JPH07305418A - 柱脚の支持装置 - Google Patents
柱脚の支持装置Info
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- JPH07305418A JPH07305418A JP10012994A JP10012994A JPH07305418A JP H07305418 A JPH07305418 A JP H07305418A JP 10012994 A JP10012994 A JP 10012994A JP 10012994 A JP10012994 A JP 10012994A JP H07305418 A JPH07305418 A JP H07305418A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼構造の建造物の露出型柱脚の支持構造にお
いて、柱に曲げモーメントが掛かり、後に復帰方向の力
がこの支持構造に掛かった際、アンカーボルトにも圧縮
方向の力が負担できるエネルギー消費能力の大きな復元
力特性を有する支持装置を提供する。 【構成】 表面中心にナット(15)が一体化して設けら
れた円板(5)のナット(15)とアンカーボルトのネジ
部(7)とを締結させ、ベースプレート(3)を基礎コン
クリート(1)上に固定する。この円板(5)を、それ自
身がベースプレート(3)表面に設けられたタップ(1
2)(12)にボルト(9)で固定する。
いて、柱に曲げモーメントが掛かり、後に復帰方向の力
がこの支持構造に掛かった際、アンカーボルトにも圧縮
方向の力が負担できるエネルギー消費能力の大きな復元
力特性を有する支持装置を提供する。 【構成】 表面中心にナット(15)が一体化して設けら
れた円板(5)のナット(15)とアンカーボルトのネジ
部(7)とを締結させ、ベースプレート(3)を基礎コン
クリート(1)上に固定する。この円板(5)を、それ自
身がベースプレート(3)表面に設けられたタップ(1
2)(12)にボルト(9)で固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼構造の建造物におけ
る柱脚の支持装置に関する。
る柱脚の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼構造の建造物では、H型鋼、角型鋼管
などを用いた鋼製の柱は、その脚が鋼製のベースプレー
ト面上に溶接で固定され、このベースプレートが基礎コ
ンクリート上に固定されて設けられる形をとる。図6に
このベースプレート(3)を基礎コンクリート(1)上に
固定する方法の従来例を示す。
などを用いた鋼製の柱は、その脚が鋼製のベースプレー
ト面上に溶接で固定され、このベースプレートが基礎コ
ンクリート上に固定されて設けられる形をとる。図6に
このベースプレート(3)を基礎コンクリート(1)上に
固定する方法の従来例を示す。
【0003】この例では、ベースプレート(3)は基礎
コンクリート(1)の打設前に設けられたアンカーボル
ト(6)に、それに対応したベースプレート(3)の取付
け穴(13)を挿嵌させ、この取付け穴(13)から突出し
たアンカーボルトのネジ部(7)に固定ナット(21)を
螺着し、この固定ナット(21)を締め付けてベースプレ
ート(3)を基礎コンクリート(1)に固定している。な
お、ベースプレート(3)と基礎コンクリート(1)との
間には基礎コンクリート(1)表面の凹凸を吸収し、ベ
ースプレート(3)との接触面が平らになるようにする
ためにモルタル(2)がひかれている。この例の方法で
は以下に示すような欠点がある。
コンクリート(1)の打設前に設けられたアンカーボル
ト(6)に、それに対応したベースプレート(3)の取付
け穴(13)を挿嵌させ、この取付け穴(13)から突出し
たアンカーボルトのネジ部(7)に固定ナット(21)を
螺着し、この固定ナット(21)を締め付けてベースプレ
ート(3)を基礎コンクリート(1)に固定している。な
お、ベースプレート(3)と基礎コンクリート(1)との
間には基礎コンクリート(1)表面の凹凸を吸収し、ベ
ースプレート(3)との接触面が平らになるようにする
ためにモルタル(2)がひかれている。この例の方法で
は以下に示すような欠点がある。
【0004】すなわち、図7に示すように、柱(柱脚
(4))にモーメントが掛かり、その大きさが、それに
