JPH07305268A - 改質された蛋白繊維からなる生地の製造方法及びその布地 - Google Patents

改質された蛋白繊維からなる生地の製造方法及びその布地

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JPH07305268A
JPH07305268A JP9603394A JP9603394A JPH07305268A JP H07305268 A JPH07305268 A JP H07305268A JP 9603394 A JP9603394 A JP 9603394A JP 9603394 A JP9603394 A JP 9603394A JP H07305268 A JPH07305268 A JP H07305268A
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protein fiber
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cloth
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Shiro Yamamoto
士朗 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウォッシュ・アンド・ウェアに適し、かつシ
ワ加工やオパール加工等の特種加工が可能な改質された
蛋白繊維やその混紡生地の製造方法及びその布地を得
る。 【構成】 蛋白繊維又はこれを含む混合繊維からなる生
地の前処理を行ってこの生地に付着している油脂分を除
去し、この前処理済みの生地を60〜85℃に昇温した
例えば硝酸カルシウムのような中性塩の60〜85%溶
液の処理液中に所定時間(3〜5分)浸漬して蛋白繊維
の改質加工を行い、約3%の塩酸溶液による後処理を行
って中性塩を除去するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は改質された蛋白繊維から
なる生地の製造方法及びその布地に関し、特に蛋白繊維
及びその混紡・混織(交織ともいう)繊維からなる生地
を湿式加工することにより、衣服用布地としての実用性
能の高い改質された蛋白繊維からなる生地の製造方法及
びその布地に関するものである。
【0002】
【従来の技術】天然繊維の中でも蛋白繊維は、繭糸(生
糸)から得られる絹繊維と羊をはじめとする各種獣動物
の主に体毛から得られる毛繊維とがあって、それぞれ独
特の物理的・化学的な繊維構造を有している。よく知ら
れた事柄であるが、絹繊維の原料の生糸(繭糸)は、ア
ミノ酸が縮重合したフィブロインとセリシンという蛋白
質からなっている。フィブロインの構成アミノ酸はグリ
シンとアラニンが圧倒的に多く、これらが多数ペプチド
結合し糸状高分子を形成して生糸の中心を構成してい
る。セリシンは、生糸の20%程度存在し、フィブロイ
ンの周囲に非結晶性の粒状物として膠着し内部の保護を
受持っている。これに対して、毛繊維を代表する例えば
羊毛は、ケラチン(蛋白質)よりなる高分子で、これを
構成するアミノ酸はペプチド結合で長い糸状分子を作
り、多数の側鎖により結合していて全体に屈曲してい
る。特に屈曲したものをα−ケラチン、引伸ばして連鎖
状にしたものをβ−ケラチンと呼んで区別しているが、
通常の羊毛の大きな弾性はα−ケラチンの上記屈曲構造
によるものである。
【0003】絹糸は生糸をよく知られているように石鹸
水のようなソーダ煮沸浴のような比較的に簡単な手法に
よる精練によってセリシンを除去して得られるもので、
生糸そのものは化学的に安定な繊維であるとはいえない
が、フィブロインからなる絹糸は比較的安定な蛋白繊維
ということができる。反面、毛繊維の例えば羊毛におい
ては、ケラチンを構成するアミノ酸の中には多量のシス
チンが存在するが、これはペプチド鎖を横に橋かけ結合
をつくるもので、この結合は安定である。シスチンは・
