセメントミルクを圧送す
るだけなので、貯溜タンク及びジェットポンプを骨材混
合流体供給場所の近傍に設けて置くだけで高所にでも簡
単に供給する事ができるのである。
【0014】また、ジェットポンプが、圧力流体を噴射
ノズルから保護管に噴射し、保護管内に形成された負圧
で外気を吸引して保護管内のジェット流と混合して混気
ジェット流を形成し、該混気ジェット流を混合管に噴射
して混合管内に負圧を形成するようにした混気ジェット
ポンプであるものでは、混合管内の高圧のジェット流が
これに含まれる気泡が管内周面との接触境界面でクッシ
ョンの作用することから、混合管内の高圧のジェット流
の勢いが減速されず、高い負圧が形成されるので混合管
に吸引された骨材は高い負圧と勢いの強いジェット流で
充分に攪拌されるとともに、当該ジェットポンプから離
れた骨材混合流体供給場所にも容易に供給することがで
きるのである。
【0015】尚、加圧ポンプはセメントミルクを圧送す
る場合に限られず、骨材貯溜タンクに砂、砂利等の骨材
に加えてセメントを投入しておくと、加圧ポンプで水を
加圧して送るだけで済むのである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。 <実施例1>この実施例ではコンクリートスラリーを図
1に示すように、例えばビル等の構築物1へコンクリー
トスラリーを供給する時のような高所の供給場所2と、
堤防等の法面へコンクリートスラリーを供給する時のよ
うな低所の供給場所3とに同時に打設するものであっ
て、高所の供給場所2には当該構築物1の上部に設置さ
れたクレーン装置4で骨材混合流体供給装置5が吊持さ
れているのに対して、低所の供給場所3にコンクリート
スラリーを供給する骨材混合流体供給装置5は地面6に
設置されている点に相違はあるものの、各骨材混合流体
供給装置5の基本的な構造は同じ構造になっている。
【0017】即ち、各骨材混合流体供給装置5の基本的
な構造はセメントミルク(液体)7を貯溜した貯溜タン
ク8と、貯溜タンク8の底部にセメントミルク7を吸引
して加圧する加圧ポンプ9とで流体供給手段を形成し、
この流体供給手段の加圧ポンプ9で加圧された高圧の圧
力流体が圧力流体供給路10を介して供給され、ジェッ
ト流で骨材を混練しながら各供給場所2・3に供給する
ジェットポンプM.J.Pと、ジェットポンプM.J.P の供給
口11に骨材12を供給する骨材貯溜タンク13で形成
した骨材混合手段を備えてなる。
【0018】上記ジェットポンプM.J.P は、加圧ポンプ
9で加圧された高圧のセメントミルクを図2に示すよう
に小径の噴射ノズル14から当該噴射ノズル14よりも
大径に形成された保護管15内に噴射し、保護管15の
噴射ノズル14側に形成された負圧で吸気管16から外
気を吸引し、高圧のジェット流に混入させてセメントミ
ルクの混気ジェット流を形成する。
【0019】然る後、この混気ジェット流を保護管15
より大径の吸引管17に噴射させて吸引管17内に負圧
を形成するとともに、吸引管17に形成された負圧で後
述する骨材貯溜タンク13から供給された骨材12を吸
引する骨材吸引部118形成してあり、吸引管17に吸
引された骨材体はその下流側に設けられている混合管1
9でセメントミルクの混気ジェット流に充分混合された
後、吐出口20から所望する供給場所2・3に吐出供給
するように構成されている。
【0020】上記骨材吸引部18は、図2に示すよう
に、上端が骨材供給口11として開口する椀形の容器本
体21の左右の両側壁部分に保護管15と吸引管17及
び混合管19を同心状に支持させた保護管15と吸引管
17との間に形成してあり、骨材供給口11の周縁部分
は内側下向きにカーリングさせた案内部分11aを形成
してある。
【0021】容器本体21の底面部分には洗浄用ノズル
22が設けられており、この洗浄用ノズル22は図2及
び図3に示すように、小径のドーム型のケーシング23
の上端寄りで容器本体21の底面部分から突出する部分
に保護管15から吸引管17に噴射されたセメントミル
クの混気ジェット流に直交する方向に洗浄水を噴射する
噴口24・24を穿設し、この噴口24・24に加圧ポ
ンプ9と噴射ノズル15とを連結する圧力流体供給路1
0から分岐された洗浄水供給路25を連結して構成され
ている。
【0022】また、ジェットポンプM.J.P の保護管15