よってアンカーボルト(6)にもたらされる引張力がア
ンカーボルト(6)の降伏点を大きく上回るようなもの
である場合、上記のような構造では、アンカーボルト
(6)の軸方向に沿って圧縮力をもたらす構成がなにも
ないので、後に復帰方向のモーメントが柱(4)に掛か
っても、図8に示すように、アンカーボルト(6)は伸
びきったままであり、圧縮力を負担することにはなら
ず、ベースプレート(3)だけがもとの基礎コンクリー
ト(1)面上に復帰し、基礎コンクリート(1)だけで圧
縮力を負担することになる。
(4))にモーメントが掛かり、その大きさが、それに
よってアンカーボルト(6)にもたらされる引張力がア
ンカーボルト(6)の降伏点を大きく上回るようなもの
である場合、上記のような構造では、アンカーボルト
(6)の軸方向に沿って圧縮力をもたらす構成がなにも
ないので、後に復帰方向のモーメントが柱(4)に掛か
っても、図8に示すように、アンカーボルト(6)は伸
びきったままであり、圧縮力を負担することにはなら
ず、ベースプレート(3)だけがもとの基礎コンクリー
ト(1)面上に復帰し、基礎コンクリート(1)だけで圧
縮力を負担することになる。
【0005】これに対処したものとして、特開平4―804
28号公報に記載されているものがある。このものはベー
スプレート下面にも、アンカーボルトに螺合させる形で
固定ナットを設け、このベースプレート下面に設ける固
定ナットによって圧縮方向の力をアンカーボルトにも伝
達させようとするものである。
28号公報に記載されているものがある。このものはベー
スプレート下面にも、アンカーボルトに螺合させる形で
固定ナットを設け、このベースプレート下面に設ける固
定ナットによって圧縮方向の力をアンカーボルトにも伝
達させようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された方法にも次のような欠点がある。例え
ば、先の従来例では、上面の固定ナット(21)とアンカ
ーボルト(6)下端部の定着プレート(22)との間でア
ンカーボルト(6)を締め付けるので、これに初期剛性
をあげるための初期張力を与えることができるが、上記
公報に開示された方法では、定着プレートに替わってベ
ースプレート下面の固定ナットがこの力を受けてしまう
のでアンカーボルトに初期張力を与えることができず、
また、このベースプレート下面の固定ナットは、それを
回動させてベースプレートのレベル調整を行う機能も有
するが、ベースプレートの下面にあるので、それを回動
させる際の作業性が非常に悪く、作業漏れの畏れさえあ
る。
報に開示された方法にも次のような欠点がある。例え
ば、先の従来例では、上面の固定ナット(21)とアンカ
ーボルト(6)下端部の定着プレート(22)との間でア
ンカーボルト(6)を締め付けるので、これに初期剛性
をあげるための初期張力を与えることができるが、上記
公報に開示された方法では、定着プレートに替わってベ
ースプレート下面の固定ナットがこの力を受けてしまう
のでアンカーボルトに初期張力を与えることができず、
また、このベースプレート下面の固定ナットは、それを
回動させてベースプレートのレベル調整を行う機能も有
するが、ベースプレートの下面にあるので、それを回動
させる際の作業性が非常に悪く、作業漏れの畏れさえあ
る。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、埋設されたアンカーボルトによっ
て、基礎コンクリートにベースプレートを固定させるコ
ンクリート建造物の露出型柱脚の支持構造において、柱
に曲げモーメントが掛かり、後に復帰方向の力がこの支
持構造に掛かった際、アンカーボルトにも圧縮方向の力
が負担でき、従って、エネルギー消費能力の大きな復元
力特性を有する柱脚の支持装置を提供することを目的と
する。
なされたものであり、埋設されたアンカーボルトによっ
て、基礎コンクリートにベースプレートを固定させるコ
ンクリート建造物の露出型柱脚の支持構造において、柱
に曲げモーメントが掛かり、後に復帰方向の力がこの支
持構造に掛かった際、アンカーボルトにも圧縮方向の力
が負担でき、従って、エネルギー消費能力の大きな復元
力特性を有する柱脚の支持装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、柱脚下端のベ
