JPH07304180A - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents
インクジェットヘッドの製造方法Info
- Publication number
- JPH07304180A JPH07304180A JP9614594A JP9614594A JPH07304180A JP H07304180 A JPH07304180 A JP H07304180A JP 9614594 A JP9614594 A JP 9614594A JP 9614594 A JP9614594 A JP 9614594A JP H07304180 A JPH07304180 A JP H07304180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- anisotropic conductive
- conductive adhesive
- ink
- wiring member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数や組立工程数が少なく、接続部にお
けるショートなどを防止し、低コストで信頼性の高いも
のとする。 【構成】 流路基板1上の加圧室に対向する壁面1cに、
振動板6とその上に圧電素子7とを配置する。圧電素子
7上に多量の異方導電性接着剤15を塗付し、フレキシブ
ルケーブル9を位置合わせして対接させ、圧電素子7の
上方に加圧部材16を配置し加圧しながら加熱する。加圧
時に異方導電性接着剤15の一部は圧電素子7の周囲には
み出し、壁面1cまで達する。この状態で硬化すると、加
圧されている異方導電性接着剤は加圧方向に導電性を示
し、加圧されない部分は絶縁性を示すので、フレキシブ
ルケーブル9の所定の電極と圧電素子7との間は加圧さ
れた異方導電性接着剤15a により導通し、圧電素子7の
周囲は加圧されない異方導電性接着剤15b により絶縁シ
ールされる。
けるショートなどを防止し、低コストで信頼性の高いも
のとする。 【構成】 流路基板1上の加圧室に対向する壁面1cに、
振動板6とその上に圧電素子7とを配置する。圧電素子
7上に多量の異方導電性接着剤15を塗付し、フレキシブ
ルケーブル9を位置合わせして対接させ、圧電素子7の
上方に加圧部材16を配置し加圧しながら加熱する。加圧
時に異方導電性接着剤15の一部は圧電素子7の周囲には
み出し、壁面1cまで達する。この状態で硬化すると、加
圧されている異方導電性接着剤は加圧方向に導電性を示
し、加圧されない部分は絶縁性を示すので、フレキシブ
ルケーブル9の所定の電極と圧電素子7との間は加圧さ
れた異方導電性接着剤15a により導通し、圧電素子7の
周囲は加圧されない異方導電性接着剤15b により絶縁シ
ールされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴をノズルから
吐出させて印字する、いわゆるオンデマンド型のインク
ジェットヘッドの製造方法に関する。
吐出させて印字する、いわゆるオンデマンド型のインク
ジェットヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インク流路の一部に圧力室を
設け、この圧力室を覆う振動板上に加圧手段である圧電
素子を固着し、圧電素子の一方の面が接触する振動板の
接続部と、圧電素子の他方の面とを、フレキシブルケー
ブルの所定の端子部にそれぞれ接続し、圧電素子に駆動
電力を供給するようにしている。そしてノズルから流出
したインクが上記の接続部に浸入してショートするなど
のことを防止するために、例えば、特開昭63−495
6号公報には、ヘッドのケース部材に穴を明け、ヘッド
のノズル部をケース部材の穴を通して突出させ、ケース
部材とヘッドとの間にシール用のゴム部材を挾み、両者
をねじ止めにより圧接してシールする方法が示されてい
る。
設け、この圧力室を覆う振動板上に加圧手段である圧電
素子を固着し、圧電素子の一方の面が接触する振動板の
接続部と、圧電素子の他方の面とを、フレキシブルケー
ブルの所定の端子部にそれぞれ接続し、圧電素子に駆動
電力を供給するようにしている。そしてノズルから流出
したインクが上記の接続部に浸入してショートするなど
のことを防止するために、例えば、特開昭63−495
6号公報には、ヘッドのケース部材に穴を明け、ヘッド
のノズル部をケース部材の穴を通して突出させ、ケース
部材とヘッドとの間にシール用のゴム部材を挾み、両者