は図2に示すように、骨材吸引部18の容器本体21の
側壁部分に取付け用フランジ26を有する混合管19と
略同径の支持管27を設け、この取付け用フランジ26
に吸引管17の中間に設けた取付けフランジ28と混合
管19のフランジ29部分をボルト30で固定して支持
されている。こうした支持構造にする時には吸引管17
及び混合管19が磨滅した場合にボルト30を螺解する
だけで簡単に交換することができるのである。
【0023】上記ジェットポンプM.J.P の骨材供給口1
1に小石や砂等の骨材12を供給する骨材貯溜タンク1
3は、図4に示すように比較的大径でした窄まりテーパ
ー状に形成されたタンク本体31の上端部に骨材投入口
32を開口させるとともに、底部の中央には下端が骨材
供給口11の上方に開口する骨材供給口33が定量供給
手段34を介して設けてあり、骨材流出口33と骨材供
給口33の下端部33aとの間に間隔S(図2参照)が
形成されている。
【0024】上記定量供給手段34は、タンク本体31
の底部にモーター35で回転駆動されるスクリュー式搬
送軸36を、供給下手側が上方に位置するように斜めに
設け設けるとともに、スクリュー式搬送軸36のモータ
ー側端部に骨材流出口33を形成したものである。尚、
スクリュー式搬送軸36を、供給下手側が上方に位置す
るように斜めに設け設けたものでは骨材貯溜タンク13
の上端位置を低くすることが出来装置全体をコンパクト
に纏めることができるのである。
【0025】上記のように構成された骨材混合流体供給
装置5の作用を次に説明する。先ず、貯溜タンク8にセ
メントミルク7を貯溜し、一方、各骨材貯溜タンク13
に例えば砂や砂利等の骨材を貯溜した後、貯溜タンク8
のセメントミルク7を加圧ポンプ9で吸引して加圧し、
圧力流体供給路10で高所のジェットポンプM.J.P と低
所のジェットポンプM.J.P とに供給する。
【0026】そして、高所のジェットポンプM.J.P に供
給された高圧のセメントミルクは、噴射ノズル14から
保護管15内に噴射され、保護管15内に負圧を形成す
る。こうして保護管15内に形成された負圧で吸気管1
6から外気を吸引して保護管15内にセメントミルクの
混気ジェット流が形成され、この混気ジェット流を保護
管15から吸引管17に噴射させて吸引管17内に負圧
を形成すると、この負圧が骨材吸引口18から骨材供給
口11に作用し、骨材供給口11からは外気を吸引する
ようになる。
【0027】一方、タンク本体31の底部のスクリュー
式搬送軸36をモーター35で回転駆動し、骨材貯溜タ
ンク13の小石や砂利等の骨材12を定量づつ骨材流出
口33に供給し、此処からその下方に開口するジェット
ポンプM.J.P の骨材供給口11に落下供給する。この
時、骨材流出口33と骨材供給口11との間に隙間Sが
あることから、骨材流出口33から供給される骨材12
が周囲に零れようとしても、骨材供給口11に作用して
いる外気の吸引作用により周囲に散逸することなく全て
骨材供給口11から容器本体21内に吸引され、吸引管
17及び混合管19内でセメントミルクの混気ジェット
流に接触し、充分に混練された状態の終始品質が均一な
コンクリートスラリーが吐出口20から高所の供給場所
2に吐出供給されるのである。
【0028】しかして、骨材供給口11から容器本体2
1内に吸引された骨材12は、その殆どが吸引管14に
吸引されるのであるが、ある一部の細かなものは容器本
体21の内周面に付着することがある。こうした場合、
加圧ポンプ9と噴射ノズル14とを連結する高圧流体供
給路10から分岐された洗浄水供給路25から供給され
る高圧の圧力水が容器本体21の底部に設けられた洗浄
用ノズル22の噴口24から噴射され、容器本体21の
内周面に付着する骨材12を洗浄し、骨材供給口11の
周縁部分の内側下向きにカーリングさせた案内部分11
aで骨材吸引口18に案内して吸引管17に吸引させる
ので、付着堆積が防止されるのである。
【0029】尚、洗浄用ノズル22の噴口24から噴射
され、容器本体21の内周面に付着する骨材12を洗浄
するようにした本例の場合、骨材貯溜タンク13のタン
ク本体31に小石や砂利等の骨材に加えて粉末のセメン
トを所定割合で混合して投入し、加圧ポンプ9では水だ
けを圧送供給するよにうした場合には粉末のセメントが
容器本体21の内周面に付着するので特に有効である。
【0030】また、圧力流体供給路10から低所のジェ