ースプレート上面において、そのベースプレートより突
出するアンカーボルトへ固定ナットを螺合して、その固
定ナットの締め付けによってベースプレートを固定する
柱脚の支持構造において、上記ベースプレートと固定ナ
ットとを、ベースプレートに働く下向きの力を前記アン
カーボルトへ伝達する圧縮力伝達部材で連結したことを
特徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
ースプレート上面において、そのベースプレートより突
出するアンカーボルトへ固定ナットを螺合して、その固
定ナットの締め付けによってベースプレートを固定する
柱脚の支持構造において、上記ベースプレートと固定ナ
ットとを、ベースプレートに働く下向きの力を前記アン
カーボルトへ伝達する圧縮力伝達部材で連結したことを
特徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】請求項2の発明は、前記圧縮力伝達部材
が、前記固定ナットとベースプレートとの間に跨って設
けたボルトであることを特徴とする。
が、前記固定ナットとベースプレートとの間に跨って設
けたボルトであることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、前記圧縮力伝達部材
が、ベースプレートと一体となった雄ネジ部と袋状ナッ
トとからなり、その雄ねじ部へ螺合して取り付けた袋状
ナットの下向きの面を前記固定ナット若しくはアンカー
ボルトへ当接させていることを特徴とする。
が、ベースプレートと一体となった雄ネジ部と袋状ナッ
トとからなり、その雄ねじ部へ螺合して取り付けた袋状
ナットの下向きの面を前記固定ナット若しくはアンカー
ボルトへ当接させていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係る柱脚の支持装置は上記のような構
成であるので、ベースプレートから圧縮力伝達部材およ
び固定ナットを介してアンカーボルトに圧縮力が伝えら
れる。
成であるので、ベースプレートから圧縮力伝達部材およ
び固定ナットを介してアンカーボルトに圧縮力が伝えら
れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。本実施例
によって本発明が限定されるものではない。
によって本発明が限定されるものではない。
【0013】(実施例1)図1に本実施例1の柱脚の支
持装置を用いた柱脚部の斜視図を示す。また、図2に、
その支持装置を含む断面を示す。
持装置を用いた柱脚部の斜視図を示す。また、図2に、
その支持装置を含む断面を示す。
【0014】図に示すように、基礎コンクリート(1)
上にモルタル(2)が設けられ、その上にベースプレー
ト(3)が設けられ、柱(柱脚(4))がベースプレート
(3)に溶接で固定されているといった柱脚部の基本構
成は従来と同様である。そして、柱脚(4)の周囲にア
ンカーボルト(6)が設けられ、ベースプレート(3)は
そのアンカーボルト(6)を介して基礎コンクリート
(1)上に固定されるといった構成も従来と同様であ
る。本発明の柱脚の支持装置はこのベースプレート
(3)とアンカーボルト(6)との結合構造に工夫をこら
したものである。
上にモルタル(2)が設けられ、その上にベースプレー
ト(3)が設けられ、柱(柱脚(4))がベースプレート
(3)に溶接で固定されているといった柱脚部の基本構
成は従来と同様である。そして、柱脚(4)の周囲にア
ンカーボルト(6)が設けられ、ベースプレート(3)は
そのアンカーボルト(6)を介して基礎コンクリート
(1)上に固定されるといった構成も従来と同様であ
る。本発明の柱脚の支持装置はこのベースプレート
(3)とアンカーボルト(6)との結合構造に工夫をこら
したものである。
【0015】図3に、本実施例1の支持装置の平面図、
図4に図3の線A―Aによる断面を示す。図に示すよう
に、本実施例1の支持装置は表面中心にナット(15)が
一体化して設けられた円板(5)を有する。このナット
(15)が一体化して設けられた円板(5)のナット(1
5)とアンカーボルトのネジ部(7)とを螺着させ、ベー
スプレート(3)を(モルタル(2)とともに)基礎コン
クリート(1)上に固定する形をとる。すなわち、この
円板(5)は、従来例におけるベースプレート(3)上面
の固定ナット(21)に対応する。なお、本実施例1で
