JPH0730415Y2 - クローラ式車両走行ユニツト - Google Patents

クローラ式車両走行ユニツト

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JPH0730415Y2
JPH0730415Y2 JP13602989U JP13602989U JPH0730415Y2 JP H0730415 Y2 JPH0730415 Y2 JP H0730415Y2 JP 13602989 U JP13602989 U JP 13602989U JP 13602989 U JP13602989 U JP 13602989U JP H0730415 Y2 JPH0730415 Y2 JP H0730415Y2
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博 八柳
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は油圧式シヨベルのクローラ式車両の走行ユニッ
トに関する。
〔従来の技術〕 油圧方式クローラ式車両の走行ユニツトは、第5図、第
6図に示すように、走行ユニツト1の固定部を車両のフ
レーム7にボルト10で固定し、回転出力部にスプロケツ
トホイール9をボルトで固定し、スプロケツトホイール
9の歯部110をクローラシユー8にかみ合わせ、クロー
ラシユー8を駆動して車両を走行させている。
走行ユニツト1は車両本体に搭載され、エンジンで駆動
されている油圧ポンプの油圧力が、油圧ポンプと走行ユ
ニツトを接続する配管54,54′によって、走行ユニツト
1に導びかれ、走行ユニツトが駆動される。走行ユニツ
ト1の流出入管接続部は、走行ユニツト1の固定部に取
付けられた圧力制御弁3と安全弁4を1体にした制御弁
5に配置されている。制御弁5に設けられる流出入管接
続口127,127′は制御弁5の構造から圧力制御弁3のス
プール41の軸に直角方向を向いている。走行ユニツト1
は車両のフレーム7に固定され、走行ユニツトに取付け
られたスプロケツトホイール9にクローラシユー8がか
み合されるが、走行ユニツト1に流出入管54,54′を接
続するため、走行ユニツトは前記の流出入管接続口127,
127′がスプロケツトホイール9に対してクローラシユ
ー8の進入側、退き側を向くように固定され、前記制御
弁5のスプール41軸はクローラシユー接地面に直角方向
を向き、流出入管54,54′はクローラシユー8の接地面
に沿うように接続されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
走行ユニツトに装着された制御弁に内蔵されている圧力
制御弁は、車両の下り坂走行時円滑な動きをして車両の
先走りを防止するが、走行ユニツトに導びかれる圧力油
に異物混入があると、作動が不規則となり、万一の場合
車両走行が制御不能となるため、短時間の点検が必要と
される。
しかるに、前述のような従来技術によると、次のような
問題点がある。
走行ユニツトは、制御弁のスプール軸がクローラシユー
の接地面に対し直角方向を向くように取付けられてお
り、クローラシユーとの間の天地間寸法が広くないた
め、制御弁を点検する場合、制御弁本体を取外す必要が
ある。制御弁本体を取外すためには、流出入管の取外し
が必要となり、又取外した流出入管への異物の混入、付
着防止、及び制御弁取外し部の異物の混入、付着防止の
対策が必要なため、現場での点検を難かしくしている。
〔課題を解決するための手段〕
下り坂で車両の先走りを防止するため、油圧モータの油
流出入口を開閉するスプールを具えた圧力制御弁を油圧
モータに組込み、背圧を保持するようにしたクローラ式
車両走行ユニツトにおいて、前記圧力制御弁のスプール
の軸芯をクローラシユー接地面に対して平行に配置す
る。
〔作用〕
圧力制御弁の分解点検時に、弁本体を油圧モータに装着
したまま、スプールをクローラシユー接地面に沿って引
抜くことができる。
従って、従来装置の如く、油流出入管並びに弁本体を油
圧モータから取外すことなく、単にスプールを横方向に
引抜いて分解・点検を行うことが可能になる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図において、1は走行ユニツト、2は油