NH基と・COOH基で互いに他のアミノ酸と結合し
橋かけをつくる。この他の橋かけ結合としては、シスチ
ンの代りのグルタミン酸等のアミノ酸は正負のイオンが
電気的に結合する造塩結合をして、さらに側鎖間でもグ
ルタミン酸やアルギニン酸はペプチド結合をする。この
ようなことから、ケラチンは網目構造を持つ糸状分子で
あり、シスチン結合による橋かけ構造によって、羊毛は
絹(生糸)に比べて溶けにくく、安定であるということ
が知られている。なお、上述の造塩結合のみの場合は比
較的弱く、水・酸・アルカリで弱化することが知られて
いる。
【0004】ここで、繊維の親水性についてよく知られ
ていることは、蛋白繊維は他の綿繊維のような植物性の
セルローズ繊維や人造的な合成繊維(化学繊維)に比し
て吸湿性が大きいことである。特に羊毛は最も大きく、
絹がこれに次いで大きく、吸湿係数でみると、絹、羊毛
のそれは綿のそれよりも1.5倍〜1.8倍大きくなっ
ている。このような繊維と水との相互関係は、人間がこ
れを衣料等として利用する場合の生理的作用及び装飾的
適用上密接な関わりを持つもので、繊維の重要な特性の
1つである。一例として、羊毛は100℃の熱湯につけ
ると原長よりも収縮し、これが過収縮といわれているよ
うに、水との作用により繊維が著しく変形を受けること
などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず第1に、上述のよ
うに絹やウール(羊毛)等の蛋白繊維は、合成繊維等に
比して、水をよく含む親水性繊維であるから、例えば家
庭でこれらの蛋白繊維の布地等の水洗いをすると形がく
ずれ、そのためサイズが縮むというような問題がある。
この問題は日常的には常識的なもので、家庭人でもこの
ような洗濯法を避けているのが通例となっていて、ドラ
イクリーニングにするか、物によっては手洗い後アイロ
ンかけを充分にやるなどする必要がある等の不都合があ
った。このような不都合性は、絹地やウール地がいわゆ
るウォッシュ・アンド・ウェアには不向きであるといわ
れている所以となっていた。
【0006】第2の問題点としては、蛋白繊維は、合成
繊維と違って熱可塑性がないため、風合いを損なうこと
なく、半永久的なシワ加工あるいはプリーツ加工をする
ことができなかった。また、第3の問題点としては、蛋
白繊維の場合、生地の一部分を柄に合わせて密度を薄く
するというようないわゆるオパール加工に適する薬品を
見つけることができなかった。
【0007】本発明は上述のような問題点を解決するた
めになされたもので、ウォッシュ・アンド・ウェアに適
し、かつシワ加工やオパール加工等の特種加工が可能な
改質された蛋白繊維やその混紡・混織生地の製造方法及
びその布地を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る改質された
蛋白繊維からなる生地の第1の製造方法は、蛋白繊維又
はこれを含む混紡・混織繊維からなる生地の前処理を行
ってこの生地に付着している油脂分を除去し、前処理済
みの生地を60〜85℃に昇温した中性塩(例えば硝酸
カルシウム)溶液の処理液中に所定時間(3〜5分)浸
漬して蛋白繊維の改質加工を行い、約3%の塩酸溶液に
よる後処理を行って中性塩を除去するものである。
【0009】また、本発明に係る改質された蛋白繊維か
らなる生地の第2の製造方法及びこれに準ずる製造方法
は、蛋白繊維又はこれを含む混紡・混織繊維からなる生
地の前処理を行ってこの生地に付着している油脂分を除
去し、前処理済みの生地の一部に中性塩(例えば硝酸カ
ルシウム)を約50%含有するか、又は中性塩を含有し
ないプリント用ノリを被着した(請求項3参照)後、所
定時間高温水蒸気中にさらしてプリント用ノリが被着し
た部分の改質加工を行うか、又は被着しない部分の蛋白
繊維を上記第1の製造方法を適用して局部的な改質加工
を行った後、水洗してプリント用ノリを除去する後処理
を行うものである。
【0010】さらに、本発明に係る改質された蛋白繊維