は、円板(5)のナット(15)表面からさらに突出する
アンカーボルトのネジ部(7)に、別途単体のナット
(8)を螺着させ、二次の締め付けを行っている。本実
施例1の要点は、次に示すように従来例におけるベース
プレート(3)上面の固定ナット(21)に対応する上記
の円板(5)がベースプレート(3)に固定されることに
ある。
図4に図3の線A―Aによる断面を示す。図に示すよう
に、本実施例1の支持装置は表面中心にナット(15)が
一体化して設けられた円板(5)を有する。このナット
(15)が一体化して設けられた円板(5)のナット(1
5)とアンカーボルトのネジ部(7)とを螺着させ、ベー
スプレート(3)を(モルタル(2)とともに)基礎コン
クリート(1)上に固定する形をとる。すなわち、この
円板(5)は、従来例におけるベースプレート(3)上面
の固定ナット(21)に対応する。なお、本実施例1で
は、円板(5)のナット(15)表面からさらに突出する
アンカーボルトのネジ部(7)に、別途単体のナット
(8)を螺着させ、二次の締め付けを行っている。本実
施例1の要点は、次に示すように従来例におけるベース
プレート(3)上面の固定ナット(21)に対応する上記
の円板(5)がベースプレート(3)に固定されることに
ある。
【0016】このナット一体型円板(5)はその表面に
形成されているナット(15)の周囲にボルト穴(11)が
二カ所設けられており、このボルト穴(11)(11)を介
してベースプレート(3)表面に設けられたタップ(1
2)(12)にボルト(9)で螺着され、ベースプレート
(3)表面に固定される。本実施例1ではこの固定のた
めのボルト(9)として、一組の寸切りボルト(9)とナ
ット(10)を用いたが、単体のボルトでも可能なことは
いうまでもない。
形成されているナット(15)の周囲にボルト穴(11)が
二カ所設けられており、このボルト穴(11)(11)を介
してベースプレート(3)表面に設けられたタップ(1
2)(12)にボルト(9)で螺着され、ベースプレート
(3)表面に固定される。本実施例1ではこの固定のた
めのボルト(9)として、一組の寸切りボルト(9)とナ
ット(10)を用いたが、単体のボルトでも可能なことは
いうまでもない。
【0017】本実施例1のこのような構成によれば、上
記のナット一体型円板(5)がアンカーボルト(6)を介
して基礎コンクリート(1)上にベースプレート(3)を
固定させ、そのナット一体型円板(5)自身がボルト
(9)およびナット(10)によってベースプレート(3)
に固定されるので、柱(4)にモーメントが掛かった
後、逆方向のモーメントがはたらいてベースプレート
(3)が元の位置に復帰しようとする際に、ベースプレ
ート(3)がボルト(9)を引張り、このボルト(9)に
螺合したナット(10)が円板(5)を押圧し、円板(5)
がアンカーボルト(6)に圧縮力をはたらかせるかたち
となる。
記のナット一体型円板(5)がアンカーボルト(6)を介
して基礎コンクリート(1)上にベースプレート(3)を
固定させ、そのナット一体型円板(5)自身がボルト
(9)およびナット(10)によってベースプレート(3)
に固定されるので、柱(4)にモーメントが掛かった
後、逆方向のモーメントがはたらいてベースプレート
(3)が元の位置に復帰しようとする際に、ベースプレ
ート(3)がボルト(9)を引張り、このボルト(9)に
螺合したナット(10)が円板(5)を押圧し、円板(5)
がアンカーボルト(6)に圧縮力をはたらかせるかたち
となる。
【0018】また、アンカーボルト(6)はナット一体
型円板(5)と埋設されたアンカーボルト(6)下端部の
定着プレート(22)との間で締め付けられるので、アン
カーボルト(6)に初期張力を与えることができ、初期
剛性をあげることができる。
型円板(5)と埋設されたアンカーボルト(6)下端部の
定着プレート(22)との間で締め付けられるので、アン
カーボルト(6)に初期張力を与えることができ、初期
剛性をあげることができる。
【0019】(実施例2)実施例2では実施例1に比べ
て構造が簡略化された支持装置を採用する。図5に本実
施例2の支持装置の断面を示す。本実施例2の支持装置
は、図に示すように、ベースプレート(3)の取付け穴
(13)の位置に、この取付け穴(13)と略同じ大きさの
貫通穴(14)を有する雄ねじ(16)が、取付け穴(13)