ットポンプM.J.P に供給された高圧のセメントミルク
は、上記高所のジェットポンプM.J.P に供給された場合
と同様にして充分に混練された状態の終始品質が均一な
コンクリートスラリーが吐出口20から低所の供給場所
3に吐出供給されるようにあるのである。
【0031】<実施例2>本実施例では上記実施例1の
ジェットポンプM.J.P が加圧ポンプ9で加圧された高圧
のセメントミルクを小径の噴射ノズル14から保護管1
5内に噴射し、保護管15に形成された負圧で吸気管1
6から外気を吸引して混気ジェット流を形成し、この混
気ジェット流を保護管15から吸引管17に噴射して吸
引管17内に負圧を形成する混気ジェットポンプM.J.P
に形成してあるが、このジェットポンプM.J.P を図5に
示すように構成した点が上記実施例1と相違するもので
ある。
【0032】即ち、本実施例のジェットポンプM.J.P は
噴射ノズル14と、吸引管17を同心状に骨材供給口1
1を形成する容器本体21に取付けたもので、貯溜タン
ク8内のセメントミルク7を加圧ポンプ9で加圧し、こ
の高圧の水を噴射ノズル14から吸引管17内に直接噴
射し、吸引管17に形成された負圧で骨材供給口11か
ら外気及び骨材流出口33から流下する骨材12を容器
本体21内に吸引するようにしたものである。この場合
吸引管17を混合管19と兼ねさせることもできる。
【0033】<実施例3>本実施例ではジェットポンプ
M.J.P の形式と粉粒体貯溜タンク13の定量供給定量供
給手段34及び骨材供給口11と骨材流出口33との部
分を図6に示すように変更した点が上記実施例1と異な
り、その他の構成並びに作用は上記実施例1と同様であ
る。即ち、ジェットポンプM.J.P は実施例2と同様の構
成にしてあり、粉粒体貯溜タンク13の定量供給定量供
給手段34は、タンク本体31の底部に骨材流出口33
を垂直に形成し、モーター35で回転駆動されるスクリ
ュー式搬送軸36を骨材貯溜タンク13の上方に延出
し、当該タンク本体31から突出する部分にモーター3
5を取りつけて構成してある。このようにスクリュー式
搬送軸36を垂直に設けたものでは骨材12の自重によ
り送り出し力が少なくて済みモーター35を小電力の小
型なものにすることができる利点がある。
【0034】また、骨材供給口11と骨材流出口33と
の部分を密閉状にした斯かる構成のものでは負圧での吸
入音及び骨材の攪拌混合音が骨材供給口11と骨材流出
口33との間から漏出するのを防止することができるの
である。
【0035】尚、上記各実施例ではセメントミルクと骨
材とを混練しながら所望する供給場所に供給する場合を
例に説明したが、骨材は必ずしもその粒度が砂利や小石
のようなものに限られず、粉体のように細かなもので
も、逆に比較的小さい鋳物やプラスチックの成形品を洗
浄しながら次ぎの工程に流走させて搬送するような場合
にも本発明を実施することができるのは勿論である。更
に、上記各実施例では高所と低所に同時にコンクリート
スラリーを供給するようにしてあるが、これを高所また
は低所の何れか一方だけに送給したり、高所乃至低所の
複数箇所に同士に送給することができるのはいうまでも
ないことである。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、骨材貯
溜タンクから供給される骨材等をジェットポンプのジェ
ット流で混練しながら骨材混合流体供給場所に供給する
ようにしてあるので、例えばコンクリートスラリーを打
設する時に用いられていた、従来の専用の比較的大型の
プラントを省略することができ、混練装置を設置場所の
少ない小型なものに纏めることができるという利点もあ
る。
【0037】また、例えばコンクリートスラリーを充填
する時に用いられていた専用のプラントで大量のコンク
リートスラリーを形成し、このコンクリートスラリーを
搬送車で搬送したり、搬送時にコンクリートミキサー車
でコンクリートスラリーを形成するのを省略することが
でき、搬送車の搬送時間が交通渋滞等による搬送時間の
長短から生じるコンクリートスラリーの品質を均一にす
ることができるという利点がある。
【0038】更に、例えばコンクリートスラリーを充填
する時に用いられていたコンクリートミキサー車等の搬
送車でコンクリートスラリーを搬送するものではその使
用量が多い場合には搬送車を工事現場付近で待機させた