をねじ止めにより圧接してシールする方法が示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの従来の方法
によると、ケース部材やゴム部材やねじ部材などの余分
な部材が必要になり、部品点数が増加し、組立工程数が
多くなり、コストが増大するという問題があった。
によると、ケース部材やゴム部材やねじ部材などの余分
な部材が必要になり、部品点数が増加し、組立工程数が
多くなり、コストが増大するという問題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、部品点数や組立工
程数が増加することなく、接続部におけるショートなど
を防止し、低コストで信頼性の高いインクジェットヘッ
ドの製造方法を提供する。
程数が増加することなく、接続部におけるショートなど
を防止し、低コストで信頼性の高いインクジェットヘッ
ドの製造方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、中間部に加圧室を含むインク流路と、
インク流路の先端に連通するノズルと、加圧室に対向す
る壁面に配置してある圧電素子と、圧電素子に駆動電圧
を供給する配線部材とを有し、配線部材を介して圧電素
子に電圧を印加し、加圧室内のインクに圧力を加えてイ
ンクをノズルから吐出させるインクジェットヘッドの製
造方法において、圧電素子上に配線部材を接合する際
に、圧電素子と配線部材との間隙に異方導電性接着剤を
介在させた状態で加圧しつつ加熱して、異方導電性接着
剤の一部を圧電素子の周囲にはみ出させた状態で硬化さ
せ、間隙において加圧されて導電性となった異方導電性
接着剤により配線部材と圧電素子とを導通させるととも
に、圧電素子の周囲にはみ出した状態で絶縁性を保って
いる異方導電性接着剤により圧電素子を絶縁シールする
ことを特徴としている。
に、本発明では、中間部に加圧室を含むインク流路と、
インク流路の先端に連通するノズルと、加圧室に対向す
る壁面に配置してある圧電素子と、圧電素子に駆動電圧
を供給する配線部材とを有し、配線部材を介して圧電素
子に電圧を印加し、加圧室内のインクに圧力を加えてイ
ンクをノズルから吐出させるインクジェットヘッドの製
造方法において、圧電素子上に配線部材を接合する際
に、圧電素子と配線部材との間隙に異方導電性接着剤を
介在させた状態で加圧しつつ加熱して、異方導電性接着
剤の一部を圧電素子の周囲にはみ出させた状態で硬化さ
せ、間隙において加圧されて導電性となった異方導電性
接着剤により配線部材と圧電素子とを導通させるととも
に、圧電素子の周囲にはみ出した状態で絶縁性を保って
いる異方導電性接着剤により圧電素子を絶縁シールする
ことを特徴としている。
【0006】また、本発明では、圧電素子が、振動板を
介して壁面に配置してあり、異方導電性接着剤は、振動
板と圧電素子の間隙および圧電素子と配線部材との間隙
に介在させてあり、加圧されて導電性となった異方導電
性接着剤により配線部材と圧電素子と振動板とを導通さ
せるとともに、圧電素子および振動板の周囲にはみ出し
た状態で絶縁性を保っている異方導電性接着剤により圧
電素子と振動板とを絶縁シールすることを特徴としてい
る。
介して壁面に配置してあり、異方導電性接着剤は、振動
板と圧電素子の間隙および圧電素子と配線部材との間隙
に介在させてあり、加圧されて導電性となった異方導電
性接着剤により配線部材と圧電素子と振動板とを導通さ
せるとともに、圧電素子および振動板の周囲にはみ出し
た状態で絶縁性を保っている異方導電性接着剤により圧
電素子と振動板とを絶縁シールすることを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】配線部材と圧電素子との接合に異方導電性接着
剤を用い、加圧・加熱して接着剤を硬化させた際に、加
圧された異方導電性接着剤は加圧方向に導電性となり、
配線部材と圧電素子との導通が得られるが、加圧されな
かった部分では異方導電性接着剤は絶縁性を保ち、圧電
素子を絶縁シールする。
剤を用い、加圧・加熱して接着剤を硬化させた際に、加
圧された異方導電性接着剤は加圧方向に導電性となり、
配線部材と圧電素子との導通が得られるが、加圧されな
かった部分では異方導電性接着剤は絶縁性を保ち、圧電
素子を絶縁シールする。
【0008】
【実施例】図1及び図2を参照して、本発明の一実施例
について説明する。流路基板1は、インクに対して強
く、接着に適したポリサルフォン等の材料からなり、複
数のノズル1a…が厚み方向に貫通して穿設してある。