と中心を一にして溶接で固定されている。このようなベ
ースプレート(3)の取付け穴(13)に挿入されるアン
カーボルトのネジ部(7)は、この雄ねじ(16)の貫通
穴(14)から突出し、ここにダブルナット(18)(18)
が螺合され、雄ねじ(16)の表面でナット(18)(18)
の締め付けが行われ、ベースプレート(3)が基礎コン
クリート(1)上に固定される。本実施例2ではさら
に、この雄ねじ(16)に螺合するネジ部を内周面の一部
に有する袋状ナット(17)が雄ねじ(16)に装着されて
いる。この袋状ナット(17)は、その底部(図のコの字
型断面の上辺)内面を上記ダブルナット(18)(18)の
上面に当接させている。また、この袋状ナット(17)の
底部には貫通穴が設けられており、この貫通穴がアンカ
ーボルト(6)先端部の逃がし穴(19)となっている。
て構造が簡略化された支持装置を採用する。図5に本実
施例2の支持装置の断面を示す。本実施例2の支持装置
は、図に示すように、ベースプレート(3)の取付け穴
(13)の位置に、この取付け穴(13)と略同じ大きさの
貫通穴(14)を有する雄ねじ(16)が、取付け穴(13)
と中心を一にして溶接で固定されている。このようなベ
ースプレート(3)の取付け穴(13)に挿入されるアン
カーボルトのネジ部(7)は、この雄ねじ(16)の貫通
穴(14)から突出し、ここにダブルナット(18)(18)
が螺合され、雄ねじ(16)の表面でナット(18)(18)
の締め付けが行われ、ベースプレート(3)が基礎コン
クリート(1)上に固定される。本実施例2ではさら
に、この雄ねじ(16)に螺合するネジ部を内周面の一部
に有する袋状ナット(17)が雄ねじ(16)に装着されて
いる。この袋状ナット(17)は、その底部(図のコの字
型断面の上辺)内面を上記ダブルナット(18)(18)の
上面に当接させている。また、この袋状ナット(17)の
底部には貫通穴が設けられており、この貫通穴がアンカ
ーボルト(6)先端部の逃がし穴(19)となっている。
【0020】このような本実施例2の支持装置の構造に
より、ベースプレート(3)が図の下方に押し下がる際
には、このベースプレート(3)に溶接固定された雄ね
じ(16)を介し、この雄ねじ(16)に螺合した袋状ナッ
ト(17)がダブルナット(18)(18)を押圧し、このダ
ブルナット(18)(18)が螺合したアンカーボルト
(6)に圧縮方向の力を加えることになる。
より、ベースプレート(3)が図の下方に押し下がる際
には、このベースプレート(3)に溶接固定された雄ね
じ(16)を介し、この雄ねじ(16)に螺合した袋状ナッ
ト(17)がダブルナット(18)(18)を押圧し、このダ
ブルナット(18)(18)が螺合したアンカーボルト
(6)に圧縮方向の力を加えることになる。
【0021】なお、本実施例2においては上記袋状ナッ
ト(17)の底部にアンカーボルト(6)先端部の逃がし
穴(19)を設ける形をとったが、この逃がし穴(19)を
設けず、袋状ナット(17)の底部の面でアンカーボルト
(6)の先端を押さえる形の構成としてもよい。
ト(17)の底部にアンカーボルト(6)先端部の逃がし
穴(19)を設ける形をとったが、この逃がし穴(19)を
設けず、袋状ナット(17)の底部の面でアンカーボルト
(6)の先端を押さえる形の構成としてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
埋設されたアンカーボルトによって、基礎コンクリート
にベースプレートを固定させる露出型柱脚の支持構造に
おいて、アンカーボルトにベースプレートを固定する固
定ナット自身が圧縮力伝達部材によってベースプレート
に固定されているので、柱に曲げモーメントが掛かり、
後に復帰方向の力がこの支持構造に掛かった際、この圧
縮力伝達部材と固定ナットとを介してアンカーボルトに
も圧縮方向の力が伝達されるので、エネルギー消費能力
の大きな復元力特性を有する柱脚の支持装置を得ること
ができる。
埋設されたアンカーボルトによって、基礎コンクリート
にベースプレートを固定させる露出型柱脚の支持構造に
おいて、アンカーボルトにベースプレートを固定する固
定ナット自身が圧縮力伝達部材によってベースプレート
に固定されているので、柱に曲げモーメントが掛かり、
後に復帰方向の力がこの支持構造に掛かった際、この圧
縮力伝達部材と固定ナットとを介してアンカーボルトに