からなる布地は、蛋白繊維又はこれを含む混紡・混織繊
維からなる生地を中性塩溶液中を通し(前記第1の製造
方法参照)たり、あるいは中性塩を混合したプリント用
ノリを生地に被着して蒸す(前記第2の製造方法及びこ
れに準ずる製造方法参照)ことにより処理して得られた
ものである。
【0011】
【作用】本発明においてはその骨子として、絹、羊毛等
の蛋白繊維に対して、中性塩を作用させて、これを改質
させるものであるが、ここでいう改質とは、何等かの形
で溶解した中性塩が蛋白質と反応することにより化学変
化を起こし、この化学変化を介して一見物理的な変化を
起こさせている現象を指すものである。すなわち、蛋白
繊維は、硝酸カルシウムCa(NO、塩化カルシ
ウムCaCl、塩化亜鉛ZnCl、ロダンカルシウ
ムCa(SCN)等の中性塩類の溶液中で、ある濃
度、ある温度の条件下で処理を行うと、繊維にかなりの
収縮がみられるようになる。これは、例えば練絹(絹繊
維)を構成する絹フィブロイン中に11%程度存在する
チロシンに、上記の中性塩類が吸着すると、フィブロイ
ン分子鎖を切断するので、フィブロイン分子は安定な形
をとろうとして、分子構成上収縮するものと考えられて
いる。また、この現象は羊毛等の毛繊維においても同様
の反応が起こることが分かっていて、ある意味で、分子
の再配列が行われることによるものといわれている。
【0012】実際の処理に当たっては、織物に自由な収
縮作用を起させることも肝要であり、特にテンションを
加えることなく、処理槽に生地の状態のまま、送り込む
ようにする。こうすれば、収縮によって布全体がその形
を維持したまま、例えば布全体が弾力性を帯びるように
なる。そして、処理槽において、加工液中を通過してい
る間に反応させ、その後塩酸処理をすることによって、
残っている中性塩を溶解した後、水洗槽において、十分
に水洗をして、上述の薬品や溶解液を除去する。
【0013】
【実施例】図1は、本発明による蛋白繊維類の改質方法
の処理手順の一実施例を示すフロー図である。まず、図
によって処理操作の大要を説明し、次いで、実施例1以
下で具体的な生地についての改質方法を説明する。図1
において、まず、改質しようとする生地(染色後の織物
等を含む)を用意し、これを通例の処理液を用いて前処
理を行い、含まれている油脂分を除去する。次いで、こ
の前処理ずみの生地を加工液(実施例で後述)の入った
加工槽に導入し、3〜5分の処理時間をかけて加工液中
を流れ作業的に通す。加工液は濃度60〜85%、温度
60〜85℃の範囲であり、生地の種類に応じて設定す
る。加工後の生地は、同様にして3%の塩酸溶液に通
し、後処理を行う。そして、水洗、乾燥を経て、整理作
業を実施して改質加工を終了する。この処理方法におい
て、生地に対して自由に収縮作用をおこさせるように、
テンション(引っ張り力)を加えることなく、加工槽に
生地を送り込むことが望ましい。そして、加工液中の通
過中に反応させ、水洗操作では、水洗槽において、充分
に水洗することが肝要である。また、一般に、蛋白繊維
を織り又は編んで布地とした生地を処理するのが好まし
く、特に衣料品の場合重要である。
【0014】[実施例1]10匁絹羽二重の生地を充分
脱油脂処理し、硝酸カルシウム(加工液)の60%溶液
を70℃に保ち、この加工液の中を平らにした上記の生
地を5分間で通過させる。これを軽く絞った後、3%塩
酸溶液に浸して通過させ、さらに、水洗、乾燥し、最後
に整理仕上げで処理完了する。本実施例の方法で処理さ
れ、出来上がった生地は、ストレッチ性に富み、弾力の
ある風合いが得られた。そして、水に濡らしても縮ま
ず、シワもよりにくく、ウォッシュ・アンド・ウェアに
最適の仕上がりのものとなった。
【0015】[実施例2]14匁絹紡織物を充分脱油脂
処理し、硝酸カルシウムの85%溶液を80℃に保ち、
この加工液の中を平らにした上記の生地を3分間で通過
させる。これを軽く絞った後、3%塩酸溶液中を通過さ
せ、さらに、水洗、乾燥し、最後に整理仕上げで処理完