り、何度も往復させたりすることもなく、これがために
発生する交通渋滞や排気公害の原因をもなくせるという
利点もある。
【0039】その上、例えばコンクリートスラリーを充
填する時に用いられていた工事現場等の打設場所の近傍
で骨材貯溜タンクから供給される骨材等をジェットポン
プのジェット流で混練しながら必要なだけコンクリート
スラリーを形成し、これを骨材混合流体供給場所に供給
するようにしてあるので、打設場所の近傍に回転式のコ
ンクリートミキサーを設置し、ここで直接コンクリート
スラリーを形成する従来の場合のように、砂利や小石等
の骨材、センメト並びに水等が飛散して周囲が汚損され
るのを未然に防止することができるとともに余剰分や残
滓の発生もなくせるという利点もある。
【0040】加えて、本発明によれば加圧ポンプは骨材
を含まない流体を圧送するだけであり、例えば従来コン
クリートスラリーを高所に送給する時に用いられていた
チューブポンプからなるコンクリートポンプより格段高
い吐出力を得られるので、3階以上の建物へのコンクリ
ートスラリーの供給も1台の加圧ポンプで行うこともで
き、従来行われていたコンクリートスラリーを水等で希
釈することもなく、コンクリートの品質を均一に保つこ
とができるという利点もある。
【0041】また、例えばコンクリートスラリーを充填
する時に用いられていた加圧ポンプを1台または少数で
済ませられるので、複数のコンクリートポンプを設置す
る従来のものに比べてその手間を大幅に低減し、設備費
やランニングコストを節減することができるという利点
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る骨材混合流体供給装置の概略の
構成を示す縦断面図である。
【図2】実施例1に係るジェットポンプM.J.P 部分の縦
断面図である。
【図3】実施例1に係る骨材体供給口の容器本体部分の
横断平面図である。
【図4】実施例1に係る骨材貯溜タンク部分の縦断側面
図である。
【図5】実施例2に係るジェットポンプM.J.P 部分の縦
断面図である。
【図6】実施例3に係る粉粒体貯溜タンク部分の縦断面
図である。
【符号の説明】
5・・・骨材混合流体供給装置 7・・・流体(セメントミルク) 8・・・貯溜タンク 9・・・加圧ポンプ 12・・・骨材 13・・・骨材貯溜タンク 14・・・噴射ノズル 15・・・保護管 17・・・吸引管 19・・・混合管 20・・・吐出口 M.J.P ・・・ジェットポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体を貯溜するタンクと、貯溜タンクの流
    体を加圧して圧送する加圧ポンプとで流体供給手段を形
    成し、流体供給手段から送られた圧力流体を噴射ノズル
    から噴射して負圧を形成するジェットポンプと、ジェッ
    トポンプで骨材貯溜タンクから供給された骨材を混合す
    る骨材混合手段を形成し、骨材混合手段の吐出口を骨材
    混合流体供給場所に開口させたことを特徴とする骨材混
    合流体供給装置。
  2. 【請求項2】ジェットポンプが圧力流体を噴射ノズルか
    ら保護管に噴射し、保護管内に形成された負圧で外気を
    吸引して保護管内のジェット流と混合して混気ジェット
    流を形成し、該混気ジェット流を混合管に噴射して混合
    管内に負圧を形成するようにした混気ジェットポンプで
    ある請求項1に記載の骨材混合流体供給装置。
  3. 【請求項3】ジェットポンプの噴射ノズルからセメント
    ミルクを噴射し、該セメントミルクのジェット流に骨材
    貯溜タンクから供給された骨材を混合してコンクリート
    スラリーを形成し、該コンクリートスラリーを吐出口を
    骨材混合流体供給場所に供給するように構成したことを
    特徴とする請求項1に記載の骨材混合流体供給装置。
  4. 【請求項4】加圧ポンプで貯溜タンク内の流体を加圧し
    て圧力流体を形成し、噴射ノズルから噴射させた圧力流
    体で発生させた負圧で骨材貯溜タンクから供給された骨
    材を流体に攪拌混合し、吐出口から骨材混合流体供給場
    所に供給するようにしたことを特徴とする骨材混合流体
    供給方法。
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