圧モータ、3は圧力制御弁、4は安全弁、5は制御弁、
6は減速機、7はフレーム、8はクローラシユー、9は
スプロケツトホイール、10,11はボルト、12は固定ケー
シング、13は回転ケーシング、14はカバー、15,22はボ
ルト、16はばね、17はバルブプレート、18はパーキング
ブレーキ切換弁、19は軸受、20,21,26はピン、23はメカ
ニカルシール、24,24′はベアリング、25はカム、27は
軸受、28はオイルシール、29はシヤフト、30はブレーキ
ピストン、31はブレーキ固定板、32はブレーキ板、34,3
4′はピストン、35はピストンシユー、36はリテーナボ
ール、37はスプリング、38はピン、39はシリンダバレ
ル、40は圧力制御弁のボデイ、41はスプール、42,42′
はカバー、43,43′はスプリング、44,44′はチエツク
弁、45,45′はばね、46,46′はチエツク弁、47,47′は
固定ピストン、48はピストンシユーのリテーナ、49は安
全弁のケーシング、50はバルブシート、51はポペツト、
52はばね、53は調製ねじ、54,54′は流出入管、101はイ
ンロー、102はカバー取付端面、103はねじ穴、104はカ
バーの外側、105はねじ穴、106は通路、107はピン穴、1
08はねじ穴、109は回転ケーシングの端面、110はスプロ
ケツトホイール歯部、111は固定ケーシングの外周側、1
12は固定ケーシングの端面、113は端面の外側、114は端
面の内側、115はカムの斜面、116は貫通穴、117はシリ
ンダバレル外径部の切欠き溝、118は固定ケーシング内
側の切欠き溝、119はピストンの球部、120はスプライ
ン、121は円筒穴、122はピストン穴、123,123′はシリ
ンダ穴、124はピストン室、125は段付部、126はフラン
ジ部、127,127′は流出入管接続口、128,128′は圧力制
御弁ボデイの通路、129,129′はスプールに設けた穴、1
30,130′は切換部、131,131′は油室、132,132′はダン
パオリフイス、133は安全弁の通路、134,134′は圧力制
御弁の流出入穴、135,135′はカバーに設けた通路、136
はパーキングブレーキに至る通路、137,137′はバルブ
プレートのまゆ形ポート、138は安全弁の通路、139,13
9′は圧力制御弁のピストン室、140,140′は圧力制御弁
ボデイに設けた通路である。
本考案の実施例を以下図面によって説明する。
第1図乃至第5図に示す様に、走行ユニツト1は、車両
のフレーム7に取付けられ各々クローラシユー8を駆動
する。
走行ユニツト1の固定ケーシング12はフレーム7に複数
のボルト10で固定され、走行ユニツトの回転ケーシング
13にスプロケツトホイール9が複数のボルト11で固定さ
れ、スプロケツトホイール9の歯部110がクローラシユ
ー8とかみ合っている。
固定ケーシング12はフレーム7に取付けるためのインロ
ー101と複数のねじ穴108があり複数のボルト10でフレー
ム7に固定される。
固定ケーシング12の内径側はパーキングブレーキ作動用
のピストン穴122と、ブレーキ固定板31を円周方向に固
定、軸方向に滑動する切欠き溝118と、油圧モータ2を
組込む円筒穴121がある。固定ケーシング12のフレーム
取付側に近いカバー取付端面102には、カバー14を複数
のボルト15で固定するねじ穴103と、カバー14をピン21
で位置決めするピン穴107とがあり、カバー取付端面102
と反対側の端面112には、シヤフト29が貫通する穴116
と、シヤフト29を回転自在に支える軸受27と、オイルシ
ール28とがある。端面112の内側114には、油圧モータの
カム25がピン26で廻り止め固定され、端面112の外側113
には、減速機6が連結される。カバー14の外側104に
は、制御弁5を複数のボルト22で取付けるねじ穴105
と、制御弁5の流出入穴134,134′と、バルブプレート1
7のまゆ形穴137,137′を接続する通路135,135′と、パ
ーキングブレーキ切換弁18と、シヤフト29を回転自在に
支える軸受19とがある。バルブプレート17は、まゆ形ポ
ート137,137′のタイミングが前記カム25の傾きと同期
