JPH07304143A - 包装材料 - Google Patents
包装材料Info
- Publication number
- JPH07304143A JPH07304143A JP12445694A JP12445694A JPH07304143A JP H07304143 A JPH07304143 A JP H07304143A JP 12445694 A JP12445694 A JP 12445694A JP 12445694 A JP12445694 A JP 12445694A JP H07304143 A JPH07304143 A JP H07304143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- packaging material
- density polyethylene
- barrier layer
- adhesive
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浸透性の高い成分を含む内容物に対して層間
剥離等の不具合を生じることなく優れたバリヤー性を有
する包装材料を提供する。 【構成】 酸化ケイ素蒸着プラスチックフィルム等から
なるバリヤー層3の内容物と接する側にヒートシール層
として中密度ポリエチレンフィルム5を接着剤4を介し
て積層し、他方の面に基材層7を積層してなる包装材
料。
剥離等の不具合を生じることなく優れたバリヤー性を有
する包装材料を提供する。 【構成】 酸化ケイ素蒸着プラスチックフィルム等から
なるバリヤー層3の内容物と接する側にヒートシール層
として中密度ポリエチレンフィルム5を接着剤4を介し
て積層し、他方の面に基材層7を積層してなる包装材
料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酒、ボディソープ、パ
ーマ液、練り歯磨きなどの浸透性の高い成分を含む内容
物を包装する用途に好適な包装材料に関するものであ
る。
ーマ液、練り歯磨きなどの浸透性の高い成分を含む内容
物を包装する用途に好適な包装材料に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に種々の容器に用いられる包装材料
は、内容物に対しバリヤー性を有することを重視して選
択されることが多く、特に食品等の内容物に対しては内
容物の保存のみならず酸素、水蒸気等に対するバリヤー
性も含め高バリヤー層が用いられている。このようなバ
リヤー層としては、一般にアルミニウム等の金属箔、酸
化ケイ素等の無機物を蒸着したフィルム等が用いられ、
このバリヤー層の内側にヒートシール層として低密度ポ
リエチレンフィルム、または押し出しコートした低密度
ポリエチレン層を積層したものが用いられ、通常これら
は接着剤やアンカー剤を用いて積層されていた。
は、内容物に対しバリヤー性を有することを重視して選
択されることが多く、特に食品等の内容物に対しては内
容物の保存のみならず酸素、水蒸気等に対するバリヤー
性も含め高バリヤー層が用いられている。このようなバ
リヤー層としては、一般にアルミニウム等の金属箔、酸
化ケイ素等の無機物を蒸着したフィルム等が用いられ、
このバリヤー層の内側にヒートシール層として低密度ポ
リエチレンフィルム、または押し出しコートした低密度
ポリエチレン層を積層したものが用いられ、通常これら
は接着剤やアンカー剤を用いて積層されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな接着剤またはアンカー剤により貼り合わせた低密度
ポリエチレンをヒートシール層とした積層フィルムを用
いた包装材料を種々の浸透性の高い成分を含む内容物の
パッケージに適用させた場合、内容物に含まれる浸透性
の高い成分がバリヤー層で遮断されて内側の隣接層との
間に滞留し、その結果、例えば接着剤を侵し、層間の剥