図示のように、流路基板1の中央部前面には突出部1b
が設けられ、ノズル1a…がこの突出部1bを貫通して
穿設されている。流路基板1の背後には、流路の蓋とな
る中板2が積層されて接合してある。中板2には複数の
インク供給孔2a…が、厚み方向に貫通して穿設してあ
る。流路基板1と中板2との接合面には、ノズル1aお
よびインク供給孔2aと実質的に直交するように、複数
の加圧室3…が設けてあり、この各加圧室3と、各ノズ
ル1aおよび各インク供給孔2aとをそれぞれ連通する
ようにインク流路4…,5…が区画形成されている。ノ
ズル1aはインク流路4の先端に連通し、インク供給孔
2aはインク流路5に連通している。
について説明する。流路基板1は、インクに対して強
く、接着に適したポリサルフォン等の材料からなり、複
数のノズル1a…が厚み方向に貫通して穿設してある。
図示のように、流路基板1の中央部前面には突出部1b
が設けられ、ノズル1a…がこの突出部1bを貫通して
穿設されている。流路基板1の背後には、流路の蓋とな
る中板2が積層されて接合してある。中板2には複数の
インク供給孔2a…が、厚み方向に貫通して穿設してあ
る。流路基板1と中板2との接合面には、ノズル1aお
よびインク供給孔2aと実質的に直交するように、複数
の加圧室3…が設けてあり、この各加圧室3と、各ノズ
ル1aおよび各インク供給孔2aとをそれぞれ連通する
ようにインク流路4…,5…が区画形成されている。ノ
ズル1aはインク流路4の先端に連通し、インク供給孔
2aはインク流路5に連通している。
【0009】流路基板1の加圧室3と対向する壁面1c
には加圧手段が設けてある。即ち加圧手段は、リン青銅
または黄銅などの金属で作られた複数の振動板6…と複
数の圧電素子7…とをそれぞれ重ね合わせてなるもので
ある。また流路基板1の壁面1cには共通電極8が、各
圧電素子7を接合した各振動板6と導通するように形成
してある。
には加圧手段が設けてある。即ち加圧手段は、リン青銅
または黄銅などの金属で作られた複数の振動板6…と複
数の圧電素子7…とをそれぞれ重ね合わせてなるもので
ある。また流路基板1の壁面1cには共通電極8が、各
圧電素子7を接合した各振動板6と導通するように形成
してある。
【0010】各圧電素子7は表裏両面に電極を有してお
り、一方の電極は、図示しない外部の圧電素子駆動用の
ドライバICと電気的に導通する電極パターンが形成し
てある配線部材としてのフレキシブルケーブル9の所定
の電極に後述の方法によって接続されるとともに、他方
の電極は、振動板6,図示しない部分において振動板6
と接続されている共通電極8を介してフレキシブルケー
ブル9の他の電極に接続される。
り、一方の電極は、図示しない外部の圧電素子駆動用の
ドライバICと電気的に導通する電極パターンが形成し
てある配線部材としてのフレキシブルケーブル9の所定
の電極に後述の方法によって接続されるとともに、他方
の電極は、振動板6,図示しない部分において振動板6
と接続されている共通電極8を介してフレキシブルケー
ブル9の他の電極に接続される。
【0011】中板2の背後には、インクのカートリッジ
ケース10がエポキシ等の接着剤により接合してある。
中板2とカートリッジケース10との接合面には、イン
ク供給孔2a…と直交するように、かつこれに連通する
ように、共通インク室11が形成してある。共通インク
室11の中央部には、カートリッジケース10内よりイ
ンクが供給される開口10aが設けてあり、この開口1
0aにフィルタ12が熱融着により接合してある。これ
により、カートリッジケース10に収納してあるインク
中のごみなどが共通インク室11へ侵入するのを防いで
いる。
ケース10がエポキシ等の接着剤により接合してある。
中板2とカートリッジケース10との接合面には、イン
ク供給孔2a…と直交するように、かつこれに連通する
ように、共通インク室11が形成してある。共通インク
室11の中央部には、カートリッジケース10内よりイ
ンクが供給される開口10aが設けてあり、この開口1
0aにフィルタ12が熱融着により接合してある。これ
により、カートリッジケース10に収納してあるインク
中のごみなどが共通インク室11へ侵入するのを防いで
いる。
【0012】カートリッジケース10内に収納されるイ
ンクは、ポリウレタン等の多孔質材13に含浸させた状
態で収納してあり、空気孔14aを有する蓋体14で封
止してある。
ンクは、ポリウレタン等の多孔質材13に含浸させた状
態で収納してあり、空気孔14aを有する蓋体14で封
止してある。