するようにカバー14にピン20で廻り止め固定される。
シヤフト29は前記の軸受19,27で回転自在に支えられ、
シリンダバレル39とリテーナボール36とがスプライン12
0により同シヤフト29で係合される。シリンダバレル39
は複数のシリンダ穴123がありピストン34がシヤフト29
に平行に往復動するように組込まれる。
ピストン34の球部119にはピストンシユー35がカシメら
れ、同ピストンシユー35は、シリンダバレル39の内径部
に組込まれているスプリング37によりピン38、リテーナ
ボール36、リテーナ48を介して、カム25に押付けられ
る。シリンダバレル39は前記のスプリング37によりバル
ブプレート17に押付けられる。シリンダバレル39の外径
部はブレーキ板32が回転方向に固定され軸方向には滑動
する切欠溝117がありブレーキ板32がはめ込まれる。
固定ケーシング12に挿入されるブレーキピストン30は、
固定ケーシング12との間にピストン室124をつくり、カ
バー14に組込まれた切換弁18と通路106で通じている。
ブレーキピストン30とカバー14の間にばね16が組込ま
れ、ピストン30を介してブレーキ板32とブレーキ固定板
31を固定ケーシング12の段付部125に押しつける。
固定ケーシング12の外周側111はベアリング24,24′がは
め込まれ減速機6に連結する回転ケーシング13を回転自
在に支える。固定ケーシング12と回転ケーシング13の相
対する端面109にはメカニカルシール23が組込まれる。
回転ケーシング13のフランジ部126にはスプロケツトホ
イール9が複数のボルト11で固定される。制御弁5に
は、圧力制御弁3と安全弁4とが組込まれ、流出入管5
4,54′を接続する流出入管接続口127,127′と、カバー1
4の通路135,135′に通じる流出入穴134,134′及びブレ
ーキ用切換弁18に通じる通路136があり、同制御弁5は
カバー14に複数のボルト22で固定される。圧力制御弁3
のスプール41は、ボデイ40に組込まれ、両端をカバー4
2,42′で支えられているスプリング43,43′で保持され
る。スプール41には、通路128,128′の切換部130,130′
があり、スプール41の移動により、流出入路の開閉、ブ
レーキ切換弁18へ導びかれる通路136の開閉を行う。ス
プール41の内径部にはばね45,45′で押しつけられたチ
エツク弁44,44′が組込まれ、両端はチエツク弁46,46′
を内蔵した固定ピストン47,47′が挿入される。
安全弁4は、制御弁ボデイ40にねじ込んで固定されるケ
ーシング49と、ケーシング49内に固定されるバルブシー
ト50と、バルブシート50にばね52で押し付けられるポペ
ツト51と、ばね52のたわみを調製する調製ねじ53と、流
出入通路133,138とからなる。
次に本装置の作動について説明する。
流出入接続口127より圧油が流入し、接続口127′より流
出する場合、接続口127より流入した圧油は通路128をと
おって圧力制御弁3、スプール41の穴129に入り、チエ
ツク弁44を押し上げて流出入穴134に流入し、カバー14
の通路135とバルブプレート17のまゆ形ポート137を通
り、シリンダバレル39のシリンダ穴123に流入して、ピ
ストン34をカム25に押しつけるように作用する。この結
果カム25の斜面115に沿ってピストン34が上死点から下
死点へ移動してシリンダバレル39に回転力を発生させ、
スプライン120で係合しているシヤフト29を回転させよ
うとする。このとき圧油を受けていないピストン34′は
下死点から上死点へ移動しシリンダ123′の油を排出し
ようとするが、通路135′,134′をとおって圧力制御弁
3の切換部130′が閉じていると、前記の油が排出され
ず、ピストン34′が移動しないためシヤフト29は回転し
ない。圧力制御弁3の切換部130′が開くと前記の油が
排出されピストン34′が移動してシヤフト29が回転す
る。
通路128から分岐した通路140は油室131に導びかれてお
り、通路128に圧力が作用しているとスプール41を押し
つけ切換部130′を開き、前記のシリンダ穴123′の油を
通路135′,134′,128′をとおって流出管へ導びき排出
する。スプール41が圧油で押されるとピストン室139′
の容積が小さくなるが、ダンパオリフイス132′の作用