離(デラミネーション)をひきおこす問題を生じる。ま
た、内容物の浸透性の高い成分がバリヤー層で完全には
遮断されず一部透過した場合には、バリヤー層の外側の
接着剤も侵してしまい、この部位での層間剥離を引き起
こす場合もあった。
うな接着剤またはアンカー剤により貼り合わせた低密度
ポリエチレンをヒートシール層とした積層フィルムを用
いた包装材料を種々の浸透性の高い成分を含む内容物の
パッケージに適用させた場合、内容物に含まれる浸透性
の高い成分がバリヤー層で遮断されて内側の隣接層との
間に滞留し、その結果、例えば接着剤を侵し、層間の剥
離(デラミネーション)をひきおこす問題を生じる。ま
た、内容物の浸透性の高い成分がバリヤー層で完全には
遮断されず一部透過した場合には、バリヤー層の外側の
接着剤も侵してしまい、この部位での層間剥離を引き起
こす場合もあった。
【0004】一方、積層する際、接着剤を用いずに、熱
溶融樹脂(例えばポリエチレン等)を押し出しながら貼
り合わせるいわゆるサンドラミネーション法による積層
方法も従来より知られているが、バリヤー層である酸化
ケイ素やアルミニウム等の蒸着層は熱に弱く、場合によ
ってはクラックが生じてバリヤー性が損なわれるという
問題がある。さらに、このサンドラミネーション法によ
る積層方法は接着剤を用いる方法に比べると、バリヤー
層とヒートシール性樹脂層との組み合わせの自由度が低
く、用いる樹脂が特定され内容物に対応する包装材料の
選定が困難で、接着剤を用いた積層方法を採用する方が
内容物に対応した包装材料が選定し易く好ましいと言え
る。
溶融樹脂(例えばポリエチレン等)を押し出しながら貼
り合わせるいわゆるサンドラミネーション法による積層
方法も従来より知られているが、バリヤー層である酸化
ケイ素やアルミニウム等の蒸着層は熱に弱く、場合によ
ってはクラックが生じてバリヤー性が損なわれるという
問題がある。さらに、このサンドラミネーション法によ
る積層方法は接着剤を用いる方法に比べると、バリヤー
層とヒートシール性樹脂層との組み合わせの自由度が低
く、用いる樹脂が特定され内容物に対応する包装材料の
選定が困難で、接着剤を用いた積層方法を採用する方が
内容物に対応した包装材料が選定し易く好ましいと言え
る。
【0005】ところで、本発明者等は、上記の接着剤を
用いて積層した場合の層間剥離の問題を解決するべく、
接着剤の改良及びヒートシール層の改良について検討し
たが、接着剤の改良については耐薬品性が優れた4種類
ほどの代表的な接着剤を用いバリヤー層と低密度ポリエ
チレンフィルムとを積層した包装材料について検討した
ところ特に有意な差は見られず改良効果はなかった。ま
た、ヒートシール層の改良については、従来の低密度ポ
リエチレンの代わりに耐薬品性の優れたポリアクリロニ
トリル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ
エステル等を用いることが考えられるが、ヒートシール
条件、製袋等の加工適性、シール強度等に問題があり、
いずれも使用には不適当であった。
用いて積層した場合の層間剥離の問題を解決するべく、
接着剤の改良及びヒートシール層の改良について検討し
たが、接着剤の改良については耐薬品性が優れた4種類
ほどの代表的な接着剤を用いバリヤー層と低密度ポリエ
チレンフィルムとを積層した包装材料について検討した
ところ特に有意な差は見られず改良効果はなかった。ま
た、ヒートシール層の改良については、従来の低密度ポ
リエチレンの代わりに耐薬品性の優れたポリアクリロニ
トリル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ
エステル等を用いることが考えられるが、ヒートシール
条件、製袋等の加工適性、シール強度等に問題があり、
いずれも使用には不適当であった。
【0006】そこで、ヒートシール層の材質として、上