【0013】そこで、フレキシブルケーブル9の所定の
電極に、各圧電素子7…の一方の電極(表面側)を接続
する方法について詳述する。流路基板1上の加圧室3と
対向する壁面1cに、振動板6…とその上に圧電素子7
…とを配置する。そして、圧電素子7上に異方導電性接
着剤15を多量に塗付する。次いでフレキシブルケーブ
ル9を正しい位置に位置合わせして対接させ、圧電素子
7の上部に加圧部材16を配置し、加圧しながら加熱
し、異方導電性接着剤15の一部を圧電素子7と振動板
6の周囲にはみ出させた状態で硬化させる。
電極に、各圧電素子7…の一方の電極(表面側)を接続
する方法について詳述する。流路基板1上の加圧室3と
対向する壁面1cに、振動板6…とその上に圧電素子7
…とを配置する。そして、圧電素子7上に異方導電性接
着剤15を多量に塗付する。次いでフレキシブルケーブ
ル9を正しい位置に位置合わせして対接させ、圧電素子
7の上部に加圧部材16を配置し、加圧しながら加熱
し、異方導電性接着剤15の一部を圧電素子7と振動板
6の周囲にはみ出させた状態で硬化させる。
【0014】異方導電性接着剤15は、十分な量だけ塗
付されていると、圧電素子7の周囲にはみ出しこれを覆
うように垂れ下がり、流路基板1の壁面1cにまで達す
る。異方導電性接着剤はその特性上、加圧された部分は
その加圧方向に導電性を示すが、加圧されない部分は絶
縁性を示す。従ってこの接着方法によって、加圧された
フレキシブルケーブル9の所定の電極と圧電素子7との
間の異方導電性接着剤15aは、その加圧方向である上
下方向に導通するが、圧電素子7の周囲にはみ出した異
方導電性接着剤15bは加圧されておらず、絶縁性を保
っているので、圧電素子7はこの異方導電性接着剤15
bにより絶縁状態でシールされることになる。
付されていると、圧電素子7の周囲にはみ出しこれを覆
うように垂れ下がり、流路基板1の壁面1cにまで達す
る。異方導電性接着剤はその特性上、加圧された部分は
その加圧方向に導電性を示すが、加圧されない部分は絶
縁性を示す。従ってこの接着方法によって、加圧された
フレキシブルケーブル9の所定の電極と圧電素子7との
間の異方導電性接着剤15aは、その加圧方向である上
下方向に導通するが、圧電素子7の周囲にはみ出した異
方導電性接着剤15bは加圧されておらず、絶縁性を保
っているので、圧電素子7はこの異方導電性接着剤15
bにより絶縁状態でシールされることになる。
【0015】フレキシブルケーブル9の所定の電極に圧
電素子7の他方の電極(裏面側)を接続する方法は、図
示しないが振動板6を介して接続されている共通電極8
の所定の位置に導電性接着剤を適量塗付し、フレキシブ
ルケーブル9の所定の電極と対向させた状態で上記圧電
素子7との接合と同時に加熱・硬化して接合して導通を
とればよい。
電素子7の他方の電極(裏面側)を接続する方法は、図
示しないが振動板6を介して接続されている共通電極8
の所定の位置に導電性接着剤を適量塗付し、フレキシブ
ルケーブル9の所定の電極と対向させた状態で上記圧電
素子7との接合と同時に加熱・硬化して接合して導通を
とればよい。
【0016】図3には、フレキシブルケーブル9の所定
の電極に、各圧電素子7…を接続する他の方法が示して
あり、流路基板1上の加圧室3と対向する壁面1cに、
振動板6…が配置してあり、その上に異方導電性接着剤
25を塗付し、各振動板6の上に圧電素子7…を配置す
る。そして各圧電素子7上に、再び異方導電性接着剤2
5を塗付する。次いでフレキシブルケーブル9を正しい
位置に位置合わせして対接させ、圧電素子7の上部に加
圧部材16を配置し、加圧しながら加熱し、異方導電性
接着剤25の一部を圧電素子7と振動板6の周囲にはみ
出させた状態で硬化させる。
の電極に、各圧電素子7…を接続する他の方法が示して
あり、流路基板1上の加圧室3と対向する壁面1cに、
振動板6…が配置してあり、その上に異方導電性接着剤
25を塗付し、各振動板6の上に圧電素子7…を配置す
る。そして各圧電素子7上に、再び異方導電性接着剤2
5を塗付する。次いでフレキシブルケーブル9を正しい
位置に位置合わせして対接させ、圧電素子7の上部に加
圧部材16を配置し、加圧しながら加熱し、異方導電性
接着剤25の一部を圧電素子7と振動板6の周囲にはみ
出させた状態で硬化させる。
【0017】異方導電性接着剤25は振動板6と圧電素
子7との間隙および圧電素子7と配線部材9との間隙に
介在させてあるので、加圧して溶融したとき圧電素子7
および振動板6の周囲にはみ出してこれを覆い、流路基