によってスプール41の急激な移動を制限している。又ス
プール41が移動すると、圧油が通路136へ導びかれてブ
レーキ切換弁18を開き通路106をとおってピストン室124
に流入し、ばね力に抗してブレーキピストン30を動かし
ブレーキを解除しシヤフト29が回転可能となる。
車両が坂道を下る場合、車両は落下エネルギで下り落ち
る状態となるが、減速機6を介してシヤフト29を回転さ
せ、ポンプ作用をすることになる。圧油が流出入管接続
口127から流入しているとき、前記のポンプ作用で流入
量以上にモータが回転すると、圧油流入側通路128,134
の圧力が低下して、通路140をとおって圧力制御弁3の
スプール41を押し付けていた圧力も低下することによ
り、スプール41は中立位置へ戻され、スプール41の切換
部130′を閉じてポンプ作用で排出された油の流出を止
める作用をすることにより、坂道の下り坂においても流
入量以上にモータが回転することがないように圧力制御
弁3は背圧を保持する。
又車両を急停止すると、前記と同様車両の慣性エネルギ
により、油圧モータはポンプ作用をする。停止操作によ
り流入側の圧油は無いため、圧力制御弁3のスプール41
は中立状態でスプール41の切換部130′は閉じており、
前記のポンプ作用により排出されようとする油は閉じ込
められてしまう。このとき、慣性エネルギが大きく、ポ
ンプ作用により排出されようとする閉じ込められた油の
圧力が大きくなって、通路133で導びかれている安全弁
4の限定圧力より大になると、ポペツト51を開いてポン
プ作用で排出される圧油を通路138をとおって通路134へ
逃がし、機器の破損を防止する。
以上は流出入管接続口127より圧油が流入して127′より
流出する場合の説明であるが、流出入管接続口127′よ
り流入して127より流出する場合、油圧モータは逆転す
るが作動については同様である。
〔考案の効果〕
本考案は、油圧モータの出力シヤフト側にクローラシユ
ーを駆動する減速機およびスプロケツトホイールを設
け、油圧モータの流出入口側に油圧ポンプからの圧力油
によりスプールを摺動して流出入口を開閉する圧力制御
弁を設けたクローラ式車両走行ユニツトにおいて、前記
圧力制御弁のスプールの軸芯をクローラシユー接地面に
対して平行に配置し、分解・点検時に前記スプールをク
ローラシユー接地面に沿って引抜きうるように構成して
なることにより、次の効果を有する。
制御弁の点検時に、制御弁本体を取外すことなくスプー
ルを外すことができるので、点検作業時流出入管の取外
しが不要となり、点検を短時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は安全弁を断面で示した本考案の実施例の正面
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第2図の
B−B断面図、第4図は第3図のC−C断面図、第5図
は従来装置における第2図に対応した断面図、第6図は
第5図のD−D断面図である。 1……走行ユニツト、2……油圧モータ、3……圧力制
御弁、4……安全弁、5……制御弁、7……フレーム、
8……クローラシユー、40……圧力制御弁のボデイ、41
……スプール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧モータの出力シャフト側にクローラシ
    ューを駆動する減速機およびスプロケットホイールを設
    け、油圧モータの流出入口側に油圧ポンプからの圧力油
    によりスプールを摺動して流出入口を開閉する圧力制御
    弁を設けたクローラ式車両走行ユニットにおいて、前記
    圧力制御弁のスプールの軸芯をクローラシュー接地面に
    対して平行に配置し、分解・点検時に前記スプールをク
    ローラシュー接地面に沿って引抜きうるように構成して
    なることを特徴とするクローラ式車両走行ユニット。
JP13602989U 1989-11-27 1989-11-27 クローラ式車両走行ユニツト Expired - Fee Related JPH0730415Y2 (ja)

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