も圧縮方向の力が伝達されるので、エネルギー消費能力
の大きな復元力特性を有する柱脚の支持装置を得ること
ができる。
【0023】また、この固定用の圧縮力伝達部材が全て
ベースプレート上面側にあるので、配設の際の作業効率
も格段にすぐれる。
ベースプレート上面側にあるので、配設の際の作業効率
も格段にすぐれる。
【0024】請求項2の発明によれば、固定ナットをベ
ースプレートに固定するのに、簡単なボルト締結構造を
とるので支持装置の作製が容易である。
ースプレートに固定するのに、簡単なボルト締結構造を
とるので支持装置の作製が容易である。
【0025】請求項3の発明によれば、支持装置が袋ナ
ットとベースプレートに一体化して固定された雄ネジの
みからなるので、装置が小型化され、作製も容易なもの
となる。
ットとベースプレートに一体化して固定された雄ネジの
みからなるので、装置が小型化され、作製も容易なもの
となる。
【図1】本発明に係る実施例1を示す図である。
【図2】図1における、本実施例1の装置を含んだ部分
の断面図である。
の断面図である。
【図3】実施例1の装置の平面図である。
【図4】図3の線A―Aによる断面図である。
【図5】本発明に係る実施例2の装置の断面を示す図で
ある。
ある。
【図6】従来例を示す図である。
【図7】従来例の欠点を示す図である。
【図8】従来例の欠点を示す図である。
1 基礎コンクリート 2 モルタル 3 ベースプレート 4 柱(柱脚) 5 円板(ナット(15)一体型円板) 6 アンカーボルト 7 アンカーボルトのネジ部 8、10 ナット 9 寸切りボルト 12 タップ 16 雄ねじ 17 袋状ナット
Claims (3)
- 【請求項1】 柱脚下端のベースプレート上面におい
て、そのベースプレートより突出するアンカーボルトへ
固定ナットを螺合して、その固定ナットの締め付けによ
ってベースプレートを固定する柱脚の支持構造におい
て、 上記ベースプレートと固定ナットとを、ベースプレート
に働く下向きの力を前記アンカーボルトへ伝達する圧縮
力伝達部材で連結したことを特徴とする柱脚の支持装
置。 - 【請求項2】 前記圧縮力伝達部材が、前記固定ナット
とベースプレートとの間に跨って設けたボルトであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の柱脚の支持装置。 - 【請求項3】 前記圧縮力伝達部材が、ベースプレート
と一体となった雄ネジ部と袋状ナットとからなり、その
雄ねじ部へ螺合して取り付けた袋状ナットの下向きの面
を前記固定ナット若しくはアンカーボルトへ当接させて
いることを特徴とする請求項1に記載の柱脚の支持装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10012994A JPH07305418A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 柱脚の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10012994A JPH07305418A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 柱脚の支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07305418A true JPH07305418A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14265714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10012994A Pending JPH07305418A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 柱脚の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07305418A (ja) |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP10012994A patent/JPH07305418A/ja active Pending
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