板1の壁面1cにまで達する。そして加圧されたフレキ
シブルケーブル9の所定の電極と圧電素子7、及び圧電
素子7と振動板6の間の異方導電性接着剤25aは、そ
の加圧方向である上下方向に導通するが、圧電素子7の
周囲にはみ出した異方導電性接着剤25bは加圧されて
おらず絶縁性を保っているので、圧電素子7及び振動板
6はこの異方導電性接着剤25bにより絶縁状態でシー
ルされることになる。
子7との間隙および圧電素子7と配線部材9との間隙に
介在させてあるので、加圧して溶融したとき圧電素子7
および振動板6の周囲にはみ出してこれを覆い、流路基
板1の壁面1cにまで達する。そして加圧されたフレキ
シブルケーブル9の所定の電極と圧電素子7、及び圧電
素子7と振動板6の間の異方導電性接着剤25aは、そ
の加圧方向である上下方向に導通するが、圧電素子7の
周囲にはみ出した異方導電性接着剤25bは加圧されて
おらず絶縁性を保っているので、圧電素子7及び振動板
6はこの異方導電性接着剤25bにより絶縁状態でシー
ルされることになる。
【0018】インクを吐出する際には、フレキシブルケ
ーブル9を介してドライバICからの駆動信号を圧電素
子7に供給すると、圧電素子7が変形して振動板6を加
圧室3内に屈曲させ、これにより加圧室内のインクが加
圧されてノズル1aからインクを吐出する。インク吐出
後は圧電素子7に対する印加電圧は0となり、圧電素子
7は反動で外方に屈曲して加圧室3内の圧力がマイナス
になる。この負圧により、多孔質材13内に保持されて
いるインクがフィルタ12を通り、共通インク室11を
通ってインク供給孔2aから加圧室3およびインク流路
4,5内に供給される。インクの吐出後に、ノズル1a
の回りに残ったインクが圧電素子7の方へ回り込んでき
たとしても、圧電素子7は絶縁性の異方導電性接着剤2
5bによりシールされているので、両側の電極間がショ
ートする等の不良を発生しない。なお、上記の異方導電
性接着剤15,25を、振動板6と共通電極8との間隙
や共通電極8と流路基板壁面1cとの間隙に介在させ、
これらを互いに固着する構成としてもよい。
ーブル9を介してドライバICからの駆動信号を圧電素
子7に供給すると、圧電素子7が変形して振動板6を加
圧室3内に屈曲させ、これにより加圧室内のインクが加
圧されてノズル1aからインクを吐出する。インク吐出
後は圧電素子7に対する印加電圧は0となり、圧電素子
7は反動で外方に屈曲して加圧室3内の圧力がマイナス
になる。この負圧により、多孔質材13内に保持されて
いるインクがフィルタ12を通り、共通インク室11を
通ってインク供給孔2aから加圧室3およびインク流路
4,5内に供給される。インクの吐出後に、ノズル1a
の回りに残ったインクが圧電素子7の方へ回り込んでき
たとしても、圧電素子7は絶縁性の異方導電性接着剤2
5bによりシールされているので、両側の電極間がショ
ートする等の不良を発生しない。なお、上記の異方導電
性接着剤15,25を、振動板6と共通電極8との間隙
や共通電極8と流路基板壁面1cとの間隙に介在させ、
これらを互いに固着する構成としてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、圧電
素子と配線部材との間隙に異方導電性接着剤を介在させ
た状態で加圧しつつ加熱して、異方導電性接着剤の一部
を圧電素子の周囲にはみ出させた状態で硬化させるの
で、加圧されて導電性となった異方導電性接着剤により
配線部材と圧電素子とが導通するとともに、周囲にはみ
出した状態で絶縁性を保っている異方導電性接着剤によ
り圧電素子を絶縁シールすることができ、部品点数や組
立工程数を増加させないで、接続部におけるショートな
どを防止でき、低コストで信頼性の高いインクジェット
ヘッドを製造できる。
素子と配線部材との間隙に異方導電性接着剤を介在させ
た状態で加圧しつつ加熱して、異方導電性接着剤の一部
を圧電素子の周囲にはみ出させた状態で硬化させるの
で、加圧されて導電性となった異方導電性接着剤により
配線部材と圧電素子とが導通するとともに、周囲にはみ
出した状態で絶縁性を保っている異方導電性接着剤によ
り圧電素子を絶縁シールすることができ、部品点数や組
立工程数を増加させないで、接続部におけるショートな
どを防止でき、低コストで信頼性の高いインクジェット
ヘッドを製造できる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の一部拡大断面図である。
【図3】図2の他の例を示す一部拡大断面図である。