記問題のない、コスト的にも低密度ポリエチレンと同等
の中密度ポリエチレンを用いて耐薬品保存テストを行っ
たところ、香料等の浸透性の高い成分を含む内容物、例
えばパーマ液においてもバリヤー層と接着剤を介した隣
接層との間の密着性が良好であり層間剥離の改良効果が
あることを見いだし、本発明を為すに到ったものであ
る。
記問題のない、コスト的にも低密度ポリエチレンと同等
の中密度ポリエチレンを用いて耐薬品保存テストを行っ
たところ、香料等の浸透性の高い成分を含む内容物、例
えばパーマ液においてもバリヤー層と接着剤を介した隣
接層との間の密着性が良好であり層間剥離の改良効果が
あることを見いだし、本発明を為すに到ったものであ
る。
【0007】すなわち、本発明の目的とするところは、
浸透性の高い成分を含む内容物に対して層間剥離等の不
具合を生じることなく優れたバリヤー性を有する包装材
料を提供することにある。
浸透性の高い成分を含む内容物に対して層間剥離等の不
具合を生じることなく優れたバリヤー性を有する包装材
料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の包装材料は、少なくとも、バリヤー層の内
容物と接する側に接着剤を介して中密度ポリエチレンフ
ィルムを積層してなることを特徴としている。
に、本発明の包装材料は、少なくとも、バリヤー層の内
容物と接する側に接着剤を介して中密度ポリエチレンフ
ィルムを積層してなることを特徴としている。
【0009】また、本発明の包装材料は、前記中密度ポ
リエチレンフィルムを最内層としたことを特徴としてい
る。
リエチレンフィルムを最内層としたことを特徴としてい
る。
【0010】また、本発明の包装材料は、前記中密度ポ
リエチレンフィルムを介在層とし、さらに内容物と接す
る側に低密度ポリエチレンからなる最内層を設けたこと
を特徴としている。
リエチレンフィルムを介在層とし、さらに内容物と接す
る側に低密度ポリエチレンからなる最内層を設けたこと
を特徴としている。
【0011】さらに、本発明の包装材料は、前記バリヤ
ー層の外方の面に基材層を積層してなることを特徴とし
ている。
ー層の外方の面に基材層を積層してなることを特徴とし
ている。
【0012】さらにまた、本発明の包装材料は、前記バ
リヤー層が、無機化合物や金属等を蒸着したプラスチッ
クフィルムであることを特徴としている。
リヤー層が、無機化合物や金属等を蒸着したプラスチッ
クフィルムであることを特徴としている。
【0013】以下、本発明の構成を更に詳しく説明す
る。
る。
【0014】本発明の包装材料は、図1に示すように、
バリヤー層3の内容物と接する面にヒートシール層とし
て中密度ポリエチレンフィルム5を接着剤4を介して積
層したものである。または、図2に示すように、中密度
ポリエチレンフィルム5を介在層とし、接着剤を介さず
に直接低密度ポリエチレンを溶融押し出しして最内層6
を形成した包装材料である。
バリヤー層3の内容物と接する面にヒートシール層とし
て中密度ポリエチレンフィルム5を接着剤4を介して積
層したものである。または、図2に示すように、中密度
ポリエチレンフィルム5を介在層とし、接着剤を介さず
に直接低密度ポリエチレンを溶融押し出しして最内層6
を形成した包装材料である。
【0015】本発明における中密度ポリエチレンとは、
密度が0.925〜0.940g/cm3 の範囲にある
ポリエチレンをいう。密度がこのような範囲にある中密
度ポリエチレンフィルムをヒートシール層または介在層
として用いることにより、接着剤を用いた積層方法を採
用した場合において、内容物として香料等の浸透性の高
い成分を含む例えばパーマ液などを充填しても、バリヤ
ー層との層間の接着強度が低下せず、層間剥離を防止で
きる。また、中密度ポリエチレンフィルムを介在層と
し、さらに最内層として低密度ポリエチレンを溶融押し
出し形成することにより、両層が溶融一体化するので、
両層の剥離が発生しない。