了する。このようにして出来上がった生地は、ストレッ
チ性に富み、弾力のある風合いとなり、水に濡らしても
縮まず、シワもよりにくく、ウォッシュ・アンド・ウェ
アに最適の仕上がりのものとなった。
【0016】[実施例3]充分脱油脂処理した10匁絹
ジョーゼット織物の好みの柄にプリント用のノリを置
き、その生地を硝酸カルシウム75%溶液を80℃に保
った加工液の中を平らな状態で3分間で通過させ、軽く
絞って、引き続き3%塩酸溶液中を通過させ、、水洗、
乾燥し、最後に整理仕上げで処理完了する。この工程で
出来た織物は、ノリを置いた所と置かなかった所に、1
5〜20%の織物の密度差が形成され、そのために柄が
浮かんで見えるようになる加工効果が現れた。婦人服
(ブラウス等)やスカーフ用の生地として好適なものが
得られた。
【0017】[実施例4]10匁絹羽二重及び10匁絹
ジョーゼット織物をそれぞれ充分脱油脂処理し、50%
の硝酸カルシウムをが混入したプリント用ノリをいずれ
も好みの柄に置き、それぞれ蒸しを加えた後、充分水洗
してからノリを落とし、乾燥、整理仕上げで完了する。
得られた各生地は、実施例3の場合とは逆になり、ノリ
を置いた所が縮み、織物の密度に15〜20%の差が生
じて、柄が浮かび上がって見えるようになった。これ
は、新しい婦人服、スカーフ用として最適である。
【0018】[実施例5]ウール100%の生地(ボイ
ル、サージ、ギャバジン、ビエラ等)を充分脱油脂処理
し、75%硝酸カルシウム溶液を80℃に保ち、この加
工液の中を平らにした上記の生地を10分間で通過させ
る。これを軽く絞った後、3%塩酸溶液中を通過させ、
さらに、水洗、乾燥し、整理仕上げで処理完了する。こ
のようにして出来上がった生地は、ウールの目がつま
り、シワもよりにくく、独特の風合いとなり、形くずれ
防止可能な背広の生地として最適のものが得られる。
【0019】[実施例6]絹及びウールの各100%生
地について、いずれもロープ状に巻き、網の袋に入れた
ものを、75%硝酸カルシウム溶液を80℃に保った加
工液の中を5分間で通過させる。これを軽く絞った後、
3%塩酸溶液中を通過させ、さらに、水洗、乾燥し、整
理仕上げで処理完了する。仕上がった各生地は、生地に
入ったシワの形状が固定され、水洗いしても消えないシ
ワが形成され、絹地やウール地のシワ加工の方法として
好適な加工方法が確立された。同様な手法はプリーツ加
工にも適用できるものである。
【0020】[実施例7]シルクニット(天竺、リブ
等)生地を充分脱油脂処理し、硝酸カルシウムの75%
溶液を80℃に保った加工液の中を平らにした上記の生
地を10分間で通過させる。これを軽く絞った後、3%
塩酸溶液中を通過させ、さらに、水洗、乾燥し、最後に
整理仕上げで処理完了する。得られた生地は、シルクニ
ットの弾力性が増して、キックバック(反発)性が20
%向上し、独特の弾力特性を持つシルクニットが得られ
る。
【0021】[実施例のまとめ]上述の実施例において
は各実施例とも、100%の蛋白繊維からなる生地につ
いての蛋白繊維の改質方法についての説明を行ったが、
蛋白繊維以外の繊維(例えば植物繊維や合成繊維)を混
紡・混織してなる生地であってもよい。つまり本発明に
よる製造方法は、たとえ混紡・混織物であったとして
も、蛋白繊維に対して選択的に処理液が作用するから、
若干緩和されるにしても同様の効果が得られる。また、
実施例中で挙げた濃度、温度等の数値例乃至範囲限定的
な数値は、あくまでも好適反応乃至処理条件に対する検
討実験によって得た結果に基づいたものを示したもので
あるから、この数値範囲の発明要件が少しだけ外れたと
しても、本発明の要旨を回避できるものでないことは言
うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基本的に
は蛋白繊維又はこれを含む混紡・混織繊維からなる生地
の前処理によりこの生地に付着している油脂分を除去
し、次いで前処理済みの生地を昇温した中性塩溶液の処