1a ノズル 1c 壁面 3 加圧室 4,5 インク流路 6 振動板 7 圧電素子 9 配線部材(フレキシブルケーブル) 15,25 異方導電性接着剤 15a,25a 導電状態にある異方導電性接着剤 15b,25b 絶縁状態にある異方導電性接着剤
Claims (2)
- 【請求項1】 中間部に加圧室を含むインク流路と、上
記インク流路の先端に連通するノズルと、上記加圧室に
対向する壁面に配置してある圧電素子と、上記圧電素子
に駆動電圧を供給する配線部材とを有し、上記配線部材
を介して上記圧電素子に電圧を印加し、上記加圧室内の
インクに圧力を加えてインクを上記ノズルから吐出させ
るインクジェットヘッドの製造方法において、 上記圧電素子上に上記配線部材を接合する際に、上記圧
電素子と上記配線部材との間隙に異方導電性接着剤を介
在させた状態で加圧しつつ加熱して、上記異方導電性接
着剤の一部を上記圧電素子の周囲にはみ出させた状態で
硬化させ、上記間隙において加圧されて導電性となった
上記異方導電性接着剤により上記配線部材と上記圧電素
子とを導通させるとともに、上記圧電素子の周囲にはみ
出した状態で絶縁性を保っている上記異方導電性接着剤
により上記圧電素子を絶縁シールすることを特徴とする
インクジェットヘッドの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記圧電素子は、振動板を介して上記壁面に配置してあ
り、 上記異方導電性接着剤は、上記振動板と上記圧電素子の
間隙および上記圧電素子と上記配線部材との間隙に介在
させてあり、加圧されて導電性となった上記異方導電性
接着剤により上記配線部材と上記圧電素子と上記振動板
とを導通させるとともに、上記圧電素子および上記振動
板の周囲にはみ出した状態で絶縁性を保っている上記異
方導電性接着剤により上記圧電素子と上記振動板とを絶
縁シールする ことを特徴とするインクジェットヘッド
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9614594A JPH07304180A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インクジェットヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9614594A JPH07304180A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インクジェットヘッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304180A true JPH07304180A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14157220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9614594A Pending JPH07304180A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インクジェットヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07304180A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012206441A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Brother Industries Ltd | 液体吐出装置の製造方法、圧電アクチュエータ装置の製造方法、及び、液体吐出装置 |
| CN103963469A (zh) * | 2013-02-05 | 2014-08-06 | 施乐公司 | 用于密封打印装置中的细流体特征的方法和结构 |
| JP2015126605A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 京セラ株式会社 | 圧電アクチュエータおよびこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、電子機器 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP9614594A patent/JPH07304180A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012206441A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Brother Industries Ltd | 液体吐出装置の製造方法、圧電アクチュエータ装置の製造方法、及び、液体吐出装置 |