密度が0.925〜0.940g/cm3 の範囲にある
ポリエチレンをいう。密度がこのような範囲にある中密
度ポリエチレンフィルムをヒートシール層または介在層
として用いることにより、接着剤を用いた積層方法を採
用した場合において、内容物として香料等の浸透性の高
い成分を含む例えばパーマ液などを充填しても、バリヤ
ー層との層間の接着強度が低下せず、層間剥離を防止で
きる。また、中密度ポリエチレンフィルムを介在層と
し、さらに最内層として低密度ポリエチレンを溶融押し
出し形成することにより、両層が溶融一体化するので、
両層の剥離が発生しない。
【0016】本発明におけるバリヤー層3は例えば、ポ
リエステル樹脂等のプラスチックフィルム1の少なくと
も一方の面にSiOx(xは1〜2)、MgO等の無機
化合物やAl等の金属の蒸着層2を形成したものであ
る。プラスチックフィルムとしてはナイロン、延伸ポリ
ビニルアルコール、延伸ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート等が好ましく用いられる。また、蒸着層
の厚さとしては、例えばSiOxは300〜2000オ
ングストローム、Alは300〜1000オングストロ
ームが好ましい。また、バリヤー層としてAl箔等の金
属箔を用いることもできる。なお、プラスチックフィル
ムに蒸着層を設ける際、アンカー剤層を介して設けるこ
とが、蒸着層の密着強度の向上、経時的な密着強度の低
下が小さく好ましい。
リエステル樹脂等のプラスチックフィルム1の少なくと
も一方の面にSiOx(xは1〜2)、MgO等の無機
化合物やAl等の金属の蒸着層2を形成したものであ
る。プラスチックフィルムとしてはナイロン、延伸ポリ
ビニルアルコール、延伸ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート等が好ましく用いられる。また、蒸着層
の厚さとしては、例えばSiOxは300〜2000オ
ングストローム、Alは300〜1000オングストロ
ームが好ましい。また、バリヤー層としてAl箔等の金
属箔を用いることもできる。なお、プラスチックフィル
ムに蒸着層を設ける際、アンカー剤層を介して設けるこ
とが、蒸着層の密着強度の向上、経時的な密着強度の低
下が小さく好ましい。
【0017】また、上記バリヤー層がプラスチックフィ
ルムの一方の面のみに蒸着層を有するものである場合、
これを包装材料として用いるときは蒸着層を内側、すな
わち内容物と接する側とすることが好ましい。これは、
内容物の浸透性の高い成分を蒸着層で遮断することによ
りプラスチックフィルムと蒸着層との密着強度が低下す
ることを防止できるからである。
ルムの一方の面のみに蒸着層を有するものである場合、
これを包装材料として用いるときは蒸着層を内側、すな
わち内容物と接する側とすることが好ましい。これは、
内容物の浸透性の高い成分を蒸着層で遮断することによ
りプラスチックフィルムと蒸着層との密着強度が低下す
ることを防止できるからである。
【0018】本発明の包装材料は上述の如く、バリヤー
層の内容物と接する面に中密度ポリエチレンフィルムを
積層したものであるが、さらに包装材料としての適当な
剛性を付与し包装材料を例えば図3に示す液体紙容器8
や図4に示すラミネートチューブ容器9として用いるに
好適な構成として、バリヤー層の中密度ポリエチレンフ
ィルムを積層した側と反対の面に基材層7を積層するこ
とが出来る。この基材層として、液体紙容器の場合、紙
を、ラミネートチューブ容器の場合、積層プラスチック
フィルムを用いる。具体的には、ポリエステル、延伸ナ
イロン等のプラスチックフィルム、プラスチックフィル
ムと紙の積層体等が好ましく用いられる。
層の内容物と接する面に中密度ポリエチレンフィルムを
積層したものであるが、さらに包装材料としての適当な
剛性を付与し包装材料を例えば図3に示す液体紙容器8