理液中に所定時間浸漬して蛋白繊維の改質加工を行った
後、塩酸溶液による後処理により中性塩を除去すること
により布地の蛋白繊維を改質した生地が得られる。この
改質的化学処理によって蛋白繊維が適度に収縮を起こす
結果、出来上がった生地はストレッチ性に富み、弾力の
ある風合いとなり、さらに水に濡らしても縮まずかつシ
ワもよりにくくなるので、ウォッシュ・アンド・ウェア
に好適な仕上がりの生地(布地)が得られるという優れ
た効果が得られる。また、この改質手法の応用手段によ
って、生地の部分的な改質を行うことも可能となり、生
地の部分的な密度差を生じさせる(オパール加工)こと
もできるようになり、柄を浮き出させたり、柄以外の部
分を浮き沈めたりできるので、本発明特有の応用加工が
可能となり、特有の模様加工が可能となる。また、他の
応用手段によれば、生地の加工形状の工夫により、生地
に入ったシワの形状を固定できるのでシワ加工もでき
る。さらに、物(生地)と加工法によっては、逆に生地
全体に弾力性を適度のキックバック性を付与することも
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製造方法の一実施例を示す工程フ
ロー図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛋白繊維又はこれを含む混合繊維からな
    る生地の前処理を行ってこの生地に付着している油脂分
    を除去し、 前処理済みの上記生地を昇温した中性塩溶液の処理液中
    に所定時間浸漬して上記蛋白繊維の改質加工を行い、 塩酸溶液による後処理を行って上記中性塩を除去するこ
    とを特徴とする改質された蛋白繊維からなる生地の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 蛋白繊維又はこれを含む混合繊維からな
    る生地の前処理を行ってこの生地に付着している油脂分
    を除去し、 前処理済みの上記生地の一部に中性塩を含有するプリン
    ト用ノリを被着した後所定時間高温水蒸気中にさらして
    上記プリント用ノリが被着した上記蛋白繊維の局部的な
    改質加工を行った後、 水洗して上記プリント用ノリを除去する後処理を行うこ
    とを特徴とする局部的に改質された蛋白繊維からなる生
    地の製造方法。
  3. 【請求項3】 前処理済みの上記生地の任意の領域にマ
    スク用のプリント用ノリを被着した後上記生地を昇温し
    た中性塩溶液の処理液中に所定時間浸漬して上記プリン
    ト用ノリが被着していない部分の蛋白繊維の改質を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の改質された蛋白繊維か
    らなる生地の製造方法。
  4. 【請求項4】 蛋白繊維又はこれを含む混合繊維からな
    る生地を中性塩溶液又は中性塩の混入したプリント用ノ
    リにより処理して得られるものであることを特徴とする
    改質された蛋白繊維からなる布地。
  5. 【請求項5】 上記蛋白繊維の改質処理は、温度60〜
    85℃で濃度60〜85%の硝酸カルシウム溶液を加工
    液とし、この加工液中に上記生地が3〜5分間浸漬され
    ることを特徴とする請求項1記載の改質された蛋白繊維
    からなる生地の製造方法。
  6. 【請求項6】 後処理に使用する上記塩酸溶液の濃度は
    約3%であることを特徴とする請求項1記載の改質され
    た蛋白繊維からなる生地の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記生地の一部に被着するプリント用ノ
    リに含有する中性塩は約50%の硝酸カルシウムである
    ことを特徴とする請求項2記載の改質された蛋白繊維か
    らなる生地の製造方法。
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