| CN103963469A (zh) * | 2013-02-05 | 2014-08-06 | 施乐公司 | 用于密封打印装置中的细流体特征的方法和结构 |
| CN103963469B (zh) * | 2013-02-05 | 2016-12-28 | 施乐公司 | 喷墨打印头和喷墨打印机 |
| JP2015126605A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 京セラ株式会社 | 圧電アクチュエータおよびこれを備えた圧電振動装置、携帯端末、音響発生器、電子機器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5442386A (en) | Structure and method for preventing ink shorting of conductors connected to printhead | |
| JP5598240B2 (ja) | 液体噴射ヘッドの製造方法 | |
| JPH10202876A (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
| KR100850394B1 (ko) | 잉크 젯 프린팅 모듈 및 그 제조 방법 | |
| JP2009119647A (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
| JP3135800B2 (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
| US5992976A (en) | Ink-jet printhead | |
| JPH07304180A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
| US7753489B2 (en) | Connection structure of flexible wiring substrate and connection method using same | |
| JP3306979B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
| JP5332293B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ヘッドの製造方法 | |
| JP3531356B2 (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
| JP2822963B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
| JPH09300629A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
| JPH09307218A (ja) | 端子間接続装置及び静電アクチュエータの製造方法 | |
| JP4623341B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JP3659270B2 (ja) | インクジェットヘッド接続ユニット及びその組立方法 | |
| JPH02220848A (ja) | プラスチックインクジェットヘッド | |
| JPH06106724A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JPH08156252A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JP2001105574A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JPH07101051A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JPH05511A (ja) | インクジエツトヘツドの製造方法 | |
| JPH09123466A (ja) | インクジェットプリンタヘッドの製造方法 | |
| JP3206615B2 (ja) | インクジェットヘッド |