や図4に示すラミネートチューブ容器9として用いるに
好適な構成として、バリヤー層の中密度ポリエチレンフ
ィルムを積層した側と反対の面に基材層7を積層するこ
とが出来る。この基材層として、液体紙容器の場合、紙
を、ラミネートチューブ容器の場合、積層プラスチック
フィルムを用いる。具体的には、ポリエステル、延伸ナ
イロン等のプラスチックフィルム、プラスチックフィル
ムと紙の積層体等が好ましく用いられる。
【0019】図3に示す液体紙容器に用いる包装材料の
具体例としては以下の構成が例示できる。
具体例としては以下の構成が例示できる。
【0020】 また、図4に示すラミネートチューブ容器の胴部材に用
いる包装材料の具体例としては以下の構成が例示でき
る。
いる包装材料の具体例としては以下の構成が例示でき
る。
【0021】 ここで、上記の( )の数字は厚さを示し、蒸着層はオ
ングストロームの単位、紙および接着剤はg/m2 の単
位、その他はμmの単位である。
ングストロームの単位、紙および接着剤はg/m2 の単
位、その他はμmの単位である。
【0022】LDPE:低密度ポリエチレン MDPE:中密度ポリエチレン PET:ポリエチレンテレフタレート EMAA:エチレン−メタアクリル酸共重合体 AD:接着剤 Al箔:アルミニウム箔 乳白PE:乳白低密度ポリエチレン SiOx:酸化ケイ素蒸着層
【0023】
【作用】本発明の包装材料は、バリヤー層の内容物と接
する側の面にヒートシール層または介在層として中密度
ポリエチレンフィルムを接着剤を介して積層することに
より、接着剤を用いた積層方法を採用した場合におい
て、内容物として浸透性の高い成分を含む例えばパーマ
液などを充填しても、内容物の浸透によりバリヤー層と
の層間の接着強度が低下するのを防ぐため、層間剥離を
防止できる。
する側の面にヒートシール層または介在層として中密度
ポリエチレンフィルムを接着剤を介して積層することに
より、接着剤を用いた積層方法を採用した場合におい
て、内容物として浸透性の高い成分を含む例えばパーマ
液などを充填しても、内容物の浸透によりバリヤー層と
の層間の接着強度が低下するのを防ぐため、層間剥離を
防止できる。
【0024】したがって、本発明の包装材料は、浸透性
の高い成分を含む内容物の容器の包装材料として特に好
適である。
の高い成分を含む内容物の容器の包装材料として特に好
適である。
【0025】
【実施例】以下に実施例を示して本発明を更に具体的に
説明する。
説明する。
【0026】表面をポリエステルウレタンコートした厚
さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの一
方の面にSiOxを400オングストロームの厚さに真
空蒸着により形成してなるバリヤー層の内側、即ちSi
Oxの蒸着面に二液硬化型接着剤A−515(武田薬品
工業(株)製)を3g/m2 塗布し、厚さ50μmの中
密度ポリエチレンフィルム(タマポリ(株)製:NB−
1;密度0.930g/cm3 )を積層して本発明の構
成に係る包装材料を作製した。
さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの一
方の面にSiOxを400オングストロームの厚さに真
空蒸着により形成してなるバリヤー層の内側、即ちSi
Oxの蒸着面に二液硬化型接着剤A−515(武田薬品
工業(株)製)を3g/m2 塗布し、厚さ50μmの中
密度ポリエチレンフィルム(タマポリ(株)製:NB−
1;密度0.930g/cm3 )を積層して本発明の構
成に係る包装材料を作製した。
【0027】また、比較例として、上記構成の中密度ポ
リエチレンの代わりに、厚さ60μmの低密度ポリエチ
レンフィルム(タマポリ(株)製:AJ−1;密度0.
920g/cm3 )を積層した包装材料を作製した。
リエチレンの代わりに、厚さ60μmの低密度ポリエチ
レンフィルム(タマポリ(株)製:AJ−1;密度0.
920g/cm3 )を積層した包装材料を作製した。
【0028】次いで、上記本発明及び比較例の構成を有
する包装材料を用いて10×10cm(内寸)の大きさ
の四方シールパウチをそれぞれ作製し、それぞれに30
ccの市販のパーマ液を充填密封し、これらを20℃、
40℃にて1ケ月の保存テストを行い、保存後のラミネ
ート強度を測定した。
する包装材料を用いて10×10cm(内寸)の大きさ
の四方シールパウチをそれぞれ作製し、それぞれに30
ccの市販のパーマ液を充填密封し、これらを20℃、
40℃にて1ケ月の保存テストを行い、保存後のラミネ
ート強度を測定した。
【0029】表1および表2にその結果を示す。なお、
ラミネート強度の単位はg/15mm(試料の幅15m
m、90度剥離、剥離スピード300mm/分)で示し
た。
ラミネート強度の単位はg/15mm(試料の幅15m
m、90度剥離、剥離スピード300mm/分)で示し
た。
【表1】
【0030】
【表2】 表1および表2の結果から、内容物を充填する前の初期
強度は、本発明、比較例ともほぼ同じ強度を示している
が、保存テストを行うと、ラミネート強度に約2倍の差
がみられ、本発明の包装材料は、浸透性の高い成分を含
むパーマ液においてもバリヤー層との層間の密着性が良
好であり、内容物の浸透による剥離を防止できることが
わかる。
強度は、本発明、比較例ともほぼ同じ強度を示している
が、保存テストを行うと、ラミネート強度に約2倍の差
がみられ、本発明の包装材料は、浸透性の高い成分を含
むパーマ液においてもバリヤー層との層間の密着性が良
好であり、内容物の浸透による剥離を防止できることが
わかる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の包
装材料によれば、バリヤー層の内容物と接する側の面に
ヒートシール層または介在層として中密度ポリエチレン
フィルムを接着剤を介して積層することにより、接着剤
を用いた積層方法を採用した場合において、内容物とし
て浸透性の高い成分を含む例えばパーマ液などを充填し
ても、内容物の浸透によりバリヤー層との層間の接着強
度が低下するのを防ぎ、層間剥離を防止できるという優
れた効果を奏する。
装材料によれば、バリヤー層の内容物と接する側の面に
ヒートシール層または介在層として中密度ポリエチレン
フィルムを接着剤を介して積層することにより、接着剤
を用いた積層方法を採用した場合において、内容物とし
て浸透性の高い成分を含む例えばパーマ液などを充填し
ても、内容物の浸透によりバリヤー層との層間の接着強
度が低下するのを防ぎ、層間剥離を防止できるという優
れた効果を奏する。
【0032】すなわち、本発明の包装材料は、浸透性の
高い成分を含む内容物を包装するためのヒートシールに
より組立て密封する液体紙容器、フレキシブルパウチ、
ラミネートチューブ容器に用いることが可能となった。
高い成分を含む内容物を包装するためのヒートシールに
より組立て密封する液体紙容器、フレキシブルパウチ、
ラミネートチューブ容器に用いることが可能となった。
【図1】本発明の包装材料の一例を示す断面図である。
【図2】本発明の包装材料の他の例を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の包装材料を用いた容器の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の包装材料を用いた容器の他の例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 プラスチックフィルム 2 蒸着層 3 バリヤー層 4 接着剤 5 中密度ポリエチレンフィルム 6 最内層 7 基材層
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも、バリヤー層の内容物と接す
る側に接着剤を介して中密度ポリエチレンフィルムを積
層してなることを特徴とする包装材料。 - 【請求項2】 前記中密度ポリエチレンフィルムを最内
層としたことを特徴とする請求項1記載の包装材料。 - 【請求項3】 前記中密度ポリエチレンフィルムを介在
層とし、その内容物と接する側に低密度ポリエチレンか
らなる最内層を設けたことを特徴とする請求項1記載の
包装材料。 - 【請求項4】 前記バリヤー層の外方の面に基材層を積
層してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の包装材料。 - 【請求項5】 前記バリヤー層が、無機化合物や金属等
を蒸着したプラスチックフィルムであることを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載の包装材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12445694A JPH07304143A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12445694A JPH07304143A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 包装材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304143A true JPH07304143A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14885975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12445694A Pending JPH07304143A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07304143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102774102A (zh) * | 2012-07-19 | 2012-11-14 | 上海暖友实业有限公司 | 透气率随温度而变化的微透气膜及其应用 |
| CN103507364A (zh) * | 2013-10-20 | 2014-01-15 | 江苏申凯包装高新技术股份有限公司 | 高阻隔蒸煮袋 |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP12445694A patent/JPH07304143A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102774102A (zh) * | 2012-07-19 | 2012-11-14 | 上海暖友实业有限公司 | 透气率随温度而变化的微透气膜及其应用 |
| CN103507364A (zh) * | 2013-10-20 | 2014-01-15 | 江苏申凯包装高新技术股份有限公司 | 高阻隔蒸煮袋 |
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